【2024年最新】FP3級に合格するための勉強時間とは?合格率や独学におすすめのテキストも紹介!

FPとは、ファイナンシャルプランナーの略でお金の専門家と言える資格です。

FPは家計・老後・教育・住宅など、お金に関する悩みに対して、アドバイスやサポートをしてくれます。

私たちの暮らしには、お金は必ず関わってくるので、社会的にもかなり需要が高い資格となっています。

そこで、FPの中でも1番取得しやすい3級を受けてみようと思う方は多いのではないでしょうか

「FP3級に合格するために勉強時間はどのくらい必要?」

「どのテキストで勉強したらいいの?」

「2024年のFP3級の試験日程は?」

という方にFP3級について紹介していこうと思うので、ぜひご覧ください。

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目次

FP3級は誰でも受かる?合格率は?

(引用元:ユーキャン公式サイト)

FP3級が誰でも受かるのか?合格率を調査してみました。

直近のFP3級の合格率の表です。

FP協会

試験日 学科 実技
2023年9月 74.78% 77.67%
2023年5月 88.25% 86.83%
2023年1月 85.25% 88.34%
2022年9月 80.78% 84.44%
2022年5月 83.37% 90.33%
2022年1月 87.01% 90.75%
2021年9月 84.69% 80.50%
2021年5月 83.25% 76.65%
2021年1月 87.92% 86.53%

(引用元:日本FP協会公式サイト)

きんざい

試験日 学科 実技
2023年9月 37.19% 個人62.29% 保険55.30%
2023年5月 54.13% 個人61.58% 保険58.91%
2023年1月 56.00% 個人67.56% 保険40.05%
2022年9月 43.41% 個人58.23% 保険43.28%
2022年5月 49.03% 個人62.24% 保険45.64%
2022年1月 62.52% 個人53.14% 保険39.53%
2021年9月 53.31% 個人43.25% 保険48.68%
2021年5月 47.81% 個人59.63% 保険47.76%
2021年1月 63.57% 個人58.63% 保険56.01%

(引用元:きんざい公式サイト)

FP3級は受験者の7割の方が合格すると言われています。

直近の合格率だと、FP協会で8割程度、きんざいで5〜6割合格しています。

平均すると7割の方が合格していることがわかります。

数ある国家資格の中でも簡単と言われているFP3級は独学で合格することも可能です。

ファイナンシャルプランナー3級は、独学での対策が可能な試験です。
理由は以下の3つとなります。

  1. 合格率が約40〜80%と高い
  2. 市販のテキスト、過去問が充実している
  3. 試験方式がマークシート、択一式で対策がしやすい

日本FP協会の試験の合格率は学科・実技共に75%を超えているため、きちんと対策さえすれば多くの人が合格できる難易度だと言えるでしょう。

また、ファイナンシャルプランナー3級は人気の高い国家資格であるため、市販されているテキスト、過去問も比較的充実しています。

試験の方式は、マークシート式。
文章の記述や口述などの難しい対策は必要ありません。

(引用元:アガルート公式サイト)

FP3級は合格率が高く、テキストも豊富にあります。

また受験資格は誰にでもあるので、簡単に受験することが可能です。

アガルートの公式サイトに書いてあるように、しっかりと試験対策をして勉強すれば、

誰でも独学で合格できる資格だと言えるでしょう。

FP3級の取得だけだと恥ずかしい?

勉強すれば合格できるFP3級ですが、「FP3級の資格を持っているだけだと恥ずかしい?」と思う人もいるようです。

そこで、FP3級を取得した際のメリットとデメリットを表にまとめて紹介しようと思います。

メリット デメリット
・お金に関する知識を得られる

(保険、年金、投資など)

・FP2級の受験資格がもらえる

・独占業務がなく、就職、転職するためにはFP3級だけでは難しい

メリットは、お金に関する知識を得られるので、自分の生活のためになります。

FPの勉強をすることによってお金の基礎を学べるだけでなく、家計の見直しや将来のライフプランも設計できるようになります。

実際に家計を任されている主婦の方にはもっておいて損はない資格と言えます。

また、今後FP2級以上を取得したいと思っている方も勉強しておいて損はないでしょう。

デメリットはFP3級には独占業務がないため、FP3級だけでは就職や転職は難しく、ほかの資格も一緒に持っておく必要があります。

FP3級はどのような職種に生かせるのでしょうか?

