アクチュアリーとは統計論や統計学などといった数学的手法を用いて将来のリスクなどの評価を行う専門家です。
人口、事故率、気象情報、政治などの統計を収集し、保険料算出や保険商品作成、資産運用などの分野で活用します。
アクチュアリーはその業務内容からも分かるように、統計や数学的思考などを必要とすることから専門的な知識が必要になってきます。
学習方法がたくさんあり悩むことがあるでしょうが、アクチュアリーの資格を取得し、アクチュアリー関係の仕事に就くことを考えた場合予備校や通信教育がおすすめでしょう。
自分のペースで学びながら、必要なサポートも受けることができる予備校や通信教育でアクチュアリーとしてデビューしましょう。
おすすめの通信講座・予備校ランキング
アクチュアリーとして活躍するためには資格をとる必要がありますが、資格取得には通信教育や予備校がおすすめでしょう。
おすすめの通信講座について以下にまとめました。
会社名・講座名 | 料金 | 特徴 |
アガルート
販売終了 |
基礎講座・生保数理:55,000円(税込)
基礎講座・過去問解説講座パック:85,800円(税込) |
アガルート講師描き下ろしのオリジナルテキスト |
アクチュアリー・ゼミナール | 【アクチュアリー1次試験対策講座2024】(数学・生保数理・損保数理・年金数理の4講座)
基礎講座:1講座あたり49,800円 過去問徹底解説講座:1講座あたり69,800円 基礎講座+過去問徹底解説講座:1講座あたり99,800円 |
13年分の過去問演習の解説を行う |
シグマインベストメントスクール | 基本コース・数学(確立・統計・モデリング):79,200円(税込)
基本コース・生保数理:79,200円(税込) 基本コース・年金数理:79,200円(税込) 基本コース・損保数理:79,200円(税込) 生保コース・生保1、2:各105,600円(税込) |
1次試験突破のための基礎コースが充実 |
東京国際アクチュアリーアカデミー | 1次試験対策講座(初心者)【数学・生保数理・年金数理・やさしい投資理論】
1科目あたり46,200円(税込・通常) 1科目あたり33,000円(税込・学生) 1次試験対策講義(本講座) 【生保数理・損保数理・年金数理・数学】 1科目あたり112,400円(税込) 1科目あたり66,000円(税込・学生) 【会計・経済・投資理論】 1科目あたり44,960円(税込) 1科目あたり26,400円(税込・学生) KKT受験パック 110,880円(税込・通常) 55,440円(税込・学生) |
学割や複数講座受講による割引などが用意されている |
セミナーインフォ (※現在は受付終了) | 50,000円(税込)
数学、生保理数、損保理数、年金理数 |
短期合格を目指した基礎から総仕上げまでのオールインワン教育 |
アガルートのアクチュアリー通信講座
アガルートは資格予備校支持率、クチコミ評価、サポート体制ともにNo1となった資格予備校です。(日本コンシューマーリサーチ調べ)
これほどまでに多くの人々に支持されている理由にはサポート体制と講義内容の分かりやすさがあります。
販売終了しました。
項目 | 内容 |
価格 | 基礎講座・生保数理:55,000円(税込)
基礎講座・過去問解説講座パック:85,800円(税込) |
合格率・合格実績など | なし |
教材の特徴 | 講師オリジナルの書き下ろしテキスト |
アガルートは基本的な生保数理を学ぶ基礎講座に加え、過去問解説講座も含めたパックも用意しています。
基礎知識をインプットした上で過去問演習で知識の定着を図りたいという人にとっては過去問解説講座パックはお得と言えるでしょう。
アガルートの講座の特徴
アガルートの講座の特徴は価格設定にあるでしょう。
アガルートはオンライン講義をメインとしているため、教室設置の料金や人件費を大幅にカットし、その分を受講生に還元するという形をとっています。
アクチュアリー試験予備校・通信講座において低価格を実現することに成功しました。
アガルートの講座をお勧めする人
アガルートの講座をお勧めする人は価格を抑えながら効率よく資格取得をしたいと考えている人です。
アガルートはオンライン講座で必要経費を削減したことにより他社と比べて低価格で高品質な通信教育の提供に成功しました。
低価格でありながらオンラインでわかりやすいプロフェッショナルの講義をいつでもどこでも受講できるため、低価格で高品質な講義を受けたいと考えている人にはお勧めです。
おすすめするポイント
・プロフェッショナルによるオリジナルテキスト
