アロマテラピー検定に合格してアロマテラピストになる方法

アロマテラピー検定に合格してアロマテラピストになる方法

ストレスの多い現代社会。アロマテラピーは、心と体を癒す方法として近年人気が高まっています。アロマは様々なハーブがもとになっていますが、ハーブの組み合わせ方によって、期待できる効果が変わってきます。アロマのプロは、アロマテラピスト(アロマセラピストと呼ばれる場合もあります)と呼ばれており、ハーブのプロとしての需要が高まっています。


アロマ関連の資格は目的に合わせて取得しましょう

アロマ関連の資格は、民間資格が多くあり、どれを取ればいいのか迷われる場合も多いと思われます。アロマテラピー検定、アロマテラピーアドバイザー、アロマコーディネーターなど、たくさんあります。選ぶポイントは、仕事に生かしたいのか、趣味として楽しみたいのかという点です。仕事に生かしたい場合、どのような仕事がしたいのか考えてみましょう。アロマの先生になりたい場合は、インストラクター資格が必要になります。自分が賛同できるアロマ関連の協会に加盟し、スクールを開くという流れです。

一方で、一部の病院・助産院やサロンなどでアロマを施術したい場合は、より医療に詳しい勉強ができるアロマの資格を目指すといいでしょう。近年、動物を対象としたペット向けアロマテラピーも普及してきており、ペットに施術する方向けの資格もあります。

趣味向け:アロマテラピー検定

アロマテラピー検定は、公益社団法人日本アロマ環境協会が認定している民間資格です。アロマに関する知識を勉強したことの証明や、趣味として取得することの多い資格と言えるでしょう。アロマテラピー検定は、1級と2級の2種類あります。

2級では、一般的に使われるアロマ(ペパーミント、ゼラニウム、ラベンダーやレモンなど10種類)を使って、自分でアロマを楽しむための知識が身についているかどうか確認します。試験では香りのテストや、アロマに関する歴史、利用方法など、合計50問の問題がマークシート方式で出題されます。

1級は、自分だけでなく、周囲の人と楽しむための知識が問われます。出題対象となるアロマには、フランキンセンスやスイートマジョラムなど本格的なアロマが加わります。アロマを周囲の人と楽しむ上で注意したい法律や、アロマテラピーがどのように体に作用するのかといった、詳しいメカニズムも出題範囲です。合計60問、マークシート方式です。スクールによっては、団体受験を認めている場合もあります。

アロマサロンを開業したい場合:アロマセラピスト資格

アロマセラピスト資格は、日本アロマセラピー統合医学協会の認定資格です。アロマセラピストとして、実際にお客様に安らぎの時間を提供したい場合は、自分で楽しむためのアロマの知識だけでなく、お客様の体の不調に合わせたアロマ選びの知識が必須です。アロマセラピスト資格は、実際にサロンでアロマセラピストとして活躍するための資格で、協会の認定スクールに通い、試験を受けるという流れで取得可能です。

ペットサロンやドッグカフェなどで働きたい場合は、動物を施術対象としたペットアロマセラピストの資格が良いでしょう。

医療関連で働きたい場合:メディカルアロマセラピスト資格

特に、医療関連・代替医療関連の施設で働きたい場合や、すでに医師・薬剤師・看護師・助産師などの医療資格を持っている方がアロマの知識を得たいなら、メディカルアロマセラピスト資格が最適です。メディカルアロマセラピストは、アロマを使ってすこやかな心と体をつくる手助けをする仕事です。ニキビやアトピーなどの皮膚疾患、心の病、風邪などの体の不調といった、様々な体の問題にあったアロマを使って、患者さんの症状にアプローチしていきます。

そのためには、基礎医学、基本的な解剖学の知識といった、体の仕組みに関する勉強が必要です。日本アロマセラピー統合医学協会が主催してる資格であり、協会の認定校を修了すると、一部の科目が免除されます。最終的に、試験を経て、合格し、資格が交付されます。

アロマ資格は、他の資格との組み合わせが可能

アロマ資格は、他の国家資格と相性が良い資格です。例えば、美容室、エステサロン、整体、鍼きゅう院の方が、アロマの要素を取り入れるために資格を取得するパターンが良くあります。アロマの勉強をすることで、現在の仕事の幅をより一層、広げることが可能です。一方で、今は何も資格を持っていない場合でも、専門スクールに通ってアロマセラピストとして独立する方も大勢いらっしゃいます。

アロマテラピー検定に合格してアロマテラピストになる方法|グースクール

なかなか勉強のための時間が取れない方の場合、細切れの時間を使った勉強がポイントです。アロマに使われる精油の種類は膨大な量で、その作用を覚えることはなかなか大変です。毎日欠かさずに少しずつ覚えていくことが試験対策に直結します。アロマが他の勉強と違うところは、嗅覚を使うところ!香り、見た目といった、文字以外の情報は実際に使って覚えていくことが重要です。目的にあった資格を取得して、アロマのある日常を楽しみましょう!

本記事は2015年12月23日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもとに安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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