【2024年最新】司法試験の難易度は?合格率や勉強法、独学では無理ゲーなのかも調査!

現在学生の方や、社会人の方でこれから司法試験を受けたいが、司法試験の合格率や難易度はどれくらいなんだろう?独学でも大丈夫?と思う方もいるのではないでしょうか。

ここでは、司法試験の難易度や合格率がどれくらいなのか、司法試験の勉強方法や独学でも司法試験に挑めるかなどの情報を解説していきます。

司法試験勉強におすすめのテキスト参考書や司法試験通信予備講座についても解説しているので、是非参考にしてみてくださいね。

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目次

司法試験とは?

司法試験とは、弁護士・裁判官・検察官(法曹三者)を目指している方が必要な学識や応用能力があるかどうかを求められる国家試験です。

また、法科大学院を修了した者もしくは予備試験の合格者のみしか受験することのできない非常に難しい試験でもあります。

司法試験合格後、最高裁判所における司法研修所で司法修習を1年受け、最終試験(修習生考試)に合格すると弁護士・裁判官・検察官の各分野での勤務が可能になりますよ。

弁護士・裁判官・検察官(法曹三者)以外にも、企業内法務部や地方公務員、実務経験を積めば企業の中で弁護士として働くこと(インハウスローヤー)も可能です。

実務経験を積めばインハウスローヤーの他にも、政治家や学者などで働く道も開かれるので、司法試験は自分の人生選択の幅を広げ、さまざまな可能性を高めるための土台といっても過言ではないでしょう。

司法試験の日程

令和6年 試験内容
7/10 【論文式試験】
選 択 科 目(3時間)
公法系科目第1問(2時間)
公法系科目第2問(2時間)
7/11 【論文式試験】
民事系科目第1問(2時間)
民事系科目第2問(2時間)
民事系科目第3問(2時間)
7/13 【論文式試験】
刑事系科目第1問(2時間)
刑事系科目第2問(2時間)
7/14 【短答式試験】
憲法(50分)
民法(75分)
刑法(50分)

司法試験の日程は毎年あるのか、また何月に実地されるのか解説していきます。

司法試験は毎年5月に4日間にわたって実地されています。

上の表は令和6年の司法試験の日程になり、今年は、7月10日、11日、13日、14日の4日間で司法試験が実地されますよ。

司法試験の受験者層は?

年度 法科大学院修了見込者 法科大学院修了者 予備試験合格者 男女比
(上.男性 下.女性)
令和5年 1,114人 2,693人 358人 ・2,801人
・1,364人
令和4年 1,168人 1,705人 410人 ・2,311人
・1,056人
令和3年 1,217人 2,047人 412人 ・2,601人
・1,153人
令和2年 1,178人 2,511人 434人 ・2,996人
・1,230人
令和元年 1,246人 2,511人 434人 ・3,529人
・1,401人
平成30年 1,481人 3,788人 442人 ・4,222人
・1,589人

(参考:法務省HP)

司法試験の受験者層を法務省HPで調べた結果、法科大学院を修了してから司法試験を受験している方が多いことが分かりました。

上の表は過去5年分の司法試験受験者層の結果になります。

過去の数字を見比べると、法科大学院修了見込み者も多いですが法科大学院修了者の受験者数が一番多くなってますね。

法科大学院終了見込み者と法科大学院修了者であると、平均年齢は男女共に大体26~29歳が多いでしょう。

予備試験合格者の数は過去5年400人台が多いですが、予備試験では年齢制限は特にないので、30代以降の社会人受験者も多いでしょう。

司法試験を受けるための受験資格はどう得る?

司法試験の受験資格を得るためには2つのルートがあります。

1つ目は予備試験を合格するルート、2つ目は法科大学院の課程を修了するルートです。

それぞれのルートについて詳しく解説していきますね。

予備試験に合格する

1つ目のルートは予備試験を合格することで司法試験の受験資格が最短で得られます。

予備試験は毎年5月、7月、10月に分けて実地されており、3回に分けられた予備試験をすべて合格すれば、法科大学院生よりも早く司法試験に挑むことができます。

法科大学院生は課程を修了するまでに、法科既修者コースは2年、法科未修者コースであれば3年必要になるため、最短で司法試験に挑みたい方には予備試験を受けるルートがおすすめですよ。

しかし予備試験では短答式試験、論文式試験、口述式試験の3つの試験を順番に合格していかなければならないことや、試験内容も広く合格率も低いために狭き門となっています。

予備試験を合格した日以降の4月1日からの5年間が司法試験の受験資格の有効期限となるため、司法試験に向けて段階的に準備することもできます。

法科大学院の課程を終了する

2つ目のルートは法科大学院の課程を修了することで司法試験の受験資格が得られます。

法科既修者コースであれば2年、法科未修者コースであれば3年の期間が必要になります。

予備試験と比べ、時間や学費などの長期的な負担はありますが、司法試験の受験資格を得るならば確実性のあるルートですよ。

法科大学院のルートでは、課程を終了した日以降の4月1日から5年間が受験資格の有効期限となります。

予備試験の難易度は?無理ゲーって本当?

