弁理士試験を受験するために、通信講座の利用を検討している方も多いのではないでしょうか。
弁理士資格の対策ができる通信講座はいくつかありますが、アガルートでも受講ができます。
しかし、アガルートの弁理士講座の評判はどうなのか、講座費用やテキストの内容など、講座の内容を知ってから受講するか決めたいですよね。
この記事では、アガルート弁理士講座の特徴、テキスト内容、講座費用や口コミ・評判など受講する前に知りたい情報をたっぷり紹介しています。
他にも、他の通信講座との比較や弁理士の合格率についても紹介しているので、これから弁理士の勉強を始める方はぜひ参考にしてみて下さいね。
講座名 | 価格 | 講座内容 |
短答カリキュラム | 2025年合格目標:162,800円(税込)
※キャンペーン価格:130,240円(税込)【2025年5月11日まで】 2026年合格目標:162,800円(税込) |
・弁理士試験受験生が必要最低限の講座数、講義時間で短答式試験に対応できる実力の習得ができるようになっている講座。 ・初めて短答式試験を受験する方、短答式試験に苦手意識がある方におすすめ。 |
総合カリキュラム(民法オプションなし) | 2025年合格目標:195,800円(税込) ※キャンペーン価格:156,640円(税込)【2025年5月11日まで】 2026年合格目標:195,800円(税込) |
・特許法、実用新案法、意匠法、商標法の基本4科目の基本知識をインプットする「総合講義100」を中心に、短答プロパー知識のマスター、論文答案の基本も学べる。 ・弁理士試験に必要なインプット・アウトプットすべての講座を詰め込んでいるため、全体的に学習したい方におすすめ。 |
総合カリキュラム(民法オプションあり) | 2025年合格目標:239,800円(税込)
※キャンペーン価格:191,840円(税込)【2025年5月11日まで】 2026年合格目標:239,800円(税込) |
・総合カリキュラム同様に「総合講義100」を中核とし、短答式試験、論文式試験に必要な知識のインプット・アウトプットの同時学習が可能。 ・論文式試験の選択科目である「民法」の基本学習、論文答案の書き方も学べるため、民法を選択する方におすすめ。 |
単科講座 | ・総合講義100
118,800円(税込) |
100時間以下で、必須4科目について、最終合格レベルの知識を習得するための講座。 |
・短答知識完成講座
43,780円(税込) |
約40時間で、弁理士試験の短答式試験のみで問われる知識(短答プロパー知識)の習得を完成させる講座。 | |
・短答過去問解説講座
65,780円(税込) |
短答式試験の過去10年分の「全問」について、解説をする講座 | |
・選択科目民法対策講座 54,780円(税込) |
弁理士試験の選択科目「民法」を約35.5時間で攻略できる講座。 | |
・論文答案の「書き方」講座 32,780円(税込) |
初めて論文答案を書く方、答案作成に慣れていない方に、基本的な問題を通して論文答案の「書き方」を身に着けられる講座。 | |
・論文過去問解説講座 54,780円(税込) |
・平成20年からの弁理士試験論文式試験について、アガルート講師が作成した解説及び解答例を参照しながら分析する講座。 |
弁理士ってどんな資格?
弁護士は聞き覚えのある資格ですが、弁理士はあまり聞きなれていない資格であり、イメージしづらいのではないでしょうか。
「弁理士」は、主に知的財産法を扱う専門家になります。
特許権・実用新案権・商標権など知的財産権を取得したい方の代理人として、特許庁へ手続きを行う仕事になりますよ。
他にも、産業財産権の紛争解決やコンサルティング業務などさまざまな業務を行っています。
弁理士になった後は、特許事務局で勤務するのが代表的ですが、事務所の規模によって大企業の案件がメインなのか、特許や意匠といった特定の分野を行うかは異なってきます。
また、特許事務所だけでなく、企業内弁理士として企業の知財部での勤務も可能ですよ。
弁理士試験の対策ができる通信講座を調べてみると、アガルートやスタディング、LEC東京リーガルマインドや資格スクエアなど大手通信講座で受講ができることがわかりました。
そして、各通信講座の公式HPから受講費用・学習スケジュール・テキスト内容を調べると、アガルートの弁理士試験講座のおすすめポイントが多く見つかったため、紹介していきますね。
今後、弁理士試験の受験を考えている方はぜひアガルートのおすすめポイントを参考に、受講を検討してみてください。
では、アガルートのおすすめする理由を紹介していきます。
弁理士はアガルートアカデミーで学ぶのがおすすめ
これから弁理士の資格取得の為に、通信講座を利用したいと考えている方もいるのではないでしょうか。
弁理士講座を受講できる通信講座はいくつかあり、調べてみるとアガルートでも「弁理士試験講座」を開講しており、おすすめできるポイントがたくさんありました。
アガルートは過去問を「徹底精査したカリキュラム構成」をしていたり、比較的「受講費用が安い」特徴があります。
受講費用は最初にかかりますが、アガルートで勉強し、合格するとなんと「受講費用の全額返金特典」もついてきますよ。
また「合格実績」を公式HPに記載しているため、アガルートからどれくらい合格者を輩出しているかを把握できますよ。
では、アガルートの特徴をもっと細かく見ていきましょう。
過去問を徹底分析したカリキュラム構成
まず、アガルートは「過去問を徹底分析したカリキュラム」を構成していますよ。
アガルートの講師陣と教材制作専門スタッフが過去の弁理士試験の傾向を分析し、何度も協議を重ね、受講者が効率よく学習できるように設計されています。
そして、分析と協議を繰り返したことで、知識を習得する「インプット学習」と知識を定着させる「アウトプット学習」を同時並行で行う学習方法を確立させました。
ただやみくもに弁理士の勉強をするのではなく、過去問を徹底分析したうえで弁理士試験に合格するための必要な情報、知識を取り入れられるカリキュラムなので、効率よく勉強を進めていきたい方にはおすすめできるでしょう。
