中学生におすすめの通信教育のランキングと目的別の比較

「中学生の通信教育(通信講座)はどれを選べばいい?」「進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会の違いは?」と迷っていませんか。

中学生向けの通信教育は、料金・受講スタイル(タブレット/紙/映像)・受験対応レベルが各社で大きく異なり、お子さまの目的に合わない教材を選ぶと「続かない」原因になります。

この記事では、中学生に人気の通信教育7社を料金・受講形式・高校受験対策・不登校対応の観点で徹底比較し、目的別・学年別の選び方まで解説します。

結論として、迷ったときの選び方は次のとおりです。

【結論】目的別のおすすめ通信教育
※本記事の料金はすべて税込・2026年6月時点の情報です。
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徳永浩光

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目次

中学生向け通信教育の比較一覧表【2026年・7社】

まずは主要7社を一覧で比較します。

月額料金は学年や支払い方法(毎月払い/一括払い)で変わるため、代表的な金額の幅を記載しています。

各社の詳しい料金は、後述のランキングで学年別・支払い別の表にまとめています。

講座名 月額料金(税込・代表値) 受講形式 専用端末 高校受験対策 不登校・出席扱い こんな人におすすめ
進研ゼミ中学講座 約7,140〜7,190円 ハイブリッド(タブレット/紙+映像) 必須(6か月以上継続で無料) 標準〜難関 あり(専用サポート) 9教科の内申対策と受験を両立したい
スマイルゼミ中学生コース 約8,580〜11,880円 +タブレット初回10,978円 タブレット完結 必須 標準〜難関(特進クラス) 対応可(要確認) タブレット1台でシンプルに学びたい
Z会中学生コース 約9,980〜11,500円(5教科・12か月一括の月あたり) タブレット(教科選択可) 任意(12か月一括+5教科で実質0円) 標準〜難関(難関志向) 適合し得る(要確認) 難関校・応用力を伸ばしたい
スタディサプリ中学講座 約1,815〜2,178円(ベーシック) 映像授業中心 不要 標準〜やや応用 主軸としない 低価格でプロの授業を受けたい
すらら 約8,228〜13,178円 +入会金7,700〜11,000円 無学年式オンライン教材 不要 基礎〜標準 あり(強み・公式明記) 苦手の遡り学習・不登校サポート重視
中学ポピー 約4,980〜5,900円 紙テキスト中心+デジタル 不要 標準〜公立受験 記載なし 紙中心で定期テスト対策をしたい
東進オンライン学校 中学部 約3,278〜3,762円 映像授業中心 不要 標準〜やや上位 対象となり得る(要確認) 一流講師の映像で先取りしたい

(※料金は税込・2026年6月時点)

学年・コース・支払い方法で変動します。

専用タブレット代やキャンペーンの有無を含め、最新情報は公式サイトでご確認ください。

中学生におすすめの通信教育7選【2026年】

ここからは7社を1社ずつ、料金・特徴・メリット・デメリット・向いている中学生の観点で詳しく紹介します。

中学生におすすめの通信教育7選

1位:進研ゼミ中学講座(バランスNo.1)

進研ゼミ中学講座 おすすめポイント
9教科対応・受験情報・サポートのバランスが最も良く、はじめての通信教育として迷ったらまず候補になる王道講座です。

進研ゼミ中学講座(運営:ベネッセコーポレーション)は、専用タブレット中心の「ハイブリッドスタイル」と紙中心の「オリジナルスタイル」から学習スタイルを選べる通信教育です。

赤ペン先生による添削指導に加え、24時間質問できるAI学習コーチ(チャレンジAI学習コーチ)を併用でき、主要5教科+実技4教科の9教科に対応します。

タブレットには解説動画が用意され、つまずいた単元を映像で確認しながら進められるのも特徴です。

学年・コース 毎月払い 6か月一括 12か月一括
中1・中2 8,290円 7,860円 7,140円
中3 8,330円 7,900円 7,190円
中高一貫 10,770円 10,140円 9,410円

