これから金融業界に転職をしたい。
もしくは、自己の成長やキャリアアップをしたいと考えていませんか。
証券外務員の資格を取得しよう、または、取得しなければいけないということなったけれども、以下のようなことで悩んでいるのではないでしょうか。
「証券外務員の資格を取らなくちゃいけないけど独学で合格できるの?難易度はどれくらいなの?」
「証券外務員の試験合格をするためにおすすめの勉強方法が知りたい!」
この記事では、証券外務員の資格を取得するのに、独学で勉強すればいいのか?
それとも、通信講座の方が良いのか、加えて、合格率や難易度、試験の情報などをお伝えいたします。
証券外務員試験は、通信講座を利用して学習するのもおすすめです。
詳しくはこちらの記事でも解説しているので、ぜひご参考になさってくださいね。
証券外務員資格ってなに?何のために必要?
証券外務員資格は銀行や証券会社への就職が決まったら確実に必要になります。
なぜならあなたが企業人として営業で金融商品の販売をする場合や、窓口で保険商品の説明をする時に必要な資格だからです。
この資格は1950年代に日本証券業協会が定めた業界のルールです。
協会員である企業は従わなければなりません。他の業界でも似た事例はあります。
万が一、無資格者を営業やその他の業務に当たらせると企業は違反とみなされ行政処分されてしまいますので、入社前に資格が取れなかった方は絶対に研修期間中に取得する必要があります。
転職者の場合は仕事が始まる前に資格の取得を申し伝えられるでしょう。
ですから、あらかじめ転職活動を始める前にとっておいたほうが良い資格といえるでしょう。
証券外務員一種二種どちらを取るべき?難易度は違うの?
答えはあなたの転職先の業界が「証券会社だ」というのであれば必要なのはおそらく一種です。
金融機関であるならば、二種でよいでしょう。
もう一つ正会員か特別会員の区分がありますが、特別会員は金融機関で勤務する社会人しか受験できない資格ですので、今から資格取得を目指す人は正会員になります。
正会員の試験は誰でも受験できます。
また一種は二種の上になる資格ですので、一種を持っていれば二種は必要ありません。
試験の難しさで言えば二種より一種の方が難しいです。理由は出題される範囲が広いからです。
ですが、どちらも合格率は65%〜70%程度となっているため、難易度も大きく変わるわけではありません。
出題範囲が広いので一種は二種よりも問題数も多くなりますし、試験時間も長くなります。
しかし、一種試験を恐れることはありません。
二種の試験にも出題される共通問題(法令・商品業務・関連科目)にデリバティブの問題が追加されるだけです。
内定先の企業から一種の資格取得を要請された場合は、二種の試験合格だけでは足りませんので、いきなり一種試験から受験しても構いません。
二種を合格したとしても、一種試験の一部が免除されるわけではありませんので、意味がないのです。
証券外務員試験対策は独学で十分?難易度は?
最初に結論からお伝えします。
証券外務員試験の難易度は高くないため、独学でも充分に合格できます。
この直近2年間の合格率は証券外務員一種、二種共に65~70%程度です。(参考:JSDA.日本証券業協会合格率)
試験対策を行えば、難易度が高い試験ではありません。
なぜこの合格率なのかというと、簡単に言えば「必要だから取る」資格だからです。
何度も言いますが企業で採用された人は営業や窓口業務に就きます。
その時に「必要」な資格なのです。
ですから資格が必要な人は内定の決まった大学生か、社会人で転職が決まった方なのです。
なかには株取引を始めるからと受験する人もいますけれど大体は前者の方です。
その「必要だから取る」資格ですので証券外務員は車の運転に必要な運転免許と同じような物です。
証券外務員の資格は、多少高度な知識を要求されるかもしれませんが、合格率は65~70%ですので平均点が取れれば十分に合格できるでしょう。
しっかり勉強すれば、合格することができる難易度と考えると、過度に不安になる必要はないでしょう。
ただ、試験に合格しようとするのであれば実力をつける必要があります。
証券外務員試験の結果は内定先の企業にばれる?
