【2024年最新】日本国内のMBAランキング!費用やオンラインMBAに関しても調査

名門ビジネススクールを多数抱えるアメリカに比べると、知名度、世界ランキングともに及びませんが、ビジネススクールを開設している名門大学も多数存在し、現在ではおよそ50の大学にMBAスクールがあります。

その中でも、ランキング上位の国内ビジネススクールのMBAプログラムの特徴や学費などを、徹底比較してみましょう。

ビジネススクールに興味があるけど、日本にもあるの?」

「日本国内でMBAを取るならどこの大学院がいい?」

日本国内MBAに興味のある方は、ぜひご一読ください。

海外MBAについては、こちらの記事で解説しています。

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MBAとは

MBAは経営学の大学院修士課程を修めると与えられる学位であり、Master of Business Administrationの略称です。

MBAプログラムを開講している大学院は、特に経営大学院や、ビジネススクールと呼ばれています。

最近では、社会人となってから必要となるビジネススキルを、科目別に1単位から開講しているビジネススクールもあります。

MBAは日本語で経営学修士といい、経営学の研究者ではなく、実際に企業の現場で求められる経営スキルや、リーダーシップ、人や物、財産などの効果的な管理スキルを身につけます。

MBAホルダーは、企業で管理職を任される方もいれば、自身で起業する方も多くいらっしゃいます。

ビジネススクールで学んだスキルや、構築された人脈は、その後のキャリアで役立つものとなるでしょう。

MBAの国際認証機関

MBAの質保証行う国際認証機関は、AACSB、AMBA、EQUISの3つ存在します。

国際認証

(引用元:名古屋商科大学HP)

AACSB認証
米国を拠点に活動し、経営教育を提供する高等教育機関(学部・大学院教育)をミッション主導型の教育成果を重視して認証します。

EQUIS認証
自治的な運営が行われる経営教育機関をスクール単位で認証し、教育研究活動を中心とした国際戦略を重視して認証します。

AMBA認証
社会人教育としてのMBA課程を認証し、提供科目や教育手法などがMBAと呼ぶに相応しいかを細部にわたって審査します。

国際認証が与えられたスクールは、国際的にプMBAログラムが評価されているということです。

スタンフォード大学や海外の名門MBAの多くが、国際認証を与えられているスクールばかりです。

日本で2022年4月までで国際認証を付与されている大学は以下の5校です。

大学院名 認証機関
名古屋商科大学大学院 AACSB・EQUIS・AMBA
早稲田大学大学院 AACSB・EQUIS
慶應義塾大学大学院 AACSB・EQUIS
立命館アジア太平洋大学大学院 AACSB
国際大学大学院 AACSB
一橋大学大学院 AACSB

国際認証を3つとも与えられているのは、名古屋商科大学大学院のMBAプログラムのみでした。

MBAで学べること

MBAプログラムにはいくつかの科目があります。

例えば日本の名門、慶應大学のビジネススクールの科目は以下のようになっています。

会計管理
経営の計数管理に不可欠な会計情報について、簿記や財務諸表等の基礎知識および財務比率や管理会計手法などの分析能力を身につけます。

 

マーケティング
顧客が真に求める製品やサービスを作り、届け、その価値を表現し、そして伝達する、効果的マーケティング手法を学びます。

 

経営科学
情報と論理的思考を駆使して経営課題の解決や意思決定の質を高める定量分析の具体的な方法論、および合理的な意思決定手法について学びます。

 

組織マネジメント
経営者として組織をいかにマネジメントするか、「組織における人間行動(ミクロ組織行動)」と「経営における組織と戦略(マクロ組織行動)」の2つの視点から学びます。

 

経済・社会・企業
人・組織をとりまく外部要因に対する理解を深め、外部環境変化に対する企業・組織経営のあり方についての判断能力を養成します。

 

財務管理
ファイナンスと経営財務の基礎、企業価値評価手法、資本コスト算定、経営戦略の手段としての財務戦略やM&A、企業再生等について学習します。

 

生産政策
企業活動において製品やサービスを提供する「生産・供給機能」とそのためのオペレーションに焦点を当て、課題を発見・分析・改善する視点を養います。

 

総合経営
企業の経営政策・戦略上の諸課題について、トップ・マネジメントの視点に立って戦略立案並びに実行を指揮するための方法論を学びます。

 