アガルートで使用しているテキストは全てアクチュアリー試験に精通したアガルート講師が精査、作成したものです。
どうしても難解な問題や分野が多く勉強そのものが苦痛になってしまいがちですが、アクチュアリー試験のプロフェッショナルである講師が効率よく学習できるよう作成したテキストで無駄なく学び、合格に近づくことができるでしょう。
・分かりやすさを追求した講義動画
アクチュアリー試験に精通したアガルート講師が分かりやすさを追求した講義を提供します。
オンラインの講義動画なので、プロフェッショナルの分かりやすく、つまづきやすい所やポイントを解説した高品質動画がいつでもどこでも視聴できます。
・過去問を分析しつくした合格に近づく講座
アガルートのアクチュアリー講座は過去の出題傾向を精査し分析しつくした上で「受講生の合格に必要なものは何か」考え作成しています。
合格のために必要な知識を効率よく学ぶために、「知識が足りない」「余分な情報」これらをすべてカットし最短距離で合格ができるような仕組みになっています。
・スキマ時間の活用ができる
アガルートは講義動画をオンラインで視聴できる他に音声ダウンロードなども行っています。
動画を見ることが難しい環境でも講義音声を聞くことで、耳から知識の吸収を促していきます。
また、講義動画にも倍速再生やテキスト同時表示などの工夫も盛り沢山なのでより効率的な学習が可能でしょう。
・わからない所は気軽に質問できるサポート体制
勉強をしているとどうしても分からない所が出てきてしまいますが、アガルートの場合は電話やメールの受講相談以外にもZOOMでの相談も受け付けています。
(電話・ZOOMの場合は予約制)
その場で分からない所をすぐに聞きたい、顔を見ながら相談したいという人には安心感があると言えるでしょう。
アクチュアリー・ゼミナールのアクチュアリー通信講座
アクチュアリー・ゼミナールは日本アクチュアリー会正会員のアクチュアリーが少人数・個別指導を行うスクールでこの体制は業界初といえるでしょう。
独学や動画のみでは分からない部分についてもオーダーメイド指導を行うため、かゆい所に手が届くスクールと言えます。
項目 | 内容 |
価格 | 【アクチュアリー1次試験対策講座2024】(数学・生保数理・損保数理・年金数理の4講座)
基礎講座:1講座あたり49,800円 過去問徹底解説講座:1講座あたり69,800円 基礎講座+過去問徹底解説講座:1講座あたり99,800円 |
合格率・合格実績など | 2020年2次試験
生保1:17.6%、生保2:15.5% 損保1:16.4%、損保2:24.3% 年金1:10.0%、年金2:20.0% |
教材の特徴 | 過去問13年分全問解説 |
→アクチュアリー・ゼミナール公式HPでアクチュアリー講座の詳細を見る
アクチュアリー・ゼミナールの講座の特徴
アクチュアリー・ゼミナールの特徴は豊富なコース設定にあります。
個別指導・少人数指導による受験生の合格を目指しているアクチュアリー・ゼミナールですが、受講生が求めているものに対して応えられるように講義動画授業の他に、個別指導も用意しています。
Skypeを活用したマンツーマン指導によって専門の講師が自分だけのために授業してくれるため、分からないことをなくすことができるでしょう。
→アクチュアリー・ゼミナール公式HPでアクチュアリー講座の詳細を見る
アクチュアリー・ゼミナールの講座をお勧めする人
アクチュアリー・ゼミナールの講座をお勧めする人は分からない所は納得できるまで取り組みたいと考えている人、オーダーメイド指導を受けたいと考えている人でしょう。
自宅で受講できる動画講義の他にSkypeを活用したマンツーマン指導も行っているため、分からない所は納得できるまで何度でも質問することができます。
→アクチュアリー・ゼミナール公式HPでアクチュアリー講座の詳細を見る
おすすめするポイント
・分からない所のみの質問で料金を抑える
勉強していると分からない所がでてきます。
アクチュアリー・ゼミナールの質問スタイルは「分からない所のみ」です。
基本料金を抑えて質問はプラスαの設定、分からない所だけを質問したいという人にとっては授業料の総額を抑えることもできます。(1人あたり累計50回まで)
・Skype授業でマンツーマン指導
講義動画の視聴もいいですが、自分の分からない所や苦手分野を重点的に教えて欲しいということもあります。
アクチュアリー・ゼミナールではSkypeを使用したマンツーマン指導もありますので、かゆい所に手が届く指導を受けることができます。
苦手や不安に的を絞った指導、勉強でより合格へショートカットすることができるでしょう。
・過去問13年分徹底解説!