司法試験の受験資格を得るためのルートとして、予備試験を合格する必要がありますが、予備試験の実際の難易度はどれくらいなのか、無理ゲーと言われているのはなぜなのか、解説していきますね。

司法試験の受験資格を得るために必要な予備試験は、合格率も低く難易度の高い狭き門となっています。

3つの試験を順番に合格していかなければならないことなどから、予備試験受験者の中では無理ゲーなのでは?と言われていることは事実です。

では、予備試験で実施される3つの試験内容を詳しく解説していきますね。

短答式試験

短答式試験では基本的な問題が多く、比較的高得点を狙いやすい試験になっています。

問題は一般教養科目(人文科学、社会科学、自然科学、英語)と7法(憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法、行政法)の中から出題されます。

試験問題は基本的な基礎問題が多いですが、科目数は多いので基礎がしっかりとできているかどうかが肝になりますね。

論文式試験

論文式試験は、短答式試験と同じく7法(憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法、行政法)に加えて、法律実務基礎科目(民事実務、刑事実務、法曹倫理)と法律選択科目の中から出題されます。

法律選択科目では、倒産法、租税法、経済法、知的財産法、労働法、環境法、国際公法、国際私法の8科目から1つ出願時に選べるようになっています。

そして論文式試験では基礎問題をできたうえでの問題記述が多く、問題の出題形式が司法試験と似ているため、司法試験でも生かすことができますね。

2021年までは問題は7法と一般教養科目、法律実務基礎科目からの出題でしたが、2022年から一般療養科目から法律選択科目に変更になります。

口述試験

口述試験では、短答式試験や論文式試験と違い、主査、副査の二人の面接官からの質問に直接口頭で解答するいわば面接試験です。

民事実務と刑事実務を2日間に分けて試験が行われ、法的推論力や弁論能力が備わっているかどうかを見定められます。

口述式試験は問題内容が公表されていないので、過去問を反復学習したり、面接官からの質問に即座に判断し答えられるように対面練習をしておくといいですね。

なお法律実務基礎科目(民事実務、刑事実務、法曹倫理)の中から、民事実務と刑事実務の合計点が119点以上必要になります。(基準点は60点)

司法試験の難易度ランキング

国家資格合格率難易度ランキング
司法試験 合格率 30%前後
宅建 合格率 15~17%
行政書士 合格率 10%前後
社労士 合格率 6~7%
司法書士 合格率 4%前後

(引用元:アガルート公式HP)

他の資格との合格率を比較すると、司法試験の合格率は30%前後と一番高くなっています。

しかし、いくつかの比較サイトを調べた結果、司法試験では受験資格を得るための予備試験のハードルの高さや、法科大学院を修了しなければならないこと、問題範囲の広さなど総合的に判断して司法試験の難易度は高いことが分かりました。

法科大学院を修了するまでの期間や時間を用意した方と、難易度の高い予備試験を突破した方での合格率なので、30%前後の合格率は高いとはいえないでしょう。

司法試験の合格率

司法試験の合格率の推移
試験年度 合格率
平成24年 25.1%
平成25年 26.8%
平成26年 22.5%
平成27年 23.1%
平成28年 22.9%
平成29年 25.9%
平成30年 29.1%
令和元年 33.6%
令和2年 39.2%
令和3年 41.5%
令和4年 45.5%
令和5年 45.3%

(引用:法務省HP)

予備試験合格者の合格率の推移
試験実施年 合格者数 合格率
平成24年 58人 68.24%
平成25年 120人 71.86%
平成26年 163人 66.80%
平成27年 186人 61.79%
平成28年 235人 61.52%
平成29年 290人 72.50%
平成30年 336人 77.60%
令和元年 315人 81.82%
令和2年 378人 89.36%
令和3年 374人 93.50%
令和4年 395人 97.50%
令和5年 327人 91.34%

(引用:スタディング公式HP)

上の表は過去10年間の司法試験の合格率と、予備試験合格者の司法試験合格率を示したものです。

司法試験の合格率は、平成28年から年々上がっていることが分かりますね。

年々司法試験の合格率が上がっているのは、平成24年(2012年)より予備試験が始まり、予備試験合格者が段々と増えていったためです。

実際に予備試験合格者の合格率推移の表を見ると、平成28年から合格者が235人に増えていますね。

司法試験の科目、出題傾向や出題形式は予備試験と類似していることが多い傾向があるため、予備試験を合格した方の司法試験合格率は初年度を除き、毎年70%を超えています。

なお、司法試験の合格率は2023年度(令和5年)で45.3%です。

合格率は高いように見えますが、司法試験の難しい受験資格を得た人達での合格率なので、合格率が上がったといえど司法試験はやはり難易度が高いといえますね。

予備試験合格者の司法試験合格率

順位 出身法科大学院名 合格者 合格率
1 予備試験合格者 395人 97.5%
2 京都大法科大学院 119人 68.0%
3 東京大法科大学院 117人 60.9%
4 一橋大法科大学院 66人 60.0%
5 慶応義塾大法科大学院 104人 57.5%

(引用元:スタディング公式HP)

