司法試験に合格したいと思うと、法科大学院と予備試験のどちらを目指したらよいのか、講座を受講するならどれが向いているのか迷いますよね。
この記事では、法科大学院や予備試験に加えて、アガルートの司法試験対策講座について詳しく解説しています。
記事を読めば、法科大学院ルートと予備試験ルート、それぞれのメリットやデメリット、またアガルートの講座を受講するのであればどの講座が向いているのかがわかります。
初学者向けの予備試験対策講座名 | 料金(税込) |
予備試験最短合格カリキュラムライト | 822,800円 |
予備試験最短合格カリキュラム | 932,800円 |
学習経験者向けの予備試験対策講座名 | 料金(税込) |
論文基礎力養成カリキュラム | 547,800円 |
予備試験インプットカリキュラム | 394,614円 |
予備試験アウトプットカリキュラム | 606,276円 |
個人別マネージメントオプション | 要相談 |
法科大学院入学試験とは
法科大学院は、弁護士や検察官、裁判官などの法曹を養成するための、教育機関です。
法科大学院に行くためには、大卒程度の資格が必要で入学試験に合格する必要がありますが、所定科目単位の修得、または卒業見込み以上で司法試験の受験資格を得られる大きなメリットがありますよね。
司法試験の受験資格は、他にも予備試験に合格すると得られます。
予備試験には受験資格が必要ないため、法科大学院に行く時間的・経済的余裕がない人に人気です。
しかし予備試験合格率は4%前後と非常に難易度が高く、予備試験合格だけではなく、法科大学院も同時に目指す場合も多いようですよ。
法科大学院の入学試験は、入学後のコースによって2種類に分かれていて、どちらも予備試験よりは難易度が低いとされています。
コース | 入学試験内容 | |
未修コース | 小論文試験 | 共通項目
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既習コース | 法律科目試験(論文)…基礎的な法律知識を問う問題 |
法科大学院には、法学部出身者など法律的な知識がある人向けの既習コース(2年制)と、法律初学者向けの未修コース(3年制)があり、入学試験の内容も異なります。
既習コースは法学部出身者でなければいけないわけではなく、既習コース向けの入学試験に合格すればだれでも入学可能です。
アガルートには、どちらの入学試験も時間をかければ独学で目指せると記載があります。
ただし論文試験の解答方法が全くわからない場合や、勉強時間が限られて効率的に学習したい場合は、過去問対策講座の答案添削だけでも講座の利用が有効ですよ。
もし可能であれば過去問の対策講座だけでも予備校の講座を利用するであるだとか、ネットでの答案添削を受け付けている個人の方もいますのでこれを利用することをお勧めします。
(引用元:アガルート公式HP)
論文特有の書き方を自分だけでマスターするのは大変です。
まずは独学で勉強してみて、難しいと思ったら答案添削などの講座だけ受講するという手もあるでしょう。
アガルートには「法科大学院入試専願カリキュラム」があります。
「法科大学院入試過去問解説講座」のみの受講も可能なので、詳細は公式HPをご覧ください。
上位法科大学院の出題傾向:試験科目
法律的知識を問われる既習コースの法律科目試験について説明します。
試験科目は基本的に、憲法、行政法、民放、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法の7つの法律基本科目から出題されます。
一部の法科大学院では、行政法や商法が出題されません。
それでも行政法や商法を学ぶと他の科目の理解が進むので、しっかり学習しましょう。
法科大学院ごとに、試験の科目や時間配分が異なるため、志望校の出題傾向を調べるのが重要です。
出題形式
多くの法科大学院では各法律科目において事例問題や、「〇〇について論じなさい」といった一行問題(問題が1行で完結する問題)が出題されます。
いずれにしても、法律的な基本を押さえつつ論述する必要があります。
学習のポイント
予備試験対策を行うことが最も効果的です。
目標とするロースクール入試科目に商法や行政法がない場合でも,法律基本科目全科目をしっかりと仕上げるべきです。
憲法は行政法と親和性があるし,商法は民法及び民事訴訟法と親和性があります。ここでマスターした知識は,ロースクール入試はもちろんのこと,予備試験・司法試験でも,「基本知識」と位置付けられます。
(引用元:アガルート公式HP)
学習のポイントは、予備試験に向けて対策することです。
なぜなら予備試験の内容は司法試験合格のために習得するべき基本的な法律知識であり、司法試験の内容と近いためです。
志望する法科大学院入試に商法や行政法がなくても、他の科目の理解を助け、後々の司法試験のためにもしっかり学習しましょう。
多くの法科大学院入学者の最終目標は、司法試験合格のはずです。
予備試験対策学習で法律的な基礎知識を定着させられたら、司法試験合格に近づけますよ。
予備試験対策でインプット・アウトプットする
予備試験対策の学習では、まずは法律基礎知識を素早くインプットし、アウトプットとしての論文対策にできるだけ早くとりかかるのが重要です。
とにかく素早くインプットを行う。ゼロからの場合は,まずは立ち止まらずに,1周してしまうことが大事
(引用元:アガルート公式HP)
論文でも短答式試験でも、解答するために法律知識が必須です。
法律初学者にとっては、テキストの内容は1周目では理解しきれず、難しく感じるかもしれません。
「2周目、3周目と学習すればわかってくる」と心得て、不明箇所で立ち止まらずに概要をつかむのが大切です。
まずはインプットが1周したら、問題集で論文を解き始めましょう。
問題演習でも、最初は「解答を読んでも理解できない」状態ですよね。
何周も解くうちに「解答を読めば理解できる」状態になり、さらに「解答を読まなくても論述できる」へとステップアップできますよ。
そのために、問題演習で解答できなかった箇所に関しては、解答に至るまでに必要な基本部分の再インプットが重要です。
設問から結論までにたどり着くために必要な条文,論点をマーク。キーワードもマーク。
ただし,分からなかった問題は,必ず翌日にもう一度やる。
(引用元:アガルート公式HP)
問題演習、インプットを繰り返して、知識を定着させ、論述できる問題を増やしていきましょう。
過去問演習
基本的な論文対策ができてきたら、過去問演習をスタートします。
予備試験対策により「基本知識」をマスターできたら,過去問を使い,この基本知識をマスターできているかどうかを試します。
(引用元:アガルート公式HP)
ここでも先ほどの問題演習と同じように、過去問の解答に至るまでの基本知識の習得ができているか常に意識し、知識が不十分であれば再度学習します。
苦手箇所だけが残るようになったら、試験直前期には苦手箇所を重点的に学習していきましょう。
効率的に学習したいと思ったら、アガルートには「法科大学院入試専願カリキュラム」があります。
詳しくは公式HPをご覧ください。
アガルート司法試験・予備試験・法科大学院入試対策講座一覧
アガルート司法試験・予備試験・法科大学院入試講座一覧 |
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アガルートの司法試験対策講座は、たくさんの種類があり、迷いますよね。
どのようなルートで司法試験の合格を目指すのか、そのための学習経験の有無で選ぶべきカリキュラムが異なります。
予備試験に合格して司法試験合格を目指す人に、最も効率的なカリキュラムは、「予備試験最短合格カリキュラム」です。
また、法科大学院経由で司法試験合格を目指す場合は、「法科大学院入試専願カリキュラム」か「予備試験最短合格カリキュラム」がよいでしょう。
