「おすすめの測量士講座を知りたい」
「アガルートの測量士講座の評判はいいの?」
「アガルートの測量士講座の特徴を知りたい」
アガルートと公益社団法人日本測量協会の2社が測量士講座を開講していますが、どちらがいいか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、利用者からの評判がいいアガルートの測量士講座の利用がおすすめです。
今回は、アガルートの測量士講座の特徴7選や、アガルート公式サイト・Twitterでの評判を紹介するとともに、他の通信講座と徹底比較します。
この記事を読めば、測量士を目指すのにアガルートの測量士講座が向いている理由が分かります。
すぐにアガルートの公式HPで講座の詳細を確認したい場合は、以下のリンクからご覧ください。
→アガルート 評判の記事はこちら
アガルートの測量士講座の概要
アガルートの測量士講座には、3つのカリキュラムと3つの単科講座があります。
まず、カリキュラムについては、「合格総合講義」「合格総合カリキュラム/ライト」「合格総合カリキュラム/フル」に分かれます。
詳細な比較表は以下の通りです。
合格総合講義 | 合格総合カリキュラム/ライト | 合格総合カリキュラム/フル | |
合格総合講義(約25時間) | ◯ | ◯ | ◯ |
過去問解説講座(午前・午後)(約34時間) | × | ◯ | ◯ |
定期カウンセリング | × | × | ◯ |
合計時間 | 約25時間 | 約60時間 | 約60時間 |
価格(税込) | 217,800円 | 261,800円 | 305,800円 |
各講座によって、過去問解説講座や定期カウンセリングの有無・価格・学習時間が異なります。
測量士試験には過去問による学習が欠かせないため、過去問解説講座が付属した合格総合カリキュラムがおすすめです。
また、一人で測量士試験に臨むのが不安な場合は、合格総合カリキュラム+定期カウンセリングに申し込むとよいでしょう。
合格総合講義は最もコストを抑えられますが、過去問解説講座が付属しない点や、合格特典によるキャッシュバックを受けられない点には注意が必要です。
なお、合格総合カリキュラムや合格総合カリキュラム+定期カウンセリングの内容は、続いて紹介する単科講座からも選択できます。
しかし、カリキュラムは単科講座を選択するよりも5,000円または10,000円安く受講できるため、該当する単科講座を受講したい場合は、カリキュラムから選択しましょう。
続いて、単科講座については、「測量士試験 過去問解説講座(午前試験・午後試験)」と「測量士試験 過去問解説講座添削オプション」と「測量士試験 電卓の使い方講座」があります。
詳細な講座内容は以下の通りです。
単科講座 | 測量士試験 過去問解説講座(午前試験・午後試験) | 測量士試験 過去問解説講座 添削オプション | 測量士試験 電卓の使い方講座 |
概要 |
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合計時間 | 約31時間 | – | 約2.5時間 |
価格(税込) | 76,780円 | 43,780円 | 21,780円 |
(参考:アガルート公式HP)
すでに測量士試験に関する知識が身についており、過去問の解説だけを視聴したい場合は、測量士試験 過去問解説講座(午前試験・午後試験)が向いています。
また、記述式問題において、解説と自身の答案が異なる時に正誤の判定が苦手な場合は、測量士試験 過去問解説講座添削オプションがおすすめです。
ただし、本オプションを利用できるのは、合格総合カリキュラムもしくは測量士試験 過去問解説講座(午前試験・午後試験)の受講生に限ります。
電卓を使い慣れておらず、計算問題を解くのに時間がかかる場合は、解説講座に加えて測量士試験 電卓の使い方講座の受講を検討しましょう。
アガルートの測量士講座の特徴7選
アガルートの測量士講座の特徴7選 |
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アガルートの測量士講座は、学習内容をコンパクトにまとめたテキストや、スキマ時間に学習しやすい動画講義を用いるため、効率的に合格を目指せます。
加えて、測量士試験の合格に欠かせない過去問の徹底解説や、質問やカウンセリングによる手厚いサポートによって、全国平均の4.37倍の合格率を達成しています。
さらに、測量士試験に合格すれば3万円もしくは受講料全額が返金される制度を利用すれば、お得な価格で受講できる講座です。
土地家屋調査士・行政書士測量士に関する講座も、20%割引で受講できる可能性があり、測量士として独立を考えている場合にもおすすめです。
最短の勉強時間で全国平均の6.56倍の合格率を実現
アガルートの講座を受講することで、最短かつ高い確率で測量士試験の合格を目指せます。
アガルートの測量士講座には、担当の中山祐介講師独自のテクニックやノウハウが詰め込まれており、わずか300時間の勉強時間での合格を実現しています。
まず最初に、測量士試験の合格に必要な勉強時間は、約300時間程度と中山は考えています。
これは想定している勉強時間(あるいは聞いたことがある勉強時間)からすると、相当短い勉強時間ではないでしょうか。
でも本当は、これでも相当余裕を持った時間にしています。
(引用元:アガルート公式HP)
つまり、1日2時間の学習であれば、測量士試験の合格に必要な期間は5ヶ月です。
測量士講座を担当する中山祐介講師は、測量士に似た内容で難易度の高い土屋家屋調査士試験に、独学で全国総合1位で合格した実績がある方です。
また、令和5年度の全国合格率が10.3%であるのに対して、アガルート受講者は6.56倍の67.61%と高い合格率を達成しています。
令和5年度 測量士試験におけるアガルートアカデミー受講生の合格率は67.61%です。
(引用元:アガルート公式HP)
必要な勉強時間の短さと合格率の高さから、アガルートは測量士試験の合格を効率よく目指せる通信講座といえます。
学習内容をコンパクトに詰め込んだオリジナルのフルカラーテキスト
優れた実績を持つ中山祐介講師によって作成されたオリジナルテキストは、初学者にも理解しやすいように構成されています。
出題傾向に沿った学習内容をコンパクトに凝縮したアガルート独自のテキストによって、最短ルートでの合格を実現しています。
講義やテキストは一見するとコンパクトですが,本試験に出題される問題を余すことなく理解できるよう構成されています。