予備試験合格者が増えたことで、司法試験の合格率も上がってきていると解説しましたが、予備試験合格者の司法試験合格率は一体どれくらいなのか解説していきますね。

予備試験を合格した方の司法試験合格率をいくつかのサイトで確認したところ、合格率は93.50%と高いことが分かりました。

元々予備試験は試験の難易度の高さから、予備試験合格率は平均3%前後と元々低いです。

難易度の高い予備試験を合格した方だからこそ、司法試験合格率は高くなっているんですね。

法科大学院修了者の司法試験合格率

順位 出身法科大学院名 合格者 合格率
1 予備試験合格者 395人 97.5%
2 京都大法科大学院 119人 68.0%
3 東京大法科大学院 117人 60.9%
4 一橋大法科大学院 66人 60.0%
5 慶応義塾大法科大学院 104人 57.5%

(引用元:スタディング公式HP)

法科大学院修了者の司法試験合格率は、予備試験合格者よりは低いです。

司法試験の難易度を東大などの大学受験で例えると

司法試験の難易度を大学受験に例えて比べると、国内一の偏差値を持つ東京大学に匹敵する難易度の高さです。

東京大学も幅広い科目の範囲から難易度の高い問題が出題され、各科目で高得点を狙わなければならないという点では司法試験と似ています。

科目の範囲の広さなどは似ていますが、東大や他の大学受験の場合、法律関係の勉強だけでなく、多くの科目から高得点を取れるように苦手科目も克服していかなければならないので勉強の効率管理は大学受験も難しいですね。

合格率で例えると、最難関の東大の合格率は33%になっており、司法試験と比べると東大の方が難しいのでは?と思われがちです。

しかし実際司法試験では、司法試験を受ける前に難易度の高い予備試験を合格することや、法科大学院を修了する必要があることから、司法試験の方が難しい試験だと言えます。

司法試験は独学でも合格できるのか

難易度の高い司法試験ですが、予備試験を受けるために独学での勉強で合格はできるのか解説していきます。

司法試験を独学で勉強するとなると、勉強時間の作り方や勉強方法などあらゆる面で難しいことが多いです。

独学だとまずは予備試験を合格する必要があり、予備試験の出題範囲の広さゆえに勉強スケジュールの組み立ても完全個人では現状厳しいでしょう。

しかし、実際に司法試験を独学で合格した方もいるので、独学のメリット、デメリットから独学体験記について解説していきますね。

独学のメリット

独学のメリット
・自分のペースで勉強ができる
・学費などの費用がかからない
・通学の時間が省ける

司法試験勉強を独学で行うと、上記の表に書いてある3つのメリットがあります。

3つのメリットをそれぞれ解説していきますね。

自分のペースで勉強ができる

1つ目のメリットは、「自分のペースで勉強ができる」ということです。

独学で勉強すると、自分の生活環境に合った時間帯に勉強することができます。

社会人の方ならば平日は本業の仕事があるため、まとまった勉強時間は取れませんが小型の六法(ポケット六法やデイリー六法など)があれば、通勤時間や休憩時間などの隙間時間に読むことができますね。

六法は、判例付きと判例なしのものがありますが、判例付きの六法であれば直接書き込むことができるので、判例付きの六法(判例六法)と判例なしの六法(ポケット六法)二つ用意しておくとよいでしょう。

また本業が休みの日はまとまった勉強時間が確保できるので、基本書などでインプットした知識を演習書や問題集(過去問)を使ってアウトプットしていきましょう。。

学費などの費用がかからない

2つ目のメリットは、「学費などの費用がかからない」ことです。

法科大学院に通う必要がなくなるので、学費や通学費などの費用も抑えられます。

法科大学院に通う場合はそもそも4年制大学を卒業する必要があるので、4年制大学からの学費を含めると総額400万程は費用を抑えられるでしょう。

司法試験の合格率が高かった京都大学法科大学院で例えると、まず京都大学の学費総額は243万(入学金・授業料)次に京都大学法科大学院の学費総額は109万(入学金・授業料・検定費用)です。

京都大学から京都大学法科大学院で学ぶルートならば、総額352万の学費が独学をすることで浮くことになりますね。

費用を抑えながら、司法試験合格を目指したい方にはおすすめです。

通学の時間が省ける

3つ目のメリットは、「通学の時間が省ける」ことです。

学費が抑えられると共に、独学ならば通学の時間も省くことができます。

通学にかかる時間を勉強時間に当てることができるので、自分で効率のいい勉強スケジュールを組めれば通学時間の短縮も独学のメリットになります。

基本書や入門書で知識をインプットさせながら、問題集、参考書(予備校本)、論証集で知識をアウトプットさせていきましょう。

独学のデメリット

独学のデメリット
・勉強の配分を全て自分で管理しなければならない
・分からないところがすぐに解決できない
・参考書全てが正確な情報とは限らないので情報収集が難しい

3つのメリットを解説させていただきましたが、反対にデメリットも3つあります。

3つのデメリットについても、解説していきますね。

勉強の配分を全て自分で管理しなければならない

1つ目のデメリットは、「勉強の配分を全て自分で管理しなければならない」ことです。

司法試験の範囲は幅広く、基礎の問題から応用問題までの勉強配分を全て自分で行うとなると、非常に難しいです

法律を扱うので専門用語も難しく、基本書などで説明の記述があったとしても独学で理解していくのは簡単なことではないでしょう。

また、論文式試験では知識を応用させて解いていく試験になるので、まずは膨大な量の知識をインプットさせ、論文式試験の解答の仕方を学んでから知識を応用できるようになるために大量の問題を解く必要があります。

