宅建(宅地建物取引士)は毎年約20万人が受験する日本最大規模の国家試験で、取得すると不動産取引や契約の場面で有資格者として活躍できる人気の資格です。
「独学で宅建合格をめざしたいけれど、厳しい?」
「宅建の独学での勉強方法が分からない」
「独学で合格を目指すにはどんなテキストを使えばいい?」
宅建を目指す方の中には、そんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、独学で宅建に合格するためのスケジュールや勉強方法、必要な勉強時間などを解説していきます。
独学におすすめのテキストやサイト、アプリも紹介しており、この記事を読めばスムーズに宅建の勉強を始められるので、ぜひ参考にしてみてください。
また、独学で不安な場合は、通信講座での学習もおすすめです。
→宅建 通信の詳細はこちら
宅建に独学で勉強して合格するのはきつい?
宅建は受験者数が約20万人の資格で、合格率は15~17%、毎年約3万~4万人が合格しています。
合格に必要な勉強時間は約300〜400時間で、他の資格と比較した合格率や勉強時間は以下の通りです。
資格名 | 合格率 | 受験資格 | 勉強時間(約) | |
1 | 司法書士 | 4~5% | なし | 3,000時間 |
2 | 不動産鑑定士 | 5%前後 | なし | 3,000時間 |
3 | 社会保険労務士 | 6%前後 | あり | 1,000時間 |
4 | 行政書士 | 10%前後 | なし | 800時間 |
5 | マンション管理士 | 8~9% | なし | 500時間 |
6 | 宅地建物取引士 | 15~17% | なし | 300時間 |
7 | ファイナンシャル・プランナー 2級 | FP協会学科 →40~50% FP協会実技 →50~70% |
あり | 300時間 |
8 | 管理業務主任者 | 20~23% | なし | 300時間 |
9 | 賃貸不動産経営管理士 | 30%前後 | なし | 100時間 |
10 | ファイナンシャル・プランナー 3級 | FP協会学科 →80%超 FP協会実技 →70~90% |
なし | 120時間 |
(引用元:LEC東京リーガルマインド)
宅建は司法書士など他の国家資格と比較すると難易度はそれほど高くなく、初心者でも独学で勉強して合格を目指せる資格です。
宅建合格しました!
独学だったので不安でしたがこれで一安心です!
#宅建
(引用元:X)
宅建合格しました!
独学で、仕事しながら、異動のバタバタがありながら、
よく頑張ったなって思います!
でも、これで終わっちゃうんだなってちょっと寂しい。
(引用元:X)
Xを検索すると、実際に上記のような声がありました。
宅建の資格を持っていると不動産取引・契約の場面で有資格者として活躍できます。
そのため、不動産業に従事している人のほか、これから就職する学生、再就職を目指す主婦にも人気がある資格です。
宅建試験は年齢・学歴等に関係なく誰でも受験できるため、10代や80代、学生や主婦の合格者もいます。
ネットで検索すると、実際に独学で勉強し宅建試験に合格した人のブログが数多く出てきます。
私の場合、法律知識ゼロの状態から独学をスタートしました。半年ほどかけて自分なりに受験対策を進め、受験。試験当日の夜に自己採点した結果は50点満点中40点でした。
(引用元:キリュログ)
勉強を始めた当初は、「これ・・・合格できるんだろうか・・・独学なんて無理なんじゃ・・・」と不安でいっぱいでした(><)
それでも、半年という短期間で、かつ、独学で宅建に一発合格することができました!
(引用元: シングルマザーTips)
独学で宅建試験に合格した方の記事を確認したところ、多くの人が市販の教材で学習し、合格していることが分かりました。
独学の勉強に使えるテキストや本も多く出版されており、正しい勉強方法で学習を進めれば、独学での合格も十分可能です。
宅建の合格率や難易度、試験概要は?
