【2024年最新】登録販売者試験は独学で合格できる?合格率や勉強方法、おすすめテキストを紹介!

登録販売者とは、薬局などで「第2類・3類医薬品」と呼ばれる副作用のリスクが低い医薬品の販売を行うための、国家資格です。

薬品を扱うコンビニエンスストアや日用品店など、近年薬品販売の場が広がる中で需要の高い資格として年々受験者数も増加傾向にあり、人気の高い資格になってきています。

また、実務経験や、大学での取得必須単位、年齢制限など資格取得にあたっての条件が特にないため、比較的取得を目指しやすい試験といえるでしょう。

登録販売者資格に興味があるけど独学で合格できるの?

登録販売者を目指すのにおすすめの勉強方法が知りたい!

という方に、本記事では登録販売者試験ではどのような問題が出るのか、そして独学でも合格するための対策のポイントを紹介してまいります。

登録販売者試験は、通信講座や予備校を利用しての学習もおすすめです。

詳しくはこちらの記事でも解説しているので、ぜひご確認ください。

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目次

登録販売者試験対策は独学でも合格できる?

     (引用元:ユーキャン公式HP)

登録販売者試験は、きちんと対策を行うことで独学でも十分合格が可能です。

実際に主婦の方やお仕事をされている方が、隙間時間を活用して独学で合格されている事例もあります。

問題の性質上、試験範囲を覚えてさえいれば解ける試験であり、合格率も40~50%と決して難関試験というわけではありません。

そのため、自分に合った勉強方法で計画的にこつこつ学習を進めていくことで、試験範囲を網羅的に暗記できれば独学でも合格が目指せます。

登録販売者の試験概要と合格率

この章のポイント
・厚生労働省発行の「試験問題の作成に関する手引き」から出題される。

・120問を240分で解く試験。

・合格率は都道府県によって差がある。平均すると40~50%ほど。

ここでは、登録販売者試験の概要と、合格率について紹介していきます。

登録販売者の試験概要を紹介

登録販売者は学歴や年齢、実務経験問わずだれでも受験可能。

都道府県ごとに毎年1~2回試験が行われ、異なる都道府県で受験すれば1年に複数回受験することも可能です。

試験問題は厚生労働省発行の「試験問題作成に関する手引き」から出題。

回答はマークシート方式で、正誤問題や空欄補充などスピーディーに適切な回答を選択する力が求められます。

そもそも登録販売者試験ってどんな試験?

出題分野は大きく分けて以下の5分野です。

出題分野 配点
医薬品に共通する特性と基本的な知識 20点分
人体の働きと医薬品 20点分
主な医薬品とその作用 40点分
薬事に関する法規と制度 20点分
医薬品の適正使用と安全対策 20点分