(引用元:アガルート公式HP)
必要な内容を凝縮したテキストを採用しているため、300時間と短い学習内容でも78.7%と高い合格率を達成しています。
また、簡潔にまとめられているだけでなく、フルカラーかつ図や表を駆使したテキストである点も特徴です。
測量士試験に精通した講師が,合格に必要な知識を精査し,信頼できる文献の裏付けを取った上で,全てテキストに盛り込んでいます。そして,何度も目を通すことになる 基幹講座のテキストはフルカラーです。
(引用元:アガルート公式HP)
このように、多くの人が抵抗を感じやすい計算問題であっても、学習しやすい工夫が施されています。
アガルートのテキストはコンパクトかつ見やすく製作されているため、テキストを用いた学習方法に慣れていない場合でも、挫折することなく受講できます。
スキマ時間学習に向いている動画講義
アガルートの測量士講座には、動画講義も導入されています。
動画は1本5分程度にまとめられており、スキマ時間での学習が可能なため、会社勤務や子育てなどで忙しい場合でも学習を継続しやすいでしょう。
また、アガルートの動画講義には、さらなる学習時間の短縮が可能な倍速再生・作業しながらの学習に適した音声学習・苦手分野の振り返りがしやすいしおりの機能も備わっています。
動画講義に備わる機能を利用すれば、より学習スピードを速められるでしょう。
動画講義は、場所や時間にとらわれずに学習を進められるため、日常生活でまとまった勉強時間を確保しづらい場合でも、無理なく合格を目指せます。
測量士試験の過去問を徹底解説
アガルートの2025年合格目標講座では、10年間の測量士試験に関する解説を実施しています。
選択問題を含めた全問題の解説を閲覧できるだけでなく、計算問題で速く正確に解答するためのテクニックや、記述式で得点が取れる解き方を習得できます。
過去問による学習は、測量士試験に臨むにあたって欠かせない勉強方法です。
測量士試験には傾向があり、実は、過去問の論点をしっかりと学習することができれば、現実的に合格に到達することができます。
(一部省略)
比較的過去問が繰り返し出題されやすい「午前試験」と「午後試験の必須問題」が合計1000点あるため、合格点である910点を超えるには、過去問の充分な演習は、測量士試験合格の絶対条件となります。
(引用元:アガルート公式HP)
測量士試験は、過去問と似た傾向で出題されるのが特徴です。
過去問と似た問題を落とさずに解くためには、解答内容を暗記するのではなく、理解を深めることが重要です。
そのため、理解を深めやすいアガルートの過去問解説を受講すれば、測量士試験の合格基準点を超えることも難しくありません。
質問やカウンセリングによるサポート体制が充実
仮にテキストや講義による学習過程で疑問が生じたとしても、オンラインで講師に直接質問できます。
質問に対して講師が直接対応して解消できるのは、他社にないメリットです。
他にも、オプションで毎月1回30分程度のカウンセリングを電話で受けられる制度があります。
具体的には、学習の進捗状況に応じて個別の学習計画の作成や、その場でのオーダーメイドの講義の提供などです。
学習上の疑問点や、合格できるかどうかなどの不安な気持ちを解消しやすい制度が整っているため、挫折することなく学習を進められるでしょう。
測量士試験に合格すれば受講料が返金される制度がある
対象の講座を受講して測量士試験に合格すれば、お祝い金3万円もしくは全額返金の特典を受けられます。
特典を受け取るためには、以下の条件を満たす必要があります。
特典 | お祝い金3万円 | 全額返金 |
条件 |
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(引用元:アガルート公式HP)
インターネット媒体に、合格体験記や氏名・顔が載ることに抵抗がなければ、利用価値のある制度です。
そのため、「通信講座の受講料が高くて受講するか迷っている」という場合も、アガルートは利用しやすい通信講座といえます。
なお、紹介した特典は2024年度の測量士試験が対象で、2025年度以降の測量士講座にも同様の特典がつくとは限らないため、注意が必要です。
測量士として独立するのに相性がいい資格も取りやすい
測量士として独立して仕事を請け負うには、測量士資格と合わせて土地家屋調査士・行政書士の資格取得が推奨されています。
必須ではありませんが、土地家屋調査士があれば仕事の範囲が広がります。
基本的に測量士として測量した土地の情報をもとに登記や許認可申請を行うためには、土地家屋調査士の資格が必要となります。
土地家屋調査士がなくても測量自体は可能ですが、そのあとの仕事に繋げるのが難しい場合があります。
測量士関連の仕事を一貫して請け負いたい場合は、土地家屋調査士の資格も併せて取得しておくといいでしょう。
実は、行政書士も測量士として独立するために取得しておいたほうがいい資格のひとつです。
測量士として測量をし、土地家屋調査士の資格により土地の情報をもとに登記をしたあとに行う許認可申請は、行政書士の資格が必要となります。
許認可申請まで行う場合は、行政書士の資格を取得しなければなりません。
この3つの資格を取得して初めて測量士として一貫して仕事を請け負うことが可能となります。
(引用元:アガルート公式HP)
つまり、測量後の登記を行うには土地家屋調査士の資格、登記後の許認可申請を行うには行政書士の資格を取得しておかなければいけません。
いずれの試験も合格率が低く、難易度が高いといわれていますが、アガルートは全国平均よりも高い合格率を達成しています。
試験 | 土地家屋調査士試験 | 行政書士試験 | ||
対象者 | アガルート | 全国 | アガルート | 全国 |
令和5年度合格率 | 67.61% | 10.3% | 56.11% | 13.98% |
(引用元:アガルート公式HP)
また、アガルートの測量士講座を受講して合格している場合、土地家屋調査士試験に関する講座の価格は20%割引です。
同様に、行政書士試験に関する講座は、アガルートの土地家屋調査士講座を受講して合格していれば、20%割引で受講できます。
アガルートの割引制度によって、安くかつ効率よく土地家屋調査士・行政書士の合格を目指せるため、「測量士として独立して働きたい」と考えている場合にもおすすめです。
なお、割引制度の申請は、講座購入前でないと適用されないため注意しましょう。
アガルートの測量士講座の評判は?