宅建を独学で勉強するためには、宅建の合格率や難易度、試験の概要を知っておきましょう。
宅建の合格率・難易度・試験の重要ポイント |
|
宅建の合格率は15~17%で、民法など法律の専門知識が必要なため、簡単な試験ではありません。
合格するには約7割の正答率が必要で、基本的な問題は確実に解けるようにしておく必要があります。
試験の出題形式はマークシート方式で、出題数は全部で50問です。
それでは、宅建の合格率や難易度、試験の概要について詳しく解説します。
宅建の合格率と難易度
宅建の合格率は、15〜17%台で推移しています。
宅建の過去5年間の合格率は以下の通りです。
実施年度 | 合格率 |
令和5年度 | 17.2% |
令和4年度 | 17.0% |
令和3年度(12月試験) | 15.6% |
令和3年度(10月試験) | 17.9% |
令和2年度(12月試験) | 13.1% |
令和2年度(10月試験) | 17.6% |
令和元年度 | 17.0% |
(参考元:一般財団法人不動産適正取引推進機構)
令和4年の合格率は17.0%で、100人受験すると17人しか合格できない難関資格であることは間違いありません。
試験は全部で50問出題され、毎年約7割の正答数が合格基準点です。
実施年度 | 合格基準点 |
令和5年度 | 50問中36点 |
令和4年度 | 50問中36点 |
令和3年度(12月試験) | 50問中34点 |
令和3年度(10月試験) | 50問中34点 |
令和2年度(12月試験) | 50問中36点 |
令和2年度(10月試験) | 50問中38点 |
令和元年度 | 50問中35点 |
(参考元:一般財団法人不動産適正取引推進機構)
宅建の試験に合格するには満点を目指す必要はありませんが、基本的な問題を確実に正解することが大切です。
基本問題と難問が混在しているため、押さえておきたい基本問題と捨ててもいい難問を見分ける力も必要になります。
宅建の試験概要
宅建の試験概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
試験日 | 10月第3日曜日 |
受験料 | 8,200円 |
出題形式 | 4肢択一のマークシート方式 |
出題数 | 全50問 |
内訳 | 宅建業法 民法(権利関係) 法令上の制限 税・その他 |
(参考元:一般財団法人不動産適正取引推進機構)
宅建試験は年1回、10月におこなわれます。
出題の形式は4肢択一のマークシート方式ですが、「提示された選択肢の中で正しいもの(または、誤っているもの)がいくつあるか」という問題が出るため、正確な知識がないと対応できません。
登録講習機関がおこなう登録講習の修了者は、一部試験(5問)が免除されます。
ただし、登録講習を受けられるのは宅地建物取引業に従事している人だけで、一般の人は受けられません。
宅建を独学で合格するための効率の良い勉強法は?
宅建を独学で効率よく勉強するためのポイントは、以下の5つです。
宅建を独学で勉強するポイント |
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独学で宅建合格を目指すためには、あらかじめ試験までの勉強スケジュールを立て、計画的に勉強を進めることが大切です。
科目ごとに出題される問題数が異なるため、出題比率に合わせて科目ごとの勉強配分も変える必要があります。
勉強方法の基本は、テキストでのインプットと過去問での知識の定着です。
直前期には、模試で最終確認もしましょう。
それでは、宅建を独学で勉強するポイントを、ひとつずつ詳しく解説していきます。
宅建を独学で勉強するスケジュールの立て方
宅建を独学で勉強するには、あらかじめ試験本番までの勉強スケジュールを立て計画的に学習を進めることが大切です。
ここでは、LECの宅建勉強法を紹介します。
宅建合格に必要な勉強時間は、一般的に、
①「勉強時間は約300時間~400時間」
②「勉強の期間は約6か月間」
③「一日の勉強時間は約2時間」3カ月ほどでインプットをある程度終わらせることができます。
その後は徐々にアウトプット中心の学習へとシフトチェンジしていき、弱点の克服や総まとめなどを行います。
(引用元:LEC東京リーガルマインド)
学習の流れとしては、最初の3ヶ月ほどである程度のインプットをし、その後は問題演習を中心としたアウトプットへと移行していきましょう。
下の図のように、試験までの勉強期間を「インプット期間」「知識定着期間」「アウトプット期間」の3つに分けスケジューリングすると、インプットまたはアウトプットのどちらかに偏らず効率よく知識が身に付きます。
4月に勉強をスタートした場合の、各期間のスケジュール例と学習内容は以下のようになります。
スケジュール例 | 期間 | 学習内容 |
4~6月(3カ月間) | インプット (基礎力養成) |
「理解重視」の時期 テキストを熟読し、内容を理解する |
7~8月(約2カ月間) | 知識定着期間 | 「記憶重視」の時期 テキストを読むのと並行して、過去問集等を使った問題演習 |
9~10月(約2カ月) | アウトプット (直前対策) |
今までやってきたことを何度も繰り返す 模試で実践演習 |
(参考元:LEC東京リーガルマインド)
宅建は出題範囲が広く、法律の専門用語を理解する必要があるため、まずはしっかりとインプットをしていきましょう。
インプットした知識の定着には、実際に過去問を解きアウトプットを繰り返すことが有効です。
効率よく勉強するには、この2つのバランスをとる必要があります。
独学での勉強の失敗例として、インプットに時間をかけすぎて問題演習の時間がなくなってしまうケースがあります。