FPの資格を取ると生かせる職種

(引用元:ユーキャン公式サイト)

FP3級の試験内容は税金、年金、投資(資産運用)、不動産関係、相続など、生活に身近なお金についての知識が多く問われます。

よって、銀行、保険会社、不動産、弁護士、税理士、証券会社FP事務所など、お金に関係のある職種に生かせると、アガルート公式サイトにも書いてありました。

例えば、生命保険会社の方がFPの資格を持っていると、家計を見ながら、その家庭にあった保険の見直しが可能になります

銀行員や不動産関係の方がFPの資格を持っていると、住宅ローンについての相談も受けやすくなります。

仕事の幅を広げられるFPの資格は取得しても良いと言えるでしょう。

しかし、FP3級だけでは転職活動は難しく、FP2級以上の取得が前提となります。

FP2級の受験はFP3級のように誰でも受験できるわけではないので、つぎに紹介します。

FP2級を受験するには条件有

FP2級を受験するためには条件があります。

・FP3級技能検定の合格者

・FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者

・日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者(※修了日が受験申請受付最終日以前の日付)

・厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者

この4つのうち1つクリアしていれば受験可能です。

つまり、『FP関連の仕事に2年以上務める』、『FP協会が認定した研修を修了した人』

または『FP3級の資格を取ること』でFP2級の受験資格がもらえます。

FP3級を受験しようと思っている方の中に、FP関連の仕事を2年以上務めている方は少ないでしょう。

ですので、まずはFP3級の試験を受けることをおすすめします。

独学でのFP3級合格に必要な勉強時間は?

(引用元:ユーキャン公式サイト)

ユーキャンの公式サイトには、独学でのFP3級合格に必要な時間は一般的には80~150時間の必要だと書かれていました。

個人差はありますので、元々知識を持っている方は短時間で合格できるでしょう。

また、合格をゴールとするのか、内容を理解して合格をゴールとするのかでも、勉強時間は変わってきます。

それでは、試験日のどのくらい前から勉強すればいいのでしょうか?

いつから勉強?FP3級は1ヶ月あれば合格できる?

FP3級はいつから勉強すればいいのか?1ヶ月で合格を目指せる試験なのかを調査してみました。

実際に検索してみたところ、1ヶ月の勉強で合格した人のブログを見つけました。

タイトル:独学×1か月でFP3級に一発合格する方法

こちらの「独学×1か月でFP3級に一発合格する方法」には、過去問をたくさん解き、試験内容のポイントを抑えると良いと書かれていました。

FP3級の過去問をひたすら解いていく勉強で、「出題者の意図」が読めるようになります。

その結果、1ヶ月の勉強で合格したようです。

ただ、合格を目指す人は、1ヶ月あれば十分でしょう。

どうしても試験までに時間がない方、勉強方法を詳しく知りたい方は検索してブログを覗いてみるのも良いかもしれません。

FP3級の内容を完璧に理解して合格したい人は、80~150時間の勉強、1日2時間の勉強ができるとして、2~3ヶ月程度はかかります。

1日にもっと勉強する時間があったり、土日に長時間の勉強が可能な方は、もう少し短期間での合格の可能性も十分にあります。

試験日の2~3ヶ月前から勉強しはじめると勉強時間に余裕がもてると思います。

自分がどちらを目指すかによって勉強時間は変わってくるでしょう。

ちなみにFP2級の場合は150~300時間、1日2時間の勉強で3~5ヶ月必要です。

FP1級となると、600時間、FP2級の倍の時間は必要になる計算です。

FP3級の内容をくまなく理解しておけば、FP2級、FP1級を受験するときに勉強しやすいのでないかと思います。

問題集はいらない?FP3級に合格するための裏ワザはある?