すでに司法試験受験資格を持っている人の場合は、「司法試験インプットカリキュラム」や「司法試験アウトプットカリキュラム」を選べます。
どの講座が向いているのか迷ったら、下記のリンクから無料の受講相談もおすすめです。
予備試験経由で司法試験合格を目指す人
予備試験合格を経由で司法試験合格を目指すのであれば、初学者の場合は「予備試験最短合格カリキュラム」のどれかを選ぶのがよいでしょう。
オンライン論文添削や、初学者向けの論文の書き方から教えてくれる講座など、学習に必要な講座が全て入っているからです。
予備試験最短合格カリキュラムには、講座の量やオプションがつくかどうかで、4種類に分かれます。
経済的な余裕の有無、学習時間をどのくらい割けるかなどに合わせて選びましょう。
すでに学習済みの箇所を省略したい場合は、論文に特化した講座や、インプット学習・アウトプット学習どちらかに重点をおいたカリキュラムがありますよ。
初学者向けの予備試験対策講座名
初学者向けの予備試験対策講座名 | 対象者 | 料金(税込) |
予備試験最短合格カリキュラムライト | 費用を抑えながら必要最低限の講座で予備試験合格を目指したい人 | 822,800円 |
予備試験最短合格カリキュラム | 初学者で効率良く予備試験に備えたい人 | 932,800円 |
学習経験がなく、予備試験合格経由で司法試験を目指す人は、「予備試験最短合格カリキュラム」の中から選ぶとよいでしょう。
予備試験受験に必要な講座が、学習しやすい順序で配信され、学習に専念できます。
「最短合格カリキュラム」は、初学者でもステップアップしながら予備試験合格を狙えて、文字通り「最短で」、効率良く予備試験に備えたい人におすすめです。
「最短合格カリキュラムライト」は、短答式試験過去問講座の講義動画がないなど、一部簡略化されていて、短答式試験学習経験者などに向いていますよ。
学習経験者向けの予備試験対策講座名
学習経験者向けの予備試験対策講座名 | 対象者 | 料金(税込) |
論文基礎力養成カリキュラム |
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547,800円
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予備試験インプットカリキュラム | 知識を定着させ論文・短答を満遍なく学習したい人 | 394,614円 |
予備試験アウトプットカリキュラム | 知識を定着させ論文式試験に重点をおいて学習したい人 | 606,276円 |
個人別マネージメントオプション | 答案添削を重点的にしてほしい人 | 要相談 |
学習経験者は、講義時間が短縮した「予備試験インプットカリキュラム」、あるいは論文対策中心の「予備試験アウトプットカリキュラム」のみの受講もできますよ。
一通りの学習を終えてプロ講師による答案添削のみ希望する場合は、対象講座のいずれか1つ受講していれば、マネージメントオプションだけの選択も可能です。
料金やカリキュラムの詳細は、公式HPをご覧ください。
法科大学院経由で司法試験合格を目指す人
法科大学院経由で司法試験合格を目指す人のための講座名 | 対象者 | 料金(税込) |
法科大学院入試専願カリキュラム | 法科大学院入試をメインで目指したい | 657,800円(関東圏/関西圏のみ) |
予備試験最短合格カリキュラムライト | できるだけ料金を抑えながら法科大学院や予備試験にも備えたい | 822,800円 |
予備試験最短合格カリキュラム | 法科大学院も目指しつつ予備試験合格も目指したい | 932,800円 |
法科大学院入学だけを目指すのであれば、「法科大学院入試専願カリキュラム」を受講すれば十分に対策できるでしょう。
基本のインプット講義や論文対策に加えて、主要な大学の数年間分の入試過去問解析講座が含まれます。
特に入試過去問講座は、講師自らが作成した答案や解説動画が好評で、この講座だけ利用する人も多いですよ。
ただし、法科大学院入学を目指す方の多くは、予備試験や司法試験の合格を目指すでしょう。
法科大学院にもよりますが、法科大学院の勉強は司法試験対策の勉強とイコールではないため、司法試験に向けた学習が別途必要です。
法科大学院入試を目指しつつも、できれば備試験合格やその後の司法試験合格に備えたい場合は、「予備試験最短合格カリキュラム」を選ぶとよいでしょう。
法科大学院入試より予備試験の方が難しく、予備試験対策で法科大学院受験対策を兼ねられるからです。
法科大学院入学後に予備試験や司法試験講座を追加受講して、結果的に高額になるのは避けたいですよね。
「予備試験最短合格カリキュラム」で法科大学院入試、予備試験、司法試験対策を兼ねれば、時間やお金の節約ができるでしょう。
「予備試験最短合格カリキュラム」には、各大学の過去問解説講座が含まれないため、オプションとして、志望する大学の「法科大学院入試過去問解析講座」の受講がおすすめですよ。
講座名 | 料金(税込) |
法科大学院入試過去問解析講座 | 38,280円/1校 |
対応する大学などの詳細は、公式HPでご確認ください。
すでに司法試験の受験資格があり司法試験合格を目指す人
司法試験の受験資格があり司法試験合格を目指す人のための講座名 | 対象者 | 料金(税込) |
司法試験インプットカリキュラム | 司法試験のための知識を定着させたい人 | 321,255円 |
司法試験アウトプットカリキュラム | 論文式試験に重点を置いた学習をしたい人 | 576,477円 |
司法試験の受験資格がある場合は、苦手箇所や重点的に学習したいポイントにしぼって講座を選ぶとよいでしょう。
上記のフルパッケージカリキュラムではなく、個別に必要な講座だけの受講もできます。
詳しくは公式HPをご覧ください。
アガルート法科大学院入試専願カリキュラムとは
アガルート法科大学院入試専願カリキュラム |
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「アガルート法科大学院入試専願カリキュラム」とは、法科大学院入学試験に合格するために必要な学力を身につけるためのカリキュラムです。
法律を初めて学ぶ初学者でも、難関法科大学院入学を目指せる内容でありながら、他の通信講座より圧倒的に料金が安いのが魅力ですね。
「総合講義300」で、法律の基礎知識を学んだ後は、「論招集」の使い方で知識を復習しつつ絶対に押さえるべきキーワードを定着させましょう。
また、「論文答案の書き方」で論文の書き方自体をわかりやすく学んだ後は「重要問題習得講座」で論文問題を繰り返します。
最終的には、基本的な論文がマスターできるのが目標です。
すぐにアガルートのHPでチェックしたい方は以下のリンクからご覧ください。
料金
講座名 | 料金(税込) |
法科大学院入試専願カリキュラム | 657,800円(関東圏/関西圏のみ) |
料金は、受験する大学院が関東圏のみ、関西圏のみ、あるいは全国の法科大学院向けかによって異なります。
全法科大学院対象のカリキュラムでも60万円台で、大手の予備校と比較して安めの料金設定のようですよ。
他の予備校の料金を見てみましょう。
学校名 | コース名 | 料金(税込) |
アガルート | 法科大学院入試専願カリキュラム(関東/関西) | 657,800円 |
伊藤塾 | 法科大学院1年合格コース本科生 | 932,500円 |
LEC | 難関法科大学院コース(答練会場受験) | 70,3590円 |
どの予備校も1年前後で法科大学院入試を目指せる講座ですが、費用面で有利なのはアガルートです。
また、アガルートは、講師自らが解答案を作成した、「難関法科大学院個別入試過去問対講座」が好評です。
論文講座のオンライン添削も充実していて、客観的な評価を受けながら効率的に論文能力を高められますよ。
