耳の訓練について『vol.1 ソルフェージュ』

耳の訓練について『vol.1 ソルフェージュ』

歌の上達のために必要になってくる、「耳の訓練」の重要性についてご説明させていただきます。


耳を作るために必要な4つの判断力

みなさんには、こんな経験ありませんでしょうか?

『ボイトレスクールに通っているけど、一向に歌がうまくなっていかない・・・』

そんな悲しそうなお声を耳にすることが少なくありません。
実は、そうなってしまう原因・理由があります。

それは、声の訓練以外にも必要になってくるはずの訓練をやっていない、またはその訓練方法をちゃんと知らない等という理由にあるようです。

歌を上達させるにあたって、大切な訓練の一つとして、周りの音や声、自分の音や声が瞬時に判断できる耳にする訓練をすることです。
ただ残念なのが、その訓練までをちゃんとレッスンしてくれてるスクールが少ないようです。
しかしながら、「とても大切な訓練」と言えます。

上記にも書かせていただいたような、判断のできない耳の状態の人は、歌の上達が遅れる可能性が高くなってきます。
それは、音の誤ちに、自分の耳で気が付くことができなくなってしまうからです。

耳は、音や声を聞いたときに、様々な判断をします。
音楽を楽しむためにも必要な「音楽耳」は、下記の4つになります。

■音程が判断できる
■リズムが判断できる
■音色(声色)が判断できる
■フレーズ(声や音の繋がりや流れ)が判断できる

まずは、この4つを判断できる耳を作っていくことが歌の上達に近づけてくれます。
耳の訓練ができていないと、どれだけ練習を頑張ってしていても上達が遅れてしまいます。

ソルフェージュって何?

総合的な訓練のことを「ソルフェージュ」と言います。
発声等の技術の訓練をすることよりも、非常に重要な訓練と言えます。

このソルフェージュの訓練こそが、歌を上達させるための鍵を握っていますので、「初めて聞いた!」という方はぜひ参考にしていただければと思います。

この訓練は、歌だけではなく管楽器や弦楽器など器楽の世界でも同様に、ミュージシャンにとってもとても重要な訓練といえるでしょう。
それは、どれだけ良い声、音を奏でる腕を持っている人だとしても、結局のところ音程やリズムが狂ってしまえば、それはもう聞いている人からすると、ただの雑音・騒音になってしまうからです。

プロの歌手やプロ器楽奏者でさえも、声や音自体に関して、特にずば抜けたものを持っていなかったとしても、ちゃんとメジャーで活用していて実力派と言われている人が多く存在します。
そういった方たちを見ていますと、音楽ジャンルに関わらずに、このソルフェージュがしっかり安定していると考えます。

さらに、アマチュアとの決定的な差の一つとして、このソルフェージュ力のレベルの違いがポイントになっていると言えるでしょう。

また、子供の頃などに、ピアノ等の鍵盤楽器を習っていた人は非常に有利となっています。自然にソルフェージュ力が身についている人も多くいらっしゃいますが、からだが完全に成長して大人になってから音楽を始めた人は、しっかりとこの訓練を行っていかないと、その上達に限界が来てしまうことも少なくありません。

まとめ

訓練をしていけば、誰にでも備わっていく能力になります。
大人になってからでも、歌を歌うために必要になってくるソルフェージュ力は、音を楽しみながら身につけていくことが可能です。

そのためには、キーボードなどの鍵盤楽器が必要となりますが、立派なピアノなどではなく、おもちゃのキーボードなどでも可能です。
要は正確な音程で音が鳴れば訓練としては十分なのです。

次回は・・・鍵盤を使った、簡単な訓練方法を紹介していきます。

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本記事は2017年11月29日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもとに安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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