月額(税込)は12か月一括で割安になります。

専用タブレットは6か月以上の継続で実質0円ですが、6か月未満で退会すると8,300円が請求されます。

不登校のお子さま向けには、学習履歴を学校提出用にまとめられる専用サポートがあり、出席扱いの相談にも対応しています(最終的な認定は在籍校・校長の判断)。

メリット・デメリット

メリット:大手3社のなかでは料金が比較的おさえめで、9教科対応のため内申点対策に強く、受験情報・進路サポートも充実しています。

デメリット(注意点):短期間(6か月未満)で退会するとタブレット代が発生します。

最難関レベルの深い演習を求める場合はZ会と比較すると良いでしょう。

向いている中学生:標準〜中堅校志望でコスパと内申対策を両立したい子、不登校で出席扱いを目指したい家庭。

向いていない中学生:最難関校向けの高度な記述・応用演習を中心に取り組みたい方。

2位:スマイルゼミ中学生コース(タブレット完結)

スマイルゼミ 中学コース おすすめポイント
専用タブレット1台で9教科が完結し、丸付けや質問までデジタルで完了。管理の手間を減らしたい家庭に向いています。

スマイルゼミ中学生コース(運営:ジャストシステム)は、紙教材を使わず専用タブレットで学習が完結するタイプの通信教育です。

記述問題のリアルタイム添削や、ペンで囲んで質問するとAIが即時に解決する機能を備え、主要5教科+実技4教科の9教科に対応します。

標準クラスに加え、難関校対応の「特進クラス」も選べ、AIが苦手分野を自動で配信するため、つまずきを放置しにくい設計です。

学年(標準クラス) 毎月払い 6か月一括 12か月一括
中1 10,230円 9,570円 8,580円
中2 11,000円 10,450円 9,460円
中3 11,880円 11,220円 10,340円

難関対応の特進クラスは月額15,180円〜(中3毎月払いで19,140円程度)が目安です(中2・中3・特進の一部金額は要確認)。

これとは別に、専用タブレット代として初回10,978円が必要で、12か月以上の継続が前提となります(6か月未満で退会した場合は32,802円)。

メリット・デメリット

メリット:1台で9教科が完結し、保護者の丸付け負担がありません。

実技4教科も含むため内申点対策に強く、特進クラスで難関校も狙えます。

デメリット(注意点):専用タブレット代が別途必要で、短期退会時の負担が大きい点に注意。

また、月額もやや高めです。

向いている中学生:タブレット学習に抵抗がなく、内申点対策まで含めて1台で完結させたい子。

向いていない中学生:紙に書いて覚えたい子、数か月だけ試したい家庭。

3位:Z会中学生コース(難関・ハイレベル)

Z会中学コース おすすめポイント
難関校受験と思考力・記述力の育成に強く、上位校を本気で狙う中学生に最適なハイレベル講座です。

Z会の通信教育 中学生向けコース(運営:Z会)は、難関校受験に定評のあるハイレベル教材が特徴です。

高校受験コースは5教科セット受講のほか教科ごとの選択受講も可能で、プロによる添削(提出後、当日〜約3日でタブレットに返却)やAI個別最適化機能を備えています。

基礎の確認にとどまらず、応用・記述で「考える力」を伸ばす設計になっています。

学年(高校受験コース・5教科) 12か月一括(月あたり)
中1 9,980円
中2 10,240円
中3 11,500円

上表は5教科セット・12か月一括の月あたり金額です(毎月払い・6か月一括の月額、1教科単位の料金、中高一貫コースの会費は公式が個別表示のため要確認)。

専用タブレットは通常44,600円ですが、12か月一括+5教科受講で実質0円になります。

AI個別強化プログラムに加え、2026年7月には「Z会 AI Speaking」のリリースが予定されています。

メリット・デメリット

メリット:難関・上位校対策と記述・思考力の育成に強く、添削の質が高い点が魅力。

必要な教科だけ選んで受講することもできます。

デメリット(注意点):料金はやや高めで、教材レベルが高いため基礎に不安がある場合は負担になることがあります。

向いている中学生:難関・上位校志望で、応用力・記述力を鍛えたい子。

向いていない中学生:まずは基礎固めや学習習慣づけから始めたい子。

4位:スタディサプリ中学講座(圧倒的な低価格)