講座紹介
講座名 | 講義内容 | 講義時間 |
総合講義300 | 法律的知識がない初学者が、法律の基礎知識を身につけられる | 約291.5時間 |
論文答案の「書き方」(オンライン添削付き) | 初めて論文を書く人でも、論文の基本的な書き方を習得できる | 約30.5時間 |
重要問題習得講座(オンライン添削付き) | 法律7科目450問の徹底した論文対策 | 約87.5時間 |
予備試験答練(オンライン添削付き) | 問題・採点基準から予備試験対策に特化した答練 | 約13時間 |
論証集の「使い方」 | 法律7科目の知識を総ざらいし、論証に必要なキーワードを確実に身につける | 約34.5時間 |
法科大学院入試過去問解説講座 | 難関法科大学院入試論文式試験過去問を、講師が講師作成の答案例を用いて解説 | 大学ごとに異なる |
総合講義300
「総合講義300」は、法律的知識がない初学者が、法律の基礎知識を身につけるのに必要十分な講義です。
法科大学院入試だけでなく、予備試験や司法試験合格に必要な知識が身につきますよ。
総合講義テキストには、別の講座や過去問のページ、設問番号が記載されていて、関連個所を相互リンクさせながら実践を意識して学べます(画像内赤矢印参照)。
初学者にとっては、テキストが難しく感じるかもしれません。
アガルート流の、3周繰り返しての学習で概要をつかみながら繰り返せば、知識が定着しますよ。
論文答案の書き方
「論文答案の書き方」は、初めて論文を書く人でも、論文の基本的な書き方を習得できる講座です。
論文の書き方を初歩から学び始め、「重要問題習得講座」で論文問題を繰り返せば、ステップアップできますよ。
「予備試験答練」は、予備試験対策に特化した答練で、時間配分を意識して解くなどの応用が身に付きます。
論文対策講座にはどれも模範解答があるため、参考にしながら自分なりの解答ができるようになるでしょう。
オンライン添削で、客観的に欠点や修正点を指摘してもらえば、効率的に論文作成能力を向上できるでしょう。
「論証集の使い方」では、法律7科目の知識を総ざらいした上で、論文式試験で必要な論証(自説の結論・理由付けなど)のためのキーワードを正確に身につけられます。
「論証集の使い方」では、講義音声の聞き流しを推奨していて、スキマ時間の活用にも有効ですね。
「法科大学院入試過去問解説講座」は、講師自らが作成した答案例が好評で、各大学の出題傾向に合わせて対策できますよ。
オンライン講義
講義はWEB視聴できるオンライン形式で、インターネット環境があれば場所や時間を選ばずに視聴できます。
講義動画には7段階倍速機能がついていて、自分のペースに合わせて時間短縮しながらの学習も可能ですよ。
また、講義動画にはテキストが同時表示されるため、外出先に紙のテキストを持ち歩く必要がなく気軽に学習できるメリットがあります。
講義音声はダウンロードでき、ネット環境がなくても、スキマ時間を活用して繰り返し学習できるのも魅力ですね。
教材
オリジナルテキストはすべてフルカラーで、見やすいと好評です。
総合講義テキストには、重要問題習得講座テキスト、担当知識完成講座テキスト、論証集関連ページや問題番号、過去問出題状況などが記載されています。
横断的に複数のテキストを確認して、理解を深められるような作りです。
学習においては、関連知識を同時に理解・学習して、知識を定着させるのが重要です。
アガルートのテキストでは、1つの知識を問題演習などと相互リンクさせて学べて、より実践的な知識が身につきますよ。
講師
講師の代表は、5年間大手司法試験予備校LECで講師を務めた経験があり、株式会社アガルート代表取締役社長の工藤北斗氏です。
法科大学院入試専願カリキュラムでは5講座を担当しており、例年最年少合格者を輩出しているので有名です。
書籍も複数出版しており、好評ですよ。
谷山政司講師は、法科大学院入試過去問講座に加えて1講座担当しています。
伊藤塾で司法試験対策ゼミを担当経験があり、谷山ゼミ出身者7割が予備試験合格したとの実績があります。
その他の講師陣も、全員新司法試験合格者です。
新司法試験制度では出題傾向が大きく変わり、法科大学院入試も新司法試験に対応するように出題傾向が変化しました。
アガルートの講師陣は、自分自身の経験からも新司法試験を熟知していて、最新の出題傾向に対応する体制を整えていますよ。
サポート
サポート |
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主なサポートは、オンライン添削サポートと質問サポートです。
オンライン添削サポートは、作成した論文をオンラインで添削して点数付けし、改善すべき点などの講評があります。
質問サポートは、オンラインで直接講師に質問できるため、講座を受講し学習する上でつまずいた点などを気軽に質問できます。
すぐの回答は難しくても、講師自らの解答が好評ですよ。
オンライン添削サポート
「論文答案の書き方」、「重要問題習得講座」、「予備試験答練」には90通以上のオンラインの答案添削があります。
自分の理解が正しいかどうかや、自分では気づきにくい癖や欠点がないかを評価してもらえます。
基準項目に従って点数付けし、改善すべき点の講評もあるので、次回の論文作成に活用できますね。
改善具合をチェックするのにも有効です。
オンライン添削は、予備試験や司法試験合格実績がある講師が担当するために、安心して任せられますよ。
質問サポート
質問サポート制度としては、オンラインで直接質問できるサービスがあります。
質問は視聴期限内に100回まで利用できるため、わからない箇所が多い初学者でも安心して取り組めるでしょう。
どの講座が向いているのかなどで迷う場合は、下記のリンクから無料のオンライン受講相談に問い合わせてみましょう。
受講相談は、無料で何度でも行えます。
合格実績
新しいカリキュラムであるため、「法科大学院入試専願カリキュラム」個別の合格実績は公表されていません。
しかしカリキュラムは、「予備試験最短合格カリキュラム」から抜粋して構成されており、「予備試験合格カリキュラム」受講者の予備試験合格率は、全国平均合格率の4.9倍と高い実績を誇っています。
また、令和5年司法試験合格者1,781名中、アガルート講座受講生が641名で36%を占めていた点からも、多くの受験生に信頼されているのは間違いないでしょう。
アガルート法科大学院入試専願カリキュラムまとめ
アガルート法科大学院入試専願カリキュラムまとめ |
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予備試験合格も同時に目指すならアガルート予備試験最短合格カリキュラム
予備試験最短合格カリキュラム講座名 | 対象者 | 料金(税込) |
予備試験最短合格カリキュラム | 予備試験を最短合格で目指したい人 | 932,800円 |
予備試験最短合格カリキュラムライト | 料金を抑えながら必要最低限の講座で予備試験合格を目指したい人 | 822,800円 |
法科大学院の受験対策をしながら、予備試験合格も同時に目指したい場合は、「予備試験最短合格カリキュラム」のどれかが最適です。
なぜなら、予備試験の方が難しく、予備試験対策ができていれば法科大学院入試対策も兼ねられるからです。
「予備試験最短合格カリキュラム」には、講座の量やオプションの有無で、上記の4つのカリキュラムがあります。
最も一般的なのは予備試験最短合格カリキュラムです。
予備試験最短合格カリキュラム
- 法律初学者でも、1年前後で予備試験合格するために必要な講座がそろっている
- 論文が初めての人でも、初歩的な「書き方」から学習でき、徐々にステップアップして論文作成をマスターできる
- 100通ものオンライン添削指導があり、自分の癖や欠点などを効率的に修正できる