資格の取得が簡単と言われているFP3級の勉強に問題集はいらない?と思っている方もいるでしょう。

実際に問題集は買わずにyoutubeと過去問サイトだけで勉強し合格した方のブログです。

この方は3~5年分の過去問をひたすら解き続けたようです。

他には、金融機関の関係者だったり、元々金融についての勉強をしている経験者だったりと、レアなケースです。

また、FP3級合格の裏ワザがあるのでは?と検証している方もいますが、裏ワザもありません。

試験での正答率の高い選択肢はあると言われていますが、明確には誰にもわからないです。

10時間の勉強だけで合格できる方も実際にいました。

この方は、問題集は持っており、ざっと目を通し、その後、過去問をひたすら解いたようです。

短時間での合格を目指している方は過去問を中心に勉強しているようですね。

問題集で勉強し、過去問を繰り返して間違えた個所を重点的に勉強しなおしましょう。

試験対策をしっかりとすることが重要です。

FP3級の試験申し込み方法、内容は?

(引用元:ユーキャン公式サイト)

FP技能検定は、厚生労働大臣によって、職業能力開発促進法第47条1項の規定に基づき指定試験機関の指定を受けて実施する国家検定となります。

FP技能試験は学科と実技があり、両方に合格すると合格証書が発行され、両方合格することによって、等級ごとのファイナンシャル・プランニング技能士と名乗れます。

もし、学科か実技のどちらかが不合格だった場合でも、一部合格証をもらえるので、捨てずに一部合格証は取っておきましょう。

一部合格証があると、試験実施日の翌々年度末までに限って、次回以降の試験で合格している試験を免除することが可能です。

そこで、FP技能試験はどの機関が実施しているのでしょうか?

FP試験は2団体ある

FP技能試験を実施している団体は2つあります。

日本FP協会

きんざい(金融財政事情研究会)

日本FP協会はAFPやCFPの認定も実施しています。

ファイナンシャルプランニングの研究を行っている団体です。

(AFP、CFPはFPのスキルを認定するための民間資格となっています。)

きんざいはAFPやCFPの認定は実施していません。

金融財政政策の研究や情報の普及を実施している団体です。

FP技能試験には1級、2級、3級がありますが、1級の試験はきんざいのみ実施しています。

今年の試験日、スケジュール

2024年度の試験日程を表にまとめました。

試験日 受験申請期間 合格発表日
2024年度第1回 2024年5月26日(日) 3月15日(金)~4月5日(金) 6月28日(金)
2024年度第2回 2024年9月8日(日) 7月2日(火)~7月23日(火) 10月21日(月)
2024年度第3回 2025年1月26日(日) 11月13日(水)~12月3日(火) 3月7日(金)

FP協会もきんざいも同じ日程で行われます。

各ホームページで受験申請ができるようです。

今年受験しようと思っている方は、第1回の試験は終了しているので、第2回からになります。

FP3級の試験内容を紹介・実技とは?