スタディサプリ中学講座 おすすめポイント
月2,178円(税込)からプロの映像授業が見放題。コストを最優先しつつ自分で計画的に進められる子に向いています。

スタディサプリ中学講座(運営:リクルート)は、プロ講師の映像授業をオンラインで視聴する低価格型のサービスです。

専用タブレットは不要で、手持ちのスマホやタブレットで学習できます。

中1〜中3だけでなく、戻り学習・先取り学習として小学講座や高校講座の映像も視聴でき、9教科の演習に対応し複数の教科書に準拠しています。

プラン 月払い 12か月一括(月あたり)
ベーシックコース 2,178円 1,815円(総額21,780円)
個別指導コース 10,780円

コーチが付く個別指導コースは月10,780円ですが、新規受付の状況は要確認です。

専用タブレットは不要で、端末代がかからない点も低コストに寄与します。

メリット・デメリット

メリット:圧倒的な低コストで、質の高い映像授業をスキマ時間に視聴できます。

戻り・先取り学習も自由です。

デメリット(注意点):ベーシックは基本的に自学自習型で、添削や個別の伴走は弱め。

出席扱い制度への対応も主目的ではありません。

向いている中学生:自分で計画を立てて学べる子、低コストで標準的な受験対策をしたい子。

向いていない中学生:こまめな声かけや添削など、手厚い伴走が必要な子。

5位:すらら(無学年式・不登校サポート)

すらら 中学生 おすすめポイント
無学年式でつまずいた単元まで遡れ、出席扱い制度のサポートにも強い。苦手が大きい子・不登校の子に心強い教材です。

すらら(運営:すららネット)は、学年にとらわれず学べる無学年式のオンライン教材です。

対話型のレクチャーとドリル(約18万問)で構成され、特許を取得したアダプティブ機能がつまずきの原因を自動で特定し、必要なところまで遡って学び直せます。

「すららコーチ」(現役塾講師中心)が学習設計や相談に伴走するため、ひとりでは続けにくい子でも取り組みやすいのが特徴です。

コース 通常(毎月) 4か月継続コース
3教科(小中/中高) 8,800円 8,228円
5教科(小中)/6教科(中高) 10,978円 10,428円
3教科(小中高) 11,000円
6教科(小中高) 13,178円

上記とは別に入会金(3・4教科コース11,000円/5・6教科コース7,700円)が必要です。

専用タブレットは不要。

公式は「出席扱い制度もお任せください」と明記し、文部科学省のガイドラインに沿った支援を行っている点が大きな強みです(出席扱いの実績数値は最新情報を要確認)。

メリット・デメリット

メリット:苦手が大きい子や学習習慣がない子でも、根本まで遡って学べて続けやすい設計。

不登校でも出席扱い・内申の確保を目指せ、コーチの伴走で挫折しにくい点が魅力です。

デメリット(注意点):入会金が別途かかり、月額もスタディサプリなどより高めです。

難関校向けの高度な演習は得意ではありません。

向いている中学生:基礎からやり直したい子、学習習慣が定着していない子、不登校で出席扱いを希望する家庭。

向いていない中学生:難関校向けの応用演習を中心にしたい子、コストを最優先したい家庭。

6位:中学ポピー(紙中心・低価格)

