今回はITパスポートに独学で合格するための勉強方法や、おすすめのITパスポートに関する本や参考書を紹介します。
ITパスポートはITのリテラシーに関する基礎的知識を身に着けられ、どの職業でも活用できる国家資格です。
ITパスポートについてまとめましたので、ぜひ参考にしてITパスポート合格への道に近づけてください。
ITパスポート試験は、通信教育を使って学習するのもおすすめです。
詳しくは、こちらの記事でも解説しています。
ITパスポートを独学で合格できる?
結論から言うと、ITパスポートは独学で合格が十分可能と言えます。
試験難易度が低く、合格率は50%程度。
年度 | 受験人数 | 合格人数 | 合格率 |
2018年 | 95,187人 | 49,221人 | 51.7% |
2019年 | 103,812人 | 56,323人 | 54.3% |
2020年 | 131,788人 | 77,512人 | 58.8% |
2021年 | 132,350人 | 71,509人 | 54.0% |
2022年 | 231,526人 | 119,495人 | 51.6% |
2人に1人が合格できる試験ですので、しっかりと対策を講じることで試験合格に近づけます。
独学でITパスポートを勉強するには、効率が良い勉強法を知り、自分に合ったITパスポートの本や参考書を活用することが重要です。
事前に対策をすれば、独学でITパスポートの合格は目指せます。
ITパスポートとは
ITパスポートとは、ITに関するリテラシーや知識など、ITの基礎的知識について問われる国家試験です。
ITパスポートは略して「iパス」とも呼ばれ、IT化が進む現代において業界に囚われず、必要なIT知識を得られます。
「情報処理技術者試験」のうち最も簡単な試験で、「情報処理の促進に関する法律」に基づいた試験になります。
公式サイトでも、「ITを活用するすべての社会人、これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的知識が証明できる試験」と述べられており学生でもトライできる試験です。
平成21年に新設され、平成28年のデータでは77万人が応募しており、ITが身近にある現代に人気の国家資格と言えます。
ITパスポートを取得するメリット
ITパスポートを持っていると得られるメリットは以下の通り。
・ITの知識が身に付くことで、基礎的知識が職場で活かせる
・ITパスポートの資格を持っていることで転職や就職においてIT知識があることを提示でき、転職や就職に有利になる
・ITパスポートの上位資格取得へのモチベーションに繋がり、キャリアアップや自己成長のプラスになる
・学生の場合、ITパスポートを取得していると大学や専門学校の学費が一部免除になり、学費の負担が減ることがある
ITパスポートは、IT関連の業種以外の人でもITの基礎知識を学べるため職場で活用できます。
国家資格になるため、資格欄への記入ができるだけでなくITに関する知識があると評価され、転職や就職で有利になるでしょう。
ITパスポートは情報処理技術者試験において、基礎的な知識を学べるため、上位資格の取得を目指している人は入門編です。
合格することで、知識が身に付いたことで自信に繋がるだけでなく、上位資格にチャレンジした際は一部試験内容の免除も受けられます。
ITパスポートを取得することでキャリアアップに繋がり、将来の生活が豊かになることも考えられますね。
ITパスポートは国家資格ですが受験資格はないため、学生でも受験できます。
最近では、大学や専門学校への入学時にITパスポートの資格取得していると、学費の一部免除を受けられる学校もあります。
ITパスポートの試験概要
試験日 | 毎月随時
受験日の前日までに申し込みが必要 土日は満席になることが多いため予約は早めにするのがおすすめ |
試験時間 | 120分 |
問題数 | 100問/1000点満点(総合評価は92問) 分野別評価:ストラテジ系32問、マネジメント系18問、テクノロジ系42問 |
出題形式 | 四肢択一式 |
出題分野 | ストラテジ系(経営全般):35問程度 マネジメント系(IT管理):20問程度 テクノロジ系(IT技術):45問程度 |
合格基準 |
総合点が600点以上かつ、分野別評価点が300点以上 |
試験形式 | パソコンでマウス・キーボードを用いて解答 |
採点方式 | IRT(Item Response Theory:項目応答理論)に基づいて解答結果から評価点を算出 |
出題問題例 | Webページを作成する際,著作権者に確認せずに行った著作物利用のうち,適法なものはどれか。
ア:カーテン生地のカタログに掲載された図柄が,著名デザイナ制作のもので,背景に最適だったので,スキャナで取り込んで,色を変更して活用した。 |
ITパスポートは100問を120分で解答するため、時間配分をある程度決めておかないと最後の方で焦ってしまうことになるので、注意しましょう。
出題形式は、出題問題例のように四肢一択式で、採点はIRT方式の試験です。
IRT方式とは、解答結果から評価点数を算出する方法で、問題による配点は受験者にはわかりません。
受験者全員が、平等な配点になるような試験となっています。
合格基準は総合点が600点以上かつ、分野別評価点が300点以上とされており、3つの分野別評価があります。
ITパスポートで必要な分野別評価とは?