アガルートの測量士講座の評判は? |
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アガルートの公式HPに掲載された合格体験記・受講者のツイートでは、アガルートの測量士講座は、テキスト・動画講義が分かりやすく、サポート対応も充実していることで評判でした。
そのため、アガルートの測量士講座は、「質の高い測量士講座を利用したい」と考えている場合におすすめです。
また、一部のツイートにおいて、数万〜数十万かかる受講料の高さに抵抗を感じている受講者も見受けられました。
ただし、アガルートの制度を利用すれば、受講料を安くしたり、返金を受けたりできるため、「受講料が高くて悩んでいる」という場合でも気軽に受講しやすくなります。
アガルートの公式HPでは高評価
アガルートの公式HPに掲載された合格体験記を調査したところ、いずれの合格者からも高い評価を得ていました。
ここでは、アガルートの測量士講座の評価に関して、合格体験記から一部紹介します。
独学だと理解できないことがあった場合すぐに疑問を解決できないことも多く、モチベーションの維持が難しく感じることも……。
アガルートアカデミーの教材を見た時、テキストの少なさに正直不安になりました。
しかし、受験対策として必要な個所が厳選されていて特に独学で苦しんだ計算問題もわかりやすく解説されています。
中山講師の解説はとてもわかりやすく、さらに理解が深まりました。
(引用元:アガルート公式HP)
こちらは、独学で測量士試験に臨んだものの、2回落ちた経験のある方の合格体験記です。
アガルートのテキストは、余計な説明を省いて必要な内容が厳選されており、市販や他講座のテキストと比較して厚みが薄いのが特徴です。
テキストや中山祐介講師の動画講義が充実しているアガルートの測量士講座によって、独学で挫折した場合でも合格を目指せることが分かります。
テキストは、重要なポイントがまとまっていてボリュームもちょうど良く、「これならやりきれるかな」と前向きな気持ちになれました。
中山講師の講義は聴き取りやすく、集中して取り組めました。
講義中にわからないことがあった場合、一時停止してノートにまとめたり巻き戻して聴き直したり、何度も繰り返し視聴。
過去問は各問題に回答と解説が記載されています。
解説を直ぐに確認できるので、疑問を残すことなくスムーズに理解できました。
Facebookで疑問点を気軽に質問できること、そして質問&回答内容を受講者同士で共有できたのも良かったですね。
(引用元:アガルート公式HP)
こちらは、他講座のテキストを用いて学習していたものの、2回落ちた経験のある方の合格体験記です。
先ほど紹介した合格体験記と同様に、テキストのボリュームや中山祐介講師による動画講義の評判の高さがうかがえます。
アガルートの測量士講座は、過去問の傾向に沿って構成されており、測量士試験の合格に特化しています。
アガルートの測量士講座で過去問の理解を深めることで、測量士試験の合格に大きく近づけるでしょう。
また、オンラインで講師に直接質問できる質問制度があるため、疑問点が生じても不安に感じる必要がないのも、アガルートの評判が高い理由の1つです。
私は中山先生のカウンセリングも申し込んでいましたので、月1回中山先生と直接電話でお話しできる機会がありました。
その際には、勉強のペースを確認していただいたり、理解できない点を質問させていただき、教えていただいたり、試験直前には、電卓がケース付きで配布されるから使いにくいこととか、午後の問題が冊子になっていて解答の記載がしにくい場合があることだとか、経験しなければ分からないようなことから、試験に必要な持ち物までアドバイスをいただいたりして、大変心強かったです。
(引用元:アガルート公式HP)
こちらは、合格総合カリキュラム+定期カウンセリングを利用した方の合格体験記です。
お互いの意見をリアルタイムで交わせるカウンセリングは、Q&A形式の質問制度よりも解説内容を深く理解しやすいことが分かります。
また、試験当日まで万全な準備をしてきたとしても、試験中に想定外の事態が起きることで、本領を発揮できない場合もあります。
想定する試験と実際の試験のギャップをなくすには、事前の情報収集が欠かせません。
測量士試験に精通した中山祐介講師のカウンセリングで、体験談に基づいた経験をお聞きすることで、試験特有の緊張感やトラブルも防ぎやすくなるでしょう。
Twitterでもアガルートの測量士講座は高評価
アガルートの公式HPの合格体験記だけでは公平性が保たれないため、Twitterでのアガルートの評判も調査しました。
結論からいうと、アガルートに関するツイートが数多く掲載されており、Twitterでも高評価を得ていました。
アガルートの測量士講座に関するツイートを一部紹介します。
測量士試験番号ありましたー!
測量士試験で最短経路をいくなら間違いなくアガルートだね。
調査士試験は色々選択肢があるから一概には言えなかった。
(引用元:X)
アガルート測量士講座勉強開始!
好きなドラマの続編が始まった時みたいに、久しぶりに中山講師の動画を視聴。
調査士講座と同様テンポの良い聞きやすい講義。
(引用元:X)
測量士ってほんとにテキストとか問題集とががなくて。
測量協会から発行されている唯一のテキスト↓は、
分厚いし読むのが苦痛だしって代物なんですよね。
ここがハードルで受験を避けていた方々には、アガルートの講座はめちゃくちゃ有難いと思う。
測量士の受験者数も増えるかも!
(引用元:X)
結論からいうとアガルートの測量士試験合格総合講義と
過去問解説講座(合格総合カリキュラムでセットもあります)が最短だと思います。
総合講義でテキストの概要をざっくり学び、過去問を何回も繰り返す。
午前問題は五肢択一ですが全ての肢を中山講師が簡潔に分かりやすく解説してくれます。
#測量士
(引用元:X)
Twitterでも、アガルートのテキストや中山祐介講師の動画講義は、コンパクトにまとめられており、最短での合格が目指せると評判です。
アガルートの合格体験記と同様に、誰でも分かりやすい講座内容であることがうかがえます。
Twitterの一部ではコスト面でネガティブな意見もあり
ここまで評価の高い合格体験記やツイートを紹介しましたが、中にはアガルートの測量士講座の受講料に対してマイナスな意見もありました。
測量士試験気になってるんだけど、独学でも受かるもんかな?アガルートの講座高すぎる〜。
資格取るメリットとか明確にあるなら前向きに考えるけど…。
(引用元:X)
『測量士』試験が難しいというイメージを見事に壊してくれたアガルートの講座はおすすめですよ。
1週間もあれば講義を1周できます。
まず、テキストが本当に薄いんです!
隣は私が独学時に使ってたテキスト。
ブログにも書きましたが合格に必要な内容は全て網羅してます。
ネックは受講料かな?
