弁理士の資格試験は合格率10%前後と極めて低く、難易度が高い国家資格です。
この記事では、弁理士のおすすめ通信講座をランキング形式にて、紹介します。
また、各講座のおすすめのポイントや特徴などを紹介するので、どの講座を受講するかの参考にしてください。
なお、当サイトのおすすめはアガルートの弁理士講座です。
合格実績・カリキュラム・フォロー体制のバランスが取れており、初めて学ぶ方にも安心しておすすめできます。
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| 弁理士のおすすめ通信講座ランキング |
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| 会社名・講座名 | 料金 |
| アガルート・弁理士試験講座 | 2026年合格目標
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| 資格スクエア・弁理士 | 基礎・短答・論文パック 27年度合格:297,000円(税込) ※2026年度試験にも対応 |
| スタディング・弁理士講座 | 弁理士 基礎・短答合格コース[2026+2027年度試験対応]:79,000円(税込)
弁理士 基礎・短答・論文 総合コース[2026+2027年度試験対応]:99,000円(税込) |
当サイトのおすすめは、自分にあったカリキュラムを選べるアガルートの弁理士講座です。
弁理士のおすすめ通信講座ランキング

| 会社名・講座名 | 料金 | 特徴 |
| アガルート・弁理士試験講座 | 2026年合格目標
|
・インプットとアウトプットにより知識の定着を図ることを目的とした充実した講座内容 ・オンライン受講 ・高い合格実績 ・比較的低価格で受講可能 ・講師作成オリジナルフルカラーテキスト ・長年、弁理士試験で教鞭をとってきたベテランプロ講師の講義 |
| 資格スクエア・弁理士 | 基礎・短答・論文パック 27年度合格:297,000円(税込) ※2026年度試験にも対応 |
・3つの構成の講座 ・質問可能(無制限) |
| スタディング・弁理士 | 弁理士 基礎・短答合格コース[2026+2027年度試験対応]:79,000円(税込)
弁理士 基礎・短答・論文 総合コース[2026+2027年度試験対応]:99,000円(税込) |
・低価格で受講可能 ・短くまとまった講義動画 ・『基礎・短答・論文総合コース』に含まれているすべての講義を担当する講師 ・元LECで講師経験のあるベテラン講師 ・ |
| LEC東京リーガルマインド・弁理士通信講座 | 1年合格ベーシックコース
通信Web:515,000円(税込) |
・実際の講義映像を動画視聴により学習可能 ・早期の論文対策によって「知識の体系化」を図るLEC独自の学習カリキュラム ・教えてチューターというシステムで回数無制限 |
| TAC・弁理士講座 | 1.5年本科生(Web通信講座):451,000円(税込) | ・弁理士試験の免除制度を活用することで、2025年に短答式試験、2026年に論文式試験の合格を計画的に目指すコース ・「短答無料再受講制度」がある ・通信講座でもライブで講義を受講可能 |
| 代々木塾・弁理士専攻代々木塾
※閉業 |
短答講座(通信):108,900円(税込) 論文講座(通信):145,200円(税込) |
・論文や短答条文など細かく分かれた講座内容 ・回数無制限で質問対応あり ・塾長は現役の弁理士 |
弁理士の通信講座を行っている主要6社の特徴を取り上げながら紹介します。
金額やサポート情報などを参考に講座選択を進めてください。
なお、当サイトのおすすめはアガルートの弁理士講座です。
アガルートの弁理士通信講座

