「資格の大原のキャリアコンサルタント講座の評判を知りたい」
「受講料が安いキャリアコンサルタント養成講座はどれ?」
キャリアコンサルタント養成講習を選ぶ際には、さまざまな疑問や迷いが出てくるでしょう。
そこで今回は、資格の大原キャリアコンサルタント講座について特徴や評判・口コミ、他社との比較を解説いたします。
項目 | 内容 |
講座名 | 資格の大原・キャリアコンサルタント養成講習 |
価格(税込) | 受講料:294,000円 入学料:6,000円 |
受講方法 | 教室通学・Webライブ |
受講期間 | 4ヶ月 |
特徴 |
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サイトURL | https://www.o-hara.jp/course/career_consultant |
(資格の大原公式HPを基に作成)
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント講座の概要
項目 | 内容 |
講座名 | 資格の大原・キャリアコンサルタント養成講習 |
価格(税込) | 受講料:294,000円 入学料:6,000円 |
受講方法 | 知識編:Web通信 演習編:教室通学またはWebライブ |
受講期間 | 4ヶ月 |
学習時間 | 【全160時間】 知識編:72時間(Web通信) 演習編:11日88時間(スクーリング) |
特徴 |
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給付制度の適用有無 | 専門実践教育訓練給付金対象(最大70%支給) |
サイトURL | https://www.o-hara.jp/course/career_consultant |
(資格の大原公式HPを基に作成)
受講料は最安値
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座は、受講料が294,000円(税込)で、大原グループを初めて利用する方は受講料と別に入学料6,000円(税込)が必要です。
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座の価格を、他社講座と比較した表は下記の通りです。
社名・機関名 | 受講料(税込) | その他経費(税込) |
資格の大原 | 294,000円 | 6,000円(入学金) |
地域連携プラットフォーム | 297,000円 | ー |
ヒューマンアカデミー | 355,300円 | 55,000円(入学金)+教材費 |
LEC東京リーガルマインド | 302,500円 | ー |
リカレント | 499,400円 | ー |
日本マンパワー | 396,000円 | ー |
(各公式HPを基に作成)
他社のキャリアコンサルタント養成講座のほとんどが30万円以上の費用がかかりますが、資格の大原は30万円を切っており最安値です。
入学料を含めた金額の300,000円(税込)で考えても、地域連携プラットフォームに次いで2番目の安さです。
受講形態は「教室通学」と「Webライブ」
受講方法は、「教室通学」と「Webライブ」の2種類から選びます。
教室通学は「東京水道橋校」「池袋校」「梅田校」のいずれか、WebライブはZoomを利用してオンライン講義に参加する受講形態です。
Webライブは、収録された動画を視聴する(Web通信)のではなく、リアルタイムで講師や受講生同士と双方向のやりとりをしながら参加します。
校舎が通学可能範囲にない場合であっても、Webライブを使えば対面スクーリングが実現できるため、居住地に関わらず受講が可能です。
地方在住であればWebライブ一択ですが、東京近郊に住んでいる方は自分が好む受講形態を選択しましょう。
受講期間と学習時間
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座の受講期間は4ヶ月です。
キャリアコンサルタントの受験資格は養成講座の修了により取得できるため、試験の申込前には養成講座の全課程を終えていなくてはなりません。
例えば、2024年11月に試験を受ける方対象のキャリアコンサルタント講座は4月に開講され、8月養成講習が修了してから試験を申し込み、11月試験に臨みます。
なお、演習は8月で終わりますが、受講4ヶ月経過して修了した後も「知識編」の映像は試験当日まで視聴が可能です。
さらに、受験対策講座が月1回のペースで開講されるので、修了後も資格の大原を活用して試験対策できます。
全体を通じた学習時間は、Web通信による「知識編」の学習が72時間、教室通学やWebライブで参加するスクーリングは11日・88時間、合計で160時間です。
講座の特徴
資格の大原公式HPによると、資格の大原キャリアコンサルタント養成講習の特徴は以下の通りです。
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(引用元:資格の大原公式HP)
先述の通り、資格の大原キャリアコンサルタントの受講料は296,000円(税込)と非常に低い価格設定で、さらに受験対策講座が無料で受けられるので経済的コスパが良い講座です。
また、自宅学習である「知識編」についてはスマートフォン等があればスキマ時間を利用して学習できるため、多忙な中でも効率的に学習を進められます。
オリジナル教材は全範囲を網羅した高レベルなもので、上位資格までカバーできる内容です。
資格の大原HPによると、スクーリングの演習に対して非常に力を入れている様子が分かります。
大原のキャリアコンサルタント養成講習のカリキュラムは、キャリアコンサルティング協議会、JCDA(日本キャリア開発協会)、いずれの試験でも国家資格キャリアコンサルタントを目指せます。
Web学習やロールプレイング演習を進めていく中で、ご自身のカウンセリングのタイプやキャリアプランに適したアドバイスをします。
(引用元:資格の大原公式HP)
試験団体によって、実技・論述試験対策が変わってきますが、資格の大原であればどちらも対応しているので決まっていなくても安心です。
さらに、スクーリングでは講師だけではなく、有資格者の現役キャリアコンサルタントがアドバイザーとしてサポートしてくれるなど、手厚い体制です。
なお、スクーリング欠席した際のサポートも万全で、自習においても24時間専用フォームから質問可能・自習室が利用できるなど、受講生が安心して学習に集中できるよう環境が整えられています。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント講座の特徴
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座の特徴 |
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資格の大原キャリアコンサルタント養成講座の特徴としてまず挙げられるのは、キャリアコンサルタント養成講座の受講者は試験対策講座が無料で受けられる点です。
また、受験対策講座まで含んだ価格にも関わらず、受講料が非常に安いため、できるだけ安い講座を選びたい方には最適です。
そして、キャリアコンサルタント試験は2つの試験団体がありますが、資格の大原はどちらにも対応しているので受講時点で決まっていなくても構いません。
さらに、スクーリングにおいて「講師2名+オブザーバー数名」という手厚い人員体制により、個々に合わせた指導が実現できています。
資格の大原キャリアコンサルタント講座は、費用が他社と比較して安いにも関わらず、オリジナル教材や多くのスタッフからのサポートで個々に合わせ丁寧に指導してくれる優良講座です。
自分にとって資格の大原キャリアコンサルタント養成講座が合っているかを見極め、最適な養成講座を選ぶ参考にしてください。
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養成講座修了後の試験対策講座が無料
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座の大きな特徴は、修了生は無料で試験対策講座が受講できるという点です。
キャリアコンサルタント養成講座を修了するとキャリアコンサルタントの受験資格が得られますが、試験に合格するためには別に受験対策学習が必要な場合が多いでしょう。
他社で養成講習を受けた方は、受験対策については自学自習あるいはオプション・有料で別途試験対策講座を申し込む必要があります。
資格の大原でも、養成講習とは別に受験対策講座が開講していますが、キャリアコンサルタント養成講座を受講した方は無料で受験対策講座を利用できます。
資格の大原キャリアコンサルタント試験対策講習 | |
価格(税込) | 18,000円※養成講座修了生は無料 |
受講方法 | 教室通学・Webライブ |
回数 | 1回(3時間) |
内容 | 実技ロールプレイング/論述問題添削サービス |
(資格の大原公式HPを基に作成)
資格の大原の受験対策講座は、通常受講する場合は18,000円(税込)かかります。
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座は、受講料だけを単純に比較しても最安値ですが、さらに受験対策講座も無料で受講できてお得です。
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受講料が安い
キャリアコンサルタント養成講習の費用相場はおおよそ30万~40万円ですが、資格の大原キャリアコンサルタント養成講座は294,000円(税込)です。
社名・機関名 | 受講料(税込) | その他経費(税込) |
資格の大原 | 294,000円 | 6,000円(入学金) |
地域連携プラットフォーム | 297,000円 | ー |
ヒューマンアカデミー | 355,300円 | 55,000円(入学金)+教材費 |
LEC東京リーガルマインド | 302,500円 | ー |
リカレント | 499,400円 | ー |
日本マンパワー | 396,000円 | ー |
(各公式HPを基に作成)