出典:慶應大学大学院公式HPより

学習方式としては、座学で講義を聴講するスタイルのほかに、ケーススタディなど生徒たちがディスカッションするグループワークも多く取り入れられています。

その中で構築される人脈も、ビジネススクールで得られるものの一つです。

経営学の様々な科目から、現場で活かせるより高度で専門的な知識を学び、ビジネスリーダーとしての資質や、起業家精神に磨きをかけます。

どの科目も、会社運営には欠かせない知識であり、学習したスキルは明日からでも現場で役に立つことでしょう。

海外MBAと国内MBA

世界には1000以上のビジネススクールが存在します。

学習する科目は国内外に大きな差はありませんが、カリキュラムやスクールの所在地、特徴、集まる人間の多様性などで、明確な違いがあります。

海外MBAの特徴

MBAランキング上位の大学のほとんどはアメリカに集中しており、そのほか名を連ねるのはフランス、スペイン、中国などの名門大学です。

名門ビジネススクールのMBA学位を取得すれば、華々しい履歴書となることは間違いありません。

学習期間
MBAは主に、フルタイムとパートタイム(夜学)プログラムがあり、10ヶ月〜2年のカリキュラムでMBA学位を習得します。

費用
滞在に伴う費用や、渡航費、医療保険、機会損失(キャリアが中断された間、得られるはずだった所得)を加味すると、2000万ほどの費用が必要となってきます。

入学条件
職歴や推薦状、論文などの他に、英語能力のスコア(GMATやIELTS)の提出、学部からのインタビューなどが行われる所もあります。

海外MBAに必要な英語レベル

海外のMBAの入学条件にしても、高い英語スキルが求められますし、実際の講義やグループワークにおいても専門的でハイレベルなビジネス英語のスキルが必要となります。

滞在中に英語の勉強をしながらとなれば、さらに負担も増え肝心のビジネススクールの学習が、疎かになりかねません。

事前に、高度な英語スキルが必要であることは言うまでもありません。

目安となる各英語能力検定のスコアは、以下の通りです。

  • TOEIC800~950以上
  • IELTS6.5~7.5以上
  • TOEFL90~109点以上
  • GMAT550~720点

入学条件として、提出が必要になる場合も、提出する必要のない場合もありますが、上記のスコア程度の英語スキルが必須であるといえます。

海外のMBAランキングはこちらの記事をご覧ください。

海外MBAのメリット

海外MBAのメリットは、ブランド力、得られる知識と人脈です。

世界屈指のビジネススクールには、世界中から世代性別を超えた方々が集まり、多くの学びと様々な出会いがあることでしょう。

授業と、日常生活と全て英語で過ごすことになるので、必然的に英語スキルが格段にアップします。

留学経験のない方には、不安な要素も多いかもしれませんが、海外での生活は新たな扉を開いてくれるでしょう。

海外MBAのデメリット

デメリットは、キャリアを2年近く中断しなくてはならないこと、巨額な資金が必要となること、高い英語能力が必要であることです。

留学すれば、10ヶ月から2年のプログラムに在籍する期間、大学の近辺や寮に滞在することとなります。

単身留学でも、家族連れでもどちらにしても不安要素はつきものです。

また、日本で働いてきた企業でのキャリアを中断することは免れません。

同期の出世から遅れをとってしまうのではないかという、懸念もあるでしょう。

社費や奨学金が利用できない場合、私費で2000万近い資金を用意しなくてはならないと、かなりの準備が必要となります。

国内MBAの特徴

日本には、北海道から九州まで、およそ50のビジネススクールがあります。

名門として名高い慶應、早稲田、京大、同志社なども経営大学院を開設しています。

学習期間
海外のMBA同様、通常は2年制が主ですが、1年制や週末のみプログラムもあり、働きながらでも通いやすいよう主要都市の駅近辺にキャンパスを構える学校も多くあります。

費用
公立では130万〜200万前後、(文部科学省の定める標準では年間で817,800円)私立では130万〜360万前後と費用に開きがありますが、公立よりも安価な学費の私立のビジネススクールもあり様々です。