受講費用が安い
次に、受講費用の安さもアガルートの特徴の1つです。
会社名 | 講座費用 |
アガルート | 195,800円(税込) |
スタディング | 79,800円(税込) |
資格スクエア | 297,000円(税込) |
資格の学校TAC | 374,000円(税込) |
LEC東京リーガルマインド | 495,000円(税込) |
(参考:各通信講座会社公式HPより独自作成)
弁理士講座のある通信講座の受講費用を、表にまとめました。
表を見ると、1番安い受講費用はスタディングで79,800円(税込)ですが、2番目に安いのはアガルートの195,800円(税込)ですね。
アガルートでは、講座のプランが3つから選べ、弁理士に必要な知識を総合的に学べる「総合カリキュラム」の費用が195,800円(税込)になっています。
また、短答式試験対策だけが学べる「短答カリキュラム」では、もう少し安い162,800円(税込)で受講ができます。
他の通信講座を見ると、253,000円(税込)~495,000円(税込)と受講費用は高めになっているため、アガルートの受講費用は安いといえるでしょう。
合格実績がある
アガルートは合格実績があることからも、おすすめができます。
アガルートを受講した方の、令和5年度の合格率は34.4%となっており、令和5年度の弁理士試験合格率6.1%と比べると合格率は5.6倍という実績を出しています。
アガルートを実際に受講した方の合否アンケートをもとに算出しているため、アンケートを出していない方を含めても、十分実績のある通信講座ですね。
また、他の通信講座の合格率を調べてみたところ、公表していなかったり、合格率ではなく受講者の満足度を記載している会社が多く見られたため、アガルートの実績は他にはない特徴をもっているといえるでしょう。
受講料の全額返金特典
アガルートでは、受講後合格した方を対象に、受講費用の全額返金特典を行っています。
2025年合格目標弁理士試験対策カリキュラムを申込み、2025年の弁理士試験に合格すると合格特典として「受講費用の全額返金」「お祝い金贈呈」をもらえます。
調べたところ、2025年の場合「総合カリキュラム」もしくは「総合カリキュラム(民法オプションあり)」どちらかの講座を購入した方が対象になっていました。
また、同一年度であれば単価講座を含むすべての弁理士試験講座の商品費用が返金対象になっています。
他の弁理士講座の受講ができる通信講座を調べても、お祝い金などの特典はあっても、受講費用の全額返金はアガルートでしか見られなかったため、弁理士を目指している方はお得に学習ができるでしょう。
アガルート弁理士試験講座のコース一覧
アガルートの弁理士試験講座は、3つのコースから自分に合った内容を選択できます。
講座名 | 価格 | 講座内容 |
短答カリキュラム | 2025年合格目標:162,800円(税込)
※キャンペーン価格:130,240円(税込)【2025年5月11日まで】 2026年合格目標:162,800円(税込) |
・弁理士試験受験生が必要最低限の講座数、講義時間で短答式試験に対応できる実力の習得ができるようになっている講座。 ・初めて短答式試験を受験する方、短答式試験に苦手意識がある方におすすめ。 |
総合カリキュラム
(民法オプションなし) |
2025年合格目標:195,800円(税込) ※キャンペーン価格:156,640円(税込)【2025年5月11日まで】 2026年合格目標:195,800円(税込) |
・特許法、実用新案法、意匠法、商標法の基本4科目の基本知識をインプットする「総合講義100」を中心に、短答プロパー知識のマスター、論文答案の基本も学べる。 ・弁理士試験に必要なインプット・アウトプットすべての講座を詰め込んでいるため、全体的に学習したい方におすすめ。 |
総合カリキュラム
(民法オプションあり) |
2025年合格目標:239,800円(税込)
※キャンペーン価格:191,840円(税込)【2025年5月11日まで】 2026年合格目標:239,800円(税込) |
・総合カリキュラム同様に「総合講義100」を中核とし、短答式試験、論文式試験に必要な知識のインプット・アウトプットの同時学習が可能。 ・論文式試験の選択科目である「民法」の基本学習、論文答案の書き方も学べるため、民法を選択する方におすすめ。 |
単科講座 | ・総合講義100
118,800円(税込) |
100時間以下で、必須4科目について、最終合格レベルの知識を習得するための講座。 |
・短答知識完成講座
43,780円(税込) |
約40時間で、弁理士試験の短答式試験のみで問われる知識(短答プロパー知識)の習得を完成させる講座。 | |
・短答過去問解説講座
65,780円(税込) |
短答式試験の過去10年分の「全問」について、解説をする講座 | |
・選択科目民法対策講座 54,780円(税込) |
弁理士試験の選択科目「民法」を約35.5時間で攻略できる講座。 | |
・論文答案の「書き方」講座 32,780円(税込) |
初めて論文答案を書く方、答案作成に慣れていない方に、基本的な問題を通して論文答案の「書き方」を身に着けられる講座。 | |
・論文過去問解説講座 54,780円(税込) |
・平成20年からの弁理士試験論文式試験について、アガルート講師が作成した解説及び解答例を参照しながら分析する講座。 |
アガルートの弁理士試験講座では「短答カリキュラム」「総合カリキュラム」「総合カリキュラム(民法オプションあり)」の中から選べますよ。
短答カリキュラムは短答式試験対策のみできるコースになっており、総合カリキュラム・総合カリキュラム(民法オプションあり)は、短答式試験・論文式試験・選択科目の民法の対策ができるコースです。
また、他にも「単科講座」として、民法や論文の書き方のみ学習できるプランもあります。
コースによって学習内容が異なってくるので、それぞれのコース特徴を踏まえて紹介していきますね。