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座は、数ある養成講座の中でも非常に安価な価格設定です。
入学金を含んだとしても地域連携プラットフォームに次いで2番目の安さ、受験対策講座を含めた価格と考えれば突出した安さです。
さらに、後述する教育訓練給付金の対象者であれば、実質自己負担額が90,000円程度で受講できます。
キャリアコンサルタント養成講座は、必ずスクーリングが入り講師と双方向のやりとりをする必要がある分受講料も高額です。
その中で資格の大原は、最安値でしっかりとした教材・演習内容が提供されているので、できるだけ安い講座を受講したいと考える方にとっては最適の講座です。
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協議会・JCDAどちらの試験にも対応
キャリアコンサルタント試験を運営しているのは、「キャリアコンサルティング協議会」「日本キャリア開発協会(JCDA)」の2つの試験団体です。
学科試験については2機関共通ですが、実技試験には各々内容や評価基準が違います。
そのため受験生は、自分が受験しやすい・目指したいキャリアコンサルタント像に近い試験を選び、それに対応可能な養成講習を受けるのが合格の近道といえます。
資格の大原公式HPによると、資格の大原は協議会・JCDAどちらの試験かに関わらず受講可能です。
協議会・JCDAのいずれの試験にも対応
大原のキャリアコンサルタント養成講習のカリキュラムは、キャリアコンサルティング協議会、JCDA(日本キャリア開発協会)、いずれの試験でも国家資格キャリアコンサルタントを目指せます。
Web学習やロールプレイング演習を進めていく中で、ご自身のカウンセリングのタイプやキャリアプランに適したアドバイスをします。
(引用元:資格の大原公式HP)
養成講習を選ぶ段階で、どちらにしようか迷っている、どちらが良いのか全くわからないという方にも良いでしょう。
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座を受講し、演習・ロールプレイしていく中でどちらが良いか相談・アドバイスをもらうことも可能です。
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手厚い人員体制で初学者も安心
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座は、ひとつの講座につき定員が20名です。
1つのクラスで、インストラクターが2名、さらにオブザーバーとしてサポートするスタッフが数名付きます。
資格の大原キャリアコンサルタント講師の野口氏は、人員体制について以下のように説明しています。
普通は1人の先生が教えるんですけれども、大原ではツインインストラクター、インストラクター2名制にしています。メインのインストラクターとサブのインストラクター、決してお手伝いの人がいるわけではなくて、常に教壇に立てるレベルのインストラクターが2人で全体を見ていきます。
それから、グループ力の重視と個々に合わせた指導をするには、実は2人のインストラクターでは限界があるんです。クラスというのは20人近くの人がいますから、1人1人をみるというのは限界がありますね、そこで大原では常に第一線で活躍するキャリアコンサルタントをオブザーバーとして呼んでいます。この人数が多い時は3人に1人とか2人に1人つくぐらいの人数を用意することもありますけども、このオブザーバーの方々も指導の訓練を受けてますので、皆さんに寄り添って個性に合わせた指導ができる。
(引用元:資格の大原公式HP)
野口氏は演習において「グループ力の重視」と「個々に合わせた指導」を掲げており、その実現のためにインストラクター2名+オブザーバー複数名で取り組んでいます。
キャリアコンサルタント試験の性質上、1人で暗記や計算の問題集を解く勉強だけではなく、グループで話し合い、意見を出し合いすり合わせるような場面が必要です。
そのために資格の大原の養成講座では、個々の課題点や意識する部分などを細やかに把握して、グループの中で互いに高め合い全員で合格する力を挙げていくことが大切と考えています。
「グループ力の向上」と「個々に合わせた指導」を両立するために、受講生2人~3人に対して1人のスタッフという驚くほど手厚い人数が付くこともあります。
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オリジナル教材は技能検定2級レベルまでカバー
資格の大原の教材は、全範囲を網羅的に学習し、キャリアに関する理論やカウンセリング実務に関する知能・スキルを万遍なく学べます。
また、現場に立つことも見据えて仕事に必須の知識となる各種法律・制度が案内されたサイトを紹介するなど、合格した後まで長く使える教材です。
資格の大原キャリアコンサルタント講師の野口氏は、教材について以下のように説明しています。
オリジナルテキストはキャリアコンサルタント国家資格の後、その上の資格が技能士2級あるいは1級なんですが、この2級を受ける方本当に増えていますけれどもこの2級まで使えるテキストですね、中身は耐えうるテキストを使っています。
(引用元:資格の大原公式HP)
キャリアコンサルタントの資格を取得した後、さらに上を目指す方はキャリアコンサルタント技能士2級・1級を取得する方も多いでしょう。
資格の大原は、キャリアコンサルタントのさらに1つ上の「2級キャリアコンサルタント技能士」に合格できる高いレベル・範囲のテキストです。
キャリアコンサルタントを取得した後、さらに自己研鑽に努めたい、上の資格を視野に入れている方にとっても長く使える教材が養成講座で使用できます。
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資格の大原キャリアコンサルタント講座コース一覧
資格の大原が開講している、キャリアコンサルタントに関する講座は大きく分けると以下の3コースです。
コース名 | 価格(税込) | 内容・対象者など |
受験対策キャリアコンサルタント養成講習 | 294,000円 | キャリアコンサルタント合格を目指す方(受験資格なし) |
キャリアコンサルタント試験対策講習 | 18,000円 | キャリアコンサルタント合格を目指す方(受験資格あり) |
キャリアコンサルタント更新講習(技能講習) | 15,000円~16,200円 | キャリアコンサルタント所持者 |
(引用元:資格の大原公式HP)
キャリアコンサルタント試験の受験を考えている方のうち、受験資格を得ると同時に試験対策をしたい方は「キャリアコンサルタント養成講習」が適しています。
また、実務経験等で既に受験資格があり、養成講習は受ける必要はないものの、実技・論述試験対策をしたい方は「キャリアコンサルタント試験対策講習」が良いでしょう。
一方、既にキャリアコンサルタント資格を所持しており、5年ごとの資格更新をしたい方はキャリアコンサルタント更新講習が対象です。
更新講習については後述しますので、ここでは「キャリアコンサルタント養成講習」「キャリアコンサルタント試験対策講習」の2コースについて詳細解説します。
対象者や講座のカリキュラム内容をふまえて、自分に適したコースを選びましょう。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座は、厚生労働省に認定されており、修了することでキャリアコンサルタント試験の受験資格を得られます。
ただ、キャリアコンサルタントについて体系的に学び、試験対策を万全にするという意味では、実務経験などで受験資格は満たしている方でも養成講習を受けるのがおすすめです。
キャリアコンサルタント養成講習の学習は大きく分けて「知識編」「演習編」そして「国家試験対策」の3つに分かれます。
項目 | 学習方法/時間 | 学習内容 |
知識編 | Web通信(動画)/72時間 | 動画視聴・テキスト学習/過去問/課題 |
演習編 | スクーリング(通学・オンライン)/11日88時間 | 講義/実技トレーニング/グループワーク/ロールプレイング/ワークシート実践 |
国家試験対策 | スクーリング(通学・オンライン)/1回3時間 | 実技試験対策の総仕上げ(ロールプレイング/論述添削) |
(資格の大原公式HPを基に作成)
「知識編」は、Web通信で動画視聴・テキストを使ってスキマ時間を使った学習が可能です。
「演習編」では、教室へ通学するかZoomによるオンライン対面で、講師やオブザーバー・受講生同士でのロールプレイングやグループワークを通じて実技対策します。
今回一緒にまとめた「国家試験対策」は、本来「キャリアコンサルタント養成講座」とは別の独立した講座です。
しかし、キャリアコンサルタント養成講座を受講した場合、無料・申込不要で試験対策講座を受講できるので、実質セットになったものと捉えて構わないでしょう。
「知識編」「演習編」を修了することで基礎力を付けながらキャリアコンサルタント試験の受験資格を得て、「試験対策」で最後の総仕上げをして万全に準備してキャリアコンサルタント試験に臨めます。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント試験対策講座
キャリアコンサルタント国家試験対策 | |
対象者 | キャリアコンサルタント受験資格あり |
受講料(税込) | 18,000円(養成講習受講者は無料) |
受講方法 | スクーリング(通学・Webライブ) |
受講時間 | 1回3時間 |
学習内容 | 実技試験対策の総仕上げ(ロールプレイング/論述添削) |
(資格の大原公式HPを基に作成)
キャリアコンサルタント試験対策講習の対象者は、キャリアコンサルタント試験の受験資格がある方です。
資格の大原キャリアコンサルタント養成講習の受講者は、こちらの試験対策講習が無料で付いているため改めて申し込む必要はありません。
試験対策講座を申し込むのは、養成講習を他社で受講した、あるいは実務経験などで受験資格を得ているという方ということで、その場合受講料18,000円(税込)がかかります。
資格の大原キャリアコンサルタント試験対策の特徴は、以下の通りです。
■JCDA・キャリアコンサルティング協議会のいずれの受験にも対応!
