アガルートの社会福祉士講座の評判・口コミは?合格率・テキストを他社とも比較!

アガルート社会福祉士講座って評判はいいの?」

社会福祉士の資格取得を目指している人にとって、アガルートの試験対策講座に関心があっても本当に合格できるかどうか不安な方も多いのではないでしょうか。

アガルートアカデミーは創立10年に満たない会社であるため数ある通信講座を提供する企業の中でも、知名度が高いとはいえませんが、初めてアガルートの社会福祉士講座を受けて試験に挑んだ方の一発合格率は85.7%を誇ります。

また。社会福祉試験に合格すれば講座料金が全額返金される特典があるため、アガルートの社会福祉士講座は非常に大きなメリットがある講座といえるでしょう。

この記事では以下の内容やアガルートの社会福祉士講座の最新情報を紹介していきます。

  • アガルート社会福祉士講座の口コミや評判を紹介
  • 講義風景やテキストの強みを紹介
  • 講座内容や価格を他社と比較紹介
  • 合格率や合格特典を他社と比較紹介
  • 社会福祉士国家試験の合格率や難易度の推移を紹介

なお、口コミや評判に加えて、講義風景やテキストの紹介や他社と講座内容や合格特典を比較など、さまざまな面からアガルート社会福祉士講座の魅力を解説していきます。

本記事の最後では、2025年に行われる第37回社会福祉士国家試験の『合格率大幅引き上げ』についても紹介しているため、アガルートの社会福祉士講座に関心がある方はぜひ参考にしてください。

コース名 第37回(2024年度)合格カリキュラム
価格(税込) 65,780円
合格率 一発合格率85.71%
全体合格率67.74%
講義動画 約151時間
テキスト 7冊
質問回数 受講中30回まで
サイトURL https://www.agaroot.jp/shakaifukushi/

(引用元:アガルート公式HP)

アガルート 社会福祉士講座の最新情報やキャンペーン情報といったニュースはアガルート公式HPにてご覧ください。

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目次

アガルート社会福祉士講座の特徴

(引用元:アガルート公式HP)

アガルートの社会福祉士講座を簡単にまとめると、次のような特徴があると分かりました。

  • 他社と比較して合格率が高い
  • 黒板を使わない効率的な講義動画を配信している
  • 試験問題の的中率が高くて見やすいカラーテキストを使用している
  • 講座を利用した後もする前も利用できる充実のサポート体制を整えている
  • 歴史は浅く、知名度は高くない
  • 模擬試験が含まれておらず、講座料金は7社平均より約5,000円高い
  • 受講料金が全額返金される合格特典がある

アガルートの社会福祉士講座は、黒板を使わない効率的な講義動画や試験問題の的中率が高いテキストが特徴的で、合格率は85.7%もの高い数値を記録していました。

受講を決める前から無料で学習相談でき、受講を決めたあとはオンラインで講師に直接質問できる強みもあります。

知名度は高くなく、講座料金が他社平均より約5,000円高いなど弱みもありますが、社会福祉士試験に合格すれば全額返金の特典を利用できるため、強みが上回るといえます。

高い合格率を始めとしたそれぞれの特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。

他社と比較して高い合格率と講座の強み

アガルートの社会福祉士講座は、受講して一発で試験に合格した人の割合が新卒でも既卒でも驚異の85.7%を記録しており、資格の大原の新卒合格率78.3%を上回まっていました。

合格率が高い主な理由は、黒板とチョークを使わず、書き込みを済ませたテキストを講義動画に使うことで受講者を待たせない効率の良さと、使用するテキストの成度の高さにあるといえます。

「受験生が本当に必要としているものを提供する」というのが同社の理念だ。
アガルートアカデミーが実際に受験生に商品提供を始めたのは2015年1月であるが、会社の設立は2013年12月。会社設立から約1年間を丸々テキスト制作や講義の収録に費すほど、コンテンツへのこだわりは強い。

(引用元:株式会社アガルート 企業について)

アガルートにはテキストの編集担当だけで約10名が在籍しており、中小出版社並みの布陣で自社講座用のテキストを製作しています。

テキストの一部はAmazonや楽天市場でも販売されており、Amazonでは販売24冊の平均評価が☆4.0を超えているため、完成度が非常に高いといえるでしょう。

また、アガルートの社会福祉士講座は、受講を決める前に無料で勉強方法を相談したり、講座内容が自分に合っているかどうかを尋ねたりできます。

受講を決めた後はオンラインで講師に直接質問できるサポート体制を整えていることもあり、85.7%もの一発合格率を記録していると考えられます。

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高くない知名度と、高い講座料金

アガルートは2013年12月創立の会社であるため、1974年に設立されたユーキャン(前身会社は1954年創立)や、1957年にグループ会社が始動した資格の大原と比較すると歴史が浅く、知名度が高いとはいえません。

ただし、2021年よりテレビCMの放映を開始しているため、「うさぎ先輩」と「かめ後輩」の姿を一度は目にしたことがあるかもしれません。

アガルートテレビCM

(引用元:アガルート公式HP)

「受けちゃえ、難関資格」をキャッチフレーズに、予習なしでも合格まで最短ルートで突き進んでいけるカリキュラムが組まれているため、どの国家試験の非常に高い合格率を誇ります。

しかし、その分講座料金もやや高く、社会福祉士講座は7社平均より約5,000円高い65,780円(税込)である上に、実力を試せる模擬試験が講座内容に含まれていません。

模擬試験は中央法規出版株式会社で受験できますが、6,600円(税込)の受験費用が掛かるため、講座料金と合計すると72,380円(税込)の費用負担が生じます。

合格率が非常に高いと分かっていても踏み出すハードルがやや高いかもしれませんが、アガルートの社会福祉士講座は全額返金の合格特典を利用できるメリットがあります。

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全額返金の合格特典

アガルート社会福祉士合格特典

(引用元:アガルート公式HP)

アガルートの社会福祉士講座は、無事に国家試験を突破すれば講座料金が全額返金される合格特典制度が設けられているため、実は受講費用を抑えたい方にとっても魅力的な対策講座といえるでしょう。

ただし、実際に講座を利用した人たちがアガルートを選んだきっかけの口コミを見てみると、「全額返金特典」がアガルートを選んだ最多の理由ではありません。

講座が自身に合っているかどうかを受講を決める前に判断できたことが、受講を決めたきっかけとしてもっとも多いことがわかります。

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アガルート社会福祉士講座を利用した人の口コミ・評判

アガルートの社会福祉士対策講座を実際に利用した人たちの口コミをまとめて紹介します。

  • アガルートの社会福祉士講座を選んだ理由で最多の口コミ
  • アガルートの良い口コミ
  • アガルートの悪い口コミ

アガルートを選んだ理由で多かった口コミをまとめると、受講を決める前に講義やテキストを試して、納得した上で受講を決めている人が多いことがわかりました。

良い口コミについては、覚えるべきポイントをテキストの解説中に指摘してくれる点が良かったとする声が複数ありました。

悪い口コミについては、講義動画やテキストのボリュームが多すぎる点が不評だと語られています。

3種類の口コミをまとめると、自身に合っているかどうかを事前に確かめてから講座を決めたい方にアガルートの社会福祉士講座はおすすめです。

アガルートの社会福祉士講座の良い点も悪い点も事前に試すことで判断できるため、まずは無料の講義動画やテキストを見てみると良いかもしれません。

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アガルートの社会福祉士講座を選んだ理由で最多の口コミ

アガルートを選んだ主な理由 選んだ人の数
実際の講義やテキストを事前に体験できたから 6人/11人
全額返金の合格特典があるから 2人/11人
スマホでいつでも講義を聞けるから 1人/11人
学習効率が良いから 1人/11人
ほかの会社より安かったから 1人/11人

(引用元:アガルート公式HP合格者の声)

アガルートの社会福祉士講座は合格率の高さや全額返金の特典が大きな魅力ですが、受講を決めたきっかけは講義やテキストを事前に試せた点が過半数を占めていました。

全額返金は合格しなければ特典を受けられず、受講しても100%合格できると約束されているわけではないため、勉強を続けていけるイメージを持てるかどうかがもっとも大事といえます。

実際に、講義やテキストを事前に試せたことで受講を決めた人たちの口コミを見てみましょう。

ホームページからサンプル動画を視聴し、その講義が分かりやすかったこと、独学でテキストを読んで、過去問をやって、添削してもらうより、資格と聴覚から情報が入る学習法が自分には合っていると思ったことから受講を決めました。

(引用元:アガルート公式HP合格者の声)

今回2度目の受験で合格しましたが、1度目の受験が不合格になったとき、元々は過去問の問題集を書店で購入し独学で再受験しようと思っていました。

そう考えていた時、たまたまテレビのコマーシャルでアガルートアカデミーをみて、ネットで検索すると講義のサンプル映像があったので、これならわかりやすく学べると思い受講を決断しました。

(引用元:アガルート公式HP合格者の声)

体験視聴講座がついていたので申込みをしました。送付された資料を見てわかりやすいと思い、受講を申込んで体系的に内容を理解したいと思いました。

このような判断から友人も誘い、申込みをしました。

(引用元:アガルート公式HP合格者の声)

上記3件の口コミによると、事前に講義を体験できたことで、講座の分かりやすさを実感して受講を決めています。

アガルートでは講義動画やテキストのサンプルを無料で公開しており、受講を決める前に自分に合っているかどうか確認できるため、失敗したくない受講者にとって信頼できる判断材料として活用できます。

アガルートの公式HPでは講座利用を決めたきっかけ以外にも、合格者がどのような工夫をして学習していったかなどの体験記も公開されているため、気になった方はぜひチェックしましょう。

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アガルートの社会福祉士講座の良い口コミ・評判

アガルートの社会福祉士講座を選んだ理由に続いて、実際の講座内容が良かったとする口コミを見てみましょう。

先に要点だけまとめると、学習しやすい工夫がいくつもなされている点を特に評価する声が多いと分かりました。

  • スマホさえあればすき間時間にいつでも勉強できる点が良かった
  • 講義音声のみのファイルを再生して、通勤時間でも「聞く」勉強ができて良かった
  • 講義動画1つ1つは約10分と小分けにされていて、集中力が途切れにくかった
  • 進捗が「〇〇%」で表示されるため、学習状況を把握しやすかった
  • 動画は音声付きで倍速再生できるため、2回目3回目の繰り返し学習を効率的にできた
  • 過去に出題された問題を動画内で指摘してくれるため、学習の優先順位が分かりやすい

アガルートの社会福祉士講座は、スマートフォンを使っていつでもどこでも勉強できるため、すき間時間を有効活用できます。

音声ファイルのみをダウンロードして再生できるため、移動中に聞いて覚える勉強もできます。

講義動画が約10分の小分けにされているため、短い時間でも1つの学習を終えやすく、仮に中断せざるを得ない場合でも〇〇%まで視聴済みと表示されるため、進捗を把握しやすい利点もあるでしょう。

また、音声付きの倍速再生による時短学習も可能であり、2回目3回目の繰り返し学習においても時間を効率的に使えます。

動画の中で過去に出題された問題を指摘してくれるため、覚えるべきポイントを把握しやすいメリットもあります。

実際に、学習しやすい数々の工夫が良かったと述べている口コミを見てみましょう。

要点を掻い摘んで説明してくれるので内容が頭に入ってきやすかったです。更に重要な点は何故重要なのかを強調して説明してくださったので勉強内容をより深く理解することが出来ました。

(引用元:アガルート公式HP合格者の声)

過去に受講した他社の講義では、その重複箇所は一度解説をしたら、再出の際は省かれることが多いのですが、アガルートの講座の中では、重複箇所であることを確認しつつ、テキスト通りに省くことなく進めてくれるので、過去の復習になり、記憶にとても残りやすかったです。

(引用元:アガルート公式HP合格者の声)

難しい言葉なども噛み砕いて説明してくださり、実例を出して話してくださることで、紙に書いてある文字だけでは理解しづらいことを、きちんと核心を理解することができました。

(引用元:アガルート公式HP合格者の声)

アガルート社会福祉士講座の講義動画に関する上記3つの口コミによると、講義を担当する講師陣が受験者の視点から分かりやすい説明を心掛けているとわかります。

肝心の講義内容についても、講師陣が重要な問題を適宜教えてくれるため、えるべき優先順位が分かりやすくて効率よく学習できます。

    アガルートの社会福祉士講座は講義動画を中心に学んでいく学習スタイルであるため、動画に言及する口コミが多くありますが、中にはテキストを中心に学習を進めて合格を果たした方もいました。

    最初の「人体の構造と機能及び疾病」の一部を視聴した後は、勉強時間の確保が難しかったため、テキスト中心の学習に切り替え、全部を視聴することはしませんでした。

    結論から言えば、アガルートのテキスト以上にわかりやすいテキストはありませんでした。

    試験の範囲が広く、一つの項目をあまり深く掘り下げて学習することは適切ではないため、アガルートのテキストに書いてある以上のことには深入りしないようにしました。深入りしないといっても、アガルートのテキストにもかなり詳しく説明がされているのでこれで試験には十分対応できると思います。

    (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

    アガルートのテキストは、試験で合格点を取ることに特化して内容を絞り込んでいるため、テキストを中心に学習しても合格に必要な知識が身に付きます。

    テキストの分かりやすさについて詳しくは後述しますが、アガルートの公式HPでテキストのサンプルをすぐにチェックできるため、気になる方は公式HPを覗いてみましょう。

    アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

    アガルートの社会福祉士講座の悪い口コミ・評判

    アガルートの社会福祉士講座の悪い口コミについても紹介します。

    アガルートの社会福祉士講座は2021年に開設されたばかりであるため、口コミが非常に少ないものの、2つの不満点が述べられていました。

    最初、教材が届いた時には「こんなにも覚えなくてはいけないことがあるのか!」と受講を決めたことを後悔しました。

    (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

    正直初めは100時間以上のボリュームは多いと感じていました

    (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

    テキストと講義動画それぞれの量の多さに不満を訴えていますが、実際にアガルート社会福祉士講座のテキスト冊数や講義動画の再生時間は比較7社の中で最多です。

    社名 メインテキスト 講義動画
    アガルート 7冊 151時間
    資格の大原 6冊
    (内3冊別売)
    48時間
    福祉教育カレッジ 3冊 50時間
    ふくし合格ネット 3冊 55時間
    ユーキャン 5冊
    +過去問3年分
    東京アカデミー 2冊
    +過去問1年分
    小高塾 総ページ数210 小テスト49回分の解説

    (引用元:各通信講座公式HPより当サイトにて集計)

    アガルートの講座は基礎から学べることと、重要であれば重複する内容であっても飛ばさないスタイルであることから、テキストも講義動画も量が多くなる傾向にあります。

    また、講義動画を見て学習する際に、大事だと感じたポイントをテキストに書き込める空白スペースがあることも、テキストのボリュームが多くなる要因の1つでしょう。

    社会福祉士は司法書士などの最難関国家試験と比較すると高合格率ですが、医療系国家資格の中では最難関であるため、テキストや講義動画の再生時間が決して多すぎるわけではありません。

    主な国家資格試験の合格率

    社会福祉士含む国家試験の合格率グラフ

    (引用元:厚生労働省社会福祉士に関する参考資料より当サイトにて集計)

    国家資格 合格率(全国平均) テキスト 講義動画
    司法書士 5.1% 8冊
    +過去問
    457時間
    行政書士 10.7% 5冊
    +関連4冊
    340時間
    社会福祉士 29.3% 7冊 151時間
    精神保健福祉士 64.2%
    介護福祉士 71.0% 3冊 30.5時間
    看護師 90.4%
    保健師 94.3%
    理学療法士 79.0%

    (引用元:アガルート公式HPおよび厚生労働省発表資料より当サイトにて2021年の数値を集計)

    アガルートの司法書士試験対策講座では総合テキストだけで8冊あり、講義動画は社会福祉士講座の3倍以上の457時間もあります(入門総合カリキュラム・フルの場合)。

    医療系国家資格に限定して比較した場合は、介護福祉士であればテキストも講義動画も半分以下の量ですが、合格率に大きな開きがあります。

    社会福祉士は10人中7人が不合格となる難関試験であるため、アガルートのテキスト数や動画再生時間は決して過剰ではなく、より高い合格率を求めるのであれば必要な量であるといえるでしょう。

    アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

    アガルート社会福祉士講座の実際の講義風景

    アガルートの社会福祉士講座は、講義動画とテキストの両方を使用して合格を目指す学習スタイルであるため、実際の講義風景がどのようなものか気になる方も多いでしょう。

    • 黒板を使用しないため、チョークで文字を書いて受講者を待たせることがない
    • すき間時間を活用できるeラーニングに対応している
    • 社会福祉士の試験勉強を経験したプロの講師陣が、受験生の視点で分かりやすく解説してくれる

    黒板にチョークで文字を書く従来の講座スタイルでは、書き終わるまでの待ち時間が生じてしまいます。

    一方、アガルートの社会福祉士講座ではすでに書き込みを済ませたテキストを黒板代わりに使用するため、受講者を待たせることがありません。

    さらに、スマートフォンがあればいつでもどこでも要点がまとめられたテキストを閲覧できるため、学習効率が非常に高いといえるでしょう。

    動画内で解説してくれる講師陣も、社会福祉士の試験勉強を経験したことで理解しにくいポイントを把握しているため、受講者がつまずかないように分かりやすく教えてます。

    働きながら勉強する人や、家事や子育てで忙しくて勉強時間を確保しづらい人でも利用しやすいことが、アガルート社会福祉士講座の大きな強みの1つです。

    まずは黒板を使用しない実際の講義風景について、詳しく見ていきましょう。

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    黒板を使用しない効率的な講義

    社会福祉士の通信講座は、資格の大原であれば通学者向けの講義が配信され、福祉教育カレッジであればWEB受講者向けの講義が配信されますが、いずれの場合も黒板を使用していました。

    黒板に文字を書きながら口頭で説明するスタイルは、誰もが馴染みある学習法ですが、実は「書くスピード」と「話すスピード」には大きな隔たりがあります。

    書くスピードはどのくらい?

    書くスピードは読む速度より格段に遅くなります。速くてもきれいな字が書けるかどうかという問題もありますが、板書の場合は「読む力」と「記憶力」も必要です。

     

    話す(音読)スピードはどのくらい?

