経理に強いということをアピールするためにも、ぜひとも簿記の資格をとりたいと考えている人も多いでしょう。
簿記の資格の中でも、2級はより深く経理や簿記について詳しく知っている人ということもあり、せっかく簿記の資格をとるなら2級までとりたいところです。
しかしながら実際に勉強をはじめると、この方法でいいのかと不安になることありませんか?
また、簿記2級は気になるものの、勉強を続けられるかということも頭によぎることはありませんか?
仕事や家事に追われながらの勉強となるといかに効率よく覚えていくか、勉強方法がカギとなりますのでこの記事では勉強方法やスケジュールなどを紹介していきます。
この記事を読むことによって必要な勉強時間や目からうろこの勉強方法、モチベーションの維持に役立つはずです。
この記事を読んで、簿記2級合格のために必要な情報もメンタルも手に入れましょう!
簿記2級に合格するための勉強方法や時間、スケジュールについて見ていきましょう。
簿記2級試験の勉強は、通信講座を利用するのもおすすめです。
詳しくはこちらの記事でも解説しているので、ぜひご覧ください。
簿記2級に受かる気がしないけど合格できるの?
簿記2級受験者としては簿記3級を持っているという人も、初めて簿記にチャレンジするという人もいるでしょう。
簿記2級となると一気にハードルが高くなるイメージがありますが、本当に合格できるまでになるのでしょうか。
簿記2級の合格率を見ていきましょう。
簿記2級の合格率
実施日 | 合格率 |
第167回(2024.6.9) | 22.9% |
第166回(2024.2.25) | 15.5% |
第165回(2023.11.19) | 11.9% |
第164回(2023.6.11) | 21.1% |
第163回(2023.2.26) | 24.8% |
第162回(2022.11.20) | 20.9% |
第161回(2022.6.12) | 26.9% |
第160回(2022.2.27) | 17.5% |
第159回(2021.11.21) | 30.6% |
第158回(2021.6.13) | 24.0% |
第157回(2021.2.28) | 8.6% |
第156回(2020.11.15) | 18.2% |
第155回(2020.6.14) | 中止 |
第154回(2020.2.23) | 28.6% |
(引用:商工会議所の検定試験公式HP)
第155回はコロナウイルス感染拡大の観点から中止となりました。
2級合格率の平均はここ2年間の平均を見てみると15%〜20%前後となっていますが、合格率は全体的にばらつきが大きいです。
合格率の変動が大きい理由は、合格基準が100点満点のうち70点以上が取れるかどうかのみで決まるためです。
点数調整などがないため、取った点数がそのまま合格・不合格のジャッジに反映されてしまいます。
比較的難易度が低めの問題が多く出た回は合格率が高くなり、難易度が高く解ける人が少ない問題が多かった回は合格率が低くなります。
どのため、合格を勝ち取るためには問題に左右されない位の実力を身につけることが近道です。
得意不得意科目の差が大きい場合、不得意科目がある場合などは要注意と言えます。
多少合格率にはばらつきはあるものの、誰しもが簡単に合格出来る試験ではないことは確かです。
つまり、合格するためにはきちんと対策をとり効率よく勉強する必要があるということです。
簿記2級に合格するための勉強方法とコツ
簿記2級に合格したいと思い勉強に取り組むものの、思うように進まないという人も多いのではないでしょうか。
やはり簿記3級よりもレベルアップしていることもあり、そう簡単に合格できるまでにはならないものです。
簿記2級に合格するために必要なことや勉強のコツについて紹介していきます。
基礎知識を身につけるために何度もテキストを読む
やはり基礎を身につけないことには、応用発展まで解くことはできないものです。
基礎を確実に身につけるためには、テキストをやり込むことが肝心です。
しかし一口に「テキストをやり込む」と言っても、方法を間違えてしまうと意味のないものになってしまうばかりか、時間の無駄となってしまいます。
ポイントとしては
です。
何冊もテキストを買って読んでいったとしても「やったつもりになる」ばかりで薄い理解しか得られませんので、1冊これだと思えるものを選び、その1冊を勉強の相棒としてとことんやり抜くのです。
1冊のみを選ぶ理由としては読み返すたびに目的を変えて取り組みながら、やり込むことで知識に厚みをつけていくためです。
同じテキストを最低でも3周やるというところですが、合格者の体験談などでも数多くあがっています。
この3という数字には意味があり、1回目で全体を掴んだ上で2回目を読み込み覚えようとする、そして3回目で全体の知識のムラや苦手を潰していくという手順を追うためです。
薄い色を塗り重ねていくとだんだんと濃い色になっていく様子は、簿記の勉強にも同じことが言えます。
1周目は簿記2級で学ぶべきことの全体像を捉える、2周目で仕訳・財務諸表・精算表・工業簿記仕訳・原価計算などの重要ポイントを理解しながら読み、1周目で捉えた学びの木に枝葉をつけていくようなイメージです。
3周目では全体を見て、理解できないところがないかを確認していきましょう。