宅建試験では過去問と類似の問題が多く出題されるため、過去問を解くことは非常に重要です。
インプットとアウトプットの期間を区切ってスケジュールを立てておくと、問題演習の時間が不足することを防げます。
出題比率にあわせて科目ごとに勉強時間を配分する
宅建の試験は、科目によって出題比率が異なります。
各科目の出題比率と合格に必要な得点は、以下の通りです。
科目 | 配点 | 配点比率 | 合格に必要な得点 |
民法等 | 14問 | 28% | 9問正解 |
宅建業法 | 20問 | 40% | 17問正解 |
法令上の制限 | 8問 | 16% | 6問正解 |
税その他・免除科目 | 8問 | 16% | 6問正解 |
合計 | 50問 | 100% | 38問正解 |
(参考元:資格の学校TAC)
表からもわかる通り、民法等と宅建業法だけで全体の約7割の配点となっています。
宅建の勉強をする際は、この出題比率を考慮して勉強時間を配分しましょう。
大手資格予備校のLECによると、科目ごとの勉強時間の配分は次のようなイメージです。
重要なのは、下記の3点を意識した科目ごとの勉強時間の配分です。
□テキストによる内容理解
□過去問による実践演習
□重要ポイントの暗記
この3つのステップをご自身の状況に合わせて各科目の勉強時間の中で配分していくことが大事です。
(引用元:LEC東京リーガルマインド)
出題比率の大きい民法や宅建業法は十分に時間をとる必要があり、上記のグラフでも6割以上の時間を民法と宅建業法にあてています。
一方、税その他は出題比率が低く、他の科目に比べ短時間の勉強が目安になります。
このように、各科目の出題比率や難易度にあわせて、勉強の時間配分を調整しましょう。
「権利関係(民法等)」は例年14問出題
権利関係(民法等)では、民法など法律の規定に関する内容や裁判例(判例)を正確に理解し、記憶する必要があります。
問題文が長い事例式の問題が多く、問題文の意味を正しく理解できないと回答できません。
知識を身につけるだけではなく「誰が、誰に、何をするのか」を問題文から正確に読み取る練習が必要で、丁寧に時間をかけて勉強すべき科目です。
「宅建業法」は例年20問出題
宅建業法は全50問中20問ともっとも比率が大きく、配点の40%を占めるため入念に勉強し得点源にしたい科目です。
宅地や建物の取引に関する手続きや、業務上の規制について主に出題されます。
権利関係(民法等)に比べると出題範囲が狭く、比較的素直な問題が出題されますが、20問中17問以上と高い正解数を求められるため十分な学習時間が必要です。
範囲が狭いわりに出題数が多いため過去問と類似の問題が出やすく、勉強内容としては過去問演習が重要になります。
過去問を解く時間もしっかりと確保しておきましょう。
「法令上の制限」は、例年8問出題
法令上の制限では、都市計画法や建築基準法、国土利用計画法、農地法、土地区画整理法など、街づくりに関する法律について問われます。
出題数は多くありませんが、専門用語や制度の内容が多く、理解に時間がかかる科目です。
「税その他」は、例年3問出題
税その他は、税制に関する問題と不動産鑑定評価基準等に関する問題が出題されます。
例年3題しか出題されないため、ほかの科目に比べあまり時間をかけず、過去問で問われる内容を理解しておきましょう。
「免除科目」は、例年問46~50で出題
登録講習修了者は、問46~50の5問が免除されます。
一般の人は問46~50も解答しますが、出題内容は税金その他の科目です。
免除科目も、過去問で問われる内容を理解しておきましょう。
ただし、例年問48で出題される「統計」問題は、最新データに沿った勉強が必要です。
試験の直前期にあたる8月~9月に模擬試験などで提供される最新データを使って、内容を確認しましょう。
自分に合ったテキストで基礎を固める
インプット期には、自分に合ったテキストを選び、そのテキストを繰り返し学習します。
出版社が異なっていても内容や押さえるべき要点に違いがあるわけではありません。自分に合った読み進められるものを1冊選び、そのテキスト繰り返し学習すれば、効率良く勉強できます。
(引用元:LEC東京リーガルマインド)
市販の宅建のテキストは収録されている内容に大きな差はないため、自分にとって分かりやすい解説をしているものを選び繰り返し学習をしましょう。
まずはテキストを最後まで全て読み、試験内容の全体像を把握します。
独学はモチベーションの維持が大切なため、最初から細かいところまで理解しようとせず、ざっくりとイメージをつかむつもりで読み進めるのがポイントです。
初めに全体像が分かったほうが、その後の理解も進みやすくなります。
テキストを一度読み切ったら、何度も繰り返し読み基礎を固めましょう。
過去問を解いて知識を定着させる
一通りインプットができたら、過去問を解いて知識を定着させます。
過去に出題された問題を繰り返し解くことで、試験の問題傾向もわかってきます。
過去問集を選ぶときは、自分が使っているテキストと同じ出版社で選ぶのがおすすめです。
問題集の多くは学習効率を上げられるように、同じシリーズのテキストと連動して作られています。
同じシリーズの教材であれば、解説の言葉などに違いが出ないため、より理解しやすいでしょう。
合格への近道は過去に出題された問題の中にあります。宅建士本試験問題のうち7割程度の問題が、過去の問題の焼き直しだからです。
(引用元:LEC東京リーガルマインド)
このように、宅建の試験では例年約7割は過去に出た問題の焼き直し問題が出るため、最低でも2〜3周は過去問を解くようにしましょう。
模試を活用する
独学の場合も、試験直前の時期には公開模試を活用し、実践演習をするのがおすすめです。
公開模試を受けることで自分の弱い分野が分かり、さらに、試験の結果データで客観的な分析ができます。
