公認会計士は、医師や弁護士と並んで「三大国家資格」といわれるほど難易度の高い資格です。
令和5年度の合格率をみても7.6%と難しさが伺えます。
そのため公認会計士試験の勉強を始めるうえで、合格実績の高い「資格の大原」が気になる人もいるかもしれません。
「資格の大原の公認会計士講座にはどんなコースがあるの?」
「資格の大原の公認会計士講座の評判や口コミは?」
本記事では資格の大原の公認会計士講座の特徴や、評判・口コミなどを紹介します。
また、他社の公認会計士講座との違いを比較して、どのような人におすすめできるのかもお伝えします。
公認会計士の通信講座は豊富にありますが、本記事を最後まで読めば資格の大原の公認会計士講座が自分に合う学習法かわかるので、ぜひ参考にしてください。
→資格の大原の評判の記事はこちら
→公認会計士の通信講座の記事はこちら
資格の大原の公認会計士講座一覧
大原学園グループは、資格の大原(社会人講座)・資格の大原(集中資格取得コース)・大原簿記学校(専門学校)にわかれています。
それぞれで公認会計士になるための学習ができますが、さまざまな学習環境が用意されているので迷わないように違いをしっかり把握しておきましょう。
大原学園グループ | 内容 |
---|---|
資格の大原 (社会人講座) |
通学・通信スタイル 費用を払えば誰でも受講できる 担任システム |
資格の大原 (集中資格取得コース) |
通学スタイル(全日・夜間) 書類選考・面接あり 担任制 授業時間が社会人講座の1.5~2倍 |
大原簿記学校 (専門学校) |
通学スタイル 入学選考あり 4年制・2年制がある 学費は校舎によって多少の増減がある |
(参考元:大原学園グループ)
同じ「資格の大原」でも社会人講座は働いている人向け、集中資格取得コースや専門学校は学校に通って勉強したい人向けです。
資格の大原(社会人講座)は一般的な通信講座にあたり、講座の受講料を支払えば誰でも受講できます。
講座によって教室通学・映像通学・通信講座・オンライン講座から選べる受講スタイルです。
一方で、資格の大原(集中資格取得コース)と大原簿記学校(専門学校)は通学スタイルの学校です。
担任制のクラスがあり、時間割通りに授業が進みます。
集中資格取得コースの特徴は、社会人講座よりも授業時間が1.5~2倍と圧倒的な問題演習量や学習時間で試験合格へ導きます。
また、大原簿記学校(専門学校)は試験合格を目指すのはもちろんですが、部活やイベントなどの活動も盛んに行われており多様な学生生活が送れるでしょう。
一般的な学校のように入学から卒業までの費用が含まれるため、通信講座に比べると費用が高額です。
学校・コース名 | 学費(税込) |
---|---|
資格の大原(集中資格取得コース) 公認会計士初学者コース(1年5ヶ月) |
1,610,000円 |
大原簿記学校(専門学校) 水道橋校(東京)2年制 |
入学金:200,000円 学費:2,160,000円 |
※専門学校は校舎によって学費が変わります。
通学スタイルで学ぶメリットは、先生との距離が近いことで疑問点もその日のうちに解消できます。
学習面からメンタル面までしっかりサポートを受けて、安心して学習に集中できることでしょう。
そのため、学習時間に多くを費やせる方で、短期集中で合格を狙いたい人にはおすすめです。
しかし、仕事や家庭の事情などで学習時間に多くを費やせない人は資格の大原(社会人講座)を検討するとよいでしょう。
次項で、コース内容や料金を紹介します。
資格の大原(社会人講座)の公認会計士コース・料金の一覧
講座名 | 料金(税込) |
---|---|
2年初学者合格コース (通学・Webライブ) |
800,000円 ※キャンペーン価格:780,000円【5月31日まで】 |
2年初学者合格コース (Web通信) |
780,000円 ※キャンペーン価格:760,000円【5月31日まで】 |
1.5年オータム初学者合格コース (Web通信) |
770,000円 |
1.5年ウィンター初学者合格コース (Web通信) |
760,000円 |
1年初学者合格コース (Web通信) |
720,000円 |
※別途入学金6,000円(税込)あり
※簿記未修者の料金を抜粋
資格の大原(社会人講座)では、初めて公認会計士の学習を始める人向けに5つのコースが用意されています。
仕事や大学と両立できるゆとりのある2年コースや、短期集中型におすすめの1.5年や1年コースにわかれます。
その他、上級短答論文合格コース・答練講座・論文直前などの直前対策ができる講座もありプラスして受講も可能です。
勉強を始める時期や、受験を目指す年度によっても最適なコースは変わるので、コース選びに迷っている方は公式HPの無料コース診断を試してみて下さい。
簡単な質問に答えるだけで自分にピッタリなコースを教えてくれます。
資格の大原で受講できる公認会計士講座の特徴
資格の大原の公認会計士講座には以下の特徴があります。
- 歴史のある学校法人