(引用元:アガルート公式HP)
| 価格 | 2026年合格目標
2027年合格目標
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| 特徴 | インプットとアウトプットにより知識の定着を図れる |
| 実績 | 2024年度の合格率:27.08%(全国平均の約4.5倍) |
| 質問対応 | オンライン質問サービス:50回まで |
| 講師 | 長年の指導経験を持つ講師で司法試験・弁理士試験の両方に合格していて実務経験も豊富な講師 |
| 特典 |
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| URL | https://www.agaroot.jp/benri/ |
(参照元:アガルート公式HP)
アガルートの弁理士講座は、高い合格実績と手厚いサポート体制が特徴です。
2024年度の合格率は27.08%で、全国平均の約4.5倍という高い実績を誇ります。
講義で使用する教材は、弁理士試験に精通した講師が作成したオリジナルのフルカラーテキストです。
図や表を多く取り入れ、重要ポイントを体系的に理解できるよう工夫されています。
また、講義後にすぐ問題演習を行う「インプット+アウトプット」の構成により、知識を定着させる学習サイクルを実現しています。
なお、受講中はオンライン上で質問できる「KIKERUKUN」や、プロ講師による添削サービス「TENSAKUN」を利用でき、自宅学習でも疑問点をすぐに解消し、答案作成力を身につけられます。
料金は「短答式試験・論文式試験対策カリキュラム(添削あり)」で245,520円(税込)と、LECと比較して約半額というコストパフォーマンスの高さも魅力です。
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2025年12月31日(水)までの期間限定キャンペーンです。
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2026年合格目標
2027年合格目標
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なお、こちらのキャンペーンは当サイト限定のものとなっており、アガルートHPからの直接申し込みや、他のサイトからのお申し込みの場合は、5,000円分のギフト券の付与対象外です。
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資格スクエアの弁理士通信講座

(引用元:資格スクエア公式HP)
| 価格 | 基礎・短答・論文パック 27年度合格:297,000円(税込) ※2026年度試験にも対応 |
| 特徴 | 『基礎講座』、『短答対策講座』、『論文対策講座』の3構成の講座
合計約390時間 |
| 質問対応 | 質問可能(無制限) |
| 講師 | 実務経験を活かし、受験指導を行う講師や、何万人という豊富な数の指導実績で合格点を上げるための実践的方法を伝授する講師 |
| URL | https://www.shikaku-square.com/benrishi |
(参照元:資格スクエア公式HP)
資格スクエアの弁理士講座は、受講料の安さと講義の質の高さを両立したコスパの良い通信講座です。
比較的低価格ながら、講師陣は豊富な実務経験と指導経験を持ち、板書や図解を用いた丁寧でわかりやすい講義が評判です。
カリキュラムは「基礎講座」「短答対策講座」「論文対策講座」の3つで構成されており、合計約390時間というボリュームで、初学者でも段階的に学べます。
講義では、法律の背景や目的を整理して学べるため、暗記だけでなく理解を重視した学習が可能です。
資格スクエアはサポート面でも充実しており、質問回数が無制限でいつでも疑問を解消できるほか、学習計画の立て方など個別のアドバイスも受けられる点が好評です。
動画講義は倍速再生に対応しており、通勤中や家事の合間などスキマ時間の活用にも最適。忙しい社会人や子育て中の方でも、自分のペースで無理なく学習を続けられます。
総じて、資格スクエアの弁理士講座は、丁寧なサポート・分かりやすい講義・学びやすい価格がそろった講座です。
スタディングの弁理士通信講座

(引用元:スタディング公式HP)
| 価格 | 弁理士 基礎・短答合格コース[2026+2027年度試験対応]:79,000円(税込)
弁理士 基礎・短答・論文 総合コース[2026+2027年度試験対応]:99,000円(税込) 冊子版テキスト(オプション):+16,500円(税込) |
| 特徴 |
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| 質問対応 |
|
| 講師 | 『基礎・短答・論文総合コース』に含まれているすべての講義を担当する講師
元LECで講師経験のあるベテラン講師 |
| URL | https://studying.jp/benrishi/ |
(参照元:スタディング公式HP)
スタディングの弁理士講座は、圧倒的な低価格でスマホ一台から学習できる通信講座です。
他社と比較しても最安水準の受講料ながら、AI学習機能を活用した効率的な学習設計と質の高い教材で、コストを抑えつつ実力を養えます。
講義は約130時間の基礎・短答講座、30時間の短答解法講座、17時間の論文対策講座、15時間の論文演習など、社会人にも続けやすい時間配分です。
また、講義と問題演習が一体化しており、視聴直後に問題を解くことで知識をすぐ定着させられる仕組みも魅力です。
論文対策ではパターン別の出題傾向を学び、模範解答や丁寧な解説を通して論理的な答案作成力を鍛えられます。
なお、質問はAI先生による即時回答機能のほか、Q&Aチケットを利用することで、直接講師に質問可能です。
オンライン教材中心のペーパーレス設計ですが、冊子版テキスト(有料オプション)も選択でき、自分の学習スタイルに合わせて使い分けできます。
つまり、スタディングはAIを活用した効率的な学習で、短期間での合格を目指す方に最適な講座です。
LEC東京リーガルマインドの弁理士通信講座

