不動産の調査の際にお世話になることが多い土地家屋調査士ですが、土地家屋関係の仕事の幅を広げたいという考えやなにか資格を取りたいと探している際に「耳にしたことがある資格」ということを思い出し、資格取得を目指そうとしている人も多いでしょう。
土地家屋調査士は文字の如く、士業ということもあり、難しそうという印象を持つかもしれません。
土地家屋調査士の資格取得は独学では無理なのでしょうか?
今回は、土地家屋調査士の勉強初心者でも合格を目指すことができるおすすめの勉強方法やサイトなどを紹介します。
土地家屋調査士試験は、通信教育で学習する方法もおすすめです。
詳しくはこちらの記事でも解説しているので、ぜひご覧ください。
土地家屋調査士は独学で合格できる?
勉強を始めるにあたってまず気になるところは独学の可否ですよね。
なるべく資格取得にかける費用は抑えていきたいものですが、実際のところ土地家屋調査士の資格取得のための勉強は独学でも可能でしょうか?
独学の可能性や独学で勉強する上で必要なこと、また独学ではなく通学をおすすめする人については以下の通りです。
独学でも不可能ではない!
土地家屋調査士の資格取得のための勉強についてですが、独学も不可能ということではありません。
努力の方向を間違えることなく、しっかりと合格に一直線に勉強を進めていくことができれば、独学でも十分合格圏内に入ることができる資格です。
しかし、独学でも合格することができるというのは「必要な勉強を十分量行い、努力の方向を間違うことがなければ」という話です。
勉強の量が不十分であったり、合格に結びつかないような勉強をしていたのでは、いつまでたっても合格することができないと言えます。
判断基準が曖昧という、合格できるかどうかわからない不透明な試験ではないので、独学でも必要な知識を身に着けておけば合格圏内に入ることができます。
独学で土地家屋調査士を目指すために必要なものは?
土地家屋調査士の資格を目指す上で必要なことは以下の内容です。
独学で土地家屋調査士を目指すために必要なもの |
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独学で土地家屋調査士の資格取得を目指すにあたって欠かすことができないものは、テキストはもちろんですが、気持ちであると言えます。
まず、テキストについてですが、自分がこれで合格を勝ち取ると決めたテキストをひたすら信じて取り組んでください。
「ひたすら信じて取り組むべき」というのも、色々なテキストに手を出してしまうと1冊の内容を十分に理解しきることなく別のテキストに手を付けてしまうことになります。
そのため、知識が自分のものとして定着しにくく、知識の消化不良を起こしていまいかねません。
以上の理由から、自分が分かりやすいと感じたテキストを信じて、そのテキストの隅から隅まで全て理解するという気持ちで取り組む必要があります。
また、合格のためには計画性も必要です。
自ら合格までの道のりや必要な時間を逆算していき、学ぶ内容や課題をリストアップし取り組む計画性があって、はじめてまんべんなく十分な知識の定着に必要な時間を確保することができるのです。
そして最後は気持ちです。
絶対に合格を掴み取るという強い気持ちがあってこそ、自らを奮い立たせ合格に近づくことができるもの。
「合格できなかったらどうしよう」「合格できたらラッキー」というふわふわした気持ちや、不安な気持ちでは勉強に集中しようにもできません。
これらの1つひとつが大切なものであるため、勉強を始めるにあたってしっかりと押さえておきましょう。
通学が向いている人は?
土地家屋調査士の勉強で、独学ではなく通学が向いている人は以下の通りです。
- 勉強することが久しぶり、もしくは始めての資格取得勉強で不安な人
- 自分の意思の強さに自信がない人
- 誰かに教えてもらうことで、知識がしっかりと頭に入る人
- 分からないことは誰かにすぐに質問して解決していきたい人
共通していえることは、「誰かにサポートしてもらいながら勉強することでモチベーションや成績を保つことができる人」です。
講師やサポートしてくれる人と二人三脚で合格を目指し、少しずつでも確実に歩みを進めていきたいという人や、自分は意思が弱くすぐに勉強に身が入らなくなってしまうかもしれないという不安がある人は通学をおすすめします。
土地家屋調査士の勉強は独学?通信講座?予備校?