- オリジナル教材・テキスト
- 常勤講師による手厚いサポート
- 効率的なカリキュラムや映像講義
- 高い合格実績
- 新たにオンライン校を開校
最大の特徴は学校法人という大規模な学校で、蓄積されたノウハウや快適な学習環境、充実のサポート体制を受けて学習ができます。
公認会計士の合格者のうち、2~3割を大原生から安定して輩出しているという高い合格実績からも、合格に的を絞ったカリキュラムが効果的なことがわかります。
さらに新しく開校されたオンライン校は、通学講座と通信講座の良いとこ取りの講座です。
ひとつひとつ詳細を見ていきましょう。
歴史のある学校法人
冒頭でも紹介したように、資格の大原は「大原学園グループ」のひとつです。
1957年に最初の学校を創立した歴史ある大原学園グループは、近年でも多様なジャンルの学校を開校しています。
学校法人なので、学校教育法に基づく教育施設でしっかりとした運営がされているのもポイントです。
よりよい教育の提供を活動目的として国から認可を受けているため、厳しい基準をクリアしているという安心感につながります。
また、全国各地に校舎があるので通学講座も通いやすく、さらに自分のペースで学べる通信講座も充実しているので、それぞれのニーズに合わせた受講スタイルを選択できます。
蓄積されたノウハウを利用してインプットやアウトプットの目安、各対策のスタート時期など細かいカリキュラムが設定され、負担を抑えて合格レベルまで導いてくれるでしょう。
オリジナル教材・テキスト
資格の大原では一発合格者主義を掲げており、合格に必要な情報のみをより厳密精査できる教材を提供しています。
受験のプロでもある講師が適正な講義の量・質を見極めているので、情報過多にならず無理なく合格を目指せます。
大原のオリジナルテキスト「COMPASS」・短答合格ツール「肢別チェック」・論文合格ツール「ポケットコンパス」は、講義を担当している講師が作成し、講義に完全対応しているという使いやすさです。
また、すべての教材はデジタルでも活用できるので、お手持ちのスマホやタブレットを使用して時間・場所を問わずに学習できます。
毎年出題傾向を徹底分析された答案演習では、問題が豊富に用意されインプットの総復習や弱点克服に役立ちます。
資格の大原のプロ講師陣が精度の高い問題をセレクトしているので、的中率が高いと評判です。
大原の答練は本試験でかなり的中していたと思います。特に企業法はすごかったですね。
(引用元:資格の大原合格者の声を一部抜粋)
さらに合格に向けた総仕上げでは、大原の全国統一公開模試が有効です。
全国最大規模の模擬試験は、全国のライバルの中で自分がどの位置にいるかが明確にわかり、正答すべき項目も手に入ります。
常勤講師による手厚いサポート
資格の大原の講師は常勤体制です。
2022年度は全国で120名の講師が在籍し、常勤講師率が92%と公表されています。
そのため、通信講座でも担任制による手厚いサポートが受けられます。
学習中の疑問は電話(フリーダイヤル)やZOOM、メールまたは来校して直接講師に質問することも可能です。
質問の仕方だけでも多数の選択肢があり、自分がベストな方法を選べる点が質問のしやすさ・早期解決にもつながるでしょう。
また、短答直対答練や全国統一公開試験の個人別成績表がWebで提供されるので、そこから弱点の確認や今後の学習計画などを具体的にアドバイスしてくれます。
一発合格達成を確かなものにするために、目標に向けた進み具合を定期チェックしてくれるなど、講師が常に向き合える環境が整っています。
他にも、教室聴講制度や自習室開放など大手予備校ならではのサポートがたくさんあるので、公式HPをご確認ください。
効率的なカリキュラムや映像講義
公認会計士の試験では計算に重点を置く短答試験や、論述テクニックが勝負の分かれ目となる論文試験などありますが、資格の大原ではそれぞれの特性に合わせた対策で実力アップを狙います。
大原流「短答対策特訓企画」では、本番を想定した多くの問題を消化することで高い計算力を身につけられます。
必要なステップはすべて網羅できますが、無理なく合格へと導くカリキュラムなので負担を抑えて合格レベルに到達できるでしょう。
また、講義映像においても学習効果や効率を追求しています。
マンツーマン指導のように効果的な学習ができるように、学習項目別に10分程度にまとめられています。
短時間の映像を多回転することで知識の定着にも役立ち、弱点克服にも最適です。
講義映像をはじめ、質問フォームや学習チェックなどの機能はお手持ちのデバイス(スマホ・パソコン・タブレット)から簡単に使用できます。
便利な機能をストレスなく使えることも学習を継続できる秘訣といえるでしょう。
高い合格実績
資格の大原では、2022年度の合格者数を334人輩出しています。
その中でも、初学者コース生の合格者は183人と一発合格の高い実績がわかります。
参考までに過去5年間の公認会計士試験の合格者と、資格の大原の講座を受講して合格した人の数をみていきましょう。