大原のキャリアコンサルタント試験対策講習は、JCDA(日本キャリア開発協会)、キャリアコンサルティング協議会、どちらの試験にも対応できます。
論述試験の問題演習、実技試験のロールプレイング演習をとおして、ご自身が受験する試験団体の実技試験対策を練ることができます。■有資格者のオブザーバーから個別フィードバックあり
実技試験に合格するためには、本番さながらのロールプレイを経験し、的確なフィードバックを受けることが必要となります。大原では、受講生2~3名に対し、有資格者(実務経験豊富+大原独自のフィードバック研修をうけています)のオブザーバーが1名以上つく手厚い体制でサポート。受講生の習熟度に合ったアドバイスが可能です。
養成講座の受講スクールが大原以外の場合でも、安心して練習ができます。
(引用元:資格の大原公式HP)
養成講習と同様、2つの試験団体どちらでも対応可、講師+オブザーバーで少人数に1人スタッフが付きしっかりとアドバイスやフィードバックがもらえる体制です。
受講方法は、ロールプレイや演習するため「教室通学」またはオンラインでリアル双方向やりとりする「Webライブ」から選択します。
なお、養成講習受講者は「知識編」の動画が試験まで視聴でき、養成講習の中でも数多くの演習があるため、万全に受験対策したいという方は受験資格の有無に関わらず養成講座受講がおすすめです。
受験対策講座は、既に受験資格があり、なおかつ独学でほとんどを勉強しており、最後の総仕上げに実技・論述演習対策したいという方に適しています。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント更新講習
資格の大原では、キャリアコンサルタント試験に合格するための講座の他に、既にキャリアコンサルタントとして登録している方向けの更新講習があります。
キャリアコンサルタントは登録してから5年ごとに更新が必要であり、更新を受けるためには厚生労働大臣が認定した講習を受けなくてはなりません。
更新の意義については、キャリアコンサルタントの登録・更新機関によると以下の通りです。
キャリアコンサルタントの登録を継続するためには、更新講習を更新期間内に一定時間数以上受講の上、更新を行う必要があります。
これは、キャリアコンサルタントについて、試験合格時に確認した知識・技能を継続的な学習によりブラッシュアップしていることを制度として確保し、キャリアコンサルタントの資質を保証することによって、キャリアコンサルタントの活用を促進していくことを企図しているものです。
(引用元:キャリアコンサルタントWebサイト登録センター公式HP)
一度資格を取得して終わりではなく、常に知識や技能をアップデート・ブラッシュアップしてキャリアコンサルタントの質を保証する狙いがあります。
なお、更新の要件である更新講習は「知識講習(8時間以上)」と「技能講習(30時間以上)」の2種類があり、資格の大原の更新講習は技能講習にあたります。
資格の大原キャリアコンサルタント更新講習は、以下の4種類です。
資格の大原キャリアコンサルタント更新講習(技能講習) | 受講料(非課税) |
就職活動支援のためのエントリーシート活用 | 16,200円 |
模擬面接官体験によるキャリア形成支援 | 16,200円 |
キャリアコンサルティングにおける「価値観」分析のあり方 | 15,000円 |
キャリア形成支援のための「職務経歴書」の活用 | 15,000円 |
(資格の大原公式HPを基に作成)
4種類の更新講習は共通して時間は6時間(自宅課題2時間+講習4時間)、全てWebライブによる受講です。
就職活動支援のためのエントリーシート活用
「就職活動支援のためのエントリーシート活用」は、エントリーシートの構造を理解し、企業の要求に合致したシートの作成を支援するためのスキルを養成します。
具体的に取り扱う学習内容は以下の通りです。
就職活動支援のためのエントリーシート活用 |
「頑張ったこと」とは何か?コンピテンシーの理解/人事視点、採用側の感覚を知る/「志望動機」とは何か?勘違いの現況を探る/価値観(自己概念)の見つけ方⇒企業の価値観の見つけ方/「頑張ったこと」の例(添削前)を個人で添削してみる/グループで添削内容について検討し、意見の共有をする/必要な添削事項の確認(目標達成行動になっているか)/対面式のアドバイスについて/「志望動機」の例(添削前)を個人で添削してみる/グループで添削内容について検討し、意見を共有する/必要な添削事項の確認(自分と企業の価値観の一致点を示せているか)/修了試験 |
(引用元:資格の大原公式HP)
就職活動において、エントリーシートはファーストステップで、次の試験・面接に進めるかどうかの入口です。
エントリーシートの中でも特に「頑張ったこと」「志望動機」の2点を重視し、次の採用段階につながる内容になるような添削技術を身に付けます。
また、相談者へ行うアドバイスではカウンセリングが欠かせないため、カウンセリングスキルの向上も目標とします。
模擬面接官体験によるキャリア形成支援
「模擬面接官体験によるキャリア形成支援」は、模擬面接官として学生指導にあたる際の面接スキルを向上・カウンセリングスキルの活かし方について学びます。
模擬面接官体験によるキャリア形成支援 |
コンピテンシー面接、逆質問、履修面接の実際/人事視点、採用側の感覚を知る/学生の弱みを見つけ、改善のアドバイスをする/入室~退出までのアドバイス/効果的な質問とフィードバック/業界、業種別の面接指導/集団面接の指導(クラスを2~3グループにわけ、面接官:大学生役:オブザーバーを決める:交替制)/見抜きたいテーマを提示し、どんな質問で、どこを見るのかを考える/適切なフィードバックを学ぶ/個人面接の指導(3人組を作り、面接官:大学生役:オブザーバーを決める:交替制)/価値観を探る質問/価値観(自己概念)について/修了試験 |
(引用元:資格の大原公式HP)
企業の採用活動の多様性を踏まえ、模擬面接官として学生指導にあたる際の面接スキルを磨きます。
学生の面接力を上げるための支援スキルを中心に、どう関わっていくのか・どんな点をアドバイスしていくのか、という点を講義・演習形式で突き詰めていきます。
また、支援の際に、カウンセリングスキルがどう活かされるのか考える点も大事です。
キャリアコンサルティングにおける「価値観」分析のあり方
「キャリアコンサルティングにおける価値観分析のあり方」は、カウンセリングにおける重要な価値観の意味を掘り下げ、実際のカウンセリングにおける価値分析・クライアントへの働きかけについて追求します。
キャリアコンサルティングにおける「価値観」分析のあり方 |
就業における価値観(自己分析・企業分析・経験の棚卸・キャリアチェンジ)/新学習指導要領「深い学び」における価値観(自分軸)/企業マネジメントにおける価値観(企業理念/ダイバーシティ)/AI時代の仕事創出における価値観/「価値観」とは何か/心理学、哲学、社会学、キャリア理論等の研究史を概観しながら、その意味について考える/「価値観」とキャリアコンサルティングの関係/価値観分析が必要な場面、背景。人の価値観はどう変化するのか、企業における価値観とは何か、というテーマについて考える/「価値観」分析ワークアセスメント、価値観分析ゲームなどを用いて、個人の価値観を抽出する方法を体験、自宅課題の「価値観分析表」について添削/修了試験 |
(引用元:資格の大原公式HP)
キャリアコンサルティングを進めるにあたって、クライアントのこれまで培ってきた「価値観」は重要な意味を持ちます。
「価値観」によって思考や感情、行動が決定されていることを踏まえて、日常的に使われる「価値観」という言葉の深い意味を探り、さらに実際のカウンセリングにおける価値観分析、クライアントへの働きかけについて考えます。
「価値観」はキャリアコンサルティング上だけではなく、社会の変化やライフワークバランス、仕事のみならずクライアントの幸福や人生そのものに関わっており、正解がなく常に向き合い考えることが大切です。
キャリア形成支援のための「職務経歴書」の活用
「キャリア形成支援のための職務経歴書の活用」では、転職活動において不可欠な職務経歴書において、多くの課題・悩みを抱えるクライアントにどう活用していくか導くスキルを高めます。
キャリア形成支援のための「職務経歴書」の活用 |