土地家屋調査士の勉強方法についてはそれぞれに特徴があり、メリットやデメリットも異なってきます。
そのため、自分が土地家屋調査士の勉強をするにあたって何を重視したいのか、どのようなサポートを受けたいかによって適した勉強方法は様々ですので、自分にぴったりの方法を選んでください。
独学 | 通信講座 | 通学 | |
メリット |
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デメリット |
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自分のペースや勉強のためのお金を取るか、それともプロの手をかりた確実性をとるかで選ぶべき方法は変わってきますが、「この方法であれば絶対100%合格」という方法はありません。
最後に合格を決める手は自分自身ですので、通学、通信、独学というのはあくまで「合格までの手段のひとつ」と考えるようにしてください。
土地家屋調査士を独学で目指すメリット・デメリット
土地家屋調査士を独学で目指すメリットとデメリットは以下の通りです
独学のメリット | 独学のデメリット |
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独学のメリットは、第一に費用面です。
資格取得で勉強を誰かにサポートしてもらうとなると、それなりに費用がかかります。
通信教育や通学の場合は、これまで蓄積してきた合格に必要なノウハウやサポート代がかかるため、決して安くはない勉強費用がかかります。
しかし独学の場合はテキストと受験料のみであり、費用を抑えようとすれば抑えることができるのです。
また、通学などのように決められた時間に勉強しなければならないという縛りがないため、自分のペースを見ながら勉強計画をたてて進めていくことができます。
しかし、独学の場合は自由度が高いからこそ注意が必要です。
自分なりの勉強方法で進めていくことになるのですが、時に非効率な方法や間違った方法で勉強を進めてしまうということも考えられます。
このような場合でも、頼れるのは自分しかいないということで、勉強の間違いや遠回りの事実に気づくことは困難です。
第三者の視点でどこの立ち位置にいるか、正しいか間違っているかということがわからないため、非効率的になることもあります。
また、仕事や家事に忙しいあまりに勉強がつい疎かになってしまうこともありますので、意思が弱い人にとっては独学はデメリットの面が強く出てしまうと言えます。
独学が向いている人は?
費用は少しでも抑えたいと考えている人や、勉強や計画性にある程度の自信があり自分なりのペースで進めていきたいと考えている人におすすめです。
これまで資格取得のための勉強はある程度経験があり、ペース配分や勉強のコツなどを知っている人にとっては、その経験や知識を応用して土地家屋調査士の受験勉強にも活かすことができます。
資格取得までに必要な時間を計算する力、自ら勉強内容をしっかりと理解し自分の知識として定着させることについて苦に感じない人であれば独学は十分可能です。
土地家屋調査士を通信講座で目指すメリット・デメリット
土地家屋調査士を通信講座で目指すメリットとデメリットは以下の通りです。
通信講座のメリット | 通信講座のデメリット |
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通信講座の場合、通学と独学のそれぞれいいところどりであるため、費用を抑えながら自分のペースで受験勉強を進めることができます。
費用については通信講座よりも安価な価格設定ではありますが、これまで土地家屋調査士合格者を輩出してきたノウハウや知識を惜しみなく伝えようとしているため、勉強計画を立てる手伝いや質問サポートなど通学と比べても遜色ないサポートが受けられます。
しかしやはりプロの手を借りているということ、そしてこれまでの長年のノウハウを伝授するということもあり、独学よりも費用はかかります。
また通信講座の場合講師やサポートしてくれる人が直接指導してくれるわけではないので、「見られている」という意識が薄くなり、ついついやるべきことを先延ばししたりノルマを溜めてしまうといったことも無きにしもあらずです。
通信講座が向いている人は?
通信講座が向いている人は、ある程度勉強に慣れていて、あと少しの後押しが欲しいと考えている人です。
- 勉強のやり方や進め方はある程度自分で確かなものがあるが、もしもわからないことが出てきたら質問したいと考えている人
- 勉強の計画は自分で立てることができるが、きちんと遂行できるか見守ってほしい、もしもの時はアドバイスが欲しい人
が通信講座での学習に向いていると言えます。
独学でも不可能ではないが、より合格への確実性を求めて通信講座を補助的に使う、という使い方が一番合格には近いと考えられます。
土地家屋調査士を通学で目指すメリット・デメリット
土地家屋調査士を予備校などの通学で目指すメリットとデメリットは以下の通りです。
通学のメリット | 通学のデメリット |
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通学の場合講師と対面での講義や質問が基本ですので、分からないことや不安な点についてはすぐに質問したり相談することができるというメリットがあります。
しかし対面の分、費用はどうしても独学や通信講座と比べると高額になってしまいます。
また、リアルタイムの講義ということもあり、講義の時間が決められています。
そのため、定められた時間に講義を受講する必要があり、仕事や家事に忙しい人にはスケジュールの調整が困難となります。
モチベーションの維持という意味やサポートの充実感はあるものの、自分の仕事の都合上決まった時間をあてることができないという人には向いていません。
通学が向いている人は?
土地家屋調査士の資格取得のために通学講座の受講に向いている人は、ある程度時間やお金に余裕があり、プロの手を借りながら最短距離で合格までたどり着きたいと考えている人です。
独学や通信講座ではきちんとやりきれるか不安という人や、人に教えてもらうことですんなりと頭に入るという人におすすめです。
費用については、合格のための必要経費と考える人、土地家屋調査士の資格取得のためには仕事や家事などある程度セーブすることができる人には向いていると言えます。
土地家屋調査士の独学・通信・通学のメリット・デメリットのまとめ
土地家屋調査士の勉強方法ごとのメリットやデメリット、そして向いている人のまとめは以下の通りです。
独学 | 通信講座 | 通学 | |
メリット |
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デメリット |
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向いている人 | 費用は少しでも抑えたいと考えている人や、勉強や計画性にある程度の自信があり自分なりのペースで進めていきたいと考えている人 | 通信講座が向いている人は、ある程度勉強に慣れていて後少しの後押しが欲しいと考えている人 | ある程度時間やお金に余裕があり、プロの手を借りながら最短距離で合格までたどり着きたいと考えている人 |
それぞれに特徴があり、向いているタイプも全く違うことが見て取れます。
- どのような形で合格まで近づきたいか(自分だけの力で?プロの手も借りながら?)