(引用元:X)
アガルートの測量士講座を受講するには、数万〜数十万円かかるため、コスト面で抵抗を感じるというツイートがありました。
ただし、アガルートの制度を利用することによって、通常よりも安い受講料で受講できます。
受講料を安くする方法については次の見出しにて詳しく紹介します。
アガルートの受講コストが心配な場合におすすめの制度3選
アガルートの受講コストに関する問題を解決する方法は、以下の3つです。
アガルートの受講コストが心配な場合におすすめの制度3選 |
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返金制度や割引制度を利用すれば、通常よりも安い受講料でお得にアガルートの測量士講座を受講できます。
また、分割制度を利用すれば、1回あたりに支払う料金を抑えられるため、まとまった元金がなくても受講しやすいでしょう。
返金制度を利用する
1つ目は、3万円のお祝い金もしくは全額返金の合格特典を利用する方法で、他の方法と比較しても最も安く受講できます。
自身の合格体験記や氏名・顔が掲載されることに抵抗がなければ、利用を検討しましょう。
なお、3万円のお祝い金を受け取る場合、合格体験記には顔を掲載する必要はなく、全額返金よりも利用しやすい特典です。
注意点として、こちらは2023年度の受講者を対象としており、2024年度以降も同様の合格特典があるとは限らない点が挙げられます。
割引制度を利用する
2つ目は、最大20%の割引が適用される制度の利用です。
具体的な割引制度の種類を以下の表にまとめました。
割引制度 | 他資格試験合格者割引制度 | 測量士試験 再受験割引制度 | 再受講割引制度 | 他校乗換割引制度 | 家族割引制度 |
対象者 | 土地家屋調査士試験・測量士補試験・宅地建物取引士試験(宅地建物取引主任者資格試験)・行政書士試験・司法書士試験のいずれかに合格している方 | 測量士試験を受験されたことがある方 | 合格総合講義を受講されたことがある方 | 他の予備校・通信講座・スクール等の有料講座で測量士試験の学習をされていた方 | ご家族の方がアガルートアカデミーの有料講座の受講生の方(過去に受講経験がある場合も対象) |
割引率 |
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10% | 20% | 20% | 10% |
割引対象講座 |
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(引用元:アガルート公式HP)
「他資格試験合格者割引制度」は、土地家屋調査士試験・測量士補試験・宅地建物取引士試験(宅地建物取引主任者資格試験)・行政書士試験・司法書士試験のいずれかに合格している場合が対象です。
アガルートを利用して他資格を取得した場合は20%割引で、アガルートを利用していない場合は10%割引を受けられます。
「測量士試験 再受験割引制度」は、過去に測量士試験を受けた経験がある場合、10%割引が適用されます。
「再受講割引制度」は、過去に合格総合講義を利用したものの、測量士試験に落ちてしまった場合に利用でき、割引率は20%です。
アガルート以外の有料講座で測量士試験の学習をしていた場合、「他校乗り換え講座割引制度」によって20%割引が受けられます。
家族の中で、アガルートの有料講座を受講しているまたは過去に受講した人がいる場合、「家族割引制度」によって10%割引が適用されます。
アガルートをはじめて利用する場合にも対象の割引制度があり、対象者の範囲が広いのが特徴です。
ただし、受講前でないと割引は適用されないため、利用可能な割引制度がないかどうか事前にチェックしましょう。
分割払いを利用する
3つ目は、分割払いによって受講費を支払う方法です。
返金制度や割引制度とは異なり、受講費が安くなるわけではありませんが、分割によって無理なく支払えます。
また、分割払いを利用する場合、通常は10.5%の実質金利が発生しますが、アガルートであれば手数料0円で分割払い可能です。
「コスト面が心配でアガルートの講座に申し込もうか迷っている」という場合は、分割払いを利用するのもよい方法です。
なお、分割手数料無料の支払い回数は12回までであるため、注意しましょう。
測量士に関する通信講座の比較
測量士講座は、アガルートの他にも公益社団法人日本測量協会が開講しています。
ここでは、測量士の通信講座を比較するために、項目ごとの特徴を以下の表にまとめました。
通信講座 | アガルート | 公益社団法人日本測量協会 |
受講料(税込) | 217,800円〜305,800円(その他オプションによって変動) | 59,000円 |
合格率(令和4年度) | 78.7% | 非公開 |
テキスト教材 | あり | あり(択一式問題はネット使用) |
動画講義 | あり・音声ダウンロード可能 | なし |
模擬試験 | なし | あり |
質問制度 | オンラインで質問・オプションで講師との電話可能 | 用紙形式で郵送・20回まで |
受講可能期間 | 6月〜5月の1年間 | 12月〜5月の6ヶ月間 |
割引制度 | 最大20% | 最大20% |
返金制度 | 3万円もしくは全額 | なし |
分割払い | あり(12回まで分割手数料無料) | なし |
無料体験 | あり | なし |
(参考:アガルート公式HP・国土交通省国土地理院公式HP)
受講料以外はアガルートが勝っていると考えてよいでしょう。
ただし受講料も、割引制度や返金制度の利用によって、実際の表示価格よりも安く利用できます。
アガルートで全額返金を利用すれば、公益社団法人日本測量協会よりもお得に測量士講座を受講できます。
その他にも、測量士が独立するために相性のいい資格である、土地家屋調査士・行政書士を取得できるのはアガルートだけです。
まとめると、「合格率の高い講座を受けたい」「動画講義を受けたい」「講師とのやり取りがしやすい講座を受けたい」「測量士として独立したい」と考えている場合は、アガルートが向いています。
測量士試験の独学での勉強方法は?
通信講座以外にも、独学を検討している人に向けて、測量士試験の勉強方法を紹介します。
測量士試験の独学での勉強方法は? |
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測量士試験の独学の場合、市販の問題集やテキスト・測量士&測量士補試験対策WEBをメインに学習を進める方法がおすすめです。
加えて、勉強の補助ツールとして測量士試験に対応したアプリを利用する方法もあります。
測量士試験のおすすめ問題集を利用する
本サイトでは、測量士試験の問題集として「測量士試験 一問一答」をおすすめしています。
一問一答形式による問題集のため、スキマ時間での学習や理解度確認に利用しやすいのがポイントです。
また、問題集とあわせて以下のテキストを利用すれば、測量士試験に関する学習を効率よく進められます。
測量士試験のテキスト |
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いずれも、独学による合格者が運営する複数のブログで紹介されていたテキストです。
測量士試験のテキストや問題集についてはこちらの記事をご覧ください。
測量士&測量士補試験対策WEBで解説付き過去問を無料で入手する
測量士&測量士補試験対策WEBのサイトでは、平成14年度以降の測量士試験の解説付き過去問を無料で入手できます。
テキストによって理解を深めた後は、本サイトの過去問を解いて試験に慣れるとよいでしょう。
なお、国土地理院でも直近5年間の過去問を入手できますが、解答のみで解説は掲載されていません。
そのため、過去問を解くのであれば、無料で利用できる測量士&測量士補試験対策WEBがおすすめです。
測量士試験の無料アプリを利用する
測量士試験に対応した無料アプリについて調査しました。
対応機種 | Android&iPhone | Android |
アプリ名 | 測量士 過去問題集 |
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ただし、アプリをメインとして用いるのではなく、勉強の補助ツールとして利用するようにしましょう。
理由は、測量士試験の独学経験者のブログでは、アプリを利用した勉強方法が紹介されていないためです。
試験の対策で利用する教材は以下の3つです。
①測量士試験対策web
②測量士・測量士補国家試験 科目別模範回答集
③令和〇年測量士・測量士補 国家試験問題模範解説集(最新の物)①については恐らく知らない受験者の方はいないと思います。
②・③は日本測量協会のホームページに購入方法が記載されているので覗いてみてください。
(引用元:エゾリスノリスさんのブログ)
測量士試験の独学の場合、測量士&測量士補試験対策WEBと、テキストを用いる勉強方法をメインで紹介しています。
また、紹介したアプリは1年以上更新されておらず、直近の出題傾向を踏まえられていないのも、おすすめできない理由の1つです。
そのため、「コストをかけずに独学で測量士試験の勉強をしたい」という場合、測量士&測量士補試験対策WEBの利用が向いています。
そもそも測量士とは?