上記の「試験問題作成に関する手引き」に記載されてる5分野の出題範囲から、120問が出題されます。

各科目、基本的な問題が出題される傾向になっており、応用問題はあまり多くありません。

出題比率の内訳として、「主な医薬品とその作用」の項目が40問80分。

その他の項目は各20問40分となっており、合計240分120問の問題を解く試験です。

目安として全体の7割を正解する必要がありますが、注意点として1つでも正解率が35~40%を下回る分野が出てしまうと不合格となってしまいます。

そのため網羅的に学習を進めて、特に苦手な領域を作らないようにすることが必須です。

登録販売者試験は簡単すぎる?合格率を紹介

登録販売者試験の合格率は、全国平均で毎年約40〜50%程度です。

都道府県 2022年度 2023年度
北海道 52.0% 51.2%
青森県 48.8% 43.3%
岩手県 41.6% 44.3%
宮城県 49.4% 44.7%
秋田県 40.7% 39.7%
山形県 43.3%
福島県 42.0% 40.1%
茨城県 48.3% 53.7%
栃木県 43.4% 48.0%
群馬県 57.1% 55.2%
埼玉県 40.1% 45.3%
千葉県 39.8% 43.2%
東京都 41.5% 44.0%
神奈川県 44.6% 47.5%
新潟県 50.4% 50.8%
山梨県 56.1% 45.0%
長野県 50.0% 50.7%
富山県 40.8% 41.6%
石川県 40.5% 43.5%
岐阜県 40.5% 45.1%
静岡県 46.1% 52.7%
愛知県 43.5% 47.5%
三重県 44.8% 43.2%
福井県 30.6% 33.8%
奈良県 47.8% 54.2%
関西広域連合(滋賀、京都 、大阪 、兵庫 、和歌山、徳島 ) 35.1% 34.4%
鳥取県 37.3% 26.3%
島根県 33.8% 28.2%
岡山県 39.3% 28.1%
広島県 42.7% 30.7%
山口県 43.9% 29.7%
香川県 43.7% 24.9%
愛媛県 38.7% 25.3%
高知県 29.8% 21.4%
福岡県 58.3% 53.4%
佐賀県 59.3% 45.9%
長崎県 55.2% 47.0%
熊本県 54.2% 48.8%
大分県 58.1% 54.9%
宮崎県 53.3% 46.0%
鹿児島県 50.7% 45.1%
沖縄県 44.6% 39.5%

単純計算で2人に1人は落ちる可能性が高いことから、決して「簡単すぎる」という難易度ではないようです。

都道府県によって合格率が異なるため、受験予定の都道府県のホームページをあらかじめチェックしておくと良いでしょう。

各都道府県のホームページには直近の過去問題や、回答も掲載されていることも多いので、問題の傾向をつかむことも可能です。

登録販売者になるには?

登録販売者資格を受ける上では、実務経験や年齢制限などはありません。

しかし、正式な登録販売者として認められるためには、過去5年以内に累計で2年以上の実務経験が必要です。

※月80時間以上の勤務が必要であり、パート・アルバイト雇用でも可能。

実務経験が全くない方は、資格取得後に実務経験を積み、80時間以上の実務経験後に正式な登録販売者として、店舗管理業務などに携われるようになります。

登録販売者試験対策の独学合格に向けたスケジュール

登録販売者試験の合格に向けては、幅広い出題範囲を網羅的に暗記する必要があるため、学習計画が独学合格のカギとなるといっても過言ではありません。

登録販売者試験対策のスケジュールを立てるポイント
・まずは受験地域の試験日を必ずチェック!

・試験日4~5か月前からの勉強がベスト。

受験する都道府県の申し込み、試験日をチェック!

受験する都道府県によって申し込み、試験日のスケジュールはまちまちです。

例年5月~8月が申込み時期であり、8月~1月に試験が行われることが多く2024年も例年通り行われます。

申込は2週間ほどの出願期間に完了する必要があるため、余裕を持って出願準備を進めることがおすすめです。

受験日から逆算した計画をするためにも、まずは受験予定地の申し込み・試験日をチェックしましょう。

合格に必要な勉強時間は?いつから準備が必要?

ある程度1日にまとまった勉強時間が確保できる方は、2~3か月程度の勉強時間で合格されたケースもあります。

しかし、お仕事や家事、育児などと両立しながら学習を進める場合は1日約2時間が現実的に確保できる時間であるケースが多く、独学で合格されている方は4か月~5か月ほど学習に充てていたようです。

登録販売者試験対策を独学で行う際の勉強法

       (引用元:ユーキャン公式HP)

それでは、登録販売者試験を独学で突破するための具体的な学習方法について紹介していきます。

登録販売者試験独学合格に向けた学習のポイント
・テキスト選びは最重要!自分に合った最新の1冊を。

・学習計画に沿って、演習と暗記を繰り返す。

登録販売者試験合格にはテキスト選びが最重要!無料テキストはあるの?