- 費用はどのくらいかけることができるか、勉強のための費用の予算
- 仕事や家事などといった勉強以外の時間ややるべきことと比べての優先順位
などによっても異なってくるため、どのような方法で勉強を進めていくかを考える段階で、以上のようなことを見直してみてください。
土地家屋調査士になるための費用は?
土地家屋調査士になるために必要な費用を調べた所、以下のようです。
独学(合格者ブログより) | 通信講座(大手通信講座より) | 予備校(大手予備校プランより) |
10万円前後
(テキスト代+模試代2回分) |
30万円前後
(単科目ではなく、総合コースなど代表的なプランの費用) |
30〜40万円前後
(予備校によって答練の回数や模試込か否かは異なる) |
独学で土地家屋調査士に合格した人の体験談から、独学のために必要なものとしてテキストや問題集の他に模試代があることがわかりました。
また、代表的な通信講座や予備校を調べてみたところ、以上のような値段になりました。
通信講座や予備校の場合、模試代金は含まれての料金ということもありますが、独学の場合は別途模試代1回あたり1万円前後かかるということになります。
テキストや問題集については新品を購入する他、フリマサイトや古本屋で手に入れる方法もありますが、その際は発行年数や試験対応年度をよく確認するようにしてください。
土地家屋調査士の独学におすすめのテキスト・サイトを紹介
土地家屋調査士を独学で頑張ろうとしている人にとって、テキストは強力な相棒とも言える存在です。
他のテキストに浮気することなく、1冊をしっかりと隅々まで理解できるように読み込むことによって合格できるだけの力や基礎力が身につくものですが、そのためにはまずは「お気に入りの1冊」に出会うところからスタートです。
テキスト選び、いかに自分のレベルや方法にあったテキストに出会えるかどうかが合格への道のりを決めるといっても過言ではありません。
土地家屋調査士の独学におすすめのテキストは?
土地家屋調査士の独学におすすめのテキストは早稲田法科専門学院(早研)から出版されている「土地家屋調査士受験100講」です。
このテキストは独学者にとってのバイブルとも言えるほどに読みやすく、わかりやすくまとめられているシリーズです。
理論編2冊、書式編1冊の計3冊で構成されています。
合格体験者によると、このテキストをまずは2回位熟読したとのことですが、勉強を始める前に知識の全体像を掴むためには非常に効果的と言えます。
土地家屋調査士の独学におすすめのブログは?
「現役の調査士が解説!土地家屋調査士合格ブログ」は試験に向けての勉強方法を解説している、受験生にとってありがたいブログです。
勉強方法の他にも模試の選び方や独立したらどうなるか、試験傾向についてなどを分かりやすく丁寧に説明しています。
- 勉強の方法に行き詰まってしまった時
- 最新情報を仕入れておきたい時
- 法改正などを見直したい時
などにおすすめです。
合格後のイメージにもつながる投稿もあるので、勉強のモチベーションも上がるはずです。
独学する人の永遠のテーマであり、クリアしなければならないともいえる「モチベーションの維持」にも一役買うブログですので、独学する人は一度は目を通しておくことをおすすめします。
土地家屋調査士の独学におすすめの勉強サイトは?
土地家屋調査士の独学におすすめの勉強サイトは「独学で資格取得 目指せ!土地家屋調査士」です。
このサイトの管理人の人は自分自身も独学で土地家屋調査士に合格した経験を活かして情報提供をしているため、実体験に基づいた情報を得ることができます。
試験の概要や試験対策、おすすめのテキスト紹介から勉強のお供になる文房具のおすすめに至るまで様々な情報を提供しています。
自分のみではおすすめのテキストは何か、どの道具が使いやすいかなどよくわからないものですので、口コミは貴重な情報とも言えます。
モチベーションUPの意味でもおすすめですが、実際に合格した人の実体験に基づく情報に目を通しておきたいという人はぜひご覧ください。
土地家屋調査士の勉強方法・勉強時間について
土地家屋調査士になりたいという人が気になるところといえば、やはり勉強の方法や必要な勉強時間についてですよね。
どのくらい勉強すれば合格圏内に手が届くのか、どのような方法が近道か気になるところです。
実体験や予備校・通信講座などの調査から得た情報について紹介していきます。
土地家屋調査士になるための勉強方法は?