金融系の仕事に内定した学生の方などは、証券外務員の試験結果が内定先の企業に伝わってしまうのか?ということを気にされているかもしれません。
もし、試験の申し込みを内定先の企業を通じて行っていれば、試験結果は企業には伝わります。
内定や転職が決まった方は試験費用の補助の関係で内定先に連絡をしないといけないかもしれません。
そうなると当然試験結果は企業を経由してから通知が来ますので、内定先の人事部では合格・不合格はわかります。
入社前に試験に合格をしないと、入社後に始まる研修は覚えることが沢山あります。
覚えることが多すぎるため、更に合格までの道のりが遠くなるでしょう。
転職の方も同様に新しい職場で新しい業務を覚えながら…というのは難しいでしょう。
したがって、入社日までに確実に試験に合格しておきましょう。
証券外務員試験対策を独学で行うのに向いている人
独学に向いている人は下記の2点のうち、片方でも自分だけで行える人です。
一つ目はまじめに試験勉強ができること。
テキストを読み込む、模擬問題を解く、間違えたところを復習する。
試験に十分合格できるレベルまで繰り返しの勉強ができる人は、独学でも十分合格できるでしょう。
二つ目はスケジュール調整ができる人。
今週は何時間試験勉強に充てる、模擬試験を何回か受けてみる。
何日までに正答率をここまでもっていくなど、計画を立案しそれに沿って実行できる人も独学で十分合格できます。
例え試験が不合格になっても、二度と受けられないわけではありませんので安心して何度でも試験を受けてください。
しかし企業からの費用補助の関係や不合格時の再試験までの期間はかなり長い為できれば一度で合格したいですね。
合格するためには、模擬問題を解いて自分の正答率を把握することです。
なぜなら、この資格の試験問題の持ち帰りはできないので、自己採点ができないのです。
ですので、試験問題のどこを間違えたかまではわかりません。
証券外務員試験対策を独学で行うのに向いていない人
前述したとおり、この資格は一気に勉強をしてある程度の水準に達すれば合格できます。
例えばギリギリで不合格になるとします。
次回の受験は最短で1カ月後、それまでモチベーションを維持して勉強できるでしょうか。
勉強方法もテキストを眺めるだけ、何かと理由をつけて試験勉強を後回しにする人は合格までの道のりは遠いかもしれません。
上記のような人やできるだけ楽に資格が欲しいと考えている人、1回で確実に合格したい人は、確実に合格するために通信講座やアプリがおすすめです。
内定者の人も転職の方も試験に合格しないまま入社日を迎えることは得策ではありません。
できない理由は並べても解決はしないのです。できるように自分に合った解決方法を探しましょう。
証券外務員試験対策を独学で行う際にかかる学習時間
複数名の合格体験記録を確認をしたところ、一般的に経済学の知識がない人で、一種は80時間前後、二種は60時間前後必要だったといわれています。
しかし、学習速度で個人差がありますので指定された時間勉強したから合格するわけではありません。
あくまで「目安」です、試験での正答率が70%を超えればいいのです。
仕事で企業のバランスシートやP/Lを閲覧する機会が多い人や、大学で経済学の講義を受けたことがある人は聞きなれた語句が並びますので、勉強時間を減らすことができるでしょう。
しかし、試験対策のテキストの量は400p以上ありますので一夜漬けで合格できるほど甘くはないでしょう。
まじめにコツコツ、一種試験で20日前から試験勉強を始めるのであれば1日4時間、30日前からであれば、1日3時間位は必要でしょう。
証券外務員試験対策を独学で行う際の勉強法
次に独学で行う場合の試験勉強方法をお伝えします。
この証券外務員試験の場合、正答率は70%以上取れれば合格ですので、当たり前ですが70%取れる勉強方法が最短ルートです。
証券外務員一種はよく出る問題には傾向がある!?