全体の大まかなイメージをとらえてから、細かい所を補足していくような形で進めていくと覚えやすいです。
始めからいきなり細かいところを覚えようとしてもただの暗記のようになってしまい、本当の理解とは程遠いものになりがちです。
自分がこれだと信じたテキスト1冊を3周以上やりこむことを意識して勉強を進めてみてください。
参考書と問題集を繰り返す
参考書でインプットした知識がきちんと身についているか問題集で確認する、アウトプットで確認と知識の定着を図るというやり方で1セットですので、参考書と問題集を繰り返し解いてください。
参考書→問題集→参考書→問題集…を交互に繰り返す理由は、参考書を完璧に覚えてから問題集を解こうとしたとしても、案外覚えていないものでインプットした知識が上手く使えていない状態に陥ってしまうためです。
参考書のみでも、問題集のみでも完全な知識は身につきにくいものです。
インプットの参考書、アウトプットの問題集をバランスよく行うことによって、試験でも活用できる知識や問題の解き方が身につきます。
問題集は何度も繰り返し同じ問題を解くことによって、自分の苦手分野や間違えやすいポイントがわかってくるものです。
最低でも3〜4周は問題を解き、確実に自分のものとして知識を身につけましょう。
1回のみでは分からない問題や苦手な問題への理解が曖昧になってしまうばかりでなく、なんとなく正解した問題や勘で当たった問題、勘違いしていた内容などの対策が不十分になってしまいます。
インプットとアウトプットをしっかりと繰り返すことによって、確かな知識が身につきます。
過去問と予想問題にチャレンジ
やはり得た知識を確実に試験本番に活用できるようにするためには、問題を解くことになれる必要があります。
ある程度力がみについたらただの問題をこなすのではなく、過去問や試験の問題を意識した予想問題にチャレンジしてみることをおすすめします。
問題集に加えて過去問や予想問題にチャレンジすることには、試験対策としての大きな意味があります。
意味としては簿記2級の試験の形式をとらえることにあります。
試験本番を意識した問題を解くことによって、問題形式や傾向などを掴むことができます。
過去問は過去5年分くらいを解くように意識してみてください。
あまりにも古い問題に遡って解いたところでいまの問題形式と合わずに無駄となってしまう、反対に1、2年といった少ない過去問数の場合、試験に備えての準備という意味で経験値が足りないということになってしまうため、数をこなしながら今の試験の問題形式に近いものをということを考えた場合過去5年となります。
ある程度数をこなすということと、簿記2級は試験範囲がよく変わるため、最新の形式や情報に慣れておく必要があるためです。
あまり古い問題を問いても、試験対策とは言えなくなってしまいます。
先程も述べましたが、試験範囲が頻繁に変わるため最新の試験情報の収集は忘れずに行ってください。
電卓に慣れる
簿記2級の試験の際、電卓は強力な相棒となります。
簿記2級の試験本番では計算問題が出題されることに加え、試験本番は時間勝負であるため、早い段階で電卓に慣れることがカギとなります。
電卓に慣れることで、計算問題も素早く解くことができるようになり、時間のロスが減らせることが考えられます。
試験本番はもちろんですが、試験以外でも使用することを想定し耐久性の高い、使いやすい電卓を選ぶことをおすすめします。
満点を目指さない
試験勉強をしているとつい興味のある問題や科目を深追いしてしまうことがありますが、必要以上に完璧を目指すことは試験勉強において危険です。
つい分からないところがあると、理解しなければと躍起になってしまいますが、満点を取らなくても合格はできます。
簿記2級の合格に必要な点数は70点前後ですので、試験本番で8〜9割の点数がとれるように進めていくことが効果的です。
つまり、多少分からない問題や苦手な分野があったとしても絶対完璧に解こうとしたり、無理に理解しようとしないことが大切です。
人間ですから、得意なこともあれば苦手なこともあります。
どうしても理解できそうにない苦手分野がある場合は、思い切って捨ててしまい、点数がとれそうな分野にその分の時間をかけるというのも1つの手であります。
解けないから絶対何が何でもとけるようにならないと、と自分を追い込みすぎると時間の無駄になってしまいます。
満点ではなく、合格点が取れれば簿記2級の資格が手に入るから本番で合格点を取ろうと気持ちを楽にして、勉強に励んでください。
苦手分野を把握する
実際に問題を解くことで苦手分野が見えてきます。
自分自身のミスの傾向を試験前に把握し、対策を取ることによって知識が不十分な科目に集中して勉強し、知識を補強することができます。
問題を解いて解きっぱなしにすることはせず、正解できなかった箇所はきちんとメモをしておき、苦手を潰すことができるように集中して勉強するようにしましょう。
簿記2級に合格するためのおすすめ勉強サイト2選
簿記2級に合格するためのおすすめ勉強サイト2選 |
・パブロフ簿記 ・スキマ時間で簿記2級! |
簿記2級に合格するために勉強するといっても何も勉強は机上のみではありません。
テキストで分からない部分やもう少し分かりやすく知りたいという時に役に立つのが勉強サイトです。
テキストで勉強しつつ、スキマ時間に勉強サイトをチェックするなど上手に活用して合格圏内に入りましょう!