土地家屋調査士になるための勉強方法 |
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土地家屋調査士になるための勉強方法として調べた結果、実際に独学で合格した経験のある人によると、「知識の定着と問題演習」がカギとなるとのことです。
試験は択一試験と書式試験があるのですが、それぞれ必要な対策を分けて考える必要があります。
全体の流れとしては「全体像の把握→細かい部分の補足」という流れになります。
はじめからいきなり全てを詰め込もうとするのではなく、全体像をとらえてから、その大まかな流れを補足する形で細かい詳細をつめていくという流れが効率のいい、そして覚えやすい勉強方法です。
知識のインプットと、インプットした知識を正しく使うためのアウトプットが物を言うということがわかります。
知識ばかりでも、問題演習のみでも偏りがでてしまいます。
両方をバランスよく行うことによって、確かな知識と、得た知識の正しい使い方を身につけることができ、試験本番では時間内に決められた問題を解答することができるようになります。
土地家屋調査士になるための勉強時間は?
土地家屋調査士になるために必要な勉強時間の総数については、1000時間程度と言われています。
勉強時間の総数 | 1000時間 |
1日あたりの勉強時間 | 平日2−3時間
休日4−6時間 |
平均の学習期間 | 1年半前後 |
大手資格通信講座の調査によると、土地家屋調査士の資格合格のためには一般的に1000時間程度の勉強時間が必要とのことでした。
また、体験談掲載のHPやブログなどを調べたところ1日あたりの勉強時間でみると平日は2〜3時間、休日は4〜6時間程度勉強している受験生が多く見られました。
やはり働きながら資格取得を目指す人が多い試験ですので、平日の勉強時間にはどうしても限りがでてきてしまいます。
また、平日の勉強で進めない分を休日に多く勉強することによってカバーすることも可能ですので、働きながら地道に1年半前後勉強をすることで合格圏内に入るだけの力は身につきます。
しかし、これはあくまで統計ですので、この時間勉強をすることで合格できるという意味ではありません。
科目の得意不得意、効率的な勉強法か否かなどによっても勉強時間は変わってきますので、一つの目安として参考にしてください。
土地家屋調査士は働きながら合格できる?
土地家屋調査士について働きながら勉強と仕事の両立ができるか不安という人も多いようです。
このことについてですが、結論としては「働きながらの土地家屋調査士の資格取得は可能」です。
土地家屋調査士の多くは社会人として働きながら資格取得を目指し合格しているというデータがあります。
資格予備校である東京法経学院のデータによると、土地家屋調査士受験生の8割近くが社会人として仕事をしながらの受験であるということです。
つまり多くの受験生は仕事をしながら受験勉強をしていることになります。
働きながらでも、
- スキマ時間を有効活用する
- 仕事が終わって帰ってから、仕事が休みの日は勉強にあてる
- メリハリをつけた生活を送る
など工夫することによって合格を掴み取ることができます。
土地家屋調査士の勉強に必要なものは?
土地家屋調査士の勉強に必要なもの |
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土地家屋調査士に合格するための勉強に必要なものはいくつかありますが、代表的なものについて紹介します。
計画性についてですが、土地家屋調査士の試験に合格するためには膨大な知識や専門性を身に着けなければなりません。
その膨大な量の知識や専門性を身につけるためには計画性が必要となるのです。
「何をいつまでに」「どのような方法で」など計画をしっかりとたてて、それを明確な目標として強い意志をもって実行する力が欠かせません。
さらに、時間的な余裕も必要となります。
資格受験対策通信講座の調査によると、試験合格までには勉強は1000時間必要と言われています。
つめこみ型の勉強や徹夜などでどうにかなるものではないことは火を見るより明らかですので、試験対策を十分にするだけの時間的余裕があると安心です。
最短で土地家屋調査士になるためには?
土地家屋調査士に最短でなるためには? |
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最短で土地家屋調査士になるためには、ある程度の作戦が必要となります。
覚えるべきことやこなすべきことは山程あるため、学習計画にそって計画的に物事を進めていかないと、いつまでたっても終わらないということになってしまいます。
実現可能な学習計画をたてて、可能な限りこなすよう努力することで、短時間で合格できるだけの力が身につきます。
また最短で合格に近づくために、測量士補の資格を取得するのも1つの方法です。
別の資格の合格を手にしてから土地家屋調査士となると、少し遠回りなようにも見えるでしょう。
しかし、この別資格取得によって免除が受けられます。
試験は午前の分と午後の分に分かれているので、両方合格に値する点数をとる必要がありますが、測量士補の資格を保有している場合、多くの受験生にとってネックともなる午前の分の免除を受けることができます。
一見すると遠回りにも見える測量士補の資格取得ですが、急がば回れということで受験を検討してみるのも良さそうです。
土地家屋調査士は過去問だけで合格する?