測量士について詳しくない人に向けて、測量士とはどのような職業であるかをまとめました。
そもそも測量士とは? |
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測量士は、建設工事を行うのに欠かせない仕事で、幅広い業務に携われます。
また、測量士の年収は、日本の平均年収を上回っており、今後も稼ぎ続けられて価値の高い職業です。
測量士とは土地に関する測量の専門家
アガルートのHPでは、測量士について以下のように記述しています。
測量士は,すべての測量の基礎となる測量である「基本測量」と,国または地方公共団体の実施する測量である「公共測量」について,測量に関する計画を作製し,技術者として従事するために必要な資格です。
(引用元:アガルート公式HP)
つまり、測量士とは建設工事を行う土地の位置・距離・面積に関して測定する仕事です。
測量士と似た資格として測量士補資格がありますが、従事内容に違いがあります。
具体的に、測量計画の作成から、計画書をもとに測量を実施するまでの一連の流れに携われるのが測量士です。
一方、測量士補は測量を実施するのみで、測量計画は作成できません。
携われる業務範囲の違いから、測量士は測量士補よりも難易度が高い資格です。
測量士の仕事は内業と外業の2種類
測量士の仕事は、現場で実際に測量する外業と、測量計画などのデスクワークを実施する内業に区分されます。
屋外で行う測量作業を外業といいます。2~5人程度でチームを組み、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)や関数電卓、トランシット(角度を測る器械)、レベル(高低差を測る器械)、光波測距儀(光を使って距離を測る器械)などの専門機器を駆使して測量を実施し、そこで得た結果を保存します。計測場所は市街地とは限らず、山の中や湖畔、海峡など、あらゆる土地で行います。
GPS技術の発展に伴い、近年は測量の効率化が飛躍的に進んでいます。こうした測量は、測量士が作成した計画に従って測量士補が行うことがあり、その場合、測量士は全体を統括する役割を担います。
工事がはじまると、測量士は設計した位置に構造物が正しく構築されているかどうかを確認します。測量はミスが許されないので、何回も確認しながら厳密にチェックします。測量士が事務所で行う作業を内業といいます。手順としては、まず作業計画・測量計画などを立案します。測量後は観測したデータを基にさまざまな計算を行った後、測量ソフトを利用して図面作成を行います。完成した図面は製図機器を使って描画し、必要な書類をとともに依頼人に提出します。
(引用元:スタディサプリ進路公式HP)
スタディサプリ進路のHPにおける記述からも、測量士は場所にとらわれず幅広い業務に携われる職業であることが分かります。
また、所属する事務所によって建築物が異なるのが測量士の特徴です。
事務所は公共系と民間系に分かれており、各事務所の担当建築物に関して、アガルートのHPに記述されていました。
公共系:道路やトンネル、公共の建物など
民間系:家と家の境目を測るなど、司法書士の登記などに付随した測量
(引用元:アガルート公式HP)
測量士になる際には、自身の興味がある建築物を担当できるか確認して事務所を選択するとよいでしょう。
測量士の平均年収は476万円で価値の高い職業
厚生労働省の令和3年賃金構造基本統計調査を元に算出した測量士の平均年収は、476万円でした。
また、国税庁の令和3年分民間給与実態統計調査結果には、日本の平均年収は443万円と記載されていました。
以上の結果から、測量士の平均年収は日本の平均年収よりも高いことが分かりました。
また、測量事務所ごとに測量士を1人以上置かなければいけないことが法律で規定されており、需要のある職業といえます。
あらゆる土地で様々な専門機器を使用して、建設の基である測量を実施できるのが測量士の醍醐味です。
近年は、IT技術がめざましい発展を遂げている影響もあって、測量士が扱う機器も日進月歩で進化しています。
スマホにも搭載されている位置情報サービスの「GPS」を活用して計測を行うことはあたり前の世界です。
ほかにも3D技術を用いて立体的に測量データを捕捉したり、ドローンを操縦して上空から計測も可能になっています。
そのため測量士に求められていることは最新鋭の技術に習熟し、誤差の少ない測量図を作りあげることです。
例えばドローンの操縦技術を磨くことで、ほかの人では請け負えない土地を測量できるといったスキルを習得すると仕事の幅が広がっていきます。
(引用元:アガルート公式HP)
IT技術・3D技術・ドローンの操縦技術をはじめとした、最新の技術に触れやすいのが測量士の特徴です。
加えて、建設の作業効率や精度は、作成する測量計画の質に依存しており、重要な役割を持つ業務であることがアガルートのHPで紹介されていました。
事前計画の質によって作業効率も精度も大幅に変わります。
ここが測量士の腕の見せ所です。
巨大な建造物を建設するにも測量は欠かせない技術で、その結果をもとに建造物の図面がひかれます。
責任の重い仕事ですが、大きな手ごたえを感じることができます。
(引用元:アガルート公式HP)
測量士の業務は、単純に作業をこなすのではなく、スキルを身につけられる点に魅力と感じる人も多いのではないでしょうか。
最新の技術を導入した専門機器を使用できたり、自身のスキルが建設物の品質に直結したりする点から、測量士は業務内容に飽きることなく稼ぎ続けられる職業でしょう。
測量士になる方法4選
測量士になるためには、以下の4つの方法が挙げられます。
測量士になる方法4選 |
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最短かつ最小限の費用で測量士になるために、測量士試験の合格を目指すのが一般的です。
測量士に興味がある学生には、測量科目を扱う大学・短大・高専に通い、卒業後に実務経験を積む方法もおすすめです。
専門の養成施設に通って測量士補となった後に、2年以上の実務経験を積めば、社会人でも測量士試験を受けることなく測量士資格を取得できます。
他にも、測量士補資格を取得して測量士養成施設に1年通えば、測量士試験の受験や実務経験をしなくても測量士になれます。
国家試験の測量士試験に合格する
国家試験である測量士試験を受験して、測量士になる方法が最も一般的です。
測量士になるルートは複数あります。もっとも一般的なのは国土交通省国土地理院が実施する国家試験を受験するルートで、年齢や学歴不問で誰でも受験できます。
(引用元:スタディサプリ進路公式HP)
測量士試験には受験資格が設けられていないため、多くの人が受験しやすい試験です。
また、他の方法と比較して、通学や実務経験を積む必要がなく、最短で300時間程度の学習時間で測量士になれる方法としても知られています。
まず最初に、測量士試験の合格に必要な勉強時間は、約300時間程度と中山は考えています。