資格取得において過去問研究は欠かせません。
過去にどのような試験問題が出題されたか、どのような傾向で次の試験が出題されるか予想するためにも過去問を知ることは重要です。
アクチュアリー・ゼミナールでは過去13年分の解説を丁寧に行いますので、過去問研究はしっかりできるでしょう。
・高校数学からの復習もサポート
アクチュアリーになるためには基礎勉強が重要です。
アクチュアリー試験には数学的思考が欠かせませんが、意外と高校時代の基礎の勉強部分が抜け落ちてしまっているということも多いです。
アクチュアリー・ゼミナールでは高校数学からの復習講座も用意しているため、数学に自身がなく不安という人も安心して勉強を進めることができます。
・アクチュアリー正会員が講師!
アクチュアリー・ゼミナールの講師はアクチュアリー正会員のメンバーです。
アクチュアリー正会員のメンバーだからこそ、アクチュアリー試験の実態やアクチュアリーとして働くということについて非常に詳しいといえるでしょう。
アクチュアリーとして必要な知識をアクチュアリーから教わることによって合格に一歩近づくことができるでしょう。
→アクチュアリー・ゼミナール公式HPでアクチュアリー講座の詳細を見る
シグマインベストメントスクールのアクチュアリー予備校
シグマインベストメントスクールは1970年に金融や財務のプロフェッショナル育成を目的に開講されました。
通信教育やeラーニング、通学など様々な教育携帯があることが特徴です。
項目 | 内容 |
価格 | 基本コース・数学(確立・統計・モデリング):79,200円(税込)
基本コース・生保数理:79,200円(税込) 基本コース・年金数理:79,200円(税込) 基本コース・損保数理:79,200円(税込) 生保コース・生保1、2:各105,600円(税込) |
合格率・合格実績など | なし |
教材の特徴 | 1次試験突破のための基本コースが充実 |
※基本コース・会計経済投資理論については受講料未定とのことです。
1次試験に対応できるよう全科目の対策講座が用意されています。
その中でも最重要といっても過言ではない数学については入門コースもあるため初学者も安心して取り組むことができるでしょう。
→シグマインベストメントスクール公式HPでアクチュアリー講座の詳細を見る
シグマインベストメントスクールの講座の特徴
シグマインベストメントスクールの講座の特徴は1次試験の5教科すべてに基本コースが用意されているという点です。
基本コースでは合格に必要な力を身につける知識が豊富につめこまれているため、この講座を受講するだけで1次試験合格に一気に近づくでしょう。
→シグマインベストメントスクール公式HPでアクチュアリー講座の詳細を見る
シグマインベストメントスクールの講座をお勧めする人
シグマインベストメントスクールをお勧めする人はまずは1次試験合格を目指したいという人と初学者の人です。
シグマインベストメントスクールは初学者に対応した入門コースも用意しているため、最重要科目である数学を基礎から学びしっかりと力をつけることができます。
また基本コースのみで合格に必要な力が手に入るためまずは1次試験突破したいと考えている人にはぴったりでしょう。
→シグマインベストメントスクール公式HPでアクチュアリー講座の詳細を見る
おすすめするポイント
・アクチュアリー試験を知り尽くした講師陣
シグマインベストメントスクールの講師は過去に行われたアクチュアリー試験の隅から隅まで知り尽くした講師陣です。
インプットとアウトプットを効率的に行う授業で合格までの最短ルートを示してくれるでしょう。
・2次試験対策は実務経験豊富な講師が担当
1次試験に合格しアクチュアリー準会員になった後には2次試験があります。
ここまで来たら2次試験も突破したいと考えるもの、シグマインベストメントスクールでは2次試験対策専門の実務経験豊富な講師が2次試験突破のために必要なノウハウを伝授します。
・インプットとアウトプットのバランスの取れた講義
試験合格のためにはインプットのみもアウトプットのみでもいけません。
知識を入れ、入れた知識を上手に活用してこそ合格に近づくのですが、1人ではなかなかバランスよく行うことは難しいでしょう。