土地家屋調査士の資格取得については試験を突破する必要がありますが、この試験は試験の過去問だけでどうにかなるものではありません。
過去問はあくまで「過去に出題された問題」にしか過ぎず、それが解けたから絶対合格というものではありません。
もちろん合格には一気に近づくのですが、だからといって「それだけで合格できる」というものではありません。
試験合格のためには、土地家屋調査士としての知識と、その知識を使いこなすだけの技量が必要になるのですが、それは過去問のみ、テキストのみといった偏った学習では身につきません。
過去問だけで合格する可能性としては、非常に低いと言えます。
合格したいという気持ちで勉強するのであれば、過去問のみではなく、テキストで確かな知識を吸収してから、問題を解くという正当法をマスターしてください。
土地家屋調査士の六法の使い方は?
土地家屋調査士の勉強に必要なものの1つに六法があります。
土地家屋調査士の仕事は法律に則って行うというものから、法律を書き表した六法とは切っても切れない関係です。
この六法を土地家屋調査士に勉強に使うということについては、辞書的なポジションでの活用をおすすめします。
六法は条文が書かれているのみで、解説やポイントが載っているものではありません。
つまり、理解するまでにかなり時間がかかってしまうため、この六法をテキストとして、問題集として使うことはまず不可能です。
ある程度学習し、分からない所を六法で詳細を調べるといった使い方をすると良いでしょう。
特に難しいポイントは?
特に難しいポイント |
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土地家屋調査士の試験勉強において特に難しいポイントについて解説していきます。
士業専門の転職メディアの調査によると、土地家屋調査士の資格試験を受験する人の多くは文系だというデータがあります。
文系理系で単純に決められるものではありませんが、計算や数字に慣れている理系の人に比べて、文系の場合計算問題に時間がかかってしまう傾向があります。
細かい計算で苦戦したことによって、のちの作図問題で十分な時間が確保できなくなるということも多々あります。
ズレや記入漏れがあると減点となるため、見直しのための時間が欲しい所ですが、見直し時間確保はなかなか難しいということがあります。
また、時間や体力は有限ですので、働きながらということで十分に勉強時間を確保することが難しいと言えます。
働きながら勉強するということは、どれだけ疲れていたとしても、やるべきことをきちんとやるという強い意志が必要です。
つい人間自分に甘くなってしまうものですが、甘い誘惑や自分を甘やかすことに負けずにしっかりと勉強時間を確保し、自分で決めたノルマをこなす覚悟がないとどうしても時間は足らなくなってしまいます。
土地家屋調査士の合格率と難易度は?
土地家屋調査士の試験を受けるにあたって、どれだけの人が合格しているのか、そしてどのくらい難しいのかというところはどうしても気になる部分です。
土地家屋調査士の合格率と難易度は以下の通りです。
土地家屋調査士の合格率は?
土地家屋調査士のここ5年の受験者数と合格者数から導き出した合格率です。
試験実施年 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
令和元年 | 4,198人 | 406人 | 9.68% |
令和2年度 | 3,785人 | 392人 | 10.36% |
令和3年度 | 3,859人 | 404人 | 10.47% |
令和4年度 | 4,404人 | 424人 | 9.63% |
令和5年度 | 4,429人 | 428人 | 9.66% |
(引用元:日本土地家屋調査士会連合会HP・アガルートHP)
毎年4000人前後受験し、400人前後しか合格する事ができない試験ということで合格率は8〜9%を推移しています。
その時によって10%を上回る年もありますが、ほとんどが8〜9%、その時によっては8%を切ることもあるものの相対評価で合否が決まるため、合格率の大きな乱高下はないようです。
土地家屋調査士の難易度は?
土地家屋調査士の難易度はかなり高いと言えますが、難易度が高い理由としては、試験の形式や時間が関係してくることにあります。
午前の部と午後の部に分かれているのですが、この中の決められた時間で作図や計算、必要な知識を持ち合わせているかの試験になります。
特に作図については複数の図面を定規などの道具を使いながら正確に早く作成する必要があるため、ある程度の器用さが求められるのです。
知識だけ頭に入っている頭でっかちでは合格することができず、また反対に作図だけできても合格できません。
器用さと知識の両方が必要になるため、難関と言われています。
また出題問題のボリュームに対しての試験解答時間が短いということもあり、正確さとスピードが求められるためそう簡単に合格することはできません。
図面を描く時間もなく悔しい思いをする人も多いようです。
他の資格試験との比較については以下の通りです。
資格名 | ここ5年の受験者数(約) | ここ5年の合格率(約) | 必要な勉強時間 |
土地家屋調査士 | 4,000人前後 | 8〜9% | 1000〜1500時間 |
宅建 | 3万人〜4万人前後 | 15% | 400時間 |
行政書士 | 4万人前後 | 10〜15% | 500時間 |
司法書士 | 15,000人 | 4〜5% | 3000時間 |
(参考:土地家屋調査士連合会、RETIO、ユーキャンHP、アガルートHPより)
他の人気資格や土地家屋調査士のように住宅や法律に関係する資格と比較しても、土地家屋調査士は長い勉強時間が必要であることがわかります。
司法書士の4−5%の合格率ほどではないにしても、1000時間もの勉強時間が必要ということでかなりの難関資格であると言えます。
合格者の平均年齢は?