これは想定している勉強時間(あるいは聞いたことがある勉強時間)からすると、相当短い勉強時間ではないでしょうか。
でも本当は、これでも相当余裕を持った時間にしています。
(引用元:アガルート公式HP)
とにかく最短で目指したい、収入を得ながら目指したいという方は測量士試験に合格して取得するルートです。
(引用元:アガルート公式HP)
日常生活の中から学習時間を確保さえできれば、誰でも測量士資格を取得できる方法です。
今回の記事でも、測量士試験の合格を目指すための方法を解説いたします。
大学・短大・高専で測量科目を修めて規定年数の実務経験を積む
文部科学大臣が認定する大学・短大・高専で、測量科目を習得して測量士補になった後、実務経験を積む方法もあります。
卒業する学校によって必要な実務経験年数は異なり、大学の場合は1年、短大・高専の場合は3年以上が必要です。
通学や実務経験を積む必要があることから、数百万円の学費や、資格取得までに5年以上要してしまうのがデメリットです。
国立大学 | 公立短大 | 国立高専 | |
学費 | 243万円 | 97万円 | 126万円 |
在学年数 | 4年 | 2年 | 5年 |
実務経験年数 | 1年 | 3年 | 3年 |
入学から資格取得までの年数 | 5年 | 5年 | 8年 |
(参考:国立大学等の授業料その他の費用に関する省令・文部科学省公式HP・国立高等専門学校の授業料その他の費用に関する省令)
測量科目を学べる学校に通って、測量士資格の取得を目指す方法であるため、測量士に興味がある学生に向いています。
専門の養成施設に通ってから2年以上の実務経験を積む
専門の養成施設で専門知識と技能を習得して測量士補になった後、2年以上の実務経験を積めば、測量士になれます。
専門の養成施設とは、国土交通大学校専門課程普通測量研修特定の専門学校で、東京都に2校、熊本県・大阪府・宮城県・福岡県・北海道・岡山県・愛知県に1校ずつあります。
アガルートによると、専門の養成施設の特徴は以下の通りです。
勉強と実技の両方が学ぶことができ、測量専門学校は、1年で卒業できる学校と2年かかる学校があります。
1年で卒業して、2年の実務経験、最短だとトータル3年で測量士を取得できます。
また、夜間の学科では、平日の日中は授業が無いため、日中に働きながら通えるのが特徴です。
デメリットとしては、1年の学習期間と学習にお金が掛かってしまうことがあげられます。
(引用元:アガルート公式HP)
養成施設は、昼夜問わず開校しているため、自身の都合に合わせて通いやすいのが特徴です。
年間100万円程度の学費や、取得までに3〜4年を要する方法ですが、養成施設が自宅から近く、測量士試験に落ちるリスクを確実に避けたい場合は検討するとよいでしょう。
測量士補となって測量士養成施設に1年通う
測量士補試験の受験・専門の養成施設に通学・学校で測量科目を習得する方法のいずれかで測量士補となった後、測量士養成施設に1年通う方法も挙げられます。
測量士養成施設とは、国土交通大学校専門課程普通測量研修特定の専門学校で、愛知県と東京都に1校ずつあります。
また、実務経験が必要ないため、現職を辞めずに測量士資格を取得できるのがメリットです。
すでに測量士補資格を有しており、専門学校に通えるのであれば、検討余地がある方法です。
ただし、100万円程度の学費を要する点には注意しましょう。
測量士になる方法のまとめ
測量士になる方法をまとめた図解は以下の通りです。
改めてまとめると、測量士になる方法としては以下の4つが挙げられます。
測量士になる方法4選 |
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それぞれの方法によって、測量士資格取得までにかかる期間や必要な費用は異なります。
資金・年齢・住まいなど自身の状況に応じて、最も向いている方法で測量士を目指すとよいでしょう。
測量士試験を受験して合格を目指す場合は、アガルートの講座を受講するのがおすすめです。
測量士試験の概要
測量士試験の概要についてもまとめました。
測量士試験の概要 |
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測量士試験には受験資格がなく、受験のハードルは低いものの、合格率は10〜20%程度で難易度が高いため、しっかりと試験対策した上で臨まなければいけません。
測量士試験の受験資格はなし
測量士試験には受験資格が設けられていないため、誰でも受験できます。
ただし受験地は、北海道・宮城県・秋田県・東京都・新潟県・富山県・愛知県・大阪府・島根県・広島県・香川県・福岡県・鹿児島県・沖縄県に限られる点には注意しましょう。
受験料は4,250円(税込)で、試験は毎年1回不定期で開催されます。
2024年7月時点で令和6年度の受付期間は終了しているため、受験を考えている場合は早くても令和7年度の測量士試験に申し込む必要があります。
測量士試験の合格率は10〜20%程度で難易度高め
平成30年度から令和6年度までの過去7年間の合格率をまとめました。
実施日 | 受験者(人) | 合格者(人) | 合格率 |
令和6年 | 3,717 | 485 | 13.0% |
令和5年 | 3,667 | 379 | 10.3% |
令和4年 | 3,194 | 460 | 14.4% |
令和3年 | 2,773 | 498 | 18.0% |
令和2年 | 2,276 | 176 | 7.7% |
令和元年 | 3,232 | 479 | 14.8% |
平成30年 | 3,345 | 278 | 8.3% |
(引用元:国土交通省国土地理院公式HP)
令和2年度の合格率は7.7%と低くなっていますが、測量現場にて現れる可能性が低い観測値等を使用していたことが原因として考えられます。
国土地理院のHPには、令和3年度以降は実際の測量現場を反映した適切な問題設定となるよう、留意すると記述されていました。
令和2年測量士試験(午後)〔No.2〕問Dの問題設定において、実際の測量現場では現れる可能性が極めて低い観測値等が使われておりました。この問題に関しては、与えられた条件で計算結果が得られることから採点時に特別な扱いはいたしておりませんが、より実際の測量現場を反映した適切な問題設定となるよう十分に留意してまいります。
(引用元:国土交通省国土地理院公式HP)
そのため、測量士試験の合格率は10〜20%程度と考えて問題ありませんが、令和3年度を除外しても合格率は低く、難易度が高い試験といえます。
「測量士試験が難しい」と感じた場合は、測量士試験よりも難易度が低く、試験科目も被っている測量士補試験から段階的にチャレンジするのもおすすめです。
測量士補試験の合格率の推移は以下の通りです。
実施日 | 受験者(人) | 合格者(人) | 合格率 |
令和6年 | 13,633 | 4,276 | 31.4% |
令和5年 | 13,480 | 4,342 | 32.2% |