入学条件
小論文、申請書類、英語力、研究計画書などの書類選考と面接などで入学審査を受けます。

基本的に、MBAプログラムは社会人対象で、実務経験が3〜5年以上であるのが普通ですが、日本のビジネススクールでは実務経験は必ずしも必須ではない所もあります。

国内MBAのメリット

国内MBAであれば、居住はそのままスクールへ通えること、プログラムによっては働きながらでも学ぶことが可能です。

スクールで築ける人脈も、より仕事と密接なところで形成できるので、ダイレクトに仕事と繋がる可能性もあるでしょう。

国内MBAスクールでも海外MBAスクールと提携し、一時期の交換留学を行なっている大学もあります。

定員は大変少なく、狭き門ではありますが短期間だけでも海外ビジネススクールで学ぶことも可能です。

費用は300万円前後であり、決して安くはありませんが、海外MBAに比べれば格段に費用を抑えMBA学位を取得することが可能です。

国内MBA のデメリット

デメリットとしては、海外MBAに比べると、MBAホルダーとはいえブランド力は下がってしまいます。

MBAの世界ランキングでも、残念ながら上位100に日本のビジネススクールはノミネートされていません。

当たり前ですが、留学するより英語スキルが伸びることは考えられませんし、実際のキャンパスの施設や行われるイベントに参加できないことはいうまでもないでしょう。

日本のMBAは意味がない⁉

世間では「日本のMBAプログラムに意味がないっていうのは本当?」という疑問を持っている方が多いようでした。

そこで、なぜそのような考え方が広まっているのかを調べてみました。

著名人の著書

2006年から10年あまり、早稲田大学のビジネススクールで教鞭をとっていた遠藤功氏による『結論を言おう、日本人にMBAはいらない』が2016年に出版されました。

著書の中で、「日本企業内でのMBAホルダーの価値が低い」、「日本のMBAは世界レベルでは質が低い」と記されています。

企業の現場を知らない方が卓上のみの講義を行っていたり、受験者数も定員割れを起こし、社会人経験のない留学生が溢れていた時期があったということです。

しかし、コロナの中で日本MBA志望者が急増、出身校よりランクの高い大学のMBAへ進学を目指す社会人が増えてきました。

こちらは、ダイアモンドオンラインの記事に掲載されていたグラフの抜粋です。

ダイアモンドグラフ

(引用元:DIAMOND online HP

学生数が増えれば、各大学も生徒争奪戦のためにプログラムをブラッシュアップすることが必然となります。

近年のビジネススクールの実情は、著書が発刊された頃とは大きく変わってきているといえます。

日本社会の終身雇用制度

長く、終身雇用制度が取り入れられていた日本では、年功序列社会で登用、昇給するのが当たり前でした。

MBAホルダーだからといって、新規雇用の人間が、出世する会社というのは縁遠かったのも事実です。

この点に関しては、未だに旧体制な企業もありますが、外資系企業やIT企業であれば、優秀な人材の登用には積極的です。

また、ご自身で起業を考えている方や、企業内でもリーダーシップを求められる役職者であれば、MBAプログラムで学んだことは必ず役に立つでしょう。

順当にキャリアを積む上でも、MBAの技能が役に立たない企業はないといえます。

英語が公用語ではない

諸外国のMBAのほとんどでは、授業など全てが英語で行われるのが普通です。

ところが、英語が公用語ではない日本では、MBAでも授業が日本語のところも多く、その点でもグローバル性が低く評価されています。

グローバル性を重視したビジネススクールでMBAを取得したいのであれば、英語授業を取り入れているスクール、留学生の割合が多いスクールを選ぶとよいでしょう。

国内MBAが役に立たないということはない!

確かに、過去日本国内のビジネススクールの質が低い時期があったことは事実かもしれませんが、教育の現場も、社会の有り様も日々進化しつつあります。

国内MBAを修めることに、意味がないということは、決してありません。

スクールの教授のプロフィールや、カリキュラムなど、自分の求めるものに合ったプログラムを選択しましょう。

MBA学位が出世に役に立つような企業となるべく、職場環境を整えていくというのも、MBAホルダーにならできるはずです。

国内MBAランキング

日本にはおよそ50のビジネススクールが存在しますが、MBA世界ランキングに入っているにはごくわずかなスクールです。

世界の有名MBAランキングをそれぞれ見ていきましょう。

MBAランキングとは

MBAランキングは、世界の経済誌や教育機関を評価する団体により、世界中のビジネススクールをそれぞれの評価基準をもとに作成されたランキングです。

  • QS
  • FT
  • economist

は世界3大ランキングとして有名です。

そのほか Eduniversalという評価機関では、日本ビジネススクールのランキングを発表しています。

QSランキング

QSランキング

(引用元:Quacquarelli Symonds
公式HP)

QSランキングは、イギリスのグローバル企業Quacquarelli Symonds社(クアクアレリ・シモンズ社)が、毎年9月に発表している世界教育機関のランキングです。

評価基準

評価基準 評価割合
各分野の会社雇用主からの評価 40%
大手企業での役員や社長の出身校など 15%
平均給料の増減と上昇率・就職率など 20%
特定の分野でリーダーシップをとる人 15%
女性・教職員・留学生 10%

日本ビジネススクールの順位は以下の通りでした。

2022年QSランキングより抜粋
総合ランキング スクール名
101-110 一橋大学
131-140 名古屋商科大学
151-200 早稲田大学
201-250 立命館アジア太平洋大学
251~ 同志社大学
251~ 国際大学

一橋大学は、2022年グローバルMBAランキングで、アジア17位、日本第1位の評価を獲得しています。

FTランキング

FTランキング

(引用元:Financial Times
公式HP)

FT(Financial Times)フィナンシャル・タイムズは英語圏の2大経済紙の1つで、世界経済や金融業界の幹部や、海外事業担当者たちの多くに愛読されている英国の経済誌です。

FTのランキング基準は多項目にわたり、14項目もあります。

評価基準 評価割合
卒業から3年の平均給料 20%
給与上昇率 20%
MBA費用・期間に値する価値 3%
キャリアアップ 3%
目標達成率 3%
キャリアサービス 3%
3ヶ月以内の就職率 2%
卒業生の評価 3%
女学生 5%
留学生 16%
研究のランキング 10%
社会への貢献度 3%
その他 9%

FTの2021年ランキングでは、日本MBAはランクインしていませんでした。

日本の大学としては名古屋NUCBのEMBAがアジア太平洋エリアで初めてランクインしています。(国内1位、アジア太平洋18位)

Economistランキング

Economist

(引用元:The Economist
公式HP)

The Economist(エコノミスト)は幅広い報道領域をバランスよく発信し、世界中のビジネスマンに愛読されているイギリスの週刊経済新聞です。

エコノミストでは、経済誌ならではの視点で数々のランキングを発表しています。

評価基準 評価割合
就職率・就職先・就職サポート 35%
設備・成績・女性や留学生の人数・授業のクオリティ・学生向けのサービスなど 35%
給与やボーナスの変動 20%
卒業生と在校生の割合・海外の卒業生など(人脈の作りやすさに関する内容) 10%

2021年のランキングには日本からは唯一国際大学が73位、アジアで17位にランクインしていました。

Eduniversalランキング

EDランキング

(引用元:Eduniversal
公式HP)