年度 | 全体の合格者数 | 大原の合格者数 |
---|---|---|
2022年 | 1,456人 | 334人 |
2021年 | 1,360人 | 397人 |
2020年 | 1,335人 | 399人 |
2019年 | 1,337人 | 470人 |
2018年 | 1,305人 | 486人 |
(引用元:公認会計士・監査審査会/資格の大原公式HP)
いずれの年も2~3割ほどが資格の大原受講生という合格実績です。
また、合格者の中でも成績上位者を輩出していることから、高い実力を身につけて合格できる講座といえるでしょう。
新たにオンライン校を開校
資格の大原では、オンライン校として自宅からリアルタイムに受講できる「Webライブ」の学習スタイルが導入されました。
大きなメリットとして、以下の6つを紹介します。
- ライブ講義で臨場感のある授業が受けられる
- 一緒にオンライン授業を受ける仲間がいる
- 担任講師がサポート
- ライブ講義後に疑問点など質問できる
- 収録済みのWeb講義も標準装備
- 個別面談で学習方法や悩みの相談ができる
「Webライブ」では、インターネットを利用してリアルタイムで受講できます。
講義日程が決まっているので学習計画が立てやすく、ライブ講義後には質問タイムが設けられているため、不明点がその日のうちに解決できます。
また、ライブ講義の予定が合わないときはオンデマンド視聴を利用して好きな時間に受講することも可能です。
担任講師はもちろんですが一緒に講義を受講するクラスメイトができ、学習のやる気も刺激されることでしょう。
イベントなども開催されるので、クラスメイトと交流できる楽しみもあります。
学校に通う時間が必要なく、ライブ講義で仲間と一緒に受講できる環境はまさに通学講座と通信講座の良いとこ取りといえるでしょう。
講座料金は通学講座と同じ設定です。
講座名 | 料金(税込) |
---|---|
2年初学者合格コース (通学・Webライブ) |
800,000円 |
※別途入学金6,000円(税込)あり
※簿記未修者の料金を抜粋
さらに詳しい情報は、公式HPをご確認ください。
資格の大原の公認会計士講座の口コミや評判は?
実際に資格の大原の公認会計士講座を受講した人の口コミや評判をX(旧Twitter)などから調査します。
中でも、資格の大原の講師に対しての高評価な声が多く、信頼の厚さが伺えました。
しかし一部では、公認会計士試験に合格していない講師からは経験に基づく話が聞けなかったという不満の声も上がっていました。
資格の大原の講師はすべて受験のプロとして指導やサポートをしてくれますが、中には公認会計士ではない講師も在籍しています。
公認会計士としての実績があると経験に基いたイメージが伝えられるのも事実なので、全ての講師が公認会計士合格者が良いという方は他の講座を検討しましょう。
資格の大原の公認会計士講座の良い口コミ・評判
浮気しない
勉強中に点数が伸びないと、他のテキストや予備校に浮気したくなりますが浮気は絶対にダメです市販されているテキストや有名な予備校であれば、そのテキスト・予備校だけで絶対に受かる
僕も簿記1級と会計士は大原だけ、宅建士はわかって合格るシリーズしか使ってない
浮気ダメゼッタイ
(引用元:X)
大学に入って簿記と出会った。
そこで最高の講師と出会った。
公認会計士の魅力に惹かれた。
大原とダブルスクールし必死で勉強した。
大学在学中に公認会計士試験に合格した。
最高の講師から簿記を学べたことが幸運だった。
間違いなく言える。
講師の力量で生徒の人生が大きく変わると
(引用元:X)
講義の後は直接、自宅では電話で、理解できるまで先生にとことん質問しました。その回数は数えきれないくらいでしたが、先生はいつも丁寧に答えてくださいました。また先生とは勉強とはまったく関係ない会話も楽しかった。勉強漬けのわたしたちへのやさしさを感じました。
大原の答練は本試験でかなり的中していたと思います。特に企業法はすごかったですね。基本的には見たことあるなと思う問題が結構出たという印象があり、本試験で面食らうことはありませんでした。さらに、大原は受講生の数が多いので、「大原で見たことのない問題は他の受験者も解けない」と思って割り切って
捨てることもできました。
(引用元:資格の大原/公認会計士講座合格実績・歓びの声)
資格の大原の合格体験談では、講師との信頼関係の厚さと雰囲気の良さが伝わってきました。
蓄積されたノウハウがつまった資格の大原の教材だけを信じてやり抜けば良いというアドバイスや、試験に出題される問題の的中率が高いという口コミもあることから、合格に必要な情報のみを厳選している教材としての信用度も上がります。
その他にも、仕事と受験勉強の両立についてや試験に合格した要因など参考になる体験談が掲載されているので、ぜひこちらからご覧ください。
資格の大原の公認会計士講座の悪い口コミ・評判
受験生時代一番しっくり来なかったのが監査論。
まあ当時通ってた大原の校舎にいた講師が合格者じゃなかったから、