繰り返しの勉強は独学ではかなりハードルが高く、モチベーションの継続も難しいです。

自分一人なので、周りに同じように司法試験を目指す仲間がいないとモチベーション維持も厳しいでしょう。

分からないところがすぐに解決できない

2つ目のデメリットは、「分からないところがすぐに解決できない」ということです。

独学での勉強だと、何か分からないところがあってもすぐに人に聞ける環境に身を置いていないので、解決までに時間がかかります。

覚える知識が膨大な中で、何がわからず何を勉強しているのか迷子のような状態になり、勉強の継続が難しくなっていくでしょう。

司法試験の勉強はただ暗記をするのではなく、知識を自分で応用させながら、判例に基づくストーリーいくつか自分の中で考えられるようにならなければなりません。

疑問点の解決に至るまでの時間が長くなればなるほど、結果的に勉強時間のロスになり、勉強の効率も悪くなっていくでしょう。

参考書全てが正確な情報とは限らないので情報収集が難しい

3つ目のデメリットは、「参考書全てが正確な情報とは限らないので情報収集が難しい」ということです。

司法試験や予備試験に関する参考書や基本書は、さまざまなものがありますが、全ての参考書が正確な情報とは限りません。

中には過去の情報からアップデートされていないものや、予備試験、司法試験の具体的な内情までは書かれていないものもあります。

間違った情報のまま勉強し続けてしまうと、結果的に勉強の方向性が違っていく恐れもあるでしょう。

また、司法試験で出題される問題の改正があった場合も予備校ではすぐに情報が入りますが、独学では自分で情報収集するしかなく、これでは勉強一本に集中することができませんね。

司法試験を独学するメリットとデメリットのまとめ

司法試験を独学で勉強するメリットとデメリットをそれぞれ解説していきましたが、わかりやすく以下の表にまとめました。

メリット デメリット
・自分のペースで勉強ができる
・学費などの費用がかからない
・通学の時間が省ける
・勉強の配分を全て自分で管理しなければならない
・分からないところがすぐに解決できない
・参考書全てが正確な情報とは限らないので情報収集が難しい

司法試験を独学で勉強し受験する場合、自分の生活ペースで勉強スケジュールを組み立てられ、通学の時間や学費などの費用を抑えることができます。

しかし、勉強スケジュールの組み立てや司法試験についての情報収集を全て自分で行うのは、厳しいというデメリットもあります。

メリット、デメリットをそれぞれ踏まえ、自分に合った勉強方法を考えてみてくださいね。

独学で司法試験を合格した体験記

合格者の声

ー働きながらの勉強は大変かと思いますが、勉強が継続できた秘訣はありますか?

幸いにも仕事を早めに上がることができ、家族も受験勉強を理解してくれてサポートしてくれたことは非常に大きかったですね。
あとは、張り詰めすぎないこともポイントだと思います。もちろん試験直前期は2時、3時まで勉強したことはありましたが、身を削って連日徹夜をしてということは行っておりません。家族にもサポートしてもらいながら、無理なく学習を進めることができました。

(引用元:資格スクエア公式HP)

ー勉強を進めて行く中で苦労したところはどんなところでしょうか。とにかく勉強時間を確保するのが大変でした。平日は、家事と子育てで手がいっぱいでしたので、30分程度の時間しか取れない日も多くありました。週末は家族の助けもあってどうにか8時間は勉強するようにし、時間を確保できるときはしっかり勉強を進めていました。確かに学習時間の確保は大変でしたけど、子供の存在があったから頑張ることができました。私のモチベーションでしたね。

(引用元:資格スクエア公式HP)

独学はメリット、デメリットどちらもあるルートですが、実際に独学で司法試験を合格した方はいます。

ご紹介しているお二人の体験記では、仕事や子育てで忙しい日々であっても、どこかで勉強時間を作りながら、司法試験や予備試験に適した通信講座を利用していますね。

自分一人だけの独学では、予備試験、司法試験のための学習の進め方が分からなかったり、科目がとにかく多いので、用語を覚えることでさえ難しいです。

実際に予備試験通信講座や司法試験通信講座を利用しながら、予備試験と司法試験に合格した方の体験記を読んでみて、自分に合った勉強方法を探してみるのもおすすめですよ。

司法試験を最年少で合格した人は18歳

司法試験合格者の平均年齢は26~29歳ですが、平均年齢を下回る最年少合格者がいます。

慶応塾生新聞や読売新聞オンラインから調べた結果、司法試験に最年少で合格した方は、大槻凛さん(受験時満18歳)ということが分かりましたよ。

大槻凛さんは高校2年生から司法試験の勉強を始め、高校3年生の頃に予備試験を受け、合格しました。

平日は高校の勉強を中心に、土日で多く勉強するなど週18時間を目安に沢山の努力があって司法試験合格を勝ち取りました。

(参考:慶応塾生オンライン公式HP)