パリに本社を置くEduniversalは、高等教育を専門とする世界的なランキングおよび格付け機関です。

世界154ヶ国にある1000以上のビジネススクールを9つのエリアに分けランキングしており、日本は極東アジアのエリアとなっています。

評価基準
エドユニバーサルランキングの評価基準は3つのプロセスにより選定されます。

定量的基準と定性的基準から抽出された上位1000校から、さらに5つの国際基準に照らし合わされて、最も評価の高い5パルムから1パルムの、5つのレベル別に評価されます。

5つに分けられたレベルごとに、各ビジネススクールの学部長たちがお互いを評価しあい、最終的なランキングが決定します。

2021年、日本MBAの順位は以下の通りでした。

ランク スクール名 学部長からの評価
5パルム 早稲田大学大学院 241%
慶應大学 234%
4パルム 神戸大学 209%
京都大学 184%
名古屋商科大学 184%
東京理科大学 165%
国際大学 95%
一橋大学 89%
3パルム 北海道商科大学 114%
立命館アジア太平洋大学 114%
明治大学 89%
青山学院大学 82%
法政大学 82%
東北大学 57%
関西学院大学 51%
九州大学 25%
2パルム 筑波大学 70%
同志社大学 51%
立教大学 51%

最高ランクであるパルム5として、早稲田大学、慶應義塾大学がノミネートされています。

学部長の推薦率はいずれも200%を超え、教育者からの観点でも高く評価されています。

オンラインMBAランキング

日本でも海外MBA取得を目指す手段として、オンラインMBAがあります。

オンラインMBAの詳細とランキングをみてみましょう。

オンラインMBAとは

海外ビジネススクールが開設しているオンラインスクールの課程を終了すれば、通学したのと変わらない学位を得られます。

学習期間は5年かかるケースもあり、実際のスクーリングより長くなってしまいますが、学費は6〜8割ほど抑える事ができます。

実際に留学するより時間はかかりますが、費用も抑えられ、日本で働きながら海外MBAを取得できるのは大きなメリットです。

しかし、各国のオンライン受講生たちとスケジュールを調整しながら、課題であるグループワークを進めなくてはならなかったり、働きながら学ぶ場合には仕事の繁忙期の忙しさは覚悟が必要となるでしょう。

オンラインMBAの世界ランキング

FTランキングでは、オンラインMBAのランキングも発表しています。

FT2022年オンラインMBAランキング

ランキング スクール名 学費 グローバルMBAランキングTOP100
1位 ウォリック・ビジネススクール £35,045

(561万円)

57位
2位 インペリアル・カレッジ ビジネススクール £41,350

(662万円)

34位
3位 IEビジネススクール €50,000

(675万円)

40位
4位 ノースカロライナ大学 $125,589

(1532万円)

38位
5位 フロリダ大学 ウォリントンビジネスカレッジ $55,647

(679万円)

43位
6位 PolitecnicodiMilanoスクールオブマネジメント €37,000

(500万円)

91位
7位 ダラム大学 ビジネススクール £24,000

(384万円)

95位
8位 オーストラリア経営大学院  A$59,760

(550万円)

98位
9位 ネブラスカ大学リンカーン校 $ 31,200

(380万円)

10位 ブラッドフォード大学経営大学院 £18,735

(300万円)

(1ドル122円。1ユーロ135円、1ポンド160円1オーストラリアドル92円で換算しています。)

オンラインMBAであれば、日本に居ながらにして海外ビジネススクールのMBA学位を取得することができるのです。

世界MBAランキングランクインしている上位12校を比較

世界MBAランキングの中でも、QSのMBAランキングにランクインしているスクールと、Eduniversalのランキングで上位パルム5、パルム4にランクインしているスクール合計12校の学費や特徴をご紹介していきます。

各大学MBAプログラムの倍率を順に表にしました。

順位 大学名 倍率
京都大学大学院/一般選抜(2023年度) 8.56
一橋大学大学院/経営管理プログラム(2023年度) 5.34
慶應大学大学院経営管理研究科(2023年度) 4.02
4 兵庫県立大学経営専門職専攻地域イノベーションコース(2023年度) 3.38
5 早稲田大学夜間主総合(2023年度) 3.12
6 一橋大学経営分析プログラム(2023年度) 2.64
7 筑波大学経営システム科学専攻(2023年度) 2.47
8 神戸大学現代経営学専攻(2023年度) 2.42
8 九州大学産業マネジメント専攻(2023年度) 2.42
10 東京都立大学経営学・経済学・ファイナンスプログラム(2023年度) 2.22
11 筑波大学国際経営プロフェッショナル専攻(2023年度) 2.03
12 青山学院大学国際マネジメント研究科(2023年度) 2
早稲田大学大学院

立命館アジア太平洋大学

名古屋商科大学大学院

国際大学IUJ

公式発表はなし
東京理科大学大学院/MOT 公式発表はなし

MBAでないので除外

早稲田大学 WBS

早稲田WBS

(引用元:早稲田大学公式HP

正式名称 早稲田大学 大学院経営管理研究科
倍率 合格者数(2023年)

夜間主総合:129

募集人員 全日制グローバル70名

全日制1年20名

夜間主総合70名

夜間主プロフェッショナル70名

特長 全日制で2年と1年のコースがある

夜間や週末のみのコースもある

9月入学の英語履修と4月入学の日本語履修が選べる

学費

(入学金・税込み)

全日制グローバル3,826,000円

全日制1年3,127,000円

夜間3,466,000円

所在地 〒169-8050

東京都新宿区西早稲田1-6-1

早稲田大学大学院経営管理研究科(早稲田キャンパス11号館3階)