テキスト選びのポイントは大きく2点です。

1点目は、自分の暗記スタイルに合った内容になっていることです。

登録販売者試験は暗記の量が合否を分けるポイント。

物事を暗記するときに、とにかく文字で細かい情報があった方が頭に入る方もいれば、図や表など視覚的な情報がによってスムーズに記憶できるタイプの方もいらっしゃると思います。

そのため、自分自身が「これなら覚えられそう!」と感じるようなレイアウト構成のテキストを選ぶことは必須です。

できれば書店で実際に手に取って、中身を確認してみると良いでしょう。

2点目は最新版を購入することです。

「試験問題作成に関する手引き」の最新版が反映されているものを必ず選びましょう。

たとえ価格が安くても、データや法制が古い可能性がある中古テキストはおすすめしません。

また、都道府県によって多異なる出題傾向を抑える必要があり、受験地域の最新版の過去問も必須アイテムです。

昨今無料の過去問提供サイトなどもありますが、問題演習系がメインのため、まずはテキストを活用して暗記を進めていくことが先決といえます。

登録者販売者試験 独学突破に必要な3つの習慣

独学で登録販売者試験を突破するための重要な習慣を3つご紹介します。

1:暗記は時間が経ってからもう一度、二度繰り返すルーティンを

登録販売者試験は暗記量が合否を左右する試験。

勉強したことを「覚えた気になる」という状態が最も危険といえます。

1度マスターした単元は必ず、数週間後に復習する習慣をつけて、自身の記憶力を疑いながら学習を進めるくらいのスタンスがベストです。

有名なエビングハウスという有名な心理学者が提唱した忘却曲線と呼ばれる表があります。

その研究では暗記をしても1か月後には記憶した物事の79%が忘れられてしまうと示されており、遅くとも1か月以内には、同じ単元を復習した方がよさそうです。

(引用元:自立型個別指導塾ASCOM公式HP)

2:試験直前になってから過去問はNG!問題演習は必ず早めに取り組もう

インプットした情報はなるべく早く演習をすることで、頭に定着します。

例えば野球でどれだけ素振りをしても、
動くボールを打つ練習をしなければ上手くなりませんよね。

勉強の進め方のイメージとしては<暗記・暗記・暗記・演習・演習・演習>よりも、
<暗記・演習・暗記・演習・暗記・演習>が各段に効果的です。

3:勉強計画に遅れが出たら早めのリカバリー

せっかく勉強計画を立てても、遅れが重なってしまうと目標達成が遠のき、モチベーション低下は避けられません。

そのため、計画より遅れが出たらなるべく1週間以内には取り返しましょう。

何があっても試験日は待ってくれません。

勉強のペースが後手になってしまった際には、雪だるま式にハードルが積み重なってしまう前に、取り戻す意識を忘れないでください。

登録販売者試験対策を独学で行う際のオススメ参考書 3選!【2024年版】

2024年度版の教材は2024年4月現在、まだ過去問題集しか発売されていないようです。

例年3月〜5月ごろにかけて最新版のテキストが発売されているようです。

そのため、この記事の執筆時点で既に発売されている、2023年度版でおすすめのテキストを3点ご紹介いたします。

登録販売者試験は暗記の量が合否を左右する試験ですので、今回は暗記のしやすさといった観点から紹介をさせていただきます。

登録販売者試験対策を独学で行う際のオススメ参考書 3選!【2023年版】
・7日間でうかる! 登録販売者 テキスト&問題集 2023年度版

・ズルい! 合格法 医薬品登録販売者試験対策 鷹の爪団直伝! 参考書 S

・薬品登録販売者試験合格テキスト 2023年度版

7日間で受かる!登録販売者 テキスト&問題集2023

(引用元:Amazon公式HP)

図やイラストなど、視覚的に理解を促してくれるページが多く、ロジックよりイメージで理解したい方にはおすすめ。

実践問題や過去問も掲載されているため、演習をしながら並行して暗記を進めていきたい方には特にマッチしています。

ズルい! 合格法 医薬品登録販売者試験対策 鷹の爪団直伝! 参考書 S

(引用元:ユーキャン公式HP)