司法試験におすすめの勉強方法

科目数が多く、出題問題の難易度も高い司法試験に挑むためのおすすめの勉強方法を解説していきますね。

司法試験の勉強は、まず十分な勉強時間を確保することと、学習環境を徹底して整えることが大切です。

司法試験は論文式試験と短答式試験で合わせて18科目の中から試験が実地されます。

全18科目のインプット勉強をし、そしてアウトプット勉強を行うとなると細々とした勉強時間を多く設けるのではなく、十分な勉強時間を週に何日かでも作るとよいでしょう。

また、学習環境も自宅で多く勉強していると、どうしても集中力が途切れてしまうこともあります。

集中力をなるべく持続し勉強できるように、図書館や自習室など自宅以外でも自分が集中できる環境を用意しておくと良いです。

勉強時間はどれくらい必要なのか

会社名 平均学習時間
アガルート 3000〜8000時間
資格スクエア 9000時間
スタンディング 3000~10000時間

(予備試験講座サイトより、当サイトにて独自集計)

実際に司法試験合格者を出した予備試験講座のサイトで調べた結果、一般的な平均勉強時間は、3000~10,000時間と言われています。

10,000時間は、1日8時間の勉強を毎日怠ることなく4年間続けてやっと超える時間です。

また、司法試験の勉強期間は、一般的には大学4年間と法科大学院2年間の6年を基準にして考えられており、6~8年間の勉強期間が平均的となっています。

また、社会人などの予備試験のルートでの勉強期間は、8~10年が一般的で、3~5年の勉強期間で予備試験を合格できれば最短といえるでしょう。

しかし勉強時間や期間はあくまでも平均で、中にはもっと長期間、長時間の勉強時間を作っている方もいるでしょう。

勉強時間の短さや長さが必ずしも合格に紐づく訳ではなく、勉強時間の中でインプット勉強よりもアウトプット勉強を重点としておくことが司法試験の勉強では大切です。

とにかく長時間の勉強時間で計画を立ててしまうと、継続が難しくなり体調を崩したりしやすいので、上の表の勉強時間はあくまで目安として参考にしてくださいね。

1日のスケジュール

一般的な平均勉強時間についてお伝えしましたが、学生と社会人では勉強スケジュールの作り方も変わってくるので、学生、社会人の勉強スケジュール例も加えて解説していきますね。

学生の場合

実際に学生期間に司法試験合格をした方々の、勉強スケジュールが予備通信講座公式HPに記載されていたので、参考にしてみてください。

2018年の2、3月で両訴訟法の基礎マスターを消化し、憲民刑は、憲法の論文マスターと並行して学習していました。ここから一年間は、基礎的学力をつける段階であり、いま振りかえると最もきつかった時期かなと思います。それでもコツコツ受講を継続できたことが、論文式試験で戦うことができる学力を身につけられた要因だと思います。基礎的な部分については、合格レベルの学力を持つ受験生ならほぼ取りこぼすことはないだろうという気持ちで日々の学習に取り組みました。

 

一度インプットが終われば、あとはひたすらアウトプットメインで学習することが大事だと思います。試験までにどれだけ多くの答案を書くことができるかどうかで、その科目の出来が大きく左右されると思いました。法科大学院入学時は、憲法と刑事訴訟法で「警告点」という欠点ギリギリの点数をとっていたため、憲法と刑事訴訟法に多めに時間を割いて答案を書くようにしました。結果的に、公法系は上位10%、刑事系は上位2パーセントに入るまでになったので、アウトプット中心にした学習法は間違っていなかったんだと思いました。

(引用元:伊藤塾公式HP)

学生の場合、最初の1~2年は基礎学習(インプット)をメインに、次の1~2年で応用学習(アウトプット)を始めていきましょう。

司法試験の問題は、基本7法のうちの憲法、民法、刑法(上法)が重要になり、インプットしていく情報量も膨大な量になるので、年単位の勉強期間は必要です。

短期合格を目指したい場合は、1~2年間インプットを重点とした勉強を学校のある日は一日4時間、休日や長期休みの期間は1日8時間を目安とした十分な勉強時間を確保します。

ある程度インプットできたら、次は過去問や法律問題を実際に解いていくアウトプットの期間を1~2年間継続していきましょう。

司法試験は、法的な問題を法律を使って対処できるのかを見極める試験です。

法律の問題は抽象的なものが多く、実際に何度も問題を解いて場面を想像をしていくと理解がしやすくなります。

ですので、基本的な知識を最初にできるだけインプットし、後々アウトプット中心の勉強時間を多く確保すると、問題に対する理解度も深まり、論文式試験に対応できる学力まで目指すことができるでしょう。

学生の合格体験記は、多くの通信講座HPでも公開されているので、自分の勉強スケジュールに取り入れていけそうな方法を参考にしてみてくださいね。

社会人の場合

次に、社会人で司法試験を合格された方々の勉強スケジュールを紹介しつつ、スケジュール例も解説していきますね。

仕事と学習を両立させるにあたり、何をするのに、どれだけの時間がかかるのか(工数)を細かく記録しました。そして、空き時間が2時間、1時間、30分、15分、10分未満、10秒(エレベーターを待つ間など)×机を使用できるか、で学習内容を分類しました。また、工数を適宜見直し、自分のパフォーマンスを最大
化するには、どのように配分したら良いかを、考えに考え抜き、実行しました。もちろん、計画通りに進まないこともありました。その場合は、原因分析、計画の見直しを行いました。また気分が乗らない日には何をするのかを事前に決めておきました。目的をもって学習することを日々心がけました。

 