採用側の感覚を身につける/求人先企業の求める経験内容を的確に表記できるようにする/カウンセリングを効果的に行うことで経験の棚卸を進められるようにする/これからの労働市場に合致した求職支援を行える知識を身につける/「職務経歴書」作成支援に必要スキル(採用担当者がチェックするポイント、通過しにくい職歴書の問題点、ジョブ・カードとの関連など)/ビジネススキル、ヒューマンスキルの抽出(仕事経験が少ない方の支援、転職回数が多い方の支援、キャリアチェンジの実際など)/経験の棚卸ワーク/職務経歴書添削ワーク/修了試験 |
(引用元:資格の大原公式HP)
職務経歴書はその名の通り、これまでの仕事の経歴について書いた転職者の自己紹介・自己アピールを含んだ提出書類です。
ただ、求職者の経歴は多様であり、アピール材料が豊富な方もいれば、休職期間が長い・短期間で転職を繰り返している・正社員経験がないなど、訴求材料の乏しい方もいるのが実状です。
そのようにアピールできるポイントが少ない場合でも、書類通過率を高めるコンサルティング及び作成支援について考えます。
キャリアコンサルタントの能力を活かし、かつ、実際の採用の現場に対応可能な支援スキルを養います。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント講座の良い口コミ
資格の大原キャリアコンサルタント講座についての口コミを見てみましょう。
資格の大原キャリアコンサルタントの良い口コミ |
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資格の大原キャリアコンサルタントの良い口コミは、まずスクーリングが非常に手厚く学びが多かったという意見が多数ありました。
スクーリングでの「講師・オブザーバーの指導が学びになった、親身になってくれた」という声と、「テキストや配信動画がわかりやすい」という声、どちらも挙がっています。
また、他社よりも料金が安いと言及している方もいました。
資格の大原キャリアコンサルタント講座は、講師やテキスト・スクーリングの質が高いうえに料金が安いということで、受講生から非常に高い評価を受けている講座であることがわかります。
実際に受講した方々からの口コミを見て、自分が受講したら学びある講座なのか判断する目安にしましょう。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
スクーリングが手厚い
ロールプレイが非常に手厚く、3人グループに1人のオブザーバーや講師が付いてくれました。試験を想定した15分のロールプレイに対して、5分の口頭試問、さらに15分のフィードバックと一回一回が学びになる機会となりました。
(引用元:資格の大原公式HP)
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座のスクーリングは、ロールプレイや口頭試問・フィードバックなど、受講生同士はもちろんインストラクター・オブザーバーとのやりとりが豊富です。
インストラクターやオブザーバーは実際にキャリアコンサルタントとして活躍している方が担当しており、直接フィードバック・アドバイスをもらえるのが貴重と感じられる方が多いようです。
資格の大原のキャリコンの論述対策のセミナーの2回目に参加
相変わらず気付かさせられることが多い
ホントに論述と実技のフォローが手厚い
あとは学科の過去問を解きまくるだけ
#キャリアコンサルタント
#資格の大原
(引用元:X)
スクーリングについて「楽しい」「学びになった」「モチベーションが上がった」とする声が多数ありました。
講師の野口氏は、養成講座において「グループ力を重視している」と明言しており、グループが良い雰囲気で話せること、互いに高め合い刺激し合える場にすることに力を入れている講座だと説明しています。
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座1日目!
色々と発見はあった
何よりも、老若男女、意識高い系が集まって話するのは刺激ありすぎてテンション上がった
次も楽しみでしかない
1日ありがとうございました!
#資格の大原
(引用元:X)
野口氏の狙い通り、グループ内で話し合い良い影響を与え合う養成講座となっているのが受講生からの口コミでわかります。
面接だけでなく、論述試験対策についてもしっかり添削・サポートしてもらえるため、合格する力を養えるでしょう。
同じ志を持つ受講生同士がグループを組んで互いに話し合い試験勉強へのモチベーションを上げるだけでなく、キャリアコンサルタントとして働くイメージを作るうえでもスクーリングが有意義な時間となるようです。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
講師やオブザーバーが親身、頼りがいがある
資格の大原キャリアコンサルタントの良い口コミは、上記のスクーリングとも深く関連していますが、講師・オブザーバーの方の対応について触れられたものも多くありました。
講師やオブザーバーの方々は実際にキャリコンとして活動されている方でしたので、現場との比較の話しを交えて色々な視点でアドバイスしていただけました。
(引用元:資格の大原公式HP)
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座は、講師の他にインストラクター・オブザーバーというポジションの方がいて手厚い人員体制のため、個々に合ったアドバイス・添削が可能です。
スタッフはキャリアコンサルタントとして現場で活躍している方なので、現場での話も交えて教えてもらえます。
大原の講師はとても親切で、養成講習の修了後もロールプレイを練習する機会をたくさん設けてくれました。
(引用元:資格の大原公式HP)
大原は2つの試験団体のどちらにも対応しており、クラスで私だけ違う試験団体での受験でしたが、大原の講師は私一人のためにプリントを作ってくれたり、補講をしてくれました。
(引用元:資格の大原公式HP)
資格の大原養成コンサルタント養成講座は、試験団体が異なる方でも個々に合わせたサポートがあり、杓子定規な対応ではなく柔軟に対応してくれるようです。
カリキュラムをこなすだけではなく、受講生たちが合格するために必要なサポートを熱心にしてくれるスタッフの姿がイメージできます。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
知識編のテキスト・動画が分かりやすい
資格の大原キャリアコンサルタントは、スクーリングについてだけでなく「知識編」の動画・テキストについても良い口コミがありました。
大原の養成講習は、テキストは参考文献がまとまっており、またWebを使った知識編の通信講座では前回見た続きから再生できて、自分のペースで学習できました。
(引用元:資格の大原公式HP)
知識編は多くの情報が網羅的に整理されていて分かりやすかったです。
(引用元:資格の大原公式HP)
スクーリングについての感想が多数ありましたが、知識編のWeb通信による動画・テキストも「分かりやすい」「まとまっていた」という声が多数ありました。
また、養成講座ではないものの、キャリアコンサルタント向けの研修が非常に分かりやすいという声も散見します。
キャリアコンサルタント向け研修2講座の修了証が届く。
今回の講座は、大原が担当しているのだが、
これまでのどの講座よりも詳しく、実践的な内容だった。
受講要件は厳しくないので、
大学関係のキャリコンは資格のあるなしにかかわらず見ておいたほうがよいと思う。
(引用元:X)
【資格の大原】さん提供(無料)のキャリアコンサルタント(有資格者向け)の研修(Web)、
やればやるほど、「よく出来ているな~」
「分かりやすいな~」
「テスト問題も、なかなか良く出来てるな~」
と思わずには、いられない。キャリアコンサルタントの有資格者には、お勧めです
(引用元:X)
キャリアコンサルタント有資格者向けの研修で高い評価を得ている大原は、養成講習でも高いレベルで実践的な内容だと予想できます。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
料金が安い
資格の大原キャリアコンサルタントの、価格についても言及している方がいました。
大原キャリコン受講生でした。オススメです!