実務的な話が何も聞けなかったのもあるけど。
科目の出来はそこそこだったけど、
よく分からず覚えたことを書いてただけな気がする。
(引用元:X)
私が会計士受験した時の大原の講師は、
私の合格した次の年に合格してました。
(引用元:X)
やっぱり公認会計士試験の講座、受講料高いなぁ。
大原でさえ70超えとか卒倒しそうになった。
(引用元:X)
やはり資格の大原のデメリットともいわれる公認会計士合格者ではない講師に関しての口コミが目立ちました。
一般的に、講師よりも公認会計士として働いた方が高収入になるケースが多いため、公認会計士合格者で講師になる人は少ないと考えられます。
また、受講料が高いという声もありました。
通学もできる学校や予備校の公認会計士講座は70万円以上かかります。
教育体制やサポートなどさまざまなメリットが含まれての金額なので、最低限のサポートだけで低価格な講座を希望する方はクレアールの講座がおすすめです。
クレアールは2年スタンダード合格コースは540,000円(税込)で受講できます。
→公認会計士の通信講座の記事はこちら
資格の大原の公認会計士講座の合格率・合格者数は?
資格の大原では合格率は未公表のため、合格者数を年度別に見ていきましょう。
特に、一発合格にこだわっている講座なので初学者コース受講生の合格者数も合わせて紹介します。
年度 | 合格者数 | 初学者コースの合格者数 |
---|---|---|
2022年 | 334人 | 183人 |
2021年 | 397人 | 199人 |
2020年 | 399人 | 187人 |
(引用元:資格の大原公式HP)
2022年を見ると、合格者数334人のうち初学者コースを受講して合格した人は183人でした。
過去3年間すべて、資格の大原の講座を受講して合格した人のおよそ半分が初学者コースの合格者という実績です。
初学者コースは公認会計士の基礎から学べ、会計の知識がまったくない人でも合格を目指せるカリキュラムです。
そのため、会計の知識がなくて合格できるか不安な方にとっても資格の大原の講座はおすすめできるでしょう。
資格の大原の公認会計士講座のメリット
資格の大原の公認会計士講座のメリット |
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先ほどもお伝えしたように、資格の大原の公認会計士講座は高い合格実績があります。
2022年は334名の合格者を輩出しており、全体の合格者の22%を資格の大原受講生が占めています。
さらに、基礎から学べる初学者コース受講生が183名も合格していることから、公認会計士の知識が全くない人でも効率的な学習で合格を手にできるでしょう。
また、高い合格実績には手厚いサポートは欠かせません。
講師は各校舎に常勤しているので、講義の前後や自習室利用の際にも気軽に質問できる環境が整っています。
受講生ひとりひとりが抱える不安や悩みにも配慮した効果的なフォローができる受験指導のプロを講師に揃えており、安心して勉強に励めます。
合格後も就職活動をスムーズにするため、各校に就職サポートスタッフを常駐しているのも大原のメリットです。
学習カリキュラムと連動して、就職に向けたオリエンテーション、就職活動に必要な情報をメルマガで配信、面接トレーニングなどのサポートが実施されます。
全国の就職情報を共有して万全のサポートで就職のバックアップをしてくれるので、試験合格後も頼れる存在です。
資格の大原の公認会計士講座のデメリット
資格の大原の公認会計士講座のデメリット |
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資格の大原の講師は、受験指導のプロですが全員が公認会計士合格者ではありません。
受験指導に対しては常勤講師で常に受講生と向き合うことも重要とされますが、公認会計士として活躍しているからこそ仕事に生かせる正しい理解を享受できることもあります。
それぞれの考え方の違いはありますが、公認会計士から学習したい人は講師がすべて公認会計士のCPA会計学院がおすすめです。
→公認会計士の通信講座の記事はこちら
また、資格の大原は全国に校舎を持っており通信コースでも自習室の利用が可能です。
講師が常に校舎にいるため質問対応も対面や電話(フリーダイヤル)、メールなど受講生のニーズに合わせた方法で利用できます。
学習の進捗状況の把握や、個別面談などさまざまなサポートを受けられることから、受講料も高額です。
2年初学者合格コースでは、800,000円(税込)の受講料がかかります。
そのため、自習室などの利用を考えていない人や、費用を重視する人はクレアールの講座がおすすめです。
2年スタンダード合格コースは540,000円(税込)で受講できます。
クレアールの公認会計士講座の詳細はこちらからご覧ください。
→公認会計士の通信講座の記事はこちら
資格の大原の公認会計士講座を他社と比較
公認会計士講座はたくさんありますが、資格の大原と他の講座はどのような違いがあるのかを見ていきましょう。