- 法科大学院入試専願カリキュラムの5講座に加えて、法律実務基礎科目対策講座、予備試験や旧司法試験論文過去問解析講座、短答問題対策講座、選択科目対策講座、一般教養科目対策講座など、追加の9講座が含まれる
- 対象のコース申込者による予備試験合格者に合格特典あり
「予備試験最短合格カリキュラム」は、予備試験合格に必要な講座が全て入っています。
オンライン添削は合計で100通にも及び、自分の論文の癖や欠点などがわかります。
指摘された点について重点的に対策すれば、効果的に論文をマスターできますね。
予備試験合格者には特典として、20万円相当の司法試験講座のプレゼントがあるのも魅力です。
「予備試験最短合格カリキュラムライト」は、短答過去問解説動画が付属しないなど、講座内容がコンパクトです。
動画や講座が若干少なくても、カリキュラムを使いこなせば予備試験合格を十分狙える内容です。
なぜなら、短答過去問解説講座の解説動画がなくても、わかりやすいテキストや解答はあるからです。
料金は、「予備試験最短合格カリキュラム」より100,000円近く安くなっているため、経済的な負担が気になる人によいですよ。
本気で合格したい人は、「予備試験最短合格カリキュラム」にコーチングオプション、マネージメントオプションをつけられます。
社会人として働きながらの勉強だったので、毎日の勉強時間を確保して、モチベーションを維持することが間違いなく課題になると感じていましたが、予備試験1年合格カリキュラムのマネージメントオプションで毎週しっかりと学習の進捗管理をしていただけたのが本当に支えになりました。
また、昨年3月から今年7月の論文試験直前まで、早い段階から論文答案の作成を行い、毎週答案添削と通信での個別指導を受けることができたため、着実に力をつけることができました。
(引用元:アガルート公式HP「合格者の声」)
コーチングオプションは、隔週で司法試験合格者から論文の添削をしてもらえるサービスです。
基本講座の学習に加えて、隔週で論文課題の提出・添削があり、学習習慣や答案作成習慣を定着させるのに有効ですよ。
マネージメントオプションは、プロの講師による60分/週の指導を合計70回程度受けられる講座です。
マネージメントオプション利用者の学習継続率は93%と、論文能力の向上やモチベーション維持に効果的です。
コーチングオプションは毎週20時間以上、マネージメントオプションは毎週30時間以上の学習が継続できる方を対象としたものです。また、講義の自学自習や課題の提出も必要です。そのため、継続的な学習時間の確保が難しい方や、予定の見通しが立たない方は受講をご遠慮ください。
(引用元:アガルート公式HP)
ネックなのは、料金の高さと学習時間の捻出でしょう。
その2点さえクリアできれば、プロ講師による直接の答案添削指導を受けられ、法的思考力や応用力を徹底的に鍛えられますよ。
予備試験対策の通常の学習に加えて、20~30時間/週に学習時間を確保するのは大変です。
本気で学習する気がある人向け、というのも納得できますね。
アガルート司法試験・予備試験・法科大学院入試対策講座の評判・口コミ
アガルート司法試験・予備試験・法科大学院入試対策講座の評判・口コミ |
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アガルートの司法試験・予備試験・法科大学院入試対策講座を受けたいと思っても、実際の評判が気になりますよね。
公式HPの合格者の声やX(旧twitter)で、良い評判・口コミ、悪い評判・口コミについて調べてみました。
テキストや講義、カリキュラムの内容を褒める声が多く、質の良さは間違いないようです。
一方で、講義の説明の難しさや、話すペースの速さが気になるなど、合わない人がいるとわかりました。
マネージメントオプションについても、一長一短があるようですよ。
プロ講師のマンツーマン講義のお陰で、論文作成の実力は確実に高まるようです。
しかし、担当講師が毎回変わる点、料金の高さ、学習時間の確保などが受講後に気になる人が多いとわかりました。
良い評判・口コミ
良い評判・口コミ |
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良い評判・口コミは、テキストの見やすさや効率的なカリキュラムについて、多数挙がっていました。
また、オンライン添削や、質問サポートについての評価も高いようです。
講座そのものや講義のわかりやすさなどについての好評価も見つかりました。
テキストの質が良い
過去問、各科目1冊の問題集、論証集を完璧にすることで司法試験に合格することができました。
今振り返ってみて、アガルートの教材は本当に秀逸なものだったと感じています。内容が正確な上にコンパクトで、でも情報量は十分という、司法試験との関係では最強の教材でした。自分は過去問分析で市販本の再現答案を使いましたが、+αでアガルートの過去問分析講座を使っていればもっと勉強時間を短縮できたなと少し後悔しています。
(引用元:アガルート公式HP)
アガルートのテキストは、きちんとこなしていけば、特に変わった学習方法をとらなくても短期間でかつ着実に力がつくように作られているのだと思います。
来年度の法科大学院入試に臨む方には、アガルートの教材を利用することを強くお勧めします。
(引用元:アガルート公式HP)
テキストはアガルートが一番読みやすいと思う。
講義がわかりやすいのはLEC田中先生。
伊藤塾は、司法試験受けて手ごたえがあった場合に、結果待ちの間に塾長の憲法の講義を受けたいかも。
(引用元:X)
はじめまして。ところどころ司法試験のテキストからコピペしたのかなって思っていたら、
画像のとおり、ここの部分だけ司法試験の出題歴がなぜか載っていました(消し忘れ?)。
ただ、アガルートのテキストは簡潔に書かれていて、すごく気に入っています。
(引用元:X)
テキストの質の良さについては、多くの支持を得ています。
過不足ない情報量で、テキストだけを繰り返すことで合格につながったと好評ですよ。
「フルカラーで見やすく美しい」と見やすさや、「簡潔でわかりやすい」といった内容のわかりやすさについての好意見が目立ちました。
モチベーションの維持にも、テキストの見やすさは重要ですよね。
効率的なカリキュラム
2020年1月頃から勉強を開始し、アガルートの基礎講座、演習講座のみを着実にこなしていった。
その際は、特に論理の流れや答案構成の着想方法を理解していくことを意識した。
知識0の状態から勉強を開始したため、最初は不明な点が多く、スムーズに進まなかったが、勉強を継続することで徐々に感覚を掴むことができた。
入試本番までの比較的短期間の勉強で基礎的なインプットとアウトプットを行うことができたのはアガルートの効率的なカリキュラムのおかげだといます。
効率的なカリキュラムについての評価も高めです。
アガルートのカリキュラムは、ベテラン講師が学習効率などを綿密に計算して作り上げています。
カリキュラムの名前通り、「最短の学習で合格できる」のを目指していて、過不足ない内容が好評ですよ。
料金が安い
他の予備校とも比較しましたが、オンラインで講義を受けられることや1年合格カリキュラムの内容と価格帯に魅力を感じてアガルートを選びました。
(引用元:アガルート公式HP)
アガルートの講座は、他の有名信講座と比較して料金が抑えられているのに、内容は充実しています。
安くても合格できないのでは意味がありません。
アガルートの講座の実績はお墨付きで、料金とカリキュラム内容のバランスの良さが人気です。
ベテランの講師の講義
他の予備校のサンプル講座と総合講義100を比較したところ,総合講義はメリハリがあり,説明が端的で分かりやすいと感じました。
(引用元:アガルート公式HP)
谷山先生の倒産法講義がめっちゃアガる!