(引用元:LEC公式HP)
| 価格 | 1年合格ベーシックコース
通信Web:515,000円(税込) |
| 特徴 | 実際の講義映像を動画視聴により学習可能
早期の論文対策によって「知識の体系化」を図るLEC独自の学習カリキュラム |
| 質問対応 | あり(教えてチューターという回数無制限のシステムで質問可能) |
| 講師 | 講師歴21年の経験者、企業向けの実務セミナー講師も務める試験と実務に精通した実力の高い講師陣 |
| URL | https://www.lec-jp.com/benrishi/ |
(参照元:LEC公式HP)
LEC東京リーガルマインドの弁理士講座は、初学者でも1年で合格を目指せるように設計されたカリキュラムが特徴です。
2017~2024年度の弁理士試験では、初回受験合格者の77%がLEC初学者向けコース出身という実績があり、信頼度の高さがうかがえます。
合格実績を支えているのは長年の指導経験と試験傾向の徹底分析から生まれた「3回転学習法」で、入門・論文・短答を段階的に習得し、知識を確実に定着させる構成です。
教材には、条文単位で重要項目を整理した「短答アドヴァンステキスト」を採用しており、効率的に得点力を高められます。
さらに、スマホやPCで学べる「Online Study SP」や、一問一答形式の「秒速ドリル」など、スキマ時間の学習にも対応しています。
不明点がある場合も「教えてチューター」制度で解消できるほか、自習室利用などのサポートも充実しています。
総じて、LECは短期合格を現実にしたい・実績で選びたい方に最適です。
TACの弁理士通信講座

(引用元:TAC公式HP)
| 価格 | 1.5年本科生(Web通信講座):451,000円(税込) |
| 特徴 | 弁理士試験の免除制度を活用することで、2026年に短答式試験、2027年に論文式試験の合格を計画的に目指すコース |
| 質問対応 | あり |
| 講師 | 実務経験が豊富な講師や弁理士試験の傾向と対策を熟知している講師 |
| URL | https://www.tac-school.co.jp/kouza_benrishi.htm |
(参照元:TAC公式HP)
TACの弁理士講座は、特許庁の免除制度を活用し、1年目に短答式試験、2年目に論文式試験の合格を目指す1.5年カリキュラムが特徴です。
講座は全118回構成で、短答と論文を同時に学ぶ「ハイブリッド学習法」を採用しています。
短答対策と論文対策を一体化した効率的な学習により、重複を避けつつ本試験に直結する知識を定着させます。
もしも短答で不合格になった場合でも「短答無料再受講制度」により翌年の主要講義を無料で受講できるため、安心して継続学習が可能です。
Webフォローや質問メール、自習室「Herazika(ヘラズィカ)」など、大手ならではのサポートも充実しています。
自宅学習に不安がある方や、疑問点をすぐに解消したい方におすすめです。
代々木塾の弁理士通信講座

(引用元:代々木塾公式HP)
| 項目 | 内容 |
| 価格 | 塾長短答講座(通信):108,900円(税込) 塾長論文講座(通信):145,200円(税込)※閉業しました。 |
| 特徴 | 論文や短答条文など細かく分かれた講座内容 |
| 質問対応 | あり(回数無制限) |
| 講師 | 塾長は現役の弁理士 |
代々木塾は弁理士試験対策に特化した通信講座を展開していましたが、2025年5月をもって閉業しました。
短答や論文に分かれた講座体系を用意し、受講生は自分の弱点や学習スタイルに合わせて選択できるのが特徴でした。
また、各講座には定員が設けられており、少人数ならではの丁寧な指導が受けられる点も評価されていました。
現役弁理士の塾長による解説や赤ペン添削は、表現力や論理的思考力を養う上で役立ったといえます。
また、口コミでは、教材の表現をそのまま答案に活かせる点や、質問対応が無制限であった点が高く評価されていました。
弁理士通信教育講座の選び方のポイント