ただ単に要点を分かりやすくまとめてあるだけではなく、語呂合わせや効率的な覚え方まで伝授している一冊。

イラストや図も充実しているため、視覚から暗記を進めたい方にもおすすめです。

実際にこの参考書を活用して家事や育児の合間に効率よく学習を進めて、独学で登録販売者試験を合格された方もいらっしゃるようです。

薬品登録販売者試験合格テキスト 2023年度版

(引用元:Amazon公式HP)

とにかく情報量がピカイチのテキスト。

他の参考書と比べて出題範囲の網羅性や用語1つ1つの説明の厚さがずば抜けています。

そのため、文字の情報から用語の意味などをしっかり理解しながら勉強を進めたい方はもちろん、図やイラストが充実したテキストだけでは説明が物足りない、と感じる方のサブテキストにもおすすめ。

厚みもあるテキストですが、1冊は用意しておくと何か調べたいときの辞書代わりにもなり、便利です。

登録販売者試験対策を独学に向いてる人は?

登録販売者試験の合格に向けて、独学が向いているタイプの方を紹介してきます。

独学が向いている人の2つの特徴
・とにかく節約して勉強したい!

・自己管理することが苦手ではない。

とにかくコストを抑えて学習したい

独学の最大のメリットは何といっても、テキスト代以外にコストがかからない点です。

通信講座ではおよそ3万円~5万円、資格予備校になると4万~7万ほどの費用が掛かります。

通信講座や予備校を活用すると万単位のコストがかかるため、金銭的に少しでも出費を抑えたい方は、独学での挑戦がおすすめです。

コツコツ物事を自分で進めることが苦にならない

通信講座や予備校といった外的な強制力がなくても、自分のペースでコツコツ着実に学習を続ける習慣作りができるタイプの方は、独学のほうがメリットが多いと思います。

自宅で好きな方法やテキスト、スケジュールで安く勉強できるため、コスパが非常に良いといえるでしょう。

独学よりも通信講座や通学が向いている人は?

独学がよりも通信講座や通学が向いている人の3つの特徴
・手っ取り早くノウハウ、教材を手に入れたい。

・頼れるパートナーが欲しい。

・モチベーション維持に自信がない。

手っ取り早く試験傾向やテキストをGETしたい

通信講座や予備校の場合、合格に向けたテキストやカリキュラム、模擬試験がパッケージになっているため、自分で調べたり教材選定する時間が短縮できます。

特にお仕事や育児など、勉強以外にしなければならないことが多いことで、時間的に両立できずに諦めてしまった方もいらっしゃいます。

お金をかけてでも、最短で合格可能性が高い学習方法や学習ツールをナビゲートをしてほしいと思う場合は、ぜひ通信講座や予備校を活用することをおすすめします。

質問できるパートナーが欲しい

添削サポートがある通信講座や、すぐ質問できる講義スタイルであれば頼りになる絶対的なパートナーがいるため、自分では分からないことを解消できます。

また、過去に挫折された受験者の中には、覚えるべきことの優先順位を自分自身でつけられなかったゆえに、非効率的な勉強を進めてしまい上手くいかなかった方もいたようです。

学習方法も含め、行き詰った時の突破口を一緒に見出してくれるパートナーがいてくれるのは心強いですね。

勉強習慣をつける強制力があったほうが良い

通信講座や予備校の講義には、当然締め切りや授業といったスケジュール管理が必ず定められているため、モチベーションが下がる時期にも半強制的に勉強習慣を維持できます。

学習を続けていく中でモチベーションがどうしても下がってしまう方が多く、そんな時に自身のお尻を叩いてくれる存在が必要になる時もあることでしょう。

また、講義形式の場合は同じ志を持って頑張る仲間と触れる機会もあることで、それが精神的な支えになって頑張れたという方もいらっしゃるようです。

自身のモチベーション、学習習慣の維持に不安がある場合はおすすめです。

登録販売者試験の独学に関するよくある質問

登録販売者試験の独学に関するよくある質問
・登録販売者試験の勉強はしんどい?

・登録販売者試験の無料テキストはある?

・登録販売者試験に受かる気がしない。何から始めればいい?

・もし登録販売者試験に落ちたらどうする?