たとえば、他の受験者の正答率をチェックすることで、多くの受験者が正解している落としてはいけない問題の確認が可能です。
また、本試験と同様の状況下で試験に挑むことで、試験時間の使い方や問題を解く順番も意識し、効率よく得点を伸ばす練習になります。
宅建の模試は、大手資格予備校のLECやTACが開催しています。
予備校名 | 模試の種類 |
LEC |
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TAC | 全国公開模試(10月実施) |
大手資格予備校の模試は、過去の出題傾向を分析して作成した予想問題が出題されるため、本試験に出題される可能性が高い問題を練習できるのもポイントです。
模試で最新の統計データも確認できるため、独学で勉強する人も模試を受けておきましょう。
宅建の独学用テキストの選び方
宅建試験は非常に人気があり受験者数も増加しているため、宅建試験に関するテキストは数多く出版されています。
その中から、独学に合ったテキストを選ぶ必要があります。
宅建の独学用テキストの選び方については、TACやユーキャンでも解説されているので参考にしましょう。
独学で宅建士を目指すのであれば、テキストと問題集の選定が重要です。「自分にとってわかりやすい言葉で書いてあるか」、「法改正など今の状況にあわせた最新のテキストであるかどうか」、「わからないところがすぐに確認できるようにテキストと問題集がリンクしているか」などをチェックして、適したものを選択しましょう。
(引用元:資格の学校TAC)
宅建試験では法改正があった部分がよく出題されるため、最新情報を押さえておくことが合格のカギになります。問題によっては昨年まで正解だった回答が、今年は不正解となっている可能性もあります。そのため、テキストや問題集は常に最新版を購入するようにしましょう。
(中略)
なるべく分かりやすく嚙み砕いて説明されたテキストを選ぶようにしましょう。フルカラーやイラスト、図解が多く使われているテキストであれば初めての場合でも抵抗少なく学習できるかもしれません。
(引用元:ユーキャン)
TACによると、テキスト選びでチェックすべきポイントは「分かりやすい言葉で解説されているか」「最新のテキストであるか」「テキストと問題集がリンクしているか」です。
また、ユーキャンでは「フルカラーやイラスト、図解が多く使われているテキスト」もポイントとしてあげています。
ここでは以上の内容を考慮し、宅建を独学で勉強するためのテキストを選ぶポイントを4つにまとめました。
- 初心者でもわかりやすいように専門知識の解説がされているか
- イラストや図表でわかりやすくまとめられているか
- 過去の出題事例が紹介されているか
- 法改正に対応した最新のものか
テキストが読みにくいだけで勉強のモチベーションが下がってしまうため、独学で勉強をするには自分が読みやすいものを選ぶことが大切です。
とくに、初めて法律用語に触れる人は、専門知識が分かりやすい言葉で解説されているかを重視しましょう。
また、イラストや図表があると、複雑な法律の理解もはかどります。
イラストや図表を使い、初心者でもわかりやすい解説をしているかもチェックしましょう。
テキストには二色刷りのもののほかフルカラーのものがあり、人によってカラフルなイラストの解説が向いている人と、シンプルな図解を好む人がいます。
購入する前に中を確認し、自分の読み進めやすいタイプを選んでください。
宅建の試験は例年、約7割は過去に出た問題の焼き直し問題が出るため、過去の出題事例が紹介されているテキストだとより効率よく試験対策ができます。
法律の改正点は宅建試験で狙われやすい項目なので、法改正に対応した最新のテキストを選ぶことが大切です。
宅建を独学で勉強する人におすすめのテキスト5選
宅建を独学で勉強する人におすすめのテキストを紹介します。
宅建の独学勉強におすすめのテキスト5選 |
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おすすめのテキストは、各テキスト(2023年度版)のAmazonでの評価が4つ以上のもののうち、実際にそのテキストを使った合格者の声を参考に選びました。
みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2024年度
著者 | 滝澤 ななみ |
出版社 | TAC出版 |
価格 | 3,300円 |
「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書」は、Amazonの宅地建物取引士の資格・検定カテゴリーでベストセラー1位を獲得しています。
フルカラーで、ビジュアル的に理解しやすいテキスト構成が魅力です。
初学者でも理解しやすいよう、噛み砕いた説明をしています。
すこし前、別の検定試験でAmazonで売上No.1の本で勉強して、合格しました。
その経験から今回も売上No.1の本を買いました。
中を数冊に取り外せ、持ち運びに便利。
(引用元:Amazonレビュー)
抜き取り可能な3分冊構成で、分野ごとに本を分解して持ち運び可能です。
掲載されている例題と問題演習用の一問一答問題をスマホで解けるため、スキマ時間にも無駄なく学習できます。
2024年版 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト
著者 | 友次 正浩 (著), 東京リーガルマインド LEC総合研究所 宅建士試験部 (著, 編集) |
出版社 | 東京リーガルマインド |
価格 | 3,300円 |