社会人はいかに短期間で試験範囲を復習することができる状態にするかが重要だと思います。それには、何周も過去問練習を繰り返して知識の定着度を上げることや、自身が論述で使用するための論述パターンなどをまとめたノートを
作るなど、短期間で知識確認ができるような工夫が有効だと思いました。私も、最初は全く覚束なく、これでよいのかとよく思いましたが、振り返ると少しずつですが知識は向上しており、何とか合格までたどり着けました。早期合格される優秀な方もいらっしゃいますが、着実に自分のペースで前へ進めていくことが重要だと思います。

(引用元:伊藤塾公式HP)

社会人の方の場合、平日は本業があり、まとまった勉強時間も本業が終了してからの少しの時間になりますね。

なので、隙間時間をいかに効率的に生かせるかが肝になっていきます。

社会人の方も、学生と同様に年単位での勉強を念頭に置いて、勉強スケジュールを立てていきましょう。

短期合格を目指す場合、学生同様にまずは基本知識のインプット勉強を2~3年を目安に、本業がある日は帰宅後の2~3時間、休日に8時間を目安に勉強時間を確保します。

次の2~3年を過去問、法律問題を解いていくアウトプット重点の期間にし、次の5年目で予備試験を受ける、というように自分がいつ合格を目指し、その為には1日どれくらいの勉強時間が必要かを逆算するのもよいでしょう。

法律の勉強は場面の想像がしづらいので、何度も繰り返し過去問や法律答案を解いていくことが理解を深める近道になります。

最初の何年かは、主に基本的な問題をひたすら隙間時間も活用してインプット、インプットがある程度できてきたら、アウトプットに移行して、予備試験合格を目指していきましょう。

おすすめのテキスト参考書4選

予備試験講座や司法試験通信講座などの公式HPを基に、司法試験対策に役立つテキスト参考書をピックアップしました。

参考書ごとに何に役立つのかも解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

アガルートの司法試験・予備試験合格論証集

アガルート参考書

(引用元:Amazon公式HP)

1つ目におすすめなテキスト参考書は「アガルートの司法試験・予備試験合格論集」です。

「アガルートの司法試験・予備試験合格論集」は、アガルートアカデミーの有名講師の方々が、予備試験、司法試験に大切な基本問題から学術論文などを正確に教えてくれる一冊になっています。

学術論集は各論集ごとに原典に当たれるので、気になったところはすぐ調べられるのもおすすめな点ですよ。

予備校講座の本は、基本的に予備校を通して販売され手に入れることができるので、予備校に通っていないと手に入れにくいです。

しかし、「アガルートの司法試験・予備試験合格論集」は市販で売っているので、基本問題から判例解説など正確なテキスト参考書を探している方はぜひ手に取ってみてくださいね。

アガルートの司法試験・予備試験総合講義1問1答シリーズ

アガルート参考書

(引用元:Amazon公式HP)

2つ目におすすめなテキスト参考書は「アガルートの司法試験・予備試験総合講義1問1答シリーズ」です。

「アガルートの司法試験・予備試験総合講義1問1答シリーズ」では、論文式試験で出題される問題を一問一答で回答しながら学ぶことができます。

一問一答の方法によって、論文式試験で問われる問題をただ暗記するだけで終わらせることなく、論証をより深く濃く理解することができますね。

より深く論集を理解することで、実際に司法試験を受けた際にも出題される問題が何を問いているのかを素早く理解できるでしょう。

読み解く合格思考シリーズ

おすすめ参考書

(引用元:Amazon公式HP)

3つ目におすすめなテキスト参考書は「読み解く合格思考シリーズ」です。

「読み解く合格思考シリーズ」は予備試験、司法試験共に短期間で合格した方達で書かれているため、効率的な勉強方法や考え方も学べる一冊です。

予備試験、司法試験を短期間で合格できた方達の情報で書かれた本ということは、必要な知識をどのような勉強方法で取り入れ、取り入れた知識をどのようにして表現していったのかを盗めるということになりますね。

そして、「読み解く合格思考シリーズ」では司法試験合格のために憲法理論に重点を置いて、答案の表現方法も記載してあるので、効率の良い勉強方法を学びながら、重厚な知識を身に着けることができます。

伊藤真の試験対策講座シリーズ

伊藤塾参考書

(引用元:Amazon公式HP)

4つ目におすすめなテキスト参考書は「伊藤真の試験対策講座シリーズ」です。

「伊藤真の試験対策講座シリーズ」では、伊藤塾の塾長で有名な、伊藤誠先生監修の司法試験に大切な基本から、重要な知識まで幅広く書いてあるため、司法試験対策には何のテキストがいいのか迷っている方にもおすすめの一冊ですよ。

試験対策シリーズでは15種類の本が出版されており、民法、刑事訴訟法、行政法などそれぞれの科目ごとに分かれて本になっています。

科目ごとに分かれているため、情報量は膨大ですが一冊に詰まっている内容の濃さは他の基本書に勝るほどです。

科目ごとの知識をより深め、インプット勉強の強みになるでしょう。

司法試験の勉強が学べる通信講座もある

司法試験の勉強は、予備校に通う他にも通信講座でも学べます。

通信講座では、オンライン授業やデジタルテキスト、合格までの勉強プランを一緒に考えてくれる通信講座もあるので、独学で勉強を考えている方や細々した時間も司法試験の勉強に当てたいと考えている方にもおすすめですよ。