ストテラジ系:35問程度
(経営全般) |
経営戦略、システム戦略、マーケティング
著作権、個人情報保護法 など |
マネジメント系:20問程度
(IT管理) |
システム開発、プロジェクト管理、サービス管理
プロジェクト管理、システム監査の流れ など |
テクノロジー系:45問程度
(IT技術) |
数学的基礎理論、PCの仕組み、アルゴリズムに関する問題
データベース、ネットワーク、セキュリティ など |
ITパスポートの試験は大きく3つの分野に分かれ出題されます。
経営関連から数学まで、ITにまつわる基礎的知識をすべて網羅する必要があります。
ITパスポートの試験合格率
ITパスポートの試験合格率は例年50%で推移しています。
合格率は公式サイトで公開されています。
年度 | 受験人数 | 合格人数 | 合格率 |
2018年 | 95,187人 | 49,221人 | 51.7% |
2019年 | 103,812人 | 56,323人 | 54.3% |
2020年 | 131,788人 | 77,512人 | 58.8% |
2021年 | 132,350人 | 71,509人 | 54.0% |
2022年 | 231,526人 | 119,495人 | 51.6% |
参考サイト:【ITパスポート試験】統計情報 (ipa.go.jp)
続いて、社会人・学生別でみてみましょう。
<2022年4月から2023年3月までのデータ> | 社会人 | 学生 |
受験人数 | 179,737人 | 51,789人 |
合格人数 | 98,773人 | 20,722人 |
合格率 | 55.0% | 40.0% |
参考サイト:【ITパスポート試験】統計情報 (ipa.go.jp)
ITパスポートは、ビジネス用語なども試験で出題されており、経験している社会人のほうが、合格率が高い傾向です。
学生は小学生から大学院までを含んでいるため、やや低めの合格率がでているかもしれません。
ITパスポートの試験難易度
ITパスポートは、IT系の国家資格の中で入門編とされていますが、総合点が600点以上かつ、分野別評価点が300点以上必要になります。
毎回試験問題が違い、難易度に偏りなく合格率に影響がでないように解答結果から都度評価点を算出する、「IRT方式」で採点されます。
そのため、受験者は問題の配点を把握できません。
IT関連の仕事の人でも、初心者でも試験範囲はしっかりと把握して勉強する必要があります。
ITパスポートの2024年度試験日、受験料
試験日 | 毎月随時 |
試験会場 | 47都道府県各地
車いす対応可能会場:kurumaisu_kaijyo.pdf (ipa.go.jp) |
受験料(消費税込) | 7,500円 |
試験受験までの流れ | ①公式サイトへ新規登録、利用者ID取得
②受験申込ページから試験会場・試験日時・受験支払方法を選択 ③確認票をコピー(確認票は送付されない) ④試験会場にて確認票(利用者ID・受験番号・確認コード3つの控えでも可)、顔写真付き本人確認書類の原本を持参 ⑤試験会場のパソコンで受験 |
ITパスポートの試験は毎月開催されており、47都道府県で会場があります。
車いすの方でも受験できる会場のあるため、近場の会場で受験できます。
受験料は、4月以降の値上がりし、5,700円から7,500円になります。
受験申し込みも公式サイトからすべてネットで行われ、確認票も送付されませんので要注意です。
ITパスポートを独学で効率よく合格するには?