    私たちは日常、1秒間あたり6~7文字(1分360〜420文字)を話します。
    ニュース等の読みながら話す場合は1分間に約300文字、スポーツや競馬の実況ではその瞬間の実況が求められるので700〜800文字ほどの速さになります。

    (引用元:日本速脳速読協会)

    日本速脳速読協会が公表している「書く」「話す」具体的なスピードを表にまとめました。

    書く速度の平均 30~40文字/分
    話す速度の平均 360~420文字/分
    話す速度
    (ニュース)
    約300文字/分
    話す速度
    (競馬実況)
    700~800文字/分

    (引用元:日本速脳速読協会)

    講義を担当する講師によって差が出るものの、黒板に文字を書くスピードは1分あたり30~40文字であり、話すスピードは1分あたり300~420文字程度と考えられます。

    書くスピードと話すスピードに大きな隔たりがあること自体は、小学校の頃から当たり前の授業スタイルだったため、違和感はありません。

    ただし、人は聴覚より視覚から得られる情報量の方が多いため、1分あたりの目にする文字数を30~40文字よりも大きく引き上げた方が効率的な学習が可能です。

    そこで注目すべきポイントが、アガルートの社会福祉士講座では黒板に文字を書かない講義スタイルをとっている点でしょう。

    アガルート社会福祉士講座の講義動画の写真

    (引用元:アガルート公式HP)

    上記写真のように、アガルート社会福祉士講座では黒板に代えて自社作成のテキストを使用します。

    さらに、重要な言葉にマーカーや線をあらかじめ引いておき、補足事項を書き加えた状態で講義を始めます。

    項目 黒板を使用した講義 テキストを使用した講義
    重要事項 これから手書き 書き込み済
    手書きを待つ時間 あり なし
    重要事項の説明 聞いて理解 聞いて見て理解
    見る情報量 30~40文字/分 300~420文字/分
    聞く情報量 300~420文字/分 300~420文字/分
    繰り返し学習効果 書き込みを見るだけで復習になる

    (引用元:日本速脳速読協会およびアガルート公式HP)

    書き込みを終えた状態で学習をスタートさせると、受講者は見る情報量が大幅に増えるため、非常に効率的な学習法といえるでしょう。

    広い教室で講師がテキストを掲げて説明したところで生徒は文字が見えないため、テキストを使用した効率的な講義は、テキストだけを画面に表示して配信できる現代だからこそ可能な手法です。

    受講者が使用するテキストをそのまま使うことで、1体1の個別学習のような雰囲気を味わる点でも優れているといえるかもしれません。

    ただし、テキストを使用した手法に欠点がないわけではありません。

    テキスト授業の良い点 テキスト授業の悪い点
    分かりやすく、復習しやすい 進行が早い
    板書の時間と手間が減り、演習の時間が増える 手を動かないため眠くなる
    説明を集中して聞ける 手を動かした方が理解しやすい
    進行がスムーズ 分かった気になってしまう
    書き忘れ・写し間違いがない

    (引用元:東京工業高等専門学校研究報告書)

    板書なしで進行する講義は進行が早いなどの欠点がありますが、その欠点はライブ授業におけるものであるため、通信講座であれば進行が早いと感じたときは一時停止が可能です。

    手を動かさずに眠くなる問題点も、送られてくる教材は赤文字や赤線の書き込みがまだされていないため、講義動画に沿って書き込んだり余白を使って自由に書き込んだりすれば解消できるでしょう。

    黒板を使用した通常の授業とテキスト(プリント)を使用した授業では、テキスト(プリント)を使用すると平均得点率が2%上昇する研究報告書もあります。

    ・板書を主とし,演習と宿題を課す「通常授業」
    ・プリントを用いて効率的に授業を進め,その分演習を増やす「プリント授業」

     

    通常授業と比較して,プリント授業は平均得点率が約 2%上昇し,プリント授業が最も成績がよい事が分かった。この結果は学生の評価とも合致しており,「分かりやすい」と評価された順に成績が良い事が分かった。

    (引用元:東京工業高等専門学校研究報告書)

    わずか2%の得点率の差であっても、総得点150点の社会福祉士国家試験においては3点の差が出る可能性があります。

    難関国家試験では1点差で合否の結果が異なることがあるため、黒板でなくテキストを使用したアガルートの効率的な講義を受講するとより安心できるかもしれません。

    アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

    すき間時間を有効活用できるeラーニング対応

    アガルート社会福祉士講座は黒板を使わない効率的な講義を行っているだけでなく、さまざまな面から学習効率を押し上げる工夫がされています。

    講義動画の工夫 効果
    ストリーミング再生 スマホやパソコンなど再生できるデバイスが多い
    ネット環境があれば家の外でも学習可能
    音声付きの早見再生 ゆっくり聞きたいときは「0.5/0.75倍速」
    時短したいときは「1.25/1.5/1.75/2.0/2.5/3.0倍速」に変更できる
    音声ファイル再生 講義音声だけをダウンロードして持ち歩ける
    通学・通勤時でも「聞く学習」ができる
    1回10分程度 科目や要所ごとに小分けにされている
    隙間時間を有効活用できる
    進捗表示対応 どこまで視聴したかすぐに分かる
    モチベーションを維持しやすい
    しおり機能 もう一度学習したい所にしおりを挟める
    試験直前学習を効率的に行える
    テキスト表示1 講義動画内でテキストが表示される
    一時停止状態させれば疑似的なデジタルテキストとして使用できる
    (しおり機能と併用すると、覚えたいページをすぐに表示できて便利)
    テキスト表示2 動画内テキストは重要事項に赤線が引いてある
    覚えるべきポイントがすぐ分かる

    (引用元:アガルート公式HP)

    いくつかある工夫の中でも、アガルートの社会福祉士講座を利用して合格した人たちの多くが、いつでもどこでもストリーミングできる利便性の良さにメリットを感じています。

    仕事の休憩時間や夜中、子どもの送迎時の待ち時間、移動時間等隙間時間にいつでも、家はもちろん、車の中、スタバ、病院の待合室、飛行機や新幹線の中等どこでも講義が視聴できること、スマホ、PC、タブレット等様々な機器が使用できることも私の生活スタイルには合っていて学習を進めていくことが簡単にできました。

    (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

    スマートフォンは多くの人が日常的に持ち歩いているデバイスであり、テキストのように広げるスペースも必要ないため、学習に取り掛かるまでのハードルが非常に低いでしょう。

    学習の中断や再開も動画の再生・一時停止ボタンを押すだけで、すき間時間が1分しかなかったとしても学習する価値があります。

    また、ストリーミング時の早見再生や、ストリーミングができない環境で役立つ音声ファイルダウンロードも非常に便利です。

    私は、講義を単元ごとに聞いたら過去問題を解き、躓いた部分を再度学習するようにしました。単元の動画の番号を記入したり、倍速が変更できるので、何度も聞くときに1・5倍速度で聞くようにすることで、膨大な勉強時間が必要と言われている社会福祉士の国家試験を通勤や隙間時間などを使い、効率よく勉強できたと思います。

    (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

    やってみて効果的だった方法としては、通勤時に自動車運転しながら音声ファイルだけ聞いておいて、帰宅後自宅でテキストを開きながら講義をみるというものです。予習復習を繰り返しながら進められて非常に良かったです。

    (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

    講義動画は「全体把握の流し聞き」「理解を深める本気聞き」「理解を確認するおさらい聞き」のように複数回視聴すると記憶に残りやすいため、早見再生を駆使して効率的に学習するといいでしょう。

    また、講義動画の音声ファイルをダウンロードすればWi-Fi環境がない通学・通勤時でも学習できます。

    音声を一度聞いておけば講義動画を早見再生しても理解しやすいため、自宅学習の効率化を図れるでしょう。

    アガルートの社会福祉士講座は、講義動画をより有効活用していくための工夫がなされているため、テキストの学習だけでは不安な方にとって非常に相性の良い講座だといえます。

    アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

    試験突破の効率を重視する有資格者の講師陣

    アガルートの社会福祉士講座は、黒板を使わない講義スタイルが特徴的ですが、肝心要である講義を担当する講師陣の質が気になる方もいるでしょう。

    アガルートの社会福祉士講座を担当する講師は、全員が社会福祉士の資格を持っている上に、働きながらでも資格取得を目指せる勉強法を熟知しています。

    橋口 貴俊 講師

     

    アガルート社会福祉士講座講師陣

    (引用元:アガルート公式HP)

    橋口 貴俊 講師

    社会福祉士としての専門性を高めるため、社労士と行政書士の試験に、働きながら独学で合格する(社会保障や法律系の問題にはめっぽう強い)。 社会人のための効率の良い学習方法を追究した結果、80日の短期間で、難関と言われる行政書士試験の一発合格に至る。

    (引用元:アガルート公式HP)

    橋口 貴俊 講師は社会福祉士国家資格だけでなく、社労士や行政書士の国家資格も有しており、受験生がつまずきやすい社会保障や法律の分野をかみ砕いて解説することに長けています。

    講座を通じて効率的な学習のノウハウを伝えるとメッセージを発しているため、働きながら資格取得を目指す社会人にとって心強い味方であるといえるでしょう。

    清水 義也 講師

    アガルート社会福祉士講座講師陣

    (引用元:アガルート公式HP)

    清水 義也 講師

    社会福祉士国家試験では,知識の他,法改正が行われる目的や実際の業務にどのように活かされるか,イメージすることが大切になります。実際に働いた事がない分野はイメージをつかむのはなかなか難しいかと思います。そこで,これまでの講師や業務経験(特に児童福祉,障害福祉,生活困窮)からこのイメージを伝えていければと思います。 皆さんが効率よく学習できるようにサポートしていきます。一緒に頑張りましょう!

    (引用元:アガルート公式HP)

    清水 義也 講師は児童デイサービスの管理者や自立支援機関の相談支援員など、実際に社会福祉士が働く現場を複数経験しており、「法改正が行われる目的」や「実際の業務への影響」を熟知しています。

    受講者が詰め込む知識を、試験に役立つ武器になるまでイメージを膨らませてくれる解説を期待できるため、効率良く学習していけるでしょう。

    清水 義也 講師

    アガルート社会福祉士講座講師陣

    (引用元:アガルート公式HP)

    清水 義也 講師

    社会福祉士の資格は、ただ暗記をするだけではなく、法律・福祉政策など多くのジャンルについて学び、深く理解しなくてはなりません。しかし、そこが面白いところであり、文系理系の枠にとらわれず様々な方にトライしていただく価値のある資格だと思います。

    皆さんがこの資格を目指された動機は様々だと思いますが、私自身の経験を活かし学習上工夫できるポイントをお伝えできればと思います。

    (引用元:アガルート公式HP)

    清水 義也 講師は2022年に社会福祉士国家試験に合格したばかりの新米講師ですが、試験の半年前まで異なる分野で働いていた異色の経歴の持ち主です。

    福祉の知識がない状態で勉強を始めて見事合格を果たしているため、これから合格を目指す方はぜひ学習のテクニックを教えて欲しいと感じるでしょう。

    社会福祉士講座「合格カリキュラム」の受講者であれば、勉強方法などを紹介するスペシャル動画を通じてテクニックを自分のものにできます。

    アガルートの社会福祉士講座は受講を決める前であっても講師の学歴やメッセージを公式HPで閲覧できるため、気になる方はぜひチェックしましょう。

    アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

    アガルート社会福祉士講座のテキストの強み

    アガルートの社会福祉士講座は講義動画から学習をスタートし、次に過去問を解き、分からない問題があれば解説動画で学んでいくスタイルであるため、テキストを単独で使用する機会は多くありません。

    ただし、アガルートの社会福祉士講座では講義動画で常にテキストを用いて解説していくため、テキストの完成度は非常に重要です。

    • 未掲載の知識は「捨てるべき」と断言するほど的中率の高いテキストを使用している
    • 初心者でも分かりやすい図やイラストを用いたカラーテキストを使用している
    • 過去問の解説に特化したテキストを別に用意している

    アガルートが自社で製作しているテキストは、合格基準点を取ることに特化しているため、難解な問題は意図して掲載していません。

    それでいて試験の出題率が非常に高い内容で構成されており、例えば行政書士試験のテキストにおいては出題カバー率97.8%を誇ります。

    社会福祉士の出題カバー率は非公表ですが、未掲載の知識は「捨てるべき」と断言するほど的中率の高いテキストを製作しているため、社会福祉士試験においても高い出題率が期待できるでしょう。

    初心者でも分かりやすいようにカラーの図やイラストを挿入し、得点力アップにつながる過去問の解説に特化したテキストも用意しているため、社会福祉士の試験に初めて挑戦する方に非常におすすめです。

    一度試験に挑戦して合格できなかった学習経験者であっても、学習の要点が絞り込まれたアガルートのテキストは学び直しに最適といえるでしょう。

    アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

    未掲載の知識は「捨てるべき」と断言するほど的中率の高いテキスト

    アガルート社会福祉士講座資料

    (引用元:アガルート公式HP)

    テキストに載っていない知識が必要な問題は,たとえ過去問であっても,捨てるべき問題です。解答と解説は示していますが,深入りせずに飛ばしていきましょう。

    (引用元:アガルート公式HP)

    アガルートは上記の通り、テキストに載っていない知識が必要な問題は、たとえ過去問であっても捨てるべき問題であると断言しています。

    • 社会福祉士国家試験の合格基準は150点中90点が目安(約60%)
    • 満点を取る必要がなく、標準的な問題を確実に得点すれば合格できる
    • 過去問であろうと難解な問題は捨てて、標準的な問題の正答に学習時間を割いた方が効率的
    • 難関な問題は解く時間も長いため、標準的な問題の見直しに時間を割いた方が得点が安定する

    社会福祉士試験の合格基準点は150点中90点(約60%)であるため、満点を取る必要がありません。

    難解な問題は捨て、標準的な問題を確実に正答すれば合格できます。

    試験時間の多くを標準的な問題の回答と見直しに使うことで、ケアレスミスをしがちな方でも合格率が高くなるでしょう。

    アガルートのテキストは、難解な問題を捨てながらも膨大な試験範囲の中から必要かつ十分な量を盛り込んでいるため、テキストをきちんと学習すれば合格ラインに乗る知識が十分身に付くでしょう。

    実際に合格した人の中にも、基礎問題をきちんと理解していたことで合格できたと感想を語る方がいます。

    実際今回の受験問題についても、基礎をきちんと理解していれば回答できるものが多かったと思います。難問に勉強時間を費やすよりも、基礎を何度も見直し、完璧に近づける勉強をしたことが、今回の結果に繋がったのだと思います。教材の一言一句を覚えることが出来ればいいですが、そんなことは無理だと思いますので、このような講義を求めていました。

    (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

    社会福祉士国家試験に向けての幅広い知識は、独学では難しいと感じましたが、アガルートアカデミーの総合講義では、基礎からしっかり教えてくださり、出るポイントに絞ったテキストだったので、動画を聞きながら少しずつ覚えることができました。

    (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

    特に第36回、第37回試験は基礎的な問題が増えていくと予想されるため、基礎こそ大事にすべです(※基礎的な問題が増えていく話は後述します)。

    載っていない問題は捨てるべきと断言する学習スタイルで全国平均の合格率29.8%(過去10年平均)を大きく上回る67.74%を叩き出しているため、信頼に足るテキストであるといえるでしょう。

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    初心者でも分かりやすい図やイラストを用いたカラーテキスト

    アガルート社会福祉士講座教材写真

    (引用元:アガルート公式HP)

    アガルート社会福祉士講座のテキストは、視覚的に情報を得やすいフルカラー仕様であるため、初めて目にする内容であっても知識を吸収しやすい特徴があります。

    特に社会福祉士の試験勉強をする上でつまずきやすいところにイラストが用いられており、視覚的にイメージしやすいため、合格者の中にはテキストの見やすさにメリットを感じたと述べる方もいます。

    アガルートのテキストは、図表によって整理されているのがよかったです。漏れがないという安心感を得ることができました。また、テキストの大きさが小ぶりだったので机上の学習時だけではなく移動時にもバッグに入れて持ち運びに便利であったので活躍してくれました。また、科目の項目が細分化されていたのでわかりやすかったです。

    (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

    白いページに黒文字だけを羅列されると見るのも苦になることがあり、人は色を覚えることで記憶力が上がる性質もあるため、色や図は非常に大事でしょう。

    色を覚えることで記憶力が上がる その理由は?

    私たちの脳は何かを覚えるとき実に様々な要素に分けて記憶しています。

    色についていうと眼から入ったものの視覚情報は網膜で明るさと色で分解されて脳の映像処理をする部位に送られます。この際に色は網膜にある錐体細胞という物で色を認識するのですが、この細胞は 青 赤 緑 にそれぞれ強く反応するものに分かれています。

    そしてその細胞の働きにより脳で映像として処理されるのですが、映像として見ている最中と後から思い出すなどして記憶から取り出す時ではその色の正確性が全く違います。

    例えば自宅のドアの色、どのような色か正確に思い出せますか?黒や白など一色であれば簡単かもしれませんが、茶色など中間的な色の場合は毎日見ているはずなのに正確な色合いを思い出すのが困難です。

    このように色の情報ひとつでも正確に思い出すのが困難になると思い出そうとするもの全体も曖昧な情報となってしまいます。

    曖昧な記憶を防ぐためには正確な色を覚えることがとても重要になるのです。

    (引用元:任天堂DSソフト速読術 開発会社ジニアス公式HP)

    テキストで学習するとき、重要な単語にマーカーを引く方も多くいますが、色を付けると後で見返すときに便利なだけでなく、単語を色と共に記憶することで学習効果が向上するメリットもあります。

    ただし、単語に色を付けても、イラストにまで色を付けて覚えようとする方はほとんどいないでしょう。

    • アガルートのテキストはイラストにもカラーが付いている
    • イラストは理解が難しい所で使用されるため、難問として試験に出ても記憶を引っ張り出しやすい

      アガルートのテキストはイラストもカラー化されており、難問として試験で出題されても記憶を引っ張り出しやすいメリットがあります。

      フルカラーやイラストの多用は教材代が高くなり、ページ数が増える欠点もありますが、合格すれば全額返金の特典を利用できるため、十分に元を取れるでしょう。

      図やイラストを用いたアガルートのカラーテキストは、初心者にとってプラスの面が大きいといえます。

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      過去問の解説に特化したテキストを別に用意

      アガルート社会福祉士講座テキスト

      (引用元:アガルート公式HP)

      社会福祉士国家試験の過去問は、社会福祉振興・試験センターの公式HPから無料で問題と正答一覧をダウンロードできますが、解説が一切ありません。

      その点、アガルートの社会福祉士講座であれば過去問のために2冊のテキストを用意しており、選択肢の1つ1つがなぜ不正解でなぜ正解なのかを丁寧に解説してくれます。

      問題のすぐ横に解答と解説を掲載しているため、1問ずつ理解を深めていきたい初学者にとって学習効率が高いテキストといえるでしょう。

      解説がとても分かりやすく教科書にも見開きのページに書いてあるのですぐポイントが学べ、空白もあるので、大事なことを記入したりしました。
      過去問は3回以上はやりました。
      チェックボックスがあるので、できる問題には〇を間違えてしまったところはチェックをつけ間違えやすい問題が分かりやすく、自分の苦手な問題がわかり勉強もしやすかったです。

      (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

      過去問専用のテキストには正解不正解の記録欄があるため、自分が苦手とする問題を把握しやすいメリットもあります。

      会社名 過去問テキスト
      アガルート 2冊
      (過去3年分+解説)
      資格の大原 1冊
      (別売)
      福祉教育カレッジ 2冊
      (第34回+重要問題)
      ふくし合格ネット 1冊
      ユーキャン 過去3年分
      (テキストでない)
      東京アカデミー 過去1年分
      小高塾

      (引用元:各通信講座公式HPより当サイトにて集計)

      アガルートだけでなく福祉教育カレッジも過去問に特化したテキストが2冊付属しますが、過去3年分の問題と解説がまとめられているのはアガルートだけです。

      アガルートの社会福祉士講座は過去問への力の入れ具合が非常に大きいため、基礎を覚えてすぐ実践に移りたい受講者に最適な講座といえるかもしれません。

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      アガルート社会福祉士講座の合格サポートの強み

      アガルートの社会福祉士講座は黒板を使わない効率的な講義動画や、的中率の高いテキストを使用するなどの強みがありますが、学習サポートについても優れた特徴があります。

      • 申し込む前に実際の講義やテキストを無料で試せる
      • 分からないことはオンラインで講師に直接質問できる
      • 最大20%OFFの割引制度を受けられる
      • モチベーション維持につながるゴールが用意されている

      アガルートの社会福祉士は講座を申し込む前に講義動画やテキストを無料で試せるため、自身に合っているかどうかを確かめてから受講を決定できます。

      受講を決めたあとは24時間いつでも何回でも講師に質問できるため、分からない問題があったとしても恐れることはありません。

      また、講座料金が安くなる割引制度も設けられており、アガルート以外の社会福祉士講座を利用していた方や、社会福祉士試験を過去に受けたことがある方は受講しやすい環境だといえるかもしれません。

      合格カリキュラムを受講すれば過去に試験を受けたことがあるなしに関わらず全額返金の特典を利用できるため、まったくの初学者であってもおすすめです。

      アガルート社会福祉士講座は申し込んで教材が届くだけでは終わらず、個別指導のような手厚いサポートを受けられるため、モチベーションの維持が不安な方にとって特におすすめの講座といえるでしょう。

      受講を決定する前から合格までのサポートの強みを詳しく紹介します。

      アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

      申し込む前に実際の講義やテキストを無料で試せる

      アガルート社会福祉士講座無料体験

      (引用元:アガルート公式HP)

      アガルートの社会福祉士講座は一発合格率85.7%を誇りますが、どんなに高い合格率でも自身に合っているかどうかは別問題であるため、実際の動画やテキストを見て受講を判断したい方も多いでしょう。

      その点、アガルートの社会福祉士講座では無料で体験できる講義動画やテキストが複数公開されているため、講座を申し込む前に自身に合っているかどうかの判断が非常にしやすい利点があります。

      無料体験の種類 講義時間 会員登録
      基礎問題修得講座
      +テキスト
      6分57秒 不要
      総合講義
      +テキスト
      19分59秒 不要
      過去問解説講座
      +テキスト
      6分20秒 不要
      総合講義(第8章)
      +テキスト
      約3.5時間 必要(無料)

      (引用元:アガルート公式HP)

      アガルート公式HPを調べてみると、基礎から総合、過去問まで3つの講義動画が公開されており、合わせて30分以上の無料体験を会員登録なしですぐに試せることが分かりました。

      さらに多くの講義動画やテキストを確認したい場合には、無料会員に登録すると一気に3.5時間もの講義動画と対応テキストを体験できます。

      アガルートの社会福祉士講座の口コミでも紹介しましたが、アガルートを選んだきっかけとしてもっとも多く挙げられていた理由が「無料体験」です。

      アガルートを選んだ主な理由 選んだ人の数
      実際の講義やテキストを事前に体験できたから 6人/11人
      全額返金の合格特典があるから 2人/11人
      スマホでいつでも講義を聞けるから 1人/11人
      学習効率が良いから 1人/11人
      ほかの会社より安かったから 1人/11人

      (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

      4つの講義動画の無料体験では、学習の時短に役立つ「音声付きの倍速再生(0.5~3.0倍)」を試せるため、実際に申し込んで学習を開始したときのイメージが大きく膨らむでしょう。

      オンライン受講相談

      また、アガルートの社会福祉士講座では、無料体験のほかに「無料受講相談」と「無料問い合わせメール」をサポートしています。

      アガルート社会福祉士講座無料相談

      (引用元:アガルート公式HP)

      • 社会福祉士講座を利用して本当に合格できるの?
      • 講座内容が自分に合っているの?
      • 講義動画やテキストを一週間にどれくらい勉強すれば良いの?