(引用元:X)
養成講座の選択を迷っている方で、「料金を考えると大原が第一候補」と、価格の安さに魅力を感じている口コミです。
キャリコンの実技試験のロープレが大原の受講生は無料だけど、
ロープレの機会を増やすために日本マンパワーの単発の講習も申し込んだ。
受講料が高い。高すぎる。十万石まんじゅう。
(引用元:X)
実技試験対策のロールプレイングを希望する方が、試験対策講座について「資格の大原は養成講座修了生がであれば無料だが、他社は高い」と嘆いている投稿です。
経済的コストを考えると、やはりキャリアコンサルタントの養成講座・受験対策講座どちらにおいても資格の大原は最有力候補になるでしょう。
以上、スクーリングが手厚く講師やオブザーバーの方も手厚くサポートしてくれるうえ、知識編の動画・教材も分かりやすく、さらに価格が安いというのが資格の大原キャリアコンサルタント養成講座を受けた方からの評判です。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント講座の悪い口コミ
資格の大原キャリアコンサルタントの悪い口コミ |
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資格の大原キャリアコンサルタントの口コミは、「とても良かった」「学びになった」と良いものがほとんどであり、ネガティブな内容の口コミは多くありませんでした。
その中でもいくつか見つかった悪い口コミ・評判を紹介します。
実際に受講した方からの悪い口コミは、正直な気持ちを吐露したものでしょう。
もし自分が受講を決めた時に「こんなはずじゃなかった」「思ったものと違った」とならないように、ネガティブな口コミについても確認してみましょう。
事務的な対応が不快だった
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座の悪い口コミは、事務的な対応が良くなかったというものです。
大原の行政書士のアプリが良かったから講座も申し込むか迷ったけど、
大原のキャリコン講座の事務的な対応が最悪だったからやめた
(引用元:X)
この方は、前後の投稿から資格の大原キャリアコンサルタント養成講座を受講した方のようです。
「キャリコン講座の事務的な対応が最悪だった」とあるので、養成講座か受験対策講座を受講した時の印象があまり良くなかったと考えられます。
ただ、「事務的な手続きでトラブルがあった」という意味なのか、受講しているなかで「講師等の対応が柔軟性に欠けていた」という意味なのかはこの投稿からははっきり分かりません。
HPと実際の講座内容にズレがあった
また、資格の大原キャリアコンサルタントのHPで紹介されていた内容と実際の受講内容が異なっていたという感想がありました。
昨日は大原の「キャリアコンサルタント実技・論述対策講習」に参加。
ZOOMではなく、対面でロープレ練習できたのは良かったけど、
HPには「本試験同様の出題形式の論述問題演習と、
実技のロールプレイングを行う」とあったのに「論述問題演習」はなかった。
(引用元:X)
HPには「論述問題演習」と「実技ロールプレイング」とあったところ、実際に参加してみるとロールプレイング演習のみで論述問題演習はなかったという口コミです。
ただ、同様の口コミが他にないため、本当に論述問題演習が一切なかったのかは判断がつかない部分です。
同講座について、2024年7月時点の大原公式HPによると以下の通りです。
実技ロールプレイングを行う試験対策講習と、論述問題の添削サービス(1回)がセットになった講座です。実技試験対策の総仕上げに、ぜひお役立てください。
(引用元:資格の大原公式HP)
「実技ロールプレイング」と「論述問題の添削サービス」がセットになった講座ということで、改めて授業で取り上げるのは実技対策のロールプレイングがメインであると読み取れます。
試験対策講座の内容については大原のHPで最新情報を確認して、詳細を知りたい・不安な点があるという場合は直接問い合わせてみることをおすすめします。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント講座のメリット
資格の大原キャリアコンサルタント講座のメリット |
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資格の大原キャリアコンサルタント養成講座のメリットは、いくつかあります。
まず、キャリアコンサルタント試験の試験団体は「協議会」「JCDA」2つがありますが、どちらの試験にも対応している点です。
また、受講料の安さ、試験対策講座が無料、大原受講生割引、教育訓練給付金対象など、経済的なコストを抑えやすいのも大きなメリットです。
そして、スクーリングでは講師に加え現役キャリアコンサルタントによるサポートがあり個々に合わせた指導を実現しています。
さらに、欠席時のフォローや、自宅学習中に分からない点が出た時の質問対応、校舎を自習室として利用できるなど、細やかな環境サポートも充実しています。
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座は、経済的なコストを抑えながらも、個々に合わせてきめ細やかな指導や、ハード面でのサポートなど充実した内容です。
2つの試験団体どちらにも対応
キャリアコンサルタント試験は、「特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会」と「特定非営利活動法人日本キャリア開発協会」の2団体が運営しています。
学科試験はどちらも共通ですが、実技試験は各々で内容や採点基準が異なるため、受験者は自分に合った試験団体を選択して受験します。
ただ、他の養成講習ではどちらかの試験にしか対応していない場合も多く、養成講習を受けている途中で変えたいと思っても変えようがありません。
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座の場合であれば、どちらを選んでも対応できますし、まだどちらにしたら良いか悩んでいる、決め切れていないという方にも適しています。
受講していく中で、どちらの試験団体が自分に合っているのか、自分の目指すキャリアコンサルタント像に近づけるのか、考えていくことも可能です。
かかる費用が安い
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座の受講料は294,000円(税込)で、他社と比較して非常に安い価格です。
また、養成講座を受講した方は受験対策講座を無料で受けられるため、受験対策のために新たに費用がかからないのも助かる点です。
さらに、「専門実践教育訓練給付制度」の条件に当てはまれば、最大受講料の70%が支給されるので実質30%の自己負担で受講できます。
受講料を一括で支払うのが難しい場合に、教育ローンを使って分割払いで負担を分散することもできます。
キャリアコンサルタント養成講習は度の養成講習でも30万~40万円程度とかなり高額ですが、大原はその中では最も安い講座です。
スクーリングのスタッフ体制が手厚い
キャリアコンサルティング養成講座に不可欠なスクーリングですが、資格の大原はスクーリングで非常に多くのスタッフが入ります。
指導者であるインストラクターが2名、さらにロールプレイングや話し合い時にグループや個々をきめ細やかに見て指導に入るオブザーバーが複数名入ります。
多い時には受講生が2人~3人にスタッフが1名付くぐらいの体制です。
そのため、見過ごされる・放っておかれるような受講生はおらず、しっかりと指導・アドバイスを受けられます。
スクーリングについては口コミでも「学びがあった」「オブザーバーの方からためになる話が聞けた」「良い刺激を受けた」と非常に好評でした。
質問対応や自習室利用などの充実サポート
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座は、さまざまなサポートが充実しています。
まず、講座を欠席した際には欠席した回のレジュメやポイントをまとめた資料が用意され、講義内容を十分に補完できるフォローがあります。
また、学習していて分からない点があった場合、通学生であれば直接講師等にすぐ質問できますし、Webライブ受講生であってもMobile-O-haraの質問フォームから24時間気軽に質問が可能です。
Web通信の「知識編」についてや、演習課題について疑問に思った点など、いつでも質問に答えてもらえるのは心強いサポートです。
さらに、資格の大原キャリアコンサルタント養成講習を受けた方は、大原の校舎にある自習室が利用できます。
演習を受けた校舎に限らず、空き状況によってどの校舎でも利用できるので、自宅で学習ができない・進まない方は予約してどんどん活用しましょう。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント講座のデメリット
資格の大原キャリアコンサルタント講座のデメリット |
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合格実績が少ない
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座について合格率をチェックしてみると、他社より低い傾向があります。
大原は公式HPなどで合格率を公表していませんが、キャリアコンサルタント養成講座は厚生労働省の指定教育訓練講座のため、厚生労働省のデータとして掲載されています。
厚生労働省のデータによると、令和3年度の各社キャリアコンサルタント養成講座卒業生の合格率は下記の通りです。
社名・機関名 | 令和3年度合格率 |
資格の大原 | 64.9% |
地域連携プラットフォーム | 82.8% |
ヒューマンアカデミー | 92.5% |
LEC東京リーガルマインド | 79.5% |
リカレント | 80.2% |
日本マンパワー | 77.2% |