2025年・2026年合格目標講座
では、弁理士試験講座の中から選べる3つのコースを順番に紹介していきますね。
講座名 | 講座費用 |
短答カリキュラム | 2025年合格目標:162,800円(税込)
※キャンペーン価格:130,240円(税込)【2025年5月11日まで】 2026年合格目標:162,800円(税込) |
総合カリキュラム | 2025年合格目標:195,800円(税込) ※キャンペーン価格:156,640円(税込)【2025年5月11日まで】 2026年合格目標:195,800円(税込) |
総合カリキュラム(民法オプションあり) | 2025年合格目標:239,800円(税込)
※キャンペーン価格:191,840円(税込)【2025年5月11日まで】 2026年合格目標:239,800円(税込) |
アガルートの弁理士試験講座は、初めて弁理士試験の学習を始める方が最短で合格を目指せるカリキュラムとして「2025年合格目標講座」を開講しています。
合格目標講座のコースは、アガルート講師陣、教材制作スタッフが過去の弁理士試験を徹底精査し、合格に必要な情報を効率よく学習できる設計になっています。
そして、弁理士試験の過去問、傾向を徹底精査した結果、知識を習得するインプット学習と知識を定着させるアウトプット学習を同時並行的に行えるカリキュラム構成を実現させました。
各コースごとのテキスト内容について次から説明していきますね。
ではまず、短答カリキュラムから見ていきましょう。
短答カリキュラム
講座名 | 短答カリキュラム |
テキスト内容 | ・総合講義100 ・短答知識完成講座 ・短答過去問解説講座 |
講座費用 | 162,800円(税込) |
おすすめな方 | ・初めて短答式試験を受験する方、短答式試験の点数獲得に悩んでいる方 |
「短答カリキュラム」は、必要最低限の講座数と講義時間で、短答式試験に対応できる知識の習得を目指せるカリキュラムになっています。
そして、短答カリキュラムでは「総合講義100」「短答知識完成講座」「短答過去問解説講座」の3つの内容を学習できます。
「総合講義100」では、法律の勉強が初めての方、知識に不安がある方を対象におよそ100時間で必須4科目の学習ができる内容になっており、弁理士試験に必要な知識を集約しているため総合的な知識のインプットが可能です。
「短答知識完成講座」は、短答式試験特有の細かい知識(短答プロパー知識)を学べる講座になっています。
そして、「短答過去問解説講座」は、平成17年からの「全問」について解説しており、この講座だけで短答式試験に必要な過去問対策が行えますよ。
初めて短答式試験を受験する方、短答式試験の点数がなかなか伸びない方など短答士試験対策をしたいすべての受験生を対象に構成しているカリキュラムですよ。
総合カリキュラム
講座名 | 総合カリキュラム |
テキスト内容 | ・総合講義100 ・短答知識完成講座 ・短答過去問解説講座 ・論文答案の「書き方」 ・論文過去問解説講座 |
講座費用 | 195,800円(税込) |
おすすめな方 | ・短答式試験、論文式試験ともに対策をしたい方 ・論文式試験の受験が初めてで、論文答案の書き方が分からない方 |
「総合カリキュラム」は、特許法、実用新案法、意匠法、商標・法の基本4科目の基本知識のインプットから、弁理士試験に必要な講座をすべて詰め込んだカリキュラムになっています。
短答カリキュラムで紹介した教材に加えて、論文答案の基本を学ぶ「論文答案の書き方」論文過去問の演習ができる「論文過去問解説講座」が付いてきますよ。
「論文答案の書き方」では、論文式試験の基本問題から応用問題まで、論文答案に必要な知識を学べます。
また、「論文過去問解説講座」は、論文式試験の過去問を解説してくれるので、学習しながら知識の理解をより深めていくことが可能です。
短答カリキュラムに比べて、論文式試験の対策もできるため、弁理士試験に必要な学習内容が詰め込まれたカリキュラムといえるでしょう。
総合カリキュラム(民法)
講座名 | 総合カリキュラム(民法オプションあり) |
テキスト内容 | ・総合講義100 ・短答知識完成講座 ・短答過去問解説講座 ・論文答案の「書き方」 ・論文過去問解説講座 ・選択過去問民法対策講座 |
講座費用 | 239,800円(税込) |
おすすめな方 | ・短答式、論文式のインプット・アウトプット学習に加えて、選択科目の「民法」の学習も行いたい方 |
「総合カリキュラム(民法オプションあり)」は、総合カリキュラムに選択科目の民法対策講座を加えたカリキュラムになっており、選択科目で民法を選択した受験生向けのコースです。
弁理士試験の論文式試験は、必須科目である特許法・実用新案法・意匠法・商標法に加えて選択科目も含まれます。
選択科目は、法律科目(民法)か理工系科目から選択でき、アガルートの総合カリキュラムでは法律科目の「民法」が学習できるようになっていますよ。
そして、選択科目民法対策講座では、民法についての知識を学べる「総合講義」民法についての論文答案を学べる「論文答案の書き方」民法過去問を解説してくれる「過去問解説講座」3つの内容が入っています。
選択科目で民法を選ぼうと考えている方は、総合カリキュラム(民法オプションあり)を受講すると短答式から論文式、民法まで幅広く学べるのでおすすめです。
単科講座
講座名 | 単科講座 |
テキスト内容 |
|
講座費用 |
|
おすすめな方 | カリキュラム構成されているものではなく、各講座のみで受講したい方 |
「単科講座」は、総合カリキュラムや短答カリキュラムと異なり、単科ごとに受講できる講座になっています。
法律に関する知識がある程度あるが、論文答案に苦手意識のある方や民法科目の対策のみ行いたい方にはおすすめの講座です。
論文答案の書き方講座で基本的な問題を通して、弁理士試験に対応できる論文答案の書き方を身に着けます。
そして、論文過去問解析講座で実際に出題された問題を分析することで出題傾向をつかみ、点数を獲得できる力を身に着けられますよ。