パブロフ簿記
パブロフ簿記は犬のパブロフくんと会計士のお兄さんが簿記の試験に合格できるコツや情報を紹介するサイトです。
試験情報のみならず試験範囲の改定や試験当日までの過ごし方も紹介しているため、情報収集や勉強のためということに加えモチベーションUPの効果もあります。
テキストとアプリも出ているため、それらを一緒に使うことでより効果的に学習を進めることができます。
スキマ時間で簿記2級!
スキマ時間で簿記2級!は言葉の通り、隙間時間を使って簿記2級を取ることを目標にすすめていくサイトです。
一見すると文字ばかりでわかりにくそうと感じてしまうこともあると思いますが、「なぜそうなるのか」という説明に力を入れていることがポイントです。
イラストや色使いに頼ることなく、文字で順を追って説明していることから「暗記ではなく理解する勉強」を意識しています。
簿記3級程度の知識がある人を対象にしているサイトのため、簿記自体が初めてで2級を目指すという人は姉妹サイトである「スキマ時間で簿記3級」を見て理解を深めてください。
簿記2級に合格するために必要な勉強時間
簿記2級に合格するためにはどのくらい勉強をすればいいのか気になるものです。
この時間勉強すれば絶対に合格できるというものではないにしても、大体の目安を知りたいと思うものです。
今回は通信講座を提供している企業のHPより情報を収集しました。
企業名 | 簿記経験者 | 簿記初学者 |
ユーキャン | 250〜350時間 | 350時間〜500時間 |
TAC | 200〜250時間 | 300〜350時間 |
フォーサイト | 250時間〜350時間(独学) 150時間〜250時間(通信講座) |
350時間〜500時間(独学) 250時間〜350時間(通信講座) |
(通信講座を提供している企業のHPより集計)
各企業ごとに目安学習時間は異なることがわかりました。
また、前知識や経験、勉強方法によっても学習時間は変わってくるため、一概には言えませんが、簿記2級の合格のために必要な学習時間は、短くても200時間程度、初学者の場合だと500時間程度の学習が必要なようです。
簿記未経験者の場合は、文章や言葉を理解することに時間がかかってしまうため、経験者よりも長い時間が必要となると言われています。
簿記の勉強をしたことがある人や3級の資格をすでに持っている人の場合、基礎知識もあるため150〜350時間程度の勉強で合格を目指せるようです。
基礎知識がすでにあるため、テキストに載っている言葉や文章を理解するスピードも早いと考えられることからこの時間数と言えるでしょう。
対して、簿記の勉強はしたことがないという未経験者の場合は多めに勉強時間を見積もる必要があります。
目安として250〜500時間であり、経験者に比べて100〜150時間多く勉強する必要がありそうです。
未経験者の場合、事前知識がないためテキストの言葉や文章を理解することに時間がかかってしまうことがあります。
簿記未経験者が簿記2級に合格するための勉強時間
簿記未経験者が簿記2級を取得するには、通信講座を提供している企業の調査によると、おおよそ250〜500時間必要とのことです。
1日あたりの勉強時間を3時間と仮定すると、期間は3ヶ月前後から6ヶ月弱程度になると言えます。
年3回、2月と6月と11月と試験が実施されることが通例であるため、この通例通り実施される試験で合格を目指すとしたら、11月試験に向けての勉強を5-6月頃に始める必要があります。
試験実施月 | 勉強開始時期 |
11月試験 | 6-7月頃 |
2月試験 | 9-10月頃 |
6月試験 | 1-2月頃 |
上記では仮に1日あたりの勉強時間を3時間と仮定した勉強開始時期ではありますが、ゴールデンウィークや年末年始などの長期休暇をあてて集中的に勉強するとした場合、若干ですがスケジュールに余裕が生まれます。
しかしそうは言ってもライバルも同じことを考えていると言えますので、長期休暇に集中して勉強したからと気を抜くようなことはなく、最後まで気を引き締めて勉強に取り組みましょう。
簿記3級取得者が簿記2級に合格するための勉強時間
簿記3級を取得している人が簿記2級を取得するには、通信講座の調査によるとおおよそ150〜350時間必要と言われています。
1日あたりの勉強時間を2時間と仮定すると、期間は3ヶ月〜6ヶ月程度になるという旨記載してください。
上記と同じく2月、6月、11月の試験実施が問題なく行われると仮定した場合、経験者でも11月試験合格を目指し夏の終り頃、8-9月には試験勉強を始める必要があります。
試験実施月 | 勉強開始時期 |
11月 | 6-8月 |
2月 | 9-11月 |
6月 | 1-3月 |
3級程度の知識がすでにある受験生の場合、「2級も3級も大してレベルは変わらないだろう」と気を抜くケースも見受けられますが、これは非常に危険な考え方です。
2級は3級と比べてもかなり難易度は高くなっていますので、気を抜くようなことはなくしっかりと時間をとって試験対策をするようにしてください。
簿記2級に合格するための勉強スケジュール
勉強期間を6ヶ月と仮定した場合、以下のようになります。
学習時期 | 学習内容 |
1ヶ月目〜2ヶ月目 | 工業簿記のテキストを解く、参考書を読む |
3ヶ月目〜4ヶ月目 | 商業簿記のテキストを解く、参考書を読む |