ITパスポートは独学でも十分合格を狙える試験ですが、生半可に勉強すると合格から遠のく可能性があります。
効率よい勉強方法を知って、ITパスポート合格を目指しましょう。
ITパスポートを独学で効率よく合格するには? |
・ITパスポートのおすすめ勉強方法 ・ITパスポートに独学で合格するために必要な勉強時間 |
ITパスポートのおすすめ勉強方法
ITパスポートは、効率よく勉強することで合格に近づけます。
おすすめの勉強方法は、以下の通りです。
ITパスポートのおすすめ勉強方法 |
・おおまかな学習計画をたてる ・自分にあった参考書と過去問、問題集を繰り返し読む・解く ・完璧を目指さず、合格点を目指す |
おおまかな学習計画をたてる
学習期間を決めずに勉強すると、だらけてしまい結局やらないで終わってしまう可能性があります。
3か月先の試験を受けると決めたら、1日何時間の勉強時間を取るのか計画しましょう。
期間中、何週間分で分野を終わらせるのかなど、なるべく細かく決めるとスケジュール管理がしやすいでしょう。
ITパスポートの試験は基礎的な知識を広く浅く問われるため、多くの内容を理解する必要があります。
じっくり時間をかけるより、短期間集中型のほうが知識を定着させるには効率的です。
自分にあった参考書と過去問、問題集を繰り返し読む・解く
分かりやすいと感じた参考書を購入し、まずは分からなくても一通り読みましょう。
2周目からは、用語の意味を調べながら読み進めましょう。
そうして繰り返すと、次第に参考書の内容の意味が分かってきますので、用語が理解できるようになってきたら、過去問や問題集を解きます。
インプット(用語を調べる・理解する)・アウトプット(問題を解く・考える)を繰り返して知識定着を目指します。
インプット7割、アウトプット3割のバランスで学習を進めましょう。
ただ参考書を読むだけ・問題を解くだけでは意味ありませんので、インプット・アウトプットを繰り返して知識を身に着けましょう。
完璧を目指さず、合格点を目指す
とことん理解を深めて勉強していると、いくら時間があっても足りません。
試験合格するには、苦手分野をある程度切り捨てる勇気も必要です。
得意分野で点数を稼げるように効率的な学習をしましょう。
切り捨てるといっても、苦手分野を克服していった方が点数をあげられますので、時間を確保できるなら、苦手分野も勉強してください。
ITパスポートに独学で合格するために必要な勉強時間
ユーキャン公式ホームページにはIT経験者100~150時間・初心者180時間、久留米大学公式ホームページではIT経験者100時間程度・初心者180時間~200時間と記載されていました。
そこから、初心者とIT経験者で必要な勉強時間は以下の通りと考えられます。
初心者:150~180時間程度
ITに携わる人:100~150時間程度
IT初心者の人は、ITの基礎知識から勉強する必要があるため、150~180時間程度確保しましょう。
一日2~3時間の勉強時間をとれば、3か月で試験に自信をもって臨めます。
ITに携わる人はある程度の知識を持っているため、参考書を一読し、理解度に合わせて最低でも100時間程度の勉強時間を確保しましょう。
ITパスポートは最短1か月で合格できる?
早めにITパスポートの資格取得を目指したい人も多いはず。
勉強時間の確保や隙間時間をすべて勉強時間に割けば、1か月での合格も目指せます。
その際には、
・1か月で割ける勉強時間をピックアップする
・1か月の中で勉強スケジュールを作る
・自分にあった参考書を購入し、勉強スケジュール内で学習をする
・公式サイトの過去問を数年分解き、出題傾向を押さえながらインプット・アウトプットを繰り返す
・ITパスポートの勉強ができるアプリで隙間時間も有効活用する
・苦手分野は時間をかけず、得意分野を完璧にできるようにする
といった方法をとりましょう。
大切なのは、インプットした知識を、より定着させるためにアウトプットを行うため、インプット・アウトプットを繰り返すこと。
参考書は2周くらいやり直し、過去問も出題傾向をおさえられるくらいの勉強時間が必要です。
1日につき4時間勉強時間をとれば、1か月120時間の勉強時間を確保できます。
時間を確保でき、最短で合格したい人は上記の方法をとりましょう。
IT系初心者がITパスポートを最短1か月で合格するには?
初心者でもITパスポートを最短で合格したいと思いますよね。
初心者はIT知識が浅く、基礎的なところからの学習が必要になるため、180時間の勉強時間が妥当と言われています。
そのため1日6時間の勉強時間を設ければ不可能ではありません。
しかし、ITパスポートの試験範囲は広く、知らない単語も多くでてきますので、理解しながら行うと1か月という期間は現実的ではないでしょう。
初心者でも、上記で述べたようにインプット・アウトプットを行いながら浅く、広く知識をつければ合格も視野に入ります。
社会人でもITパスポートを独学で合格できる?必要な勉強時間は?