弁理士試験の通信講座を選ぶ際は、「料金」だけでなく「教材の質」や「講師・サポート体制」まで総合的に比較することが大切です。
特に弁理士試験は長期間の学習が必要なため、無理なく続けられる環境かどうかが合否を左右します。
講座内容・価格・質問制度などをしっかり比較した上で、自分の生活スタイルや理解度に合った講座を選びましょう。
講座の料金
| 会社 | 金額 |
| 資格スクエア | 基礎・短答・論文パック 27年度合格:297,000円(税込) ※2026年度試験にも対応 |
| LEC | 1年合格ベーシックコース
通信Web:515,000円(税込) |
| スタディング | 弁理士 基礎・短答・論文 総合コース[2026+2027年度試験対応]:99,000円(税込) |
| アガルート | 総合カリキュラム(民法オプションあり) 239,800円(税込) ※キャンペーン価格:215,820円(税込)【2026年5月10日まで】 |
| TAC | 1.5年本科生(Web通信講座):451,000円(税込) |
一番低価格な講座は、スタディングの99,000円(税込)です。
次に安いのがアガルート総合カリキュラム(民法オプションあり)239,800円(税込)
資格スクエア 基礎・短答・論文パック 297,000円(税込)となります。
費用を押さえたい場合、上記3社が平均よりも安いです。
もしくは平均に近い金額で受講できます。
教材や講義の内容
学習を進める中で教材や講義の内容は重要になります。
教材や講義内容が自分に合っていない場合、モチベーションの維持も難しいでしょう。
弁理士試験は出題範囲も広く身に付けなくてはならない知識が豊富です。
そのため、学習時間も3000時間程度必要と言われています。
そのため、教材や講義は莫大な量の範囲から、いかにポイントを得たものかということが合格の鍵を握るでしょう。
本試験に向けて、確実な知識の定着を図れるような、図解などが多いわかりやすい教材選びが大切です。
また、出題傾向等が細かく分析されていて的を射た講義を受けられる講座を受講するのが良いでしょう。
サポート体制
| 会社 | 質問制度の有無・備考 |
| 資格スクエア | あり(講義画面からワンクリックで無制限質問可) |
| LEC | あり(詳細回数不明だが質問制度あり) |
| スタディング | あり(チケット制/質問回数・方法に制限あり) |
| アガルート | あり(アプリ内から質問可能・受講期間中に50回まで) |
| TAC | あり(質問メール・Webフォロー・自習室など複数サポートあり) |
質問制度についてまとめると上記表の通りです。
質問可能な講座については回数無制限で行えます。
一人で学習することに不安がある方は、質問制度があるところを受講するのがおすすめです。
講師の実力や実績
どのような講師がいるのかを入念に調べてから講座を受けるようにしましょう。
どの講座も実績のある講師だと考えられますが、講師との相性は重要です。
中には講義を聞いていても集中できない講師の話し方や、自分には合っていない教え方をされる場合もあるかもしれません。
多くの会社では、講義のサンプル動画等もあるので、講師がどのような教え方をするのか事前に確認するのがよいでしょう。
会社の信頼性
その会社が信頼できるかどうかを事前に調べておく必要があります。
合格率を公開している会社は信頼性が高いと言えるでしょう。
しかし、中には受講者を少なくし一人ひとりに入念な指導を行っている会社もあります。
そのような会社は受講者が少ないため合格率などは出していない場合もあります。
そのため、口コミや評価、これまでの実績や講師の経歴、どのくらいの期間資格試験に携わっているのかといった点は確認したうえで判断しましょう。
また、教材が受けたい試験に対応しているものかも重要です。
初学者の方であれば、試験全体の対策ができるものもおすすめですが、論文のみの講座や、短答のみの講座など幅広く準備されている会社もあります。
そのため、自分自身がどのように合格し何を学ぶか明確にしたうえで、講座を選択しましょう。
弁理士通信講座の比較