5ヶ月目〜6ヶ月目 | 過去問や予想問題を用いた演習 |
上記はあくまで目安となりますので、経験や知識、1日あたりの学習時間にあわせて、スケジュールを組むようにしてくださいね。
はじめに基礎となる商業簿記、次に工業簿記と進めていきます。
おおまかに分けて商業簿記と工業簿記は半々位の時間を割くと考えますが、どちらか苦手な方に少し多めに時間をさいてもいいでしょう。
後半の2ヶ月は演習に力を入れ、本番の解答力を身につける期間にしていきます。
はじめはインプットの期間、残りの期間はアウトプットを重点的に行うことで本番に強い力が身につきます。
インプットばかりの丸暗記勉強をしたとしても「得た知識をどのように使えば正しい答えが導き出されるか分からない」という事態になってしまいます。
そのため、はじめのうちは情報を正しく身につける期間、後半は身につけた知識を早く正確に活用する方法を身に着けていく期間とします。
簿記2級は工業簿記、商業簿記の順番で勉強する
簿記2級の勉強をするにあたって工業簿記と商業簿記のどちらから取り組むべきか迷う人もいるでしょう。
結論から言うと、基礎ができている人は工業簿記から先に始めることをおすすめします。
工業簿記の試験範囲は商業簿記に比べて狭くバリエーションが少ないため、勉強しやすいと言えます。
ただし注意すべきこととしては、工業簿記から取り組む前に簿記3級の知識があるか確認すべきということです。
工業簿記から学ぶ前提として簿記3級の内容を知っておく必要があるということについては、簿記3級の基礎知識は簿記2級では必須知識であるということにあります。
先程もお伝えしたように、基礎ができていてはじめて応用発展ができるものです。
もしも簿記3級の知識があいまいだという人については、簿記3級で簿記の基礎知識を学んでから、工業簿記の学習を進めていくことをおすすめします。
スケジュールは逆算して立てる
試験月に対して、いつ頃勉強を始めるべきかを表にまとめました。
簿記経験者勉強開始月 | 簿記未経験者勉強開始月 | |
2月試験 | 9-11月 | 9-10月 |
6月試験 | 1-3月 | 1-2月 |
11月試験 | 6-8月 | 6-7月 |
目標とする到達地点を定めてから逆算していき、いつから勉強を始めるべきか知る必要があります。
一般的には簿記の学習が未経験である場合、問題を問いたりインプットする時間に加えて、専門用語を理解する時間を含めて考える必要があるため350-500時間程度の勉強が必要となります。
1日2-3時間簿記2級の勉強のために時間を作ると仮定した場合、計算し逆算すると半年前から勉強するべきということが分かります。
しかし簿記2級の合格を目指しながらも、日々仕事や家事にと忙しい人がほとんどです。
自分なりのライフスタイルに応じ、余裕をもったスケジュールを立てることをおすすめします。
簿記2級に合格するためにおすすめの過去問とテキスト
簿記2級に合格するためにおすすめの過去問とテキスト |
・スッキリわかる日商簿記2級 ・究極の仕訳集 日商簿記2級 |
簿記2級に合格するために勉強の相棒となるものが過去問とテキストです。
自分がこれだと信じる問題集とテキストをやり込むことによって合格が近づいてくると言えます。
スッキリわかる 日商簿記2級
簿記2級となるとハードルが高く、言葉1つとっても難しく書かれているためとっつきにくいという人が多いですが、このテキストでは取り組みやすさを重視していることから挫折防止になるという観点からおすすめの1冊に選びました。
こちらのテキストはテキストと門談春が1冊でまとまっているため、効率よく勉強することができます。
また図解を多様しわかりやすさ重視で説明をしていることに加え、ねこのキャラクターも登場しわかりやすく説明していることから、初めて簿記2級の勉強をするという人にとっても馴染みやすいものがあります。
テキストを読んで知識を入れる、その直後に問題集でアウトプットをし、正しい知識が身についているかすぐに確認できるというところがメリットです。
究極の仕訳集 日商簿記2級
簿記2級の試験は仕分けができるかできないかで合否がはっきり分かれてくるといっても過言ではないほど、仕分けは重要な立ち位置を示していることから、仕分けを徹底的に勉強することができる、このテキストをおすすめとして紹介します。
このテキストでは仕分けにポイントを絞って試験合格を目指します。
最近の試験の傾向としては、仕分けの重要性が増してきていると言えます。
このことからも仕分けを制するものは簿記2級を制すということで、仕分けについての知識確認がやりやすくなっています。
コンパクトでありながら、わかりやすい解説になっているため、仕分けが苦手で点数をのがしてしまうという人にとってもとっつきやすいテキストになっています。
本試験タイプの問題も付いているため、本試験でどのくらい点数が取れるか、現時点でどのくらい知識が確かなものとして身についているかしっかりと確認できます。
簿記2級に合格するためにおすすめの通信講座2選
簿記2級に合格するためにおすすめの通信講座2選 |
・フォーサイト 簿記通信講座
・ユーキャン 簿記2級講座 |
やはり独学では不安、確実に合格に近づきたいという人は通信講座がおすすめです。
プロの手を借りて一気に合格まで近づきましょう!