一言で社会人と言っても、その人それぞれの経験や知識によって必要な勉強時間は変わるでしょう。
実務でITの分野に関わる機会が多い方や、ビジネス知識を持っている場合は、学習にかかる時間を短縮できるかもしれません。
いずれにしても、ITパスポートの参考書を一通り読み進め、その時の理解度に合わせ勉強時間を確保する必要があります。
なお、ユーキャンや久留米大学が発表しているデータから考えると、ITパスポートの合格に必要な学習時間は初心者の場合は180時間〜200時間、IT経験者の方は100時間〜150時間程度ということがわかります。
よって、ある程度知識や経験があり、ITの分野に関する理解があれば100〜150時間程度の学習で合格を目指せるでしょう。
反対に、ITの分野に関してあまり知識や経験がない初心者の方の場合は180時間程度は設けるといいでしょう。
ITパスポートを独学で勉強する人におすすめの本・参考書3選
ITパスポートのテキスト・参考書を選ぶ際のポイントは以下の通り。
・最新のシラバスに対応している
・自分がわかりやすい仕様(図表やテキストが多い、文字が多い、解説が多いなど)
・分野別の内容がそれぞれ充実していること
ITパスポートは最新シラバスが更新されていくため、古い参考書で勉強しても試験で出題されないことがあります。
2022年4月からはシラバス6.0となりますので、対応している参考書を選びましょう。
参考書は自分の好みで嫌にならないものを選んでください。
解説が多いのが良い、図表やイラストが付いているのが良いなど、自分が何度も開いていやにならない本でないと、長続きしません。
それに伴い、内容の充実さも注意しましょう。
イラストなどが多すぎて、分野別評価の項目が少なくなっては勉強の幅が広がりません。
総合点、分野別評価点の両方が学習できるかチェックしましょう。
以上をもとに、おすすめの参考書を3冊選出しました。
【令和6年度】いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集
・IT知識がない、未経験や学生、新社会人でも学習ができるように、イラストや具体例を用いてわかりやすい解説が掲載されている
・最新シラバス6.0にも対応。過去問を徹底研究し、頻出の問題を厳選して掲載しているため、丁寧な解説と問題集でインプット・アウトプットを効率的に行える
・読者専用サイトつき。疑問、質問にも回答してもらえるサポートがあり、行き詰ることなく学習を進められる
最新シラバス6.0にも対応しており、参考書と問題集が一緒になっており、1冊でITパスポートの試験合格を目指せる本です。
初心者でも理解できるよう、豊富なイラストと解説でインプットを図り、過去問を研究し頻出問題を抽出した問題集でアウトプットを行うことで、効率よく学習を進められます。
参考書では珍しく、質問ができる読者サポートつき。
疑問を解消しながら、学習に行き詰ることなく試験合格を目指せます。
情報処理教科書 出るとこだけ! ITパスポート テキスト&問題集 2024年版
・最新シラバス6.0対応。よくでる重要単語にプラスして、新用語「擬似言語」など含め、用語や頻出項目を徹底解説しており初心者でも理解が深まる
・書籍内に176問、読者特典のアプリには260問超の問題が収録されており、徹底解説された項目と合わせてインプット・アウトプットを効率よく行える
・巻頭カラーページや、CBT(コンピューターで受ける試験)形式の解説つきで、試験のイメージをつけやすく実際の試験形式でも困らない
最新シラバス6.0に対応しており、新たに追加された擬似言語を含め、試験によく出る内容が徹底解説されています。
予想問題が豊富で、得た知識のアウトプットも効率よく図れます。
初心者でも困らないように、試験形式の説明や暗記用の赤シート、読者専用アプリも配信されておりフォロー体制も整っています。
令和06年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室 (情報処理技術者試験)
・2022年3月までの5.0から、最新シラバス6.0対応。最新の情報と出題傾向が高い分野を中心として、豊富なイラストと図解や例えを用いており、記憶に残りやすい
・参考書だけでなく問題集もついており、問題には正解率も掲載され、インプット・アウトプットを図りつつ実力養成もできる
・読者特典「厳選英略語100暗記カード」をダウンロード可能で、隙間時間でもインプットを図れ効率よく学習を進められる
図解とイラストが多く、理解を深めるための例え話も用いられ、とことんわかりやすいITパスポートの参考書で初心者でも理解が進みます。