中学ポピー おすすめポイント
紙テキスト中心でシンプルかつ低価格。定期テスト対策を着実に進めたい家庭に向いています。

中学ポピー(運営:新学社/全家研の教材)は、紙のテキストを中心に、デジタルサポート「デジ・サポ」を併用する通信教育です。

専用タブレットは不要で、手持ち端末のカメラで丸付けの読み取りができます。

主要5教科+実技4教科の9教科に対応し、複数の教科書に準拠しているため、定期テスト対策と相性が良いのが特徴です。

学年 毎月払い 年間一括(月あたり)
中1 5,500円 4,980円
中2 5,700円 5,200円
中3 5,900円 5,400円

入会金・年会費・タブレット代はかかりません。

段階的な教材で標準〜公立高校受験に対応しますが、難関特化ではない点は理解しておきましょう。

メリット・デメリット

メリット:入会金・タブレット代なしで低コスト。

紙中心で集中しやすく、教科書準拠のため定期テスト対策に向いています。

デメリット(注意点):映像授業や高度なAI個別最適化、難関特化の対策は弱め。

出席扱いや添削の公式情報は乏しいため、必要な場合は事前に確認しましょう。

向いている中学生:紙で着実に学びたい子、定期テスト・公立高校受験対策を低コストで進めたい家庭。

向いていない中学生:映像授業中心で学びたい子、難関対策やデジタル完結を求める家庭。

7位:東進オンライン学校 中学部(映像授業をお得に)

東進オンライン学校 中学部 おすすめポイント
東進ハイスクール講師の映像授業を月3,278円(税込・一括)から。全学年の講座にアクセスでき、先取りしたい意欲的な子に最適です。