フォーサイト・簿記通信講座
フォーサイトで使用するテキストはフルカラーでイラストや図解を多様しているため、はじめて簿記に取り組むという人にとっても取り組みやすいテキストになっています。
また圧倒的な合格実績を誇り、簿記2級の全国平均合格率は26.9%であるのに対し、フォーサイトの講座を受けた人の合格率は77.8%です。
つまり、フォーサイトのテキストや講義をしっかりと受講していれば、かなり合格に近づくということが分かります。
簿記の勉強は初めてで不安、数字ばっかりで難しそうと二の足を踏んでいる人はフォーサイトの講座がおすすめです。
ユーキャン・簿記2級講座
ユーキャンの簿記講座はオリコンの顧客満足度調査で2年連続で1位となっています。
これだけ高い顧客満足度を誇る理由としては、
- 出題範囲の変更に柔軟に対応していること
- テキストはイラストや漫画で楽しく学ぶことができる
ということにあります。
簿記2級は出題範囲の変更が多いことでも知られているため、情報収集や対応に追われてしまいます
しかしユーキャンの場合、試験を熟知している公認会計士がテキストを作成しているため、試験範囲変更にもしっかり対応しています。
また、数字ばかりで頭が痛くなってしまう人が多いですが、イメージがわきやすいように漫画でストーリーを追いながら学習できるようになっているため初学者にもおすすめです。
簿記2級に合格するためにおすすめの無料オンライン講座2選
簿記2級に合格するためにおすすめの無料オンライン講座2選 |
・いぬぼき
・弥生カレッジCMC |
なるべくお金をかけずに簿記2級の勉強をしたいという人にとって頼りになる存在といえば無料のオンライン講座です。
インターネット環境さえあればいつでもどこでも簿記の勉強ができるため、お金をかけずに忙しい合間をぬって勉強したいという人にはおすすめです。
いぬぼき
いぬぼきは「犬でも分かる無料簿記講座」ということで、独学で簿記の資格を目指している人向けのサイトです。
日商簿記3級のみならず2級にも対応しているため、2級の勉強をしていたが基礎があいまいで分からなくなってしまったという場合もすぐに振り返りができます。
犬でも分かるほどに親切な説明ということで暗記一辺倒の勉強にならず、理解しながら進めていくことができます。
図や例題も多数用意されているため、難しくて挫折しがちな部分についても理解できるようになっているところがポイントです。
弥生カレッジCMC
弥生カレッジCMCでは無料配布のフリーテキストとYouTubeの動画で勉強を進めていくスタイルです。
つまり、インターネット環境とプリンターさえあれば無料で簿記の勉強を始めることができます。
市販されているテキストとの対応表もあるため、
- すでにテキスト買ったけれどもこの部分が分からずに困っている
- すでにテキストは買ったものの分かりにくいから弥生カレッジCMCに乗り換えたい
という人も安心です。
動画での解説ということで難易度が高い項目もすっきりわかるように説明されているため、一見の価値ありです。
簿記2級試験の概要
以下では簿記2級試験の試験日や試験の申込み方法、出題範囲や試験時間について説明します。
簿記2級の試験日
2024年度168回試験は2024年11月17日(日)の予定です。
個人受験の場合申込みは商工会議所によって申込期間は多少異なりますのでご確認お願いします。
簿記2級の試験時間
2級の試験は90分制です。
統一試験、団体試験、ネット試験どちらも変わらず90分制ですのでお間違いないようお気をつけください。
簿記2級の申込方法
簿記2級の申込み方法としては地域の商工会議所ごとに異なりますので、確認が必要です。
主流は窓口かインターネットですが、地域によってはインターネット、電話、コンビニ端末に対応しているところもあります。
また申込み期間が観時間商工会議所や定員に達し次第締め切るところもありますので、期間内でも余裕をもってお申し込みください。
簿記2級の出題範囲
出題内容 |
第1問 仕訳5問(20点) |
第2問 (20点) ・株主資本等変動計算書 ・銀行勘定調整表 ・固定資産や有価証券の総合問題 ・連結精算表 ・連結財務諸表 |
第3問(20点) ・精算表 ・財務諸表 ・本支店会計 |
第4問(1)(12点) 仕訳3問 ・費目別計算 ・本社工場会計 |
第4問(2)(16点) ・個別原価計算 ・部門別原価計算 ・製造原価報告書と損益計算書 ・総合原価計算 ・標準原価計算 |
第5問(12点) ・標準原価計算の原価差異分析 ・直接原価計算のCVP分析 ・直接原価計算の損益計算書 |