「〇〇とくれば××」方式で重要ポイントを確認でき、得た知識を基に解く問題では正解率も掲載。実力の程度を確かめながら、インプット・アウトプットを図れます。
読者特典の暗記カードはスマホでダウンロードできるため、隙間時間での学習も図れ、効率よく知識をつけられます。
ITパスポートの過去問が掲載されているおすすめの本
参考書だけでなく、過去問がメインの本を紹介。
参考書と合わせて利用することで、よりインプット・アウトプットを効率よく行えます。
令和06年 栢木先生のITパスポート教室準拠 書き込み式ドリル (情報処理技術者試験)
イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室の問題集です。
「手を動かしながら理解する」がコンセプトで、イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室で得た知識を書き込んだり、プチ問題を解いたり、合わせて使用すると、効率よく学習が進められます。
令和6-7年度版 ITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集 (よくわかるマスター)
シラバスに沿った目次で体系的に学習を進められます。
予想問題136問、過去問800問を解説つきで掲載されており、購入者特典では過去問をweb試験として利用できます。
アウトプットをたくさん図れるだけでなく、苦手分野の抽出もでき理解がより深まります。
番外編:ITパスポートを勉強できる人気アプリ2選
アプリはあくまでメインではなく、隙間時間で効率よく学習を進めるツールとして利用しましょう。
2024年版 ITパスポート問題集(無料全問解説付)
全1419問の問題が収録されており、このアプリ一本で全分野の問題を解けます。
全問題解説付き、さらに気になる問題を後からまとめて復習できるチェック機能も搭載しているため、隙間時間でインプット・アウトプットを深めたい人にもぴったりです。
ITパスポートはアプリで勉強するだけでも合格できる?
ITパスポートの試験をアプリのみで合格するのは、初心者やIT関連の業種以外の人はかなり厳しいでしょう。
アプリを使用するのは、通勤時間や休憩などの隙間時間の時に活用することで、より知識の定着を図れるツールになります。
アプリメインではなく、参考書や問題集をメインとして、サブでアプリを活用しましょう。
ITパスポートの独学に関するよくある質問
ITパスポートの独学に関するよくある質問 |
・ITパスポートの試験の難易度は?
・ITパスポートの2024年の試験日は? ・ITパスポートは初心者でも独学で合格できる? ・ITパスポート試験合格に向けたおすすめの本 ・ITパスポートは学生でも受験できる? ・ITパスポートを独学で勉強する際におすすめの無料サイトはある? ・ITパスポートに合格した人のブログはある? ・ITパスポートを独学で勉強するにあたって参考書はいらない? ・ITパスポートの資格取得に向いている人は? ・ITパスポートの過去問はどのサイトでみられる? |
ITパスポートの試験の難易度は?
ITパスポートはIT関連の国家資格の中で一番難易度が易しく、入門編と言われています。
年々受験者は増加していますが、合格率は50%程度で推移しており、2人に1人が合格しています。
受験資格はなく、学生でも受験できる国家資格ですので、しっかり勉強をすることで合格を目指せます。
ITパスポートの2024年の試験日は?
ITパスポートの試験は毎月開催されています。
ITパスポートの試験はインターネットから予約が必要になるので、ITパスポートの公式サイトから利用者IDを取得しましょう。
ITパスポートは初心者でも独学で合格できる?
ITパスポートはITに関わっていない初心者でも合格が狙えます。
情報処理推進機構が実施しているIT関連の試験において、入門編と言われています。
しかし、ITパスポートは出題範囲が広いためIT初心者も、経験者も出題範囲を押さえ試験勉強をしましょう。
ITパスポート独学のみで試験合格に向けたおすすめの本
ITパスポートを独学で試験合格するにあたって、おすすめは参考書・問題集を各1冊ずつ購入することです。
選ぶ際の基準は「最新シラバス対応か」「自分が見やすい・理解しやすいか」「分野別評価の範囲まで充実しているか」を重点として探しましょう。
おすすめの本は、ネットの口コミも参考にしながら書店で一度中身を確認したうえ、自分に合っている本を購入しましょう。
ITパスポートは学生でも受験できる?