・登録販売者試験に向けて暗記ができないときはどうする?

・登録販売者試験の勉強に活用できるアプリはあるの?

・独学で登録販売者試験を受けた人の合格率は?

・録販売者試験の対策テキストはいつ買うのがベスト?

・登録販売者試験に受かりやすい都道府県は?

・主婦でも登録販売者になれるの?

・2024年の登録販売者の独学のテキスト・参考書の発売日は?

・2023年版テキストのおすすめシリーズは?

・登録販売者の勉強ができる2024年版の本はあるの?

登録販売者試験の勉強はしんどい?

日々の中で勉強時間を確保し続けることや、苦手分野に直面した際にはやはり大変だと感じる人もいるようです。

調査をしたところ、特に「主な医薬品とその作用」という出題範囲第3章の分野で、初めて聞くような薬品名など、未知の単語が多く、そこでしんどいとを感じてしまう学習者が非常に多いということがわかりました。

この分野は最大の壁といえそうです。

万が一くじけそうな時には、あえて休息期間を設けたり、取り組みやすいと感じる分野を優先的に着手したりすると良いでしょう。

登録販売者試験の無料テキストはある?

ネット上に無料の演習問題や過去問が掲載されているサイトがあります。

例えば、下記のようなサイトも学習に有効活用できそうです。

<登録販売者.com>

WEB上に無料の問題集が掲載されていることに加えて、試験情報や登録販売者の具体的な業務について情報が掲載されています。

問題については、基礎知識があったうえでの腕試しが中心になるため、まずは市販のテキストなどで、基礎知識を身につけていきましょう。

登録販売者試験に受かる気がしない。何から始めればいい?

まずは、最新版のテキストを購入し自身が覚えられそうだと感じる分野から学習を進めていくと、モチベーションも維持しやすいです。

また、出題頻度が高い項目をまとめたテキストも市販されており、短期間での合格を目指す必要がある場合は比較的合格につながりやすい項目から学習するのも効率的といえます。

もし登録販売者試験に落ちたらどうする?

再受験にあたって制限はなく、翌年以降の試験で再挑戦しましょう。

万が一試験に落ちてしまっても、なぜ落ちたのか振り返って改めて対策を立てることで、翌年には合格していらっしゃる方も多いようです。

登録販売者試験に向けて暗記ができないときはどうする?

どうしても苦手意識があり覚えられない箇所は、後回しにした方がモチベーション維持にも効果的です。

例えば、前述のとおり第3章の「主な医薬品とその作用」は、出題分野の中でもなじみのない用語のボリュームが多いことから特に挫折者が多いところです。

どうしても暗記ができないと感じてしまう時には、一通り覚えられるところから覚え、後から苦手分野に時間をかけて取り組みましょう。

登録販売者試験の勉強に活用できるアプリはあるの?

解説付きの問題演習アプリがいくつかあるようです。

電車の移動時間など、隙間時間を活用できそうですね。

<登録販売者試験対策 アプリ一例>

・登録販売者 過去問完全解説

登録販売者 アプリ

登録販売者試験の過去問を一問一答形式でまとめたアプリです。

令和2年分の過去問まで掲載されており、分野ごとにまとまっていることから苦手分野に絞って学習に活用できます。

・登録販売者 試験対策学習アプリ

レベル別、分野別に演習問題をまとめたアプリで、ミスした問題など苦手分野を記録して効率的な復習をサポートしてくれるツールです。

・登録販売者 試験対策

レベル別に演習問題がまとまっているアプリですが、レベル1~3まであるうちの2.3については追加で有料購入する必要があるようです。

問題の追加購入などアプリ内で一部課金が発生するサービスもあるようですので、ご注意ください。

独学で登録販売者試験を受けた人の合格率は?

独学のみでの合格率は出ておりませんが、老若男女問わず独学での合格実績があり、十分合格可能性もある試験です。

自治体によって合格率も差がありますので、受験予定の都道府県のデータを参考いただくと良いでしょう。

合格率は全国平均で40~50%となっており、独学の場合は4~5か月程度学習して合格されてる方が多いようです。

登録販売者試験の対策テキストはいつ買うのがベスト?