前半の大問1から3までが商業簿記、後半の大問4,5が工業簿記となっています。
7割以上が合格であるため、苦手分野を作らずまんべんなく解けるように準備しておくことが必要です。
試験範囲は変更が多い所ですので、試験を申し込む際は手元にあるテキストと試験範囲のずれやカバーしきれていない範囲がないかよく確認するようにしましょう。
簿記2級を取得するメリット
簿記2級を取得するメリット |
・就職や転職が有利になる
・年収が上がる可能性がある ・企業の業績判断ができる |
簿記2級を持っていると何かと有利になるとはよく耳にしますが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
簿記2級を取得すると得られるメリットは仕事をしていく上でかなり大きなものですので、簿記2級取得を少しでも考えている人はメリットに着目しぜひとも資格取得をしてみてください。
就職や転職が有利になる
簿記2級を持っていると就職や転職が有利になるということが最大のメリットとも言えるでしょう。
経理に関する求人票で「必須:簿記2級以上」「簿記2級歓迎」など多く見かけます。
業務として必要な知識ということは言わずもがなですが、合格率が低い簿記2級を取得しているということは、資格取得に向けてしっかりと計画的に努力することができる人という証明にもなります。
経理関係の仕事以外でも、簿記の知識は日々の経営活動を記録・計算・整理するために活用されるため、あらゆる業界で役に立つと言えます。
つまり「この業界でしか使えない」のではなく「幅広い業界で広く活用できる」資格ということもあり、持っていて損はないということです。
年収が上がる可能性がある
簿記2級を持っていると今よりも年収があがる可能性があります。
簿記2級取得を条件に、昇格や資格手当がつく企業が多くあります。
支給している会社の場合ひと月あたり数千円〜一万円程度の金額で資格手当が設定されていることが多い結果となりました。
昇格や資格手当といった直接的な旨味がない場合でも、会社のお金の流れや仕組みを知るということは、これから先会社を担うことになる管理職にとっても必須スキルとなります。
すぐすぐ目に見える形で年収があがるということにはならない場合でも、長い目で見れば収入アップにつながるということです。
企業の業績判断ができる
簿記2級の知識でもって、企業の経営成績や財務状況がわかるようになると言えます。
会社で働く会社員にとって会社の業績やお財布事情を押さえておくことは基本中の基本とも言えますが、これがなかなかできる人がいません。
財務諸表が読めるようになることで、今の会社の経営状況なども読み取ることができるため、今後の展望を考える際にも大きく役立ちます。
簿記2級の勉強方法に関するよくある質問
簿記2級の勉強方法に関するよくある質問 |
・簿記2級を取得しても意味ないの? ・簿記2級に独学で合格するのは厳しい? ・一夜漬けで簿記2級に合格することはできる? ・1ヶ月で簿記2級に合格できる? ・1ヶ月で簿記2級に合格するための勉強スケジュールは? ・2ヶ月で簿記2級に合格するための勉強スケジュールは? ・簿記2級に独学で合格するには何ヶ月必要? ・勉強時間の確保が難しい社会人が簿記2級に合格するための勉強方法は? ・簿記2級は商業分野と工業分野を並行して勉強した方がいいの? ・簿記2級の商業分野と工業分野のそれぞれの勉強時間は? ・簿記2級試験の問題を解く順番は? ・パブロフ簿記を使った独学で簿記2級に合格できるの? ・パブロフ簿記を使った簿記2級の勉強方法は? ・パブロフ簿記アプリの評判が知りたい ・簿記2級に落ちた回数は気にしなくていいの? ・簿記2級の勉強はノートとルーズリーフのどちらがいいの? ・簿記2級の勉強にノートはいらないの? ・簿記2級の勉強に使うノートはどれがいいの? ・無料学習サイト【Study Pro】は簿記2級に対応しているの? |
簿記2級の勉強をするにあたっての疑問やよくある質問をまとめました。
簿記2級の勉強をする前に気になることを解消しておきましょう。
簿記2級を取得しても意味ないの?
簿記2級をとったところで意味がないという人も中にはいます。
しかし簿記2級はビジネスの面ではかなり大きな武器になると言えます。
求人などの条件でも「簿記2級」を求めている会社も多く、簿記2級を持っていた場合、経理に明るいということで就職の幅が広がります。
それだけではなく、今の仕事においても昇級や昇進が近づくのです。
簿記2級は無駄ということはないので、しっかりと合角を勝ち取り、未来の可能性を広げていきましょう!
簿記2級に独学で合格するのは厳しい?