高い合格実績が自慢の資格スクール・LECの「合格のトリセツ」シリーズは、法律初学者・宅建初学者に向けて作られており、Amazonでも星4.5を獲得する人気シリーズです。
分冊して試験の直前にも復習できそうです。
解説もとても丁寧に書いてあるので、私のような初心者にでもわかりやすくなっています。
(引用元:Amazonレビュー)
初学者向けに分かりやすい文章でシンプルに解説されており、フルカラーのイラスト・図解が豊富で、覚えるべきポイントが分かりやすいよう工夫されています。
購入者特典として、LECの人気講師がレクチャーする45回の無料講義動画を視聴できるのもポイントです。
2024年版 らくらく宅建塾 (らくらく宅建塾シリーズ)
著者 | 宅建学院 |
出版社 | 宅建学院 |
価格 | 3,300円 |
「らくらく宅建塾」も、Amazonで星4.5を獲得している人気テキストです。
話し言葉を使った講義形式で書かれていて、難しい法律用語も日常用語に置き換えて説明するなど、わかりやすさを追求しています。
色んな参考書が販売されていますが、私はらくらく宅建塾が1番 覚えやすくわかりやすいです。
個人的な感想ですが らくらく宅建塾はシンプルで文章も噛み砕いた表現がすっと頭に入ってきます。 オールカラーや図が沢山ある参考書ではどうも理解できず困っていた所出会えた参考書なので 図より文章で理解したいという方にぜひオススメです。
(引用元:Amazonレビュー)
図解やイラスト、語呂合わせなども多数取り入れてあり、楽しく学べるのも特徴です。
例題には2022年10月に行われた本試験も多数登場し、最新問題傾向も掴めます。
初めて宅建を学ぶ人は、同シリーズの「マンガ宅建塾」で全体像をつかむのもおすすめです。
わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト 2024年度
著者 | TAC宅建士講座 |
出版社 | TAC出版 |
価格 | 3,300円 |
「わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト」は、大手資格予備校のTACが長い間積み上げてきたTAC宅建士講座のノウハウを凝縮したテキストです。
フルカラーの丁寧な解説で、合格のために必要なことのすべてが盛り込まれています。
買った参考書はこれ1冊のみでしたが、
お陰で独学の初受験にも関わらず今年の試験で無事合格できました。
(引用元:Amazonレビュー)
「なぜそうなるのか?」「どうしてこういう結論に達するのか?」をはじめての人にもわかりやすく丁寧に解説しているため、初学者でもきちんと理解しながら学習を進めていけます。
4分冊にセパレートでき、持ち運びにも向いています。
2024年版 出る順宅建士 合格テキスト(全3冊)
著者 | 東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 |
出版社 | 東京リーガルマインド |
価格 |
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「出る順宅建士 合格テキスト」は、大手資格予備校のLECが出版する1988年初版のロングセラーシリーズです。
2022年版は3冊とも、Amazonの星4つ以上の高評価を獲得しています。
詳細知識までおさえられる、圧倒的な情報力が特徴です。
A・B・Cに分けた重要度ランクを表示しており、試験で問われやすい箇所がわかるようになっています。
正解率や重要度ランクが記載されているためメリハリをつけて学習できる。
(引用元:Amazonレビュー)
同シリーズの「ウォーク問過去問題集」の該当ページを記載してあるため「ウォーク問過去問題集」ですぐに復習・演習ができ、より効率的に学習出来ます。
宅建の独学におすすめのサイトやアプリはある?
宅建の独学におすすめの無料動画や、テキストのサイトも多く存在します。
その中からおすすめのサイトとアプリを、以下のカテゴリーに分けて紹介します。
- 宅建の情報収集におすすめのサイト
- 宅建独学のインプットにおすすめのサイト
- 宅建の独学におすすめの解説動画
- 宅建の独学におすすめのアプリ
目的に合わせて、サイトやアプリも活用してみてください。
宅建の情報収集におすすめのサイト
まず紹介するのは、宅建の試験情報について知りたい人におすすめの無料サイトです。
宅建の情報収集におすすめのサイト |
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これらのサイトでは、宅建の試験情報や勉強法を学べます。
宅建の勉強をスタートする前の情報収集や、勉強を進める中でモチベーションが下がってしまったときなどに活用してみてください。
宅建みやざき塾
日建学院の現役講師・宮嵜 晋矢さんが運営するサイトで、宅建を独学するにあたっての情報収集に使えます。
日建学院は、おもに建築や不動産関係の資格の受験対策講座を開講している資格予備校です。
宅建みやざき塾は各科目の講義だけでなく、宅建の学習方法に関する情報が充実しています。
「独学者応援無料動画」はチャンネル登録者数が68,000人に迫る人気で、「わかりやすい・楽しい・勇気づけられる」と評判です。
宅建試験ドットコム
「宅建試験の解説でNo.1を目指す」と銘打っている学習用サイトです。
根拠条文・判例付きの解説を含む、平成12年度から最新回までの過去問題1250問を無料で公開しています。
見やすいつくりのサイトで、初心者にもわかりやすく宅建の試験情報を解説していて、利用者の評判も抜群です。
この中でもダントツで使いやすいのが、宅建試験ドットコム(過去問道場)です。
無料なのが不思議な超有料級のサイトですので、ぜひ使ってみて下さい。
(引用元:最短ルートで社労士合格!)