司法試験の通信講座を行なっている3つの講座をピックアップして、それぞれの特徴を解説します。

伊藤塾のWEB受講講座の特徴

引用元:伊藤塾公式HP

・リアルタイムで講義を見られるオンラインライブ配信がある。
・オンラインライブが見られなかった場合は、見逃し配信も見れる。
・デジタルテキストやPDF資料がすぐに参照できるため、困らない。

リアルタイムで講義を見られるオンラインライブ配信がある。

伊藤塾公式

(引用元:伊藤塾公式HP)

伊藤塾の講師の方の講義をリアルタイムのオンライン配信で見ることができます。

予備校に直接通わなくてもリアルタイムで予備校生と同じ講座が受けられるので、社会人の方や独学で学ぼうとしている方にはおすすめです。

パソコンの他、スマホでも配信を見ることができるので、移動時間などの隙間時間も有効的に勉強することができますね。

オンラインライブが見られなかった場合は、見逃し配信もある。

リアルタイムのオンラインライブ配信が見れなかった場合も、見逃し配信があるので重要な講座も自分のペースで確認できます。

自分のペースで随時復習できるので、まとまった時間があまり取れない社会人の方や日中は勉強できない主婦の方にもおすすめですよ。

自分が見たいと思った講座に、Aランク、Bランク、Cランクの3つに分けてふせんをつけれる機能もあるので、あとで見たい順番ごと確認できるのもおすすめポイントです。

デジタルテキストやPDF資料がすぐに参照できるため、困らない

デジタルテキスト、PDF資料がいつでも参照できるようになっているため、勉強している最中に分からなくなった所もすぐに確認できます。

 

疑問点がすぐに解決し、デジタルテキストで細かく理解することができるので勉強の効率も上がりますね。

アガルートの通信予備講座の特徴

アガルート通信講座

引用元:アガルート公式HP

・予備試験や司法試験総合講義など多くのカリキュラムが用意されている。
・アガルート通信予備講座を実際に利用していた合格者のインタビューが見れる。
・個別指導で合格までのプランを提案、サポートしてくれる。

予備試験や司法試験総合講義など多くのカリキュラムが用意されている。

アガルートの通信予備講座では、予備試験1年合格カリキュラムや司法試験総合講義(法律知識が全くない方やこれから勉強する方のための司法試験入門講座)、論文式対策や短文式対策など数多くのカリキュラムが用意されています。

入門講座で司法試験の知識を深め、予備試験や法科大学院についても学んでいけるので、段階的に効率よく司法試験の勉強を行なっていけますよ。

アガルート通信予備講座を実際に利用していた合格者のインタビューが見れる。

実際にアガルート通信予備講座を利用して予備試験、司法試験を合格した方のインタビューを見ることができます。

合格した方のインタビューでは合理的な勉強方法や法律科目での合格点の取り方、公務員をしながら司法試験の勉強の仕方など詳しく答えてくれています。

合格した方の生の声を聞くことは、同じ司法試験を挑んで打ち勝った先輩の声なので、予備試験、司法試験の勉強方法、メンタルケアなど自身のためになる情報をより身近に受け取ることができますね。

個別指導で合格までのプランを提案、サポートしてくれる。

アガルート公式

(引用元:アガルート公式HP)

司法試験合格までのプランをアガルート講師の方が個別でサポートしてくれます。

司法試験の勉強は長時間の十分な勉強時間が必要となり、時には勉強内容が分からず不安になったり、自分が合格までどう勉強していったらいいのか悩むこともありますね。

個別で合格プランをサポートしてくれることで、自分一人で抱えていた不安が払拭されることもあるので独学で勉強を進めている方にもおすすめですよ。

資格スクエアの予備試験講座

資格スクエア通信講座

引用元:資格スクエア公式HP

・合格者の勉強方法から逆算して考えられたカリキュラムが用意されている。
・実際に合格した方に勉強の相談に乗ってもらえる。
・基礎の講義から短答、論文講義など予備試験に必要な講座が詰まっている。

合格者の勉強方法から逆算して考えられたカリキュラムが用意されている。

資格スクエア

(引用元:資格スクエア公式HP)

予備試験合格者の実際の声をもとにして、合格から逆算して考えられた新しいカリキュラムが用意されています。

逆算して考えられたカリキュラムを実際に・合格読本・合格ロードマップ・ステップ学習シートの3つに可視化できるようにしたことで、自分が何を重点において勉強をするのかが明確になります。

自分の勉強方法も逆算することで、より効率的に勉強スケジュールを組むことができますね。

実際に合格した方に勉強の相談に乗ってもらえる

資格スクエアでは実際に予備試験を合格した方に勉強相談にのってもらうことができます。

合格した方に勉強相談をすることで自分の環境と身近に感じ、勉強状態の改善やを不安も払拭できますね。

また実際に合格した方からの体験記を聞くことで、モチベーションも上がりより勉強に身が入るでしょう。

基礎の講義から短答、論文講義など予備試験に必要な講座が詰まっている。

難易度の高い予備試験に必要な基礎の講義から、短答式、論文式それぞれに重要な講座を重厚に受けることができます。

予備試験合格に必要なことに焦点を絞っているのが資格スクエアの講座の特徴になっており、焦点を絞ることでインプット時間を短縮、アウトプットの勉強時間に重点をおくことができますね。

司法試験についてよくある質問

司法試験について、よくある質問を表にまとめました。

司法試験のよくある質問
・司法試験の難易度って無理ゲー?難しすぎる?
・司法試験の合格率ってどれくらい?
・司法試験と予備試験、どっちが難しい
・司法試験の勉強は独学でも大丈夫?
・司法試験の勉強はどれくらい必要?
・司法試験簡単だったという声は本当?