WBSのプログラムは、ケースメソッドと講義のバランスが同じくらいで組まれています。

グループワークやディスカッションと、座学講義が半々くらいでアウトプットとインプットを繰り返すようなカリキュラムです。

国内MBAとしては、募集人員が合計230名と大きなスクールです。

入学者数の情報は2016年2017年とコロナ禍以前のものでしたが、定員全体数に対して、全日制グローバルは少なめで、夜間主総合が大幅に上回っています。

トータル人数としては、2016年233名、2017年226名と定員人数いっぱいでした。

慶應大学大学院 KBS

正式名称 慶應大学大学院経営管理研究科
倍率 2023年度 354名受験 合格者88名 4.02倍
募集人員 140名
特長 ケースメソッド採用

2年次に海外MBAとの交換留学制度もあり

修士論文の提出

学費

(入学金・税込み)

2023年度概算 3,567,600円
所在地 〒223-8526

横浜市港北区日吉4-1-1

慶應義塾大学日吉キャンパス内 協生館

1年次は8つの基礎科目をメインとして、2年次は専門科目を履修します。

多くの科目がケースメソッド方式を採用しており、ハードな2年間を送ることになります。

卒業のためには、必修科目、選択科目の必要単位を履修するほかに、修士論文の提出が必要です。

海外のビジネススクールとの交換留学制度があり、KBSで1年間、相手校で1年間学び、双方で優秀な成績を修めれば、2年間の学習で日本と海外の2つの学位を取得することも可能です。

京都大学

京都大学 MBA

(引用元:京都大学公式HP

正式名称 京都大学経営管理教育部 経営管理専攻
倍率 一般選抜 

2023年8.56倍

社会人特別選抜  

2023年1.67倍

募集人員 一般選抜25名

特別選抜25名

観光経営科学コース特別選抜10名

特長 コーネル大学国際連携コースがある

観光に特化したMBA、観光経営科学コースがある

社会人経験がなくても受験できる

学費(入学金・税込み) 1,353,600円
所在地 〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学大学院 経営管理教育部 経営管理大学院掛

MBAのメインとなるプログラムと、それに加え、京都という土地柄を活かしたプログラムがあるのが特徴です。

  • ビジネス・リーダーシッププログラム
  • サービス&ホスピタリティプログラム
  • プロジェクト・オペレーションズマネジメントプログラム
  • ファイナンス・会計プログラム
  • 観光経営科学コース

観光という切り口でビジネスを学ぶのであれば、観光MBAコースはうってつけといえるでしょう。

一橋大学 HUB

一橋大学MBA

(引用元:一橋大学公式HP

 

正式名称 一橋大学大学院経営管理プログラム
倍率 経営分析プログラム

2023年度 倍率2.64倍

経営管理プログラム

2023年度 倍率5.34倍

募集人員 1期2期あわせて40~50名ほど

国際企業戦略プログラムは28名

特長 学部生がそのまま進学できる経営分析プログラムと、実務経験が必要な経営管理プログラムと金融戦略・経営財務プログラムがある

国債企業戦略専攻(1年制・2年制)では、全講義が英語で行われる

学費(入学金・税込み) 1,567,920円
所在地 経営分析プログラムは国立キャンパス

〒186-8601 東京都国立市中2-1

その他のプログラムは千代田キャンパス

〒101-8439 東京都千代田区一ツ橋2-1-2

学術総合センター内

国内では数少ない、完全英語での授業を行っている国際企業戦略プログラムがあります。

9月入学で、留学生も数多く在籍しています。

経営分析プログラムでは、大学からそのまま進学される生徒が多く在籍しますが、その他のプログラムでは、社会人経験が2~3年以上あることが受験資格となっています。

東京都立大学

東京都立大学

(引用元:東京都立大学公式HP

正式名称 東京都立大学大学院経営学研究科 MBAプログラム
倍率 2023年度 出願数152名 合格者68名 倍率2.23倍
募集人員 50名
特長 豊富な教授陣で少人数教育

平日の夜間と、土曜に講義があり働きながらでも通いやすい

修士論文の提出

都民だと入学金が半額になる

学費(入学金・税込み) 東京都民 1,182,800円

その他の方 1,323,600円

所在地 〒100-0005 東京都千代田区丸の内 1-4-1 丸の内永楽ビルディング 18 階

全学年、教員一人あたりの平均学生数 は約3人と、少数教育による高度で手厚い指導が受けられます。

駅至近のキャンパスで平日の夜間と土曜日を中心に学べるので、お仕事をしながらでも通いやすい環境です。

都民の方は入学金(282,000円)が半額免除となります。

立命館アジア太平洋大学大学院

正式名称 立命館アジア太平洋大学大学院 IRコース(International Relations)、SCコース()
倍率 公式発信はなし

入学者数(4月9月合計)