マネオプ受けてる感覚になる。モチベ爆上がりです。しかもエッセンス満載。
大事なことだけ詰まってる。ほんとありがとうございます!#アガルート
(引用元:X)
講義内容の簡潔さやわかりやすさについても、定評があります。
講師は、「最年少司法試験合格者を輩出」、「ゼミ出身者の7割が予備試験合格」などの実績があり、講義内容の質の良さは間違いないでしょう。
ただし、講義の聞き取りにくさや難易度の高さなど、人によっては合わないと感じる場合もあるようです。
無料視聴できる講義がたくさんあるので、1度視聴するとよいでしょう。
サポートが充実
毎月1回アガルートの講師の方と行う定期カウンセリングでも、1か月でどの講座をどこまで終わらせれば良いか、終わらせるためには1日に何問解くペースで進めたら良いか、数か月先の中長期的な目標はどこを目指したら良いか等親身に相談に乗っていただき、的確な目標を立てることができました。
(引用元:アガルート公式HP)
アガルートの司法試験重要問題習得講座は現在受講中ですので、フェイスブックのグループに参加すれば質問できるのですね。
やっと余裕できたので重問に集中・参加できます。Twitterで疑問点を呟く必要が無くなりました。#アガルート
(引用元:X)
アガルートはとても良いと思うけれど、このまま生徒増えていって現在の質問体制や面談を維持できるのかは疑問ではある。
手厚いサポートで逆に心配。#アガルート
(引用元:X)
予備試験司法試験の講座は決して安くない。
俺は今のところほとんどLECで一部アガルートアカデミーを利用しているけど満足度は高い。LECさんに関しては実績があるし、電話電話予備試験対策の質問も丁寧に回答してくれる。
アガルートさんも回答が丁寧で且つかなり早い#アガルート
(引用元:X)
アガルートはサポートの良さでも選ばれています。
特に評判が良いのが、オンライン添削と質問サポートです。
疑問があればオンラインで直接講師に質問できるため、安心して学習に取り組めますね。
講座以外に関しての質問は、「予備試験最短合格カリキュラム」に含まれる「ホームルーム」でできます。
ホームルームは月1回講師によるzoomによる質問応答があり、学習全般に関しての質問などが行えて、モチベーションの維持にも有効ですよ。
講座が好評
アガルートの講座は本当に合格に必要十分なので、与えられたものを最大限に生かし切るという意識をもって取り組むことが何よりも大切
(引用元:アガルート公式HP)
講義全体の量のバランスについての好意見が多く見つかりました。
過不足ない講義のため、「効率良く合格を目指せる」との声もありましたよ。
個別の講義についての意見も見てみましょう。
総合講義300
試験対策という点で必要十分な知識がまとめられていたので、インプット教材としてもアウトプット補助教材としてもとても使いやすかったです。
論証集のページや重問の問題番号と紐づけられているので、論点と事例をセットで理解するのに非常に役立ちました。
(引用元:アガルート公式HP)
総合講義では、別の講座や過去問のページ、演習とのリンクがしやすい工夫がされていて好評です。
演習などと関連させながら知識が定着でき、実践的な学習が行えます。
答案の「書き方」
基本的な事例を題材に答案構成の仕方から丁寧に解説してもらえるので、初めて答案を書く際の大きな指針となりました
(引用元:アガルート公式HP)
答案の書き方講座では、論文の書き方の最初の一歩から教えてもらえ、初学者でも取り組みやすいとの声がありました。
重要問題習得講座
友人を通じて「アガルートの重問が良い」との評判を聞き、アガルートアカデミーの2019司法試験重要問題習得講座を受講することにしました。それからはひたすら「重問」の問題を繰り返し答案構成し、アウトプット中心の勉強にシフトしていきました。受講時期が早くはなかったため、本格的に答案を書けるような段階になる前に法科大学院の入学試験時期を迎えてしまい、多少の不安はあったのですが蓋を開けてみると何とか合格できていました
(引用元:アガルート公式HP)
アウトプットのメインとして使用していました。各科目バラエティに富んだ問題がたくさん用意されているので、重問を一通りこなせば試験には十分対応できる
(引用元:アガルート公式HP)
重要問題習得講座では、法律7科目450問にも及ぶ徹底した論文対策が行えます。
すべての範囲を網羅した上にオンライン添削もついていて、重点的に行えば論文能力が大きく向上します。
「一通りこなせば試験には十分対応できる」と、内容の充実さについての声も納得できますね。
過去問解析講座
法科大学院入試に関しては情報が少なく,このような過去問解析講座は非常に貴重であると思います。
さらに渡辺講師は,問題を緻密に分析して答案例を作成されており,非常に講義が分かりやすかったです。
さらに他の受験生がどの程度まで書けるのかといったような相場観についても教えてくださったため非常に実践的な講義であると思いました。
(引用元:アガルート公式HP)
各法科大学院がウェブサイトに掲載している出題趣旨では不十分な点をカバーするには必須の講義でした。ロー・スクールは各々出題形式に特徴があるため,過去問検討は必須だと思われますが,この講義がなければ難しかったと思います。
(引用元:アガルート公式HP)
過去問がかなり丁寧に解説されており,解答例もかなり秀逸なのでとても助かりました。入試本番でも過去問と似ている問題がたくさんでたのでとても良かったです。
(引用元:アガルート公式HP)
法科大学院入試の過去問解析講座も好評です。
他社の過去問解析講座は、合格者の答案例が掲載されているだけの場合もあり、どこまで見本にするべきか迷う声がありました。
アガルートでは、講師自ら答案例を作成し解説しているため、内容の正確さが信頼できます。
この講座だけ受講する人も多いですよ。
他の合格者の声や講座の詳細は、公式HPをご覧ください。
悪い評判・口コミ
悪い評判・口コミ |
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良い評判が多かった一方、いくつか悪い口コミも見つかりました。
講義が難しいと難易度についての意見や、「合わない」などの相性に関しての意見がありました。
また、問題演習はテキストのみでWEB上でも行ってほしいとの希望もあるようです。
マネージメントオプションは、料金の高額さや担当講師が担任制でない点について、デメリットだと感じる人もいるようでした。
講義が難しめ
予備試験選択科目の倒産法について
アガルートで第1回講義をYouTubeで見る
→眠くなり断念伊藤塾のガイダンスを見る
→呉明植先生のトークに乗せられて、そのまま第1回の無料講義を予定外に視聴、その日のうちに市販の講義テキスト購入
★話し方って重要だし、整理力と関連していると思う
(引用元:X)
同志社大学法学部の出身です。
学部3年春にアガルートの法科大学院受験パックを購入したのですが、相性が悪くほとんど利用しないまま終了しました。今でもほぼ教材には手をつけてないです。
(引用元:X)
アガルートの司法試験無料講座を聞く限り自分には合わない(続ける自信がない)
・重要ポイントが分かりにくい
・話すペースが聞き手の理解スピードの考慮不足
・テキストのどこを見るべきかしばし迷う
・どこまで1週目で理解すべきか謎
・未習用語がしれっと出てきて混乱
・講師がカメラでなく下を向きがち
(引用元:X)
【悪いところ】
・講義のノイズが多い(聴きにくい)
・講義のレベルが高いから初学者には向いていない
・重問憲法の評判が悪い
・短答過去問はアガルート作成のものが配られるが、正答率の記載がない
・講義が先生しか映っていない。ページを飛んだ解説をするが気づきにくいから置いていかれやすい
(引用元:X)
講義の難易度の高さや、「眠くなる」「相性が悪い」と自分には合っていなかったと感じた意見がありました。
また、継続受講した人からは、講義のノイズや、ページを超えた説明が突然出てきてわかりにくい、との具体的な指摘もあります。
難易度については、そもそも法律初学者にとっては難しい内容を学んでいて、1周目では理解しにくいとアガルートにも記載されています。