民法対策講座は、民法科目の内容をコンパクトに攻略できるので、民法の学習を効率よく進めていきたい方におすすめできます。
アガルート弁理士試験講座のテキスト
アガルートの弁理士試験講座のコースについて紹介してきました。
では、アガルートの弁理士試験講座のテキストは実際どのような内容になっているのでしょうか。
まず、アガルートで使われているテキストはすべてフルカラーになっており、図表も多く記載されているため見やすく、頭に入ってきやすい特徴があります。
そして、テキストはアガルート講師の方々が弁理士試験の過去問題や出題傾向を精査し、独自に作成しているオリジナルテキストになっていますよ。
弁理士試験の知識に精通した講師の方々が作り上げたテキストなため、合格の為に必要な知識、答案の書き方までしっかりと学べます。
特許法や意匠法など最新の法改正にも対応しているので、安心して試験まで学習を進めていけますよ。
オンライン講義動画
アガルートは、基礎知識を学べる「オンライン講義動画」を配信しています。
オンライン講義動画は「総合講義100」「短答知識完成講座」「短答過去問解説講座」などの内容を3名の講師の方が解説してくれています。
3名とも司法試験の合格経験、弁理士試験の知識にも特化している講師の方なので、内容も分かりやすく、安心して講義から知識をインプットできるでしょう。
また、知識のインプットだけでなく、論文式試験で実力を発揮できる法的思考力を磨くための講義も公開しています。
論文対策・民法対策
アガルートのテキストは、論文や選択科目の民法の対策もしっかりと行えます。
まず、「論文答案の書き方」を使い、論文答案の基本を学び「論文過去問解説講座」で過去に出題された問題を解答、論文対策の力を身に着けていけます。
基本の書き方をインプットした後に、すぐ問題を解くことで自然とアウトプット学習ができ、効率よく学習を進めていけますよ。
また、基礎知識を学べる講義の他にも、民法や論文対策について解説している講義の視聴も可能なので、問題を解いている最中にわかりにくい個所があれば講義を見返せるので、時間を無駄にすることなく勉強できるでしょう。
総復習
総合講義、テキスト、過去問で一通り学習ができたら、もう一度総復習する学習がおすすめです。
総復習することで、知識をより深く理解できるでしょう。
また、解答している際に得点の取れる書き方なのか、知識の抜けはないかなども確認できるため試験までしっかりと対策を行えます。
試験本番では試験時間もあるので、過去問を解答しながら時間配分のイメージも行っておくと、本番でも焦ることなく問題を解答していけるでしょう。
アガルート弁理士試験講座とLECの比較
アガルートと同じように、弁理士試験の学習ができる通信講座はいくつかあります。
「LEC東京リーガルマインド」も弁理士試験対策のできる講座を開講していますが、LECとアガルートを比べるとどのような違いがあるのでしょうか。
講座費用・テキスト内容・講義時間をそれぞれ比較してみました。
アガルートとLECを比べた結果、講座費用はLECが505,000円(税込)と高めになっていたり、テキストに模試が含まれていたりなどの違いがありました。
また、学習スケジュールではアガルートは1年半ほどのカリキュラムで構成されていましたが、LECは1年で実力を身に着けられるカリキュラムになっていましたよ。
それでは、講座費用から順番に詳しく見ていきましょう。
講座費用の比較
アガルートとLECの講座費用を以下の表にまとめました。
アガルート | LEC | |
講座名 | 総合カリキュラム | 1年合格ベーシックコース |
講座費用 | 195,800円(税込) | 505,000円(税込) |
(参考:各通信講座公式HPより独自作成)
アガルートの総合カリキュラムは、弁理士に必要な基礎知識、短答式試験対策から論文式試験対策までの学習内容が入って195,800円(税込)です。
一方、LECの1年合格ベーシックコースも、入門講座・論文基礎力完成講座・短答基礎力完成講座の学習内容になっており、アガルートと似ている要素もありますが費用は495,000円(税込)と割高になっていますね。
LECの場合、学習が通信講座完結ではなく、通学も選べるようになっています。
また、受講生のサポート内容も充実しており、講義内容を無料で録音できたり、毎週水曜日に受験に役立つ最新情報をメールで送ってくれるサポートまで行っています。
通学もできるコースを選んだ場合は、自習室の利用やロッカールームの使用もできるため、さまざまな受講生サポートや通学教室の実地から受講費用が割高になっているといえるでしょう。
学習は通信でいいと考えている方は、アガルートの方が費用の負担は少なく、合格返金制度もあるため受講費用の面では、アガルートの方がメリットは高いですね。
テキストの比較
アガルート | LEC |
「総合カリキュラム」 総合講義100 短答知識完成講座 短答過去問解説講座 論文答案の「書き方」 論文過去問解説講座 |
「1年合格ベーシックコース」 入門講座 論文基礎力完成講座 短答基礎力完成講座 短答実践答練 短答公開模試 論文合格答案講座(通信受講専用) 論文合格答練 論文直前答練(後期) 論文公開模試(後期) |
(参考:各通信講座公式HPより独自作成)
次に、アガルートとLECのテキスト内容を比較した表を作成しました。
アガルートは、短答式の知識のインプット・アウトプットと論文答案の書き方や過去問解説講座が含まれます。
LECでも、アガルートと同じように短答・論文の基礎知識のインプットとアウトプットができるテキストが含まれていますね。
しかし、LECでは短答式、論文式ともに「模試」が含まれています。
短答公開模試と論文公開模試は、LECが近年の弁理士試験データを分析したうえで作成した予想問題になっていますよ。
本番に近い問題を解答することで、試験直前まで自分が何を復習し直せばよいのかが明確になり、試験直前期も効率的に過ごせます。