学習を始めるタイミングで買うのがベストです。

最新版の発売が試験ぎりぎりになることも多く、あくまでも自身が勉強を始める時に最も新しい改訂版を選ぶと良いでしょう。

2023年は3月~5月ごろに販売されておりましたので、恐らく2024年も同じ時期が予想されます。

また、対策テキストの発売に関する最新情報は、購入を検討するタイミングで調べてみるといいでしょう。

試験が夏ごろにある場合、テキスト購入を春にしていては学習が間に合わない可能性があるため、受験する自治体の試験予定日を確認の上購入時期をご検討ください。

登録販売者試験に受かりやすい都道府県は?

毎年都道府県ごとに合格率の上下があり、一概にはいえませんが、傾向として北海道および東北地方の過去合格率が高い状態が続いています。

主婦でも登録販売者になれるの?

隙間時間を活用して勉強を進めることで主婦の方でも合格事例は多いようです。

家事や育児と両立しながら、1日2時間程度の隙間時間を確保し4~5か月ほど学習して、独学で1発合格したかたもいらっしゃり、時間の使い方次第で十分取得を目指せる資格といえます。

2024年の登録販売者の独学のテキスト・参考書の発売日は?

2023年は3月~5月に発売されていたため、おそらく2024年も同時期の発売が見込まれます。

登録販売者試験はぶっちゃけ難しいの?

合格率が40〜50%ほどということを考えると、決して難しすぎる試験ではないといえます。

しっかりと問題の傾向を抑えた対策をして勉強することで、十分合格が狙える試験です。

登録販売者資格は今後なくなる?

今後、社会の少子高齢化が進むにつれて医薬品の購買者の増加、伴って医薬品の販売のスペシャリストである登録販売者の需要拡大が見込まれています。

ドラッグストアだけではなくコンビニや、ホームセンターなど医薬品販売のフィールドがさらに広がっていく傾向であり、世間的に「医薬品販売のプロである登録販売者」を求める声が高まっていることから、当面は登録販売者資格がなくなる可能性は低いでしょう。

2023年版テキストのおすすめシリーズは?

先述のテキスト以外では、「ユーキャンの登録販売者 これだけ!一問一答要点まとめ」のシリーズがおすすめです。

一問一答形式の演習を赤シートを用いて繰り返し利用できるので、一度覚えた単元の復習にもピッタリ。

持ち歩きに便利なサイズで、通勤時間などちょっとした隙間に学習した単元を復習するといった用途でも役立ちそうです。

登録販売者の勉強ができる2024年版の本はあるの?

2024年4月現在でまだ発売されていませんが、ご紹介したシリーズは毎年発売されているため2024年も発売されると考えられます。

学習をするタイミングでテキストを探してみるといいでしょう。

まとめ:登録販売者試験は独学で合格できるのか?

独学でも登録販売者試験の合格は十分目指すことが可能です。

基本的に暗記が中心の試験であり、出題されるポイントを覚えきれるかどうかが合否の分かれ目です。

そのため試験スケジュールから逆算した勉強計画、そして傾向を抑えた暗記と演習をコツコツ進めることで独学での合格は十分可能といえます。

一方、人によっては独学ではなく、通信講座やスクールを活用して限られた学習時間の効率化を図ることも効果的です。

金銭コスト面や学習に確保できる時間、自分自身の性格を踏まえて、是非あなたにとってのベストな学習方法で合格を目指してください。

通信講座での学習もおすすめです。

登録販売者の通信講座はこちらの記事をご覧ください。

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この記事を書いた人

徳永 浩光のアバター 徳永 浩光 キャリアコンサルタント

WEBメディアの監修や300社以上のキャリア相談を通じて、働く人の悩みに寄り添い、気付きを与えるキャリアコンサルタント。「偶然を生かす」という考え方を大切にし、真の願望を明らかにするアプローチを採用。

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