法律は,複雑に入り組んでおり,単元ごとに順番に学ぶだけでは理解できないことがあります。すべての分野を学ぶことにより,初めて分かることもあります。また,知識を定着させるためには,繰り返して学習をすることが重要です。
そこで,本講座では,まず,単元ごとの基本的な知識を説明します(1周目)。次に,その科目の最初に戻って,1周目で説明した知識の復習をしつつ,応用的な知識や横断的な知識をお伝えします(2周目)。最後に,これまで身に着けた知識を使って,旧司法試験・予備試験・司法試験で実際に過去に出題された問題を解いていきます(3周目)。
(引用元:アガルート公式HP)
テキスト1周目の途中では、概要をつかむのが大切です。
「法科大学院入試とは」の「学習のポイント」でもお伝えした通り、1周目はわからない箇所があっても当然で、立ち止まらずに最後まで素早く終わらせるのが大切です。
「講義を複数繰り返したり、論文対策したりするうちに、知識が定着して理解できる」と心得て取り組みましょう。
講義のノイズや声の聞きにくさに関しては、相性があります。
講義は無料視聴できるので、合うかどうか自分の耳で確認するのがおすすめです。
問題演習がWEB上でできない
フォーサイトのeライブスタディを受講しました。YouTubeにもいろんなコンテンツがあるし太っ腹だな。
アガルートはテキスト書き込みもあるしスマホで問題演習は出来ない。
じっくり机に向かって勉強する感じ。フォーサイトはいつでもどこでも勉強可能って感じだな。
(引用元:X)
講義視聴はオンラインでできますが、問題演習はテキストのみという点についての指摘がありました。
他社にあるオンラインでの問題演習は、場所や時間にとらわれず学習できるメリットがありますよね。
「問題演習さえデジタルでできたら文句なし」との意見もわかりますね。
マネージメントオプションについて
添削課題が間に合わず指導は延期に
GW前からの残業・休出続きでほぼ勉強ができず、肉体的負担も蓄積する辛い状況下、
捻出できる時間の中で少しでも取っ掛かりを残しておきたかったですが仕事に加え、雀の涙を蓄えて申込んだサービスが無駄になるストレスもなかなか
#マネージメントオプション
(引用元:X)
マネオプは初学者だったときは誰が講師でもだいたい満足できてたけど、一定レベルになった今の私が踏み込んだ質問をするとそれに耐えられない講師がそこそこの割合でいるってことがわかって、ちょっと冷めちゃった感はあるよね。同時に自分で独自の戦略立てなきゃ駄目だなって気づいたのもある(今更)
(引用元:X)
マネオプ中退理由は講師の質ではない。
マネオプは非担任制であることから「一般論」を超越した指導にならない。
講師側のやりにくさも感じる。
その結果、熱意余って特別な自論を特定の受講生に伝授したがり制度が曖昧になる。特別な思考過程を学ぶなら別な制度を利用しないと互いにおかしくなる。
(引用元:X)
良い口コミが多かったマネージメントオプションは、悪い口コミもありました。
主な指摘としては、担当講師が一定ではなく毎回変わる点、高額な料金、学習時間の確保の負担です。
担任制でないために、講師の質が一定でなく、指導も一貫して行われにくい点が気になるようですよ。
時間に関しては、アガルートでも週30時間以上の勉強時間を確保できるのを申し込み条件としています。
高額な料金を支払っておいて、添削に間に合わず使いこなせないのでは意味がありません。
受講前に勉強時間の捻出を継続できるのかどうか、よく検討してみるのがよいでしょう。
マネージメントオプションの注意点や詳細は、公式HPで直接ご確認ください。
法科大学院の特徴や変化
法科大学院の特徴や変化 |
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法科大学院は、修了すれば司法試験受験資格が得られる他にも、人脈が広げられるなどがメリットです。
しかし、予備試験受験者の数は一定なのに対して、法科大学院受験者や、法科大学院の数は年々減少しています。
そのような背景を踏まえて、政府は法科大学院志望者を増やすための対策を講じました。
法科大学院の受験生が減少しつつあることへの対策として、学部に「法曹養成コース」が設置されたり、大学院在学中から司法試験が受験可能になる制度が新設されたりと、法科大学院をめぐる制度が大きく変動しつつあります。
(引用元:アガルート公式HP)
これまでは、大学4年間+法科大学院2年間(既修者コース)の合計6年間が司法試験受験までの最短コースでした。
そこに法曹養成コースが設置されたために、最短5年間に通学期間が短縮されました。
また、2023年からは法科大学院在学中から司法試験の受験が認められるようになります。
まずは法科大学院の特徴から見ていきましょう。
法科大学院の特徴
法科大学院の特徴 |
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法科大学院の定員は大学により異なりますが、一般大学に比べると人数が少なく、教員と生徒の距離が近いのが特徴です。
対話型授業を取り入れている大学も多く、意見交換しながら自分の考えを深められるでしょう。
実務経験のある弁護士や裁判官なども教壇についているため、法曹界での人脈を広げられるメリットもありますね。
法科大学院によっては、法律実務現場を体験できる「エクスターンシップ」を取り入れていて、資格取得後の進路選択の幅が広がりますよ。
また実際に働く現場を目にすると、司法試験合格に向けての意気込みも変わってくるでしょう。
法科大学院在学中に予備試験合格も可能
法科大学院経由か予備試験合格経由か、どちらを目指すべきか決めかねた場合には、両方とも目指すのも手です。
予備試験合格を目指して勉強し、状況によっては法科大学院を受験する選択肢もあるでしょう。
また、法科大学院に進学した後も、在学中に予備試験にチャレンジするのも可能です。
大学卒業資格がある人で、時間や経済的な制約がない人の場合は、予備試験合格と拘らずに、両方の対策をしておくと安心ですね。
大学4年+法学未修者(3年)・既習者(2年)コース
法科大学院には、法律初学者が通う未修コース(3年制)と、法律を勉強した人向けの既習コース(2年制)があります。
既習コースに通うためには法学部を出なくても、既習コース向けの試験に合格すれば入学できます。
法科大学院の数は縮小傾向
法科大学院の数は減少傾向です。
ピーク時には74校あった法科大学院は、現在半数以上の学校が廃止や募集停止になりました。
理由としては、予備試験ルートに比べて、大学卒業後に追加で法科大学院に2、3年通うための費用負担と、時間的制約があるためだと考えられます。
このような背景を踏まえて、政府は法科大学院入学を促進する制度を導入しています。
法科大学院における変化
新設:大学3年+法科大学院2年の「法曹コース」で通学時間が短縮
法科大学院をめぐる法律の改正に伴い、従来からある既習・未修コースに加えて、「法曹コース」が新設されました。
「法曹コース」は、大学と法科大学院が連携して一貫教育をして、大学を原則3年間で卒業し法科大学院に入学できるコースです。
2019年以降の大学入学者から「法曹コース」を選べるようになりました。
法曹コースには、大学の成績や面接などだけで法科大学院入学が許可される特別選抜も設けられています。
法曹コースで優秀な成績を修めれば、通学や受験のための時間的制約が大きく軽減されるでしょう。
「法曹コース」は一部の大学に限られるため、今後大学に入学して法曹を目指すのであれば、調べてみるとよいでしょう。
2023年~法科大学院在宅中でも司法試験合格可能に
法科大学院に関してのもう1つの大きな変化は、2023年から法科大学院在学中でも司法試験の受験ができるようになった点が挙げられます。
在学中に司法試験に合格できれば、法科大学院経由で法曹になる最短期間が短縮されます。
3月に法科大学院を卒業した場合、司法試験は5月に短答式試験、7月に論文式試験、11月に口述試験を実施し、11月下旬が合格発表です。
司法試験合格後は、全員1年間の司法修習が義務付けられていて、卒業後に法曹になるまでに最短でも1年半必要でした。