シグマインベストメントスクールではインプットとアウトプット両方をバランスよく行うため最短距離で合格することができると言えます。
・通信教育も対面講座も可能
シグマインベストメントスクールでは通信教育はもちろん、eラーニングや講師派遣研修、通学スクールなど様々な教育形態があります。
自分に適した教育体系を選択して勉強を進めることができます。
(感染症対策のため現在は通学講座に人数制限あり)
・こまめな情報提供
シグマインベストメントスクールではホームページ上でアクチュアリー試験のために必要な事項や講座の連絡を随時配信しています。
ホームページを確認することで試験へのモチベーションが高まることはもちろん、必要な情報をとりこぼさずにチェックすることができます。
→シグマインベストメントスクール公式HPでアクチュアリー講座の詳細を見る
東京国際アクチュアリーアカデミーのアクチュアリー予備校
東京国際アクチュアリーアカデミーは2010年に創設された株式会社ヨシダ・アンド・カンパニーで行っているアクチュアリー育成のための講座です。
国際的視野をもつアクチュアリー教育と研修に係る総合教育を担っています。
項目 | 内容 |
価格 | 1次試験対策講座(初心者)【数学・生保数理・年金数理・やさしい投資理論】
1科目あたり46,200円(税込・通常) 1科目あたり33,000円(税込・学生) 1次試験対策講義(本講座) 【生保数理・損保数理・年金数理・数学】 1科目あたり112,400円(税込) 1科目あたり66,000円(税込・学生) 【会計・経済・投資理論】 1科目あたり44,960円(税込) 1科目あたり26,400円(税込・学生) KKT受験パック 110,880円(税込・通常) 55,440円(税込・学生) |
合格率・合格実績など | なし |
教材の特徴 | 基礎から合格に必要な力を身につけることができるテキスト |
今年度も講座を申し込んだ人対象で昨年度講義内容動画を何科目でも特別価格で購入できる「複数年度受講割引」があります。
→東京国際アクチュアリーアカデミー公式HPでアクチュアリー講座の詳細を見る
東京国際アクチュアリーアカデミーの講座の特徴
東京国際アクチュアリーアカデミーの講座の特徴はインターンシップも可能であるという点です。
学生対象に就職活動や入社後に役立つアクチュアリー実務研修インターンシップも受け付けています。
将来のために一歩進んで学びたいと考えている学生にぴったりでしょう。
→東京国際アクチュアリーアカデミー公式HPでアクチュアリー講座の詳細を見る
東京国際アクチュアリーアカデミーの講座をお勧めする人
東京国際アクチュアリーアカデミーの講座をお勧めする人は学生でアクチュアリーになりたいと考えている人でしょう。
東京国際アクチュアリーアカデミーでは受講料で学割が適用される講座があることに加え実務研修インターンシップも受け付けています。
将来アクチュアリーとして活躍したいと考えている人は周りよりも一歩リードするきっかけとなるでしょう。
→東京国際アクチュアリーアカデミー公式HPでアクチュアリー講座の詳細を見る
おすすめするポイント
・受講料一部学割適用される
東京国際アクチュアリーアカデミーの講義受講料は一部で学割が適用されます。
学生で金銭的に大きな出費は厳しいが将来アクチュアリーとして活躍したいと考えている人にはぴったりでしょう。
・国際的な視野をもつアクチュアリーになれる
東京国際アクチュアリーアカデミーでは日本アクチュアリー会実施の試験全科目に加え、米国アクチュアリー協会資格試験対策講座も開講しています。
日本のみならず海外でも活躍できるアクチュアリーを目指している人は東京国際アクチュアリーアカデミーを選択すべきでしょう。
・豊富な講座設定
初学者に向けた基礎的な内容を学ぶための講座の他にも1次試験対策の基本講座、さらに米国アクチュアリー会試験対策講座も用意しています。
アクチュアリーになりたいと考えている人は自分のレベルや目指すべきものに応じて講座を選択することができます。
・まとめて受講することで受講料が割引される
東京国際アクチュアリーアカデミーでは受講料の学割以外にも割引が用意されています。
基本講座で会計、経済、投資理論を合わせて申し込みした場合、合計金額から30%割引で受講することができます。