よく出る問題に傾向はあります、特に重要な内容は出題率が高い傾向にあります。
中には「こんな問題見たことない」レベルの問題があるのですが、出題数は少数です。
証券外務員試験の出題はCBT試験方式によるものです。
CBTとは、Computer Based Testingの略で、パソコンを利用して回答を入力する試験のことです。
試験問題は大量のデータからコンピューターがランダムに問題を作成し出題をしてきますので、試験問題は毎回違う問題です。
あなただけの問題ですので、同じ時間帯で友達と受けたとしても問題は違います。
過去問がなく全く見たことのない問題が出題するのでは?と思う方もいるでしょうが、そんなに構える必要はありません。
例えば、金融商品取引法は~(略)もって国民経済の健全な発展及び金融商品取引業者の保護に資することを目的としている。
という問題が出たとします。答えは、保護する対象は、取引業者ではなく、投資者ですので投資者が出ていなければ全て×です。
ですので保護する対象を覚えてしまば、語句が変わっても困りません。
○×問題よりも五択問題である計算問題は確実な得点源
試験問題は◯×問題よりも五択問題の方が重要ですので必ず解けるように勉強をする必要があります。
計算問題もありますが計算自体はPCでの計算を認められていますので、公式を覚えておきましょう。
五択問題は一種試験の場合で30問、配点は1問10点です、合計で300点あります。
それに比べて◯×問題は70問、配点は2点。合計で140点です。
試験全体でみると440点中の正答率は70%ですので308点取れば合格です。
こうなると五択問題はなるべく落としたくないということはお判りでしょうか。
ここからは攻略法です。仮に五択問題が30問中の23問正解としましょう、それで230点です。
合格点の308点まで、あと78点必要です。
そうなると残りの〇×問題は70問中の39問正解する必要があります。
これは約56%の正答率です。
さすがにこの状態ですと全て〇にする戦法は危険ですが、では五択問題の正解数はいくつにするべきか、ということになりませんか。
次項で表にしてまとめておきましたので、参考にされてはいかかでしょうか。
合格のための正答問題数
下表は五択問題の正答数と合格するために必要な〇×問題の正答数(率)です。
30問中の五択問題正答数(正答率) | 合格に必要な〇×問題正答数/問題数(正答率) | 合格の可能性 |
17問(57%) | 69/70(99%) | ほぼ無理(不可能ではないですが) |
18問(60%) | 64/70(92%) | 厳しい(不可能ではないですが) |
20問(67%) | 54/70(78%) | 〇×問題をマスターすれば合格できる |
22問(73%) | 44/70(63%) | 〇×問題もそこそこ取れれば合格できる |
23問(77%) | 39/70(56%) | 〇×問題もそこそこ取れれば合格できる |
24問(80%) | 34/70(49%) | 〇×問題も半分取れば合格できる |
25問(83%) | 29/70(42%) | 〇×問題も半分以下で合格できる |
26問(87%) | 24/70(34%) | 〇×問題は適当で合格できる(90%以上) |
28問(93%) | 14/70(20%) | 〇×問題は適当で合格できる |
自分であれば五択問題26問正答数を目標にします。五択問題は30問ありますので誤答できるのは4問までです。
五択問題はすべて当てるくらい勉強は必要ですが、これが達成できると残りの〇×問題の正答率は34%です。
これくらいであれば偏ってない限り問題を見る必要もありません。
ほとんどの場合、適当な回答で合格できるでしょう。
〇×問題は全部〇でも確率的には半分位取れると考えてもいいでしょう。
また五択問題を勉強するので〇×問題も自然と正答率は上がります。
余裕をもって合格できる人は五択問題の正答数が23問以上、20問未満は合格ラインギリギリでしょう。
つまりこの五択問題は絶対に落とせないということです。
二種試験でもこの配点比率はほとんど変わりません。
証券外務員試験対策のポイント
資格の勉強は合格のレベルに達してさえしまえば終了です。