弁理士の通信講座について、料金やキャンペーン情報等を比較しながらまとめます。
また、下記は各社の料金とサポートについてまとめた表です。
| 会社 | 料金 | 質問 |
| 資格スクエア | 297,000円(税込) | 無制限 |
| LEC | 515,000円(税込) | 無制限 |
| スタディング | 99,000円(税込) | なし |
| アガルート | 239,800円(税込) | あり(回数制限あり) |
| TAC | 385,000円(税込) | 無制限 |
LECとTACの弁理士通信講座を比較
| LEC | TAC | |
| 料金 | 1年合格ベーシックコース
通信Web:515,000円(税込) |
1.5年本科生(Web通信講座):451,000円(税込) |
| サポート | 質問無制限 | 質問無制限 |
| 内容 | ・実際の講義映像で学習可能
・早期の論文対策 ・LEC独自の学習カリキュラム |
・原則週2講義
・1年目に短答、2年目に論文と計画的に 合格を目指すカリキュラム |
上記はLECとTACの講座を比較したものです。
受講料金はTACの方が安いため、料金で選ぶのであれば、TACがおすすめです。
なお、LECの通信講座は、WebのものとDVDのものがあります。
Webではネット接続を用いて、講義を視聴することになりますが、DVDではネット環境が無くても学習することが可能です。
一方で、TACにはDVD講座がありません。
そのため、もしネット環境が無かったり制限があり、ネットがない環境でも学習をする場合はLECがおすすめです。
また、LECは初回受験合格者の5人に4人がLEC出身者という高い実績を持っていて公表しています。そのため、信頼性は極めて高いと言えます。
もし、実績を重要視する場合は他の講座と比較してもLECが良いと言えるでしょう。
TACは、長期で合格を目指す講座です。そのためスケジュールが詰まっておらず週2回程度の学習スケジュールとなっています。
時間があまりとれない方や無理な学習をしたくない方にはおすすめの講座です。
弁理士通信講座を料金から比較
下記は各講座5社を安い金額順に並べた表です。
| 会社 | 金額 |
| スタディング | 99,000円(税込) |
| アガルート | 239,800円(税込) |
| 資格スクエア | 297,000円(税込) |
| TAC | 385,000円(税込) |
(各社HPを参考に当サイトにて作成)
料金が安いのはスタディングの99,000円(税込)です。
次にアガルート239,800円(税込)、資格スクエア297,000円(税込)という順になります。
費用を抑えながら学習したい場合はスタディングやアガルートも候補となります。
ただし、スタディング・アガルートには質問制度がありますが「回数制限あり」であるため、学習の進め方に不安がある初学者の場合は「質問回数無制限」などサポート重視の講座を選んだほうが安心です。
現在実施中のキャンペーン情報を比較
2025年12月時点で、期間限定キャンペーンを実施しているのはアガルートのみです。
2026年合格目標
- 短答カリキュラム 162,800円(税込)
※キャンペーン価格:146,520円(税込)【2026年5月10日まで】 - 総合カリキュラム(民法オプションなし) 195,800円(税込)
※キャンペーン価格:176,220円(税込)【2026年5月10日まで】 - 総合カリキュラム(民法オプションあり) 239,800円(税込)
※キャンペーン価格:215,820円(税込)【2026年5月10日まで】
また、合格することで全額返金制度があるのが、アガルートです。
合格する見込みがある場合、受講するのがおすすめです。
LECの「1年合格ベーシックコース」は、定期的に数万円分の割引キャンペーンを実施しています。
スタディングでは合格お祝い金10,000円分の進呈制度があります。
弁理士の通信講座を教材のボリュームや内容から比較
講義動画の時間や教材ボリュームには、各講座で大きな違いがあります。
| 会社名 | 内容 |
| 資格スクエア | 講義時間390時間
|
| LEC |
|
| スタディング | 総合コース
|
| アガルート |
|
| TAC |
|
(各社HPを参考に当サイトにて作成)
ボリュームの多い講座でじっくり学びたい方には、資格スクエアの講座が向いています。
一方で、効率重視で短期間の学習を希望する場合は、アガルートアカデミーのようなコンパクト設計の講座が選択肢となるでしょう。
また、LECは長年の実績があり、答練や公開模試の的中率が高いと評判です。
スタディングは教材・講義ともにすべてオンライン完結型であるため、通勤時間やスキマ時間を活用したい方に最適です。
弁理士の通信講座をサポート面から比較
| 会社名 | 添削の有無 | 質問の有無 |
| 資格スクエア | あり | 無制限 |
| LEC | あり | 無制限 |
| アガルート | あり | あり(回数制限あり) |
| TAC | あり | 無制限 |
| スタディング | オプション | あり(チケット制) |
(各社HPを参考に当サイトにて作成)
質問制度がある講座を選べば、学習中に疑問点が生じてもすぐに解決でき、安心して学習を続けられます。
初学者の方や独学が不安な方は、質問制度や添削サポートが充実している講座を選ぶと良いでしょう。
なお、スタディングの通常コースには添削は含まれていませんが、追加で195,000円(税込)の「論文添削・個別指導オプション」を付けられます。
論文指導を受けたい方は、添削制度付きの講座やオプションを検討しましょう。
弁理士の試験勉強初心者におすすめの講座
初学者におすすめの講座が資格スクエアとLECです。
スクエアは、個別の事情を把握した上で実践的なアドバイスを受けられ、自分に合った学習スケジュールを立てられます。
LECでは、もし2025年の試験が不合格だった場合、「2026年合格目標の学習経験者向けコース」を最大3万円割引で受講できるサポート制度があります。
弁理士の試験を過去に受けたことがある人向けの講座
過去に弁理士試験を受けたことがある方は、合格者返金制度がある講座を選ぶのも良いかもしれません。
なお、全額返金制度があるのがアガルートとTACです。