アガルートでも過去問の対策はできますが、模試という形で弁理士試験本番さながらの予想問題で対策したい方は、LECのテキストはおすすめできるでしょう。
学習スケジュールの比較
最後に、学習スケジュールの比較を見ていきましょう。
アガルートは、短答式試験の1年ほど前から学習を開始するスケジュールで組んでおり、論文式試験までを合わせるとおよそ1年半の学習スケジュールになっています。
3月から10月までに基礎知識のインプットを終わらせ、10月から5月の短答式試験までは、知識のアウトプットを重点とした学習内容になっていますね。
また、6月・7月で論文式試験の内容をもう一度総復習し、論文式試験直前まで実力を身に着けられるカリキュラム構成です。
LECでは、1年で合格を目指せる学習カリキュラムが構成されており、試験前年までは入門講座・論文や短答の基礎知識のインプット学習に重点を置いています。
そして、試験年には身につけた知識のアウトプット学習に切り替え、短答実践答練や短答公開模試を利用し、合格レベルまで実力を底上げしていけるようになっていますよ。
論文式試験直前も、直前答練や公開模試で得点を獲得できるレベルまで効率よく学べるようになっています。
アガルート、LECの学習期間や学習方法はさほど変わりませんが、それぞれのテキスト内容や講座費用なども含めて、自分がどの通信講座で学びたいか検討するとよいでしょう。
弁理士の通信講座については、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
→弁理士 通信講座の記事はこちら
アガルート弁理士試験を受講するメリット・デメリット
アガルートでは、弁理士試験に必要な知識が学べる教材、サポートがありますが、実際に受講すると、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
まず、アガルートを受講すると「論文の対策ができる」「全額返金特典」「選択科目(民法)」の学習ができるメリットがあります。
しかし、アガルートでは「質問対応」がなく、紙テキストでの学習になるため「WEB中心の学習はできない」デメリットもありました。
メリット・デメリットをそれぞれまとめ、アガルートのデメリットを補える他の通信講座も紹介していきますね。
では、まずメリットから詳しく見ていきましょう。
メリット
アガルートの弁理士試験講座を受講するメリットは、以下になります。
アガルート弁理士試験を受講するメリット |
・論文の書き方も対策できる ・全額返金特典がある ・選択科目(民法)の対策ができる |
アガルートの弁理士試験講座では、短答式対策だけでなく論文答案の書き方を学べます。
アガルート講師の方が答案作成のポイントを1つ1つ解説してくれるので、論文式試験が初めての方や、論文答案に苦手意識のある方も徐々に力を身に着けていけますよ。
また、全額返金特典もアガルートを受講する大きなメリットの1つです。
弁理士試験講座を受講し、無事合格した方には合格するまでにアガルートでかかった費用を、全額返金してくれる特典が付いてきます。
通信講座で学習する場合、費用は決して安く抑えられないため、全額返金特典は合格できればとても嬉しいプレゼントですね。
そして、論文式試験の際に選択する科目のうち、民法の対策もできます。
民法の基礎知識から論文答案の書き方、過去問を含んだ内容を約35.5時間で攻略できる講座が用意されています。
弁理士試験であまり時間を費やすことが難しい民法科目を、短時間でコンパクトに抑えられるので、民法を選択しようと考えている方にはおすすめできるでしょう。
デメリット
次に、アガルートを受講した場合のデメリットについても見ていきましょう。
弁理士試験を受講するデメリット |
・質問対応ができない ・WEB学習を中心に学習はできない |
アガルートの弁理士試験講座では、質問対応がありません。
弁理士に必要な知識の講義動画は用意されていますが、分からないところがあった場合にすぐ講師の方に聞けるサポートはないため、理解に時間がかかってしまう恐れもあります。
また、WEB学習に軸を置いていないため、学習は紙テキスト中心に行っていきます。
講義などの視聴では、デメリットはありませんが、通勤通学中などの隙間時間も活かしたい方はテキストを持ち運ぶ手間がかかるため、デメリットになるでしょう。
アガルートのデメリットを補える通信講座を調べたところ、資格スクエアとスタディングなどのサポートが充実していたため、紹介しますね。
資格スクエアなら質疑応答ができる
学習するうえで、質問機能が欲しいと考えている方には「資格スクエア」がおすすめです。
資格スクエアでは、質問回数制限がなく、何度でも質問可能などサポートが充実しています。
制限がないため、分からないところもすぐ聞きやすく、解決するまでの時間も短くなるので効率的に学習を進めていけますよ。
WEB学習で隙間時間も活用するならスタディング
隙間時間も有効活用して、学習を進めていきたいと考えている方には「スタディング」がおすすめです。
スタディングは完全WEB学習になっているため、電車内や休憩時間も携帯・タブレットで学習が可能になっています。
紙テキストだとバックの中がかさばったり、重くなってしまいがちですが、スタディングはお手持ちのスマホやタブレットでインプット・アウトプット学習ができるのでおすすめですよ。
メリット・デメリットまとめ
アガルートの弁理士試験講座を、受講した際のメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット・デメリットまとめ | |
メリット | デメリット |
・論文の書き方も対策できる ・全額返金特典がある ・選択科目(民法)の対策ができる |
・質問対応ができない ・WEB学習を中心に学習はできない |
アガルートの弁理士講座では、論文の書き方や選択科目の民法対策など弁理士試験に必要な知識を身に着けられるメリットがあります。
アガルート講師の方が、論文の書き方ポイントや民法の学習も講義動画で1つ1つ解説してくれているので、効率よく弁理士試験の知識を抑えることが可能ですよ。