東進オンライン学校 中学部(運営:ナガセ)は、東進ハイスクールの講師による映像授業を中心としたサービスです。

全学年・全5教科が一律料金で、学年を超えて先取り・さかのぼり学習ができます。

専用タブレットは不要で、教材はダウンロードして使用します。

高速マスター基礎力養成講座や英検3級対策などの付帯コンテンツも利用できます。

支払い方法 月あたり 年間総額
12か月一括 3,278円 39,336円
毎月払い 3,762円 45,144円

学年による料金差はなく、入会金・タブレット代も不要です。

毎月払いは最短2か月からとなります。

個別の添削・質問対応は手薄で、映像中心のため自己管理が前提になる点には注意しましょう。

メリット・デメリット

メリット:一流講師の映像が破格の安さで受けられ、学年の壁なく先取りできるため、意欲的な子は大きく伸ばせます。

デメリット(注意点):個別の添削・質問対応が弱く、映像中心のため自己管理が必要です。

向いている中学生:映像で理解を深めたい・先取りしたい意欲的な子、コスパを重視する家庭。

向いていない中学生:手厚い個別サポートが必要な子、自己管理が苦手な子。

【目的別】中学生におすすめの通信教育

お子さまの目的によって最適な通信教育は変わります。

代表的な6つの目的別におすすめを整理しました。

高校受験対策で選ぶなら

中学生におすすめの通信教育を高校受験対策で選ぶなら

志望校レベルに合わせて選びましょう。

難関・上位校ならZ会中学生コースの応用・記述対策が有力です。

標準〜中堅校で内申点(実技含む9教科)も両立したいなら進研ゼミ中学講座スマイルゼミが向いています。

低コストで総復習の映像を活用したいならスタディサプリを併用する方法もあります。

高校受験は当日点だけでなく内申点も重要なので、5教科だけでなく実技4教科まで対策できるかを確認しておくと安心です。

定期テスト・内申点対策なら

中学講座 定期テスト・内申点対策なら

内申点は実技4教科を含む9教科が対象になります。

9教科に対応し教科書準拠で進めやすい進研ゼミ・スマイルゼミ・中学ポピーが候補です。

紙で着実に進めたいなら中学ポピー、デジタルで管理を楽にしたいならスマイルゼミ、添削やAIコーチで伴走してほしいなら進研ゼミが選びやすいでしょう。

定期テスト前に範囲を絞って対策できる機能があるかもチェックポイントです。

不登校・出席扱いに対応したいなら

中学講座 不登校・出席扱い対応

文部科学省は、一定の要件を満たすICTを活用した家庭学習を「出席扱い」とできる制度を設けています(最終的な判断は校長・在籍校)。

この制度のサポートを公式に掲げているのはすららで、専任コーチが学習設計や学校との連携を支援します。

進研ゼミも学習履歴のまとめや相談サポートに対応しています。

一般に出席扱いの認定には、保護者と学校の連携・計画的な学習プログラム・学習状況の把握といった要件が求められ、ICT等を活用した家庭学習が対象になります。

要件や運用は学校によって異なるため、出席扱いを目指す場合は、教材を始める前に必ず在籍校へ相談し、対象となる教材や記録の取り方を確認しましょう。

中高一貫校・先取り学習なら

中学講座 中高一貫校・先取り学習で選ぶなら

先取りや応用に強いZ会(中高一貫コースあり)、学年を超えて視聴できるスタディサプリ・東進オンライン学校が向いています。

進研ゼミにも中高一貫講座があります。

中高一貫校は進度が速く、学校の教科書に沿うより「自分の到達度に合わせて先に進める」教材のほうが噛み合うケースが多いです。

勉強が苦手・基礎からやり直すなら

勉強が苦手・基礎からやり直すなら

つまずいた単元まで遡れる無学年式のすららが有力です。

学年に関係なく、理解できていないところまで戻って学び直せます。

映像でかみ砕いた解説を低コストで見たいならスタディサプリも選択肢になります。

いきなり難しい教材を選ぶと挫折しやすいので、「今の学力に合うレベルか」を最優先に選びましょう。

とにかく料金を抑えたいなら

中学講座 料金を抑えるなら

月額の安さならスタディサプリ(約1,815円〜)東進オンライン学校(約3,278円〜)が突出しています。

紙教材で安く済ませたいなら中学ポピー(約4,980円〜)が候補です。

いずれも税込・2026年6月時点の金額で、専用タブレット代は不要です。

なお、スマイルゼミやZ会は専用タブレット代や入会金がかかる場合があるため、月額だけでなく初期費用も含めて総額で比較するのがコツです。

【学年別】中学生の通信教育の選び方

同じ「中学生」でも、学年によって学習の重点は変わります。

中1・中2・中3の段階別に選び方のポイントを整理します。

中1:学習習慣づけと基礎固めを優先

中学に入ると教科数が増え、定期テストも始まります。

まずは毎日机に向かう習慣づけと、各教科の基礎固めが最優先です。

難しすぎる教材は続かない原因になるため、「取り組みやすさ」を重視しましょう。

ハイブリッドで始めやすい進研ゼミ、タブレットで完結するスマイルゼミ、低価格で気軽に始められるスタディサプリなどが入りやすい選択肢です。

早い段階で苦手が出てきたら、無学年式のすららで小学校範囲まで遡って復習する方法もあります。

中2:つまずき解消と内申点対策(中だるみ対策)