土地家屋調査士の受験には年齢要件はないのですが、合格者の生年データによると、合格者の平均年齢は40代から50代です。
その年によって平均年齢が大きく変わるということはないようです。
受験生の多くはある程度社会経験を積んだ上で土地家屋調査士の資格が欲しいと思って受験した人ということで高齢です。
そのため、合格者全体として見てみても、他の資格試験と比べて合格者平均年齢が高い傾向があります。
このようなこともあり、勉強時間としてまとまった時間を確保することがしやすい年齢が受験勉強では有利と言えます。
土地家屋調査士と他の資格とのダブルライセンスのおすすめは?
土地家屋調査士と他の資格とのダブルライセンスのおすすめ |
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土地家屋調査士の資格を取得した上で、他の土地家屋調査士との差別化を図りたい、スキルアップを目指したいという理由からダブルライセンスも視野に入れているという人も多いです。
土地家屋調査士の資格とのダブルライセンスで、相性のいい資格に共通することとして「建物に関係すること」そして「法律知識が必要であること」があります。
土地家屋調査士とのダブルライセンスおすすめ①:宅建士
まず宅建士ですが、宅建士単体でもかなりの人気資格ということ、そして実務の上で役立つことが多いことが知られています。
建物の登記が残ってしまっている場合の処理が自分で行える、顧客からの何気ない質問にすぐに答えることができるといった意味でも実務で役に立つ資格であり、余裕があればぜひとも土地家屋調査士と合わせて取るべき資格です。
宅建士の資格を持つことで、家屋の作りや家屋に関する法律にもさらに詳しくなることができるため、顧客への説明の際に知識や説明に深みが出る、つまり分かりやすい説明ができるようになります。
顧客としてはやはり家という決して小さくはない買物に関わることだからこそ全てを納得して進めていきたいと思うものですので、わかりやすく詳しい説明ができるということはライバルとの差別化にもってこいですね。
土地家屋調査士とのダブルライセンスおおすすめ②:測量士
測量士は土地家屋調査士と学ぶ範囲が近いものがありダブルライセンスに適していると言えます。
測量士として測量の技術をあげることで、土地家屋調査士の仕事にも直接役立ちます。
測量士としての測量の技術が身につく他に、測量士の資格をあらかじめ所持していると試験免除を受けることができます。
効率のよい順序で勉強していきたい、試験免除で試験勉強の負担を減らしたい人にもぜひおすすめです。
土地家屋調査士とのダブルライセンスおすすめ③:建築士
難易度は高くなってしまうものの、あると良い資格の1つに建築士があります。
土地家屋調査士と建築士のダブルライセンスを取得していた場合、設計から測量登記まで間に業者をはさむことなく1人でワンストップサービスを提供できることから、ライバルとの差別化をはかれます。
顧客側としても「土地家屋調査の仕事はこの人」「建築関係はあの人」という形で分けてしまうとどうしても手間となってしまいますので、1人の人ですむのであればそちらにお願いしたいと思うものです。
間に業者をはさまずに進めるという便利さから、他の土地家屋調査士と比べてもかなりの差別化が期待できる点がおすすめです。
しかし、土地家屋調査士と建築士とのダブルライセンスはかなりハイレベルな道のりになることが考えられますので、数年単位で計画的に勉強していく必要があります。
土地家屋調査士の試験について
土地家屋調査士の試験概要 | |
試験日程 |
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試験概要 | 択一・多肢択一式
20問(1問2.5点の50点満点)
書式 土地に関する問題、建物に関する問題 各1問(計50点満点) |
試験科目 |
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試験範囲 | 不動産の表示に関する登記につき必要と認められる事項であって次に掲げるもの
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申込み方法 | 法務局への提出もしくは郵送
※郵送(書留郵便)は締切日当日消印まで有効 |
試験会場 | ・筆記試験
法務局または地方法務局が指定した場所 ・口述試験 管区法務局ごとにそれぞれが指定した場所 |
合格基準 | 例年、基準点は30〜35点、合格点は70〜75点程度 |
試験免除 |
以上の項目に該当する人は午前の部の試験免除 |
受験資格 | 特になし |
令和4年4月下旬時点での土地家屋土地家屋調査士の試験を受けるにあたって絶対に押さえておくべき内容は試験要項ですよね。
調査士の試験要項についてのです。
変更などがある場合もありますので、こまめに法務省ホームページなどをチェックすることをおすすめします。
試験日程
試験日程 |
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土地家屋調査士の試験は2回に分けて行われます。
試験は2回、午前の部と午後の部に分かれて行われる筆記試験と試験官から問われた質問にその場で答える口述試験と行われます。
筆記試験に合格した人のみ翌年の口述試験を受けることになるのですが、筆記試験が終わってから口述試験の対策を0から始めるとなると時間が足らなくなってしまいますので、筆記試験の対策を行いながら口述試験にも備えなければなりません。
試験概要
択一・多肢択一式 | 20問(1問2.5点の50点満点)
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書式 | 土地に関する問題、建物に関する問題 各1問(計50点満点) |
土地家屋調査士の試験を受験するためには願書を出願し、手続きを行う必要がありますが、この願書の配布や受付は7月下旬から8月中旬にかけて、各都道府県にある法務局で行われます。
受験票が届きますので、届いた受験票を持参し試験会場に足を運んでください。
筆記試験が1次試験のようなものであり、午前の部で平面測量や作図の力を、午後に法律などに関する内容を問う試験を行います。
1次試験である筆記を通過した受験者のみ口述試験に進むことになりますが、1人15分程度面接官からの質問に答える形で行われます。
口述試験ということで物事を順序立ててわかりやすく答える力などが試される試験であると言えます。
午前の部で3を、午後の部で1,2,4について問われることになります。
筆記試験合格者のみ行われる口述試験は2,4について問われますので、しっかりと試験対策を行ないましょう。
試験科目は?