・様々な分野の専門家の話を聞く機会がある
東京国際アクチュアリーアカデミーでは「特論セミナー」と呼ばれる専門家による最新トピックセミナーを開催しています。
様々な分野の専門家の話を聞くことができる貴重な経験をすることができます。
→東京国際アクチュアリーアカデミー公式HPでアクチュアリー講座の詳細を見る
セミナーインフォのアクチュアリー予備校
セミナーインフォは2021年11月1日で申し込み終了しました。
ホームページによると2022年以降のアクチュアリー試験対策講座開講、動画資料の販売はないとのことです。
セミナーインフォのアクチュアリー講座では「習うより慣れろ」ということで入門から基礎、直前総仕上げまでオールインワンの講座で学ぶことができました。
合格対策に詳しいベテラン講師が厳選した基礎問題解法を示した上で、理論や指定テキストの解説を行ってきたため、試験までに合格レベルにもっていくための工夫が施されていると言えます。
項目 | 内容 |
価格 | 50,000円(税込)
数学、生保理数、損保理数、年金理数 |
合格率・合格実績など | なし |
教材の特徴 | いつでもどこでも繰り返し見ることができる講義動画 |
アクチュアリー通信講座・予備校の選び方のポイント
アクチュアリーの講座や予備校びのポイントとしては講座の受講費用、テキストの内容、サポートの有無、学習内容、会社の信頼性が挙げられます。
講座の受講費用
アクチュアリーの講座の受講費用は主要4社を比較したところ平均5万円前後ということがわかりました。
講座の受講費用を考えた場合、アクチュアリー・ゼミナールは費用を抑えつつ個別指導も行っているということからコストパフォーマンスは良いと言えます。
講座の内容や学割、キャンペーン価格適用の有無によって金額が多少変わりますのでご了承下さい。
教材や講義の内容
勉強の際にはやはり教材や講義の内容が非常に重要になるでしょう。
教材や講義の内容が自分に合っているか、分かりやすいかによって今後の勉強の捗りや進み具合が変わってくるといっても過言ではありません。
アクチュアリーの資格を取得するためには過去問研究が欠かせません。
過去にどのような問題が出題されてきたのか、しっかり押さえることによって傾向がつかめるようになり合格に近づくといえるでしょう。
以上の点をふまえて、インプットとアウトプットのバランスがきちんととれている教材内容のシグマインベストメントスクールの場合、覚えた内容を活用して試験問題に対応できるか、確実に覚えているか1つひとつ確認しながら進められるため、知識の定着がより図りやすいといえます。
→シグマインベストメントスクール公式HPでアクチュアリー講座の詳細を見る
サポート
通信教育や予備校のサポート体制の有無も大切です。
1人で学習しているとどうしても分からない所がでてきてしまいますが、分からないところをそのままにしてしまうと疑問や苦手意識が雪だるま式にふくらんでしまい、後戻りができなくなってしまうことがあります。
分からないことや不安なことはすぐに相談して解決するという体制があるかどうかも勉強し資格取得をするためには欠かせないチェックポイントでしょう。
つまりサポート面というところから質問を何度でも受け付けているだけでなく、電話やZOOMでの質問も可能なアガルートは勉強中もしも学習内容が分からなくなったとしても大丈夫という安心感があると言えます。
また、東京国際アクチュアリーアカデミーもセミナー開講やインターンシップ受付という他社では見ないサポートも行っているため、自分の力を高めていきたいと考えていてそのためのサポートを受けたいと考えている人には適しているでしょう。
学習可能な内容
学習範囲が自分の学びたい分野に適しているかということも肝心です。
自分の学習レベルや学びたい内容についてしっかりと学ぶことができるかどうか受講前に確認することで、受講後「知りたかったことが学べない」「試験対策としては不十分だ」ということが防げるでしょう。
学習範囲が自分の学びたい分野に適しているものを選択するためには開講講座が多いほうが選択肢が広がりますので、選択肢の多さという面からシグマインベストメントスクールがおすすめと言えます。