今回比較するのは、TAC・CPA会計学院・LEC・クレアールです。
短答式試験に合格すると論文式試験講座がお得になるLECは、公認会計士の通信講座費用を抑えたい方におすすめです。
また、最も勢いがあり合格者数を年々伸ばしているCPA会計学院は、2023年の合格占有率ではTACと資格の大原を上回る実績を残しています。
さらに詳しく比較するので、どの講座を受講しようか迷っている方はぜひ参考にして下さい。
資格の大原と他社の公認会計士講座2年コースの料金を比較
講座費用では、初めて法律を勉強する方向けの入門スタンダードコースの料金を比較します。
学校・講座名 | 講座料金(税込) |
---|---|
資格の大原 2年初学者合格コース(通学・Webライブ) |
800,000円 |
クレアール 2年スタンダード合格コース |
540,000円 →405,000円 (4月30日まで) |
LEC 短答合格コース+論文合格コース |
278,000円+50,000円=328,000円 (対象試験に一発合格の場合) |
CPA会計学院 2年スタンダードコース |
800,000円(通信講座) 890,000円(通学&通信講座) |
TAC 2年L本科生 |
790,000円 |
(引用元:各社公式HP)
2024年4月時点では、クレアールがキャンペーンを開催中です。
月によって割引率が変動するクレアールは、4月割引価格が405,000円(税込)と25%OFFになります。
また、比較する5社の中でも最安値のLECは「短答合格コース」と「論文合格コース」に分かれているところが特徴的です。
まずは短答式に専念した短答合格コースで学習し、一発合格したら論文コースが奨学生価格の5万円で受講できます。
万が一、短答式試験が不合格の場合でも次の短答式・論文式試験を目指す「短答・論文コース」が220,000円(税込)で受講できるサポートがあります。
奨学生価格を利用するには、合格体験記の執筆など細かな条件があるので、詳細は公式HPをご覧ください。
→公認会計士の通信講座の記事はこちら
資格の大原と他社の公認会計士講座の教材・テキストを比較
学校 | テキスト・教材 |
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資格の大原 | 毎年更新される講師オリジナルテキスト 答案練習の量が豊富 |
クレアール | 取捨選択された薄いテキスト |
LEC | 網羅性の高いオリジナルテキスト |
CPA会計学院 | 重要性と理解を重視した丁寧に解説されたテキスト 項目ごとに重要度が明記 |
TAC | 合格に必要な部分だけをコンパクトに集約 各論点の重要度がわかるランク付けを明記 |
(引用元:各社公式HP)
公認会計士試験は短答式試験が4科目、論文式試験が4科目及び選択する1科目の合計5科目から出題されるので、学習範囲がかなり広く内容も複雑な部分が多くあります。
それぞれの科目の特徴をしっかり把握しながら学習を進めることが大切です。
CPA会計学院の全科目のテキスト・問題集には、出題される可能性が高いと思われる項目を「A・B・C」の順にランク付けされています。
徹底的な過去問の分析と近年の試験動向を見据えて作成されたテキストで、効率的に学習を進められるでしょう。
また、TACの教材は受講生の89.2%が満足度が高いと評価しています。
復習時に関連条文を探しやすい解答解説など受講生に使いやすい工夫が満載で、無駄なく効率的に学習できる教材です。
テキストは各公式HPからサンプルを見られるので、実際に閲覧することをおすすめします。
TACの公認会計士資格保持の講師が作り上げた教材は、こちらからご覧ください。
→公認会計士の通信講座の記事はこちら
図解を豊富に取り入れイメージしやすいCPA会計学院のテキストはこちらです。
→公認会計士の通信講座の記事はこちら
資格の大原と他社の公認会計士講座のサポートを比較
学校 | サポート内容 |
---|---|
資格の大原 | 担任システムで一人ひとりをサポート 質問・添削指導あり 自習室の利用可 就職サポートプログラムあり |
クレアール | 担任制・万全の質問体制(回数無制限/予約不要) |
LEC | チューターに質問・相談ができる 添削答案・成績が閲覧できる 就職サポートあり |
CPA会計学院 | 合格者チューター・講師常駐 個別面談あり 合格後のキャリアサポート |
TAC | 公認会計士試験の合格者講師が直接アドバイス 自習室の利用可 就職サポートあり |
(引用元:各社公式HP)
公認会計士講座の中で、担任システムを採用しているのは資格の大原とクレアールです。
通常の学校と同じく、担任として学習方法の相談や進捗状況の管理など手厚くサポートしてくれます。
勉強期間が長くなりがちな公認会計士の学習は、モチベーションを保つために導いてくれる担任や、疑問点をすぐ解消できる対応は非常にメリットになります。
