中小企業診断士の資格取得を目指す方の中には、資格の大原の中小企業診断士講座が気になる方もいるでしょう。
結論からお伝えすると、ストレート合格を目指す初心者の方や、前回不合格だった科目を効率よく勉強したい経験者の方、独学で孤独や不安を感じる方には、資格の大原の中小企業診断士講座がおすすめです。
各コースにはテキストや問題集、動画講義、模試など合格に必要な教材がすべて揃っています。
質問対応や2次の筆記・口述の添削指導など、人を介したサポートがあるのは独学にない強みです。
また、資格の大原では通学・映像通学・Web通信の3種類の学習スタイルから選択できます。
通学には振替制度やWeb講義が標準装備されているため、都合に合わせて柔軟に学習スタイルを変更できます。
なお、通学できる中小企業診断士講座の中で担任制を採用しているのは資格の大原のみです。
この記事では「大原の中小企業診断士の評判はどうなの?」「大原の中小企業診断士講座を受講するメリットは?」という疑問を解決します。
中小企業診断士 通信講座にはさまざまな種類がありますが「資格の大原中小企業診断士講座の内容が知りたい」方は、この記事をご一読ください。
→資格の大原の評判の記事はこちら
項目 | 内容 |
受講方法 | Web通信・通学・映像通学 |
コースと受講料
※初心者向け |
<1次・2次対策>
パススル中小企業診断士(1次・2次) Web通信:74,800円(税込) <1次対策> パススル中小企業診断士(1次) Web通信:60,000円(税込) <2次対策> 2次合格コース 通学・映像通学・Web通信:69,800円(税込) |
コースと受講料 ※経験者向け |
<1次・2次対策>
パススル中小企業診断士(1次・2次) Web通信:74,800円(税込) |
単科講座と受講料 | 1次対策の単科講座
<初心者向け・経験者向け単科講座の受講料> Web通信:18,000円(税込) |
模擬試験 | <2次試験>
2次公開模擬試験 会場・自宅受験:7,300円(税込) |
入学金 | 6,000円(税込) |
カリキュラム期間 | 約1年3ヶ月〜7ヶ月
※毎年9月に開講し、翌年8月〜12月の試験合格を目指す |
割引 |
|
特徴 |
|
サポート制度 |
|
教育訓練給付制度の講座 | なし |
公式HP | https://www.o-hara.jp/course/shindanshi |
中小企業診断士 通信講座おすすめランキング | |
会社名・講座名 | 料金 |
スタディング・中小企業診断士講座 |
→スタディング 中小企業診断士 評判はこちら |
アガルート・中小企業診断士講座 | 【2025年合格目標】
|
資格の大原・中小企業診断士講座 | パススル中小企業診断士(1次・2次) Web通信:74,800円(税込) |
フォーサイト・中小企業診断士講座 |
|
クレアール・中小企業診断士講座 |
|
資格の大原の中小企業診断士講座の概要
項目 | 内容 |
受講方法 | Web通信・通学・映像通学 |
コースと受講料
※初心者向け |
<1次・2次対策>
パススル中小企業診断士(1次・2次) Web通信:74,800円(税込) <1次対策> パススル中小企業診断士(1次) Web通信:60,000円(税込) <2次対策> 2次合格コース 通学・映像通学・Web通信:69,800円(税込) |
コースと受講料 ※経験者向け |
<1次・2次対策>
パススル中小企業診断士(1次・2次) Web通信:74,800円(税込) |
単科講座と受講料 | 1次対策の単科講座
<初心者向け・経験者向け単科講座の受講料> Web通信:18,000円(税込) |
模擬試験 | <2次試験>
2次公開模擬試験 会場・自宅受験:7,300円(税込) |
入学金 | 6,000円(税込) |
カリキュラム期間 | 約1年3ヶ月〜7ヶ月
※毎年9月に開講し、翌年8月〜12月の試験合格を目指す |
割引 |
|
特徴 |
|
サポート制度 |
|
教育訓練給付制度の講座 | なし |
公式HP | https://www.o-hara.jp/course/shindanshi |
(参照元:資格の大原公式HP)
資格の大原の中小企業診断士講座の特徴は、初心者の方から受験経験者の方まで幅広く対応したコースを設けている点です。
1次・2次合格コースは毎年9月から開講しており、翌年8月から始まる本試験に向けたカリキュラムに設定されています。
なお、開講ずみのコースへの申し込みも可能です。
初心者向けコース
初心者の方で中小企業診断士にストレート合格したい場合は「パススル中小企業診断士(1次・2次) 」をおすすめします。
「パススル中小企業診断士(1次・2次) 」の受講料は、3万円割引の74,800円(税込)です。
1次合格コース・2次合格コースもある
※2025年合格目標の1次合格コース・2次合格コースは、2024年11月時点で開講されていません
中小企業診断士試験では、1次試験の合格者でなければ2次試験を受験できません。
そのため、ひとまず1次試験に合格したい方には「1次合格コース7科目セット」がおすすめです。
「1次合格コース7科目セット」の受講料は、通学・映像通学の場合は250,000円(税込)、Web通信の場合は220,000円(税込)です。
1次試験に合格後は、2次合格コースを通学・Web通信ともに69,800円(税込)で受講できます。
受講料を比較すると、1次・2次の講座を別々で受講する場合よりも、セットで受講した方が21,800円(税込)安く受講できるため、ストレートで合格したい方はセット受講がおすすめです。
経験者向けコース
※2025年合格目標の経験者1次・2次合格コースは、2024年11月時点で開講されていません
受験経験者で全体的に学び直したい方には、「経験者1次・2次合格コース」がおすすめです。
経験者1次・2次合格コースでは、基本講義と確認テストが経験者向けの内容に設定しています。
基礎が身についている受験経験者が、効率よく得点力を上げるため最適な講座です。
割引
資格の大原の中小企業診断士講座では、大原の受講生のみでなく、独学や他社受講で中小企業診断士試験を受験した方を対象にした割引制度も用意されています。
割引 | 対象者 | 割引例 |
大原受講生割引 | 過去に資格の大原にて一般価格20,000円以上の商品を購入された方 | パススル中小企業診断士(1次・2次) Web通信:74,800円(税込) 3%割引:72,556円(税込) |
(資格の大原公式HPを参考に当サイトにて作成)
例えば2024年開講の講座を受講する場合、2021年〜2023年1次または2次試験を受験した方は20%割引で受講できる本試験経験者割引を適用できます。
また、資格の大原で過去に中小企業診断士講座を60,000円(税込)以上購入した方は、再受講割引として30%割引した価格で受講可能です。
本試験者割引と再受講割引は、初心者コース・経験者コースにも適用できるため、自身が学び直したいレベルに併せて受講しましょう。
基礎から学び直したい方は初心者コース、基礎力はついており得点力を伸ばしたい方は経験者コースがおすすめです。
資格の大原の中小企業診断士講座の特徴
資格の大原の中小企業診断士講座の特徴 |
|
資格の大原の中小企業診断士講座は、学習レベルに合わせて適切な講座を選べるのが特徴です。
特に初心者の方は、中小企業診断士試験の特徴を知っておく必要があります。
中小企業診断士試験の試験内容や、各試験の注意点は以下の通りです。
項目 | 内容 |
試験構成 | 1次試験:マークシート7科目
2次試験:筆記4科目・口述 |
1次試験の注意点 |
|
2次試験の注意点 | 1次試験の合格者は合格年度とその翌年度に限り受験可能 |
(参照元:経済産業省HP)
中小企業診断士試験は、1次試験のすべての科目に合格して2次試験へと進む点や、それぞれの合格には有効期限がある点を知ったうえで、受講する講座を選びましょう。
1次試験と2次試験の対策コースを選べる
資格の大原中小企業診断士講座では、1次・2次試験の対策コースを以下の通り選択できます。
目的 | コース(初心者向けの場合) |
1次・2次対策 | <1次・2次対策>
パススル中小企業診断士(1次・2次) Web通信:74,800円(税込) |
1次対策 | <1次対策>
パススル中小企業診断士(1次) Web通信:60,000円(税込) |
2次対策 | 2次合格コース
通学・映像通学・Web通信:69,800円(税込) |
(参照元:資格の大原公式HP)
コース選択の際に知っておきたいのが、1次試験の合格には2年間の有効期限がある点です。
第一次試験合格の有効期間は2年間であり、第一次試験に合格した年と翌年に第 二次試験を受験することができます。
(引用元:経済産業省HP)
合格に有効期限があるため、受講者は「1年目で1次・2次試験を合格したい方」「とりあえず1次試験に合格したい方」「1次試験に合格したので2次試験の勉強したい方」の3種類に分かれます。
1年目で1次・2次試験にストレート合格したい方は「1次・2次合格コース」を通学・映像通学298,000円(税込)、Web通信268,000円(税込)で受講できます。
1次基本講義で合格レベルの知識の習得と2次試験合格のための考え方を身につけます。特に、2次試験と高い関連性のある「財務・会計」「企業経営理論」「運営管理」は講義回数を充実させ、2次試験を見越した対策を行います。
(引用元:資格の大原公式HP)
1次試験で出題される7科目の内、2次試験と特に関連があるのは「財務・会計」「企業経営理論」「運営管理」の3科目です。
「1次・2次合格コース」の1次試験対策は2次試験を見越した内容であるため、ストレート合格に向けて効率的に勉強できます。
一方、とりあえず1次試験のみに合格したい方は「1次合格コース7科目セット」を通学・映像通学250,000円(税込)、Web通信220,000円(税込)で受講可能です。
そして1次試験合格後は、「2次合格コース」を69,800円(税込)で受講できます。
初心者から経験者まで幅広く対応したコース
資格の大原の中小企業診断士講座では、初心者の方から受験経験者の方まで幅広く対応したコースが用意されています。
1次・2次合格コースの場合、初心者向けと経験者向けで以下のように異なります。
対象者 | コース内容 |
初心者 | 1次・2次合格コース
|
受験経験者 | 経験者1次・2次合格コース
|
(参照元:資格の大原公式HP)
初心者向けと経験者向けのコースを比較すると、初心者向けはインプットが多め、経験者向けはアウトプットが多めのカリキュラムだと分かります。
受験経験者の方でも、基礎から学び直したい場合は初心者向けコースを選択可能です。
また、どちらのコースにも科目ごとに受験する直前対策模試と、本番と同じ時間割で受験する公開模試が含まれています。
単科講座が豊富で弱点克服に最適
中小企業診断士の1次試験に合格するには、7科目すべて60%以上を得点することが必須条件です。
受験経験者の中には、不合格だった科目を克服して1次試験に合格したい方は多いでしょう。
資格の大原では、以下の通り単科講座も設けています。
単科講座
(1次試験対策) |
|
初心者向け受講料 | Web通信:18,000円(税込) |
経験者向け受講料 | Web通信:18,000円(税込) |
(参照元:資格の大原公式HP)
不合格だった科目を選んで受講できるため、受験経験者には資格の大原が最適です。
また、単科講座も初心者向けと経験者向けに分かれているため、学習レベルに合わせて選択できます。