つぎに、FP3級の試験内容です。

先ほどお伝えしたように、試験は学科と実技があり、両方合格する必要があります。

学科

学科は基本的な問題が出題されるようです。

①ライフプランと資金計画
②リスク管理
③金融資産運用
④タックスプランニング
⑤不動産
⑥相続、事業継承

スタディングFP講座の公式サイトには次のように書いてありました。

①ライフプランと資金計画ですが、FP資格の中心となる科目です。

ライフプランニングの手法、社会保険、住宅・教育の資金計画について出題されます。

②リスク管理は生命保険、損害保険とリスク管理に関する科目です。

保険の制度、商品の特徴がよく出題されます。

③金融資産運用は金融市場と金融商品に関する科目です。

満遍なく問題が出題されるので、全体的に勉強しましょう。

④タックスプランニングな名前の通り税金に関する科目です。

所得税が主なテーマとなっています。

⑤不動産は不動産の取引、建築関連法規、不動産の税金が出題されます。

⑥相続、事業継承は相続、贈与、事業承継に関する科目です

学科は計6科目あり、FP協会ときんざい、どちらも同じ問題が出題されます。

マークシート形式で60問出題され、合格点は6割の36点です。

実技

実技はFP協会ときんざいで科目と問題数が異なります。

機関 科目 問題数 合格点
FP協会 資産設計提案業務 20問 60点/100点満点
きんざい 個人資産相談業務

保険顧客資産相談業務

5問 30点/50点満点

FP協会の資産設計提案業務ですが、金融資産、不動産、相続・贈与、ライフプランニング、年金、税金などが試験範囲です。

 

きんざいの個人資産相談業務も、金融資産、不動産、相続・贈与、ライフプランニング、年金、税金についてです。

 

資産設計提案業務と個人資産相談業務は同じような内容と思っていただけると良いでしょう。

 

保険顧客資産相談業務は保険についての内容です。

 

日本FP協会の実技試験の科目は、資産設計提案業務のみ、3択問題となっています。

 

きんざいは個人資産相談業務または保険顧客資産相談業務で事例形式で5問出題されます。

 

合格点は異なっていますが、どちらも6割正解すれば合格です。

FP協会ときんざいどちらで受験する?

FP協会ときんざいのどちらで受験するのがいいの?と思いますよね。

また、どの実技試験を選択すればよいか、FPを受験する人にとって、悩みの種です。

試験団体 実技 合格率(2023年9月)
FP協会 資産設計提案業務 学科:74.78% 実技:77.67%
きんざい 個人資産相談業務

保険顧客資産相談業務

学科:37.19%

実技:個人62.29% 保険55.30%

FP協会の方がきんざいに比べて学科も実技も合格率が高くなっています。

合格率を見ると、FP協会の試験の方が難易度が低く、合格しやすいのではと思われます。

実技に関しては、保険の勉強をしたい方以外は、合格率の高い資産設計提案業務か個人資産相談業務を選択すれば良いのではないでしょうか。

また、フォーサイト公式サイトによると、

同じ範囲であっても、製作元によって、自分にとって解きやすい、解きにくいということはあるはずです。

過去問は、公式ホームページから無料でダウンロードできます。ぜひダウンロードして、過去に出題された問題を自分で解いてみてください。そしてどちらが自分に合うのかを確かめてみてください。

(引用元:フォーサイト公式)

過去問を確認して、自分に合った方の試験を受験することが良いと言われています。

試験の出題傾向、過去問の活用法

試験の出題傾向、過去問の活用法
・FP3級の出題傾向

・FP試験過去問サイト、過去問道場の紹介

FP3級の出題傾向

FP3級の学科試験にはよく出題される問題があります。

科目 傾向
ライフプランニングと資金計画 ライフプランニングの手法、社会保険、住宅・教育の資金計画について
リスク管理 保険の制度、商品の特徴
金融資産運用 出題傾向の偏りが少なく、満遍なく出題される
タックスプランニング 所得税、所得の計算は毎年出題(10種類の所得の計算式を覚えるように)
不動産 不動産の取引、建築関連法規、不動産の税金
相続・事業継承 相続

(引用元:スタディングFP講座)