アカウントを作成すると学習記録を付けられ、間違えた問題のみを解く機能もあるため、復習用にもおすすめです。
宅建独学のインプットにおすすめのサイト
宅建を独学する人のインプットにおすすめのサイトは、以下の3つです。
宅建独学のインプットにおすすめのサイト |
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試験範囲のコンテンツが豊富で、インプットに活用できます。
スマホで閲覧できるので、スキマ時間に復習に使うのもおすすめです。
宅建超高速勉強術 公式ブログ
運営者の宅建合格歴をもとにした、実践経験に基づく情報が満載です。
各分野別の解説は無料とは思えないコンテンツ量で、インプットに活用できます。
出題されやすい項目や学習する上で注意するポイントも細かく教えてくれるので、初心者でも重要ポイントがよく分かります。
勉強法に関する解説も豊富なので、モチベーションが下がってしまったときに読むのもおすすめです。
幸せに宅建に合格する方法
幸せに宅建に合格する方法は、宅建試験に関係する情報が膨大に載っていて、無料テキストはその一部です。
宅建の勉強法・各科目の解説・過去問が載っています。
各科目の解説では、宅建試験の全範囲をわかりやすい言葉で丁寧に解説してあります。
各項目に重要度を表す星印が記載されており、重要項目が分かりやすいです。
LETOS
LETOSでは、講座の一部として無料テキストを提供しています。
宅建試験の全範囲をイラスト・図表も使いながら論点別に解説していて、ビジュアル的にも理解しやすいサイトです。
記事によっては記事内に動画も掲載されていて、テキストで書かれている内容を動画でも見られます。
各記事には関連記事も載っているので、関連する内容とあわせて効率的に学習を進められます。
宅建の独学におすすめの解説動画
続いて、宅建の独学におすすめの解説動画を紹介します。
宅建の独学におすすめの解説動画 |
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動画解説は視覚的にも理解しやすく、初心者には難しく感じる専門知識も頭に入りやすいのがメリットです。
一回あたり10分程度の動画なら、スキマ時間にも勉強できます。
あこ課長の宅建講座
不動産会社に15年以上勤務し新人教育を担当している、あこ課長が配信するYouTubeの講義です。
「耳で覚える」をコンセプトに、イラストや語呂合わせでわかりやすく解説しています。
耳馴染みの良い声と、親近感のある動画構成で、初心者の人でも頭に入りやすいでしょう。
ブログでも講義を解説しているので、動画を視聴した後はテキスト代わりにブログを読んで勉強できます。
1回あたり約10分と、スキマ時間にも視聴しやすい解説動画です。
マジでイケてる宅建講座 ゆーき大学
慶應義塾大学卒、宅建試験・行政書士試験・司法書士試験に合格済みのゆーき先生が動画を配信しています。
宅建試験の一発合格を目指せる講義動画を配信しており、初心者向けのわかりやすい講座と評判です。
宅建試験の全範囲をおさえた充実の講座内容で、暗記系は語呂合わせを使って覚えやすいよう工夫されています。
宅建の独学におすすめのアプリ
宅建の独学におすすめの無料アプリは、以下の2つです。
宅建の独学におすすめのアプリ |
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ただし、問題演習形式でインプットには向かないため、スキマ時間に問題演習をするサブ教材として使うのがおすすめです。
宅建 過去問(合同会社トリップス)
宅建 過去問 2024は、過去問10年分を分野別・年度別に解ける宅建勉強用アプリです。
基本の一問一答から分野別4択、10年分の過去問演習までたっぷり3748問題があります。
全問題に解説が付いており、チェックを入れた問題をまとめて復習できる機能もあるので、復習もしやすいです。
このアプリのおかげで合格しました!!
宅建を目指している皆さん、このアプリをやりましょう!
逆にこのアプリだけしかやらなくていいです。
過去10年分の全ての過去問が最新の法令に準拠した形になっているのが、本当に助かりました。
(引用元:App Storeプレビュー)
宅建 過去問 2024は、App Storeで星4.8 • 2.7万件の評価があります。
宅建過去問題集(スタケン)
こちらは、有料ウェブ講座「スタケン」用アプリですが、スタケンを購入していない人も無料で利用できます。
一問一答、四肢択一、過去問年度別、弱点攻略、ランダム出題など、自分に合った解き方を選んで問題演習が可能です。
ユーザーの実績を自動的に点数化し、利用者間でランキングされるため、独学でもライバルと競い合う感覚で学べます。
スタケンについてはこちらの記事でも詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
→スタケン 評判はこちら
宅建に独学で合格するために必要な勉強時間は?