法科大学院在宅中に合格できれば、卒業と同時に司法修習を開始でき、1年後には法曹になれます。
以前より最短で1年半程度早く業務に就けるようになり、できるだけ早く働きたい人にとっては大きなメリットでしょう。
法科大学院のまとめ
法科大学院まとめ |
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法科大学院の学校数や志願者は減少傾向です。
入学希望者を増やすために、「法曹コース」が新設され、在宅中に司法試験受験も可能になりました。
法科大学院経由で司法試験に合格し、法曹になるまでの期間が大きく短縮されています。
難易度が高い予備試験合格に比べて、法科大学院の入試は合格しやすく、修了すれば司法試験受験資格が得られるメリットがあります。
法曹界での人脈も形成しながら効果的に学習でき、法曹としての将来にもプラスの影響があるでしょう。
「法曹コース」は、大学受験時に選択する必要があるため、将来法曹を目指す場合は、早めの準備が有利だといえますね。
講座を受講して法科大学院入試対策するならば、アガルートに「法科大学院入試専願カリキュラム」「予備試験最短合格カリキュラム」がありますよ。
司法試験対策講座の詳細は公式HPをご覧ください。
オンラインでの無料受講相談も利用できます。
予備試験合格について
司法試験予備試験は、法科大学院を修了しなくても司法試験を受験できるために設けられた試験です。
法科大学院には、大学卒業資格がないと入学できない、経済的・時間的制約が多いなどのデメリットがあります。
法科大学院修了が司法試験受験の要件だと、法曹を目指せる人が激減してしまうでしょう。
予備試験には受験資格が定められておらず、大学卒業資格がない人や忙しい社会人などに人気のルートです。
司法試験予備試験結果についてご覧ください。
2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 | |
受験者数 | 13,372人 | 13,004人 | 11,717人 | 10,608人 | 11,780人 |
合格者数 | 479人 | 472人 | 467人 | 442人 | 476人 |
最終合格率 | 3.6% | 3.6% | 4.0% | 4.2% | 4.0% |
(引用元:法務省司法試験予備試験結果より抜粋して作成)
法科大学院の希望者が減少しているのに対して、予備試験受験者は一定か、むしろ増加しているようにも見えますね。
予備試験は、5月から合計3回の試験を経て実施され、5月の短答試験、7月の論文試験と続き、10月の口述試験が最終です。
それぞれの試験に合格しないと次の試験には進めず、最終的には3つすべてに合格すると司法試験の受験資格が得られます。
予備試験の合格率は例年4%前後と低い値で推移しており、難易度は非常に高いです。
予備試験合格に自信がない場合は、予備試験合格だけに拘らず、平行して法科大学院を目指すのもよいでしょう。
ちなみに2022年の予備試験合格者472名のうち、職種別で見たトップ3は、1位大学生(196名)、2位法科大学院生(124名)、3位無職(48名)となっており、法科大学院在学中に受験する人も多いとわかります。
講座を利用して予備試験合格に備えるのであれば、アガルートには「予備試験最短合格カリキュラム」がありますよ。
詳しくは公式HPをご覧ください。
法科大学院の入試難易度や司法試験合格率
法科大学院受験をしようと思うと、入学試験の難易度や、実際どのくらいの人が司法試験に合格できるのか気になりますよね。
法科大学院の数は減少傾向ではあるとはいえ、難関法科大学院の人気は高いままです。
ここからは、難関法科大学院の入試難易度や、法科大学院ごとの司法試験合格率について説明します。
法科大学院の入試難易度
法科大学院の入試難易度を比べるために、入試倍率順にトップ15位まで表にまとめました。
順位 | 法科大学院名 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
1位 | 一橋大学 | 480 | 92 | 5.22 |
2位 | 筑波大学 | 179 | 40 | 4.48 |
3位 | 専修大学 | 194 | 44 | 4.41 |
4位 | 日本大学 | 250 | 59 | 4.24 |
5位 | 上智大学 | 138 | 41 | 3.37 |
6位 | 東京都立大学 | 121 | 41 | 2.95 |
7位 | 琉球大学 | 49 | 17 | 2.88 |
8位 | 慶応義塾大学 | 1065 | 382 | 2.79 |
9位 | 神戸大学 | 418 | 161 | 2.60 |
10位 | 東京大学 | 244 | 244 | 2.57 |
11位 | 早稲田大学 | 951 | 373 | 2.55 |
12位 | 愛知大学 | 38 | 15 | 2.53 |
13位 | 九州大学 | 141 | 58 | 2.43 |
14位 | 関西大学 | 194 | 80 | 2.43 |
15位 | 明治大学 | 357 | 148 | 2.41 |
(引用元:アガルート公式HP)
一般的に難関法科大学院と思われる学校の順位が、意外に低いと感じるかもしれません。
入学試験倍率は、入試難易度を見る目安の1つになりますが、その他にも受験生のレベルなどによって難易度は左右されます。
受験生のレベルを比較する方法として、法科大学院ごとの司法試験の合格率を比べてみましょう。
法科大学院:司法試験の合格率ランキング
2022年度法科大学院別(予備試験合格者含む)司法試験合格率を示します。
ランキング | 法科大学院名 | 合格率 | 受験者数 | 最終合格者数 |
予備試験合格者 | 97.5% | 405人 | 395人 | |
1位 | 京都大法科大学院 | 68.0% | 175人 | 119人 |
2位 | 東京大法科大学院 | 60.9% | 192人 | 117人 |
3位 | 一橋大法科大学院 | 60.0% | 110人 | 66人 |
4位 | 慶応義塾大法科大学院 | 57.5% | 181人 | 104人 |
5位 | 東北大法科大学院 | 56.3% | 48人 | 27人 |
(引用元:法務省「令和4年度司法試験の結果について」から独自で計算して掲載)
先ほどの受験倍率では順位が高くなかった、京都大法科大学院や東京大法科大学院がトップ2に入っています。
受験倍率が高くなかったとはいえ、やはり受験生のレベルは相対的に高いといえるでしょう。
上位法科大学院は60%前後の合格率がありますが、中には合格率が1桁台のところや、本年度司法試験合格者がいない大学もあります。
法科大学院を選ぶ際には、ただ司法試験受験資格を得るだけではなく、司法試験合格率はもちろん、学習環境なども考慮して選択しましょう。
合格率、交通の便、学習環境の整備度、教員の質、奨学金の充実度などから、ご自身がもっとも勉強しやすいと思う法科大学院を選びましょう。
(引用元:スタディング公式H)
スタディングにも記載があるように、通学のしやすさや教員など、事前によく調べてから志望するとよいでしょう。
経済的に負担が大きい場合には、奨学金が充実している大学もありますよ。
また、自分が希望する専門領域が決まっている場合には、その分野に詳しい専門家がいる大学を探しましょう。
尚、合格率上位4位までは国立大学の法科大学院であるため、試験日が同日で併願できません。
難関とされる法科大学院を受験する場合は、国立に加えて私立も複数受験しておくと安心です。
最後に話がそれますが、表の最上部の予備試験合格者の合格率をご覧ください。
予備試験合格者は、97.5%が司法試験に合格しています。
司法試験合格者から見ても、予備試験の難易度の高さがわかりますよね。
アガルートには、法科大学院入試対策講座として、「法科大学院入試専願カリキュラム」「予備試験最短合格カリキュラム」があります。
どの講座を受講するべきか迷ったら、下記のリンクから無料のオンライン受講相談がおすすめです。
アガルート法科大学院入試専願カリキュラムがおすすめの人は?