しかし、アガルートでは質問機能がなかったり、紙テキストのため持ち運びがしにくいといったデメリットもあります。
質問ができないため、分からないところの解決に時間がかかり、通勤や休憩時間での隙間勉強も紙テキストだとしづらいため、時間の有効活用は難しい面もあります。
通信講座によって、メリット・デメリットがあるため、自分が弁理士の学習を行っていく際に何を重視したいのか考えてから選ぶのもよいでしょう。
弁理士講座の受講ができる通信講座については、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
→弁理士 通信講座の記事はこちら
アガルート弁理士試験講座の評判・口コミ
アガルートの弁理士試験講座を受講するか迷っている方は、実際の口コミや評判も気になるのではないでしょうか。
実際にアガルートを利用した方の口コミや評判をTwitter・公式HPなどから調べました。
調べてみると、アガルート講師の方の「説明が分かりやすい」「テキストが充実している」という良い口コミもあれば「予備校ほどのサポートはない」「質問対応がない」などの悪い口コミも見つかりました。
また、アガルート講師の方の口コミも調べてみると「落ち着いた声で聞き取りやすい」などの良い口コミが多く見受けられましたよ。
では、アガルート弁理士講座の良い評判・口コミから詳しく見ていきましょう。
良い口コミ・評判
アガルート弁理士試験講座の口コミ・評判をX(旧Twitter)から調べたので、紹介しますね。
アガルート弁理士試験講座教材到着。先行配信で音声を繰り返し聞いていたが、今日から本当のスタート。2021年の合格を目指す。それにしてもテキストは充実しているし、丸野先生の講義の進め方が私にはとても合っている。とりあえず、最初は全体を何度も回す。
(引用元:X)
アガルートの弁理士講座を受けるけど、サンプルテキストがめちゃくちゃわかりやすかった…
(引用元:X)
弁理士試験 総合講義100 23法律の基礎知識-01 のチャプター10まで聞き終わった 法律の枠組みを教えてくれる LECにはない授業 ええんじゃない
(引用元:X)
Twitterでの口コミ・評判を見ると、テキストがわかりやすい、講師の方の説明が分かりやすいなどといった声が多かったです。
アガルートのテキストは、講師の方々が過去の弁理士試験の出題問題や傾向を調べ上げ、独自に作成しているため、内容も濃く、深い理解ができるようになっています。
また、完全フルカラー、図表も多く取り入れられているので、テキスト内容が見やすく、頭に入りやすい特徴も持っていますよ。
そして、指導してくれる講師の方々3名とも、司法試験や弁理士試験に実際に合格し、実務経験もある方々なので、安心感と信頼感があり、講義内容も分かりやすく説明してくれています。
では次に、悪い口コミ・評判についても見ていきましょう。
悪い口コミ・評判
アガルート弁理士試験講座の悪い口コミ・評判もTwitterやブログなど調べたので、紹介しますね。
アガルートの弁理士講座 完全に司法試験用の授業だね 著作権法はどの道深い理解する必要あるからいいけど
(引用元:Twitter)
Twitterでは、悪い口コミはあまり見受けられませんでしたが、ブログなどを見ると「質疑応答がない」「予備校のようなサポートはない」「オンラインで問題演習できない」などといった声が見受けられました。
アガルートは講義動画の配信はありますが、実際の学習は紙テキストで進めていくことになるため、WEBでスマホやタブレットを使用しながら学習したい方には、評判は良くない印象でした。
また、質疑応答機能がないので、分からないところがあった際に自分で調べる必要があったり、時間がかかってしまうケースもあるため、評判が落ちてしまう要因になっているのでしょう。
良い評判も、悪い評判もあるので、自分の目で確認してから、アガルートで学習するのか他の通信講座を利用するのか検討するとよいでしょう。
アガルート講師の方の口コミ
アガルート講師の方の口コミ・評判についても調べたので、紹介しますね。
「丸野悟史講師は,司法試験・弁理士試験の両方に合格しており」弁理士法7条に基づく実務修習じゃなくてフルの弁理士試験(短答→論文→口述)受けて合格されてるのかな?だとしたら相当すごいな、、選択論文は知財にするかもなのでアガルートで全部揃えちゃおうかな
(引用元:Twitter)
Twitterでは、講師の方の評判はあまり見受けられませんでしたが、ブログなども確認すると「解説がわかりやすい」「聞いているだけで頭に入ってくる」「落ち着いた声で聞き取りやすい」などの好評の声が多かったです。
アガルートでは、3名の講師の方で弁理士講座の講義を行っていますが、どの方の講義も分かりやすいと評判でしたよ。
実際に司法試験や弁理士試験を合格し、実務経験も申し分なしの先生方なので、指導にも安心感と信頼感を与えられる良い講師の方々といえるでしょう。
→アガルートの評判・口コミの記事はこちら
アガルートの弁理士試験講座がおすすめな人
アガルートの弁理士講座の特徴、口コミなど紹介してきましたが、どんな方にアガルートがおすすめできるのかをまとめました。
アガルート公式HPでは「知的財産の専門家となり、キャリアアップを検討している方」「短期間での弁理士合格を目指している方」「狙われやすい個所を徹底精査した講師、書き下ろしたテキストで効率的に学びたい方」「費用を抑えつつ学習されたい方」におすすめと記載されていました。
また、独自に調べた結果、こんな方にもおすすめできると感じたポイントを紹介しますね。
アガルートの弁理士試験講座がおすすめな人 |
・充実したカリキュラムを求めている方 ・手ごろな価格で受講したい方 ・合格した後の特典が気になる方 |
アガルートでは、弁理士試験に精通した講師3名の方が講義動画で、初学者でもわかりやすく学習のポイントを教えてくれます。