質問ごとにそれぞれ解説していくので、同じような疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

司法試験の難易度って無理ゲー?難しすぎる?

司法試験の難易度って無理ゲー?難しすぎるのでは?と言われていますが、司法試験はその通りとても難易度の高い試験です。

他の医師や公認会計士などの国家資格と比べて偏差値はさほど変わりませんが、合格率は39.16%と低く、受験資格を得るための予備試験の合格率の難しさからも狭き門ということが分かります。

医師国家資格は、医学部に入学するための大学受験が非常に難易度が高く、医学部に入学後は医師国家試験の合格率は90%と高いですよ。

司法試験の合格率ってどれくらい?

令和5年の司法試験の合格率は全体で45.3%です。

予備試験合格者と法科大学院修了者の合格率を示した数値であり、実際は予備試験合格者の司法試験合格率は93.50%と高いものになっています。

司法試験と予備試験、どっちが難しい?

司法試験、予備試験共に難易度は高いです。

しかし、試験日程が予備試験は5月、7月、10月と期間を空けて開催されますが、司法試験は4日間連続、4日間のうち3日間は1日6時間の試験が実地されます。

また予備試験では論文式試験と短答式試験のみの試験内容ですが、司法試験では論文式試験、短答式試験に加えて、面接官の質問に即座に対応して口頭で答える口述式試験もあります。

予備試験も合格率が低く、難易度も高い試験ですが司法試験も同じように難易度は高く、予備試験にひと手間加えた応用力が試される試験になるので、それぞれ難易度は高いといえます。

司法試験の勉強は独学でも大丈夫?

独学でも実際に合格した人がいることは事実なので、絶対的に不可能ということではないです。

しかし、司法試験のような難易度の高い試験を独学で勉強するとなると自分自身で勉強のスケジュールを全て管理しなければいけないことや、勉強で分からないことがすぐに解決できなかったりと生半可な気持ちでは、限りなく難しいです。

独学で司法試験に挑む場合は、上記でおすすめしている通信講座やテキスト参考書を上手く活用してみてくださいね。

司法試験の勉強時間はどれくらい必要?

実際に司法試験合格者を出した予備試験講座などの公式サイトで勉強時間を調べた結果、司法試験の勉強時間は平均3000~8000時間と言われています。

しかしあくまでも一般的な勉強時間の平均であって、司法試験を挑む方の中にはこれ以上の勉強時間を作り、努力を重ね続けている方もいます。

勉強時間が必ずしも合格に紐づく訳ではありませんが、難易度の高い司法試験では十分な勉強時間と集中できる学習環境を徹底し、インプットよりアウトプットを重点に勉強するとよいでしょう。

(引用:アガルート公式HP)

司法試験簡単だったという声は本当?

さまざまなサイトで調べた結果、司法試験が簡単だったという声が出ていた理由が分かりました。

昭和30年頃に実地されていた旧司法試験では、500人程の合格者しかいませんでしたが、平成に入り司法試験を受験する人数も増え、合格者が1500人程に増えました。

合格者が増えたことで、司法試験合格率も、過去の合格率と比べて10倍近く上がったために司法試験が簡単になった、簡単だったという声が出ていましたが、実際は難易度は変わらずに高く、とても難しい試験ですよ。

司法試験の難易度:まとめ

司法試験は国家資格の中で難易度が一番高く、合格率も決して高くない試験です。

そして司法試験を受験するためには、予備試験に合格するか、法科大学院を修了することが必要になります。

無理ゲーとも言われている予備試験や司法試験に挑むためには、十分な勉強時間や勉強の効率は必須となり、独学での勉強はとても厳しいでしょう。

法科大学院に通わずに、予備試験でのルートで司法試験に挑みたいと考えている方は、予備試験、司法試験の通信講座のオンラインライブ講座や合格するために逆算された重厚なカリキュラムをぜひ利用してみて下さい。

また苦手な科目は、司法試験対策の参考書テキストで反復学習して深く理解できるようにするなど、自分に合った勉強スタイルを見つけて、司法試験に向けて知識と理解、応用力を身に着けてくださいね。

独学が不安な方は、司法試験と予備試験は通信講座や予備校での学習も視野に入れるといいでしょう。

司法試験・予備試験の予備校と通信講座の情報はこちらの記事でもまとめています。

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監修者情報

徳永 浩光のアバター 徳永 浩光 キャリアコンサルタント

WEBメディアの監修や300社以上のキャリア相談を通じて、働く人の悩みに寄り添い、気付きを与えるキャリアコンサルタント。「偶然を生かす」という考え方を大切にし、真の願望を明らかにするアプローチを採用。

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