資格の大原の中小企業診断士講座のテキスト・教材内容
資格の大原の中小企業診断士講座のテキスト・教材内容 |
|
資格の大原の中小企業診断士講座では、初心者でも分かりやすく、かつ本試験でも正解できるレベルに導ける教材を使用しています。
使用する教材はテキストから問題集・模試にいたるまで、資格の大原が独自に作成したものです。
なお、講義では黒板に図解を投影しながら行われるため、一から図解を描くよりも全体像を把握でき、講義時間の短縮にもつながります。
講義動画はダウンロードできるため、Wi-Fi環境がない場所でもデータ容量を気にせず視聴可能です。
配置が決まっていて見やすいオリジナルテキスト
資格の大原では、分かり易さと配置にこだわったオリジナルテキストを採用しています。
基礎テキストの場合、左側に解説、右側に図解と用語解説を配置してあるため、左右を見比べながら覚えられます。
試しに、1次試験テキスト「企業経営理論」の一部を見てみましょう。
資格の大原のテキストでは、下図のような解説ページを、テキストの左側に配置しています。
経営戦略の立案プロセスについて、解説ページでは経営理念や経営目標の設定など、各項目の内容を分かりやすく解説しています。
そして下図のような図解ページはテキストの右側に配置しており、各項目の流れの全体図がシンプルにまとめられています。
解説と全体像が分けられていることで要点を整理しやすいのが、大原のオリジナルテキストのメリットです。
2次の筆記試験は、2〜3ページにわたる長い事例文を読んでから内容について問われるため、論点の理解力が必要です。
そこで資格の大原の「2次事例テキスト」は、時間配分や出題傾向、出題趣旨について、体系的に理解できるよう作成されています。
また、2次試験で出題される4事例ごとに問題を解いていくため、各事例に沿った解答法を身につけられます。
黒板に図解が投影される「New講義スタイル」
資格の大原では、あらかじめ作成した図解を黒板に投影する「New講義スタイル」を採用しています。
New講義スタイルによって板書する時間を大幅に短縮できるため、効率よく勉強を進められます。
また、受講者側にとっても最初から図解があると、全体像を掴むのに便利です。
資格の大原の中小企業診断士講座の模試の種類と特徴
資格の大原の中小企業診断士講座の模試の種類と特徴 |
|
資格の大原の中小企業診断士講座では、「直前対策模試」と「公開模試」の2種類が用意されています。
直前対策模試は科目ごとに日程が分けられていますが、公開模試は本試験と同じ時間割で実施されます。
なお、模試はどちらも会場または自宅で受験可能です。
模試の受験後は、順位や偏差値、合格可能性を確認できる成績表を郵送してもらえるため、結果を参考にして本試験に向けた学習計画を立てられます。
会場受験と自宅受験を選べる
資格の大原中小企業診断士講座の直前対策模試・公開模試は、会場受験と自宅受験から選択できます。
自宅受験は模試の発送日や答案提出の締切日が決められており、期限内に提出する必要があります。
大原の公開模試受けた
模試は自宅受験だから色々体勢変えたりしてるけど、
試験本番で途中正座したりしていいのかな…
しかも試験開始30分前からじっとして座ってなきゃいけないんだよね周囲に差し障りない程度で、気分転換できる方法なにがあるかな
(引用元:X)
教材の中には返信用封筒も含まれているため、答案を封入して投函すれば完了です。
自宅受験は自身のペースで受験できるため、家を留守にできない方も受験しやすいのがメリットです。
1次公開模試の特徴
1次公開模試は、本試験2ヶ月前の6月に実施されます。
大原中小企業診断士の1次公開模試では、受験後に集計が行われ、受験者の偏差値や順位、合格判定が分かる成績表を返送してもらえます。
おはようございます。
昨日に引続き、診断士模試第5弾!大原さんの結果が出ました!
経済と運営は得意だと思っていて、慢心がありました。
経営情報システムは結構サイコロ•コロコロが当たっただけだし、
総合得点もギリギリだし。
だけど、残り17日!突き進むしかないです。
(引用元:X)
中小企業診断士試験は科目あたり60%以上の得点で合格の「絶対評価」ですが、模試では「相対評価」もあることで自身の得意・不得意な科目を客観的に把握できます。
2次公開模試の特徴
資格の大原の中小企業診断士講座では、2次公開模試を筆記試験のみ実施しています。
1次試験と同様に、会場受験と自宅受験の2種類から選択可能です。
おはようございます。
今日は診断士2次の大原さんの模試を解きたいと思います!
すぐ知識に逃げちゃうダメさがあるので。
しっかりと与件文を読み、具体的な論述を心掛けたいと思います!
そして、今日はお給料日です!
でも、診断士2次の受験料17200円を払うので、僕のお小遣いが。
(引用元:X)
2次公開模試は、本試験1ヶ月前の9月に実施されます。
自宅受験の場合は指定期間に問題用紙が郵送され、提出締切日までに答案を返送します。
2次公開模試の答案は講師によって添削され、具体的にどこが間違っているのかを的確に教えてもらえます。
資格の大原の中小企業診断士講座の合格率・合格実績
資格の大原では、さまざまな難関資格で合格実績を公表している一方で、中小企業診断士の合格率や合格実績については公表していません。
ただし、「合格者の声」には、初心者からストレート合格できたという声も掲載されています。
確かに合格者がいる点を考慮すると、資格の大原中小企業診断士講座が、効率的に合格を目指せる講座であるのは間違いありません。
ここでは、中小企業診断士以外の難関資格の合格実績から、大原の実力を相対的に割り出しました。
中小企業診断士の合格率は非公表
資格の大原の中小企業診断士講座は、合格率や合格体験記を公表していません。
しかし、デジタルカタログに掲載されている「合格者の声」には、ストレート合格できたという声が挙げられていました。
科目数が多く、学習範囲が広い試験であり、また働きながらの挑戦でしたので、続けら れるのか不安はありました。しかしながら、受講しました通学講座にはWeb講義が標準装備されており、繁忙期や閑散期、その時々に合わせて、通学とWeb講義を選ぶこと ができ、柔軟に対応することができました。また、何より先生方の手厚いフォローが不安を払拭し、ストレート合格という結果を導いたのだと思います。
(引用元:資格の大原・デジタルカタログ)
ストレート合格した受講生によると、柔軟に学習スタイルを変えられる点と、担任による一貫したサポートが、ストレート合格へとつながっていました。
資格の大原の通学講座では、Web受講が標準装備されているため、講義に参加できない場合もWeb受講で補えます。
また、担任制を採用しており、1人の講師が質問や相談に対応してくれるのは、資格の大原独自のサポート体制です。
資格の大原の合格実績一覧
資格の大原は、多くの難関資格で高い合格実績を誇っています。
試験 | 合格実績
(2023年度) |
全国平均合格率
(2023年度) |
税理士試験 | 大原生の官報合格占有率53.3% | 21.7% |
社労士試験 | 合格者2,720人中547人が大原生 | 6.4% |
社会福祉士試験 | 通信課程(新卒)の大原生合格率86.9% | 44.2% |
公務員行政事務系採用試験 | 大原生の最終合格者数3,196人(2022年度) | - |
(各社HPを参考に当サイトにて作成)
資格の大原は中小企業診断士の合格実績を公表していないものの、他資格の合格実績や中小企業診断士にストレート合格した受講生がいることを考慮すると、安心して受講できます。
資格の大原の中小企業診断士講座のメリット
資格の大原の中小企業診断士講座のメリット |
|
資格の大原の中小企業診断士講座は、TACやLECのように通学可能な予備校の中でも、唯一「担任制」を採用しているのが特徴です。
「慣れ親しんだ方に、最後まで担当してもらいたい」という方は、資格の大原での受講をおすすめします。
また、通学・映像通学・Web通信から受講スタイルを選べる点や、コースの豊富さ、公開模試を実施している点は、大手予備校ならではのメリットです。
1人の講師に担当してもらえる
資格の大原の中小企業診断士講座では、1次試験対策の受講時に担当していた講師が、2次試験対策のときも担当してくれる「担任制」を採用しています。
「担任制」は希望者のみ、メール一本で登録できる無料サービスです。
なお、「合格者の声」にも担任制のメリットについて、触れられていました。
担任制に登録し、メールや Zoomによるフォローがストレートで合格できた最大の要因だと実感しています。 メールや Zoom で個別に対応していただき、①科目がとても多い中で、大学生であるため、 学習した経験のない内容ばかりでしたが、親身に対応してくださり、最後までやりきること ができました。②模擬試験や答練の数が多いので定期的に自分の進捗状況を把握しながら勉強を進めることができました。③すべてにおいて親身に対応してくださり、悩み、不安を解決することができました。 特に2次試験の対応では、自分の分からないところ、考え方などについて深く理解ができる まで添削や口頭で対応していただいたことがとても良かったです。
(引用元:資格の大原・デジタルカタログ)
講師との相性で勉強のモチベーションが左右される、という方は多いでしょう。
慣れ親しんだ講師の方がずっと担当してくれるのは、受講生にとって、心強い制度です。
通学・通信を選べる
資格の大原では、通学・映像通学・Web受講の3種類から受講スタイルを選択できます。
大原の校舎は全国で48校もあるため、どの校舎も最寄駅から近いため通いやすいのが強みです。
通学講座にはWeb受講が標準装備
資格の大原は「通学での受講を続けられるか不安」という方のために、さまざまなサポート制度を設けています。
通学講座受講生のサポート制度 |
|
通学講座を受講するメリットは、Web受講が標準装備されている点です。
講義に出席できなかった場合でも、スマホやタブレットでWeb受講ができるため、受講スケジュールに穴をあける心配がありません。
また、1次・2次合格コースは例年9月開講ですが、開講後に入学した場合はWeb受講から開始し、追いついた後で生講義に参加できます。
Web受講生も通学講義に参加可能
資格の大原では、Web受講生も通学生が受けている生講義に無料で参加できます。
大原の通信講座では、教室聴講制度をご用意しています。
この教室聴講制度は、大原各校にて開講しているお申し込みコースと同じ教室通学に無料で参加することができる制度です。
(引用元:資格の大原公式HP)
Web受講生が通学生と同じ講義に参加する場合は回数制限があるため、気になる方は資格の大原公式HPに問い合わせて確認してみてください。
弱点やレベルに合わせて受講できる
資格の大原の中小企業診断士講座では、初心者から受験経験者まで、幅広い層に対応したコースを設けています。
初心者向けコース |
|
経験者向けコース |
|
(参照元:資格の大原公式HP)
経験者向けコースの講義は、初心者向けコースよりも一段階高いレベルに設定しています。
また、経験者向けコースの演習量は初心者コースよりも多めにしているため、問題演習が足りなかったと感じている方に最適です。
レベルに合わせて再度講義を受けることで、再受講前よりも確実に実践力を身につけられます。
模試が充実している
資格の大原の中小企業診断士講座は、1次・2次ともに模試実施後の解説が充実しているのが強みです。
【1次公開模擬試験】
弱点克服・ラストスパートに効果的!