科目ごとに出題される頻度の高いテーマを表にまとめました。

ライフプランニングと資金計画、リスク管理、タックスプランニング、不動産、相続・事業継承は出題傾向の高いテーマがあります。

しかし、金融運用資産は出題範囲が満遍なく出題されるようなので、全体的に理解しておくことが重要です。

FP試験過去問サイト、過去問道場の紹介

過去問サイトの紹介です。

FP試験実施団体の日本FP協会ときんざいのホームページに過去問が掲載されています。

また過去問道場というサイトもあるので紹介します。

①日本FP協会

(引用元:FP協会公式サイト)

日本FP協会には過去3年分の過去問と模範解答が掲載されていました。

現在は2021年5月から2023年9月分までの過去問があるようです。

②きんざい

(引用元:きんざい公式サイト)

きんざいのホームページには2020年9月から2023年9月までの4年分の過去問が掲載されていました。

過去問はありますが、模範解答は載っていません。

学科に関しては共通問題なので、日本FP協会の過去問をダウンロードするのが良いのではないでしょうか。

③過去問道場

(引用元:過去問道場)

過去問道場には2013年1月の試験から現在2023年9月までの過去問が掲載されていました。

また、過去問道場は過去問と解説がついているので、勉強しやすくなっています。

過去問道場は学科のみ対応しているので、実技の過去問はありませんでした。

実技の過去問が欲しい方は、FP試験の実施団体のホームページから入手すると良いでしょう。

過去問の活用法

過去問は繰り返し解いていき、間違えた個所を何度も勉強しなおしましょう。

過去問アプリもあるみたいなので、ちょっとした隙間時間や移動中におすすめです。

ここで、過去問アプリの紹介をします。

アプリ:全問解説付FP3級学科一問一答問題集

収録されている問題には、解説がつけられています

目次に表示される回答履歴で学習の進み具合もわかります。

達成感を持って学習を続けられるアプリです。

有料の完全版を購入すると、約310問の問題を出題、より問題ごとの詳細な解説がついてくるようです。

未回答、未正解の問題を優先して出題されるようになり、ネットにつながっていなくても動作可能なので、完全版を購入するのも良いと思います。

FP3級試験向け問題集アプリの決定版とも言えるでしょう。

評価が4.5と高く、レビューも載っていたので紹介します。

今期のFP3級を受験しますが、今までは本などで問題を解いていました。しかし、こちらのアプリでは、過去問で出題された学科問題が掲載されており、解説もとても詳しくかかれております。追加で、有料の730円でアップデートしましたが、これはおすすめです。約310問の過去問を解説付きで書籍で買うとなれば、持ち運び便利なスマホでいつでもどこでも見れるというメリットがあるので、こちらのアプリと課金(730円)は、FP試験を受ける方には打って付けだと思います。

移動中やちょっとした隙間時間にスマホ1台で勉強することが可能になります。

独学する際のおすすめ、評判の良いテキスト

(引用元:ユーキャン公式サイト)                                  

独学する方には最新の参考書と問題集がおすすめです。

FP3級は何冊もテキストを買い替えて勉強するというよりは、1冊を何度も繰り返して勉強すると良いでしょう。

法に関しては、1年単位で変わっていくことがあるので最新のものを覚える必要があります。

フリマサイトなどで過去のものを安く買って勉強するのも良いと思いますが、法が変わっている部分もあるので、そこは要注意です。

上位のサイトを複数調査した結果、評判の良いテキストを紹介します。

TACの2024-2025年版みんなが欲しかった!FPの教科書3級

(引用元:TAC出版書籍販売サイト)

定価:1,650円(税込)

著:滝澤ななみ

発売日:2022年05月25日

判型・ページ数:A5・460ページ

別冊情報赤シート付

全カラーページでわかりやすくなっており、本文を読んだ後にすぐ問題演習があり知識を定着できます。

2022年度の改正、変更情報が記載してあり、最新の情報も載っています。

また、スマホ学習にも対応しており、出先や移動中にも勉強できます。

2024-2025年年版みんなが欲しかった!FPの問題集3級と同時購入することにより、さらに学習効率を上げられるでしょう。

きんざいの22~23年版これであなたも一発合格!FP3級参考書

(引用元:きんざいSTORE)