令和4年 | 12,556 | 5,540 | 44.1% |
令和3年 | 12,905 | 4,490 | 34.8% |
令和2年 | 10,361 | 3,138 | 30.3% |
令和元年 | 13,764 | 4,924 | 35.8% |
平成30年 | 13,569 | 4,555 | 33.6% |
(引用元:国土交通省国土地理院公式HP)
過去6年間の合格率からも、測量士補試験の合格率は30〜40%程度と高く、測量士試験よりも合格を目指しやすい試験といえます。
測量士試験は択一式と記述式の点数で合否判定
測量士試験では、午前の択一式で700点中400点以上で、かつ午後の記述式との合計が1,400点中910点以上であれば合格と認定されます。
択一式では28問出題されて、記述式では必須問題1題と選択問題4題のうち2題を選択して解答する方式です。
なお、アガルートによると、過去5年間の午前試験のみの合格率は以下の通りです。
実施日 | 受験者(人) | 午前試験合格者(人) | 午前試験合格率 |
令和4年 | 3,194 | 1,297 | 40.6% |
令和3年 | 2,773 | 1,138 | 41% |
令和2年 | 2,276 | 544 | 23.9% |
令和元年 | 3,232 | 1,516 | 46.9% |
平成30年 | 3,345 | 909 | 27.2% |
(引用元:アガルート公式HP)
午前試験のみの合格率は20〜40%程度と比較的高いことから、午後試験でいかに点数を取れるかどうかが合否の分かれ目といえます。
測量士試験に関するよくある質問
測量士試験に関するよくある質問 |
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最後に、税理士資格の独学に関するよくある質問にお答えします。
働きながら測量士資格を取得するためには?
本記事では、測量士になる方法を4選紹介しましたが、社会人であれば測量士試験の合格を目指す方法が一般的です。
他の方法では、規定年数以上の実務経験を積んだり、学校や養成施設に通ったりする必要があるため、仕事との両立が困難です。
測量士試験の学習方法としては、アガルートの測量士講座を受講することをおすすめします。
アガルートでは、まとまった勉強時間を取りづらい場合でも効率的に学習を進められます。
測量士試験の受験生は、多くの方が働きながら勉強時間を捻出しています。
もっとも効率的に合格を目指すのであれば、間違いなく講座を受講することでしょう。
(一部省略)
アガルートの測量士試験対策講座は、多くの合格者にインタビューでも語っていただいておりますが、細切れの時間で効率的に学習できるように構成しています。
例えば、インプット講義である「合格総合講義」は、論点ごとに非常に短いチャプターで切っています。
是非、資料請求をしていただき、サンプル講義をご視聴ください。
テキストや過去問集も、常に持ち運べるようにコンパクトに作っています。
また、講義の音声をダウンロードできるため、テキストを開けないような場所でも耳で学習することができます。
(引用元:アガルート公式HP)
このように、アガルートの動画講義やテキストは、スキマ時間や外出先でも勉強できるように構成されているのが分かります。
仕事が忙しくて多くの勉強時間を確保できない場合は、アガルートの測量士講座を利用して最短で測量士試験の合格を目指しましょう。
測量士試験に合格するのはすごいこと?
国家試験である測量士試験の合格率は10〜20%程度で、難易度が高いため、合格は誇れることです。
ただし、合格率が低いからといって、身構える必要はありません。
頻出問題の対策を入念に行えば、合格基準点を突破できる可能性を高められます。
比較的過去問が繰り返し出題されやすい「午前試験」と「午後試験の必須問題」が合計1000点あるため、合格点である910点を超えるには、過去問の充分な演習は、測量士試験合格の絶対条件となります。
(引用元:アガルート公式HP)
過去問と似た問題の配点が合格基準点を超えていることから、過去問を用いた学習は欠かせません。
過去問を用いた学習に力を入れたい場合は、過去問解説に特化したアガルートの「合格総合カリキュラム」や「測量士試験 過去問解説講座(午前試験・午後試験)」がおすすめです。
なお、記述式において、「自分の解答の正誤を解説講義から判断するのが難しい」と感じる場合は、添削オプションも合わせて利用しましょう。
測量士試験を解くのに必要な数学の公式はどんなレベル?
アガルートによると、測量士試験の問題を解くのに必要な数学の論点は以下の通りです。
項目 | 内訳 |
数 |
|
単位 |
|
図形 |
|
座標 | – |
二次方程式 | – |
行列 | – |
確率 | – |
(引用元:アガルート公式HP)
数学に苦手意識がある場合、抵抗を感じるかもしれませんが、アガルートのHPには、勉強すれば誰でも解けるようになれると記述しています。
では、この範囲の数学をどれぐらいのレベルで習熟する必要があるでしょうか。
答えは単純で、「過去問が解ければそれでいい。」です。
深追いする必要はありません。
(一部省略)
小数と分数の四則計算(+-×÷)ができれば、それからとそれ以上についてはすべて講義で身に着けることができますので、是非、チャレンジしてみてください!
(引用元:アガルート公式HP)
各項目に関して深追いする必要はなく、四則計算ができれば、測量士試験の問題を解けることが分かります。
実際に、数学が不得意でもアガルートの測量士講座によって、測量士試験に合格できた体験記もありました。
実は数学が一番不得意分野でしたので、最初はそこが、受講の一番の理由でした。自主学習ではとても身につけられないと分かっていたのです。
(一部省略)
そう言うわけで、カリキュラムの初めの数学基礎知識は結構身構えていました。ところが、受講してみますと、どう言う理由でこの計算になるのか頭の中で色々な点が繋がって線になり、実際の仕事にかかわる数学は理解できる、それどころかあんなに嫌いだった数学がこのように使えるのは画期的だと、逆に楽しくなっていったのはまあ新鮮な驚きでした。
絶対に点が取れないと思っていた数学が実は、一番点が取れる分野だと後から気づきました。というのは、記述式で語句を書き込む問題の場合、書き方というものは色々とあるわけで、答えを一つに絞るのに苦労することがあります。しかし数学の場合は答えは一つです。この分野クリアできたのは本当にこの講座のおかげだと思います。
(引用元:アガルート公式HP)
測量士試験の数学は、学校で学習する内容とは異なるため、体験記のように数学が苦手な場合でも楽しく学習を進めやすいでしょう。
まとめると、測量士試験における数学は、勉強すれば誰でも身につけられるレベルです。
そのため、測量士に興味があれば、数学の知識に関わらず学習に臨むのをおすすめします。
過去問のみの学習で測量士試験に合格できる?