特徴1インターネットによる「Web解説講義」配信
動画による解説を聞くことで、解答・解説の微妙なニュアンスを正確に把握できます。問題のより深い理解に効果的です。
↓ 1次公開模擬試験 ↓
https://o-hara.ac.jp/best/chusho/course/1-2mogi.html#a03
(引用元:X)
単に模試を受験して正誤を確認するのではなく、受験ごとに配信されるオンラインでの解説動画を視聴して理解を深められます。
また、成績表には問題ごとの正解率まで掲載してくれるため、正答率が高いにもかかわらず不正解だった問題がないか確認できます。
資格の大原の中小企業診断士講座のデメリット
資格の大原中小企業診断士講座のデメリットは以下の通りです。
資格の大原の中小企業診断士講座のデメリット |
|
資格の大原では、中小企業診断士の合格率を公表していないものの、他の難関資格で高い合格実績を誇っている老舗予備校であるため、安心して受講を決めて良いでしょう。
なお、コース受講料は20万円以上するため、Web教材に特化した通信講座と比較すると割高です。
しかし、2次試験がWebでは採点できない筆記・口述である点を考慮すると、Webに特化した通信講座よりも、資格の大原のように、人を介したサポート体制がある講座の方が適切です。
合格率を公表していない
資格の大原の中小企業診断士講座では、受講生の合格率を公表していないため、合格実績で受講を決めたい方は不安に思うでしょう。
一方で資格の大原は、さまざまな難関資格で高い合格実績を誇っている予備校です。
以下に、2024年11月時点で、資格の大原が合格率を公表している試験の一部を紹介します。
試験 | 合格実績
(2023年度) |
全国平均合格率
(2023年度) |
税理士試験 | 大原生の官報合格占有率53.3% | 21.9% |
社労士試験 | 合格者547人が大原生 | 6.4% |
(各社HPを参考に当サイトにて作成)
上記の実績をみると、合格者の多くが資格の大原の受講生だと分かります。
資格の大原はさまざまな講座で高い合格実績を誇っているため、中小企業診断士講座も安心して受講できます。
通信教育に特化した講座と比較して割高
資格の大原は校舎を構えて講師を採用している分、スタディングのようにWebに特化した講座と比較すると割高な傾向にあります。
講座 | 受講料 |
資格の大原 | パススル中小企業診断士(1次・2次)
Web通信:74,800円(税込) |
スタディング | 中小企業診断士1次2次合格コース 119,290円(税込) ※Web通信受講料+冊子テキスト・学習マップ+直前対策講座+模試の料金を合算 |
TAC | 1・2次ストレート本科生 Web通信:315,000円(税込) ※キャンペーン価格:305,000円【11月28日まで】 通学:315,000円(税込) |
LEC | 1次2次プレミアム速修合格コース Web通信:253,000円(税込) ※2次の口述対策は1回3,000円が必要 |
(各社HPを参考に当サイトにて作成)
一方、TACやLECなど校舎を構える予備校のみに着目すると、資格の大原の受講料は平均程度の料金です。
さらにLECでは口述試験対策が有料ですが、資格の大原では無料で何度でも受講できます。
つまり、通学で中小企業診断士の資格を取得したい方にとっては、資格の大原が安く受講でき、サポート面でも安心です。
資格の大原の中小企業診断士講座の評判・口コミ
資格の大原の中小企業診断士講座の評価・口コミをまとめました。
資格の大原の中小企業診断士講座の良い評判・口コミ |
|
資格の大原の中小企業診断士講座の悪い評判・口コミ |
|
資格の大原ならではのサポート制度である「担任制」を利用した受講生からは、同じ方がずっと担当してくれて安心できると好評でした。
また、2次の筆記や口述対策も丁寧に添削指導してもらえるため、弱点克服につながります。
一方、教材の量が多くてこなせるか不安という声が挙がっていましたが、そういった不安も担任制を利用すればスケジュール相談が可能です。
つまり、資格の大原は教材のみでなく、きめ細かいサポート体制が充実した講座として好評を博しています。
資格の大原の中小企業診断士講座の良い評判・口コミ
資格の大原の中小企業診断士講座の良い評判・口コミの一部を紹介します。
大原は1次対策の先生が2次対策も担当するので、慣れ親しんだ先生により教わりやすかったのが最大の特徴です。また、復習するのにちょうどいい分量の2次解説集や担任制度などは、ストレスの多い受講生の立場に立った制度となっており、老舗学校の強みだと感じました。
(引用元:資格の大原・デジタルカタログ)
映像通学は、パソコンやスマホから時間と場所の制約を受けずに受講できたことがよかったです。通勤電車の中や就寝前のスキマ時間などにスマホで過去に閲覧した講義を繰り返し見て復習し、自分の苦手科目の克服を図ることができました。 また1次試験対策の授業では、今後の出題傾向の研究がしっかりなされており、効率的に試験勉強を進めることができました。 2次試験対策では、模擬試験の添削で、先生方から厳しいながらも的を射た的確な指 摘を受け、自分の課題点や理解が足りない点などを気づかせていただき、学習に役立てることができました。
(引用元:資格の大原・デジタルカタログ)
口コミによると「担任制で安心できる」「通学とWeb受講を組み合わせられて便利」という声が良い評判につながっていました。
資格の大原の通学講座にはWeb受講が標準装備されているため、時間に余裕があるときは校舎で受講、忙しいときは自宅でオンライン受講と、柔軟な変更が可能です。
つまり、資格の大原であれば、働いている方も1日の予定に合わせて受講を続けられます。
資格の大原の中小企業診断士講座の悪い評判・口コミ
資格の大原の中小企業診断士講座の悪い評判・口コミは見当たりませんでしたが、教材の量について気になる口コミがありました。
このテキストの量を見て、
改めて私はとんでもない道に足を踏み入れてしまったのではないかと不安になりました…頑張ります
#中小企業診断士受験生
(引用元:X)
どの通信講座にも共通していますが、中小企業診断士試験は受験科目が多いため、教材の量も多い傾向にあります。
なお、資格の大原では担任の講師が学習スケジュールや勉強進度の相談について丁寧にサポートしてくれるため、「何から手をつければ良いか分からない」という不安はありません。
特に初心者の方が膨大な勉強量をこなすには、手厚いサポートを受けられる資格の大原の中小企業診断士講座がおすすめです。
資格の大原の中小企業診断士講座の模試についての評判・口コミ
資格の大原の中小企業診断士講座で、模試に特化して口コミをまとめました。
大原の中小企業診断士講座の模試についての評判・口コミ |
|
資格の大原の模試では、合格判定のみでなく、良い点や悪い点を教えてくれるのがメリットです。
特に2次の筆記・口述模試では、受講生一人一人の解答に対し、丁寧に解説を記入してくれます。
資格の大原の模試は本番に向けた予想問題であるため、過去問慣れしている方も、新しい問題を解くことで実力測定が可能です。
大原の中小企業診断士講座の模試についての良い評判・口コミ
大原の中小企業診断士講座の評判・口コミの内、模試について触れている内容を紹介します。
模擬テストで良い点・悪い点を教えてもらうことができ、軌道修正しつつ着実に力をつけることができました。通信で も質問ができるため、わからないことを残したままにすることなく本試験を迎えられたこともよかったです。
(引用元:資格の大原・デジタルカタログ)
模擬試験の添削で、先生方から厳しいながらも的を射た的確な指摘を受け、自分の課題点や理解が足りない点などを気づかせていただき、学習に役立 てることができました。
(引用元:資格の大原・デジタルカタログ)
中小企業診断士の模試では、受験後に郵送される成績表で、順位や偏差値、合格判定を確認できます。
模試は自身の実力を試すのみでなく、本試験までに苦手分野を克服する役割も果たしているため、結果をどのように活かすかが肝心です。
特に2次試験は採点が難しい記述と口述ですが、模試では中小企業診断士指導のプロである講師が厳しくも正直なアドバイスをくれるため、本試験に向けて実力を高められます。
大原の中小企業診断士講座の模試についての悪い評判・口コミ
大原の中小企業診断士模試についての悪い評判や口コミは見当たりませんでしたが、難易度について気になる口コミを見つけました。
【令和4年度中小企業診断士第1次試験】
18日・19日、コース生のみでしたが、会場で1次公開模擬試験を実施いたしました。
お疲れ様でした!全体として難度は高めですので、
思うように得点が取れなかったとしても、過度に落ち込まずに、
合格することだけを考えて引き続き頑張りましょう!