        講座を利用して本当に合格できるのか、講座の内容は自分に合っているのか、勉強時間やペース配分など、受講するにあたって生じる不安や疑問を専門スタッフが回答してくれます。

        相談方法は「Zoom」「電話」「メール」から選べるため、対面や電話でじっくり話したりメールで要点だけ問い合わせたり、自身に合った方法で「受講相談」できるでしょう。

        もしも「受講相談」ほどの本格的な問い合わせに抵抗がある場合は、アガルート公式HPの「お問い合わせ」ページから簡単な問い合わせも可能です。

        項目 受講相談 問い合わせメール
        相談内容 受講を考えた場合の不安
        (学習ペースなど)
        講座内容に関する疑問
        (テキスト1冊のページ数など)
        相談方法
        • Zoom
        • 電話
        • メール
        • メール
        相談料 無料 無料
        回答者 試験科目の専門スタッフ カスタマーセンター

        (引用元:アガルート公式HP)

        また、「お問い合わせ」ページでは「よくあるお問い合わせ」の閲覧も可能で、教材の発送タイミングや発送連絡の有無など小さな疑問に対する回答がいくつも掲載されています。

        相談メールを送ることが苦手な方であっても役立つ情報が多く掲載されているため、アガルートの社会福祉士講座を検討している方はぜひチェックしましょう。

        アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

        分からないことはオンラインで講師に直接質問できる

        アガルート 社会福祉士

        (引用元:アガルート公式HP)

        アガルートの社会福祉士講座は、受講を申し込む前にサンプル動画を視聴や受講相談など多くのサポートを受けられますが、受講を申し込んだ後はオンラインで直接講師に質問できます。

        オンライン質問制度は無制限ではないものの、受講期間中に30回も利用できるため、回数としては十分でしょう。

        アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

        最大20%OFFの割引制度を受けられる

        アガルート社会福祉士講座割引

        (引用元:アガルート公式HP)

        アガルートの社会福祉士講座は受講者サポートの一環として、受講料金の割引制度を設けているため、詳しく見ていきましょう。

        割引制度 割引率 割引条件
        再受験 10%
        OFF
        過去に社会福祉士国家試験を
        受けたことがある方
        他校乗換 20%
        OFF
        他の有料通信講座を
        利用されていた方
        再受講 20%
        OFF
        アガルートの社会福祉士講座を
        過去に利用されていた方
        他資格試験
        合格者
        10%
        or
        20%
        OFF
        ・介護福祉国家試験
        ・介護支援専門員試験
        ・臨床工学技士国家試験
        いずれかの合格者
        家族割引 10%OFF 家族がアガルート講座の受講生

        (引用元:アガルート公式HP)

        過去に社会福祉士試験を受けたことがある方や、家族がアガルート講座の受講生である方は、社会福祉士講座料金が10%安くなる割引が適応されます。

        アガルートを含めた有料の社会福祉士講座を利用したことがある方は、講座料金が20%も安くなるため、再受験のハードルが大きく下がるでしょう。

        他資格試験合格者割引のみ割引率に変動があり、アガルートの講座を利用して介護福祉士、介護支援専門員、臨床工学技士のいずれかの試験に合格した方は20%の割引が適用されます。

        他資格試験合格者割引において、アガルート以外の講座を利用して介護福祉士などの福祉系国家資格に合格した方は10%の割引が適用される仕組みです。

        なお、各種割引制度の利用には一定の手順が必要であるため注意しましょう。

        証明書をご準備の上、 申請フォームよりクーポンをお申込みください。
        申請結果を会員登録のメールアドレス宛にご案内します。

        お持ちのクーポンを適用いただきお申し込みください。

        (引用元:アガルート公式HP)

        割引制度を利用するために提出する証明書は、例えば過去に社会福祉士国家試験を受けたことがある方の割引であれば、受験票等のデータ(写真撮影するなど)が証明書に該当します。

        クーポンを申請して無事に発行された後、講座を申し込みときにクーポンコードを入力して決済することで割引が適用されます。

        アガルートの社会福祉士講座では合格すれば全額返金の特典を利用できますが、初期費用を抑えたい方は積極的に利用しましょう。

        各割引の情報をより詳しく知りたい方は、アガルート社会福祉士講座の公式HPをチェックしてください。

        アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

        モチベーション維持につながるゴールが用意されている

        アガルート社会福祉士合格特典

        (引用元:アガルート公式HP)

        アガルートの社会福祉士講座では、資格試験に合格した場合に「全額返金」または「Amazonギフト券のコード1万円分」のいずれかを選べる豪華特典が付いてきます。

        特に全額返金が魅力的であり、アガルートの公式HPで公開されている合格体験記を語る11名全員が全額返金特典を選んでいます。

        全額返金の特典がゴールにあることで、受講を決めるきっかけやモチベーション維持につながったとする声が複数ありました。

        合格インタビューと受験料返金制度を行なっていたアガルートさんを見つけ、絶対合格してインタビューを受け、去年の借りを返そうとの思いで受講を決意しました。

        (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

        過去の受験で思うように結果が出せず、良い学習教材を探していたところに、アガルートの講座を見つけました。オンラインで受講できる、嚙み砕いた解説、という文言に期待を持ち、受講を決めました。合格特典にも惹かれて、特典をもらってやるぞ!と、とても励みになりました。

        (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

        他の講座とも迷いましたが、スマホでいつでも授業が聞けるというのは時間が育児に仕事で追われている自分にはとでもあっているのではないかと思い受講を決めました。合格特典があるのもとても魅力で、合格するぞ!のモチベーションを維持できました。

        (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

        アガルートの社会福祉士講座はいつでもどこでもスマートフォンで学習できる手軽さも人気ですが、講座料金は決して安くありません。

        合格して全額返金の特典を利用できれば学習努力の面でも自己投資の面でも報われるため、毎日こつこつ勉強することが苦手な方でもモチベーションを維持しやすいでしょう。

        なお、特典利用には「合格通知書データの提出」「合格体験記の提出」「合格者インタビューへの出演」など、試験合格以外にいくつか条件があります。

        合格体験記の内容 記入する文字数の目安
        社会福祉士国家試験を目指した理由・契機 約130文字
        アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ 約150文字
        合格体験記・学習上の工夫 約600文字
        総合講義のご感想・ご利用方法習上の工夫 約500文字
        過去問解説講座のご感想・ご利用方法 約300文字
        自由記載欄(講師へのメッセージ等) 約100文字
        合計 約1,780文字

        (引用元:アガルート公式HP合格者の声より当サイトにて集計)

        「合格体験記」では『社会福祉士国家試験を目指した理由・契機』など6項目の合計で約1,780文字の文章を記入するため、受験勉強を振り返りながら記入すると1時間以上掛かるかもしれません。

        「合格者インタビュー」は11名中7名の動画がアガルート公式HPで公開されており、平均すると1名あたり7分51秒の受け答えをしていました(Zoomによるオンラインインタビュー)。

        「合格通知書データの提出」はスマートフォンのカメラ機能を使って写真を撮影して送信すれば時間はそうかかりませんが、すべての条件を満たすためにはある程度の時間を必要とします。

        ただし、体験記の記入もインタビューも試験勉強をやり切った後に行われるため、時間に余裕が生まれている方も多いでしょう。

        特典を利用するかどうかは合格発表の後に決定できるため、まずは全額返金の可能性があると意識してモチベーションを高め、日々の勉強に励んでいくと良いかもしれません。

        アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

        アガルート社会福祉士講座の合格率・合格実績は?

        (引用元:アガルート公式HP)

        アガルートの社会福祉士講座は受講者の合格実績が公表されており、令和5年(第35回)においては全国平均より20%以上高い数値を記録しています。

        項目 アガルートの合格率 全国平均 アガルートの優位性
        受験者全体 67.7% 44.2% +23.5%
        新卒 85.7% 65.3% +20.4%
        既卒 30.3%
        既卒初学者 85.7%

        (引用元:アガルート公式HPおよび厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

        令和5年(第35回)では、アガルートは「受講者全体の合格率」と「初めて受験した者の合格率」を公開しており、新卒または既卒初学者一発合格率は85.7%と非常に高い数値を記録していました。

        既卒全体の情報は公開されていませんが、受験者全体と新卒の両方でアガルートは全国平均より20%ほど高いことから、「既卒全体」の合格率においても20%程度高いことが予想されます。

        ただし、アガルートの社会福祉士講座は開設して2年の新しい講座であるため、最新試験である令和5年(第35回)以外の情報がありません。

        参考として、アガルートで開設されている社会福祉士以外の講座の合格率を合わせて紹介します。

        国家試験 アガルート 全国平均との比較
        司法試験 全国の合格者1,421名のうち
        641名がアガルート受講生(占有率45.0%)
        行政書士試験 合格率
        56.11%
        全国平均の
        4.01倍
        司法書士試験 合格率
        15.4%
        全国平均の
        2.96倍
        社会保険労務士試験 合格率
        28.57%
        全国平均の
        4.46倍
        弁理士試験 合格率
        34.4%
        全国平均の
        5.6倍
        宅地建物取引士試験 合格率
        64.8%
        全国平均の
        3.77倍
        マンション管理士試験 合格率
        42.64%
        全国平均の
        4.22倍
        管理業務主任者試験 合格率
        61.60%
        全国平均の
        2.81倍
        賃貸不動産経営管理士試験 合格率
        87.31%
        全国平均の
        3.10倍
        競売不動産取引主任者試験 合格率
        86.30%
        全国平均の
        2.80倍
        土地家屋調査士試験 合格率
        53.65%
        全国平均の
        5.58倍
        測量士補試験 合格率
        95.2%
        全国平均の
        2.96倍
        測量士試験 合格率
        67.61%
        全国平均の
        6.56倍
        技術士試験 合格率
        1次試験60.00%
        2次試験77.78%
        全国平均の
        1.43倍
        6.65倍
        中小企業診断士試験 合格率
        1次試験72.22%
        2次試験35.71%
        全国平均の
        2.50倍
        1.91倍

        (引用元:アガルート公式HP)

        合格率の全国平均が5%ほどしかない難関司法書士試験から、全国平均で42%ほどある技術士試験まで、いずれの資格試験においてもアガルートの受講者は全国平均を大きく上回る合格率を記録していました。

        全国平均の合格率をどの程度上回るかについては、行政書士が4.63倍で社会福祉士が1.53倍と大きな差がありますが、講座料金にも大きな差があります。

        講座 全国平均に対する合格倍率 講座価格(税込)
        行政書士講座 入門総合カリキュラム フル 4.63倍 261,800円
        社会福祉士講座 合格カリキュラム 1.53倍 65,780円

        社会福祉士講座は、全国平均に対する合格率が高い行政書士講座と比較して4分の1程度の講座費用であり、自己投資にかかる費用を抑えた上で資格試験に挑めます。

        社会福祉士講座の費用対効果は、より難関である資格試験講座と比較しても決して負けていないため、合格の確実性を高めたい方はぜひアガルートの社会福祉士講座を利用しましょう。

        なお、他社の通信講座の合格率との比較は後ほど詳しく紹介するので、そちらもぜひ参考にしてください。

        アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

        アガルート社会福祉士講座の4つのコース

        アガルートの社会福祉士講座では4つのコースが設けられており、それぞれ自身の学習状況に合ったコースを選択できます。

        項目 合格
        カリキュラム
        総合講義 基礎問題
        修得講座
        過去問
        解説講座
        価格(税込) 65,780円 43,780円 21,780円 21,780円
        総合講義 × ×
        基礎問題
        修得講座
        × ×
        過去問
        解説講座
        × ×
        オンライン

        質問制度

        × × ×
        ホームルーム × × ×
        合格特典 × × ×

        (引用元:アガルート公式HP)

        価格は「基礎問題 修得講座」と「過去問 解説講座」が21,780円(税込)と非常に安いものの、内容がもっとも充実しているのは65,780円(税込)の「合格カリキュラム」です。

        合格カリキュラム

        「合格カリキュラム」は、ほかのすべてのコース(基礎問題修得講座、総合講義、過去問解説講座)が含まれている上に、オンラインで講師に直接質問できる質問サポートも利用できます。

        アガルートの強みがもっとも現れているコースであるため、福祉の基礎知識がない方はもちろん、基礎から学び直したい試験経験者であっても内容に不足はありません。

        合格すれば全額返金の特典を利用できるメリットもあるため、初学者から経験者まであらゆる人に適したコースといえるでしょう。

        総合講義

        「総合講義」は約100時間の講義動画と、4冊の専門テキストを使って共通科目から専門科目まで幅広く学習できます。

        基礎勉強を終えており、応用力を高めたい人に適した講座でしょう。

        基礎問題修得講座

        「基礎問題修得講座」は講義動画約21時間とテキスト1冊で学ぶコースであり、試験で頻出される基礎問題の解説に特化しています。

        試験を突破するためには基礎問題を確実に正答していくことが重要であるため、一度試験を経験して、基礎力の不足を感じた人に向いているコースかもしれません。

        過去問解説講座

        「過去問解説講座」は過去3年分の試験問題の解説に特化しているため、あと一歩で合格できる実感のある試験経験者におすすめです。

          社会福祉士国家試験は過去に出題された問題を繰り返し解くことで得点力が上がっていくため、過去問解説講座が役に立ったとする口コミが多数ありました。

          過去問に似た問題や言い回しが今回の試験でも出てきたので、過去問の問題の出し方や間違えている説明もしっかり読みこむことで、今回の試験でも通用する知識や解き方の力が身についたように感じます。過去問解説講座も受けて本当によかったです。

          (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

          解説の中で、講師が「この問題は間違えてはいけない問題、合格した人はもちろん、不合格だった人もできた問題」「問題の代わり端は難問がくる」「この問題は難しいけど解けなくない」「この問題を間違えたとしたら、2つ選ぶ問題であるのに、1つしか選ばなかった」等々脳に数々の言葉が残りました。

          (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

          過去問解説講座では単に問題を解説するだけでなく、覚えるべき問題と捨てるべき問題を分かりやすく指摘してくれるため、利用する価値が非常に高いといえます。

          ただし、試験経験者であっても共通科目や専門科目の履修が完璧でない場合は「合格カリキュラム」が適しています。

          「総合講義」と「過去問解説講座」を組み合わせると65,560円(税込)であるため、わずか220円の差額で合格カリキュラムを受講できます。

          合格カリキュラムを受講すれば全額返金特典に加えて、オンラインで講師に直接質問できる質問サポートを受けられるなど、大きなアドバンテージがあります。

          どのコースが自身に適しているのか悩ましい場合は、アガルートでは無料で受講相談できるため、思い切って相談してみるとよいでしょう。

          アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

          アガルート社会福祉士講座の強みまとめ

          ここまで紹介してきたアガルートの社会福祉士講座の特徴をまとめると、大きく5つの強みがありました。

          • 黒板を使用しない効率的な講義
          • 試験問題の的中率が高いテキスト
          • 講座を申し込む前に無料で試せる
          • 手厚いサポート体制
          • 全額返金の合格特典

          資格の大原や福祉教育カレッジなどと違い、アガルートは黒板を使用しない効率的な講義動画を配信しています。

          テキストを自社で製作している点も大きな強みであり、講座を申し込む前に動画やテキストを無料で試せる点も大きなメリットといえるでしょう。

          オンラインで講師に直接質問できるなどのサポート面も充実しており、全額返金の合格特典を利用できるメリットも魅力的でした。

          5つの強みをもう少し詳しく見ていくと、初めて社会福祉士試験を受ける人にとって学習しやすい環境が整えられていることが分かります。

          黒板を使用しない効率的な講義

          アガルートの講義動画は、重要ポイントに赤線を引いて補足事項を書き込んだ状態のテキストを黒板代わりに使用します。

          視覚的に分かりやすく、黒板にチョークで文字を書いて待たせる時間もありません。

          自分でテキストに書き込んで覚える方でも、どう書き込めば良いのかお手本が示されているため反復学習も非常にスムーズに進むでしょう。

          試験問題の的中率が高いテキスト

          アガルートのテキストは、「受験生が本当に必要としているものを提供する」理念をもとに、中小出版社並みの布陣で製作されています。

          未掲載の知識は「捨てるべき」と断言するほど試験問題の的中率が高く、ムダを省いて効率的な学習が可能です。

          初学者でも分かりやすいカラーの図やイラストが使用されているため、記憶の定着を促し、難しい問題でも比較的理解しやすいでしょう。

          講座を申し込む前に無料で試せる

          アガルートの社会福祉士講座は、実際の講義動画やテキストのサンプルを無料で試せるため、自分に合っているかどうか事前に判断できる大きなメリットがあります。

          サンプルを無料で試せる点は、アガルートを選んだきっかけとしてもっとも多くの声が上がっていた強みでもあります。

          講座利用を検討している方は、ぜひ公式HPで講義動画やテキストのサンプルをチェックしましょう。

          手厚いサポート体制

          アガルートは受講を決める前であっても、「受講相談」「お問い合わせ」「よくあるお問い合わせ一覧」と3つのサポートを利用できます。

          いずれのサポートも無料で利用でき、受講にあたって生じる不安や疑問の解消できます。

          受講を決めた後は「オンラインの質問制度」で理解が難しかった問題の解説を講師に依頼できるため、教材を届けて終わりでないアガルートの強みがはっきりと表れていました。

          全額返金の合格特典

          社会福祉士の試験に合格したときに講座料金が全額返金される特典もアガルートの強みの1つであり、他社の通信講座にはない大きな魅力です。

          費用負担が軽減されるだけでなく、明確なゴールが設定されるため、モチベーションが維持しやすいメリットもあります。

          アガルートの社会福祉士講座は、第35回試験において一発合格率85.7%を記録し資格の大原などを上回るため、本気で合格を目指す方にとって魅力的な講座であることは間違いないといえるでしょう。

          アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

          アガルート社会福祉士講座の2つの注意点

          アガルートの社会福祉士講座は効率的な講義動画や自社テキストを使用するなど、合格を目指す方にとって魅力的であることは間違いありませんが、決して完璧ではありません。

          • アガルート社会福祉士講座は知名度が高くない
          • 講義動画がオフライン再生に対応していない

            アガルートの知名度が高くないことはすでに一度お話しましたが、全国CMの本数はユーキャンより10本以上少なく、全国にある教室の数は資格の大原に遠く及びません。

            講義動画がオフラインで再生できない点はほかの講座も同様ですが、スマートフォンで格安SIMを使用している場合はデータ通信量が制限され、スムーズな学習ができない恐れがあります。

            ただし、アガルートの講義動画は音声ファイルをダウンロードしてリスニング学習できます。

            動画を一時停止させれば疑似的なオンラインテキストとしても活用できるため、大きな欠点とまではいえないでしょう。

            また、知名度についても、アガルートはYouTube公式チャンネルの動画再生回数ではユーキャンや資格の大原を大きく上回ります。

            知名度が不安な方でも安心できる判断材料があるため、ユーキャンや資格の大原と比較しながらアガルートの動画再生回数を見ていきましょう。

            アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

            アガルート社会福祉士講座は知名度が高くない

            冒頭でも述べましたが、アガルートは2021年からテレビCMを放送していますが、ユーキャンや資格の大原と比較すると知名度が高いとはいえません。

            社名 全国CM 教室
            アガルート 累計4本 ラウンジ7か所
            ユーキャン 累計17本以上
            資格の大原 毎年夏休みに放送 大原グループ総数114校
            大原学園設置校87校

            (引用元:各通信講座公式HPより当サイトにて集計)

            全国CMの本数ではユーキャンに大きく劣り、校舎の数ではアガルートはビルの1室をラウンジとして提供しているだけであるため、全国に114もの校舎を持つ資格の大原とは比較になりません。

            ただし、近年はCMを放送するテレビの視聴率が低下しており、代わりにインターネットの使用時間が大きく伸びています。

            スマートフォンやパソコンユーザーが見るYouTubeの公式チャンネルの再生回数であれば、実はアガルートがもっとも多く再生されていました。

            社名 動画本数 総再生回数
            アガルート 4本 2,329万回
            ユーキャン 18本 60万4,398回
            資格の大原 61本 270万5,032回

            (引用元:各YouTube内の公式ページより当サイトにて集計)

            YouTube内の公式チャンネルの再生回数はアガルートが資格の大原の約8.6倍、ユーキャンの38.5倍の再生回数を誇ります。

            YouTubeの再生回数だけをもってアガルートの知名度が高いとはいえませんが、WEBに限定すればアガルートを認知している人は相当数いると考えられます。

            アガルートの社会福祉士講座は、通学でなくWEBで完結するタイプの講座であるため、知名度に過度な不安を覚える必要はないでしょう。

            「受験生が本当に必要としていること」にこだわり続けた結果、「アガルートアカデミー」は開校5年あまりで25試験種、会員5万人以上を抱える国内最大級のオンライン講座へと成長を遂げた。現時点で、取扱い講座は50程度まで拡大、会員数も10万人に到達した。

            (引用元:株式会社アガルート 企業について)

            アガルートの会員は毎年1万人以上増え続けており、2022年時点における会員数は10万人に達しています。

            また、会社は2022年に「株式会社新社会システム総合研究所」「株式会社シナプス」「株式会社プラハ」「株式会社mofmof」の4社を完全子会社化して教育・人材領域の事業拡大に努めてもいます。

            会社としての規模が大きくなれば名前を耳にする機会は自然と増えていくため、アガルートの社会福祉士講座を検討している方は、安心して講座の中身だけを比較していきましょう。

            アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

            講義動画がオフライン再生に対応していない

            アガルートの社会福祉士講座のもう1つの注意点は、講座動画をオフライン下では再生できない点でしょう。

            通学・通勤時など、Wi-Fi環境がない場合には通信料がどうしても気になります。

            使用時間 540p 720p 1080p
            1分使用 4.05MB 7.2MB 16.2MB
            60分使用 243MB 432MB 972MB
            60分×30日使用 7.29GB 12.96GM 29.16GB

            (引用元:My Data Managerおよびアガルート講義動画プレイヤーを使用し、実測値を当サイトで集計)

            アガルートの講義動画は公式HPにある専用プレイヤーで視聴でき、画質はフルHD(1080p)とHD(720p)とハーフHD(540p)の3つから選択できます。

            各画質のデータ通信量をスマートフォンアプリ「My Data Manager」で計測したところ、フルHD(1080p)では1時間で約1GB近くのデータを受信し、毎日1時間視聴すると30日で約29GBでした。

            講義動画によってデータ量が変化するため、あくまでも参考数値ですが、通勤・通学などの外出時は540pに画質を落として視聴すると良いでしょう。

            • 540pは1080pのおよそ4分の1までデータ量を抑えられる
            • 540pは一般的には低画質の部類だが、講義動画はテキストを映すため劣化を感じにくい

              映画などのコンテンツであれば画質を落とすと見づらいことがありますが、アガルートの講義動画はテキストを接写(アップ)で映すため、540pでも十分キレイに文字を読み取れます。

              どうしても見づらさを感じる場合や、540pでもデータ量に余裕がない場合は、講義動画の「音声ファイル」を事前にダウンロードしておくことでオフライン下でもリスニング学習が可能です。

              アガルート社会福祉士講座の講義動画はオフライン再生に非対応ですが、画質調整や音声のみの学習法といった対策ができるため、利便性に大きな不満を感じることはないでしょう。

              アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

              アガルートの社会福祉士講座が向いている人

              アガルートの社会福祉士講座が自身に向いているかどうか考えたとき、次のような特徴が当てはまる人は講座利用が向いているといえます。

              • 社会福祉士に初めて挑戦する人
              • 日常的に勉強する環境から離れた社会人

                アガルートの社会福祉士講座は一発合格率85.71%を記録しているため、社会福祉士に初めて挑戦する人は第36回(2023年度)においても高い合格率を期待できます。

                日常的に勉強する環境から離れた社会人も、アガルートの講座は予習なしで合格まで続く道のりが用意されているため、どこから手を付ければ良いのか迷うことがありません。

                まずは「社会福祉士に初めて挑戦する人」が向いている理由をさらに詳しく見てみましょう。

                アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                社会福祉士に初めて挑戦する人

                アガルートの社会福祉士講座は、初めて社会福祉士試験に挑戦する人に向いているといえるだけのデータが公開されています。

                第35回合格率 アガルート合格率 全国平均
                新卒全体 85.71% 65.29%
                既卒全体 30.33%
                既卒
                (初学者)
                85.71%
                既卒
                (経験者・初めて講座利用)
                85.71%
                既卒
                (経験者・2度目の講座利用)
                67.74%より低い

                (引用元:アガルート公式HPおよび厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                受講して一発で合格した人には「新卒」「既卒・初学者」「既卒・試験勉強経験者かつ初めてアガルート講座を利用する者」が含まれています。

                共通する大事な要素は、初めて講座を利用して試験を受けた結果が85.71%という非常に高い合格率を叩き出している点でしょう。

                アガルート社会福祉士講座:総合講義

                テキストに沿って進められる講義で,知識のインプットをする講座です。
                講義ではテキストの内容を噛み砕いて一つ一つ説明していきますので,事前の予習は必要ありません
                社会福祉士国家試験は出題範囲が膨大ですので,まずは大きな括りを理解し,その後で内容を深掘りしていくのが効率的です。

                (引用元:アガルート公式HP)

                アガルートの社会福祉士講座は事前学習を必要とせず、初学者でも理解しやすいよう丁寧に講義を進めていきます。

                初めて社会福祉士国家試験に挑む方であれば、アガルートが用意している講義動画やテキストに沿って学習していけば十分に合格できる力が身に付くでしょう。

                一方、「すでに講座を利用して試験に挑んだが不合格だった者」はもう一度受講しても合格率が低くなる傾向にあるため、2度目の挑戦ではアガルートの社会福祉士講座が向いているとはいえません。

                具体的な数値は公表されていませんが、全体合格率67.74%を基準に、初めて講座を利用した者は85.71%まで合格率が上がり、反対に2度目の講座利用者は67.74%を下回る合格率であると考えられます。

                社会福祉士の合格に必要な勉強時間は約300時間とされており、介護福祉士、精神保健福祉士よりも必要な勉強時間が多く、難しいと言えるでしょう。
                社会福祉士は科目数が一番多いため必要な勉強時間も多く必要とされます。
                社会人として働きながら勉強時間を確保することは難しいため、効率よく時間を使うことが重要だといえます。

                (引用元:アガルート公式HP社会福祉士コラム)

                合格体験記・学習上の工夫

                私は、元々勉強が大の苦手でした。
                過去の受験で思うような結果が出せない大きな要因は、勉強時間の少なさだと自覚しています。

                (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

                「既卒・経験者かつ2度目の講座利用者」の合格率が低い理由は明らかにされていませんが、「既卒」である時点で働きながら試験勉強をする両立の難しさに直面した可能性があります。

                十分な時間を確保できずに合格できなかった場合には、翌年も十分な勉強時間を確保できないまま試験を受けている可能性が考えられるでしょう。

                勉強時間を確保するためには、通学・通勤の移動時間や、朝・昼・夜の食事時間など、すき間時間を有効活用していく必要があります。

                アガルートの社会福祉士講座は、初めて講座を利用する方であれば85.71%の高い合格率を期待できますが、その中でも勉強時間をきちんと確保できる方がもっとも向いているといえるでしょう。

                アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                日常的に勉強する環境から離れた社会人

                アガルートの社会福祉士講座は、日常的に勉強する環境から離れた社会人が利用するのに適しているといえます。

                日常的に勉強する環境から離れた社会人 アガルートの講座を利用すると
                どのテキストを何冊買えば良いのか分からない 専用テキストがセットで届く
                (基礎・総合・過去問解説)
                19科目もある試験範囲
                どこから手を付ければ良いのか分からない
                講義動画の視聴からスタートすればOK
                勉強時間の確保が難しい ・すき間時間を有効活用できる
                (スマートフォンで動画視聴)
                ・移動時間を有効活用できる
                (音声ファイルでリスニング学習)
                ・自宅時間を有効活用できる
                (音声付きの早見再生)
                仕事と勉強の両立が大変
                モチベーションが上がらない1
                全額返金の特典ゴールが待っている
                仕事と勉強の両立が大変
                モチベーションが上がらない2
                合格率16.6%→85.71%に大幅UPする
                (過去10年の既卒全国平均と第35回アガルート一発合格率)
                身近に質問できる相手がいない オンラインで講師に直接質問できる

                (引用元:アガルート公式HPおよび厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                日常的に勉強している学生であれば、どのテキストを何冊買えば良いのか、優先して手を付けるべき科目や問題などをある程度自身で判断できます。

                学習するための時間にも融通が利き、分からない問題は学友や教師に尋ねられますが、社会人はそうもいきません。

                去年は大学生でまとまった時間が確保出来ましたし対策講座で勉強の方針も固められましたが、今回は社会人となりまとまった時間が確保出来ないので自分のペースで出来るオンライン講座で勉強していこうと思いました。

                (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

                大学を卒業し6年くらい経ち大学で学んでいた事はほぼ忘れており当時の教科書も古いので制度などもあてにならないだろうと思い、社会福祉士試験勉強の仕方など調べてみました。そうすると過去問、予想問題の教材からアガルートさんのような講義形式での勉強の仕方があるのだと知りました。

                (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

                学生から社会人になるだけでも勉強に回せる時間が大幅に減り、社会人として働いて年数が経つと法改正などで福祉制度が大きく変わることもあります。

                日常的に勉強する環境から離れた社会人は、独学で国家試験にチャレンジするハードルが学生より高いといえるでしょう。

                ただし、社会人であってもアガルートの社会福祉士講座を利用すれば、最新の制度に対応した知識を得られます。

                教材の用意や学習方法も任せられるため、多くの問題を解消、あるいは負担を軽減できるでしょう。

                合格カリキュラムを受講すると65,780円(税込)の費用が発生しますが、合格率が16.6%から85.71%まで大幅に上がるため、自己投資に見合う効果を期待できます。

                全額返金の合格特典がゴールに待っていると考えればモチベーション維持にもつながるため、日常的に勉強する環境から離れた社会人の方はアガルートの社会福祉士講座を前向きに検討しましょう。

                アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                アガルートの社会福祉士講座が向いていない人

                アガルート社会福祉士講座は、一度受講して試験に不合格だった者の合格率が67.74%よりも低いため、再受講者には向かないことをすでに述べましたが、ほかにも受講に向かないケースがあるため紹介します。

                • 受講料金を65,780円(税込)よりも大幅に安くしたい場合
                • 受験資格を取得できる講座を利用したい場合

                アガルート社会福祉士講座の受講料金は65,780円(税込)ですが、福祉教育カレッジの通信講座であれば動画とテキストがセットで39,710円(税込)であり、26,070円(税込)も安く受講できます。

                また、社会福祉士の資格取得を目指すにあたって、受験するための資格をこれから取得する方もアガルート以外の講座にメリットを感じるかもしれません。

                社名 価格(税込) 受験資格の取得
                アガルート 65,780円 ×
                福祉教育カレッジ 39,710円 ×
                資格の大原
                (社会福祉士養成コース)
                488,000円
                入会金6,000円

                (引用元:各通信講座公式HPより当サイトにて集計)

                アガルートと福祉教育カレッジの価格に差がある理由を詳しくは後ほどお話しますが、福祉教育カレッジの講座は合格率74.6%(第34回)を記録しているため、安くても講座の質が悪いわけではありません。

                また、資格の大原の社会福祉士養成コースであれば、通信講座で学習しながら240時間以上の実習を受けられるため、試験勉強しながら資格を取得できるメリットがあります。

                講座費用が494,000円(税込。入会金含む)掛かるため安くはありませんが、受験資格を持っていない方にとっては有力な候補です。

                アガルートの社会福祉士講座は資格をすでに取得している「初学者」や「学び直したい経験者」に適した講座であるため、決して万人向きの講座ではありません。

                なお、アガルート社会福祉士講座の向き不向きや、福祉教育カレッジの料金の安さなど、会社同士を比較したときに見えてくる差については、次の項目で詳しくお話いたします。

                アガルート社会福祉士講座を他社と比較

                アガルートの社会福祉士講座を他社と比較して、アガルートの優れている点や足りない点を紹介していきます。

                比較する会社 比較する内容
                アガルート
                • 社会福祉士の講座内容と価格を比較
                  • サポート体制やハンドブックの有無も紹介
                • 社会福祉士資格試験の合格率を比較
                  • 過去10年の全国平均も紹介
                • 社会福祉士講座の特典を比較
                  • 教育訓練給付金についても紹介
                資格の大原
                ふくし合格ネット
                福祉教育カレッジ
                ユーキャン
                東京アカデミー
                小高塾

                  比較する会社はアガルート含め合計7社で、ハンドブックが付属するかどうかなど、細かい内容まで見ていきましょう。

                  先に大まかな結論をまとめると、「アガルート社会福祉士講座の特徴」でもお話した通り、アガルートの社会福祉士講座は複数の優れている点と足りない点があります。

                  • 他社と比較して講義動画やテキストが充実している
                  • 他社と比較して合格率が高い(第35回試験において)
                  • 模擬試験が含まれていない
                  • 講座料金は7社平均より約5,000円高い
                  • 全額返金の合格特典はアガルートだけのメリット

                      アガルートの社会福祉士講座は他社と比較して講義動画やテキストが充実しているため合格率が高い傾向にありますが、本試験の前に実力を試せる模擬試験が含まれていません。

                      中央法規出版株式会社が個人向け模擬試験(税込6,600円)を実施していますが、他社より約5,000円高い講座料金と合わせると1,1600円(税込)ほど費用負担が大きくなります。

                      ただし、アガルートの社会福祉士講座は合格すれば全額返金の特典を利用できるため、費用負担の多くは回収可能です。

                      合格率の高さや講座内容の充実度を優先して講座を選ぶ人だけでなく、価格の安さを優先して選ぶ人にも魅力的な講座といえるでしょう。

                      アガルートの具体的な講座内容や価格を、ほかの会社の講座と比較しながら詳しく紹介していきます。

                      アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                      動画で学ぶ4社の講座内容と価格を比較

                      動画で学ぶ4社の講座価格(税込)のグラフ

                      社会福祉士講座価格比較

                      (引用元:各社会福祉士講座の公式HPより当サイトにて集計)

                      全7社における社会福祉士講座の比較において、まずは講義動画とテキストの両方で学ぶ講座同士で比較していきましょう。

                      講義動画とテキストの両方で学ぶ講座は4社あり、アガルートと比較してどのような違いがあるのか、1社ずつ分かりやすくお話しいたします。

                      アガルートと資格の大原を比較

                      (引用元:資格の大原公式HP)

                      項目 アガルート 資格の大原
                      価格
                      (税込)
                      65,780円 68,200円
                      入会金
                      (税込)
                      6,000円
                      経験者割引 10%割引 20%割引
                      合格率
                      (新卒・初学)
                      85.7% 78.3%
                      合格率
                      (全体)
                      67.7%
                      講義動画
                      (基礎)
                      21時間
                      講義動画
                      (総合)
                      100時間 48時間
                      講義動画
                      (過去問)
                      30時間
                      テキスト
                      (基礎)
                      1冊 1冊
                      (別売)
                      テキスト
                      (総合)
                      4冊 4冊
                      (1冊別売)
                      テキスト
                      (過去問)
                      2冊 1冊
                      (別売)
                      模擬試験 3回
                      質問方法 オンライン メール
                      電話
                      質問回数 制限なし 制限なし
                      ハンドブック 動画内テキスト

                      (引用元:各通信講座公式HPより当サイトにて集計)

                      国家試験対策の通信講座を選ぶとき、もっとも気になるポイントが価格と合格率ですが、アガルートは資格の大原より2,420円安いにもかかわらず、合格率は7.4%高い数値を記録しています。

                      特に、資格の大原はテキスト3冊が別売りであるため、実際に講座にかかる費用は74,200円(税込)より高くなります。

                      資格の大原:教材リスト

                      ※社会福祉士合格コースをお申込みの方は、下記使用教材を別途ご購入ください。通学講座(教室/映像)の実施校および書店、大原ブックストア等で販売しています。(一部お取り扱いのない学校がありますので、各校へお問い合わせください。)
                      ・中央法規出版 社会福祉士・精神保健福祉士国家試験 受験ワークブック2024共通科目編
                      ・中央法規出版 社会福祉士国家試験 受験ワークブック2024専門科目編
                      ・メディックメディア クエスチョン・バンク社会福祉士国家試験問題解説2024

                      (引用元:資格の大原公式HP)