中2は学習内容が一気に難しくなり、「中だるみ」が起きやすい時期です。

特に数学・英語など積み上げ教科のつまずきを早めに解消することが重要になります。

苦手の遡り学習ができるすらら、9教科で内申点対策ができる進研ゼミ・スマイルゼミ・中学ポピーを、定期テストの結果を見ながら選びましょう。

中2のうちに内申点を安定させておくと、中3での受験対策がぐっと楽になります。

中3:高校受験・入試対策にシフト

中3は志望校に向けた受験対策が中心になります。

難関・上位校ならZ会の応用・記述対策、標準〜中堅校なら進研ゼミの志望校別対策やスタディサプリの映像授業で総復習を進めるのが効率的です。

内申点と当日点の両方を意識し、9教科対応の教材で取りこぼしを防ぎましょう。

直前期は新しい教材に手を広げすぎず、1つの教材をやり切ることも大切です。

中学生向け通信教育の選び方|6つのポイント

各社を比較する際は、次の6つの視点で絞り込むと失敗しにくくなります。

① 学習目的(受験・定期テスト・基礎)で選ぶ

高校受験対策が中心なのか、定期テスト・内申点対策なのか、基礎のやり直しなのかで最適な教材は変わります。

まずお子さまの目的をはっきりさせると、候補を一気に絞り込めます。

② 受講スタイル(タブレット・紙・映像)で選ぶ

タブレット完結(スマイルゼミ)、紙中心(中学ポピー)、映像授業中心(スタディサプリ・東進)、ハイブリッド(進研ゼミ)など、お子さまが集中できる形式を選びます。

体験版で実際の操作感を試すのがおすすめです。

③ 難易度・学力レベルで選ぶ

難関校志望ならZ会のようなハイレベル教材、基礎固めならすららのような無学年式と、現在の学力と志望校に合うレベルを選びましょう。

レベルが合わないと「簡単すぎて飽きる」「難しすぎて続かない」につながります。

④ 料金とサポートのバランスで選ぶ

月額だけでなく、専用タブレット代・入会金・添削や質問対応の有無まで含めて総額で比較します。

安さ重視か、伴走サポート重視かを決めておくと選びやすくなります。

⑤ 添削・質問対応の有無で選ぶ

つまずいたときに質問・添削できるかは継続のしやすさに直結します。

伴走が必要なら進研ゼミ(赤ペン+AIコーチ)・Z会(添削)・すらら(コーチ)が手厚く、自学自習が得意ならスタディサプリ・東進でも十分です。

⑥ 部活との両立しやすさで選ぶ

部活で忙しい中学生は、スキマ時間に短時間で取り組めるか、自分のペースで進められるかが重要です。

1回が短く区切られている教材や映像授業は両立しやすい傾向があります。

中学生はタブレット学習と紙教材どっちがいい?

「タブレットか紙か」は多くの家庭が迷うポイントです。

それぞれの特徴を比較します。

比較項目 タブレット学習 紙教材
メリット 自動丸付け・苦手分析・映像解説。続けやすく管理がラク 記述力が身につく。集中しやすく目が疲れにくい
デメリット 専用端末代がかかる場合がある。遊びに使う懸念 丸付けや進捗管理が手間。映像解説がない
向いている子 デジタルが得意・自動採点で効率化したい子 書いて覚える・記述問題に強くなりたい子
代表的な講座 スマイルゼミ、進研ゼミ(ハイブリッド) 中学ポピー、進研ゼミ(オリジナル)

記述力を重視するなら紙、丸付けや苦手分析を自動化して効率よく進めたいならタブレットが向いています。

進研ゼミのように両スタイルを選べる講座なら、お子さまに合わせて選択でき、途中でスタイルを変更できる場合もあります。

高校入試は紙の筆記試験で行われるため、デジタル中心でも定期的に紙で問題を解く習慣をつけておくと安心です。

中学生が通信教育を使うメリット・デメリット

通信教育には、塾にはないメリットと、知っておきたいデメリットの両方があります。

申し込む前に両面を理解し、デメリットは対策とあわせて確認しておきましょう。

メリット

  • 料金が塾より安い:多くの通信教育は月数千円〜で、集団塾・個別指導塾より費用をおさえられます。
  • 部活と両立しやすい:自分のペースでスキマ時間に取り組めます。
  • 苦手を可視化できる:タブレット型はAIが苦手を分析し、効率よく復習できます。
  • 自宅で完結する:送り迎えが不要で、通塾時間を学習に充てられます。

デメリットと対策

  • モチベーション維持が難しい:強制力が弱いため、続かないことも。学習計画やコーチ機能(進研ゼミ・すらら)を活用しましょう。
  • その場で質問しにくい:対面塾より即時性は劣ります。AI質問機能や添削のある講座を選ぶと補えます。
  • 教材が溜まりやすい:紙教材は溜めると負担に。デジタル進捗管理や配信型の教材で防げます。

このように、通信教育は塾より費用を抑えつつ自分のペースで学べる一方、強制力の弱さや質問のしにくさが弱点になります。

裏を返せば、学習計画やコーチ・AI・添削などの「続ける仕組み」がある講座を選べば、デメリットは十分に補えます。

通信教育と塾・家庭教師はどっちがいい?費用比較

通信教育・塾・家庭教師は費用と特徴が大きく異なります。

おおまかな費用感を比較します。

学習方法 費用の目安(月額) 特徴
通信教育 約2,000〜13,000円 低コストで自分のペース。自己管理が必要
集団塾 約15,000〜30,000円 カリキュラムと仲間。通塾が必要
個別指導塾 約20,000〜40,000円 個別最適だが高め
家庭教師 約20,000〜50,000円 マンツーマンで手厚いが最も高額