(引用元:X)
実施年度にもよりますが、公式アカウントでも1次公開模試の難易度は高めに設定してあると明言しています。
模試で十分に得点できなかった場合も、間違えた問題を見直して対策しておくことが重要です。
難易度が高い資格の大原の模試に慣れておけば、本試験に万全な状態で挑めるでしょう。
大原の中小企業診断士講座と他社通信講座を受講料で比較
講座 | コース名 | 受講料(税込) |
資格の大原 | パススル中小企業診断士(1次・2次) | Web通信:74,800円(税込) |
スタディング | 中小企業診断士
1次2次合格コース |
119,290円 <内訳> Web通信:74,800円 冊子テキスト・学習マップ:14,900円 直前対策講座:25,300円 模試:4,290円 |
TAC | 1・2次ストレート | Web通信:315,000円 ※キャンペーン価格:305,000円【11月28日まで】 |
LEC | 1次2次プレミアム速修合格コース | Web通信:253,000円 |
ユーキャン | 中小企業診断士合格指導講座 | 73,000円(税込) |
(各社HPを参考に当サイトにて作成)
中小企業診断士の1次・2次ストレート合格を目指せる講座の内、上記5社を比較したところ、最安値で受講できるのはスタディングでした。
通学しない方はスタディングがおすすめ
スタディングの中小企業診断士講座は、紙テキストを使用せずスマホやタブレットのみ使用して学習する代わりに、校舎を構える予備校と比較して半額以下で受講できます。
「中小企業診断士1次2次合格コース」は、Web受講のみの場合74,800円(税込)で受講できるため、費用を抑えて合格を目指したい方におすすめです。
Web受講74,800円(税込)に含まれる教材 |
|
(参照元:スタディング公式HP)
なお、紙テキストや模試、直前対策講座はオプションであるため、すべて購入すると合計で113,790円(税込)です。
また、スタディングでは経験者向けコースや単科講座を設けておらず、口述対策が含まれていないため、学習経験者にとってはコースを多く設けている資格の大原やTAC、LECの方が効率的に勉強できます。
つまり、スタディングの中小企業診断士講座は、受講料を抑えたい初心者には最適です。
通学・Webを併用したい方は資格の大原がおすすめ
都合によって通学とWeb受講を使い分けたい方は、資格の大原の中小企業診断士講座がおすすめです。
校舎を構える予備校の中では、2次の口述試験対策を考慮すると最安値で受講できます。
通学講座の基本受講料ではLEC264,000円(税込)が最安値ですが、口述試験対策は1回あたり3,000円(税込)が必要です。
一方、資格の大原では受講料268,000円(税込)に無料の口述試験対策が含まれているうえ、Web受講生でも回数制限はありますが通学講義も受けられます。
つまり、「通学と通信の両方を利用したい」「合格するには口述対策も万全にしておきたい」と感じる方は、資格の大原の中小企業診断士講座が最適です。
TACは受講料は高いが合格者が多い
受講料は高くても構わないので、合格実績が確かな講座を受講したい方は、TACの中小企業診断士講座がおすすめです。
TACの受講料は315,000円(税込)と他社よりは割高ですが、高い合格実績を誇っています。
TACでは2022年で、169名の合格者を輩出しています。
「受講料は高くても合格実績で受講する講座を決めたい」方は、TACが最適です。
資格の大原の中小企業診断士講座と他社通信講座を合格率で比較
講座 | 合格実績 |
資格の大原 | 公表なし |
スタディング | 令和4年(2022年)度の合格体験記167名 |
TAC | 2022年度 中小企業診断士 第2次試験 TAC本科生 合格者累計実績169名 |
LEC | 公表なし |
ユーキャン | (休講中) |
(各社HPを参考に当サイトにて作成)
中小企業診断士講座を各校している上記5講座の中で、合格率を公表しているところはありませんでしたが、スタディングとTACでは合格者数のみ公表しています。
スタディングは2022年度の合格体験記に167名分を掲載
スタディングでは、2022年度の合格体験記として167名分が掲載されています。
スタディングは69,300円(税込)から受講できる手軽さがありながら、高い合格実績を誇っています。
スタディングは優れた学習教材ですが、綾部先生が紹介している学習の進め方をしっかり学んだ後に進めるとより効果的だと思います。
スマホでゲームやニュースを見ている時間を、スタディングに置き換えるくらいの軽い気持ちでやれば、無理なく続けられます。
(引用元:スタディング公式HP)
AIでの自分の弱点を掴んでいただけることには効率的に勉強を進める上で、非常に助かりました。また、ロジックマップの習得により二次試験は1発合格できました。
(引用元:スタディング公式HP)
スタディングは大手予備校のように担任制ではないものの、AIを活用して受講生それぞれの弱点把握や進捗管理ができるのが強みです。
スキマ時間にスマホを眺める時間を勉強に置き換えることで、無理なく勉強を続けられるという声が多く挙がっていました。
つまり、受講料の安さとWeb受講、合格実績の高さで選ぶならスタディングがおすすめです。
TACはスタディングよりも合格者数が多い
TAC中小企業診断士講座では、2022年試験で169名が合格しています。
合格実績では申し分ないでしょう。
つまり、通学講座で、合格実績がある講座を選びたい場合はTACがおすすめです。
資格の大原・LECは合格実績を公表していない
資格の大原とLECの中小企業診断士講座では、合格実績を公表していません。
今回比較した講座の中で通学できるのは資格の大原・LEC・TACであり、その中で唯一TACのみが合格実績を公表しています。
なお、資格の大原やLECも、さまざまな資格で高い合格実績を誇っています。
参考として、他資格の合格実績で比較してみました。
講座 | 税理士 | 公務員 |
TAC | 289人 | 5,314人 |
資格の大原 | 310人 | 3,196人
※行政事務系のみ |
LEC | 公表なし | 公表なし |
(各社HPを参考に当サイトにて作成)
他資格の合格実績を比較すると、TACと資格の大原の実績が同じくらいだと分かります。
資格の大原の中小企業診断士講座は合格率を公表していないものの、大手ならではの実績を考慮すると安心して受講できます。
大原の中小企業診断士講座をTACと比較
講座 | 受講料(税込) | 特徴 |
資格の大原 | Web通信:74,800円(税込) |
|
TAC | Web通信:315,000円 ※キャンペーン価格:305,000円【11月28日まで】 ※入学金10,000円(税込) |
|
(各社HPを参考に当サイトにて作成)
資格の大原とTACの中小企業診断士講座を比較したところ、資格の大原の方が受講料・入学金ともに安く、担任によるサポートが特徴的であるとわかりました。
通学とWeb通信を選べるほか、通学生には振替出席制度やWeb受講が標準装備されている点など、サポート面ではどちらも同じです。
受講料の安さ・質問回数無制限なら資格の大原
資格の大原は、Web通信268,000円(税込)、通学は298,000円(税込)と、TACよりも約2〜5万円安く受講できます。
さらに回数無制限で質問できる点や、1人の講師が2次試験まで対応してくれる担任制を採用しているのは資格の大原の強みです。
合格実績を公表していませんが、「慣れ親しんだ講師に担当してもらう方が安心」「何度でも質問できるのが安心」と感じる方は、資格の大原がおすすめです。
合格実績と教育訓練給付制度適用講座ならTAC
TACの中小企業診断士講座の強みは、高い合格実績を誇っている点です。
多くの中小企業診断士講座が合格実績を公表していない中、TACでは2022年で169人の合格者を輩出しています。
試験 | 全体合格者数 | TAC受講生 |
2022年度 | 1,625人 | 169人 |
(各社HPを参考に当サイトにて作成)
2022年度の中小企業診断士2次試験では、全体の合格者数が1,625人に対して、TAC受講生の合格者は169人と、約1割を占めています。
合格者の実績に重点を置いて講座を選ぶなら、TACの中小企業診断士講座がおすすめです。
また、TACの中で「1・2次速修本科生1月開講」210,000円(税込)というコースのみ、教育訓練給付制度の対象コースに認定されています。
「1・2次ストレート本科生」の基本編をコンパクトにしたカリキュラムで、2023年1月・2月から学習を開始する方のための短期集中コースです。1次試験対策について、「1・2次ストレート本科生」と同じ「基本テキスト」を使用しますが、講義は頻出テーマに絞って行います。よって、講義で取り扱わなかったテーマについては自己学習をしてください。
(引用元:TAC公式HP)
1・2次速修本科生1月開講は、メイン講座である「1・2次ストレート本科生」をコンパクトにしたカリキュラムに設定されており、一部自習が必要なコースです。
教育訓練給付制度を適用すれば、支払った受講料の最大20%を給付してもらえるため、実質168,000円(税込)で受講可能です。
教育訓練給付制度を適用するには、雇用保険に1年以上加入しているなど条件はあるため、該当するか不明な方は管轄ハローワークで確認しましょう。
資格の大原の中小企業診断士講座をLECと比較
講座 | 受講料(税込) | 特徴 |