                      中央法規出版 社会福祉士・精神保健福祉士国家試験 受験ワークブック2024共通科目編」など、3冊のテキストを自身で用意する必要があり、例えばAmazonで購入した場合の金額は次の表の通りです。

                      資格の大原:別売り教材の参考価格
                      ・中央法規出版 社会福祉士・精神保健福祉士国家試験 受験ワークブック2024共通科目編
                      Amazonで3,520円(税込)
                      ・中央法規出版 社会福祉士国家試験 受験ワークブック2024専門科目編
                      Amazonで3,520円(税込)
                      ・メディックメディア クエスチョン・バンク社会福祉士国家試験問題解説2023-24
                      Amazonで4,180円(税込)
                      ・上記3冊と講座価格と入会金
                      合計85,420円(税込)※Amazonの価格は2024年8月時点

                      (引用元:資格の大原およびAmazon.co.jp)

                      上記3冊の教材費用を加味すると、資格の大原を利用する場合の料金は総額85,420円(税込)であり、アガルートの65,780円(税込)を大きく上回ります。

                      さらに資格の大原は9月に入ってから講義の配信が始まりますが、アガルートは講座を申し込むとすべての動画が視聴可能になるため、早期学習が可能であり繰り返し学習もしやすいでしょう。

                      また、資格の大原が公表している合格率は新卒に限定された数値であるため、既卒受講者の合格率は参考数値がありません。

                      アガルートであれば受講者全体の合格率が67.7%と公表されているため、既卒受講者が参考にできる数値があります。

                      アガルートと資格の大原を比較した場合には、アガルートを利用する方が新卒も既卒も高い合格率を期待でき、講座料金も安くて安心して受講できるでしょう。

                        アガルートとふくし合格ネットを比較

                        ふくし合格ネットトップページ

                        (引用元:ふくし合格ネット公式HP)

                        項目 アガルート ふくし合格ネット
                        価格
                        (税込)
                        65,780円 49,500円
                        入会金
                        (税込)
                        経験者割引 10%割引
                        合格率
                        (新卒・初学)
                        85.7%
                        合格率
                        (全体)
                        67.7%
                        講義動画
                        (基礎)
                        21時間 33時間
                        講義動画
                        (総合)
                        100時間 22時間
                        講義動画
                        (過去問)
                        30時間
                        テキスト
                        (基礎)
                        1冊 1冊
                        テキスト
                        (総合)
                        4冊 1冊
                        テキスト
                        (過去問)
                        2冊 1冊
                        模擬試験 1回
                        質問方法 オンライン
                        質問回数 制限なし
                        ハンドブック 動画内テキスト

                        (引用元:各通信講座公式HPより当サイトにて集計)

                        アガルートとふくし合格ネットとの比較では、約16,000円の価格差と合格率のデータの有無をどう捉えるかで評価が分かれます。

                        ふくし合格ネットは1回分の模擬試験が含まれている上に価格が安いため、価格の面では魅力的な講座です。

                        ただし、講義動画はアガルートが151時間に対してふくし合格ネットは55時間と大幅に少なく、メインテキストも3冊しかありません。

                        合格の目安である300時間を確保するためには、別の教材を用意する必要があるでしょう。

                        ふくし合格ネットは、必要な教材をある程度自身で判断でき、試験勉強に慣れている人向けの講座といえます。

                        なお、合格率のデータが公表されている会社の中で価格の安い講座を利用したい場合は、次に紹介する福祉教育カレッジを利用した方がいいかもしれません。

                        アガルートと福祉教育カレッジを比較

                        福祉教育カレッジトップページ

                        (引用元:福祉教育カレッジ公式HP)

                        項目 アガルート 福祉教育カレッジ
                        価格
                        (税込)
                        65,780円 39,710円
                        入会金
                        (税込)
                        経験者割引 10%割引
                        合格率
                        (新卒・初学)
                        85.7%
                        合格率
                        (全体)
                        67.7% 74.6%
                        (第34回)
                        講義動画
                        (基礎)
                        21時間
                        講義動画
                        (総合)
                        100時間 50時間
                        講義動画
                        (過去問)
                        30時間
                        テキスト
                        (基礎)
                        1冊
                        テキスト
                        (総合)
                        4冊 1冊
                        テキスト
                        (過去問)
                        2冊 2冊
                        模擬試験 1回
                        質問方法 オンライン
                        質問回数 制限なし
                        ハンドブック 動画内テキスト 1冊

                        (引用元:各通信講座公式HPより当サイトにて集計)

                        アガルートと福祉教育カレッジを比較すると、福祉教育カレッジは模擬試験を受けられる上にアガルートより26,070円(税込)も安いため、非常に有力な候補です。

                        合格率も第34回試験において74.6%を記録しているため、講義動画やテキストの質も優れていると考えられます。

                        特に、過去問テキストがアガルートと同じように2冊付いているため、すでに社会福祉士試験に挑む基礎学力がある方にとっては非常にお得な講座です。

                        ただし、福祉教育カレッジは基礎学力を向上させるテキストが付いておらず、基礎講義動画や質問サポートもないため、初学者や基礎を学び直したい方はアガルートを利用した方がいいかもしれません。

                        アガルートは価格面では不利といえますが、合格時に全額返金の特典を利用できるメリットもあるため、福祉教育カレッジと比較した場合でも十分検討に値する講座であるといえるでしょう。

                        アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                        テキストで学ぶ4社の講座内容と価格を比較

                        テキストで学ぶ4社の講座価格(税込)のグラフ

                        社会福祉士講座価格比較

                        (引用元:各社会福祉士講座の公式HPより当サイトにて集計)

                        アガルートの社会福祉士講座を、主にテキストで勉強していく講座同士で比較していきましょう。

                        テキストメインで勉強していく講座は講座は4社あり、アガルートと比較してどう違うのか、1社ずつ分かりやすくお話しいたします。

                        アガルートとユーキャンを比較

                        (引用元:ユーキャン公式HP)

                        項目 アガルート ユーキャン
                        価格
                        (税込)
                        65,780円 59,000円
                        入会金
                        (税込)
                        経験者割引 10%割引
                        合格率
                        (新卒・初学)
                        85.7%
                        合格率
                        (全体)
                        67.7% 過去10年で
                        4,130名合格
                        講義動画
                        (基礎)
                        21時間
                        講義動画
                        (総合)
                        100時間
                        講義動画
                        (過去問)
                        30時間
                        テキスト
                        (基礎)
                        1冊
                        テキスト
                        (総合)
                        4冊 5冊
                        テキスト
                        (過去問)
                        2冊 過去3年分
                        模擬試験
                        質問方法 オンライン メール
                        質問回数 制限なし 1日3回まで
                        ハンドブック 動画内テキスト 2冊

                        (引用元:各通信講座公式HPより当サイトにて集計)

                        アガルートとユーキャンを比較すると、ユーキャンはテキストやハンドブックが充実しているため、講義動画が一切いらないのであれば有力な候補です。

                        ただし、ユーキャンは合格率が非公表であるため、きちんと合格できるかどうか不安が過ります。

                        ユーキャンが提供している講座の中で唯一合格率が推測できる「宅建士」は、全国平均15.6%に対しユーキャンは13%程度と推測されるため、社会福祉士も高い合格率ではない可能性があるでしょう。

                          通信教育を手掛ける株式会社ユーキャン(東京都新宿区、代表取締役社長:品川 泰一)の提供する「宅地建物取引士(宅建)講座」の累計受講者数が、2019年11月を以って40万人を突破しました。1979年の開講から40年、多くの方にご受講いただいております。

                          平成30年度試験では、1,309名がユーキャンの「宅地建物取引士(宅建)講座」で合格。今後も「分かりやすさ」を追求し受講生をサポートしてまいります。

                          (引用元:生涯学習のユーキャン公式HP)

                          宅建士は150以上の講座を提供するユーキャンにおいて非常に人気があり、2019年のユーキャン人気講座年間ランキングでTOP10入りを果たしています。

                          2019年における受講者は1万人以上と推測され(開講40年で累計受験者40万人)、合格者が1,309名であることから、合格率は約13%と考えられます(全国平均は15.6%)。

                          宅建士の合格率をもって社会福祉士の合格率が全国平均を下回る客観的根拠にはなりませんが、客観的で明白な合格率を求める方は、一発合格率85.7%を公表しているアガルートを選びましょう。

                          アガルートの公式HPで詳細を見る

                          アガルートと東京アカデミーを比較

                          東京アカデミートップページ

                          (引用元:東京アカデミー公式HP)

                          項目 アガルート 東京アカデミー
                          価格
                          (税込)
                          65,780円 43,000円
                          入会金
                          (税込)
                          5,000円
                          経験者割引 10%割引
                          合格率
                          (新卒・初学)
                          85.7%
                          合格率
                          (全体)
                          67.7%
                          講義動画
                          (基礎)
                          21時間
                          講義動画
                          (総合)
                          100時間
                          講義動画
                          (過去問)
                          30時間
                          テキスト
                          (基礎)
                          1冊
                          テキスト
                          (総合)
                          4冊 2冊
                          テキスト
                          (過去問)
                          2冊 過去1年分
                          模擬試験 1回
                          質問方法 オンライン 演習答案と郵送
                          質問回数 制限なし 累計10回
                          12月15日まで
                          ハンドブック 動画内テキスト 3冊+問題集1冊

                          (引用元:各通信講座公式HPより当サイトにて集計)

                          アガルートと東京アカデミーを比較した場合は、東京アカデミーの方が入会金を含めても講座料金合計が17,780円(税込)安い上に、模擬試験1回とハンドブック3冊に問題集まで付属します。

                          ただし、ハンドブックはあくまでもメインテキストの内容をコンパクトにまとめたものであるため、初学者がメインテキスト2冊で合格するために必要な知識を十分に得られるかは不透明です。

                          東京アカデミーは合格実績が公表されておらず、分からないときの質問に数と時間の制限があるため、初めての受験には不向きな面があるでしょう。

                          過去に本試験や模擬試験を受けて実力を把握している場合は候補ですが、初めて試験を受けるのであればアガルートを選んだ方が安心できます。

                          アガルートの公式HPで詳細を見る

                          アガルートと小高塾を比較

                          小高塾トップページ

                          (引用元:小高塾公式HP)

                          項目 アガルート 小高塾
                          価格
                          (税込)
                          65,780円 88,000円
                          入会金
                          (税込)
                          経験者割引 10%割引
                          合格率
                          (新卒・初学)
                          85.7%
                          合格率
                          (全体)
                          67.7% 56.7%
                          (第34回)
                          講義動画
                          (基礎)
                          21時間
                          講義動画
                          (総合)
                          100時間 小テスト解説
                          49回分
                          講義動画
                          (過去問)
                          30時間
                          テキスト
                          (基礎)
                          1冊
                          テキスト
                          (総合)
                          4冊 塾テキスト
                          約210ページ
                          テキスト
                          (過去問)
                          2冊
                          模擬試験 2回(別料金)
                          質問方法 オンライン 答案送信時に記載
                          質問回数 受講中30回まで 小テスト49回分
                          ハンドブック 動画内テキスト

                          (引用元:各通信講座公式HPより当サイトにて集計)

                          アガルートと小高塾の比較においては、毎週行われる小テストで満点を取れるほど暗記が得意な人であれば、小高塾を候補に加えてもいいでしょう。

                          講座概要(2023年度社会福祉士・精神保健福祉士通信制受験対策講座2期生)①社会福祉士国家試験または精神保健福祉士国家試験の各試験科目に対応する暗記用の塾テキストを発行

                          ②暗記用の塾テキストが覚えられたかを確認する小テストを毎回の通信講座で実施。

                          (引用元:小高塾公式HP)

                          満点を取れなくても小テストの解説動画を視聴して復習できますが、講座価格が高額であるにもかかわらず合格率が56.7%であるため、コストパフォーマンスが高いとはいえません。

                          小高塾は総ページ数210ページのテキストを丸暗記することに特化した講座内容であるため、暗記が得意な方のみアガルートでなく小高塾を利用しましょう。

                          アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                          社会福祉士資格試験の合格率を比較

                          アガルートを始めとする社会福祉士講座の合格率は先ほど一覧で紹介しましたが、合格率だけを抜き出してより詳しくお話いたします。

                          社名 新卒または既卒初学者 受験者全体
                          全国平均
                          (過去10年)
                          52.6% 29.8%
                          (既卒16.6%)
                          アガルート 85.7% 67.7%
                          資格の大原 78.3%
                          ユーキャン 過去10年で
                          4,130名が合格
                          福祉教育カレッジ 74.6%
                          (第34回)
                          東京アカデミー
                          ふくし合格ネット アンケートでは
                          合格点取得者83.2%
                          小高塾 56.7%
                          (第34回)

                          (引用元:各通信講座公式HPより当サイトにて集計)

                          公表されている合格率は上記表の通りであり、新卒または既卒初学者は「アガルート」が85.7%に対して「資格の大原」が78.3%であるため、アガルートが7.4%有利です。

                          受験者全体の合格率は第35回と第34回が混在しているため正確な比較はできませんが、第35回は「アガルート」が67.7%と最も高く、第34回は「福祉教育カレッジ」が74.6%で最も高い合格率でした。

                          数値だけを見れば「アガルート」は7社の中でも合格率が高いといえるものの、何人が受講して何人が合格したのか詳細までは分かりません。

                          公表データ数が少なく、目に見えている数値でも他社を大きく引き離しているわけではないため、アガルートの社会福祉士講座が絶対的に有利とまではいえません。

                          ただし、公表されている合格率において大事な点は、「新卒または既卒初学者」と「受講者全体」の両方の合格率が公表されている点でしょう。

                          • 「新卒」と「既卒」では合格率に大きな差がある
                          • 自身がどちらに属する場合でも、アガルートなら合格率が公表されている

                            「新卒」と「既卒」の合格率の差については、実は毎年の試験ごとに厚生労働省および社会福祉士振興・試験センターから発表されています。

                            新卒と既存をまとめた全体合格率がその年の合格率として広く認知されますが、過去10年間の合格率を平均すると、新卒は52.6%既卒は16.6%であり、両者には大きな開きがあります。

                            新卒と既卒で大きく合格率が異なる理由は、「教育の質の向上」と「働きながら試験勉強をする難しさ」にあるといえるでしょう。

                            平成 19 年の社会福祉士及び介護福祉士法の改正に伴う教育内容等の見直しでは、社会福祉士制度の創設以降、措置制度から契約制度への転換など、社会福祉士を取り巻く状況は大きく変化したことをうけ、実践力のある社会福祉士の養成が志向された。そのため、新たな福祉課題や社会福祉士に求められる役割を果たすために必要な科目が新設されるとともに、演習科目の時間延長、演習・実習科目の教員一名当たりの学生数や教員要件の厳格化、実習指導者要件の明確化などが行われた。

                            (引用元:厚生労働省 社会福祉士試験制度の見直しに係る意見について)

                            令和元年の教育内容等の見直しでは、地域共生社会の実現に向けてソーシャルワーク機能を発揮できる実践力を備えた社会福祉士を養成する観点から、地域共生に関する科目の創設や実習の時間を 180 時間から 240 時間へ延長し機能の異なる 2 ヶ所以上で行うこと、そして社会福祉士と精神保健福祉士の共通科目を 11 科目から 13 科目へ増加させることなどが行われた。

                            (引用元:厚生労働省 社会福祉士試験制度の見直しに係る意見について)

                            2007年と2019年に社会福祉士教育の大幅な見直しが実施され、第35回試験を受験した新卒であれば2007年の見直し後の教育を当然受けています。

                            2019年の見直しについては本格スタートが2022年であるため、4年間フルに受けている方は新卒はまだいませんが、3年間の移行期間中に少なからず受験に有利なカリキュラムを受けていると考えられます。

                            一方、既卒は令和元年の見直し後の教育は元より、2007年の見直し後の教育を受けられていない受験者が多くいました。

                            既卒受験者については、2007年の見直し後の教育をフルに受けた新卒が初めて試験に挑めるタイミングが第26回(2013年)であったため、第26回の既卒受験者29,559名は見直し後教育を受けていません。

                            第27回以降は既卒受験者の中に見直し後教育をフルに受けた者が含まれていくものの、第35回における31歳以上の合格者の割合が51.8%を占めています。

                            つまり、見直し後の教育を受けられていない既卒挑戦者が2023年においても多く含まれていると考えられます。

                            既卒者は学生時代の履修内容でハンディキャップを抱えていることに加え、卒業後は働きながら受験勉強をしていると考えられるため、学生時代のように多くの時間を学習に割くことも困難でしょう。

                            つまり、受験者の状況によって合格率が大きく異なるため、「新卒」と「既卒」それぞれが参考にできる2つの合格率が示されることによって、初めて受講者すべてに寄り添った対策講座であるといえます。

                            社名 新卒 既卒
                            一発合格
                            受験者全体
                            アガルート 85.7% 85.7% 67.7%
                            資格の大原 78.3%
                            福祉教育カレッジ 74.6%
                            (第34回)
                            小高塾 56.7%
                            (第34回)

                            (引用元:各通信講座公式HPより当サイトにて集計)

                            アガルートの社会福祉士講座だけが、新卒と既卒の一発合格率を公表しており、既卒で再受講して試験に臨む場合には受験者全体の合格率を判断材料にできます。

                            もちろん、「新卒」と「既卒」は両立しないため、自身が「新卒」であれば資格の大原を選び、「既卒」であれば福祉教育カレッジまたは小高塾を選んでもいいでしょう。

                            ただし、2つの合格率が公表されている方が、会社としての信用がグッと増します。

                            少なくとも新卒または既卒初学者の方が福祉教育カレッジや小高塾を選んだり、既卒受験経験者の方が資格の大原を選んだりするよりも、アガルートを選択した方が安心できるでしょう。

                            アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                            社会福祉士講座の特典を比較

                            アガルート社会福祉士合格特典

                            (引用元:アガルート公式HP)

                             

                            社会福祉士国家試験の対策講座の中には、支払った講座料金の全額が還付されたり一部が支給されたりする講座があります。

                            社名 最大支給率 講座料金
                            (税込)
                            最大支給額
                            (税込)
                            アガルート 100%
                            税抜)
                            65,780円 59,800円
                            資格の大原 40%
                            (税込)
                            74,200円
                            (入会金含む)
                            29,680円
                            ユーキャン 20%
                            (税込)
                            59,000円 11,800円

                            (引用元:各通信講座公式HPより当サイトにて集計)

                            いずれの支給においても条件がありますが、アガルートは自社で実施している特典であるため、条件や手続きがシンプルです。

                            • 試験に合格すること
                            • 合格を示すデータ(証拠)を提示すること
                            • 合格した感想を提供すること
                            • 合格したことへのインタビューを受けること(対面でなくリモート)

                              「合格」というもっとも高いハードルが立ちはだかりますが、アガルートの社会福祉士講座は高い合格率を誇るため、全額返金特典の利用は現実的だといえるでしょう。

                              合格を示すデータの提示や感想の提供、インタビューを受けるなど細かい条件がありますが、いずれもオンラインで完結するため、会社まで出向く面倒はありません。

                              アガルートは講座料金の10%にあたる5,980円を消費税として納める義務があるため受講者への還元額は59,800円ですが、上記4つの条件を満たせば還元されるため、積極的に利用していきたい特典です。

                              一方、資格の大原とユーキャンは支給主がハローワークであるため、支給条件や手続きはアガルートと比べるとやや複雑でしょう。

                              資格の大原の場合を例に挙げると主に5つの条件があります。

                              • 合否は無関係
                              • 受講開始日の1か月前までに「受給資格確認申請等」の事前手続きが必須
                              • 9月7日よりも前の受講申し込みが必須
                              • 80%以上の添削物提出および修了試験で60%以上得点する
                              • 受講終了日から1か月以内に支給申請手続きをする