※費用は一般的な目安です。

学年・地域・コースで変わります。

コストをおさえつつ自分のペースで学びたいなら通信教育、強制力や対面の手厚さを求めるなら塾・家庭教師が向いています。

通信教育を主軸に、苦手教科だけ塾を併用する家庭もあります。

まずは費用の安い通信教育から始め、必要に応じて塾を検討するのも現実的な選び方です。

中学生向け通信教育の無料体験・お試し情報まとめ

契約前にお子さまとの相性を確かめるため、各社の無料体験・お試し制度を活用しましょう。

2026年6月時点の主な内容は次のとおりです。

講座名 無料体験・お試し(2026年6月時点)
進研ゼミ中学講座 資料請求で体験教材を入手可。季節ごとの入会キャンペーンあり
スマイルゼミ 約2週間のお試し入会+全額返金保証(条件は要確認)
Z会中学生コース 資料請求・タブレット体験サイトで教材を確認可
スタディサプリ 14日間の無料体験(時期により1か月無料の場合あり・要確認)
すらら 無料体験あり。入会金無料などのキャンペーンは時期限定(要確認)
中学ポピー お試し見本の請求が可能(無料体験の有無は要確認)
東進オンライン学校 中学部 申込日を含む10日以内の解約で全額返金のお試し入会

(最新の情報は各社公式サイトでご確認ください)

全額返金保証やお試し期間がある講座なら、実際の教材・タブレットの使い心地を確かめてから本契約を判断できます。

とくにタブレット型は操作感の好みが分かれるため、体験での確認をおすすめします。

中学生の通信教育を始める前に知っておきたい注意点

申し込み後に後悔しないために、契約前に次の3点を確認しておきましょう。

初期費用と解約条件を確認する

月額のほかに、専用タブレット代(スマイルゼミ・Z会など)や入会金(すらら)がかかる場合があります。短期で退会するとタブレット代が請求される講座もあるため、最低継続期間と解約時の費用を必ず確認しましょう。

無料体験・資料請求を活用する

多くの講座が無料体験や資料請求に対応しています。実際の教材やタブレットの操作感はお子さまとの相性に直結するため、申し込み前に必ず試しておくと失敗を防げます。

続ける仕組みを決めておく

通信教育は強制力が弱いため、「いつ・どれくらい取り組むか」を家庭であらかじめ決めておくことが継続のカギです。コーチやAIの声かけ機能がある講座を選ぶのも有効です。

この3点を契約前に確認しておけば、「思ったより費用が高い」「続かない」といった申し込み後の後悔を防げます。

まずは無料体験で相性を確かめ、家庭での取り組み方まで決めてから申し込むのがおすすめです。

通信教育選びでよくある失敗と対策

通信教育で「思ったほど成果が出なかった」「続かなかった」とならないために、ありがちな失敗例と対策を知っておきましょう。

教材レベルが合っていない

難しすぎると挫折し、簡単すぎると飽きます。志望校や現在の学力に合うレベルを選び、苦手が大きい場合は無学年式(すらら)で遡るのが有効です。

月額だけで比較してしまう

専用タブレット代(スマイルゼミ・Z会)や入会金(すらら)を見落とすと、想定より総額が高くなります。初期費用・最低継続期間まで含めて比較しましょう。

目的を決めずに選んでしまう

「受験対策」「定期テスト・内申」「基礎のやり直し」のどれが主目的かを先に決めると、教材選びの軸がぶれません。

申し込んだだけで取り組まない

通信教育は強制力が弱いため、取り組む時間を生活の中に固定し、コーチやAIの声かけ機能を活用すると続けやすくなります。

つまり、これらの失敗に共通する原因は、「目的・レベル・総額の確認不足」と「続ける仕組みの欠如」です。

逆に言えば、目的と学力に合う教材を総額で比較し、取り組む時間をあらかじめ決めておけば、失敗のほとんどは避けられます。

中学生の通信教育に関するよくある質問

中学生の通信講座に関するよくある質問

中学生の通信教育について、保護者の方からよく寄せられる質問をまとめました。

中学生におすすめの通信講座はどれですか?