(引用元:厚生労働省「厚生労働大臣指定教育訓練講座」)
他社が70%~90%と高い水準に対して、資格の大原は64.9%と一歩出遅れている印象です。
通学できるのは東京・大阪のみ
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座は、受講方法が「教室通学」と「Webライブ」の2つから選べます。
Zoom等でオンラインでの会議・会話が一般的になりさまざまな場面で活用されるようになり、居住地に関わらず会話形式で学習できるようになったことは非常に便利です。
一方、やはり同じ空間で直にやりとりができる「教室通学」の方が良いという方も多数います。
しかし、資格の大原キャリアコンサルタント養成講座の教室通学ができる校舎は、「東京水道橋校」「池袋校」「梅田校」の3校のみです。
3校の通学範囲に居住地がある方しか「教室通学」は選択できず、それ以外の地域に住んでいればWebライブで学ぶ一択となります。
教室通学は、以前東京1校のみだったのが、2024年時点で3校まで拡大してきているので、今後通学できる校舎は増えていく可能性はあります。
スクーリング日程が限定的
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座のスクーリングは、土曜日あるいは日曜日に行われます。
参考までに2024年8月開講のスクーリング日程を下記にまとめました。
校舎・クラス | スクーリング日程 |
東京水道橋校(土曜日)9:00-18:30
※定員に達したため締切 |
第1回:8/31 第2回:9/7 第3回:9/14 第4回:9/28 第5回:10/5 第6回:10/19 第7回:10/26 第8回:11/2 第9回:11/9 第10回:11/16 第11回:11/30 |
池袋校(土曜日)9:30-19:00 | 第1回:8/31 第2回:9/7 第3回:9/14 第4回:9/28 第5回:10/5 第6回:10/19 第7回:10/26 第8回:11/2 第9回:11/9 第10回:11/16 第11回:11/30 |
梅田校(日曜日)9:00-18:30 | 第1回:9/1 第2回:9/8 第3回:9/15 第4回:9/29 第5回:10/6 第6回:10/20 第7回:10/27 第8回:11/3 第9回:11/10 第10回:11/17 第11回:12/1 |
Webライブ(土曜日)9:00-18:30
※定員に達したため締切 |
第1回:8/31 第2回:9/7 第3回:9/14 第4回:9/28 第5回:10/5 第6回:10/19 第7回:10/26 第8回:11/2 第9回:11/9 第10回:11/16 第11回:11/30 |
Webライブ(日曜日)9:00-18:30 | 第1回:9/1 第2回:9/8 第3回:9/15 第4回:9/29 第5回:10/6 第6回:10/20 第7回:10/27 第8回:11/3 第9回:11/10 第10回:11/17 第11回:12/1 |
(資格の大原公式HPを基に作成)
8月開講の場合、8月~12月の4ヶ月間にほぼ毎週土曜日(日曜日)丸一日をかけてスクーリングして11回のスケジュールをこなします。
ただ、教室通学では校舎ごとに曜日が固定されており、Webライブであっても土日以外の選択肢はありません。
平日休みの仕事をしている方や、平日仕事を終えてから夜間の時間帯を使って養成講座を受けたいという方は大原の養成講座は受講不可能です。
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座は、合格実績が乏しい点と、通学できる範囲・日程が限定である点がデメリットです。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント講座がおすすめの人
資格の大原キャリアコンサルタント講座がおすすめの人 | 資格の大原キャリアコンサルタント講座をおすすめできない人 |
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資格の大原キャリアコンサルタント講座がおすすめなのは、費用をできるだけ安く済ませたいと考えている方です。
また、2つの試験団体どちらにも対応しているため、どちらを受けるかまだ決めていない・迷っている・受講して相談しながら決めたいという方にも合っているでしょう。
そして、スクーリングでは多くのスタッフが付いて指導・アドバイスしてもらえるため、実技対策のロールプレイや口頭試問対策を丁寧にしたいという方にも最適です。
逆に、資格の大原キャリアコンサルタント講座がおすすめできないのは、土日が休めずスクーリング日程が合わない方や、オンラインでの受講に抵抗がある方です。
また、これまでの試験合格率が他社の数字に一歩届いていない状態のため、合格実績を重視したいという方にもおすすめしにくい講座といえます。
資格の大原キャリアコンサルタント講座は、費用を抑えたい・試験団体を決めていない方にも対応でき、実技を中心に試験対策が手厚いことに魅力を感じる方へおすすめしたい講座です。
自分にとって、資格の大原キャリアコンサルタント講座が合っているかどうかの参考にしてください。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント講座がおすすめの人
資格の大原キャリアコンサルタント講座がおすすめの人 |
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資格の大原キャリアコンサルタント講座をおすすめしたいのは、以下にあてはまる方々です。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
費用をできるだけ安く済ませたい
キャリアコンサルタント養成講習の相場は30万円~40万円ですが、資格の大原キャリアコンサルタント講座は受講料が294,000円(税込)で非常に低い価格設定です。
さらに、受講者は試験対策講座も無料で受けられる特典や、専門実践教育訓練給付制度適用で最大70%キャッシュバックがあるなど、経済面で非常に助かる方が多いのはないでしょうか。
それでも受講料を一括で払うのが難しい方には、教育ローンで回数を自由に変えられて負担軽減もできます。
2つの試験団体のどちらを選ぶか迷っている
キャリアコンサルタント試験は、「キャリアコンサルティング協議会」と「日本キャリア開発協会」の2団体があり、受験者はどちらかに申し込みます。
学科試験について共通なものの、実技・論述試験については2つの団体で問題・採点基準などが異なるため、自分に合った試験団体を選んで養成講座も受講するのが一般的です。
ただ、養成講座を開始する前にどちらにするか決められなかった方、迷っている方、どちらが良いか誰かに相談して決めたいという方には大原が最適でしょう。
協議会・JCDAどちらを選んでも講座でしっかり合格できるようサポートしてくれますし、自分はどちらが合っているかというのを相談しながら決めることも可能です。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
ロールプレイや口頭試問の対策をしっかりしたい
資格の大原キャリアコンサルタント講座は、スクーリングの人員が非常に多い講座です。
専任講師である野口氏によると、スクーリングについて以下のように説明しています。
大原は、講師2名以外にフィードバック研修を何度も受けて、実戦経験のある有資格者のオブザーバーをグループ毎に配置し、受講生の実技レベルに合わせたフィードバックを行うことで実践力を養います。
(引用元:資格の大原公式HP「専任講師より」)
講師2名だけでなく、現役キャリアコンサルタントをオブザーバーとして配置することで、クラス全体をしっかり見て、各々のグループ・個人へ適切に介入・サポートします。
資格の大原キャリアコンサルタント講座は、受講生からも「オブザーバーの方から学んだ」「スクーリングが楽しくて仕方がない」「グループ内の雰囲気が良かった」と非常に好評です。
試験対策講座を受講したい
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座を受講すると、「キャリアコンサルタント試験対策講習(実技・論述試験)」が無料で受講できます。
試験対策講座は、単独で受講しようとすると18,000円(税込)なので、キャリアコンサルタント養成講座の294,000円(税込)は18,000円(税込)分を含んだ料金とも考えられます。
養成講座はあくまでキャリアコンサルタントの基礎的な知識・スキルを付けて受験資格を得るためのもので、受験対策として完璧なものではありません。
その後自学自習する方もいるかもしれませんが、キャリアコンサルタント試験とは自分1人でコツコツ勉強する資格ではないので、やはり講師や受講生と直接やりとりできる講座を受講するのが最適です。
養成講座を終えて受験資格を取得した後も、受験対策講座で再びロールプレイ・論述試験対策できるのは非常に親切な設計です。
資格の大原は、費用を抑えたい方や、試験団体を決めていない方、ロールプレイ・グループワークの対策をしっかりしたいという方におすすめします。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント講座をおすすめできない人
資格の大原キャリアコンサルタント講座をおすすめできない人 |
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資格の大原キャリアコンサルタント講座がおすすめできない人について解説します。
土日の休みが取れない
資格の大原キャリアコンサルタントは、「知識編」「実技編」があり、実技編ではスクーリングが欠かせません。
スクーリングの日程は固定されており、土日のどちらかを丸一日使って受講します。
そのため、土日が休めない仕事をしている方には参加が難しいでしょう。