2017年43名

2018年28名

2019年29名

募集人員 15名
特長 アジア太平洋の重要性を重視するプログラム

多文化、多言語、多くの留学生が集うグローバルなスクール

敷地内に広大な寮のある全日制

学費(入学金・税込み) 4,000,000円
所在地 〒874-8577
大分県別府市十文字原1-1

世界159ヶ国から学生が集まるグローバルな大学です。

MBAプログラムは、特にアジア太平洋のリレーションシップにも重点を置いたカリキュラムとなっています。

敷地内に寮のある全日制なので、社会人の方が働きながら通うのは難しいでしょう。

社会人向けのMBAプログラムは、立命館でも梅田にキャンパスを持つ立命館大学で開講しています。

立命館大学梅田キャンパスでは、夜間と日曜にも講義のある珍しいプログラムです。

同志社大学 DBS

同志社大学

(引用元:同志社大学公式HP

正式名称 同志社大学大学院ビジネス研究科
倍率 ビジネス専攻

2022年 出願数55名 合格者46名 倍率1.2

募集人員 ビジネス専攻30名 グローバル経営研究専攻45名
特長 平日夜間と週末に日本語で行うビジネス専攻、全日制で英語で行うグローバル経営研究専攻がある

理工学研究科と合わせて履修し技術経営を学ぶMOTコースがある

学費(入学金・税込み) 1,648,000円(3年なら2,472,000円)
所在地 〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入

グローバル経営専攻科は出願者数が定員割れしている状態が数年続いていますが、社会人向けのビジネス専攻は、2019年以降出願数は徐々に増えてきています。

技術経営のMOTコースも追加で学べるスクールです。

名古屋商科大学 NUCB

正式名称 名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科 マネジメント専攻
倍率 公式発表なし

入学者数/定員

2020年 247名/250名

2019年 261名/250名

2018年 254名/250名

募集人員 マネジメント研究科全体で185名
特長 ケースメソッド方式中心のプログラム

教員の8割が実務経験のある研究者である

4月入学、9月入学、オンラインスクール、MBA単価コースなど学習スタイルが豊富に選べる

大卒資格がなくてもチャレンジが可能なコースがある

学費(入学金・税込み) 3,130,000円
所在地 名古屋キャンパス

〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1丁目3−1

東京キャンパス

〒102-0084 東京都千代田区二番町5-1 住友不動産麹町ビル

名商大MBAは経営大学院に関する三大国際認証(AACSB・EQUIS・AMBA)全てを取得した国内唯一の教育課程となり、世界3大MBAランキングとして知られるQSとFTにおいて国内1位にランクインしています。

受験者数などの発表はありませんが、入学者数は定員をわずか下回る程度なので、大きく定員割れするような状況ではないようです。

国際大学 IUJ(International University of Japan)

国債大学

(引用元:国際大学公式HP

正式名称 国際大学 国際経営研究科 MBAプログラム
倍率 公式発表なし

入学者数/定員

2021年 56名/75名

2020年 46名/75名

2019年 67名/90名

募集人員 国内居住者25名 

海外居住者50名

特長 9月入学 2年制、1年制のプログラムがある

英語が公用語であり、出願にもTOFEL /IELTS/TOEICの成績証明が必要

学生の7割以上が海外からの留学生で全寮制

学費(入学金・税込み) 2年制 3,200,000円(年額)

1年制 3,900,000円(年額)

所在地 〒949-7277 新潟県南魚沼市国際町777

学内には多くの留学生があふれ、日本に居ながらにしてグローバルな異文化交流が可能な数少ないビジネススクールです。

The economistのランキングには、唯一ランクインした国内MBAで2021年73位という結果でした。

日本では知名度が高い大学ではありませんが、MBAや海外では有名な日本MBAのひとつです。

発表されている2019年度からの入学者数は、定員割れが続いています。

筑波大学社会人大学院

筑波大学

(引用元:筑波大学公式HP

正式名称 筑波大学人文社会ビジネス科学学術院 経営学学位プログラム・国際経営プロフェッショナル専攻
倍率 2023年 倍率2.47
募集人員 各30名
特長 日本語授業の経営学学位プログラムと、英語授業の国際経営プロフェッショナル専攻がある
学費(入学金・税込み) 817,800円
所在地 東京キャンパス

〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1

筑波大学の東京キャンパスは社会人のための夜間大学院です。

基本的に月曜、日曜の授業はありません。

国際経営プロフェッショナル専攻は、夜間としては珍しい全て英語で学ぶMBAプログラムです。

キャンパスも仕事終わりに通いやすい立地であり、社会人に人気のスクールです。

東京理科大学大学院

東京理科大学には、MBAプログラムはありません。

取得できる学位は、MOT(Master ofManagement of Technology)です。

正式名称 東京理科大学大学院 経営学研究科 技術経営専攻
倍率 公式発表はなし
募集人員 80名
特長 技術経営MOTの学位を取得できる

平日夜間と土曜のプログラム4月〜1月を四半期で学び、オンライン出席にも対応している

学費(入学金・税込み) 3,140,000円
所在地 〒162-8601 

東京都新宿区神楽坂1-3

東京理科大学 学生支援部経営学事務課 専門職大学院室

MOTではありますが、技術者むけのMITトラックと、経営者教育向けのMBAプログラムがあります。

経営者としての知識と、技術者に必要なスキルや知識、コンプライアンスなどが身につき、多彩な企業で活躍できる資格といえます。

神戸大学

神戸大学

(引用元:神戸大学公式HP

正式名称 神戸大学大学院経営学研究科 現代経営学専攻
倍率 2023年度 倍率2.42倍
募集人員 70名
特長 金曜夜のオンライン選択科目や土曜集中型プログラムもあり