内定をいただいた方も転職の前に取得する方も、試験費用は必要ですのでなるべく1度で合格したいですね。
合格の最短ルートは計算問題:公式の覚え方
五択問題の中の計算問題は大きく分けて、2パターンあります。
公式を覚えるだけで解答が出る簡単なものと、問題の趣旨を理解して答えまでの道順を明確にイメージする必要がある問題があります。
計算問題が苦手だからと捨てると、絶対に合格できません。
計算問題は数字をかえただけだと気付くレベルまで、深く理解できると合格できると言えます。
公式の覚え方は基本的な語句を覚える位は勉強してからがいいでしょう。
例えば「限界利益率=1-変動費/売上高」ですが丸暗記はおすすめしません。
限界利益率とは何か?を考えれば変動費が600万円、売上高が1,000万円であれば1-(600/1,000)=0.4となり、40%が答えとなります。
変動費が原価に近い意味であるとイメージすればどうやって計算するのかはある程度目星がつきます。
そこから細かいところまで暗記をすればいいでしょう。
試験時間はかなり長い
試験時間は一種外務員資格試験が160分(4枠分)、二種外務員資格試験が120分(3枠分)で、試験会場に備えられたパソコンによって行なわれます。
基本はオンラインで受験日の5日前までに予約です。
内定した企業を通じて出す場合はもう少し時間に余裕を持ちましょう。
全国で150箇所以上ありますので近いところの試験会場を選ぶことができます。
試験会場はパソコン教室の空き時間を利用しているところが多いです。
試験時間は1コマは45分です、連続した3~4枠分の時間予約ができない場合は違う日にしなければなりません。
もしかすると自分の希望する場所で希望する日時は埋まってしまう可能性がありますので、受験日を決めたら早めに予約をしましょう。
試験時間自体は長いですが合格できるレベルまで勉強した人は試験時間は余るでしょう、早く終われば退室もできます。
試験日は平日昼間であれば豊富に選択肢がある
平日の昼間であれば基本的に試験を受けられます。
受験時間も豊富に設定されているので自分の体と相談して一番体調の良い時間帯にしてください。
朝弱い人は昼からでも構いませんし、朝が強い人は午前中でも構いません。
会場によりますが夕方も結構な時間まで受けられます。
ただし、9時台から試験を開始するとお昼まで試験時間になるのでその点は注意です。
証券外務員試験対策を独学で合格する際のオススメ参考書2選、通信講座3選
もしかしたら内定した企業よりテキストをいただいている人かもしれません。
しかし足りないと感じる方は以下のテキストや問題集もやっておくと確実に合格ができると思います。
〇×問題や五択問題は繰り返し解く必要がどうしてもありますので問題量は豊富にあったほうが良いです。
目標とする正答率は80%を目標に勉強してください。
試験では問題集と同じ問題は出ないため正答率は少し下がることを想定して、それでも合格できるように勉強をしてください。
ここで紹介するテキストや通信講座は、受験費用よりも安い場合が多いです。
受験費用は1回で10,000円以上します。
無駄に回数を受けるよりはテキストや問題集を準備して1度で合格できるようにしてください。
うかる!証券外務員~必修テキスト+必修問題集
(引用元:Amazon公式HP)
おすすめの理由はここ数年間の売上がNo.1だからです。
内容もテキストも見やすいようにイラストが多いですし、問題集は赤シートが付属していますので、赤字の解答を隠して何度でも解くことができます。
テキストで勉強をして、問題集で実践ができますので、セットでの購入がおすすめです。
テキストと問題集がリンクしていますので間違えた箇所の復習もしやすいです。
通信講座を必要としない場合は、こういったテキストと問題集だけでいいでしょう。
繰り返しの学習で正答率をあげてください。
外務員必携1-4巻
(引用元:日本証券業協会公式)
資格発行元の日本証券業協会が出しているテキストです。
B5判の書籍で資格を取り終わっても自分の職場に置いておくこともできますのでオススメです。
ただし内定先の企業からいただくテキストは同じ物の可能性があります。
また、このシリーズはテキストだけですので問題集は別途で準備をする必要があります。