(引用元:アガルート公式HP)
また、アガルートでは祝い金で3万円もらえる制度もあります。
詳しい受け取り方や申請方法等は事前に確認しておきましょう。
弁理士資格を目指す際の注意点と対策

弁理士の資格取得を目指す際の注意点は下記です。
・合格率が低い
・必要な学習時間は3000時間
・独学は難しい
これらをそれぞれ解説します。
合格率は低い難関資格である
合格率は10%前後と低い難関試験です。
低いときには6.5%という合格率だったこともあります。
出題範囲も広く、法律知識も必要な試験であるため、多くの学習時間や設問に対する正しい理解などが必要です。
必要な勉強時間は3000時間と言われている
一般的に必要な学習時間は3000時間と言われています。
そのため、1年前や1年半前といったように、試験の前から毎日学習時間を設けて置く必要があります。
独学で合格するのはかなり難しい
独学でも合格自体は可能です。
しかし合格するまでにかなりの時間を費やす可能性があります。
また年々変わる出題傾向について分析するとなると、独学ではかなり難しいことが考えられます。
そのため通信講座などでまとまった学習カリキュラムや講師から指導を受けて確実に合格するための学習をすすめるのがおすすめです。
費用を抑えて学習したいのであれば、79,800円(税込)と他社と比較しても圧倒的に費用が安いスタディングの講座も視野に入ってくるでしょう。
弁理士は通信教育か予備校への通学のどちらがいい?

下記のように、通信講座でも予備校への通学であっても費用が大きく異なるものではありません。
また、スクールによっては、通信が高い場合もあれば、通学の方が高い場合もあります。
| LEC 【1年合格ベーシックコース】 549,000円(通学講座+Webフォロー付き) 603,000円(通学講座+DVDフォロー付き) 505,000円(Web通信講座) 559,000円(DVD通信講座) |
| TAC 【2年本科生】2年本科生 440,000円(通学講座) 440,000円(Web通信講座) |
通学講座のメリットはリアルタイムでの講義が受けられ、すぐに講師に質問してすぐに返事を得られるというメリットがあります。
しかし、通学の場合、自宅から通うのに時間を取られる場合もあります。
また、社会人で忙しい中学習を進める場合、通学では固定の時間も必要になるため、あまりおすすめはできません。
そのため、ある程度時間も確保できて、学校近くに学校があるという環境であれば、通学で、講師から直に教育を受けるのがおすすめです。
一方で上記のように、時間はあまりなく近くに学校もない場合は、空いた時間に学習を進めることになるので通信講座を受講するのがおすすめです。
また、通信講座でも無制限で質問ができる講座もあります。
そのため、そのようなサポートを最大限生かすことで、通学者のようにすぐに講師からの回答は得られない可能性がありますが、合格点には近づけるでしょう。
弁理士は通信と独学どちらがいい?