また、大手の予備校は自習室を開放しているので、校舎が近い方は資格の大原・TACがおすすめです。
自習室は通信講座の受講者でも無料で利用できます。
時間が合えば職員室にいる講師にも気軽に質問ができたり、同じ試験を受ける仲間に出会えたりするメリットがあります。
公認会計士講座を開講している各校舎の一覧はこちらです。
学校名 | 校舎の場所 |
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資格の大原 | 札幌/函館/盛岡/仙台/山形/東京水道橋/池袋/新宿/町田/立川/横浜/日吉/津田沼/柏/水戸/大宮/宇都宮/高崎/甲府/長野/松本/新潟/金沢/福井/名古屋/岐阜/浜松/静岡/大阪/梅田/難波/京都/神戸/姫路/和歌山/岡山/ 広島/愛媛/福岡/北九州/大分/熊本/沖縄 |
TAC | 札幌/仙台/東京水道橋/新宿/早稲田/池袋/渋谷/八重洲/立川/中大駅前/町田/横浜/日吉/大宮/津田沼/名古屋/京都/梅田/なんば/神戸/広島/福岡 |
※2024年4月時点の情報
(引用元:各公式HP)
なお、一部の校舎では自習室を解放していない場合もあるので、希望される方は事前にお問い合わせ下さい。
資格の大原と他社の公認会計士講座の合格者数・合格率などを比較
学校 | 合格実績 |
---|---|
資格の大原 | 2022年度の合格者:334名 (初学での合格者183名) |
クレアール | 非公表(合格体験談6掲載) |
LEC | 非公表(合格体験談23掲載) |
CPA会計学院 | 2023年度合格者:786名 合格占有率:50.9% |
TAC | 2006~2023年の累計合格者:10,062人 2023年の合格者:345人 |
(引用元:各公式HP)
2022年の公認会計士試験の合格者は1,456人でした。
各社で公表されている合格実績は合格者数や合格占有率で、合格率の記載はありません。
通信講座は、受講生の試験結果を把握することが難しい特徴があるので、参考程度にみていきましょう。
特に、注目したいのがCPA会計学院の合格実績です。
近年、合格者数が増大しており2023年は786名と全体の合格者の50.9%を占めています。
CPA会計学院の過去5年間の合格実績も紹介します。
年度 | CPA会計学院の合格者数 |
---|---|
2023年 | 786人 |
2022年 | 606人 |
2021年 | 510人 |
2020年 | 359人 |
2019年 | 357人 |
2018年 | 223人 |
(引用元:CPA会計学院公式HP)
右肩上がりに合格者数が伸びていることがわかります。
以前は、資格の大原とTACの合格者が多い傾向でしたが、近年はCPA会計学院も入れた3つの学校の受講生が合格者の8割程度を占めている状況です。
公式HPでは合格者の声が多数掲載されており、学習を継続させるコツやこれから公認会計士を目指そうと考えている人へのメッセージも記載されています。
ぜひ、経験者の生の声をご覧ください。
→公認会計士の通信講座の記事はこちら
資格の大原とTACの公認会計士講座を比較
公認会計士講座を選ぶ際によく比較される資格の大原とTACではそれぞれメリットがあります。
悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
資格の大原のメリット | TACのメリット |
---|---|
2年コース780,000円(税込) 一発合格者主義 常勤講師体制 2022年の合格者数334名 |
2年コース760,000円(税込) 隙がない効率的カリキュラム 講師は全て公認会計士合格者 2022年の合格者数410名 |
どちらの講座料金もほぼ同じ価格帯で、合格者数も全体の合格者の2割程度です。
大きな違いは、講師が公認会計士の資格を保持しているかどうかが挙げられます。
口コミでもこのような声がありました。
別に大原の講師で会計士資格持ってない人いても教えるの上手かったら全然良いんだけど、
面談の先生は会計士合格者の人でお願いしたいです…不安になる。
(引用元:X)
資格の大原は常勤講師が担任制でサポートしてくれるメリットはありますが、中には公認会計士の資格を持っていない人もいます。
実際に公認会計士として活動したことがないという経験の差が気になるポイントですが、受験指導のプロには変わりなく試験合格のための効果的なフォローができる人材が揃っています。
一方で、TACの講師は公認会計士合格者を厳選し、自らの実務経験を交えたイメージしやすい解説が高評価です。
合格経験に基づいたアドバイスもできるため、受講生満足度も93.1%もあります。
しかし、サポート面では講師ではなく合格者チューターが担当するシステムになっています。
学習指導や学習方法などは専任のスタッフに個別相談ができ、オンライン学習法セミナーも定期的に開催中です。
担任制ではありませんが、さまざまなスタッフがサポートできる体制が整っている講座といえるでしょう。
資格の大原 公認会計士講座はどのような人におすすめ?