資格の大原 | Web通信:74,800円(税込) |
|
LEC | Web通信:264,000円 通学:264,000円 |
|
(各社HPを参考に当サイトにて作成)
資格の大原とTACの中小企業診断士講座を比較したところ、LECの方が通信だと4,000円、通学だと34,000円安く受講できます。
さらにLECでは、Zoomを使用したリアルタイムのオンライン講義を受講できるため、Web受講生でも通学生と同じようにその場で受講・質問が可能です。
一方、LECでは2次の口述試験対策を1回あたり3,000円(税込)の有料オプションとして受講する点に注意してください。
口述対策に苦手意識がある方は、何度でも無料で対策してくれる資格の大原の方がおすすめです。
LECはZoom講義・2人の講師から同じ科目の講義を受講できる
LECの中小企業診断士講座では、Web講義の受講生でもZoomを使って生講義に参加できます。
質問があればその場で講師に質問して解消できるのが、生講義のメリットです。
さらに、LEC中小企業診断士講座では重要な科目に限り、2人の講師から同じ科目の講義を受講できます。
LECでは、1次ベーシック講座で、
・2次試験に関連性が強い科目…〈企業経営理論〉〈運営管理〉〈財務・会計〉
・苦手意識を持ちやすい科目…〈経済学・経済政策〉
を重要科目として、2人の講師のWeb動画を用意しています。
通信Webはもちろん、通学(Webフォロー付)であれば、自分に合った講師の講義を視聴することができます。
一度聞いた講義でも、復習や理解を深めるために、もう1人の講義を視聴することも可能です。
(引用元:LEC公式HP)
2人の講師のWeb動画があると、自身に合った講師の講義を視聴できます。
また、両方の講義を視聴するとで、重要科目の理解を深められます。
つまり、「生講義に参加できる通信講座を受講したい」「自身に合った講師を見つけたい」方はLECの中小企業診断士講座が最適です。
口述対策を回数無制限で受けたい方は資格の大原
資格の大原がLECに優る点は、2次口述試験対策を無料で何度でも受けられる点です。
口述試験の題材となるのは2次試験の筆記試験で出題された事例で、いくつかの質問が投げかけられます。
イメージとしては、筆記試験が紙上のコンサルティング体験であるとすれば、口述試験は顧客や経営者との対面コンサルティングの体験にあたります。
(引用元:スタディング公式HP)
中小企業診断士の2次口述試験は、筆記試験で出題される事例について、面接官との対面形式で行われます。
LECで受講した場合、口述対策は1回3,000円(税込)のオプションであるため、面接に苦手意識がある方は無料で何度でも口述対策をしてくれる資格の大原がおすすめです。
中小企業診断士講座はTAC・LEC・資格の大原どれがおすすめ?
今回紹介した中小企業診断士講座の中で、通学・通信どちらも受講できるのはTAC・LEC・資格の大原の3社です。
3社の中で受講を迷う方に向けて、それぞれの長所をお伝えすると「合格実績ならTAC」「Zoom講義に参加できるのはLEC」「担任がついて何度でも質問できるのは資格の大原」です。
受講するときに重要視するポイントによって、自身に合った講座を選択しましょう。
合格実績ならTAC
TACの中小企業診断士講座の強みは、多くの合格者を輩出している点です。
試験 | 全体合格者数 | TAC受講生 |
2022年度 | 1,625人 | 169人 |
(各社HPを参考に当サイトにて作成)
さらにTACが算出した合格者数は本科生のみを対象としています。
TAC本科生合格者累計実績は、合格した各年度において、その年度合格目標のTAC本科生のみを対象としています。
単科講座や直前対策講座の受講生を含めると、合格者はさらに多いと予想されます。
つまり、合格者の実績に重点を置いて講座を選ぶなら、TACの中小企業診断士講座がおすすめです。
Zoom講義に参加できるのはLEC
オンライン受講だけど生講義に参加したい方は、Zoom講義を取り入れているLECの中小企業診断士講座がおすすめです。
1次試験対策講座の通学講義をZoomでライブ配信いたします。
通信学習のペースメイクはもちろんのこと、苦手科目は複数講師の講義を通して、より深い理解にご活用いただけます。
(引用元:LEC公式HP)
Web受講生は事前に配布される講義スケジュールで参加したい講義を確認できます。
Zoomによるライブ講義では、質問があればオンラインで直接講師に質問できるのがメリットです。
担任がついて何度でも質問できるのは資格の大原
資格の大原ではメール1通で担任がつき、2次試験まで担当してくれるのが特徴です。
大原の道しるべ、『担任制』をご活用ください。登録メール 1 本で貴方に『担任』がつきます。 試験日までの学習計画や学習進度の相談、自分のレベルの確認など、1 人では悩んでしまう こと、立ち止まってしまうことも担任と一緒に乗り越えられます。
(引用元:資格の大原・デジタルカタログ)
進捗状況の確認や相談をしたくても、講師が次々変わると苦手意識を持つ方はいるでしょう。
担任制を活用することで、慣れ親しんだ担任講師が本試験まで担当してくれるため、受講生にとっては安心感があります。
さらに資格の大原では、対面・電話・メールで何度でも質問できるため、生講義に参加できないオンライン受講生の方も、質問ができたときにすぐ解消できます。
担任制を希望する方や、何度でも質問できる環境を希望する方は資格の大原の中小企業診断士講座が最適です。
資格の大原の中小企業診断士講座をスタディングと比較
講座 | 受講料(税込) | 特徴 |
資格の大原 | Web通信:74,800円(税込) |
|
スタディング | 74,800円(税込) |
|
資格の大原とスタディングの中小企業診断士講座を比較したところ、資格の大原のサポート体制が充実しているとわかりました。
一方、サポートや教材が必要ない代わりに安く受講料したい方は、資格の大原よりもスタディングの方がおすすめです。
通学は必要ない・受講料を抑えたい方はスタディング
スタディングでは中小企業診断士講座を74,800円(税込)から受講できるのがメリットです。
大手予備校の中小企業診断士講座を受講すると25〜30万円かかりますが、スタディングはWebに特化している分安く受講できます。
学習する内容が体型的に理解できる「学習マップ」をはじめ、テキストや講義、問題集はすべてスマホやPCから閲覧・視聴できます。
一方、紙媒体のテキストや直前対策講座、模試はオプションであるため、必要に応じて追加する必要があります。
必要な教材のみを選択して安く受講したい方には、スタディングが最適です。
通信・通学を組み合わせたい方は資格の大原
資格の大原の受講料はWeb通信268,000円(税込)、通学298,000円(税込)とスタディングより割高ですが、校舎や専任の講師がいる分多くのメリットがあります。
例えば、Web受講生でも通学講義に参加できるため、他の通学生の存在を間近で感じることでモチベーションアップにつながります。
さらにWeb受講生も校舎の自習室が利用できるため、自宅学習に集中できないときに便利です。
そして資格の大原では専任の講師がいるため、機械では採点しにくい2次筆記試験・口述試験も一人一人丁寧に、何度でも対応してくれます。
また、資格の大原ではコースが豊富にあるため、初学者・経験者問わず学習レベルに合わせて最適なコースを選択できます。
「担任がついてほしい」「1次はもちろん、2次試験対策も万全にしたい」「通信・通学の両方を活用したい」方は、資格の大原の中小企業診断士講座が最適です。
資格の大原の中小企業診断士講座をユーキャンと比較
ユーキャンでは、2024年10月より、中小企業診断士講座を再開講しています。
「かつてユーキャンを受講して良かったから、中小企業診断士講座もユーキャンで受講したい」という方もいるでしょう。
中小企業診断士講座は休講中ですが、テキストの分かりやすさや添削サポート、スマホ学習ができる点はユーキャンの強みです。
ユーキャンの強みは、「実績」と「わかりやすさ」、「学習サポート」です。【実績・わかりやすさ】
ユーキャンの講座は、毎年多くの方に選ばれ、たくさんの受講生が合格を勝ち取っています。初めて学習する方の目線に立った教材で、イラストや図を交えてやさしく説明!初学者でもムリなく合格へ導きます!【学習サポート】
ご自身専用のスケジュール管理、弱点が克服できる添削指導、スマートフォンでも講義動画やミニテストが受けられるウェブ学習と、不安を安心に変えるサポートが満載です。
特にユーキャンのテキストはフルカラー印刷で、図解が多いため、初心者でも分かりやすいのが特徴です。
なお、ユーキャンと同じような環境で中小企業診断士を受講したい場合は、スタディングの中小企業診断士講座113,790円(税込)をおすすめします。
講座 | 受講料(税込) | 特徴 |
資格の大原 | Web通信:74,800円(税込) |
|
ユーキャン | 73,000円(税込) |
|
スタディング | 74,800円(税込) |
|
TAC | Web通信:315,000円 ※キャンペーン価格:305,000円【11月28日まで】 通学:315,000円※入学金10,000円(税込) |
|
LEC | Web:253,000円(税込) DVD:291,000円(税込) |
|
(各社HPを参考に当サイトにて作成)
資格の大原・TAC・LECでは1〜2色刷りのオリジナルテキストですが、スタディングではフルカラーテキストを使用しています。