弁理士は独学でも合格を目指せます。
しかし、独学の場合、自分に合った教材選択や、スケジュール管理、モチベーションの維持等を全て自分で行わなくてはなりません。
また、不明点があるときでも相談できないため、自分自身で解決していくしか方法がなくなってきます。
そうすると、調べて学ぶことで知識をより深められる可能性はありますが、合格するまでに時間がかかることが予想されます。
一方、通信講座であれば、不明点を解消できる質問サポートが付いた講座もあるので、一人で学習する不安が無くなります。
中には質問を受け付けていない講座もあるので、この点は注意が必要です。
しかし、質問ができなくても、学習スケジュールや学習の方法、試験に向けてのポイントがわかりやすくなっているので、初学者でも学習をスタートさせやすくモチベーションも維持しやすいのが特徴です。
そのため、これから弁理士講座に早く合格したい方は通信講座を受講することをおすすめします。
弁理士試験の概要や合格率・受験資格

| 弁理士試験の概要や合格率・受験資格 |
|
ここでは、弁理士試験の試験日程や試験前後のスケジュール、勉強を始めるタイミング、合格率などについてまとめます。
弁理士の次回の試験日程と申し込み期間
次回(令和7年度)の試験日程等の詳細は、以下の通りです。
※令和8年度の試験日程は、2025年12月時点で未発表です。
| 期間 | 実際の日付 |
| インターネットによる請求 | 令和7年2月3日(月)~3月21日(金) |
| 願書交付期間 | 令和7年3月3日(月)~3月31日(月) |
| 願書受付期間 | 令和7年3月6日(木)~4月3日(木) ※4月3日消印有効 |
| 令和7年度試験実施日程 | |
| 短答式筆記試験 | 令和7年5月18日(日) |
| 短答式筆記試験合格発表 | 令和7年6月9日(月) |
| 論文式筆記試験 | 令和7年6月29日(日) 必須科目 令和7年7月27日(日) 選択科目 |
| 論文式筆記試験合格発表 | 令和7年9月24日(水) |
| 口述試験 | 令和7年10月18日(土)~20日(月) のいずれかの日 |
| 最終合格発表 | 令和7年11月10日(月) |
上記の通り、弁理士試験は種類、回数も多く、難関資格であることがお分かりいただけるでしょう。
弁理士試験の勉強時間と勉強を始めるタイミング
弁理士試験に合格するためには、一般的に3000時間必要と言われています。
そのため、1日あたり8時間で1年間。1日あたり5時間で1年半といった学習時間が必要でしょう。
なお、そちらの時間から換算すると、試験が行われる1年~1年半前には勉強を初めておくのが良いといえます。
短答試験があるのが毎年5月中旬頃です。
そのため、受験する前年の5月もしくは、さらに前年の12月くらいとなります。
(例:2026年に受験で、1年間の学習の場合2025年5月から、1年半の学習の場合2024年12月からが目安となります。)
弁理士試験の合格率
| 年度 | 受験者数(名) | 合格者数(名) | 合格率(%) |
| 2025年(令和7年度) | 3,183 | 205 | 6.4 |
| 2024年(令和6年度) | 3,160 | 191 | 6.0 |
| 2023年(令和5年度) | 3,065 | 188 | 6.1 |
| 2022年(令和4年度) | 3,177 | 193 | 6.1 |
| 2021年(令和3年度) | 3,248 | 199 | 6.1 |
| 2020年(令和2年度) | 2947 | 287 | 9.7 |
上記したように、弁理士の資格試験の合格率は10前後と極めて低い合格率です。
上記表からわかる通り、低いときには6.0%という数字もあります。
このことから、難易度の高い資格試験です。
そのため、合格するには的を射た学習を行い、確実に合格点を取っていく必要があるでしょう。
しっかりと学習すれば、合格を目指すことは可能です。
しかし、独学では合格するまでの学習時間も必要になると同時に、自分でモチベーション維持やスケジュール管理を徹底しながら、学習を進めていく必要があります。
そのためにも、通信講座ではこれらの点を補えるため、おすすめです。
弁理士の受験資格
弁理士試験に受験資格はありません。
学歴、年齢、性別、国籍を問わない資格です。
しかし、弁理士試験は、筆記試験短答式と筆記試験論文式、口述試験の3つで構成されています。
筆記試験短答式に合格しなければ筆記試験論文式は受講できず、これら筆記試験に合格しなくては口述試験の受験はできません。
弁理士の通信講座に関するよくある質問