また、講師の方やテキスト制作に携わっている方で、過去の弁理士試験での出題問題、出題傾向を徹底精査し、テキストを作成しているため、合格に必要なポイントを効率よく学ぶことが可能です。
弁理士試験に合格するために、必要な充実したカリキュラムを求めている方にはアガルートがおすすめできるといえるでしょう。
そして、アガルートの弁理士試験講座は3つのコースから選択できます。
短答式のみの対策ができる「短答カリキュラム」短答式、論文式とまんべんなく学習できる「総合カリキュラム」総合カリキュラムに加えて選択科目の民法も学べる「総合カリキュラム(民法オプションあり)」の3つのコースを受講できますよ。
そして、受講費用は短答カリキュラムが162,800円(税込)、総合カリキュラムは195,800円(税込)、総合カリキュラム(民法オプションあり)は239,800円(税込)になっており、通信講座業界ではお手頃な価格で受講できます。
お手頃な受講費用にとどまらず、アガルートを受講し、合格した方には受講費用の全額返金特典も行っています。
最初に受講費用を支払っても、合格した後に受講費用が全額返金されるので実質無料で弁理士の学習ができたことになりますね。
弁理士講座をお得に受講したい方は、ぜひアガルートでの学習を検討してみて下さい。
アガルート弁理士試験講座の割引情報
アガルートの弁理士試験講座では、全額返金特典の他にもお得な割引ができます。
では、実際にどんな割引制度があるのか見ていきましょう。
アガルート弁理士試験講座で使える割引制度 |
・再受講割引制度 ・他資格試験合格者割引制度 ・弁理士試験再受験割引 ・他校乗り換え割引制度 ・家族割引制度 |
(参考:アガルート公式HP)
アガルート公式HPを調べた結果、上記の割引制度を実地していることが分かりました。
「再受講割引制度」「他資格試験合格者割引制度」「弁理士試験再受験割引」「他校乗換割引制度」「家族割引制度」の5つの割引制度を行っていますよ。
例えば再受講割引制度を利用した場合、対象の講座が20%オフで購入できます。
過去に弁理士試験講座の受講履歴があり、再び総合カリキュラムの受講をしようと思った場合、通常は195,800円(税込)ですが、20%オフの156,640円(税込)での購入が可能になりますよ。
いずれかの割引制度を利用する場合は、購入前に申請が必要になるので確認してください。
弁理士の試験概要
弁理士試験の試験日、合格率を調べました。
弁理士試験は、例年5月中旬~下旬に実地されており、合格率は10%未満と難易度は高い試験であることがわかりました。
各試験の日程や過去6年間の合格率をまとめたので、今後弁理士試験を受験したいと考えている方は、参考にしてみて下さい。
それでは、試験日から確認していきましょう。
試験日
令和6年度の弁理士試験日は以下になります。
試験内容 | 試験日 |
短答式筆記試験 | 令和6年5月19日(日) |
論文式筆記試験(必須科目) | 令和6年6月30日(日) |
論文式筆記試験(選択科目) | 令和6年7月21日(日) |
口述試験 | 令和6年10月19日(土)~21日(月)のいずれか |
(参考:特許庁公式HP)
弁理士試験は、例年5月中旬~下旬に行われており、令和6年度の短答式試験は5月19日に実施されます。
短答式試験を合格した方は、論文式試験を受験でき、今回は6月30日(日)に実施され次の選択科目は7月21日に行われますよ。
また、口述試験は10月19日(土)~21日(月)のうちいずれかの日で実施されます。
なお、願書の受付は3月上旬~4月上旬に行われており、受験票は5月上旬に発送されます。
アガルートの弁理士試験講座を受講する場合、1年半ほどの学習スケジュールでカリキュラム構成されているので、受験したい年度の1年半前には申し込みができるようにするとよいでしょう。
合格率
次に、弁理士試験の合格率について見ていきましょう。
最終合格率 | 最終合格者 | |
平成28年度 | 7.0% | 296人 |
平成29年度 | 6.5% | 255人 |
平成30年度 | 7.2% | 260人 |
令和元年度 | 8.1% | 284人 |
令和2年度 | 9.7% | 287人 |
令和3年度 | 6.1% | 199人 |
令和4年度 | 6.1% | 193人 |
令和5年度 | 6.1% | 188人 |
(参考:特許庁公式HP)
弁理士試験の平成28年~令和5年度までの合格率を表にまとめました。
過去6年の合格率を見ていくと、6.1%~9.7%になっており10%以上はいっていないことが分かりますね。
どれくらいの難易度なのかわかるように、他の資格試験の合格率とも比較してみましょう。
順位 | 資格名 | 合格率(例年) |
1 | 司法書士 | 3~4% |
2 | 社会保険労務士 | 4~6% |
3 | 弁理士 | 6~10% |
4 | 土地家屋調査士 | 7~9% |
5 | 行政書士 | 8~15% |
6 | 税理士 | 12~15% |
(参考:アガルート公式HP)
上記の表を見ると、弁理士は3番目に合格率が低いことが分かりました。
合格率が例年10%以下ということは、毎年受験者数に対しておよそ1割の方しか合格できていないことになるので、弁理士試験は難易度の高い試験といえるでしょう。
今後、弁理士試験の受験を検討している方は、短答式試験を合格しなければ次の論文式試験の受験ができないため、まずは短答式の合格を目指して学習に取り組んでいきましょう。
アガルートの弁理士試験講座についてよくある質問
アガルートの弁理士試験講座について、よくある質問をまとめました。
アガルートの弁理士試験講座についてよくある質問 |
・弁理士試験を学べる通信講座はアガルートがおすすめって本当? ・アガルートの弁理士試験講座は民法も勉強できる? ・弁理士の予備校合格率、アガルートはどれくらい? ・LECの弁理士講座とアガルートはどう違うの? ・アガルートの講義スケジュールは資格スクエアのスケジュールと違うの? |
では、質問を1つずつ紹介していきますね。
弁理士試験を学べる通信講座はアガルートがおすすめって本当?