資格の大原の公認会計士講座がおすすめできるのは、常勤講師による手厚いサポートを受けて効率的に一発合格を目指したい人です。
一方で、講座費用をできるだけ安く抑えたい人や実務経験のある公認会計士合格者から教わりたい人にはおすすめできないので、別の講座を検討してもよいでしょう。
資格の大原の公認会計士講座がおすすめできる人
- 効率的に一発合格を目指したい人
- 充実したサポートを受けたい人
- 常勤講師による受験指導のプロに教わりたい人
資格の大原は、一発合格主義に基づくカリキュラムや合格に必要な情報のみを厳選した教材、常勤講師によるきめ細やかなサポートで合格に導いてくれます。
2022年度も合格者334名のうち、半数以上に当たる183名が初学者コースの受講者です。
このように高い実績を残している講座ですが、さらにオンライン校(Webライブ)を始めるなど、よりよい学習方法の追求が止まりません。
Webライブは、通信講座でもインターネットを通じてリアルタイムに受講できる新しいスタイルで、担任や一緒に学習する仲間同士の繋がりが持てます。
予定が合わずにライブ講義を欠席した場合でも収録されているWeb講義が見られるので、仕事や家庭の事情で忙しい人でも安心して学習に取り組めるでしょう。
資格の大原の公認会計士講座がおすすめではない人
- 公認会計士の講師から教わりたい人
- 講座費用を安く抑えたい人
資格の大原の特徴でもある学校法人ですが、一定数の常勤講師を置くという決まりがあります。
そのため、すべて公認会計士の講師で揃えることは難しいと考えられるでしょう。
講師が常勤していると、担任制度を活用して受講生ひとりひとりのサポートをしやすくなりますが、実際に公認会計士の経験がある講師からは体験談に基づく学習法など経験からも学べます。
また、講座費用は「2年初学者合格コース(Web通信)」780,000円(税込)と高額です。
同じく初心者から学べるクレアールの「2年スタンダード合格コース(Web通信)」は540,000円(税込)がさらに割引されるので、費用を抑えたい方にはおすすめです。
割引率は月によって変動するので、公式HPをご確認ください。
資格の大原の公認会計士講座に関するよくある質問
資格の大原の公認会計士講座に関するよくある質問 |
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資格の大原の公認会計士講座に関するよくある質問をまとめました。
資格の大原の公認会計士講座の時間割は事前に確認できる?
資格の大原の公認会計士講座の講義日程や視聴開始日などは公式HPから確認できます。
参考までに、2024年合格目標の「2年初学者合格コースWebライブ」の講義日程表の一部を紹介します。
Webライブは、通信講座でありながらインターネットを通じてリアルタイムに講義を受講できるコースです。
2024年7月までのスケジュールが月別に決められているので、学習計画を立てるのにも役立ちます。
受講を希望したいコースや校舎を指定すると、PDFで確認・ダウンロードできます。
まずは、公式HPから興味のある講座のスケジュールを確認してみて下さい。
資格の大原とTACの公認会計士講座の違いは?
公認会計士講座でよく比較される資格の大原とTACは、講座料金や合格者数が同等程度のため、どちらにしようか悩んでしまう人もいるかもしれません。
そこで、資格の大原とTACのメリットから違いをみていきます。
資格の大原のメリット | TACのメリット |
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2年コース780,000円(税込) 一発合格者主義 常勤講師体制 2022年の合格者数334名 |
2年コース760,000円(税込) 隙がない効率的カリキュラム 講師は全て公認会計士合格者 2022年の合格者数410名 |
2つの公認会計士講座の大きな違いは、講師です。
講師は講義を担当したり、質疑対応や学習のサポートをしたりと受講生にとっては重要な存在といえます。
資格の大原では講師が常勤体制をとっているので、通信講座では珍しい担任制でサポートしてくれます。
受験指導のプロとして効果的なフォローができる信頼度の高い講師が揃っていますが、全ての講師が公認会計士合格者ではありません。
一方で、TACは公認会計士合格者から厳選された講師が揃っています。
公認会計士として活躍している講師なので、自らの実務経験を交えたイメージしやすい解説が高評価です。
サポート面では講師ではなく合格者チューターが担当し、学習指導や学習方法などは専任のスタッフに個別相談ができます。
どちらも手厚くサポートしてくれる講座ですが、講師や講義の雰囲気などの相性も大切です。
ぜひ、公式HPから公開されている体験講義を見て、自分にとってどちらが勉強しやすいか検討するとよいでしょう。
資格の大原の公認会計士の合格率はどのくらい?