簿記2級は簿記の基礎を問う3級とは異なり、範囲も広く深くなるため独学となると一気にハードルが高くなります。
分からないことが出てきた場合、先に進めずに躓いてしまい勉強が上手くいかないということも多々ありますので、可能であれば独学ではなく勉強のパートナーがいるとよいでしょう。
通学講座や通信講座を受講し、勉強のサポートをうけることで、1人で苦戦していたことも難なくスムーズに進むということもあります。
一夜漬けで簿記2級に合格することはできる?
簿記2級は出題範囲も広く、簿記に関する知識が深く問われるため、一夜漬けで資格取得できるほど甘い資格ではありません。
先程も説明しましたが、簿記2級に合格するためには3級相当の基礎知識がある人の場合でも、300時間前後の試験勉強が必用です。
一夜漬けで合格できるとは思わず、早めにコツコツと勉強をする方が合格には近づくはずです。
1ヶ月で簿記2級に合格できる?
1ヶ月で簿記2級に合格しようとなると、かなりタイトなスケジュールになることを覚悟しなければなりません。
また、1ヶ月で2級相当をつめこむためには、3級の知識がきちんと定着している必要があります。
簿記3級相当の知識があることを前提とし、1日あたり10時間前後勉強する体力と気力があるとすれば不可能ではないでしょう。
1ヶ月で簿記2級に合格するための勉強スケジュールは?
1ヶ月で合格も不可能ではありませんが、かなりタイトな勉強スケジュールになることを覚悟しなければなりません。
経験者が簿記2級に合格するためには300時間前後の勉強時間が必要です。
時間の内訳を見ていくと
- 商業簿記の基礎:70~100時間
- 工業簿記の基礎:50~70時間
- 商業簿記・工業簿記の応用:70~100時間
- 過去問:60~80時間
が必要となります。
また使用するテキストも厳選しなければなりません。
テキストがボリューミーである場合全範囲を複数回まわすことができないため、本の厚みが薄く、大切なポイントが凝縮されているものをおすすめします。
問題集に関しても、出題頻度が高い順に並んでいるものを使用するといいでしょう。
1日あたり10時間前後勉強する必要があるということでスキマ時間も無駄なく勉強する必要があります。
1ヶ月で簿記2級のパターンを覚えるべく集中して取り組んでいきましょう。
2ヶ月で簿記2級に合格するための勉強スケジュールは?
1ヶ月ではタイトすぎるということで、2ヶ月での合格を目指している人もいるのではないでしょうか。
2ヶ月で簿記2級に合格しようとすると、2ヶ月の期間で何をどれだけ時間をかけるかに合否がかかってきます。
・テキストを読み込み問題集を解く:30日
・過去問で実力を知る、本番に慣れる:20日
・予想問題集で本番を想定した問題解答力をつける10日
問題を解くアウトプットに力を入れている計画ともいえますが、短い時間で効率よく学ぶためには効果的とも言えます。
簿記2級に独学で合格するには何ヶ月必要?
簿記2級に独学で合格するための勉強期間ですが、簿記3級程度の基礎知識があるかないかで期間が大きく変わってきます。
簿記2級をうけるにあたって3級程度の基礎知識があるという場合は300時間前後の勉強時間が必用となります。
会社や家事で忙しいという場合1日に2時間勉強することができると過程し計算すると5ヶ月の勉強が必要となります。
しかし基礎知識がない場合、簿記未経験者の場合はこれ以上の勉強時間を確保する必要があります。
未経験者の場合350-500時間の勉強が必要と言われていますので、1日2時間勉強すると過程すると6-8ヶ月かかることになります。
勉強時間の確保が難しい社会人が簿記2級に合格するための勉強方法は?
まとまった勉強時間がなかなか確保できない社会人も多いことでしょう。
日々仕事や家のことなど忙しいため勉強のために机に向かう時間もありません。
勉強時間として確保することが難しい場合合格するためにはスキマ時間の活用がカギとなります。
机に座ることだけが勉強ではありません。
通勤時間や仕事の休憩時間などを使い短い時間だとしても勉強に当てるのです。
耳から講義を聞き流す、一問一答で苦手分野の確認をするなど、短い時間でもできることはなにかを考えてみてください。
社会人で働きながら簿記2級の勉強をすすめ、無事簿記2級を取得した人も数多くいます。
簿記2級は商業分野と工業分野を並行して勉強した方がいいの?
基本的に同時並行の勉強はおすすめしていません。
同時並行してしまうと頭の中が混乱知てしまうため、まずはどちらか1つにしぼり進めていくべきでしょう。
おすすめは商業簿記からの勉強です。
商業簿記は簿記の基礎部分である簿記3級の延長線上にあるものであるため、取り掛かりやすいです。
また工業簿記は商業簿記の知識があることを前提としているため、いきなり工業簿記を学ぶと前提知識がないため混乱することもあります。
簿記2級の商業分野と工業分野のそれぞれの勉強時間は?
商業分野と工業分野に分かれているためどちらをどのくらい勉強すべきか迷う人もいると思います。
合格者の場合、工業と商業それぞれに100時間前前後かけていたという情報があります。
目安として同じくらいの勉強時間をさき、苦手な方を少し多めに時間をとるという形がいいと考えられます。
簿記2級試験の問題を解く順番は?