アガルートでは3つのコースから弁理士について勉強できます。
短答カリキュラム・総合カリキュラム・総合カリキュラム(民法オプションあり)となっており、単科講座もありますよ。
弁理士試験に精通した講師の方とテキスト制作スタッフの方で、過去問を徹底精査し教材を作っているので、合格に必要な知識を効率的に学べます。
また、インプットとアウトプットを同時にできる学習方法を徹底している会社なため、覚えた知識もより理解を深めながら学習を進められます。
アガルートを受講し、合格した方は受講費用の全額返金特典も行っているので、気になっている方はぜひ公式HPを確認してみて下さいね。
アガルートの弁理士試験講座は民法も勉強できる?
アガルートの弁理士試験講座は、民法の勉強も行えます。
弁理士試験講座3つのうち「総合カリキュラム(民法オプションあり)」は、選択科目の民法の対策ができますよ。
民法の「総合講義」「論文答案の書き方」「過去問解説講座」が付属されており、民法総則から債権法までの分野を網羅的に学習できます。
また、選択科目はあまり時間をかけて勉強できないことを考慮し、約35.5時間で眠歩科目を攻略できるコンパクトなカリキュラムを構成しています。
選択科目を民法にしようと考えている方は、ぜひ公式HPをチェックしてくださいね。
弁理士の予備校合格率、アガルートはどれくらい?
アガルート公式HPで、合格率を確認したところ、令和5年度の合格率は、34.4%と公表されていました。
令和5年度の弁理士試験と比べると、なんと5.6倍の合格率です。
なお、公式HPで公表されていた合格率は、アガルート受講生の合否アンケートの集計結果をもとに算出されていますよ。
弁理士試験の合格率よりも高い合格率を出していることから、アガルートの講座を受講すると、弁理士試験に必要な知識を学習できていることが分かりますね。
LECの弁理士講座とアガルートはどう違うの?
LEC東京リーガルマインドでも弁理士の講座がありますが、アガルートとの違いはあるのか調べました。
調べた結果、まず受講費用の違いがありましたよ。
アガルートでは、総合カリキュラム195,800円(税込)ですが、LECの場合1年合格ベーシックコースで495,000円(税込)でした。
LECは、通信学習だけでなく通学での学習もできたり、予備校さながらのサポートの充実さから受講費用が高くなっていることもあるでしょう。
また、テキストにも少し違いがあり、アガルートは短答式、論文式、選択科目の民法をまんべんなく学べるテキストを用意していますね。
LECの場合、勉強できる内容はアガルートと同様でしたが、テキストの中に「短答公開模試」「論文公開模試」が付属されていました。
公開模試は、弁理士試験さながらの試験内容になっているため、試験直前の仕上げとして役立ちます。
費用やテキストの他にも、通信講座ならではの違いもあるので、気になる方はそれぞれの公式HPを確認することをおすすめします。
アガルートの講義スケジュールは資格スクエアのスケジュールと違うの?
アガルートと資格スクエアの講義スケジュールに違いはあるのか、各公式HPから調べてみました。
調べたところ、アガルートではおよそ1年半の学習スケジュールの中で、5月の短答式試験までのインプット学習をすべて終わらせ、アウトプットに重点を置いていくカリキュラムになっていましたよ。
スタディングでは、およそ2年ほどの学習スケジュールの中で、最初の1年に入門講座や基礎講座、短答対策を行い、次の1年で論文式の対策を重点的に進めていくカリキュラム構成になっていました。
どちらの講座も最初に基礎学習、短答式対策を行うことに変わりはありませんが、テキスト内容や受講費用の異なりはあるので、それぞれの公式HPから調べてみるとよいでしょう。
まとめ
アガルートの弁理士試験講座は、合格に必要な知識を効率的に学習できます。
司法試験、弁理士試験を合格し、実務経験もある講師の方が行っている講義動画は、弁理士に必要な学習ポイントを1つ1つ解説してくれています。
講義動画は、実際に受講した方の評判も「落ち着いた声で分かりやすい」「頭に入ってきやすい」と好評の声が多い特徴がありますよ。
また、テキストもインプットとアウトプットを同時進行できる内容になっており、アガルートが過去問を徹底精査した教材になっているため、重点を効率よく学ぶことが可能です。
弁理士試験の学習範囲をまんべんなく学べる「総合カリキュラム」は、195,800円(税込)で受講が可能になっており、業界内でもお手頃な価格になっていますよ。
そして、合格した方には受講費用の全額返金特典もついてくるため、さらにお得に受講ができます。
合格するための知識に特化したテキストで学びたい、お手頃な価格で受講したい、短期間で知識を学びたい方は、ぜひアガルートの弁理士試験講座の受講を検討してみてください。
アガルートの弁理士試験講座で、効率的に重点を学び、弁理士試験に向けて実力を伸ばしていってくださいね。
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