測量士試験は、過去問の傾向と似た問題が多く出題されるため、測量士に関する知識があれば、過去問のみの学習でも合格できる可能性はあります。
ただし、過去問では最新の情報を踏まえた試験問題に触れられないため、アガルートでは過去問のみの学習を推奨していません。
やみくもに過去にさかのぼり、多くの過去問を解くのは非効率です。
それよりも、時流に沿った問題を多く解き、実際に皆さんが受験される年度に出題される問題に触れるべきです。
また、法改正や新しい測量技術については、過去問に出題されていないものが新規に出題されるため、そうした情報に広くアンテナを張ることも重要です。
(引用元:アガルート公式HP)
過去問と似た問題が出題されやすい試験ですが、過去問以外にも法改正・最新の測量技術を把握しておかなければいけません。
一人で情報収集するのが困難であれば、測量士講座を受講して、講師に質問・相談するのもよいでしょう。
また、過去問以外の学習ツールとしてはテキストが挙げられます。
過去問をパターン化するのに最適なツールが、実はテキストです。
過去問を解くことができるよう構成されたテキストは、内容それ自体が過去問のパターンの辞典になっています。
さらに、テキストは、体系的に編集されているため、パターン化した過去問をさらに体系的に並べているとも言えます。
これは、実は、テキストこそ、過去問の繰り返しに終始してしまう測量士試験の学習の救世主であることを示しています。
(引用元:アガルート公式HP)
アガルートのテキストのように、体系的に編集されたテキストを用いれば、過去問の傾向も整理しやすいでしょう。
確実に測量士試験の合格を目指したいのであれば、過去問とテキストを併用した学習方法がおすすめです。
測量士を独学するのに独学合格者のブログは役に立つ?
測量士の独学に関するブログには、勉強方法・テキスト・スケジュール・心構えなどの内容が記載されており、独学のノウハウを習得できます。
しかし、当サイトの調査では、測量士試験の学習内容を体系的に扱っているブログはありませんでした。
そのため、ブログを閲覧するだけで測量士試験の合格を目指すのは難しく、独学の場合でも、テキストなどの学習ツールが必要です。
「学習手順が分からない」など、独学の過程で悩みや不安が生じた場合は、独学経験者のブログを参考にするとよいでしょう。
測量士試験と測量士補試験で勉強時間は異なる?
アガルートによると、測量士試験の勉強時間は約300時間に対して、測量補試験の勉強時間は約200時間が目安です。
まず最初に、測量士試験の合格に必要な勉強時間は、約300時間程度と中山は考えています。
これは想定している勉強時間(あるいは聞いたことがある勉強時間)からすると、相当短い勉強時間ではないでしょうか。
でも本当は、これでも相当余裕を持った時間にしています。
(引用元:アガルート公式HP)
勉強スピードや知識量により勉強時間は前後しますが、一般的な勉強時間は約200時間と言われております。
(引用元:アガルート公式HP)
それぞれの試験で勉強時間が異なるのは、試験内容が違うからです。
試験 | 測量士試験 | 測量士補試験 |
試験科目 |
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(引用元:国土交通省国土地理院公式HP)
測量士試験では、測量士補試験の試験科目に加えて、「測量士に関する法規及びこれに関連する国際条約」と「地理情報システム」が含まれます。
なお、紹介した勉強時間は初学者を想定しているため、測量士に関する知識があれば、より短い勉強時間での合格を目指せます。
測量士補から測量士を目指す場合、測量士補試験の独学は難しい?
測量士補試験は、独学でも合格を目指せます。
測量士補試験の合格率は30〜40%程度で、測量士試験よりも合格を目指しやすい資格です。
アガルートでも、測量士補試験は独学で合格できる資格として紹介されています。
測量士補試験を独学で勝ち抜いた!という方を多く耳にします。
正しい勉強をすることができれば、独学でも十分合格が狙える資格であるのは事実です。
(引用元:アガルート公式HP)
測量士補の独学に取りかかる前に、正しい勉強法を知っておくことで、測量士補試験の合格率を高められます。
測量士補の独学についてはこちらの記事をご覧ください。
測量士補資格から取得する場合の通信講座もアガルートがおすすめ?
測量士補資格では、アガルートをはじめとしたおすすめの通信講座が複数あります。
アガルートの測量士補講座には、測量士講座と同様に、オリジナルテキスト・動画講義・オンラインで講師に直接質問できるサポートといった特徴があり、最短での合格を目指せます。
また、令和5年度におけるアガルートの受講者の合格率は、全国平均の2.96倍である95.2%と圧倒的な実績です。
他にも、実績を重視するのであれば、1994年からの受験指導暦のあるLECがおすすめです。
測量士補の通信講座・予備校についてはこちらの記事をご覧ください。
まとめ:通信講座の利用で測量士を目指す場合は評判のいいアガルートがおすすめ
この記事では、アガルートの測量士講座の特徴や評判について解説しました。
測量士になるために、通学や実務経験を積む方法がありますが、時間や高額な学費を要するため、測量士試験の合格を目指すのが一般的です。
アガルートの測量士講座は、効率的に合格を目指せる独自のテキスト・動画講義や、サポート制度が揃っています。
アガルートの受講者は、67.61%と高い合格率を誇っていることからも、測量士講座の質の高さがうかがえます。
実際に、アガルートのHPに掲載された合格体験記やTwitterでも、アガルートの測量士講座は、教材内容が分かりやすくかつ手厚いサポートを受けられる通信講座として評判です。
もしかしたら、アガルートの測量士講座のコスト面で抵抗を感じているかもしれませんが、返金制度・割引制度・分割払い手数料無料キャンペーンを活用すれば、通常の受講料よりも安い価格でお得に受講できます。
測量士試験の受験を考えている場合は、アガルートの測量士講座を利用して、最短での資格取得を目指しましょう。
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