また、スタディングではテキスト以外に問題集や動画講義もフルカラーの教材を使用しています。
一方、基本コースである「中小企業診断士1次2次合格コース」69,300円(税込)はWeb教材のみであるため、ユーキャンのように紙テキストを希望する場合は、14,900円(税込)で冊子版オプションを追加する必要があります。
ユーキャンの中小企業診断士講座は休講中ですが、同じような環境で受講したい方はスタディングの中小企業診断士講座をおすすめします。
資格の大原の中小企業診断士講座をおすすめする方
資格の大原の中小企業診断士講座は、以下のような方におすすめです。
資格の大原の中小企業診断士講座をおすすめする方 |
|
「中小企業診断士を目指したいけど、何から手をつけたら良いのか分からない」方は、コースに申し込みすると必要な教材や模試、サポート体制が手に入る資格の大原がおすすめです。
また、資格の大原では経験者向けコースや単科コースも設けているため、「全体的にもう一段階高いレベルで学び直したい」「不合格だった科目に絞って受講したい」という受験経験者にも最適です。
初心者の方
中小企業診断士試験を初めて受験する方には、資格の大原の「1次・2次合格コース」がおすすめです。
「1次・2次合格コース」ではテキストや問題集、模試など、中小企業診断士の合格に必要な教材がすべて含まれているため、別の教材を買い足す必要がありません。
1次・2次合格コースは初めて学習される方が中小企業診断士試験にストレート合格していただくために必要なものをすべてセットしたコースです。講義で配布される教材・問題集・模擬試験や確認テストで合格できるため、別途参考書等を探す必要も購入する必要もありません。
(引用元:資格の大原公式HP)
講座に申し込むのみで、テキストと問題集の選択や、模試の日程確認、申し込みなどの手間をすべて任せられるので便利です。
受験経験者で弱点を克服したい方
資格の大原では、受験経験がある方に向けた最適なコースも用意しているため、一から学び直すよりも、実践力をつけたい方に最適です。
目的 | 受験経験者向けコース |
1次・2次対策 | 経験者1次・2次合格コース
映像通学:300,000円(税込) Web通信:270,000円(税込) |
2次対策 | 経験者2次合格コース
通学・映像通学:190,000円(税込) Web通信:170,000円(税込) |
(参照元:資格の大原公式HP)
経験者向けコースの講義は、初心者向けよりも一段階高いレベルに設定されており、演習量も多めであるため、重点的に問題演習したい方に最適です。
レベルに合わせて再度講義を受けることで、再受講前よりも確実に実践力を身につけられます。
受験経験者向けの割引もある
資格の大原では受験経験者に向けた割引もあり、適用すれば20〜30%安く受講できます。
割引 | 対象者 | 割引例 |
大原受講生割引 | 過去に資格の大原にて一般価格20,000円以上の商品を購入された方 | パススル中小企業診断士(1次・2次) Web通信:74,800円(税込) 3%割引:72,556円(税込) |
(参照元:資格の大原公式HP)
本試験経験者割引は、例えば2024年開講の講座を受講する場合、2021年〜2023年1次または2次試験を受験した方は20%割引で受講できる割引制度です。
前回の中小企業診断士試験を独学、または他社講座で受験した方は、本試験経験者割引を適用できます。
また、資格の大原で再受講する場合は、30%割引で受講できる再受講割引を適用できます。
再受講割引は、資格の大原の中小企業診断士講座で、過去に60,000円以上の講座を受講した方が対象です。
担任制で丁寧なサポートを受けたい方
資格の大原中小企業診断士では担任制を採用しているため、同じ講師の方に2次試験まで担当してほしい方には最適です。
合格者の声にも、担任制の良さについての口コミが寄せられています。
通信で学習をしましたが、担任制に登録し、メールや Zoom によるフォローがストレートで合格できた最大の要因だと実感しています。
(引用元:資格の大原・デジタルカタログ)
復習するのにちょうどいい分量の2次解説集や担任制度などは、ストレスの多い受講生の立場に立った制度となっており、老舗学校の強みだと感じました。
(引用元:資格の大原・デジタルカタログ)
一人の講師が相談に乗ってくれることで、受講者も安心感が生まれるため、勉強に集中できます。
担任制があることから、資格の大原中小企業診断士では講座に限らず「通信講座を初めて利用する」という方にもおすすめです。
資格の大原の中小企業診断士講座をおすすめしない方
資格の大原の中小企業診断士講座をおすすめしない方は、受講料を抑えたい方です。
資格の大原の中小企業診断士のコースはどれも20万円以上するため、受講料よりもサポート面を重視したい方には資格の大原が向いています。
なお、安さを最も重視する方は69,300円(税込)から受講できるスタディングがおすすめです。
受講料を抑えたい方
資格の大原は全国48校の校舎を構えており、生講義に人件費がかかるため、Webに特化した通信講座と比べて割高です。
例えばWebに特化しているスタディングの場合、テキストや問題集もWeb上で完結できるため、受講料は 69,300円(税込)と安く受講できます。
資格の大原では「1次・2次合格コース」で268,000円(税込)と、スタディングと比べて3倍以上です。
その代わり、資格の大原では紙媒体のテキストや公開模試まで、必要な教材がすべて揃っているため、他の教材を買い足す必要がありません。
1次・2次合格コースは初めて学習される方が中小企業診断士試験にストレート合格していただくために必要なものをすべてセットしたコースです。講義で配布される教材・問題集・模擬試験や確認テストで合格できるため、別途参考書等を探す必要も購入する必要もありません。
(引用元:資格の大原公式HP)
とはいえ、とにかく受講料を抑えて勉強したい方は、スタディングの中小企業診断士講座の方が良いでしょう。
スタディング中小企業診断士講座のおすすめオプション
スタディング中小企業診断士講座の基本講座である「1次2次合格コース」69,300円(税込)には、紙媒体の教材や模試が含まれていません。
そこで、受講料を抑えつつ、紙テキストや模試も希望する方はオプションの追加がおすすめです。
紙テキストを利用できる「冊子版オプション」14,940円(税込)と、1次模試4,290円(税込)を追加すると、合計は88,530円(税込)で受講できます。
資格の大原の中小企業診断士講座で資料請求をする方法
資格の大原では、公式HPからデジタルカタログを入手可能です。
デジタルカタログでは、公式HPに掲載されていない「合格者の声」や、講座ごとの特徴の詳細が掲載されています。
デジタルカタログはメールアドレスの登録のみで入手できるため、氏名や住所など他の個人情報を入力する必要がなく手軽に資料請求できます。
デジタルカタログの概要
資格の大原のデジタルカタログは、講座の概要がフルカラーで分かりやすいのが特徴です。
上記は1次・2次コースのページですが、コースの特徴やカリキュラムの流れや教材発送などの日程、受講料の比較などを見開き1枚で確認できます。
公式HPでは講座ごとのページを見ないと分からないため、カタログの方が講座の特徴や受講料を見比べるのに便利です。
また、カタログには講座の紹介のみでなく、中小企業診断士試験の概要や攻略法についても詳細に掲載されています。
講義の無料体験も可能
資格の大原公式HPでは、Web講義の一部を登録不要で視聴できます。
視聴できるWeb講義は、1次試験の7科目分の講義を編集し、19分にまとめた内容です。
実際にどのような講義を受けられるのか気になる方は、体験講義を視聴して雰囲気を掴んでから受講しましょう。
中小企業診断士になるための夜間スクール
中小企業診断士になるためには、試験に合格する以外にも養成課程・登録養成課程があるスクールを受講する方法があります。
スクールによっては夜間や土日開講など、社会人でも通いやすいカリキュラムに設定しています。
養成課程や登録養成課程には、1次試験の合格者でないと入学できない点や、費用が200万円程度かかる点に注意しましょう。
中小企業診断士になるためのスクールの費用・特徴
中小企業診断士になるには、1次・2次試験にすべて合格する方法と、養成課程・登録養成課程があるスクールを受講する方法があります。
中小企業診断士となるためのもうひとつの方法として、「養成課程または登録養成課程」の受講があります。1次試験の合格者のみが申込可能で、決められたカリキュラムを受講・修了すれば、2次試験と実務補習が免除されます。こちらは費用が養成課程で約100万、登録養成課程で200万~300万と高額なため、時間とお金に余裕のある早期退職者などに向いているといえるでしょう。
(引用元:資格の大原公式HP)
養成課程・登録養成課程があるスクールは、1次試験の合格者のみ入学できます。
合計で100〜200万円の費用が必要ですが、2次試験と試験合格後の実務補習が免除されます。
また、1次試験の7科目すべてに合格した場合の有効期限は2年間である点も重要です。
第一次試験合格の有効期間は2年間であり、第一次試験に合格した年と翌年に第 二次試験を受験することができます。
(引用元:経済産業省HP)
合格の有効期限内に2次試験に合格できれば安心ですが、確実に中小企業診断士になるためには、養成課程・登録養成課程があるスクールを検討するのも良い方法です。
大阪で働きながら中小企業診断士になるためのスクールは?