宅建の試験勉強にかかる時間は、資格スクール各社が以下のように記載しています。
資格スクール | 必要な時間 |
ユーキャン | 300~350時間 |
LEC | 300~400時間 |
TAC | 資格予備校に通う場合:400時間 独学の場合:500〜600時間 |
(各社のHPの情報を参考に当サイトにて集計)
以上より、宅建の合格に必要な勉強時間は約300時間〜400時間、初心者で独学の場合は500時間以上みておくとよいでしょう。
学習経験者は状況に応じて、勉強時間の短縮が可能です。
たとえば、民法は多くの資格試験において主要科目として出題されるため、他の資格試験ですでに勉強している人は民法の勉強時間を短縮できます。
宅建の勉強時間を初学者の500時間〜600時間とした場合、勉強開始時期による1日あたりの勉強時間は以下の通りです。
開始時期 | 試験までの日数 | 1日あたりの勉強時間 | 1週間あたりの勉強時間 | 1ヶ月あたりの勉強時間 |
12月頃 | 330日(11ヶ月) | 1.5~2時間 | 11~14時間 | 45~60時間 |
4月頃 | 210日(7か月) | 2~3時間 | 14~21時間 | 60~90時間 |
7月頃 | 120日(4か月) | 4~5時間 | 28~35時間 | 120~150時間 |
(参考元:資格の学校TAC)
勉強時間を1日2~3時間とした場合、10月の試験本番に向け4月には勉強をスタートするとよいでしょう。
TACには、宅建の学習について次のように記載があります。
勉強を始める時期を決めたら、1日あたりの学習時間、1週間あたりの学習時間、1か月あたりの学習時間を算出し目標としましょう。
(引用元:資格の学校TAC)
勉強をスタートする時期を決めたら、1日あたり、1週間あたり、1ヶ月あたりそれぞれの勉強時間を算出して目標とし、継続して学習を進めましょう。
宅建を独学で勉強するメリット・デメリット
宅建は独学でも合格できる資格ですが、独学にはメリット・デメリットがあります。
独学で勉強するメリット |
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独学で勉強するデメリット |
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独学はお金がかからず、自分の好きなタイミングで試験勉強をスタートし、仕事や家事などの都合に合わせて学習を進められるのがメリットです。
一方で、勉強スケジュールやモチベーションを自分で管理しなければならず、勉強していく中で分からないことがあったときには自分で解決しなければなりません。
それでは、宅建を独学で勉強するメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
宅建を独学で勉強するメリット
宅建を独学で勉強するメリット |
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独学で勉強する場合、基本的に教材とするテキスト本や問題集以外に費用がかかりません。
テキストや問題集は、一冊当たり3,000円前後で手に入ります。
試験直前に公開模試を受ける場合はその受験費用がかかりますが、3,000〜5,000円ほどです。
試験勉強にお金をかけられない人にとって、コストがかからないのは大きなメリットでしょう。
また、独学は自分自身のペースで勉強を進められることも、メリットのひとつです。
「仕事の都合に合わせ、長期戦でゆっくり勉強を進めたい」「得意なところは勉強時間を減らし、苦手なところに時間をかけたい」などの工夫ができ、自分にとって効率的な勉強ができます。
宅建を受験する人は、すでに仕事をしている人や家事育児に忙しい主婦も多くいます。
独学なら、仕事の繁忙期を避けたり、生活リズムに合わせたりして勉強の計画が立てられるのもポイントです。
学生の場合も、学校の試験期間などを避けて学習を進められるでしょう。
宅建を独学で勉強するデメリット
独学は自分のペースで学習を進められるのがメリットですが、その分、自分でスケジュール管理をする必要があります。
カリキュラムも組まれていないため、あらかじめ試験本番までのスケジュールを見通し、どの科目にどのくらいの時間をかけるのかを含め自分で勉強計画を立てなければなりません。
通信講座や資格スクールに通学して勉強する人は、分からないことは専門の講師に質問ができます。
しかし、独学の場合は専門書などを調べ、自力で解決しなければなりません。
法改正を自分で調べる必要がある点も、独学のデメリットです。
宅建の試験では、最新の法改正に対応した問題が出題されます。
通信講座や資格スクールでは法改正に対応した講義を受けられますが、独学の場合は法改正についても自分で情報を集めなければなりません。
最新版のテキストを購入することはもちろん、不動産関連のニュースのチェックが必要です。
独学で勉強を進めることに不安がある方は、通信講座を検討するのもひとつの方法です。
こちらの記事では、ユーキャン 宅建について紹介しているので、あわせてご覧ください。
→ユーキャン 宅建士 評判はこちら
宅建を独学・通信・通学で勉強する場合の比較
宅建の試験勉強は、独学のほか通信教育や資格スクールへ通学する方法もあります。
独学・通信・通学の勉強はかかる費用が異なり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
独学 | 通信講座 | 通学 | |
費用 | 約1~2万円 | 約1.5~15万円 | 約15~20万円 |
メリット |
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デメリット |
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宅建の勉強方法を選ぶ際は、かかる費用や自分で勉強のペース配分・モチベーションを維持できるかをよく検討し、自分に合った勉強方法を選ぶことが合格への近道です。
試験勉強にお金をかけられない人、日頃から勉強の習慣がある人、分からないことを自分で調べられる人は独学が向いています。
自己学習に自信のない人やプロのカリキュラムで確実に合格を目指したい人は、通学での勉強がおすすめです。
時間の都合が付きにくい人で、専用の教材で独学より効率的に合格を目指したい人は、通信講座を検討してみましょう。
こちらの記事では、宅建 通信講座を紹介しているので、ぜひ、通信講座や予備校選びの参考にしてください。
→宅建の通信講座と予備校のおすすめランキング・主要14社を徹底比較
宅建の独学に関するよくある質問
宅建の独学に関するよくある質問 |
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宅建資格に関するよくある質問についてまとめました。
宅建を独学で合格するのはきつい?ゼロから勉強して合格できる?