通信講座3選
今はスマホで動画を見るだけで勉強できるのが当たり前ですね。
アプリをインストールするだけで勉強は動画を見れますし、問題を解くのもスマホ一つで完結します。
契約する前に注意点として、一種の通信講座は二種を持っている事が前提になっているので二種の勉強範囲が入っていないことがあります。
また、二種に比べて一種の方が安いというわけではありません。
一種の差分であるデリバティブ取引しか勉強範囲に入っていないことがありますので、よく確認をして申し込みをしてください。
スマホで学習をしたい場合は、講座の料金だけでなく、スマホの月額料金も気になるかもしれません。
そういう場合は、ギガ使い放題を比較してみるのも、勉強にかかるコストを抑える秘訣です。
楽天モバイルはクーポンを出していることもあるので、月々の費用が気になる方は一度検討してみるといいでしょう。
スタディング「合格コース」
一種+二種セット外務員コース | 一種外務員合格コース | 二種外務員合格コース |
※何も持っていない状態で一種試験を受ける方のコースです。二種の範囲も出題されますので両方勉強が必要になります。 | ※二種試験は最近合格していて一種試験を受ける方のコースです。二種の範囲も出題されますのでまだ復習の必要がない方はこちらでもいいでしょう。 | ※二種資格のみ必要という人はこのコースで十分です。 |
受講費用 16,800円(税込) | 受講費用 8,900円(税込) | 受講費用 9,700円(税込) |
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全てデータでの提供となりますので即日始めることができます。
基本講座・WEBテキスト・スマート問題集・模擬試験まで一通り揃っています。
良好なコスパですが、残念ながら唯一の欠点として質問はできません。
スマートフォンだけで完結しますので、ネット環境さえあれば学習ツールとしては最適でしょう。
あらかじめダウンロードをしておけば通勤時間や通学時間、その他のスキマ時間に試験学習を進めることができます。
フォーサイト「証券外務員スピード合格講座」
一種+二種コース | 二種コース |
一種試験合格用(二種の教材もすべて含む) | 二種試験合格用 |
受講費用 14,800円+送料(税込) | 受講費用 9,800円+送料(税込) |
学習教材
eラーニング ManaBun
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学習教材
eラーニング ManaBun
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フォーサイトは対応している資格は少ないですが、そのかわりサポート体制が整っています。
回数制限はありますが質問もできますし、自分のスケジュールを入力するとあなたの学習時間を計算し計画を作成します。
あとは計画通りに学習するだけです。
テキストも冊子とスマホで見れるe-ラーニングの両方ついてきます。
ただし動画で見れるのは最大で3カ月程度です、短期集中で合格を目指すのにおススメです。
資格の学校TAC
一種+二種セット | 一種証券外務員 | 二種証券外務員 | モバイル講座(一種二種) |
一種合格の方向け | 二種を所持していて、二種は勉強不要の方 | 二種合格の方向け | どちらでも受けられます |
受講費用 40,000円(税込) | 受講費用 15,000円(税込) | 受講費用 30,000円(税込) | 受講費用 9,000円(税込) |
通信講座 WEB,DVDコース 通学講座 ビデオ講座 |
モバイル講座のみ | ||
講義 1回2.5時間 二種:8回(計20時間)
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講義 1回2.5時間 一種:4回(計10時間) |
講義 1回2.5時間 二種:8回(計20時間) |
動画講義 二種:50回(10時間分) 模試 二種:1回 |
教材 証券外務員資格試験 試験対策テキスト 二種・一種 |
教材 証券外務員資格試験 試験対策テキスト 一種 |
教材 証券外務員資格試験 試験対策テキスト ニ種・一種 |