                                合否に関係なく支給される点は安心できますが、条件が非常に複雑なため、必ず資格の大原や自身のお住まいを管轄するハローワークで確認してください。

                                また、ユーキャンにおいても、支給率や添削物の提出が80%でなく100%実施する必要があるなど細かい条件が異なるため、必ずユーキャンやハローワークに確認してください。

                                アガルートについても、合格発表後1週間以内に特典の利用を申請する必要があるなど、注意事項がいくつかあるため、事前に公式HPで確認しておくといいでしょう。

                                アガルートの公式HPで詳細を見る

                                資格の大原の公式HPで詳細を見る

                                ユーキャンの公式HPで詳細を見る

                                アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                                社会福祉士資格試験の合格率・難易度の推移

                                社会福祉士資格試験の合格率や難易度の変化を、過去10年に加えて、数年先の未来まで見ていきましょう。

                                • 新卒・既卒の合格率の推移(過去10年)
                                • 性別・年代の合格者数の推移(過去10年)
                                • 合格点の推移(過去10年)
                                • 共通科目・専門科目の平均点の推移(過去10年)
                                • 社会福祉士試験の合格率が低い理由は?(過去10年)
                                • 2023年の社会福祉士国家試験の合格率が高いのはなぜ?(2023年~2027年)

                                  過去10年の共通点として、2023年2月に実施された第35回試験が大きな節目になっています。

                                  第35回試験の合格率は飛び抜けて高く、合格者数も多く、平均点も過去最高を記録しています。

                                  これまで福祉系国家資格の中で低い合格率だった社会福祉士資格試験が、一気に高い合格率を記録する試験へと変わっていくため、受験を考えている方は必ずチェックしましょう。

                                  アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                                  新卒・既卒の合格率の推移

                                  社会福祉士合格率推移

                                  (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                  新卒の合格率の推移

                                  資格試験 新卒の合格率の推移
                                  受験者数 合格者数 合格率
                                  第35回 14,654人 9,568人 65.3%
                                  第34回 13,972人 7,408人 53.0%
                                  第33回 13,987人 7,255人 51.9%
                                  第32回 14,648人 8,135人 55.5%
                                  第31回 15,013人 8,335人 55.5%
                                  第30回 15,217人 8,401人 55.2%
                                  第29回 16,072人 7,874人 49.0%
                                  第28回 15,494人 7,601人 49.1%
                                  第27回 15,988人 7,676人 48.0%
                                  第26回 16,019人 7,205人 45.0%
                                  平均 15,106人 7,946人 52.6%

                                  (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                  新卒の合格率の推移を見ていくと、前年を下回る年があるものの、全体としては毎年少しずつ上昇傾向にあると分かります。

                                  そして最新の第35回試験で一気に65.3%もの高い合格率を記録しました。

                                  一方、既卒は第35回試験で新卒と同じように高い合格率を記録しましたが、第34回まではほぼ横ばいで推移してきたと分かります。

                                  既卒の合格率の推移

                                  資格試験 既卒の合格率の推移
                                  受験者数 合格者数 合格率
                                  第35回 22,320人 6,770人 30.3%
                                  第34回 20,591人 3,334人 16.2%
                                  第33回 21,300人 3,078人 14.5%
                                  第32回 24,981人 3,477人 13.9%
                                  第31回 26,626人 4,121人 15.5%
                                  第30回 28,720人 4,887人 17.0%
                                  第29回 29,777人 3,954人 13.3%
                                  第28回 29,270人 4,134人 14.1%
                                  第27回 29,199人 4,505人 15.4%
                                  第26回 29,559人 5,335人 18.0%
                                  平均 26,234人 4,360人 16.6%

                                  (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                  既卒は全体的に合格率が低く、大幅に上昇した第35回試験においても、新卒の半分以下の合格率しかありません。

                                  新卒の合格率が高い理由はアガルート社会福祉士講座の合格率を他社と比較したときにも述べましたが、平成19年令和元年福祉教育の質と量が大幅に見直されたことが要因と考えられるでしょう。

                                  平成 19 年の社会福祉士及び介護福祉士法の改正に伴う教育内容等の見直しでは、社会福祉士制度の創設以降、措置制度から契約制度への転換など、社会福祉士を取り巻く状況は大きく変化したことをうけ、実践力のある社会福祉士の養成が志向された。そのため、新たな福祉課題や社会福祉士に求められる役割を果たすために必要な科目が新設されるとともに、演習科目の時間延長、演習・実習科目の教員一名当たりの学生数や教員要件の厳格化、実習指導者要件の明確化などが行われた。

                                  (引用元:厚生労働省 社会福祉士試験制度の見直しに係る意見について)

                                  令和元年の教育内容等の見直しでは、地域共生社会の実現に向けてソーシャルワーク機能を発揮できる実践力を備えた社会福祉士を養成する観点から、地域共生に関する科目の創設や実習の時間を 180 時間から 240 時間へ延長し機能の異なる 2 ヶ所以上で行うこと、そして社会福祉士と精神保健福祉士の共通科目を 11 科目から 13 科目へ増加させることなどが行われた。

                                  (引用元:厚生労働省 社会福祉士試験制度の見直しに係る意見について)

                                  福祉教育は、平成19年と令和元年に大幅な見直しが実施されており、その年よりも後に入学・卒業した学生は社会福祉士国家試験において非常に有利であるといえます。

                                  • 新卒は質と量が大きく向上した教育を受けている
                                  • 既卒は見直し後の教育を受けられていない者が多い
                                  • 既卒は福祉法改正内容を自己で学ぶ必要がある(2007年、2020年、2022年に改正)
                                  • 既卒は働きながら試験勉強している者が多く、仕事と勉強の両立が難しい

                                    新卒は質と量が大きく向上した教育を受けているため合格率が高く、一方の既卒は見直し後の教育を受けられていない者が多くいるため、合格率が低い傾向にあります。

                                    既卒受験者は働きながら試験勉強する難しさがあり、福祉法改正内容を自己で学ぶ必要もあるため、新卒と比較すると不利な立場といえるでしょう。

                                    なお、第35回に新卒・既卒ともに合格率が大きく伸びている理由については、性別・年代の合格者数の推移などを紹介したあとにお話します。

                                    性別・年代の合格者数の推移

                                    性別の合格者数の推移

                                    社会福祉士合格率推移男女

                                    (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                    資格試験 男女別の合格者数 割合
                                    第35回 5,338人 11,000人 32.7% 67.3%
                                    第34回 3,372人 7,470人 30.5% 69.5%
                                    第33回 3,387人 6,946人 32.8% 67.2%
                                    第32回 3,997人 7,615人 34.4% 65.6%
                                    第31回 4,275人 8,181人 34.3% 65.7%
                                    第30回 4,647人 8,641人 35.0% 65.0%
                                    第29回 4,220人 7,608人 35.7% 64.3%
                                    第28回 3,948人 7,787人 33.6% 66.4%
                                    第27回 4,301人 7,880人 35.3% 64.7%
                                    第26回 4,340人 8,200人 34.6% 65.4%
                                    平均 4,182人 8,133人 34.0% 66.0%

                                    (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                    社会福祉士試験の男女別の合格者の推移を見ていくと、男性は約4,000人、女性は8,000人を基準に、毎年ほぼ横ばいで推移していることが分かりました。

                                    第33回の合格者が男女ともに減少していますが、2020年から国内で新型コロナの感染が拡大し、試験日である2月7日が緊急事態宣言の真っただ中であったため、受験者数が減ったと考えられます。

                                    第34回も試験日がまん延防止等重点措置の期間であったため、受験者数が少ない状態が続きました。

                                    両措置の期間外であった第35回試験において、過去2回の減少分を取り戻すかのように受験者が増えたと推測されます。

                                    なお、どの年においても女性の方が男性よりも多くの合格者を記録していますが、福祉は女性が広く活躍している分野であるため、受験者数が多いことが主な要因でしょう。

                                    女性の方が多い理由

                                    実は女性の割合が多いのは社会福祉士のみではなく、福祉業界全体にいえることです。介護をはじめ福祉の職業は人のお世話をしたり人に寄り添う仕事であり、向いていると感じる人に女性が多いようです。

                                    男女で違いが出るところは筋力や体力といった身体面ですが、社会福祉士の仕事において身体面で強くなければならない業務は基本的にありませんので、女性でも働きやすいという点もあります。

                                    そして、社会福祉士の仕事は、主婦や子供のいる女性でも働きやすいという点も挙げられます。福利厚生が充実しており妊娠出産時でも安心できることと、常勤職員ではなく非常勤職員で働いている方が多く家事や子育てと両立して働いている女性が多いことが理由です。

                                    また、社会福祉士は国家資格のため、結婚や出産のためにしばらく職を離れてしまった場合でも保有資格は一生なくなりません。数年経ってからでも復職しやすいことも女性人気を高めています。

                                    (引用元:日本福祉教育専門学校)

                                    社会福祉士は人に寄り添う仕事であるため、細やかな心配りが得意と感じる女性が目指す傾向にあります。

                                    力仕事が基本的には不要など、身体的な有利不利が生じにくい点においても女性が働きやすい環境といえるでしょう。

                                    また、社会福祉士のサービスを利用する人が女性であった場合は同性のサポートを望むケースも少なくないため、男性よりも女性が重宝されることも珍しくありません。

                                    ただし、男性であっても人に寄り添う仕事が得意と感じる方は多くおり、福祉施設は力仕事がまったくのゼロで運営できるわけではありません。

                                    社会福祉士の求人は女性に限定されておらず、福祉施設の中には男性専用ホームもあるため、社会福祉士は男性も十分に活躍できるフィールドです。

                                    資格試験の合格率に男女で差が出るデータは一切ないため、社会福祉士の道に進もうと考えている方は男性であっても女性であっても自身を信じて国家試験に挑みましょう。

                                    年代の合格者数の推移

                                    社会福祉士合格率年齢別推移

                                    (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                    表は左右にスクロールできます。

                                    試験 ~30歳 31~40歳 41~50歳 51~60歳 61歳~
                                    第35回 7,081人 2,865人 3,558人 2,211人 623人
                                    第34回 5,173人 1,811人 2,152人 1,282人 324人
                                    第33回 4,913人 1,813人 2,149人 1,172人 286人
                                    第32回 5,597人 2,076人 2,369人 1,256人 314人
                                    第31回 6,050人 2,439人 2,368人 1,269人 330人
                                    第30回 6,326人 2,529人 2,615人 1,418人 400人
                                    第29回 5,607人 2,393人 2,150人 1,309人 369人
                                    第28回 5,876人 2,373人 2,022人 1,154人 310人
                                    第27回 6,055人 2,730人 2,000人 1,113人 283人
                                    第26回 6,306人 2,690人 2,082人 1,162人 300人
                                    平均 5,898人 2,371人 2,347人 1,335人 354人
                                    割合 47.9% 19.3% 19.0% 10.8% 3.0%

                                    (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                    社会福祉士の年齢別の合格者の推移を見ていくと、例えば30歳以下は約6,000人を基準に増減を繰り返していますが、第33回試験で大きく合格者が減少して、第35回で大きく増加しています。

                                    第33回から第35回にかけての増減は男女別の合格者の推移でも紹介した通り、試験日が緊急事態宣言まん延防止等重点措置の期間と重なっていたかどうかで減少と増加に影響を与えたと考えられます。

                                    さらに第35回は合格率が例年より高かったことも影響しており、どの年齢層であっても合格者の絶対数が増えていました。

                                    合格率が目に見えて高くなった理由については最後に詳しくお話しますが、第36回以降も合格率が高い状態が続くと見られるため、どの年齢であっても合格者数は増えていく可能性が高いでしょう。

                                    なお、第26回から第35回のすべての試験において30歳以下の合格者数がもっとも多いですが、30歳以下の層には新卒が多く含まれていることが主な要因です。

                                    社会福祉士試験は、毎年平均7,946名の新卒が合格しているため、30歳以下の層がもっとも合格者が多い傾向にあると考えられます。

                                    アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                                    合格点の推移

                                    社会福祉士合格点推移

                                    (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                    試験 合格基準点 一部科目免除者
                                    第35回 90点 41点
                                    第34回 105点 47点
                                    第33回 93点 40点
                                    第32回 88点 37点
                                    第31回 89点 39点
                                    第30回 99点 43点
                                    第29回 86点 36点
                                    第28回 88点 38点
                                    第27回 88点 37点
                                    第26回 84点 37点
                                    平均 91点 39.5点

                                    (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                    社会福祉士国家試験は総得点150点のうち、60%程度の得点率を基準に合否が決まりますが、問題の難易度に応じて合格基準点が補正されます。

                                    必ずしも90点が合格点ではなく、過去10回を平均すると91点を中心に上下していました。

                                    中には合格基準点が105点と合格ラインが非常に高くなった年もありますが、合格基準点が高くなった第34回は、合格ハードルまで高くなった訳ではありませんでした。

                                    合格率 第34回 過去10年平均
                                    新卒の合格率 53.0% 52.6%
                                    既卒の合格率 16.2% 16.6%

                                    (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                    第34回の合格率は、新卒・既卒ともに例年とほとんど変わらない数値を記録していました。

                                    問題の難易度が例年より低ければ試験で高得点を取りやすくなるため、合格基準点が高くとも不利にはなりません。

                                    問題の難易度が例年より高くて得点が90点を下回ってしまった場合でも、合格基準点も低くなるため、やはり不利にはなりません。

                                    社会福祉士試験の合格を目指す方は、毎年の合格基準点の高低は気にせず、試験の難易度に応じた合格基準点を取れるよう、日々の勉強にだけ注力すると良いでしょう。

                                    共通科目・専門科目の平均点の推移

                                    社会福祉士試験の受験生の中には、共通科目と専門科目のそれぞれの平均点や、平均点がどのように推移してきたか知りたい方もいるでしょう。

                                    社会福祉士国家試験において、共通科目や専門科目の内訳は公表されていません、が独自にデータを集めている会社があります。

                                    株式会社ジェイシー教育研究所が運営する「赤マル福祉」に無料登録すれば、社会福祉士試験のWEB自動採点機能を無料で見ることができます。

                                    主な目的は自身の共通科目・専門科目の得点を知ることですが、「個別診断表」の中でWEB自動採点を利用したすべての人の平均点も表示されるため、平均点を知りたい場合に活用すると良いでしょう。

                                    もちろん、すべての受験生がWEB自動採点を利用しているわけではありませんが、毎年数千人が利用しているため、参考数値としては十分に活用できます。

                                    WEB自動採点は解答速報としても利用できるため、第36回(2023年度)試験を受けたときには積極的に利用してきましょう。

                                    アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                                    社会福祉士試験の合格率が低い理由は?

                                    社会福祉士の国家試験は過去10年の平均合格率が29.8%であり、福祉系国家資格試験の中でもっとも低い合格率を記録しています。

                                    合格率が低い理由は、次の要因の影響であると考えられるでしょう。

                                    • 試験科目が19科目もあり出題範囲が広い
                                    • 試験問題が単純なマークシート1択問題だけでなく、複数の解答を選択する問題が含まれる
                                    • 試験は全19科目で最低1点は獲得する必要があり、苦手な科目があり7問中1問も正答できないとほかが満点でも合格できない
                                    • 試験が240分の長丁場で、集中力の持続が難しい
                                    • 合格に必要な勉強時間が約300時間と、他の福祉系国家資格より約50時間多い

                                    社会福祉士の国家試験は科目数が19にも及び、回答方法も単純なマークシート1択問題だけでなく、複数の解答を選択する問題が含まれています。

                                    どの科目においても最低1点は獲得する必要があるため、得意科目でいくら点数を稼いでも、苦手科目が全問不正解では合格できないリスクもあります。

                                    試験が240分の長丁場であるため、集中力を持続させることが難しい点も合格率が低い要因といえるでしょう。

                                    社会福祉士の試験内容や学習時間などを、ほかの福祉系国家資格と比較すると次の表の通りです。

                                    項目 社会福祉士 精神保健福祉士 介護福祉士
                                    試験科目 19科目 16科目 11科目
                                    1択問題 あり あり あり
                                    2択問題 あり あり なし
                                    最低1点
                                    獲得科目
                                    19科目群 16科目群 11科目群
                                    問題数 150問 163問
                                    (2日合計)
                                    125問
                                    1科目平均 約8問 約10問 約11問
                                    解答速度 1.6分/1問 1.7分/1問 1.8分/1問
                                    試験時間 240分 275分
                                    (2日合計)
                                    220分
                                    勉強時間 約300時間 約250時間 約250時間

                                    (引用元:アガルート公式HPおよび社会福祉振興・試験センターの公式HPより当サイトにて集計)

                                    社会福祉士はほかの福祉士系国家資格より科目数が多く、試験範囲が広いため勉強時間も多く必要です。

                                    全科目群で最低1問の正答が必要なことは3つの資格試験で共通ですが、社会福祉士は1科目あたりの問題数が少ないため、全問不正解のリスクがほかの資格試験より大きいといるでしょう。

                                    1問を解くにあたって使える時間も約1.6分とほかの福祉系資格試験より短いため、より高い集中力が必要です。

                                    さらに、試験時間が240分にも及ぶため、より高い集中力をより長い時間維持する必要もあります。

                                    試験本番では何度も書いて消してを繰り返すことで手首の疲れが集中力に悪影響を与えるため、普段から長時間の学習に挑み、心身ともに慣らしておくことが肝要でしょう。

                                    また、福祉分野は社会の実態に合わせてたびたび制度改正が行われるため、資格試験に合格するためには常に最新の知識を得ておく必要もあります。

                                    個人では制度改正の変更内容の理解が難しかったり、仕事の忙しさが影響して変更点に気付けなかったりすることも、合格率が低い理由の1つです。

                                    身近に法改正の内容を教えてくれる講師がいない場合や普段から勉強できる環境を整えにくい場合には、アガルートの社会福祉士講座を受講するなど、合格するための環境を積極的に整えていきましょう。

                                    2023年の社会福祉士国家試験の合格率が高いのはなぜ?