学習期間が1年半と短い

独自の神戸方式の教育コンセプト

学費(入学金・税込み) 8,178,000円
所在地 〒657-8501 神戸市灘区六甲台町2-1

 神戸大学MBAで特徴的なのは神戸式とされる独自プログラムです。

学生たち数名のプロジェクトチームを編成し、学生と教授お互いに知恵を出し合いながら、共同研究により解決策を探る、プロジェクト方式PRM

学んだ知識をすぐに実践できる、働きながら学ぶBJL

これまでに蓄積された知識と、新たな課題を解決するための研究に基礎をおく、RBE

働きながら学ぶ事が前提であるプログラムだけあって、社会人から人気のプログラムです。

MBA取得後のキャリア

晴れてMBA学位を修めた後のキャリアとしては、どのような働き方があるでしょうか。

MBA学位が、就職や転職に活かせる企業の多くは、外資系企業のほうが有利だと言えます。

まだまだ日本には、年功序列の風潮もあり老舗や大企業の方が、より濃く残っています。

いくらMBAを取得しているからとはいえ、その経歴で優遇される企業は多くありません。

国内企業であれば、社内にMBA派遣制度があるところや、経営陣にMBA卒業生が多くいる新しい体質の企業を選ぶとよいでしょう。

外資系企業では、幹部や経営陣の中にも多くのMBA卒業生が勤務する会社も多く、MBAホルダーの価値を正当に評価してくれます。

安易にどこでもおすすめというわけではありませんが、MBA学位について、正当な評価をしてくれるのは外資系企業だといえます。

日本国内で起業を考えているなら国内MBA学位は大いに役立ちます。

国内MBAのプログラムは、日本国内の企業体質や、社会風潮などにも密接に関わっていますから、日本でビジネスを手掛けるのであれば、最も適しているといえます。

転職にせよ、起業をめざすにせよ、自身のキャリアプランをまずしっかり持って、最も適したビジネススクールを国内外問わず選ぶ事が大切です。

国内MBAでよくある質問

国内MBAに関するよくある質問
  • 日本のMBAは意味がない?
  • 日本のMBAのランキングはどうなってる?
  • MBAオンラインスクールって?
  • 学びやすいMBAの夜間プログラムはある?
  • グロービス経営大学院のMBAランキングは?
    国内MBAに関するよくある質問にお答えいたします。

    日本のMBAは意味がない?価値とは?

    日本のビジネススクールはいみがない、という考えが広がっている時代もありましたが、それから10年以上も経ち、社会情勢も教育現場も進化をしてきました

    日本企業では、終身雇用制度や、年功序列の意識が強く、古い体質の企業ではMBAホルダーとはいえ優遇される環境がない会社もあるでしょう。

    しかし、MBAホルダーに課せられた使命とは、企業の経営を学術的実践的に発展へと導くことですから、どんな企業でも役に立たないかどうかは、ご本人のスキル次第といえるでしょう。

    日本のMBAのランキングはどうなってる?

    世界ランキングの中でも、日本のビジネススクールが多くランクインしているのはQSランキングとEduniversのランキングです。

    高評価を受けているのは、MBAの国際認証(AACSB・EQUIS・AMBA)を受けているスクールがほとんどです。

    大学院名 認証機関
    名古屋商科大学大学院 AACSB・EQUIS・AMBA
    早稲田大学大学院  AACSB・EQUIS
    慶應義塾大学大学院 AACSB・EQUIS
    立命館アジア太平洋大学大学院 AACSB
    国際大学大学院 AACSB
    一橋大学大学院 AACSB

    そのほか京都大学、同志社大学、筑波大学、東京都立大学などは、Eduniversのランキングでは評価されています。

    グロービス経営大学院のMBAとは?

    グロービス経営大学院は、2006年に開校されたばかりの新しい経営大学院です。

    開校当時は株式会社グロービスによって創立された、株式会社立大学でした。

    入学金込みで、2年間で2,998,000円、単科目151,000円からの受講も可能です。

    現在では学校法人となり、入学定員1100名以上の巨大私立大学で、全国7カ所とオンライン校で学ぶ事ができます。

    東京校/オンライン校

    東京都千代田区二番町5番地1 住友不動産麹町ビル

    大阪校

    大阪府大阪市淀川区宮原一丁目1番1号 新大阪阪急ビル4F

    名古屋校

    愛知県名古屋市中村区名駅1-1-3 JRゲートタワー27F

    仙台校

    宮城県仙台市青葉区中央一丁目3番1号 アエル26F

    福岡校

    福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル4F

    横浜・特設キャンパス

    神奈川県横浜市西区南幸1-1-1 JR横浜タワー14F

    水戸・特設キャンパス

    茨城県水戸市南町3丁目6

    募集人員が多い分、倍率も入試のハードルも低く入りやすいスクールです。

    グロービス経営大学院のHPはこちらです。

    MBAオンラインスクールって?