アガルート法科大学院入試専願カリキュラムがおすすめの人は? |
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「アガルート法科大学院入試専願カリキュラム」がおすすめの人は、まずは法科大学院の受験資格があり、通学したい人です。
その中でも、アガルートの法科大学院入試専願カリキュラムは、法律初学者でも難関法科大学院を狙える構成になっているため、法律初学者によいでしょう。
おすすめの人
法科大学院入試専願カリキュラムがおすすめの人 |
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法科大学院受験には、大卒の資格が必要なので、大学卒業資格があるのが前提です。
また、奨学金などを利用しても数年分の学費や学習時間が必要ですので、余裕がある人が向いています。
法科大学院には、法曹界での人脈形成や双方向の講義を受けながら自身の考えを深められるなど、将来プラスに働く要素も多いでしょう。
司法試験にただ合格するのではなく、法科大学院の良さを活かして法曹になりたいならば、法科大学院を目指すメリットがあります。
法科大学院入試に効率的に備えるなら、アガルートの「法科大学院入試専願カリキュラム」を検討してみましょう。
法律初学者でもコツコツ続ければ、着実に法律知識が習得でき、論文作成能力が高められますよ。
講座との相性が気になる場合は、下記のリンクから講義動画や無料テキストを試すのがおすすめです。
おすすめではない人
おすすめではない人 |
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大学卒業資格がない場合は、予備試験合格を目指した方が効率的です。
大学入学からスタートすると最短でも5年かかり、時間的・経済的制約が大きいからです。
とにかく最短で司法試験に合格したい場合も、直接予備試験合格を目指した方が早いでしょう。
法科大学院入試を目指しつつ、同時・あるいはその先に予備試験合格や司法試験合格を目指したい人も、「予備試験最短合格カリキュラム」を選択する方ががおすすめですよ。
司法試験の合格率でも説明したように予備試験に合格する実力があれば、司法試験に合格する確率が高まります。
「予備試験最短合格カリキュラム」で学習しておけば、予備試験や司法試験、法科大学院入試すべてに対策できて効率的ですね。
どの講座を利用するにしても、人によって相性があります。
高額な料金と大切な時間をかけるメリットがあるのか、公式HPで実際に確認してみましょう。
無料の講義動画やテキスト閲覧もできるので、じっくり試してみるのがよいでしょう。
アガルート法科大学院に関するよくある質問
アガルート法科大学院に関するよくある質問 |
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アガルート法科大学院に関するよくある質問についてお答えします。
法科大学院に行くなといわれますが、行く意味はないのでしょうか。
法科大学院は、修了すれば司法試験受験資格が得られるのが大きなメリットです。
また、弁護士などの実務家教員や仲間との人脈を作れるのも魅力で、行く意味は十分にあるといえます。
司法試験を受験するためには、法科大学院を修了するか予備試験に合格する必要があります。
予備試験合格率は4%前後と非常に難易度が高い試験です。
予備試験合格だけに拘って合格できなかった場合、法科大学院を修了して司法試験受験資格を得る方が早かった、という状況もあり得ますよね。
予備試験合格と法科大学院合格は両方目指す手もあるので、検討してみてはいかがでしょうか。
講座を利用して法科大学院入試、予備試験に備えるのであれば、アガルートにも専用カリキュラムがあります。
講座の詳細が気になる場合は、公式HPをご覧ください。
法科大学院と予備試験はどちらがおすすめでしょうか。
法科大学院と予備試験のどちらがおすすめかは、人によって異なります。
大学卒業資格がない人や、法科大学院に通う時間や経済的制約が大きい人は、予備試験受験を目指しましょう。
一方、将来に向けて実務家教員や同級生などと法曹界での人脈を形成したい人や、エクスターンシップなどを利用して進路をよく考えて選びたい人は、法科大学院を目指すとよいでしょう。
法科大学院に通学しても、予備試験合格に向けて対策すれば、司法試験合格確率が高まります(予備試験合格者の97.5%が司法試験に合格しているため)。
法科大学院と予備試験は、両方とも目指す選択もできますよ。
アガルート公式HPには、講座の詳細以外にも、法科大学院や予備試験情報が多数掲載されています。
また、アガルートには法科大学院入試や予備試験対策カリキュラムがありますので、公式HPでご確認ください。
独学で法科大学院に行くのは難しいでしょうか。
アガルートによると、法科大学院の学習は、既習・未修コースとも独学で可能とされています。
ただし、既習コースの論文問題は特殊で、経験がない人にとっては学習方法で戸惑い、自信を持てない時もあるでしょう。
また独学では学習範囲や学習順序などの計画も自分で立てる必要があり、講座を利用するのに比べて時間がかかります。
独学で勉強してみて難しかったら予備校や通信講座を利用するという手もありますよ。
またアガルートでは、個別の講座を選んで受講できるので、添削がある論文講座だけ受講するのもよいでしょう。
公式HPには添削例なども掲載されていますので、ご確認ください。
金沢大学の法科大学院は募集停止していますか?
金沢大法科大学院が募集停止したとの情報は見つかりませんでした。
しかし、2021年度までの定員は既習コース5名、未修コース10名の合計15名でしたが、2022年度の募集定員は既修 コース5名、未修コース6名へ削減されています。
詳細が知りたい方は、直接問い合わせてみてはいかがでしょうか。
アガルートの法科大学院講座:まとめ
ここまで法科大学院や予備試験、アガルートの司法試験・予備試験・法科大学院対策講座についてお話ししてきました。
司法試験を受験するためには、法科大学院を修了するか、予備試験に合格する必要があります。
どちらのルートにもメリットやデメリットがあるので、自分の状況に合わせて選びましょう。
法科大学院入試に備えたい場合は「法科大学院入試専願カリキュラム」がよいでしょう。
予備試験合格単独、もしくは法科大学院入試と予備試験・司法試験合格両方を目指したい場合には、「予備試験最短合格カリキュラム」が最適です。
予備試験は合格率が4%前後と非常に難易度が高いですが、正しい学習方法ならば、初学者でも合格を狙えますよ。
どの講座を選ぶか迷った場合は、公式HPをご覧ください。
無料のオンライン受講相談もおすすめです。
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