教材なし
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創業40年以上の通信教育の大手、資格の学校TACです。
WEB(ビデオ通話)やDVDを使った通信講座からビデオブース講義の通学講座、モバイル講座まで多岐にわたる勉強方法を提案していることが最大の強みでしょう。
あなたの置かれた環境によって最善の方法を選択することができます。
家にネット環境がない場合DVDで受講することもできますし、近くに学校があれば通って勉強することができます。
こちらも動画視聴には期限がありますので注意です。
教材である「試験をあてるTACスーパー予想模試 証券外務員」はAmazonなどでも販売しています。
証券外務員試験過去問の活用法
残念ながらCBT方式の試験は毎回コンピュータが試験問題を作るので、過去問は膨大な量になるため存在しません。
しかし、出題されるパターンは決まっています。
なので、過去問はありませんが、発売されている問題集などで学習をすれば、対策をすることができます。
計算問題だけでは合格点には達しませんので、五択問題や◯×問題の正答率を上げるために勉強は必要です。
証券外務員の資格は自分が内容を理解していないと、資格を取った後に困ります。
是非丸暗記ではなく、理解したうえで合格することを目指してください。
証券外務員試験対策の独学でのメリットとデメリット
ここでは独学のメリットとデメリットをお話しします。
証券外務員の資格は金融機関で働く予定の方には「基本の基」というくらい当たり前の資格となります。
入社後おそらく毎年のように他の資格を取っていくことになりますので、この程度の資格で立ち止まるわけにはいきません。
それぐらいの気持ちで受けましょう。
証券外務員試験対策の独学でのメリット
独学で試験合格を目指す人は下記のメリットがあります。
コストが安い
一番にあげられるのは圧倒的な低コストです、必要な費用は最低限で済みます。
勉強時間は必要ですが、テキストと問題集の数千円と受験費用だけで資格取得ができます。
もちろん取得した資格はあなたのものとなりますので転職してもあなたの資格です。
どの資格取得でも言えますが、テキストなしでは試験は合格できませんので、テキストは必ず入手してください。
追加でかかる費用は少ない方が良いという人には適しています。
自分のペースで勉強できる
今日は2時間、週末は6時間など、勉強ペースを自分で決められます。
この癖をつけることは、将来的に自分の価値を高めることができます。
例えば必要な資格取得に役に立つでしょう。
テキストで勉強をして、例えば10時間程度学んだら問題を解いてみる。
間違えた回答を再度復習する、問題を解いてみるの繰り返しで80%以上取れるまで勉強を繰り返す。
同じ方式の試験は同じ勉強方法で合格できます。
自分でテキストを選べる
企業から渡されたテキストで足りなければ新たに買い足せばいいです。
問題集が足りなければ合格できる水準まで問題集を買い足すことも可能です。
数千円で新品が買えるので新品での購入を勧めます。
理由は新しい制度に対応しているので最新版がいいです。
証券外務員試験対策の独学でのデメリット
独学で試験合格を目指す人は下記のデメリットがあります。
対策をしたほうが良いです。
わからないことを質問できない
独学ですので、自分で所持しているテキストで理解できない場合は、自分で納得するまで調べるしかないです。
そういった状況を避けるために、環境を作ることも必要です。
通信講座は費用が掛かってしまいますが質問ができる場合もありますので利用してもよいかもしれません。
社会人の方はわからないところが見つかった場合、調べる時間の分どうしても勉強時間が増加してしまいます。
ただ自分の力で解決することは今後の糧となりますのでデメリットばかりではないかもしれません。
合格までの勉強時間は増加傾向にある
複数の体験記を見ますと独学で取り組む場合は、時間がかかるようです。
どうしても合格までの勉強を最短でとはいかないでしょう。
通信講座などは合格までの最短ルートを通れるように、ノウハウが詰まっていますので、通信講座に比べるとどうしても独学は時間がかかるのは仕方がありません。