ITパスポートには受験資格がありません。
国籍や年齢関係なく受験できます。
最近では、大学や専門学校の入学時に、ITパスポートを取得していると一部学費が免除されることもあるようです。
最年少は12歳で受験している人もいるようです。
誰でもチャレンジできる国家資格です。
ITパスポートを独学で勉強する際におすすめのサイトはある?
ITパスポートを独学で勉強する際には、公式サイトの過去問を利用するのがおすすめ。
試験内容は毎回変わっていきますが、過去問を解き出題傾向を押さえることで、試験形態に慣れ、本番でも過緊張にならず臨めます。
他にも個人サイトでは、過去問をまとめたり、ITパスポートの出題範囲の知識をまとめたりした内容がありました。
無料でもある程度の基礎知識をつけることは可能ですが、最新シラバスに対応していなかったり、正しいデータであるか分からない可能性が高いといえます。
参考程度にとどめ、基礎的な知識を学ぶ際は参考書を利用することをおすすめします。
ITパスポートに合格した人のブログはある?
ITパスポートに合格した人のブログは、個人サイトでいくつかありました。
内容としては、ブログ主の勉強法や使用した本を紹介されています。
勉強方法としては、「自分が見やすい・理解しやすい」ITパスポートの本を1冊購入し、一通り理解できるまで読んで問題を解くことをおすすめしていました。
独学では、最短でも、そうでなくても参考書を購入し、その本を理解できるまでやり通すのが近道です。
使用した本については、当サイトでも紹介している本を使用している人が多かったので、一度書店で手に取ってみてください。
ITパスポートを独学で勉強するにあたって参考書はいらない?
ITパスポートを独学で勉強するには、参考書が必要です。
他に独学で合格した人の大半は参考書を一通り理解するまで使用しています。
Googleで検索すると、無料サイトやブログがヒットして「これだけで大丈夫そうだ」と思いがちです。
しかし、最新シラバスに対応していたり、過去問を分析し予想問題などが掲載された出版社から出ている参考書のほうが信頼性が高いでしょう。
無料でみられるサイトは参考程度にとどめ、まずは参考書や問題集から取り掛かりましょう。
ITパスポートの資格取得に向いている人は?
ITパスポートを取得するにあたり、メリットがある人はどんな人でしょうか?
それは、IT関連で働いている、これからIT関連で働きたい人でしょう。
ITパスポートは、ITの基礎的な知識を問われる国家資格になります。
現在IT関連で働いており、実務で理解が足りていないと感じている人は実力試しや知識・理解を深める目的で使えます。
現在学生でこれからIT関連で働きたい人は、国家資格を持っていることで企業へITの基礎的知識があることをアピールできます。
他にも、他職種でもパソコンを使う職業は多いでしょう。
ITに興味が沸いた人でも、職種関係なく受験でき、受験したことにより働き方の視野が広がることも。
どの人にもメリットがある資格と言えます。
ITパスポートの過去問はどのサイトでみられる?
ITパスポートの過去問をみるには、公式サイトが一番おすすめです。
実際の試験傾向や出題問題を把握できますが、解答の解説はついていません。
そんな場合は、ITパスポート過去問道場がおすすめ。
最新の過去問はもちろん、解答の解説つきです。
スマホでチェックできるので、隙間時間で勉強を進められます。
まとめ
今回はITパスポートが独学で合格できるかについてまとめました。
基礎的なITの知識を問われる国家試験ですが、合格率は例年50%程度で、受験資格はなくどんな人でもチャレンジしやすい資格です。
初心者の勉強時間は180時間ほど、IT経験者では100時間〜15時間程度確保しましょう。
参考書を読み進めることも必要ですが、知識定着するにはインプット・アウトプットが必要で、効率よく学習が進められます。
独学で一番大切なことは、「モチベーションを保つこと」。
インプット・アウトプットを深めつつ、隙間時間も活用して勉強することで効率よく試験合格を目指せます。
ITパスポートの試験合格目指して、ぜひ頑張ってください。
ITパスポートの学習をする際には、通信講座で学習するという方法もあります。通信講座の情報はこちらの記事をご覧ください。
ITパスポート試験に関する関連記事
ITパスポート試験については、以下の記事でもご確認いただけます。
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