試験科目 | |
筆記試験 |
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口述試験 | 1人15分程度の面接方式による試験 |
土地家屋調査士の試験科目については以上の通りです。
筆記試験は午前と午後に分かれて行われますが、時間配分としては午前の部は9:30〜11:30の2時間、午後の部は13:00〜15:30の2時間半となっています。
2時間や2時間半というとかなり長い時間のようにも感じますが、慣れない環境での試験であり、始めて目にする問題などもあると慌ててしまうということやど忘れしてしまうということも考えられます。
時間をいかに有効に使うか、見直しなどもしっかり行えるだけの時間を確保できるかどうかがカギとなります。
試験範囲
試験範囲 |
不動産の表示に関する登記につき必要と認められる事項であって次に掲げるもの
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土地家屋調査士の試験範囲については以上の通りです。
点数配分や合格基準の点から、試験範囲はまんべんなく苦手を作らないようにすることが合格への近道と言えます。
作図に関しても、法律などの知識についても、苦手なものを作ってしまうと不利になってしまいますので、注意してください。
申込み方法
土地家屋調査士の試験を受験するためには、法務局から配布されている受験要項にそって受験申し込みを行う必要があります。
方法としては法務局への提出もしくは郵送です。
※郵送(書留郵便)は締切日当日消印まで有効
試験会場
・筆記試験
法務局または地方法務局が指定した場所 ・口述試験 管区法務局ごとにそれぞれが指定した場所 |
試験会場は以上の通りに指定されていますので、間違わないようにしましょう。
試験会場については受験票に記載のある通り、間違えないようにしてください。
試験会場まで時間に間に合うようにつくことができるか不安という人は、前もってシミュレーションしてみるといいですね。
合格基準
合格基準については毎年数点前後することがありますが、おおむね大きな変化はありません。
選択式の基準点、書式の基準点、そしてそれをあわせた点数が見られることになるのですが、午後の部は合格点と基準点の両方を満たす必要があります。
例年基準点は30〜35点、合格点は70〜75点程度となっていますが、毎年異なるためギリギリの点数をとることを前提とした勉強では惜しいところで不合格となってしまうことも考えられます。
また、択一式試験と書式試験の両方で基準を満たす点数を取る必要があるため、苦手分野があると不利になってしまいます。
合格から遠のかないためにも、バランスの良い勉強が欠かせません。
試験免除について
土地家屋調査士には一部免除の規定があります。
午前の部、午後の部両方受ける人もいますが、午前の部は問題が難しいということもあり、受験生は難易度が低い測量士補試験に合格して一部免除のメリットを受けていることが多いです。
測量士補の試験は毎年5月に行われていることからも、スケジュール的に同時進行も十分可能ですので、ぜひダブルライセンスも視野に入れて資格取得を目指してみてください。
試験を一部免除される人は?
試験を一部免除される人 |
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一部免除を受けることができるということで一気に合格の可能性が高くなるといっても過言ではないでしょう。
資格取得による試験の免除については出願の時点で申請する必要がありますので、該当の資格取得者は証明書の写しなどを提出できるように準備しておくと同時に、申請を忘れないように気をつけてください。
受験資格について
土地家屋調査士の試験は受験資格が定められていません。
つまり、学歴や出身学部など関係なく興味がある人は誰でも受験できます。
しかし誰でも受験できる=誰でも合格できるということではありません。
試験に向けて準備をし、しっかりと対策をしておく必要があります。
土地家屋調査士についてのQ&A
土地家屋調査士のQ&A |
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土地家屋調査士の試験を受けるにあたって多くの人々が気になるところを集めてみました。
独学で土地家屋調査士の試験を受けたいと考えている人は一度目を通して参考にしてください。
土地家屋調査士は独学で合格できる?