    MBAには、オンラインスクールのみで学位を取得できるプログラムがあります。

    先述した海外オンラインMBAでは、日本にいながら海外MBAを取得することが可能です。

    オンラインMBAには4つのスタイルがあります。

    ・zoomなどを用いた双方向のライブ配信

    ・収録映像の配信

    ・eラーニング

    ・オンラインとオフラインを合わせたブレンディッドラーニング

    通学制のMBAプログラムでも、一部または希望に応じてオンラインでの授業を受けられるスクールもあります。

    オンラインであれば、配信やeラーニングの授業は、時と場所を選ばす、自分のライフスタイルに合わせて学習が進められるので、就業時間が不規則な方や、近くにスクールのない方におすすめです。

    国内には、通信制のみのオンラインMBAプログラムも3校あります。

    各校とも、拠点となるキャンパスもあるので、オンラインだけでは不安だという方はこちらもチェックしていただくとよいでしょう。

    学びやすいMBAの夜間プログラムはある?

    働きながらMBA取得をめざすのであれば、夜間プログラムを選択することになります。

    学びやすいMBAプログラムとしては、キャンパスが通いやすい場所にあることが大切です。

    大きな大学では、夜間プログラムのための都内の主要な駅近くにサテライトキャンパスを構えているスクールもあります。

    夜間プログラムは主に平日の18時以降から2コマと、土曜に1日がかりの時間割であるスクールがほとんどですが、日曜日にも受講できるスクールも存在します。

    お仕事が忙しい方であれば、仕事帰りでも通いやすい場所にある、ライフサイクルにあったカリキュラムがあるMBAプログラムが、学びやすいといえるでしょう。

    後悔しないMBAの選び方

    社会人として経験した後、再び学生となって学ぶというからには、何かキャリアプランがあってのことでしょう。

    MBAプログラムには、ビジネススクールそれぞれの特色があり、ご自身のキャリアプランに最も相性のよいプログラムを選ぶことです。

    例えば、観光ビジネスに興味があるのなら観光コースのあるプログラム、技術経営もやってみたいのならMOTも備えたスクール、ブラント力を求めるなら名門大学のビジネススクールなどです。

    MBA取得を目指して動き出すというのは、人生において大きな転機となるでしょう。

    後悔しないMBAを選ぶためには、まずキャリアプランを明確に持ち、実現するために一番有効なスプログラムを選ぶことだといえます。

    国内のMBAスクール一覧

    国内MBAをキャンパス所在地の都道府県別に私立・公立を一覧にしました。

    都道府県 学校名
    北海道(公立) 北海道国立大学機構小樽商科大学大学院
    宮城県(私立) グロービス経営大学院 仙台校
    埼玉県(私立) 城西大学大学院
    東京都 (公立) 一橋大学大学院
    東京都立大学大学院(旧:首都大学東京大学院)
    筑波大学大学院
    東京都 (私立) 明治大学専門職大学院
    城西国際大学大学院
    名古屋商科大学大学院 東京キャンパス
    グロービス経営大学院 東京校
    多摩大学大学院
    KIT虎ノ門大学院(金沢工業大学大学院)
    ハリウッド大学院大学
    法政ビジネススクール(法政大学大学院)
    早稲田大学大学院
    文京学院大学大学院
    中央大学大学院
    東洋大学大学院
    産業能率大学大学院
    青山学院大学大学院
    高千穂大学大学院
    立教大学大学院
    亜細亜大学大学院
    嘉悦大学大学院
    神奈川県(公立) 横浜国立大学大学院
    神奈川県(私立) 慶應義塾大学大学院
    新潟県(私立) 国際大学大学院(IUJ)
    事業創造大学大学院
    愛知県(私立) 名古屋商科大学大学院 名古屋キャンパス
    東海学園大学大学院
    中部大学大学院
    グロービス経営大学院 名古屋校
    京都府(公立) 京都大学大学院
    京都府(私立) 同志社大学大学院
    大阪府(私立) 関西学院大学大学院
    立命館大学大学院
    名古屋商科大学大学院 大阪校
    兵庫県(公立) 神戸大学大学院
    兵庫県立大学大学院
    兵庫県(私立) 関西学院大学大学院
    広島県(公立) 県立広島大学大学院
    香川県(公立) 香川大学大学院
    福岡県(公立) 九州大学大学院
    北九州市立大学大学院
    福岡県(私立) グロービス経営大学院 福岡校
    長崎県(公立) 長崎大学大学院
    大分県(私立) 立命館アジア太平洋大学大学院

    国内のMBAランキング!人気校の学費や倍率を比較しました:まとめ

    国内には50近いMBAプログラムのあるビジネススクールがあります。

    海外MBAと比較して、質が悪い、意味がないといわれていた時期もありましたが、近年では国際認証を受け、世界ランキングにもランクインするビジネススクールも増えてきました。

    社会人向けの夜間プログラムや、オンラインMBAスクールなどプログラムの種類も豊富になり、仕事をしながらでも学習しやすい環境が整っています。

    国内MBAであれば、公私立で学費の差はありますが、1,000,000円から5,000,000円の費用で、働きながらMBA取得を目指すことができます。

    地域性や大学の特性により、さまざまな特徴のあるビジネススクールから、ぜひご自身のキャリアプランに不可欠なMBAのプログラムを見つけてください。

    MBAを目指し、ビジネススクールに入るためには、もちろん審査が必要となります。

    試験や、小論文、面接など様々ですが、まずは試験に向かって勉強しなくてはなりません。

    多くの予備校が講座を開設していますが、独学で勉強する方も少なからずいらっしゃいます。

    まずは、学業から離れてしまった生活を変えていくために、少しずつ進めてみるのもいいかもしれませんね。

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