                                    社会福祉士試験の過去10年間の平均合格率は29.8%に対し、2023年2月に実施された第35回は44.2%と大幅に上昇しました。

                                    合計率が大幅に上昇した理由は、第35回の問題の難易度が易しかったにもかかわらず、合格基準点を高くする調整が行われなかったためです。

                                    現行の社会福祉士及び精神保健福祉士国家試験においては 83点分(11 科目)が「共通問題」である。この配点は二つの国家試験における総配点の 50%以上を占めている(社会福祉士 55.3%、150 点満点/精神保健福祉士 50.9%、163 点満点)。それにもかかわらず、同じソーシャルワーク専門職として求められる基本的知識・判断能力を担保する仕組みである国家試験において、二つの資格の合格率に約2倍の差がある状況は是正すべきである。

                                    また、このような状況は受験生からみた場合、二つの国家資格の関係を誤解する(合格率から資格の価値や優劣を判断する)可能性も懸念され、この点からも令和 6 年度の国家試験から社会福祉士の合格率を精神保健福祉士と同水準(60%程度)以上とすべきである。

                                    (引用元:厚生労働省 社会福祉士国家試験制度の見直しに係る意見について)

                                    厚生労働省は、社会福祉士国家試験の合格率を2025年(第37回)の試験から60%程度まで引き上げる方針を令和元年に示していました。

                                    引き上げる主な理由は、医療・福祉職の人員不足を解消するためです。

                                    項目 2018年 2040年
                                    医療・福祉職 823万人 推計1,060万人
                                    労働人口 6,580万人 推計5,650万人

                                    (引用元:厚生労働省 社会福祉士国家試験制度の見直しに係る意見について)

                                    高齢化・人口減少社会に伴い、2040年には医療・福祉に従事する者が約1,060万人必要であると推計されており、2018年の従事者数を基準として約237万人増やす必要があります。

                                    しかし労働人口は減少するため、医療・福祉以外の分野で働く人を医療・福祉分野に引き入れなければ達成できません。

                                    厚生労働省は医療・福祉分野で働く人を増やす施策の1つとして、社会福祉士の資格取得のハードルを下げ、平均30%程度だった合格率を60%程度まで引き上げる決定を下した訳です。

                                    過去10年の平均受験者数 41,341人
                                    合格率60%と仮定した場合の合格者数 24,805人
                                    2025年~2040年に輩出可能な社会福祉士 396,880人

                                    (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                    社会福祉士だけで237万人の医療・福祉職を確保はできませんが、1つの資格だけで40万人近くの従事者を確保でき、資格取得のハードルが下がれば受験者数が増加する可能性もあるでしょう。

                                    社会福祉士の合格率を60%程度まで引き上げるのは2025年2月の試験からですが、厚生労働省は次のような懸念を示しているため、段階的に合格率を上げていくと考えられます。

                                    現行の社会福祉士国家試験では、年度による合格基準(最低点)の乱高下がみられ、国家試験(問題)の水準の不安定さが指摘できる。例えば、合格基準
                                    である 60%程度(=90 点)を合格最低点とした場合、合格率が現行水準(30%程度)を超えたと見込まれる年度は、過去 5 年で 2 回あった(第 30 回は 99点、第 33 回は 93 点)。
                                    その一方、合格率が常に 30%程度で安定している現状は、受験生からの国家試験に対する信頼性が揺らぎかねない(合格率を30%程度未満に抑えるよう意図的に調整しているのではないかという質問は受験生から実際にある)

                                    (引用元:厚生労働省 社会福祉士国家試験制度の見直しに係る意見について)

                                    厚生労働省は合格率が安定するのは好ましくないと考えているため、2025年2月の試験から急に60%の合格率に上がる状況を避けるでしょう。

                                    つまり、2023年(第35回)と2024年(第36回)で段階的に合格率を上げていくと考えられます。

                                    さらに、60%程度で安定する状況を避けるために、厚生労働省は70~90%程度まで上がることを許容する方針すら示しています。

                                    新カリキュラムに基づく国家試験の施行にあたっては、合格基準 60%程度で合格率がまずは最低でも 60%以上の水準で安定するよう試験問題の水準の適切さを確保すべきである。

                                    新カリキュラムに基づく国家試験の施行後 2~3 年以内に、医療系国家資格と同水準の合格率となることが望ましい。

                                    (引用元:厚生労働省 社会福祉士国家試験制度の見直しに係る意見について)

                                    医療系国家資格とは「看護師」「保健師」「理学療法士」が該当し、合格率は毎年およそ79~94%でした。

                                    例えば、新カリキュラムに基づく国家試験の施行後 2年後に医療系国家資格と同水準の合格率となった場合には、社会福祉士国家試験の合格率は次のように変化していくでしょう。

                                    試験 合格率
                                    2023年(第35回) 44.2%
                                    2025年(第37回) 60.0%(推計)
                                    2027年(第39回) 70~90%(推計)

                                    (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                    厚生労働省が予定する合格率の推移を知った受験生は、次の疑問が頭に浮かぶかもしれません。

                                    • 合格率が上がる、つまり試験が簡単になる?
                                    • 試験が簡単になる、つまり2025年(第37回)以降に受験した方が楽?
                                    • 急に合格率が上がったら、国家資格の価値が薄れない?
                                    • 合格率が上がるなら、独学で十分目指せる?

                                      試験が簡単になるかどうかなど、上記4つの疑問点を1つずつ順番に回答していきます。

                                      合格率が上がる、つまり試験が簡単になる?

                                      「合格率が上がる、つまり試験が簡単になる?」の疑問について回答すると、簡単になります。

                                      合格率が60%程度まで上がるのは2025年(第37回)からであり、2019年に大幅に見直された福祉教育を4年間フルに受けた学生が試験に合流するのは2026年(第38回)です。

                                      つまり、「受験生の履修状況が現状のまま合格率を引き上げる」ためには問題の難易度は引き下げ、合格基準点は上げない方法を取るしかありません。

                                      試験が簡単になる、つまり2025年(第37回)以降に受験した方が楽?

                                      「試験が簡単になる、つまり2025年(第37回)以降に受験した方が楽?」の疑問については、2025年(第37回)以降の合格率は高くなりますが、10~40%程度は不合格になります。

                                      簡単になるとはいっても共通科目が11から13科目に増え、有資格者が増えれば就職時の競争が激しくなるため、少しでも早く資格取得と就職・転職を行った方が賢明でしょう。

                                      急に合格率が上がったら、国家資格の価値が薄れない?

                                      「急に合格率が上がったら、国家資格の価値が薄れない?」の不安は、合格者は増えれば増えるほど世に出る社会福祉士の数が増えるため、価値は少なからず薄れます。

                                      ただし、合格率の引き上げは200万人以上の医療・福祉職の人手不足を解消するための措置であるため、価値が薄れて就職できない状況にまではならないと考えられます。

                                      合格率が上がるなら、独学で十分目指せる?

                                      最後に、「合格率が上がるなら、独学で十分目指せる?」の疑問についてですが、2026年(第38回)以降に受験する新卒であれば独学(学校教育)で十分かもしれません。

                                      試験 新卒合格率 既卒合格率 受験生全体
                                      第34回(2022年) 53.0% 16.2% 29.3%
                                      第35回(2023年) 65.3% 30.3% 44.2%
                                      第36回(2024年) 75.1%(推計) 41.6%(推計) 53.8%(推計)
                                      第37回(2025年) 81.7%(推計) 48.1%(推計) 60.4%(推計)

                                      (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                      過去10年の受験者数や第35回の合格率上昇率などをもとにして、第37回の全体合格率を推計すると、新卒の合格率が81.7%、既卒の合格率が48.1%ほどと予想されます。

                                      第38回(2026年)以降の新卒受験者は、福祉教育見直し後のカリキュラムを受けており、81.7%よりもさらに高い数値を叩き出すと予想されるため、独学(学校教育)で十分合格を狙えます。

                                      仮に講座を利用するとしても、第37回以降の過去問解説講座を受けるだけで十分でしょう。

                                      一方、第36回や第37回における新卒受験者は、例えば第36回で新卒合格率が10%上がると仮定しても、講座利用者の合格率も共に上がると考えることが自然であるため、講座を利用する方が有利といえます。

                                      既卒受験者にいたっては、全体合格率が上昇しても50%に届かないと推計されるため、第35回時点で85.7%の合格率であるアガルートの社会福祉士講座を利用した方がより確実に試験を突破できます。

                                      アガルートの社会福祉士講座は、合格すれば全額返金の特典を利用できるため、合格率を高めるために自己投資をしても費用を回収できるメリットがあるでしょう。

                                      社会福祉士国家試験の合格率が引き上げられても、講座を利用する優位性は変わらず存在するため、社会福祉士の合格を目指している方はぜひアガルートの社会福祉士講座を前向きに検討しましょう。

                                      特に、第37回(2025年)試験から令和元年の見直し後の教育にもとづく試験に変更されるため、第36回(2024年)に資格を取得しておく方が勉強内容に変更がなく、スムーズに合格できるかもしれません。

                                      見直し後のカリキュラムの適用日はどのようになるのか

                                      令和6年度に実施する第37回社会福祉士国家試験(令和7年2月実施見込み)から、見直し後の新たな教育内容に基づく試験問題が出題される予定である。

                                      (引用元:厚生労働省参考資料 社会福祉養成課程における教育内容等の見直しに係るQ&Aについて)

                                      アガルートでは講座内容や勉強の仕方など、受講前にも無料で相談を実施しているため、気になる方は相談だけでもしてみると良いかもしれません。

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                                      アガルートの社会福祉士講座に関するよくある質問

                                      アガルートの社会福祉士講座に関するよくある質問

                                      アガルートの社会福祉士講座に関するよくある質問をまとめました。

                                      気になる項目がある方は、ぜひ悩みの解消にお役立てください。

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                                      アガルートの社会福祉士講座はなぜ合格率が高いの?

                                      (引用元:アガルート公式HP)

                                      アガルートの社会福祉士講座は新卒でも既卒でも、講座を受けて試験に一発合格した確率が85.71%と非常に高い数値を記録しました。

                                      高い合格率を誇る理由は「独学」よりも「一般的な通信講座」が優れていて、さらに「アガルートならではのメリット」が複数あるためです。

                                      独学と比較した場合の通信講座のメリット
                                      • 合格点を取るために最適化されたテキストを自分で用意する必要がない
                                      • 最新の福祉制度の知識を自分で調べる必要がない
                                      さらに、通信講座によっては次のメリットも
                                      • 講義動画を視聴することで、テキストだけで勉強するより理解しやすく、長く集中力できる
                                      • スマホでいつでもどこでも学習できる
                                      • 分からない問題は講師に質問できる
                                      • 頻出問題を集めた過去問題集や講義指導により、着実な得点力アップが期待できる
                                      その上で、アガルートの社会福祉士講座であれば
                                      • 予習いらずで、勉強方法が明白(講義動画を見る→過去問を解く→間違えた問題は過去問解説動画を見る→次の講義動画を見る→同じ流れ)
                                      • 動画(151時間)と過去問(2冊)で試験合格に必要な300時間の学習時間まで十分に到達できる
                                      • 講義動画は音声付きの早見再生が可能(0.5~3.0倍速)
                                      • オンラインで講師に直接質問できる
                                      • 合格時には全額返金の特典が待っている(合格カリキュラム受講生の場合)

                                      (引用元:アガルート公式HP)

                                      アガルートの社会福祉士講座は、講義動画もテキストも必要十分な勉強量を確保できます。

                                      学習の流れも非常に分かりやすいため、不足を感じてほかの教材を探すなどの心配がまずありません。

                                      デメリットとしては、アガルートの合格カリキュラムは65,780円(税込)であるため、独学と比較すると決して安くない費用が発生します。

                                      十分な知識を身に付けたあと、実力を試したい場合には中央法規などが実施している模擬試験を自腹で受けるため、講座費用と合わせて7万円を超えます。

                                      アガルートの社会福祉士講座は安くない費用が発生するため万人向けの学習手段ではありませんが、費用の問題を乗り越えられるのであれば高い合格率を期待でき、学習意欲も増すでしょう。

                                      今まで受けてきた他の講座では、頻出問題・難問奇問と一言で言っても、どの程度の重要度なのかがわからず、不明確なまま終わる、ということがありました。
                                      その点、過去問解説講座のテキストや解説動画では、他の参考書では省くような細かい内容まで記載されているし、解説の中で「こういった理由で難問」「当時と現在で変更があるので省く」としっかり理由付けがあったので、とても参考になりました。

                                      (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

                                      解説の際に問題のランク付けをしてもらえていたので、自分の回答と照らし合わせ一喜一憂しつつもどの問題が重要か把握することが出来とても有難かったです。

                                      (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

                                      アガルートの社会福祉士は、解説動画の中で問題の重要度を分かりやすく教えてくれます。

                                      抑えるべきポイントがはっきりし、学習する上で迷うことがほとんどありません。

                                      合格すれば全額返金の特典を受けられるため、本気で合格を目指そうと考えている方はアガルートの社会福祉士講座を受講する価値がきっとあります。

                                      アガルートの公式HPでは講義動画やテキストのサンプルを無料で会員登録なしで試聴できるため、気になる方はぜひチェックしましょう。

                                      アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                                      アガルートの社会福祉士講座は難しい科目も理解しやすい?

                                      アガルート社会福祉士講座

                                      (引用元:アガルート公式HP)

                                      アガルートの社会福祉士講座は、受験生がつまずきやすい社会保障制度などを有資格者の講師陣が分かりやすく解説してくれます。

                                      解説は言葉だけでなく、文字をテキストに書き込んで視覚的にも学べる環境を整えてくれるため、最新の法・制度であってもスムーズに理解できるでしょう。

                                      アガルート社会福祉士講座テキスト動画

                                      (引用元:アガルート公式HP)

                                      上記写真のように、アガルートの解説動画では講師がテキストに要点を書き込み、試験の正答に必要な内容をコンパクトにまとめてくれます。

                                      講師は社会福祉士の試験勉強をした受験生でもあったため、理解しにくい部分を把握しており、講座受講者に分かりやすく伝える技術に長けています。

                                      実際に、講師陣が難しい内容をかみ砕いて話そうとしている姿が口コミの中から見て取れました。

                                      個人的な所になるのですが講師の先生が自分達受験生の立場になって説明してくれる箇所も有難かったです。ここは受験生の苦労するポイントだよね等同情してもらえる時などは心の支えになっていました。
                                      全体的に内容はしっかりしているのですが適度に肩の力を抜いて受講することが出来たので、自分はアガルートさんを選んで良かったと思っています。

                                      (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

                                      覚えにくい法律やキーワードを「歯を食いしばって頑張りましょう」と言って、受験者の気持ちに寄り添ってくださる姿勢も、とても励みになりました。

                                      (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

                                      講義を受け始め内容を聞いていくと、今まで単語としてしか頭になかったものが、文として繋がり、歴史を知り、制度の成り立ちを知る度に、知ることが楽しくなりました。それは講師の先生の親しみやすい説明のされ方が大きく影響があったと思います。

                                      (引用元:アガルート公式HP合格者の声)

                                      覚えにくい法・制度に関連する問題であっても講師陣が分かりやすく伝えてくれる上に励ましの言葉をかけてくれるため、一度で理解できなかった場合でも再度解説を聞いてみようという気持ちになります。

                                      アガルートの社会福祉士講座は要点をまとめた書き込みのおかげで難しい科目であっても理解しやすく、それでも理解が難しい場合にはオンラインで講師に直接質問できるサポート体制まで整えています。

                                      社会保障制度など、難しいと感じる科目がある場合には、ぜひアガルートの社会福祉士講座を利用して理解の助けとしましょう。

                                      アガルートの社会福祉士講座はオンラインテキストやアプリに対応している?

                                      アガルート社会福祉士講座動画テキスト

                                      (引用元:アガルート公式HP)

                                      アガルートの社会福祉士講座は、オンラインテキストに非対応ですが、講義動画でテキストを見ながら学習できるため、疑似的なオンラインテキストとして利用可能です。

                                      • 講師が要点を書き込んだテキストを閲覧できるため、新品のテキストを見るより理解しやすい
                                      • スマートフォンで閲覧できるため持ち運びが非常に楽

                                        講師が要点を書き込み、重要なポイントにマーカーを引いたテキストを閲覧できるため、新品のテキストを見るより理解しやすいメリットがあるといえるでしょう。

                                        スマートフォンがあればいつでもどこでも視聴できるため、一時停止して読み進めて、読み終われば再生バーをずらして次のページを表示する使い方も可能です。

                                        ただし、アプリでなくブラウザでの視聴するため、SIMカードの契約プランによっては屋外での学習に向かない可能性があります。

                                        データ容量が気になる場合には、スマートフォンのカメラでテキストを撮影し、写真やオフライン動画として閲覧すると良いかもしれません。

                                        アガルート製でなくても良ければ、過去問に挑戦できるアプリをPlayストアなどから無料ダウンロードできるため、十分に学習を積んだあとであれば移動時間などのすき間時間に利用しても良いでしょう。

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                                        過去に社会福祉士国家試験を
                                        受けたことがある方
                                        他校乗換 20%
                                        OFF
                                        他の有料通信講座を
                                        利用されていた方
                                        再受講 20%
                                        OFF
                                        アガルートの社会福祉士講座を
                                        過去に利用されていた方
                                        他資格試験
                                        合格者
                                        10%
                                        or
                                        20%
                                        OFF
                                        ・介護福祉国家試験
                                        ・介護支援専門員試験
                                        ・臨床工学技士国家試験
                                        いずれかの合格者
                                        家族割引 10%
                                        OFF
                                        家族がアガルートの
                                        有料講座の受講生

                                        (引用元:アガルート公式HP)

                                        家族がアガルート受講生であれば10%の割引制度を利用できるため、講座を1つずつ申し込むと、あとから申し込む講座が安くなります。

                                        キャンペーンに関する最新情報が気になる方は、アガルート公式HPをご覧ください。

                                        社会福祉士資格試験に受かる人の最短学習期間はどれくらい?

                                        アガルートの社会福祉士講座では5つの学習プランが公開されており、最短3.3か月で合格に必要な目安である300時間を達成できます。

                                        プラン 一日あたりの勉強時間 一ヶ月あたりの勉強時間 300時間を達成するために必要な月数
                                        A 1時間 1時間×30日
                                        =30時間
                                        300時間÷30時間
                                        =10ヶ月
                                        B 1時間だが週休2日 1時間×5日×4週間
                                        =20時間
                                        300時間÷20時間
                                        =15ヶ月
                                        C 2時間 2時間×30日
                                        =60時間
                                        300時間÷60時間
                                        =5ヶ月
                                        D 2時間だが週休2日 2時間×5日×4週間
                                        =40時間
                                        300時間÷40時間
                                        =7.5ヶ月
                                        E 3時間 3時間×30日
                                        =90時間
                                        300時間÷90時間
                                        =3.3ヶ月

                                        (引用元:アガルート公式HP)

                                        平日も休日も毎日3時間勉強するプランでは1か月で90時間を確保し、3.3か月で300時間に到達します。

                                        ただし、休日に集中して勉強するプランが提示されていないため、土日の両方あるいは片方だけ集中して勉強する方は下記の表を参考にしてください。

                                        平日 土曜日 日曜日 4週間合計 300時間到達
                                        0時間 8時間 8時間 64時間 18.8週
                                        1時間 8時間 0時間 52時間 23週
                                        1時間 8時間 8時間 84時間 14.3週
                                        2時間 8時間 0時間 72時間 16.7週
                                        2時間 8時間 8時間 104時間 11.5週

                                        (引用元:アガルート公式HPより当サイトにて集計)

                                        社会福祉士の試験は240分(4時間)に及ぶため、普段から長時間集中できる環境に身を置いた方が本番で力を発揮しやすいはずです。

                                        最短学習期間で合格を目指す場合は、土日ともに8時間学習し、学習意識を途切れさせないためにも平日は1~2時間学習しましょう。

                                        平日も毎日2時間する場合には最短11.5週間(3か月弱)で累計学習時間が300時間に届くため、試験に十分通用する力が身につきます。

                                        アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                                        社会福祉士資格試験の歴代から2023年までの合格点の推移は?