資格の大原の公認会計士講座では、合格率が公表されていませんでした。
合格者数と初学者コース受講生の合格者数はこちらです。
年度 | 合格者数 | 初学者コースの合格者数 |
---|---|---|
2022年 | 334人 | 183人 |
2021年 | 397人 | 199人 |
2020年 | 399人 | 187人 |
(引用元:資格の大原公式HP)
一発合格主義のため、初学者コースの受講生の合格者がおよそ半数を占めています。
資格の大原の公認会計士講座はどのコースを選べばいいの?料金は?
資格の大原で開講している公認会計士講座はこちらです。
講座名 | 料金(税込) |
---|---|
2年初学者合格コース (通学・Webライブ) |
800,000円 |
2年初学者合格コース (Web通信) |
780,000円 |
1.5年オータム初学者合格コース (Web通信) |
770,000円 |
1.5年ウィンター初学者合格コース (Web通信) |
760,000円 |
1年初学者合格コース (Web通信) |
720,000円 |
※別途入学金6,000円(税込)あり
※簿記未修者の料金を抜粋
通学は予備校に通って勉強するスタイルになり、Web通信はどこでも勉強できる通信講座です。
Webライブは通信講座での勉強ですが、リアルタイムに講義が受講できます。
通学の良さと通信の良さを合わせた新しい勉強法です。
勉強する期間は1年・1.5年・2年から選択できますが、公認会計士は試験範囲が膨大なため2年かけて学習する方が多い傾向です。
公式HPでは、あなたにピッタリな診断コースもできるので、ご活用ください。
資格の大原の「公認会計士入門講座」はどういうもの?
「公認会計士入門講座」は大学生向けの簿記3級レベルが学習できる講座です。
全8回の講座が無料で受講できるので、公認会計士に興味がある方や資格の大原の雰囲気を知りたい方におすすめです。
公認会計士入門講座を受講したうえで、公認会計士講座を申し込むと入学金(6,000円)免除されるなどの特典もあります。
大学生の方は、簿記学習の第一歩として検討するとよいでしょう。
資格の大原の公認会計士講座を受講しても落ちたらどうするの?
公認会計士試験は難易度が高く合格率も低い試験です。
参考までに2023年度の受験者数・合格者数をご覧ください。
試験名 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|
短答式試験 | 13,660人 | 2,103人 |
論文式試験 | 4,192人 | 1,544人 |
(引用元:公認会計士・監査審査会公式HP)
最終的な合格率は7.6%という低さです。
落ちる人が多い難しい試験に挑むのであれば、数回落ちても合格するまで学習を続ける覚悟を持ち、早めに勉強を始めることをおすすめします。
また、落ちた時のことを考えるよりも、合格するためのことを考える方が前向きに気持ちを切り替えられるでしょう。
資格の大原の公認会計士講座は大学生でもスケジュールは大丈夫?
資格の大原の公認会計士講座は1・1.5・2年の期間から選べます。
大学に通う以外の時間を公認会計士の学習にあてるとすると、1.5~2年の学習期間が一般的といわれています。
合格までの学習期間の目安としては、受験専念の方は1年~1.5年、大学生の方は1.5年~2年、社会人の方は2年~3年で受験プランを設定するのが一般的です。
(引用元:TAC公式HP)
講師に学習計画を相談できるので、学習を始める前や学習ペースが乱れたときなどは個別面談を活用しましょう。
資格の大原の公認会計士講座では講師ランキングはあるの?
公認会計士試験の人気投票ランキングという形で、おすすめの学校や講師を投票できるサイトがあります。
2005年から現在まで長期間のデータが集計されています。
誰でも匿名で投票できるので信頼性は低いため、参考程度にしましょう。
資格の大原 公認会計士講座についてのまとめ
資格の大原の公認会計士講座についてまとめると次のようになります。
- 学校法人という充実した環境を利用して学習できる
- 通信講座でも臨場感のあるライブ講義を受講できる
- 合格に必要な情報を厳選した教材で一発合格を狙える
- 常任講師が学習方法や疑問点などを細かくサポート
- 高い合格実績を維持
- 合格後の就職対策も全国規模でバックアップ
公認会計士試験に一発合格を目指すには、資格の大原はおすすめの講座です。
難関資格にもかかわらず一発合格主義を貫いているのは、常に講師が在籍している安定した学校法人だからこそできるのでしょう。
公認会計士になるには、途中で挫折したくなるような長い学習時間が必要ですが、いつでもサポートできる常任講師の存在は学習を続ける上でも重要です。
全国にある校舎の自習室を利用でき、常に勤務している講師に直接質問しやすいのも資格の大原ならではのメリットです。
すべての講師が公認会計士合格者とは限りませんが、毎年上位合格者を輩出し続けている高い合格実績があることを考えるとカリキュラムやサポートの質は高いといえるでしょう。
資格の大原の公認会計士講座の詳細は公式HPをご覧ください。
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