4ヶ月に渡りほぼ毎週土日のどちらか通う・あるいは自宅等でオンライン受講しなくてはならないため、土日が休みやすい方でないと受講が現実的でありません。
合格実績を重視したい
資格の大原キャリアコンサルタント講座は、令和2年度の合格率が55.1%、令和3年度が64.9%です。
他社は70%~90%程度の合格率を誇るところも多く、資格の大原は合格率が高くはありません。
過去の合格実績・合格率がしっかりしている方が信頼できる・安心して受講できるという方にはおすすめできない講座です。
オンライン受講に抵抗がある
資格の大原キャリアコンサルタント講座は、「東京水道橋」「池袋」「梅田」の3校は通学できるものの、それ以外の地域ではWebライブでロールプレイや口頭試問を訓練します。
近年はオンラインミーティングやオンラインイベント等が普及しており、利用する方々が増えたのは事実ですが、やはり直接会って同じ空間にいる状態とは違うと感じる方も多いでしょう。
中には、「オンライン受講のやり方が分からない」「やることはできるけど苦手だ」「話しづらい」「トラブルがあったら対処できない」など、オンライン受講に不安や抵抗感が強い方もいます。
オンライン受講がしづらいのにWebライブで受講して、PCの扱いで時間をとられることや、うまくやりとりができないなどとなっては受講の意味が半減です。
教室通学ができない地域に住んでいて、Webライブでオンライン受講が難しいという場合には、資格の大原はおすすめできない講座ということになります。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント講座を他社と比較
キャリアコンサルタントの受験資格要件である養成講習は、厚生労働省に認定され他講座であり、その数は20を超えます。
今回は、その中でも人気の高い「地域連携プラットフォーム」「ヒューマンアカデミー」「LEC東京リーガルマインド」「リカレント」「日本マンパワー」の5講座と資格の大原を比較してみました。
社名 | 受講料(税込) | 特徴 |
資格の大原 | 294,000円 (入学金別:6,000円) |
|
地域連携プラットフォーム | 297,000円 |
|
ヒューマンアカデミー | 355,300円 (入学金別:55,000円・教材費別) |
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LEC東京リーガルマインド | 302,500円 |
|
リカレント | 499,400円 (入学金・教材費込み) |
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日本マンパワー | 396,000円 |
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(各社公式HPを基に作成)
費用面で他社と比較すると、資格の大原が294,000円(税込)と最も安く、経済的負担の小さい講座です。
合格率を比べると、ヒューマンアカデミーが非常に高く驚異の92.5%、次いで地域プラットフォームも80%を超えています。
受講期間を比べると、大原は平均的な4ヶ月受講期間ですが、最速では連携プラットフォームの1.5ヶ月コースもあります。
その他、それぞれが個性を持った講座なので、項目ごとに比較してみました。
他社講座と比較することで、自分にとって資格の大原がベストかどうか判断する参考にしてください。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント講座の価格を他社と比較
社名 | 受講料(税込) | 備考 |
資格の大原 | 294,000円 (入学金別:6,000円) |
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地域連携プラットフォーム | 297,000円 |
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ヒューマンアカデミー | 355,300円 (入学金別:55,000円・教材費別) |
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LEC東京リーガルマインド | 302,500円 |
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リカレント | 499,400円 (入学金・教材費込み) |
|
日本マンパワー | 396,000円 |
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(各社公式HPを基に作成)
キャリアコンサルタント養成講習の受講料は、30万円~40万円程度が相場で、6社の平均を計算してみると約357,000円(税込)です。
なお、各社入学金や教材費については、受講料に含まれている場合と別に必要な場合があり、上記の表は受講料として明示されている公式HPに準じて表記しています。
各社受講料
6社を単純な受講料で比較すると、安いのは資格の大原が294,000円(税込)・地域連携プラットフォーム297,000円(税込)、LEC東京リーガルマインドが302,500円(税込)です。
入学料やテキスト代を含めた全体の金額で比較すると、最も安いのは「地域連携プラットフォーム」の297,000円(税込)、「資格の大原」が300,000円(税込)、「LEC東京リーガルマインド」が302,500円(税込)です。
比較の中で最も高額なのは、リカレントの499,400円(税込)、次いで日本マンパワーの396,000円(税込)でした。
ヒューマンアカデミーは受講料が355,300円(税込)ですが、入学金55,000円が必要なため実際は410,300円(税込)、さらに教材費の具体的な金額は明記されていないことに注意が必要です。
受験対策講座
養成講習を修了後に受験対策講座を受講する予定の方にとっては、受験対策講座の費用も考えて計画する必要があります。
資格の大原では、養成講座修了者は受験対策講座が無料で受講でき、改めて申込も不要です。
受験対策講座は一般価格が18,000円(税込)なので、資格の大原キャリアコンサルタント養成講座を受講すればその分お得です。
LEC東京リーガルマインドでは、受験対策講座がいくつも開講されており、修了生はそれらのほとんどを2割引価格で受けられます。
地域連携プラットフォームは、受験対策講座が1回2時間500円~2,500円で受講できると明記されていますが、具体的な内容は不明です。
その他3社については、そもそも受験対策講座を開講していない、あるいは一般生と価格が同じで養成講習による免除・割引はありません。
各種割引
受講料以外にも、各種割引により自己負担額が変わるので見てみましょう。
地域連携プラットフォーム・ヒューマンアカデミー・LEC東京リーガルマインドは各種割引が豊富で、紹介者や学生・年齢や子供がいるかなど割引内容が多岐に渡ります。
ペア割は入学金が半額・子供がいると受講料最大5%OFF、学生は受講料最大5%OFFなど、当てはまる方にとっては助かる制度です。
特徴的なのは地域連携プラットフォームの「給付金対象外特典」です。
後ほど詳しく説明しますが、専門実践教育訓練給付金とは、対象者であれば受講料の最大70%が支給されるという非常に大きい金額の給付金です。
ただ、主婦や学生、自営業者などは対象外となるため、教育訓練給付金は支給されません。
地域連携プラットフォームの給付金対象外特典は、その対象外の方について受講料から27,000円を割引するものです。
なお、割引とは異なりますが、リカレントは本試験に不合格だった場合に次の再受講料が免除される合格保証制度があります。
専門実践教育訓練給付金
備考欄にある「専門実践教育訓練給付金」とは、在職期間や雇用保険の被保険者期間など条件にあてはまる方を対象に、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に受講費用の一部が支給されるものです。
受給要件は以下の通りです。
初めて受給する場合 | 受講開始日に雇用保険の被保険者期間が通算して2年以上であること |
以前に受給したことがある場合 |
|
(引用元:資格の大原公式HP)
専門実践教育訓練給付金の支給対象であれば、キャリアコンサルタント養成講習の場合最大受講料の70%が支給されます。
今回6社とも指定講座に当てはまっているため対象講座の有無が比較材料にはなりませんが、参考までに支給対象者の実質負担額をまとめました。
社名 | 受講料(税込) | 専門実践教育訓練給付金支給対象者の実質自己負担額 |
資格の大原 | 294,000円 (入学金:6,000円) |
90,000円(入学金含む) |
地域連携プラットフォーム | 297,000円 | 89,100円 |
ヒューマンアカデミー | 355,300円 (入学金:55,000円・教材費別) |
121,680円 |
LEC東京リーガルマインド | 302,500円 | 90,750円 |
リカレント | 499,400円 (入学金・教材費込み) |
149.820円 |
日本マンパワー | 396,000円 | 119,800円 |
(各社公式HPを基に作成)
教育訓練給付金の支給対象であれば各社の受講料の差が縮まるので、講座選択する要素として受講料の優先順位が下がる方もいるかもしれません。
ただ、教育訓練給付金は受講料の支払い免除ではなく、一度支払いを終えてから後ほど修了後50%・就業後20%と時間をおいて支給されるので、受講申込時典では全額支払う必要がある点には注意しましょう。
経済的コストに関してまとめると、受講料が最安値で、受験対策講座が無料で受講できる「資格の大原」が最も経済的負担が小さく受講しやすいといえるのではないでしょうか。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント講座の合格率を他社と比較