| 弁理士の通信講座に関するよくある質問 |
| ・弁理士の合格率は何%なの?
・弁理士試験の対策って何をすればいいの? ・弁理士の合格目安の勉強時間は何時間? ・弁理士の合格目安の勉強時間は何時間? ・弁理士に受験資格はあるの? ・LECの弁理士講座は相談や説明会はあるの? ・LECの弁理士講座の奨学生試験って何? |
弁理士の通信講座に関するよくある質問にお答えします。
弁理士の合格率は何%なの?
筆記だけでなく、口述試験まで合格している合格率は10%前後です。
そのため極めて低い合格率です。
弁理士試験の対策って何をすればいいの?
弁理士試験の試験科目は特許法、実用新案法、意匠法、商標法、条約、不正競争防止法、著作権法、選択科目の8科目からなります。
また筆記試験では短答式試験と論文式試験があり、口述試験という3つの試験を合格する必要があります。
出題範囲も広く、法律の知識の豊富さも求められます。
そのため、予備校や通信講座で講師からポイントを得た指導を受けるのがおすすめです。
弁理士の合格目安の勉強時間は何時間?
弁理士の資格試験に合格するには一般的に3000時間の時間が必要と言われています。
1年間で合格を目指す場合は1日あたり8時間の学習が必要です。
弁理士に受験資格はあるの?
弁理士試験に受験資格はありません。
国籍、学歴、性別を問わず受験可能です。
LECの弁理士講座は相談や説明会はあるの?
個別相談会を実施しています。詳細はLECの公式HPを確認してください。
LECの弁理士講座の奨学生試験って何?
成績に応じて割引券が発行されるための試験です。
特許法・実用新案法・意匠法・商標法の正誤問題といった試験内容になっていて、成績に応じて、講座の割引券がもらえる制度です。
成績順位によって割引の額が変わります。
弁理士の通信講座おすすめランキング:まとめ
| 会社名・講座名 | 料金 | 特徴 |
| アガルート・弁理士試験講座 | 2026年合格目標
|
・インプットとアウトプットにより知識の定着を図ることを目的とした充実した講座内容 ・オンライン受講 |
| 資格スクエア・弁理士 | 基礎・短答・論文パック 27年度合格:297,000円(税込) ※2026年度試験にも対応 |
・3つの構成の講座 ・質問可能(無制限) |
| スタディング・弁理士試験2025年度 | 弁理士 基礎・短答合格コース[2026+2027年度試験対応]:79,000円(税込)
弁理士 基礎・短答・論文 総合コース[2026+2027年度試験対応]:99,000円(税込) |
・低価格で受講可能 ・短くまとまった講義動画 ・『基礎・短答・論文総合コース』に含まれているすべての講義を担当する講師 ・元LECで講師経験のあるベテラン講師 ・ |
| LEC東京リーガルマインド・弁理士通信講座 | 1年合格ベーシックコース
通信Web:515,000円(税込) |
・実際の講義映像を動画視聴により学習可能 ・早期の論文対策によって「知識の体系化」を図るLEC独自の学習カリキュラム ・教えてチューターというシステムで回数無制限 |
| TAC・弁理士講座 | 1.5年本科生(Web通信講座):451,000円(税込) | ・弁理士試験の免除制度を活用することで、2025年に短答式試験、2026年に論文式試験の合格を計画的に目指すコース ・「短答無料再受講制度」がある ・通信講座でもライブで講義を受講可能 |
| 代々木塾・弁理士専攻代々木塾
※閉業 |
2024塾長短答講座(通信):108,900円(税込) 2024塾長論文講座(通信):145,200円(税込) |
・論文や短答条文など細かく分かれた講座内容 ・回数無制限で質問対応あり ・塾長は現役の弁理士 |
今回は弁理士試験の通信講座についてまとめました。
弁理士試験は合格率の低く難易度が高い試験であるということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
なお、この記事では複数の講座を紹介してきましたが、受講費用や内容など、各社各様で異なっていますので、自分にあった講座を見つけて、勉強を進めていただければと思います。
自分に合った講座を使って、しっかりとポイントを押さえた学習をして合格を目指してください。
講座選びをする際には、是非この記事を参考にして、自分にあった講座を選んでみてくださいね。
当サイトのおすすめはアガルートの弁理士講座です。