基本的なことを学べるということに加えて、基礎に自信のない人向けの講座も開かれています。
→シグマインベストメントスクール公式HPでアクチュアリー講座の詳細を見る
会社の信頼性
通信教育や予備校を選択するために会社の信頼性を確認することも必要です。
これまでどれくらいの年月受験生を教えてきたのか、どのようなポリシーでもって経営してきたのか、そして何人くらいの合格者を輩出してきたのかというデータは会社の歩みや信頼性を示すバロメーターになります。
これまでの会社の信頼性、長年の研究の結果積み重ねてきたノウハウを受講生に伝えることができるということから40年という歴史の長さがあるシグマインベストメントスクールがおすすめです。
→シグマインベストメントスクール公式HPでアクチュアリー講座の詳細を見る
アクチュアリーの通学・通信講座の比較
アクチュアリーの通学・通信講座について料金、キャンペーン、テキスト内容、サポート内容、初学者の立場に立っているかどうかで見ていきましょう。
アクチュアリー講座を料金から比較
- 49,800円(税込)
基礎講座 アクチュアリー・ゼミナール - 26,400円(税込)
東京国際アクチュアリーアカデミー 1次試験対策講座本講座会計、経済、投資理論 学割 - 29,700円(税込)
入門コース数学 シグマインベストメントスクール - 33,000円(税込)
東京国際アクチュアリーアカデミー 1次試験対策講座初心者 学割 - 69,800円(税込)
過去問徹底解説講座 アクチュアリー・ゼミナール
アクチュアリーゼミナールは一般的な講義はもちろんのこと、個別対策にも力を入れているため、低価格でありながら初学者にも学びやすい講座ということができるでしょう。
また、質問は1回あたりの会計のため明朗会計、安価に抑えることができるというメリットがあります。
現在実施中のキャンペーン情報を比較
現在実施中のキャンペーンはありません。
アクチュアリーの通信講座を教材のボリュームや内容から比較
アクチュアリーのテキストの内容やボリュームの面から比較した際おすすめの講座はシグマインベストメントスクールです。
シグマインベストメントスクールではインプットとアウトプットをバランスよく行うことができるようテキストやカリキュラムが組まれているため、知識の定着がより図りやすいというメリットがあります。
→シグマインベストメントスクール公式HPでアクチュアリー講座の詳細を見る
アクチュアリーの通信講座をサポート面から比較
アクチュアリーの通信講座の中でもサポート面からおすすめする講座はアガルートです。
アガルートは担当講師に質問することができるのですが、質問回数は無制限です。
納得行くまで何度でも質問することができるでしょう。
また、メールのみならず電話やZOOMでの相談も受け付けている(電話・ZOOMは予約制)ので、直接顔を見ながら、声を聞きながら納得できるまで質問することができます。
アクチュアリーの試験勉強初心者におすすめの講座
アクチュアリーの試験勉強初学者におすすめ講座はアクチュアリー・ゼミナールです。
アクチュアリー・ゼミナールは過去13年分の試験過去問を丁寧に解説してくれるのみならず、個別指導や質問制度も充実しています。
個別指導によって苦手な分野や不安な箇所を重点的に質問することができるため、自分の苦手をなくすという点では初学者におすすめすることができるでしょう。
オーダーメイド指導でより短時間で合格に近づけると言えます。
アクチュアリーは通信と独学どちらがおすすめ?
アクチュアリーは統計などのデータ活用のプロフェッショナルであることから難関資格であるということができます。
アクチュアリーになるためには1次試験突破のために1科目100-200時間、2次試験専門科目のために300時間以上の勉強時間が必要と言われています。
これだけの長期間、長時間の学習で就留力を保ち効率的に学習を進めることは難しいでしょう。
一筋縄ではいかないこの資格を取得するためには自分1人のみの学習で非効率的に学習を進めるよりも、自分のペースで学びながら、わからない部分や不安の残る箇所はサポートを受けることができる通信教育がおすすめと言えます。
アクチュアリー資格は予備校と通信はどちらがおすすめ?