宅建資格は簡単な資格ではありませんが、独学で勉強し合格している人も多くいます。
ただし、初学者の場合は法律の専門用語を理解するのに手間取る可能性があります。
独学で勉強する場合は勉強計画をしっかり立て、テキストの理解と過去問の繰り返しをおこない合格を目指しましょう。
独学での勉強の様子を知りたい人は、宅建を独学で勉強し合格した人のブログを参考にしてみるのもおすすめです。
宅建の独学におすすめのテキストや本の2024年度版はどれ?
宅建の独学には、以下の5つのテキストがおすすめです。
宅建の独学におすすめのテキスト |
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おすすめの理由は記事内で解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
どのテキストも独学で合格を目指すのに十分な内容です。
説明の文体やイラスト・図解の見やすさを確認し、自分の読みやすい一冊を選びましょう。
宅建は出る順シリーズを使って独学で合格できる?
宅建は、出る順シリーズを使って独学で合格が可能です。
出る順シリーズは、豊富な情報量の「出る順宅建士合格テキスト」や、合格者からも定評のある「出る順ウォーク問 過去問題集」が人気です。
実際に出る順シリーズを使って勉強し、合格した人のブログもあるので参考にしてみてください。
宅建の独学におすすめのサイトやアプリはある?
宅建の独学に必要な情報収集ができるサイトや、インプットにおすすめのコンテンツ満載のサイト、わかりやすい無料解説動画などがあります。
メインの教材として使うならテキスト本が向いていますが、サイトや動画を活用し、宅建試験の情報や勉強方法を調べたり、分からない部分を確認したりできます。
問題形式の無料アプリもあり、アプリは移動中など、スキマ時間に問題演習をするのにおすすめです。
宅建はオワコンって本当?
宅建は、不動産業界への就職や転職を目指す際に必須ともいえる資格です。
不動産取引の「重要事項の説明」など、宅建士だけができる独占業務があります。
また、宅地建物取引業者は「その事務所等に成年の専任の宅地建物取引士を置かなければならない」と決められているため、宅建士が不要になることはありません。
主婦が宅建をとったらパートに役に立つ?使い道はある?
不動産業界では宅建業法により、5人に1人の割合以上で事務所等に宅建士を置くことが定められています。
そのため、宅建の資格を持っていると不動産業界でパートをする際にも有利になります。
求人サイトでは宅建の有資格者の求人も出ているので、確認してみましょう。
50歳おばさんが宅建の資格を取っても意味がない?
宅建の受験者のうち、約18%が50代以上の人です。
50歳で宅建の資格を取り、資格を活かして働くことは可能です。
就職する際も無資格よりも有利になるので、不動産業界で働きたいのなら十分に意味があるでしょう。
宅建の50代受験者の合格率は?
令和4年の試験では、50代の合格率15.7%でした。
ここ5年間の50代の合格率は、13~14%台を推移しています。
まとめ:宅建の資格は独学で合格できるのか?
宅建試験は合格率が15~17%で法律の専門知識も必要なため、簡単に合格できる資格とはいえません。
しかし、独学で学習を進め、合格を掴んだ人も多くいます。
独学で宅建試験に合格するには学習計画をしっかり立て、過去問を活用して確かな知識を身につけることが重要です。
この記事では、宅建試験の合格に必要な勉強時間や学習スケジュール、独学の勉強法、独学のメリット・デメリットについて紹介してきました。
独学で宅建に合格できるのかな?と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
宅建の勉強をより効率的に進めるのであれば、通信講座や予備校もおすすめです。
宅建の通信講座や予備校に関してはこちらの記事でもまとめているので、あわせてご覧ください。
→宅建 通信の詳細はこちら
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