定価:1,650円(税込)

編・著者名:(編著者)梶谷美果

発行日:2022年06月13日

判型・体裁・ページ数:A5・224ページ

試験傾向を徹底分析してあり、実績NO.1の講師が出版した参考書です。

フルカラー、イラスト付きで解説がわかりやすくなっています。

無駄なページを省いてあるので持ち運びやすく、移動中の勉強も可能です。

こちらのテキストも、22~23年版これであなたも一発合格!FP問題集と同時購入し、参考書で勉強した後に問題集でチェックすると、知識が身についていくと思います。

独学以外の勉強法は?おすすめの通信、通学講座

独学以外の勉強法は?おすすめの通信、通学講座
・通信講座

・通学講座

独学で勉強するのが困難な人や、独学だとやる気が出ないといった人もいると思うので、独学以外の勉強法をお伝えします。

通信講座

まずは、通信講座の紹介です。

公式サイトを貼っておくので、気になる方はぜひサイトを覗いてみてください。

・ユーキャンのファイナンシャルプランナー(FP)講座
・スタディングのFP講座
・アガルートのFP2級3級合格講座

ユーキャンのファイナンシャルプランナー(FP)講座

(引用元:ユーキャン公式サイト)

ユーキャンのFP講座は、一括払い:64,000円、分割払い:4,980円×13回、総計64,740円となっています。

教材はメインテキスト6冊、提案書の作り方の冊子、実技試験攻略本、ガイドブック、添削・質問関連書類、2級FP技能検定試験問題・解答解説、提案書の作り方のDVD、FP総論テキストが届きます。

添削や質問にも答えてもらえるので、わからないことはすぐに質問しましょう。

また、ユーキャンのFP講座はFP3級というものはありません。

しかし、ーキャンのFP講座を受講、終了することにより、FP3級の資格をもっていなくてもFP2級を受験できます。

(引用元:ユーキャン公式サイト)

いずれFP2級を取ろうと思っていた方は、ユーキャンの通信講座を始めてもいいかもしれません。

スタディングのFP講座

(引用元:スタディング公式サイト)

スタディング FP講座は、短期間でFP試験に合格した人々の勉強法を徹底的に研究することで開発したオンライン講座です。

従来の資格講座とは違い、社会人や学生など忙しい方でも効率的に勉強ができるように、スキマ時間を活かした学習方法です。

スタディングFP講座はビデオ講座となっています。

(引用元:スタディング公式サイト)

FP3級合格コースですと、一括3,850円で受講できます。通信講座の中ではかなりの低価格です。

模擬試験もFP3級学科試験、実技試験2回(FP協会の資産設計提案実務、きんざいの個人資産相談業務1回ずつ)を受けられ、内容も充実しています。

(引用元:スタディング公式サイト)

スタディングFP講座もユーキャンと同様に、FP3級とFP2級のセットになっているコースもあります。

テキストを広げながら、がっつり勉強時間を確保することが無理な方にはおすすめの通信講座です。

アガルートのFP2級3級合格講座

(引用元:アガルート公式サイト)

アガルートのFP2級3級合格講座の金額は65,780円となっています。

条件はありますが、合格するとAmazonギフト1万円分or全額返金を選べるようです。

合格したら全額返金されるのであれば、やる気も出るし、本気で勉強できますね。

(引用元:アガルート公式サイト)