しかし、証券外務員資格はさらに上位の資格を取る時に基本となります。
回り道になるかもしれませんが、丸暗記で合格するよりも、内容を理解をすることです。
証券外務員試験対策の独学で行うメリットとデメリットまとめ
メリット、デメリットをまとめてみました。
証券外務員試験勉強を独学で行う場合のメリット | 証券外務員試験勉強を独学で行う場合のデメリット |
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証券外務員は資格要求が高い金融業界では基礎となる資格です。
業界人になれば他の資格も取得しなければ、自己成長やスキルアップは望めません。
できるならばこの証券外務員の資格取得をとおして試験勉強の進め方や、スケジュールの立て方を学ぶことが必要です。
できないと感じる人は潔く通信講座や教室に通うなど自分に合った合格方法を探すのがいいです。
自己分析をよく行い最短で取得できる方法を考えましょう。
ただし、丸暗記で合格することはあまりお勧めしません。
試験範囲を十分に理解して正答できるようにしなければ次の必要資格でつまづく事になりかねません。
証券外務員試験の独学に関するよくある質問
ここには証券外務員試験対策の独学に関するよくある質問をまとめておきました。
登録販売者の通信教育に関するQ&A |
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証券外務員一種は一夜漬けでも合格できるのか?
まったく勉強をしていないのに試験を受けることはオススメしません。
一度不合格になると30日間再試験が受けられませんので、余計に時間がかかる場合があります。
最大でも80時間程度の勉強ですから試験勉強を行ってからの挑戦が良いです。
証券外務員一種は準備なしでいきなり受験をしても合格できるのか?
準備なしでの受験ですと、合格は難しいと思いますし、勧められた方法ではありません。
合格率は65~70%と低くはありませんが、合格する人はちゃんと勉強をしているからです。
模擬試験で80%程度正答できるまで、準備をしっかりとしてから受験するのがベストです。
証券外務員一種の過去問の過去問ってあるの?
残念ながら試験ごとに違う問題が出されているので過去問というのは存在しません。
◯×問題は繰り返し解くことで自然と正解率は上がるでしょう。
計算問題は公式の暗記、問題の意図を把握することで自然と答えが導き出せるようになるまで、繰り返すしかありません。
証券外務員二種の過去問の過去問ってあるの?
前述の一種と同様にCBT方式ですので残念ながら過去問は存在しません。
一種よりは必要な勉強時間が短いですので、過去問を覚えるよりも、完全に使いこなせるようになるまで勉強をしたほうが早いのかもしれません。
カンニングはできるのか?
結論から申し上げますとCBT方式はPCに入力する試験ですので、隣の受験者の答えを見るようなカンニングは難しいと思います。
理由は、隣で試験を受ける人は別の試験を受けている可能性が高いからです。
証券外務員の一種二種の受験者は年間7,000~8,000名程度です。
試験会場が150カ所あり、1会場あたりで年間55名程度、平日は毎日試験がありますので同じ試験会場にいない可能性が高いです。
さらに、試験時間は好きな時間に試験を受けられますので、開始時間も違えば終了時間も違う、入試試験と大きく違う所かもしれません。
手荷物のない状態で試験会場に入室しますので、不正を行うことは難しいです。
このようにカンニングは合格への近道にはなりえません。
まとめ:証券外務員は独学で合格できるのか?
試験勉強の効率は多少落ちるかもしれませんが、自己を律せる人は独学での合格は十分に可能です。
次回の試験で必ず受からなければならない、毎日の仕事、卒論などで時間が取れないという方。
スキマ時間を利用して合格できるように通信講座などに投資をすることもアリだと思います。
証券外務員試験の通信講座情報はこちらの記事でも解説をしています。
証券外務員試験に関する関連記事
証券外務員試験については、以下の記事もご覧ください。
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