問題を解く順番を見る前に問題構成をおさらいしておきましょう。
簿記2級の問題は大問1から5で構成されています。
大問1-3は商業簿記、大問4-5は工業簿記というならびになっています。
商業簿記の方が大問1つ多くなっていますが、大問3は手間と時間がかかることを覚悟しておいてください。
つまり、問題を解く順番としては12453がおすすめです。
仮に順番通り問いていくとした場合、大問3でつまづいてしまい、残りの4,5までたどり着けない可能性があります。
手間がかかる問題やすぐに解けない問題に躓くと後ろのとける可能性のある問題を捨ててしまうことになります。
できるところ、得意な所から攻めていきましょう。
パブロフ簿記を使った独学で簿記2級に合格できるの?
パブロフ簿記は犬のパブロフと会計士のお兄さんが簿記試験に合格するために必要な情報や知識を教える形で構成されています。
テキストの他にも連携したホームページやアプリなどもあるため机上での勉強はもちろん、隙間時間の勉強もサポートしてくれます。
パブロフ簿記を使えば絶対に合格できるという断言はできませんが、きちんと使いこなすことによって合格は近づくと言えます。
パブロフ簿記を使った簿記2級の勉強方法は?
パブロフ簿記を使った簿記2級の勉強方法としてはテキストで覚えるべきところや問題をやりこみ、アプリでスキマ時間を活用した問題演習を行うという方法です。
知識を入れるばかりでは試験の時に上手く頭に入れた知識を活用できません。
いかに活用していくか、活用方法を普段から意識し活用する練習を行うことで勉強がはかどるでしょう。
パブロフ簿記アプリの評判が知りたい
パブロフ簿記アプリの評判としては、かなりいいものと言えます。
問題集と連携しているところもあり、やはりスキマ時間に勉強したいという人にとってかゆい所に手が届くつくりとなっています。
パブロフ簿記アプリにはアプリストアを見ると無料版と課金版と2種類ありますが、どちらの評判もいいものとなっています。
課金版の場合、講義動画や問題演習もついているため、スキマ時間の勉強におおいに活用できるものとなっています。
無料版の場合使える機能などに制限があるため、しっかりと勉強したいと考える人は課金版を購入することをおすすめします。
簿記2級に落ちた回数は気にしなくていいの?
落ちた回数は気にせず、ただただ最終的に合格することを目指し頑張るのみです。
簿記に落ちた回数は自分から言わない限り記録として残るものではないので「何回落ちたからもう駄目だ」ということはありません。
ただし、複数回も落ちるとなると勉強時間が足らない、もしくは勉強方法が間違っているという可能性もありますので、もう一度見直すべきです。
簿記2級の勉強はノートとルーズリーフのどちらがいいの?
簿記2級の勉強でノートにまとめることもありますが、その際はルーズリーフをおすすめします。
自分が間違えたところや重要なポイントをまとめた「まとめノート」を作る際項目ごとにページの追加や削除したい時もあるでしょう。
その場合ノートではなくルーズリーフの方がページの追加や削除がスムーズです。
サイズは小さめのものを選ぶと持ち運びにも便利です。
簿記2級の勉強にノートはいらないの?
簿記2級の勉強ではノートがあると、よりはかどるでしょう。
自分のミスをまとめておき、見直すことで今後同じ間違えをしないように気をつけるためのまとめノートをおすすめします。
人によっては問題集やテキストに書き込みをするからノートはいらないという人もいるでしょうが、できればノートはあった方がいいでしょう。
簿記2級の勉強に使うノートはどれがいいの?
ノートは罫線タイプ、方眼タイプ、無地など様々あります。使うノートとしては必ずこれというものはないので、自分が勉強しやすいもの、使いやすいものを選んでください。
罫線や方眼ノートは仕分けを書きやすいというメリットがあります。
無地の場合はマスや線を気にすることなく自由に書くことができるだけでなく、本試験で渡される計算用紙に慣れることができるというメリットもあります。
無料学習サイト【Study Pro】は簿記2級に対応しているの?
調べたところ、StudyProは簿記3級合格を目指す人をターゲットとしているため、2級対応のものはありませんでした。
しかし、簿記2級に合格するためには、簿記3級の知識は必須となります。
勉強をしていて曖昧な部分や苦手な部分を確認するという意味では、押さえておくべきサイトと言えます。
まとめ:簿記2級に合格するための勉強方法や勉強時間、スケジュールをご紹介!
簿記2級に合格するための勉強方法や勉強時間、スケジュールについて見てきました。
簿記2級となると専門的な部分となり、勉強が難しいと感じることもありますが、方法としてはこれまでの簿記の勉強と同じです。
また、勉強時間もかなり増えてくるように見えますが、工業簿記と商業簿記の2つあるためそれらをマスターするためには必要と言えます。
直前に詰め込み無理なスケジュールを組まないためにも、試験日から逆算して計画的に勉強を進めていきましょう。
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