アガルートのFP講座では、テキストとオンライン講座を見ながら学習します。

学科試験については、学んだあとにすぐに問題演習を行うことで、理解を深めることが可能となっています。

アウトプットしていくことで、どこまで身についているか把握できるでしょう。

実技試験対策としては、48パターンの試験対策の問題が用意してあります。

様々なパターンの問題を学習できることで試験当日も安心して回答可能である、非常に魅力的な講座だと言えます。

また、アガルートのFP講座は、総講義時間が22時間という短期間の講義となっています。

独学で勉強するよりも効率よく学べるので、子供のいる主婦の方や、仕事が忙しい社会人の方でも、時間に無理することなく学習できるでしょう。

アガルートのFP講座は勉強時間があまりない方におすすめの講座となっています。

アガルートのFP講座も、FP3級だけの講座はなく、FP2級3級合格講座なので、いずれFP2級を受験する方におすすめです。

通学講座

つぎに、通学講座です。

実際に学校に通って勉強するため、家では勉強する気がおきない方や、家だと勉強できない方におすすめです。

①資格の大原
②資格の学校TAC

資格の大原

(引用元:資格の大原公式サイト)

資格の大原の特徴です。

(引用元:資格の大原公式サイト)

資格の大原では、受講者のレベルに合わせて、スタートする講義が決まってきます。

金融などお金関連の知識がゼロの人は、3級講義という基礎レベルの内容を習得するところからスタートするので、全く知識のない状態で講義を受けても安心でしょう。

万が一講義を欠席してしまっても、映像やWebで講義を受けられたり、メールで質問することも可能です。

受講生が不安を感じないように、大原では、学習に集中できるフォロー制度が整っている点が魅力となっています。

FP講座のテキストですが、大原のオリジナルとなっており、わかりやすさを追求しています。

左側に解説が、右側に図解で説明してあるので、文章だけではわかりにくい部分も図で理解することが可能です。

また、大原は構内受講(教室通学、映像通学)する方法と通学せずに学べる通信講座(Web、DVD)があります。

ここでは、構内受講の方法である、教室通学と映像通学についての紹介です。

教室通学

決まった⽇程・時間に⼤原に通学し、教室で講義を受ける学習スタイルです。⼤原の講師の熱意あふれる講義を、同じ⽬的を持った仲間と⼀緒に受講します。⽋席フォローや振替出席制度などのサポートも充実しています。

(引用元:資格の大原公式サイト)

教室通学は決まった日程、時間に通学し、大原の講師の講義を受けるスタイルです。

質問があったらすぐに解消できる点がメリットです。

映像通学

講義を収録した映像を⼤原校内の個別視聴ブースにて視聴する学習スタイルです。⾃分のスケジュールに合わせて無理なく受講することができます。

(引用元:資格の大原公式サイト)

映像通学は講義を収録し、大原校内の個別視聴ブースで視聴して学習します。

無理してスケジュールを合わせなくてよい点がメリットです。

資格の大原では自分のライフスタイルに合った学習ができます。

 

資格の学校TAC

(引用元:資格の学校TAC公式サイト)

資格の学校TACの強みがサイトに載っていたので紹介します。

頼りになる、経験豊かな受験指導の講師が揃っており、各々に合った講師が見つかります。

合格のノウハウを余すことなく教えてくださるようです。

自分にあった講師を見つけられる点がメリットとなっています。

使用しているテキストですが、過去問を分析したTACオリジナルの教材です。

FP3級の試験は過去問と似た問題が出題されやすいということで、TACの教材で学習すれば合格に近づくでしょう。

また、ライフスタイルに合わせて学習することも可能となっています。

通学か、通信講座を選べるので、自分のスケジュールに合わせた学習ができます。

つぎに、TACのFP3級講座のカリキュラムを紹介します。

(引用元:資格のTAC公式サイト)

受講期間1~3ヶ月で学科試験の各科目1回ずつ、実技対策1回の全7回受講します。

講義の日を過ぎてしまった場合も、DVDビデオブースで受講でき、教室クラスの日程に追いついたところから、教室クラスに出席できる仕組みがあります。

このように、最後まで学習できるフォローシステムを導入しており、合格まで撤退的にサポートしてくれる学校です。

講義の前後で構内で講師に質問できたり、家に帰ってからでも、メールで質問すれば対応してくれるので、わからないまま次に進むことはありません。

(引用元:資格のTAC公式サイト)