土地家屋調査士は独学で合格できるかどうかということについてですが、「可能性は0%ではないが難しい」というところが答えです。
受験資格は不問ということで誰でもチャレンジはできるものの、法律の知識も作図も両方バランスよくできなければならないこと、細かい製図や計算があり難易度が高いということで独学では難しいと感じてしまう場面も多々あります。
しかし全くもって独学では不可能ということではありません。
しっかりと計画をたて事前準備をし、正しい方法で資格試験受験のための勉強を行うことによって合格を掴み取ることができます。
これまで他の資格試験の勉強を行ったことがある人など、独学のコツを掴んでいる人の場合位、土地家屋調査士の試験も独学で合格できるだけのコツは掴んでいると言えます。
土地家屋調査士の試験が免除されるには?
試験免除のための条件 |
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土地家屋調査士の試験が免除されるためには、免除されるための要項を満たす必要があります。
必要な知識や資格を持っている、もしくは過去に筆記試験にすでに合格しているという場合は免除されます。
筆記試験も難易度は高く、合格点までたどり着くことは容易でないことから、ダブルライセンスも視野に入れ測量士補の資格を取ってから試験一部免除としてチャレンジする人が多いです。
試験免除については試験の出願のタイミングで申請する必要があるので、忘れないようにしましょう。
土地家屋調査士の勉強方法は?
土地家屋調査士の勉強方法については独学、通信講座、通学など様々ありますが、共通して言えることは「知識を入れるインプットと得た知識を活用するアウトプットはバランスよく」ということです。
どちらかだけに偏ったとしても、試験合格の力は身につきません。
テキストで必要な知識をしっかりインプットすること、そして問題集や過去問演習で得た知識が定着しているか、きちんと理解しているかを確認しながらアウトプットすることがカギです。
土地家屋調査士になるためには独学と通学と通信どれがおすすめ?
試験に合格するためには1000時間程度の試験勉強が必要になりますが、働きながらや家事をしながらとなると強い意志でもって勉強に向かうことがポイントとなります。
独学、通信、通学どれをとってもそれぞれメリット・デメリットはあるので、費用面や性格、基礎知識の有無などから自分に適した勉強方法を選ぶようにしてください。
おすすめする方法としては通信講座です。
通信講座の場合、自分のペースで勉強ができる独学のよさと、プロがサポートしてくれる通学のよさの両方をかけ合わせた勉強が可能です。
サポートを受けながらも、通学よりも安価な費用で勉強を進めていくことができるのでおすすめです。
通信講座についてはこちらの記事をご覧ください。
土地家屋調査士は働きながら合格できる?
土地家屋調査士は働きながら合格することができるかということについては、可能ということが答えです。
可能ということについては、受験生のほとんどが社会人であり、仕事をしながら勉強しているということが理由として挙げられます。
もちろん中には学生や仕事をしていない人もいますが、受験生の多くは仕事をしている、そして合格者の平均が40−50代ということで働き盛りの年齢層であることから、働きながら合格は可能というデータがでています。
しかし働きながら資格取得となると、仕事や家事との両立がかなり大変であるので、効率よく進めていくことやスキマ時間の活用など勉強に工夫が必要です。
土地家屋調査士の難易度は?
土地家屋調査士の試験の難易度はかなり高いと言えます。
ここ5年の合格率を見ると8〜9%前後ということから、多くの人々は合格することができずに悔しい思いをするようです。
- 筆記試験と口述試験の2つを合格点とる必要があること
- 基準点があり、それを満たす必要があること
などから、バランスよくまんべんなく点数をとる必要があると言えます。
苦手分野や科目を作ってしまうと一気に合格が遠のいてしまうので、難易度は高いと言えます。
土地家屋調査士の過去問はサイトで見ることができる?
土地家屋調査士の過去問は法務省HPで公開しています。
令和6年2月現在、平成30年以降の問題が公開されていますので、試験に向けてレベルを確認したい、本番を意識した問題演習をしたいという人は確認してみてください。
まとめ:土地家屋調査士は将来性のある仕事
土地家屋調査士は家を建てる際に土地や家を調査する仕事ということで、なくてはならない仕事であり、この仕事がなくなるということや食いっぱぐれるということはまず考えられないと言えます。
さらに、土地家屋調査士がいなければ土地や家屋の調査に支障をきたすこともあるため、なくてはならない仕事であり、やりがいを感じることもあります。
資格取得によって仕事の幅ややりがいが広がる将来性のある仕事と言えます。
しかしだからこそ資格取得は難しく、8〜9%の人しか合格できない難関資格です。
資格取得のためには事前にしっかりとリサーチを行い、正しい方向で試験勉強を進めていくことが必要となります。
資格取得にむけてやるべきことをしっかりと行い、合格を勝ち取りましょう!
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