中小企業診断士の養成課程があるスクールで、働きながらでも通えるのは大阪経済大学のみです。
大阪経済大学の中小企業診断士登録養成課程の概要 |
|
(参照元:大阪経済大学公式HP)
大阪経済大学の中小企業診断士登録養成課程は2019年に開講したスクールで、働きながらでも通えるよう平日夜間(18:30〜)と土曜日中心のカリキュラムを設定しています。
費用は入学金と受講料を合計して200万円が必要ですが、1年間で修了すると確実に中小企業診断士資格を取得できます。
中小企業診断士の難易度と勉強時間の目安
中小企業診断士の難易度と、勉強時間の目安は以下の通りです。
中小企業診断士について |
|
中小企業診断士で2次試験まで合格できる割合は約5〜7%であるため、難易度が高い資格であると分かります。
また、勉強時間の目安は1,000時間であり、特に1次試験には800時間と、多くの勉強時間が必要です。
中小企業診断士の難易度
中小企業診断士試験で1次・2次の両試験の合格率は、約5〜7%です。
受験年度 | 1次試験合格率 | 2次試験合格率 | 全体合格率 |
2023年度 | 29.6% | 18.9% | 5.6% |
2022年度 | 28.9% | 18.7% | 5.4% |
2021年度 | 36.4% | 18.3% | 6.6% |
2020年度 | 42.5% | 18.4% | 7.8% |
(経済産業省HPを参考に当サイトにて作成)
試験別でみると、1次試験の合格率は30〜40%、2次試験の合格率は約18%です。
ストレート合格するには約5〜7%の合格者に入る必要があるため、難易度が高い試験です。
中小企業診断士の勉強時間
中小企業診断士にストレート合格するには、合計1,000時間が目安です。
中小企業診断士合格のために必要な勉強時間は、1次試験に800時間、2次試験に200時間、合計1,000時間もの勉強時間が必要といわれています。
(引用元:資格の大原公式HP)
1次試験の合格には800時間、2次試験の合格には200時間が必要です。
1次試験は7科目すべてに合格する必要がある
1次試験の注意点 |
|
(参照元:経済産業省HP)
2次試験を受験するには、1次試験の7科目すべてに合格しなければなりません。
1次試験は科目ごとに合格・不合格を判定されるため、それぞれ基準の60%以上の正答率で1次試験合格です。
つまり、1次試験の科目すべてを対策することで合格を目指せるため、800時間しっかりと勉強する必要があります。
2次試験は1次試験の内容と関係性が高い
1次試験の勉強時間は800時間が目安であるのに対し、2次試験の目安は200時間と少なめです。
2次試験の勉強時間が少なくてすむ理由は、1次試験で習った知識があれば2次の問題も解けるからです。
特に1次試験の内、「企業経営理論」「運営管理」「財務・会計」「中小企業経営・中小企業政策経営情報システム」の4科目は2次試験の事例と高い関連性があります。
つまり、時間をかけて1次試験の知識のインプットとアウトプットをこなせば、2次試験も解ける実力が身につきます。
中小企業診断士は独学でも勉強可能?
中小企業診断士試験には受験資格がないため、独学でも受験は可能です。
しかし、勉強時間の多さに加え、難易度が約5%の難関資格であることや、各試験の合格に有効期限があることを考慮すると、独学よりも予備校や通信講座を利用した方が効率が良いでしょう。
特に2次試験は筆記試験と口述試験であるため、独学では正解を掴みにくいのが難点です。
中小企業診断士試験の、1次・2次別の難易度をみてみましょう。
受験年度 | 1次試験合格率 | 2次試験合格率 | 全体合格率 |
2023年度 | 29.6% | 18.9% | 5.6% |
2022年度 | 28.9% | 18.7% | 5.4% |
2021年度 | 36.4% | 18.3% | 6.6% |
2020年度 | 42.5% | 18.4% | 7.8% |
2次試験の合格率は、例年18〜19%で推移しています。
なお、2次試験は筆記・口述ともに1次試験の知識をベースとしています。
第2次試験のポイント
①第 1 次試験の「知識」がベースとなる。
②第 1 次試験合格年度からの受験回数に制限がある。
(引用元:資格の大原・デジタルカタログ)
2次試験は、1次試験の合格者でも5・6人に1人しか受からない試験であることから、難易度の高さがうかがえます。
つまり、独学ではなく通信講座を利用する場合でも、1次・2次両方の対策が万全なコースの受講がオススメです。
資格の大原なら1次・2次両方の対策が万全
資格の大原は「1次・2次ストレート合格主義」を掲げており、受講開始から2次試験が終わるまで万全なサポートをしてくれるため、勉強に集中できます。
独学より資格の大原が良い理由 |
|
独学では勉強内容や進捗状況について誰にも質問できませんが、資格の大原では一人ずつ担任が就き、何度でも質問や相談に乗ってくれるのがメリットです。
2次の筆記・口述試験もプロが丁寧に添削してくれるため、正しい記述方法や返答内容を身につけられます。
そして、独学では適切な参考書を探したり、勉強スケジュールを立てたりする手間がありますが、資格の大原ではコースに申し込むと、必要な教材とカリキュラムが揃うので手間が省けます。
なお、資格の大原の中小企業診断士講座「1次・2次合格コース」のWeb受講料は268,000円(税込)です。
例えば9月から翌年12月の2次試験まで受講すると、1ヶ月あたり16,750円(税込)で教材・講義・サポート・模試がすべて手に入ります。
「忙しいから短期間で効率的に勉強したい」「勉強以外の手間をお任せしたい」方は、独学よりも資格の大原の中小企業診断士講座がおすすめです。
中小企業診断士は今後廃止される資格?
「中小企業診断士は将来的に廃止される資格なの?」と不安に思う方もいるでしょう。
中小企業診断士が廃止される情報について調べましたが、2024年11月時点では運営元の経済産業省HPに掲載されていません。
つまり、中小企業診断士はすぐに廃止されるような資格ではありません。
また、将来的にも中小企業診断士は廃止される可能性が低い職種です。
中小企業診断士は人工知能に代替されない資格
中小企業診断士が将来的に廃止される可能性が低い理由は、人工知能やロボットに代わられる可能性が低い職種であるためです。
人工知能やロボット等による代替可能性が低い職種 |
中小企業診断士・経営コンサルタント・保育士・日本語教師・学校の教員 など |
(参照元:野村総合研究所HP)
野村総合研究所の調査によると、人工知能やロボット等による代替可能性が低い職種100選の中に中小企業診断士が含まれています。
中小企業診断士は、中小企業を対象とした経営コンサルタントで、経営の問題点を抽出し、企業の経営者にアドバイスをする仕事です。
保育士や教員なども含まれており、人に対して教える・伝える・治療する職種が、今後人工知能に代わられる可能性が低い傾向にあります。
中小企業診断士の登録証は廃止される可能性あり
デジタル庁では、令和6年度(2024年度)から国家資格とマイナンバーの連携を開始すると発表しています。
令和5年度までにデジタル庁において資格管理者等が共同利用できる資格情報連携等に関するシステ ムの開発・構築を行い、令和6年度に「国家資格等のデジタル化」を開始する。
(引用元:デジタル庁)
マイナンバーの連携が開始されると資格証明証は廃止され、マイナンバーの提出で資格を証明できます。
2024年の時点では、以下の国家資格がマイナンバーと紐付けされる予定ですが、その中に中小企業診断士は含まれていません。
マイナンバー制度との連携を検討している国家資格 |
医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、 視能訓練士、義肢装具士、言語聴覚士、臨床検査技師、臨床工学技士、診療放射線技師、 歯科衛生士、歯科技工士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、救 急救命士、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師、管理栄養士、栄養士、 保育士、介護支援専門員、社会保険労務士 |
(引用元:厚生労働省HP)
一方、厚生労働省では上記の資格の他にも、国家資格のデジタル化を検討しています。
今後、政府全体の議論や有資格者の掘り起こしの必要がある資格の精査等を踏まえ、 更なる対象資格の拡大も検討することとする。
(引用元:厚生労働省HP)
中小企業診断士も国家資格であるため、令和6年(2024年)以降は証明証が廃止され、マイナンバーカードと一体化する可能性があります。
2024年11月時点では、中小企業診断士は将来的にも廃止される資格ではなく、資格証明書も廃止されません。
中小企業診断士になると年収が上がって人生が変わる?
中小企業診断士の資格を得ると、年収が上がって人生が良い方向に変わるのでしょうか。
結論をお伝えすると、中小企業診断士は年収が上がる可能性がある他、経営者から感謝されることでやりがいを感じられる職業です。
中小企業診断士の年収は約780万円
厚生労働省HPによると、中小企業診断士として働く方の統計データは以下の通りです。
中小企業診断士 | 内容(2022年度統計) |
全国の就業者数 | 82,920人 |
労働時間 | 168時間/1ヶ月 |
平均年齢 | 40.5歳 |
年収 | 780.9万円 |
給与所得者の
年間平均給与 |
約467万円 |
(参照元:厚生労働省HP・国税庁HP)
中小企業診断士の年収が約780万円であるのに対し、給与所得者の年間平均給与は約467万円であるため、中小企業診断士の給与は平均よりも高いと分かります。
中小企業診断士は感謝される仕事
中小企業診断士は高い年収を得られるほか、相談に乗った経営者から感謝されることが、やりがいにつながる職種です。
中小企業診断士や経営コンサルタントというのは、基本的に「相談に乗る人」なんですよ。相談に乗ることで、誰かのお役に立ちたいというタイプの人種なんです。だから、やはり一番の報酬は「ありがとう」と言っていただけることではないでしょうか。
(引用元:リクルート公式HP)
中小企業の課題を洗い出し、解決することで経営の立て直しに貢献できるのが中小企業診断士として働くメリットです。
中小企業診断士の資格を取った後の進路は?