アクチュアリー資格取得のための効率的学習やサポートを受けることを考えた場合、予備校や通信教育が候補に挙がりますが、それぞれにメリットとデメリットがあることを念頭に置いておきましょう。
自分にはどちらの勉強スタイルが適しているか考えたうえで選択してください。
予備校のメリットとデメリット
予備校の場合指定された教室に通学し、生の講義を聞くということから学習のメリハリがつくでしょう。
また、ライバルとともに学習することによって競争心が芽生え、より頑張らなければと自分を奮起させることにもつながります。
デメリットとしては通学する必要があるため、完全に自分のペースで学習することは難しいということが挙げられます。
仕事や家事で忙しく通学時間がとれない、決められた時間に仕事や家事を離れるわけにはいかないという人には難しいでしょう。
通信講座のメリットとデメリット
通信講座のメリットは自分のペースで学習ができるということです。
自宅や通勤途中などのスキマ時間を有効活用して学習を進めることができます。
デメリットは1人での学習のため、モチベーションの維持が難しいことがあるということです。
通学のようなメリハリを自分でつけられない場合、勉強があまりはかどらず進みが遅くなってしまうということも考えられます。
アクチュアリー資格を目指す際の注意点
アクチュアリー資格を目指す際の注意点としては、
- アクチュアリーの基本となる数学を勉強する
- アクチュアリーの試験内容をしっかりと押さえる
が挙げられます。
注意点を頭に入れた上で効果的に学習し、合格を勝ち取りましょう。
アクチュアリーの基本となる数学を勉強する
アクチュアリーとは統計や確立を駆使して将来のリスク評価などを行う専門家であることからも分かるように数学が必要不可欠です。
アクチュアリーの基本は数学にあるといっても過言ではありません。
基本となる数学をしっかりと押さえることによって試験突破、実務でも活用することができるでしょう。
アクチュアリーの試験内容をしっかりと押さえる
アクチュアリーの試験内容は1次試験が基礎科目「数学」「会計・経済・投資理論」「年金数理」「損保数理」「生保数理」、2次試験が専門的知識を問う問題が出題されます。
2次試験は1次試験合格者のみ受験できるもので、「年金コース」「損保コース」「生保コース」の3つのコースから選択します。
試験で出題される内容や流れを押さえたうえで受験するようにしましょう。
アクチュアリー試験の概要や合格率・試験内容
アクチュアリーの試験内容や合格率は以下の通りです。
アクチュアリーの次回の試験日と申し込み期間は?
申込締切 2023年9月19日(火)10時から2023年10月11日(水)18時まで
試験日程
日程 | 科目 | 時間 |
2023年 12月11日(月) |
生保1・損保1・年金1 | 10:00~13:00 |
損保数理 | 14:30~17:30 | |
12月12日(火) | 生保2・損保2・年金2 | 10:00~13:00 |
生保数理 | 14:30~17:30 | |
12月13日(水) |
年金数理 | 10:00~13:00 |
数学 | 14:30~17:30 | |
12月14日(木) | 会計・経済・投資理論 | 14:30~17:30 |
試験日程や概要については日本アクチュアリー会から7月初旬頃に発表されることが多いため、来年の試験概要については2024年7月頃発表されると考えられます。
アクチュアリー試験の勉強時間と勉強を始めるタイミングは?
アクチュアリー試験に向けた勉強は1次試験の基礎科目の場合100-200時間程度と言われています。
1日2時間勉強するとしても1科目あたり2-3ヶ月以上の勉強時間を確保すべきでしょう。
専門科目の場合300時間以上の勉強が必要とされているため、1日2時間勉強するとしても5-6ヶ月の勉強期間が必要です。
学習と試験対策の両立は難しく、試験合格まで数年かかるということも珍しくありません。
アクチュアリー試験の難易度と合格率は?
1次試験(2022年度)
科目 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
数学 | 767人 | 108人 | 14.1% |
生保数理 | 482人 | 95人 | 19.7% |
損保数理 | 512人 | 110人 | 21.5% |
年金数理 | 369人 | 123人 | 33.3% |
会計・経済・投資理論 | 574人 | 188人 | 32.8% |
2次試験(2022年度)
科目 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
生保1 | 361人 | 52人 | 14.4% |
生保2 | 323人 | 51人 | 15.8% |
損保1 | 144人 | 22人 | 15.3% |
損保2 | 105人 | 11人 | 10.5% |
年金1 | 72人 | 5人 | 6.9% |
年金2 | 69人 | 12人 | 17.4% |
各科目10-20%程度の合格率ということからも分かるように難関資格と言えるでしょう。
基礎科目の1次試験の5科目と2次試験の専門科目の2科目、合計7科目に合格する必要があることから勉強や求められるレベルは非常に高いと言えます。
アクチュアリーの受験資格は?
アクチュアリーの1次試験は大学・短期大学を卒業した人に受験資格があります。
例外規定としては以下の内容が挙げられます。
- 大学3年生以上の者(4年制大学において、休学期間を除き2年以上在学し、かつ62単位以上の単位を修得した者)
- 高等専門学校卒業者
- 学士資格を有しない大学院生
- 外国の大学を卒業した者、または、外国において上記に相当する学校教育における課程を修了した者
- 生保数理、損保数理、年金数理等の日本アクチュアリー会資格試験の受験科目に関連する知識を必要とする、保険・年金などの業務に3年以上携わった者
2次試験は1次試験全科目合格の人に限られます。
アクチュアリーの通信講座に関するQ&A
アクチュアリーの通信講座に関するよくある質問 |
|
アクチュアリー資格の合格率は何%なの?