                                        社会福祉士合格点推移2

                                        (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                        試験 合格基準点
                                        第35回(2023年2月) 90点
                                        第34回(2022年2月) 105点
                                        第33回(2021年2月) 93点
                                        第32回(2020年2月) 88点
                                        第31回(2019年2月) 89点
                                        第30回(2018年2月) 99点
                                        第29回(2017年2月) 86点
                                        第28回(2016年2月) 88点
                                        第27回(2015年2月) 88点
                                        第26回(2014年2月) 84点
                                        第25回(2013年2月) 72点
                                        第24回(2012年2月) 81点
                                        第23回(2011年2月) 81点
                                        第22回(2010年2月) 84点
                                        第21回(2009年2月) 85点
                                        第20回(2008年2月) 87点
                                        第19回(2007年2月) 81点
                                        第18回(2006年2月) 80点
                                        第17回(2005年2月) 83点
                                        第16回(2004年2月) 85点
                                        第15回(2003年2月) 91点
                                        平均 86.7点

                                        (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                        社会福祉士国家試験の合格基準点は、一般に公開されるようになった第15回(2003年2月)以降の推移を見ていくと、平均して86.7点を中心に微増・微減を繰り返していることが分かりました。

                                        第25回(2013年2月)が平均を大きく下回る72点を記録していますが、要因は試験の回答方法が変更されたためと考えられます。

                                        • 第24回までは5つの選択肢から1つの正解を選ぶ問題のみ
                                        • 第25回からは多数の選択肢から複数の正解を選ぶ問題が加わる
                                        • 回答方法の変更は事前説明が一切なく、気付かなかった受験生が相当数いる

                                        第24回までは5つの選択肢から1つの正解を選ぶマークシート問題のみでしたが、第25回に複数の正解を選ぶ問題が加わりました。

                                        解答方法の変更は予告なしで実施されたため、回答を1つのみ選んで不正解となった受験生が相当数いました。

                                          第25回試験結果の概要

                                          正しいものを「2つ」選ぶ形式が新たに出題されたことです。自動採点サービスを利用された方々の動向を見ても、「2つ」選ぶのを見落としてしまった方もかなり見受けられたようです。出題形式が変わるわけですから、試験開始前に、きちんと口頭で説明すべきことではないでしょうか。

                                          (引用元:株式会社ジェイシー教育研究所 赤マル福祉)

                                          試験問題の自動採点を無料で提供している赤マル福祉において、複数選択の回答方式を見落とした受験生がかなりいたと語られています。

                                          第25回の合格率は18.8%まで下がっており(第1回から第24回までの平均合格率は28.4%)、合格基準点が公表されるようになった第15回以降では最低の合格率と基準点を記録しました。

                                          第26回以降は合格率も基準点も例年程度まで持ち直し、第34回(2022年)で105点へと大きく上昇しましたが、最新35回では約60%程度の得点を合格とする基準通りの90点へと落ち着いています。

                                          第34回の大幅上昇は問題の難易度が易しかった以外の事実はありませんが、国家試験問題の水準を一定に保つことは容易ではありません。

                                          現行の社会福祉士国家試験では、年度による合格基準(最低点)の乱高下みられ、国家試験(問題)の水準の不安定さが指摘できる。

                                          (引用元:厚生労働省 社会福祉士試験制度の見直しに係る意見について)

                                          厚生労働省は段階的に試験問題の難易度を下げて合格率を60%程度まで押し上げる方針であるため、どの程度難易度を下げればどの程度の受験者が合格基準点に達するのか情報を得る機会となったでしょう。

                                          社会福祉士試験の合格率が高い大学ランキングは?

                                          社会福祉士国家試験の合格率が高い大学をランキング形式で紹介します。

                                          第35回試験においては、大分大学が第1位の合格率を記録しました(受験者数10名以上の大学)。

                                          合格率ランキング

                                          社会福祉士合格率大学

                                          (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                          ランキング 大学名 合格率
                                          第1位 大分大学 94.4%
                                          第2位 大阪市立大学 93.8%
                                          第3位 京都府立大学 90.9%
                                          第4位 新潟県立大学 88.5%
                                          第5位 金沢大学 88.2%
                                          第6位 福井県立大学 87.5%
                                          第7位 新見公立大学 86.7%
                                          第8位 徳島大学 86.7%
                                          第9位 東京家政大学 86.2%
                                          第10位 筑波大学 84.6%

                                          (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                          第1位の大分大学は94.4%もの合格率を記録(受験者36名中34名が合格)しており、全国平均の合格率44.2%を大きく上回っています。

                                          第2位の大阪市立大学や第3位の京都府立大学も90%を超える合格率を記録しており、上位3校は全国平均の2倍以上の合格率を記録していました。

                                          また、合格者の数の多さで順位を見ると、第1位は日本福祉大学通信教育部で1,000人を超えており、ほかの大学を大幅に引き離す数字を記録しています。

                                          合格者数ランキング

                                          社会福祉士合格者数大学

                                          (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                          ランキング 大学名 合格者数
                                          第1位 日本福祉大学通信教育部 1,178人
                                          第2位 日本福祉大学 305人
                                          第3位 東北福祉大学 231人
                                          第4位 日本社会事業大学 189人
                                          第5位 佛教大学 149人
                                          第6位 東北福祉大学通信教育部 146人
                                          第7位 淑徳大学 145人
                                          第8位 東洋大学 144人
                                          第9位 武蔵野大学通信教育部 128人
                                          第10位 龍谷大学 115人

                                          (引用元:厚生労働省 社会福祉士合格発表参考資料より当サイトにて集計)

                                          合格者数第1位の日本福祉大学通信教育部は、1,178名が合格(受験者2,164名)と圧倒的な数字を記録していますが、主な要因は4年間の通信教育課程に実習科目が含まれている点にあります。

                                          「大学卒業資格取得」「社会福祉士受験資格取得」「社会福祉士の試験勉強」を並行して行えるメリットがあり、社会福祉士を受験資格取得から目指す方が多く集まっています。

                                          学費の概算が1,332,940円と非常に高額ですが、合格率も新卒69.1%、既卒42.4%と全国平均を上回っているため、本気で資格取得を目指す場合には有力な選択肢だといえるでしょう。

                                          社会福祉士の国家試験では毎年大学別の受験者数、合格者数が厚生労働省の参考資料として公表されているため、自身の出身大学が気になる方はぜひ調べてみましょう。

                                          アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                                          社会福祉士の資格試験は「簡単すぎる」声もあれば「合格点が高すぎる」声もあるのはなぜ?

                                          社会福祉士の国家試験は、ときに「簡単すぎる」声があれば、反対に「合格点が高すぎる」声もありますが、主な要因は次の通りです。

                                          • 合格率5%程度の社労士と比較すれば、社会福祉士は合格率30%程度もある
                                          • 新卒(学生)合格者が社労士は13名以下に対し、社会福祉士は9,568名もいる(※2023年試験)
                                          • 必要な勉強時間の目安も、社労士800時間に対して社会福祉士は300時間と少ない
                                          • 合格基準点が社労士が約70点に対し、社会福祉士は約90点と高い(※問題数は異なる)
                                          • 社会福祉士は基準点の増減幅が大きく、最低72点最高105点を記録している

                                            「簡単すぎる」声については、社労士などの難関資格と比較すれば社会福祉士は高合格率であり、新卒(学生)の合格者数が多いことから簡単だとする声が上がります。

                                            必要な勉強時間も社労士などよりは少なく、それでいて高い点数を獲得する必要があるため、合格点が高すぎるとの声も上がっていました。

                                            ただし、福祉系国家資格の中では最難関であり、合格率60%程度の精神保健福祉士や70%程度の介護福祉士と比較すれば、「簡単すぎる」とはいえません。

                                            合格基準点の高さについても、最高105点まで上昇した年があり、一見すると高すぎるように感じますが、その分難易度が易しく設定されていました。

                                            合格率や合格者数が減ったわけではないため、見た目の数値だけをもって合格点が高すぎるとはいえません。

                                            ただし、合格点の乱高下は受験者に混乱を与える恐れがあるため、合格点は一定に保たれるべきです。

                                            難易度(合格基準点)が乱高下すると、試験を受けても手ごたえが分からないだけでなく、学習量を引き上げなければならない恐れがあります。

                                            試験問題が60%程度の正当を基準に問題を作成されているのであれば、60%を超えた受験生はすべて合格とした方が混乱回避につながり、「合格点が高すぎる」などの声が上がることもないでしょう。

                                            少なくとも、難易度の低い問題を作成したのであれば、試験を実施する前に基準点が高くなる事実を発表してこそ公正な国家試験であるといえます。

                                            社会福祉士の資格を持っていると就職に有利って本当?

                                            日本はすでに高齢化社会に突入していますが、今後は労働人口が年々減少していくため、社会福祉士の資格を持っていると就職・転職に非常に有利といえるでしょう。

                                            日本の人口推移

                                            (引用元:国土交通省 国土の長期展望)

                                            • 社会福祉士は、高齢者福祉を始めとした福祉施設に多く勤務する
                                            • 労働人口は減少するが高齢人口は減少しないため、福祉従事者の不足が予想されている
                                            • 2040年時点での医療・福祉従事者の人手不足は237万人と推計されている(2018年の従事者数と比較して)
                                            • 2100年以後も高齢化率は上がっていく(2030年31.8%、2050年39.6%、2100年40.6%。いずれも推計)

                                              社会福祉士は福祉関連施設に多く勤務していますが、人手不足はすでに始まっており、求人情報サイトindeedに掲載されている「社会福祉士」の求人数は278,049件に上ります(2023年5月13日時点)。

                                              民間だけでも非常に多くの求人がありますが、民間企業以外であっても社会福祉士が多数不足していると指摘されていました。

                                              全国に4,328か所ある地域包括支援センター(地域住民の相談・介護予防などを支援する拠点)では、社会福祉士の雇用が必須であるにもかかわらず4~5割で採用できていないと報告されています。

                                              社会福祉士が唯一必置となっている地域包括支援センターについて、全国地域包括・在宅介護支援センター協議会の調査では、4~5割の地域包括支援センターで社会福祉士の採用が難しいことが明らかになり、今後さらに社会福祉士の採用の困難さが予想されることから、全国地域包括・在宅介護支援センター協議会会長から本連盟に対して、学生の社会福祉士国家資格取得と地域包括支援センターでの就労意向の促進を要望されている。

                                              (引用元:厚生労働省 社会福祉士試験制度の見直しに係る意見について)

                                              2040年時点での医療・福祉従事者の人手不足は237万人と推計されており(2018年の従事者数と比較して)、高齢化率は2100年まで上がっていくと予想されています。

                                              今後さらに社会福祉士の採用が難しくなることが予想されていることから、人手不足は深刻であり、社会福祉士の資格を持っていると現在・将来に渡って就職・転職に有利であるといえるでしょう。

                                              アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                                              社会福祉士国家試験の受験資格は?

                                              社会福祉士受験資格

                                              (引用元:アガルート公式HP)

                                              社会福祉士国家試験の受験資格は、細かくみると11通りの取得ルートがあり、大まかにみると次の3通りのルートがあります。

                                              福祉大学ルート

                                              福祉大学ルート
                                              福祉系大学などで4年+指定科目を履修
                                              福祉系短大などで3年+指定科目を履修+相談援助実務1年
                                              福祉系短大などで2年+指定科目を履修+相談援助実務2年

                                              (引用元:社会福祉振興・試験センター)

                                              福祉系大学などで厚生労働省が定める指定科目を履修した者は、専門課程を経た年数に応じて資格取得に必要な実務年数が変わります。

                                              福祉系大学などで4年学んだ者は実務なしに資格を取得できますが、入学年によって指定専門科目が異なるため、社会福祉振興・試験センターで詳細を確認しましょう。

                                              短期養成施設(6か月以上)ルート

                                              短期養成施設(6か月以上)ルート
                                              福祉系大学などで4年+基礎科目を履修
                                              福祉系大学などで3年+基礎科目を履修+相談援助実務1年
                                              福祉系大学などで2年+基礎科目を履修+相談援助実務2年
                                              社会福祉主事養成機関+基礎科目を履修+相談援助実務2年
                                              児童福祉士、老人福祉指導主事などの実務経験4年

                                              (引用元:社会福祉振興・試験センター)

                                              厚生労働省が定める指定科目でなく、指定基礎科目を履修した者は短期養成施設(6か月以上)を利用することで資格を取得できます。

                                              短期養成施設では、社会福祉士として働くために必要な知識・技術を通信課題を通じて修得していきます。

                                              期間は主に9か月が設定されており、詳しく知りたい方は会福祉振興・試験センターの施設一覧から各養成施設へ直接尋ねましょう。

                                              一般養成施設(1年以上)ルート

                                              一般養成施設(1年以上)ルート
                                              一般大学などで4年
                                              一般大学などで3年+相談援助実務1年
                                              一般大学などで2年+相談援助実務2年
                                              相談援助実務4年

                                              (引用元:社会福祉振興・試験センター)

                                              一般大学で教養を身に付けた方は、主に一般養成施設(1年以上)を経て社会福祉士の受験資格を獲得します。

                                              期間は利用する養成施設ごとに異なり、履修方法も施設によって通信課題でなくスクーリングで履修するため、利用する施設を選ぶ際には注意しましょう。

                                              社会福祉士国家試験の解答速報はどこで見られる?

                                              赤マル福祉

                                              (引用元:株式会社ジェイシー教育研究所 赤マル福祉)

                                              例年2月上旬に社会福祉士国家試験が実施され、約1か月後である3月上旬に合格者の受験番号や正答が公表されますが、受験者は試験が終わった直後に答え合わせを行って得点を知りたいでしょう。

                                              試験の解答速報は公式には行われていませんが、毎年ユーキャン資格の大原赤マル福祉などで解答速報を実施しており、講座利用の有無にかかわらず閲覧可能です。

                                              中でも赤マル福祉は、自動採点機能による答え合わせを実施しており、解答速報を利用したすべての人の平均点を知る手段としても利用できます。

                                              無料の会員登録が必要ですが、平均点と比較することで自身の出来の良し悪しを判断できるため、手ごたえを少しでも客観的に捉えたい場合にはWEB自動採点を利用しましょう。

                                              アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                                              2024年以降の社会福祉士国家試験の合格率は高くなるって本当?

                                              社会福祉士国家試験は例年の合格率が約30%だったところ、第35回試験で44.2%まで急上昇しました。

                                              合格率が急上昇した理由は、第37回試験から60%以上の合格率に引き上げるように厚生労働省が方針を決定したためです。

                                              現行の社会福祉士及び精神保健福祉士国家試験においては 83点分(11 科目)が「共通問題」である。この配点は二つの国家試験における総配点の 50%以上を占めている(社会福祉士 55.3%、150 点満点/精神保健福祉士 50.9%、163 点満点)。それにもかかわらず、同じソーシャルワーク専門職として求められる基本的知識・判断能力を担保する仕組みである国家試験において、二つの資格の合格率に約2倍の差がある状況は是正すべきである。また、このような状況は受験生からみた場合、二つの国家資格の関係を誤解する(合格率から資格の価値や優劣を判断する)可能性も懸念され、この点からも令和 6 年度の国家試験から社会福祉士の合格率を精神保健福祉士と同水準(60%程度)以上とすべきである。

                                              (引用元:厚生労働省 社会福祉士試験制度の見直しに係る意見について)

                                              社会福祉士の合格率を引き上げる理由に精神保健福祉士と約2倍の差がある合格率を是正すべきと述べていますが、是正する必要に迫られた根本的な理由は医療・福祉従事者の不足を補うためです。

                                              医療福祉職は平成 30 年で 823 万人であり、総人口の 12.5%を占めているが、今後の推計では令和 22 年には 1,060 万人程度が必要とされ、それは総人口の 18.9%程度に相当する。一方、労働力人口は平成 30 年に 6,580 万人であったが、令和 22 年には 5,650 万人程度となり 930 万人の減少が予測されている。

                                              (引用元:厚生労働省 社会福祉士試験制度の見直しに係る意見について)

                                              厚生労働省の推計では、令和22年には1,060万人程度の医療・福祉従事者が必要とされており、2018年の医療・福祉従事者数と比較して200万人以上の不足が予想されていました。

                                              厚生労働省は不足を補うために、社会福祉士国家試験の合格率を60%以上へ引き上げて、供給を大幅に増やす方針です。

                                              合格率が段階的に上昇してきた介護福祉士国家試験の例もあることから、社会福祉士についても新カリキュラムに基づく国家試験の施行後 2~3 年以内に、医療系国家資格と同水準の合格率となることが望ましい。

                                              (引用元:厚生労働省 社会福祉士試験制度の見直しに係る意見について)

                                              60%以上へ引き上げたあとは合格率70~90%程度の医療系国家資格と同水準の合格率となることが望ましいと述べていることから、2025年(第37回試験)以降も引き続き合格率は高くなるでしょう。

                                              合格率の引き上げは受験者にとって喜ばしい変化である一方で、注意すべき点もあります。

                                              • 2025年の第37回試験から新カリキュラムに基づく試験問題に変更される
                                              • 試験問題が変更されると、過去問を解くことによる学習法の優位性が低下する

                                                2025年の第37回試験から、新カリキュラムに基づいた試験問題に変更されるため、過去問を解くことによる学習法の優位性が低下する恐れがあるでしょう。

                                                問題の難易度も低下するため、学習法を変えなければ合格できないわけではありませんが、新カリキュラムでは学習する科目が増加します。

                                                新カリキュラムで新設される共通科目 社会福祉士調査の基礎
                                                ソーシャルワークの基盤と専門職
                                                ソーシャルワークの理論と方法
                                                刑事司法と福祉
                                                ソーシャルワーク演習

                                                (引用元:厚生労働省 社会福祉士養成課程における教育内容等の見直しについて)

                                                上記5つの科目が新設され、従来の共通科目についても11科目から8科目への再編を伴うため、合格基準点60%以上を取るために重点的に学習すべきポイントが変化するでしょう。

                                                すでに学習を開始している方や2023年中に学習を開始する方は、2024年の第36回試験で合格を勝ち取っておく方が学習法を変更しなくて済むなど、混乱が少ないかもしれません。

                                                第36回試験で合格を勝ち取るためには、早期に学習を開始してテキストや過去問を2度3度と繰り返し読み解いたり、アガルートを始めとする高合格率の対策講座を利用したりしましょう。

                                                アガルートの社会福祉士講座は一発合格率85.71%を誇るだけでなく、講義動画やテキストが自身に合っているかどうか受講を決定する前に無料で体験できます。

                                                学習法を始めとする不安や悩みを無料で相談できるサポート体制を整えているため、気になることがあれば気軽に相談してみましょう。

                                                アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

                                                まとめ:アガルートの社会福祉士講座の評判は?

                                                アガルートの社会福祉士講座の評判をまとめると、次のような声が多くありました。

                                                • 講座の受講を決定する前に講義動画やテキストを無料で体験でき、自身に合っているか確認できて良かった
                                                • 全額返金の特典があるため、モチベーションを維持しやすかった
                                                • 覚えるべき項目を、講師が的確かつ分かりやすく教えてくれて良かった
                                                • スマートフォンですき間時間に学習できて、忙しくても合格できた
                                                • 動画やテキストの量が多いと思ったが、合格に必要な知識が十分に得られた

                                                アガルートの社会福祉士講座は、受講を決定する前に講義動画やテキストを無料で試せるため、講座選びで失敗しない大きなメリットがあります。

                                                全額返金特典があることでモチベーションを維持しやすく、講師陣の的確なアドバイスや分かりやすいと評判でした。

                                                スマートフォンを使ってすき間時間に学習できるなど、多忙な人にとって嬉しい要素がアガルートの講座にはいくつもあります。

                                                他社と比較して講義動画やテキストの量が多いため、受講を決めて後悔したと述べる口コミもありますが、合格率は非常に高く資格取得に必要な勉強時間目安である300時間の学習量を十分に確保できます。

                                                講座費用が全額返金される合格特典を利用できるメリットもあるため、社会福祉士の対策講座を探している方はアガルートを前向きに検討しましょう。

                                                実際の講義動画やテキストの体験や受講相談も無料できるため、ぜひ公式HPをチェックしてください。

                                                コース名 第37回(2024年度)合格カリキュラム
                                                価格(税込) 65,780円
                                                合格率 一発合格率85.7%
                                                全体合格率67.7%
                                                講義動画 約151時間
                                                テキスト 7冊
                                                質問回数 受講中30回まで
                                                サイトURL https://www.agaroot.jp/shakaifukushi/

                                                アガルート公式HPで社会福祉士講座の詳細を見る

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                                                徳永 浩光のアバター 徳永 浩光 キャリアコンサルタント

                                                WEBメディアの監修や300社以上のキャリア相談を通じて、働く人の悩みに寄り添い、気付きを与えるキャリアコンサルタント。「偶然を生かす」という考え方を大切にし、真の願望を明らかにするアプローチを採用。

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