中小企業診断士の資格取得後は、以下のような進路があります。
中小企業診断士の進路 |
|
中小企業診断士の働き方は、会社員と同じく企業に所属し、給与をもらって働く「企業内診断士」と、独立して働く「独立診断士」の大きく2種類に分けられます。
なお、企業内診断士と独立診断士の割合は、ほぼ1:1です。
企業内診断士
企業内診断士は独立せず、企業や団体に所属している中小企業診断士です。
会社員と同様に給与をもらって就業時間内で働き、残業や休日出勤、副業については会社の就業規則に従います。
中小企業診断士の内、約半数が企業内診断士として働いています。
中小企業診断士の働き方 | 割合 |
企業内診断士 | 47.3% |
独立診断士 | 46.9% |
その他 | 5.8% |
(参照元:経済産業省HP)
企業内診断士のメリットは、ライフワークバランスが充実している点です。
安定した給与をもらえる上、育児休業や時短勤務も可能であるため、妊娠や出産を考えている方にとってはメリットの多い働き方です。
副業が認められている企業に勤める人のなかには、独立しなくとも、土日や平日の夜などの空き時間を使って、中小企業診断士として活躍する人も少なくありません
(引用元:資格の大原公式HP)
また、企業によっては副業が認められている場合があるため、終業後や休日を活用して中小企業診断士の副業案件をこなせます。
独立診断士(プロコン診断士)
独立診断士は企業に所属せず、独立して働く中小企業診断士を指します。
中小企業診断士の内、約半数が独立診断士として働いています。
中小企業診断士の働き方 | 割合 |
企業内診断士 | 47.3% |
独立診断士 | 46.9% |
その他 | 5.8% |
(参照元:経済産業省HP)
独立診断士として働くメリットは、労働時間や取引先、報酬などすべて自由に選択できる点です。
そのため、給与をもらって働く企業内診断士よりも、自身の裁量で高年収を得られる場合があります。
中小企業診断士試験の概要
中小企業診断士試験の試験日・受験資格・実施地区などについて、2024年度は以下の通り実施されます。
項目 | 内容(2024年度) |
試験日 | 1次試験:2024年8月3日(土)・4日(日)
2次試験(筆記):2024年10月27日(日) 2次試験(口述):2025年1月26日(日) |
受験資格 | なし |
試験科目 | 1次試験(マークシート式)
2次試験
|
実施地区 | 1次試験:札幌・仙台・東京・名古屋・金沢・大阪・広島・四国・福岡・那覇の10地区
2次試験:札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の 7地区 |
(参照元:一般社団法人中小企業診断協会)
中小企業診断士の試験は、例年同じ時期に実施されており、1次は8月、2次の筆記は10月、口述は翌年1月です。
なお、試験実施地区は限られており、インターネット試験は実施していないため、地方在住の方はあらかじめ近い試験地を確認しておきましょう。
試験日
試験 | 試験日(2024年度) |
1次試験 | 申込受付:2024年4月25日(木)~5月29日(水)
実施:2024年8月3日(土)・4日(日) 合格発表日: 2024年9月3日(火) |
2次試験
(筆記) |
申込受付:2024年8月23日(金)~9月17日(火)
実施:2024年10月27日(日) 口述試験の受験資格を得た者の発表日:2025年1月15日(水) |
2次試験
(口述) |
実施:2025年1月26日(日)
合格発表日:2025年2月5日(水) |
(参照元:一般社団法人中小企業診断協会)
中小企業診断士の試験は8月〜翌年1月にかけて実施されます。
1次試験は8月の2日にかけて実施され、7科目すべてマークシート方式です。
1次試験の合格発表は9月にあり、合格者のみが10月に実施される2次筆記試験を受験できます。
さらに2次筆記試験の受験者の中で基準を満たした方のみ、翌年1月の口述試験に進めます。
受験資格
中小企業診断士には受験資格がないため、学歴や年齢を気にせず受験できます。
なお、2022年度の中小企業診断士試験では、16歳の高校1年生の方が最年少合格を果たしています。
試験科目
試験 | 科目 | 基準点 |
1次試験
(マークシート式) |
|
科目合格:60%以上
1次試験合格:総得点が60%以上かつ1科目も40%を下回っていないこと |
2次試験 |
|
筆記試験における総点数の60% 以上でかつ 1科目でも40%未満のものがない者であって、口述試験における評定が60%以上の方 |
(参照元:一般社団法人中小企業診断協会)
中小企業診断士の試験科目は、1次試験が7科目、2次の筆記試験が4科目と口述試験です。
1次試験の科目の詳細
1次試験は2日にかけて実施され、1日目が「経済学・経済政策」「財務・会計」「企業経営理論」「運営管理」、2日目が「経営法務」「経営情報システム」「中小企業経営・政策」です。
1次試験に合格するには7科目すべてに合格する必要がありますが、不合格だった場合も60%以上を得点できた科目は「科目合格」として最大3年間の免除を受けられます。
2次試験の科目の詳細
2次試験は筆記試験と口述試験の2種類で構成されており、1次試験合格者のみ筆記試験を受験できます。
筆記試験は4種類の事例に分けて出題されますが、どれも1次試験の知識がベースであるため、関連性を持たせて勉強すると効率的です。
なお、2次の筆記試験は60%以上得点すると口述試験に進めます。
資格の大原の中小企業診断士講座についてのよくある質問
資格の大原の中小企業診断士についてのよくある質問 |
|
ここまで、資格の大原の中小企業診断士講座の特徴や、他社通信講座との比較について紹介してきました。
ここでは資格の大原の中小企業診断士講座について、よくある質問とその回答を紹介します。
大原の中小企業診断士講座の模試はいつ頃申し込むべき?
2024年度の資格の大原中小企業診断士模試の日程は、以下の通りです。
模試 | 試験日 | 申込期間 |
1次公開模試 | 6月15日(土)・16日(日) | 公表なし |
2次公開模試 | 9月10日(日) | 公表なし |
(参照元:資格の大原公式HP)
2024年度の1次模試は6月15日・16日に実施予定で、2次試験は9月10日に実施されます。
なお、資格の大原公式HPでは公開模試の申込期間を公表していないため、試験実施日を確認したうえで早めに申し込みをしましょう。
中小企業診断士試験に模試は必要ない?
中小企業診断士の模試は受験必須ではない一方で、受験するメリットはあります。
中小企業診断士の模試をおすすめする3つの理由は、以下のとおりです。
- 現時点の実力がわかる
- 試験本番の時間の使い方がわかる
- 予想問題を解ける
(引用元:スタディング公式HP)
中小企業診断士の模試を受験すると偏差値や順位、苦手科目を数値として客観的に確認できるため、本試験までに必要な勉強量が分かります。
特に1次試験は7科目すべて合格する必要があるため、苦手科目の克服は必須です。
また、模試は本番と同じ時間配分で実施されるため、本試験での時間の使い方が分かるのもメリットです。
さらに模試は過去問ではなく予想問題であるため、例えば過去問に慣れた方でも、新しい問題を解くことで実力が測れます。
40代から中小企業診断士を目指すメリットはある?
中小企業診断士試験には受験資格がないため、40代以上の方でも受験可能です。
中小企業診断士試験の合格者は、30代がもっとも多く、40代・20代がこれに続きます。
(引用元:スタディング公式HP)
中小企業診断士試験の合格者は、40代が2番目に多い傾向にあります。
AIに代替されない国家資格
中小企業診断士は国家資格であり、AIやロボットに代替されない職種にも含まれています。
人工知能やロボット等による代替可能性が低い職種 |
中小企業診断士・経営コンサルタント・保育士・日本語教師・学校の教員 など |
(参照元:野村総合研究所HP)
つまり、中小企業診断士は「受験資格がない」「40代の合格者は30代に次いで多い」「AIに代替されない」国家資格であるため、40代から勉強を始めるメリットは多い資格です。
中小企業診断士はやめとけといわれる理由は?
中小企業診断士はやめとけといわれる理由は、独占業務がない点が主な理由です。
独占業務とは有資格者のみが行える業務のことで、例えば行政書士や社労士、宅建士などが独占業務がある資格にあたります。
中小企業診断士は中小企業を対象に経営コンサルティングをする職種ですが、資格がなくても技術があれば同じ仕事内容をこなせます。
一方、中小企業診断士は国家資格である点がメリットとして働きます。
中小企業診断士を名乗るには、国家試験である中小企業診断士試験に合格する必要があります。経営コンサルタント資格としては唯一の国家資格です。つまり、中小企業診断士は、‟国が認めた経営コンサルタント”と言えるでしょう。
(引用元:資格の大原公式HP)
国家資格である中小企業診断士資格があることで、顧客にとっても信頼感が生まれます。
「中小企業診断士はやめとけといわれる理由」について詳細が知りたい方は、こちらの記事も読んでみてください。
→中小企業診断士はやめとけ?取ったけど使えないという噂についても調査の記事はこちら
まとめ:資格の大原の中小企業診断士講座の評判・口コミ
項目 | 内容 |
受講方法 | Web通信・通学・映像通学 |
コースと受講料
※初心者向け |
<1次・2次対策>
パススル中小企業診断士(1次・2次) Web通信:74,800円(税込) <1次対策> パススル中小企業診断士(1次) Web通信:60,000円(税込) <2次対策> 2次合格コース 通学・映像通学・Web通信:69,800円(税込) |
コースと受講料 ※経験者向け |
<1次・2次対策>
パススル中小企業診断士(1次・2次) Web通信:74,800円(税込) |
単科講座と受講料 | 1次対策の単科講座
<初心者向け・経験者向け単科講座の受講料> Web通信:18,000円(税込) |
模擬試験 | <2次試験>
2次公開模擬試験 会場・自宅受験:7,300円(税込) |
入学金 | 6,000円(税込) |
カリキュラム期間 | 約1年3ヶ月〜7ヶ月
※毎年9月に開講し、翌年8月〜12月の試験合格を目指す |
割引 |
|
特徴 |
|
サポート制度 |
|
教育訓練給付制度の講座 | なし |
公式HP | https://www.o-hara.jp/course/shindanshi |
(参照元:資格の大原公式HP)
資格の大原の中小企業診断士講座は、2次試験までストレート合格したい初心者の方や、合格したい科目に絞って効率よく勉強したい経験者の方に最適です。
多彩なコースがある他、Web受講・通学・映像通学から好みの受講スタイルを選べます。
なお、通学講座にはWeb受講が標準装備されているため、授業に参加できなかった場合も収録された講義動画をオンラインで視聴できます。
また、担任制を採用しているため、同じ講師にずっと担当してもらえるのは資格の大原のみです。
20%割引で受講できる本試験経験者割引や、30%割引で受講できる再受講割引もあるため、経験者の方は割引を使って定価より安く受講しましょう。
コメント