アクチュアリーの試験合格率は10-20%前後です。
1次試験と2次試験どちらも合格しなければならないことや、記述式問題も出題されることもあるため、簡単に合格はできないでしょう。
合格まで数年かかるということもありえるのです。
アクチュアリー資格の難易度は?
アクチュアリー試験の難易度は非常に高いと言えます。
1次試験と2次試験の両方に合格する必要があること、1次2次あわせて7科目を学習する必要があること、仕事や家事と学習の両立が難しいということからも資格の難易度は非常に高いといえます。
しかし、誰も受からない試験というわけではなく、しっかりと対策し合格まで諦めない気持ちがあれば合格することは可能ですので、諦めずにこつこつと知識を積み重ねることが重要でしょう。
アクチュアリー資格の合格目安の勉強時間は何時間?
アクチュアリー資格合格までに必要な勉強時間は1次試験で1科目100-200時間、2次試験で300時間前後と言われています。
1科目100-200時間が5科目あるため500-1000時間の勉強が必要でしょう。
2次試験の300時間前後の勉強と合わせると800-1300時間、1日2時間勉強を続けたとしても数年がかりの勉強との戦いになります。
アクチュアリーには受験資格はあるの?
1次試験受験資格としては「大卒・短大卒」となっています。
ただし特例規定もありますので、自分が受験資格を満たしているか受験前によくかくにんするべきでしょう。
例外規定は以下の通りです。
- 大学3年生以上の者(4年制大学において、休学期間を除き2年以上在学し、かつ62単位以上の単位を修得した者)
- 高等専門学校卒業者
- 学士資格を有しない大学院生
- 外国の大学を卒業した者、または、外国において上記に相当する学校教育における課程を修了した者
- 生保数理、損保数理、年金数理等の日本アクチュアリー会資格試験の受験科目に関連する知識を必要とする、保険・年金などの業務に3年以上携わった者
アクチュアリーの通信講座の費用はいくらくらい?
アクチュアリーの通信講座の費用は平均して5万円前後と言えます。
キャンペーンの割引や学割などの有無によって多少金額は前後しますのでご了承ください。
アクチュアリーの試験内容はどんなもの?
1次試験
科目 | 内容 | 出題範囲 |
数学 | 確率・統計・モデリング | 事象と確率、統計的検定、回帰分析など |
生保数理 | 生保数理の基礎および応用 | 利息の計算、生命表および生命関数、脱退残存表など |
損保数理 | 損保数理の基礎および応用 | 料率算定の基礎(回帰分析等を含む)、リスクモデル、純保険料と営業保険料の算定方法など |
年金数理 | 年金数理・年金財政の基本 | 年金数理の基本原理、計算基礎率、年金現価率など |
会計・経済・投資理論 | 会計・経済・投資理論の基本 | 財務会計の機能と制度、ミクロ経済学、投資家の選好など |
2次試験
「生保コース(生保Ⅰ、生保Ⅱ)」「損保コース(損保Ⅰ、損保Ⅱ)」「年金コース(年金Ⅰ、年金Ⅱ)」のコースから1つを選択します。
専門的知識を問うⅠと問題解決能力を問うⅡに分かれて出題されますが、中には時事問題や論述解答が求められることがあります。
アクチュアリーはどんな問題が出題されるの?
過去に出題された問題については日本アクチュアリー会のHPから確認することができます。
アクチュアリーはオンラインの講座はある?
アクチュアリーにはオンライン講座があります。
通学講座も用意されていますが、いつでもどこでも学習することができるオンライン講義もありますので、効率よく学習をすすめたいと考えている人は検討してみて下さい。
アクチュアリーの通信講座のまとめ
アクチュアリーは統計や数理業務のプロフェッショナルということもあり今日高い人気を誇っています。
その一方試験は難しく、なりたいと思っていてもなかなか独学では難しいという現実もあるため、アクチュアリーになるためには通信講座や通学などで効率よく学習することがおすすめです。
自分にぴったりの講座を見つける際にはこちらの記事を参考にしていただけると幸いです。
なお、アクチュアリーの年収や勉強時間などについて知りたい方は、以下の記事もご一読ください。
→アクチュアリー 年収の記事はこちら
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