資格のTACでは無料体験入学も行っています。

実際に受講できるのは、通学講座を考えている人には良いと思います。

フォローが充実しているので、安心して学校に通って学習できますね。

そして、他の通学講座とTACの大きな違いは、割引制度があり、お得に講座を受けられます。

最大35,000円お得になる早割を行っていたりするので、FP3級を受験すると決まったらすぐに申し込むのも良いかもしれません。

資格のTACは講師が豊富に揃っており、割引制度を使える学校です。

また、合格まで経済面でも徹底的にサポートしてくれる学校となっています。

気になった方はそれぞれリンクを貼っていますので、ぜひサイトを覗いてみてください。

通信講座、通学講座を何個か紹介しましたが、自分に合った方法で勉強すると良いでしょう。

FP3級の勉強時間に関するよくある質問

FP3級の勉強時間に関するよくある質問
・FP3級のおすすめのテキストは?
・FP3級の合格率は?
・FP3級の勉強時間は10時間で合格できる?それとも1ヶ月、2ヶ月必要?
・FP3級に合格するための裏ワザはあるの?

FP3級の受験を考えてる際のよくある質問です。

FP3級のおすすめのテキストは?

TACの2024年-2025年版 みんなが欲しかった!FPの教科書3級

きんざいの2022年-2023年版 みんなが欲しかった!FPの教科書3級

この2種類が教科書と問題集が出版されており、教科書で勉強したあとにアウトプットする場所として問題集があります。

同じ出版社から発売されているので、教科書で勉強した内容が身についているかどうかわかります。

FP3級の合格率は?

FP3級の合格率は7割です。

FP協会の合格率は8割、きんざいの合格率は5~6割で、FP協会を受験している方の合格率の方が高くなっています。

また、合格率が高く、市販のテキストや過去問が充実している。

試験方式がマークシート、択一式で対策がしやすくなっている点から、国家資格の中でも簡単に取得できると言われています。

FP3級の勉強時間は10時間で合格できる?それとも1ヶ月、2ヶ月必要?

試験内容をほとんど理解して合格するためにはユーキャンによると、2~3ヶ月勉強が必要とのことです。

ただ、FP3級を合格するだけで良いなら1ヶ月でも十分だと言っている方もいます。

実際に1ヶ月で合格した体験談をブログに書いている方がいました。

また、金融関係の仕事をしている方、勉強したことがある方は10時間の勉強で合格している方もいらっしゃいますが、

レアなケースなのでしっかりと試験対策をして受験しましょう。

FP3級に合格するための裏ワザはあるの?

明確な裏ワザはありません。

80~150時間の勉強時間が必要と言われているので、試験の2~3か月前から勉強のスケジュールを組み、

過去問と問題集を繰り返して解いていきます。

しっかりと試験対策することが重要です。

範囲を満遍なく学習していれば、FP3級は合格できるでしょう。

FP3級の勉強時間についてのまとめ

FP3級を独学で合格するための勉強時間は80~150時間です。

他の国家資格と比較しても合格率は7割と高く、少ない勉強時間で合格できる資格と言われています。

かと言って、全く勉強せずに受験すると不合格になってしまいますので、まずは1ヶ月は勉強してみると良いでしょう。

この記事ではテキストも紹介していますので、参考にしていただけたらと思います。

独学でも十分合格できるので、頑張りましょう!

記事の中でも触れていますが、独学での試験勉強が不安な方は、通信講座や予備校もおすすめです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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この記事を書いた人

徳永 浩光のアバター 徳永 浩光 キャリアコンサルタント

WEBメディアの監修や300社以上のキャリア相談を通じて、働く人の悩みに寄り添い、気付きを与えるキャリアコンサルタント。「偶然を生かす」という考え方を大切にし、真の願望を明らかにするアプローチを採用。

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