バランス重視なら進研ゼミ中学講座、タブレット完結ならスマイルゼミ、難関校志望ならZ会がおすすめです。

料金を最優先するならスタディサプリや東進オンライン学校が候補になります。

通信教育だけで高校受験はできますか?

可能です。

多くの講座が志望校レベル別の受験対策を用意しています。

標準〜中堅校なら進研ゼミやスタディサプリ、難関校ならZ会が向いています。

自己管理が不安な場合は、添削やコーチのある講座を選ぶと安心です。

不登校でも「出席扱い」になる通信教育はありますか?

文部科学省の制度により、一定の要件を満たすICT家庭学習は出席扱いにできる場合があります。

公式にサポートを掲げているのはすららで、進研ゼミも学習履歴のまとめや相談に対応しています。

認定は在籍校の判断のため、必ず学校に相談してください。

中学生の家庭学習は1日どれくらいが目安ですか?

一般的には中1〜中2で1日1〜2時間、中3の受験期は2〜3時間以上が目安とされます。

短時間でも毎日続けることが大切で、部活が忙しい時期はスキマ時間に取り組める教材が向いています。

通信教育はいつから始めるのがよいですか?

早いほど習慣づけの面で有利で、中1の入学時から始めると無理なくペースをつくれます。

とはいえ、つまずきを感じたときや学年の変わり目(進級・受験学年への移行)も始めどきです。

無学年式の教材なら、途中からでも自分の到達度に合わせて始められます。

紙とタブレットはどちらがいいですか?

記述力を伸ばしたい・書いて覚えたいなら紙、丸付けや苦手分析を自動化して効率化したいならタブレットが向いています。

進研ゼミのように両方から選べる講座もあります。

一番安い中学生向け通信教育はどれですか?

2026年6月時点では、スタディサプリ(月あたり約1,815円〜)が最安水準です。

次いで東進オンライン学校(約3,278円〜)、紙教材では中学ポピー(約4,980円〜)が低価格です。

いずれも税込で、最新料金は公式サイトでご確認ください。

中2の「中だるみ」が心配です。どう選べばよいですか?

中2は内容が難しくなり中だるみが起きやすい時期です。

数学・英語など積み上げ教科のつまずきを早めに解消できるよう、苦手を遡れる無学年式(すらら)や、AIが苦手を自動配信するタブレット型(スマイルゼミ・進研ゼミ)が向いています。

短時間でも毎日続けられる仕組みのある教材を選びましょう。

通信教育の解約はいつでもできますか?

多くは申し出により解約できますが、専用タブレットを使う講座(スマイルゼミ・進研ゼミ・Z会)では最低継続期間より早く退会するとタブレット代が請求される場合があります。

毎月払いに最短継続月数が設定されている講座(東進など)もあるため、契約前に解約条件を必ず確認しましょう。

まとめ|中学生の通信教育は目的に合わせて選ぼう

中学生の通信教育は、料金・受講スタイル・受験対応レベルが各社で異なります。

お子さまの目的に合わせて選ぶことが、続けて成果を出す最大のポイントです。

最後に、迷ったときの候補をもう一度整理します。

多くの講座が無料体験や資料請求に対応しています。

気になる講座は、まず無料体験でお子さまとの相性を確かめてみましょう。

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監修者情報

徳永 浩光のアバター 徳永 浩光 国家資格キャリアコンサルタント

国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:21028809)大手から中小企業まで規模を問わず、キャリア支援制度の導入や人材教育、個人の相談業務に従事。WEBメディアの管理運営にも精通したキャリアコンサルタント。 「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」を重視し、予期せぬ変化をチャンスに変えるキャリア形成を支援している。

現在は、資格・教育分野を中心とした専門サイトの監修も多数担当。企業内での制度構築や教育現場での実務経験、WEB運営の知見を活かし、転職市場の動向やリスキリング(学び直し)など、ユーザーの「真の願望」実現に役立つ信頼性の高い情報を発信している。

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