社名・機関名 | 令和3年度合格率 |
資格の大原 | 64.9% |
地域連携プラットフォーム | 82.8% |
ヒューマンアカデミー | 92.5% |
LEC東京リーガルマインド | 79.5% |
リカレント | 80.2% |
日本マンパワー | 77.2% |
(引用元:厚生労働省「厚生労働大臣指定教育訓練講座」)
キャリアコンサルタント以外の多くの資格では、各社公式HPで「合格率〇%」「合格実績数年間で〇人」など、合格実績について表記していることが多いですが、キャリアコンサルタントにおいては発表しているケースは多くありません。
しかし、養成講習は厚生労働省指定の講座であり、厚生労働省の養成講習データにおいて合格率が発表されています。
養成講習データによると、令和3年度キャリアコンサルタント試験合格率が最も高いのはヒューマンアカデミーの92.5%、次いで地域連携プラットフォームが82.8%です。
ヒューマンアカデミーは、2016年にキャリアコンサルタント国家資格が誕生した翌年2017年にキャリアコンサルタント養成講座を開講しており、継続している講座としても信頼感があります。
キャリアコンサルタント試験の全体合格率は、50%前後なので、ヒューマンアカデミーの合格率は驚異的な高さです。
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座の合格率は64.9%と、全体合格率よりは高いものの他社と比べると高いとはいえません。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント講座の学習方法・期間を他社と比較
社名・機関名 | 学習方法/受講期間 |
資格の大原 | 通学・Webライブ/4ヶ月 |
地域連携プラットフォーム | オンライン/1.5ヶ月または3ヶ月 |
ヒューマンアカデミー | 通学・オンライン/最短3ヶ月 |
LEC東京リーガルマインド | 通学・オンライン/3ヶ月 |
リカレント | 通学・オンライン/6ヶ月 |
日本マンパワー | 通学・オンライン/約3ヶ月 |
(各社公式HPを基に作成)
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座は、通学またはWebライブから選択し、受講期間は4ヶ月です。
キャリアコンサルタント養成講座は、「学科試験対策」部分にあたる理論・知識の部分と、「実技・論述試験対策」にあたるロールプレイングやグループワークなどの演習があります。
どの養成講習を選んでも、ロールプレイングやグループワークは、人と直接会話・やりとりすることが必須のため、テキストや一方向的な動画配信では学習できません。
そのため必ずスクーリングがありますが、ほとんどが通学またはオンライン(リアルタイム通信)が選択できます。
地域連携プラットフォームだけは、通学がなくオンライン完結講座です。
受講期間については、最も短いのが地域連携プラットフォームの1.5ヶ月、長いのがリカレントの6ヶ月でその他は3ヶ月~4ヶ月程度が多いでしょう。
地域連携プラットフォームは、通学で学びたい方には適しませんが、オンラインを希望・最短期間で学習したい方にとってはおすすめです。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
→地域連携プラットフォーム公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント講座の特色を他社と比較
ここまで、受講料・合格率・受講方法などで他社と比較してきましたが、各々には他社にない特徴や個性があります。
数値として比較できる要素とは別に、自分の求める個性が合致すれば受講の決め手になる可能性もあるので、各々の特色を見てみましょう。
社名・機関名 | 特色 |
資格の大原 |
|
地域連携プラットフォーム |
|
ヒューマンアカデミー |
|
LEC東京リーガルマインド |
|
リカレント |
|
日本マンパワー |
|
(各社公式HPを基に作成)
資格の大原キャリアコンサルタントの特色は、2つある試験団体どちらでも対応可能なこと、また受験対策講座が含まれていること、そしてスクーリング時のスタッフ配置が非常に手厚い点です。
地域連携プラットフォームは、完全オンラインなので通学したい方には合わないものの、最短であれば1.5ヶ月の受講期間で修了できるのは大きな特徴といえます。
ヒューマンアカデミーは、合格率が9割以上と非常に高いこと、全国に校舎があるため主要都市で通学でき、割引制度が豊富、長年講座が続いている安心感・信頼感も大きい講座です。
LEC東京リーガルマインドは、長年のキャリアコンサルタント養成のノウハウを詰め込んだオリジナルテキストやオンデマンド学習システムで学びやすく工夫がこらされています。
リカレントは、万が一受講後試験に不合格だった場合に次回キャリアコンサルタント養成講座を受講する場合受講料が免除される合格保証制度があります。
また、本試験を意識した模擬試験・解説を無料で受けられるほか、希望者には面接の実技試験を模した特別プログラムが利用可能です。
日本マンパワーは、養成講座を受講してキャリアコンサルタントに合格すれば、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)の資格取得ができます。
CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー:Career Development Adviser)とは、米国のキャリアカウンセラー養成プログラムを、実務対象の資格として日本向けに構築して導入したもので、NPO法人日本キャリア開発協会(JCDA)が資格認定を行っています。
将来ビジョンも含めて「その人らしい生き方・働き方」を支援することに特色を持ち、全国の各方面で20,000人以上が活躍しています。
(引用元:日本マンパワー公式HP)
試験団体でもある日本キャリア開発協会(JCDA)に入会すると、会員とのネットワークや様々なサポートや機会が増えるメリットがあります。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
→日本マンパワー公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
おすすめのキャリアコンサルタント養成講座を特徴ごとに比較
ここでは、受講希望者が選択するのに重要な特徴ごとに各社を比較しています。
比較する点 | 該当社名・内容 |
費用が安い | 資格の大原 |
最短で学べる | 地域連携プラットフォーム |
夜間に学べる | 地域連携プラットフォーム・LEC・リカレント |
オンライン対応 | 全ての講座 |
通信のみで完結できる | 全ての講座(オンラインスクーリングは必要) |
費用については、単純な受講料の価格も、受験対策講座の費用などを含めて考えても、資格の大原が最も安い費用で受講できます。
受講期間は、各社おおよそ3ヶ月~6ヶ月程度ですが、地域連携プラットフォームは最短1.5ヶ月コースがあるのが特徴です。
夜間で学べる講座は、地域プラットフォーム・LEC東京リーガルマインド・リカレントなどがあります。
オンライン対応の講座は多数あり、今回比較に挙げている6社全てでオンラインサービス・オンラインスクーリングが採用されています。
通信のみで完結する講座は、通学不要という意味では多数ありますが、オンラインであっても人とやりとりをしたロールプレイ・グループワークは必須です。
自分が養成講座を選ぶにあたって重要視したいポイントや、時間の都合で受講スタイルを選びたい方など、自分に合った養成講座を見つけるための参考にしてください。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
費用が安いキャリアコンサルタント養成講座
社名 | 受講料(税込) | 備考 |
資格の大原 | 294,000円 (入学金別:6,000円) |
|
地域連携プラットフォーム | 297,000円 |
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ヒューマンアカデミー | 355,300円 (入学金別:55,000円・教材費別) |
|
LEC東京リーガルマインド | 302,500円 |
|
リカレント | 499,400円 (入学金・教材費込み) |
|
日本マンパワー | 396,000円 |
|
(各社公式HPを基に作成)
受講料を比較すると、最も安いのは資格の大原キャリアコンサルタント養成講座294,000円(税込)です。
資格の大原の入学料6,000円(税込)を入れると、地域連携プラットフォームの297,000円(税込)が最安値です。
ただ、資格の大原では修了後に受けられる受験対策講座が受講料に含まれているため、受験対策講座を受ける予定であればやはり資格の大原が最も安上がりでしょう。
割引制度が豊富なのは、地域連携プラットフォームやLEC東京リーガルマインドです。
各社養成講座は全て専門実践教育訓練給付金の対象で、最大受講料の70%が支給される制度がありますが、雇用保険に入っていない主婦・学生や経営者などは対象外です。
そのため、給付金対象外の方が受講料を抑えたいと考えると、地域連携プラットフォームの給付金対象外特典(27,000円割引)が有力候補になるでしょう。
全体的に安い費用にしたい方は「資格の大原」、専門実践教育訓練給付金対象外の方に限定すると「地域連携プラットフォーム」が最適ではないでしょうか。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
→地域連携プラットフォーム公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
最短で学べるキャリアコンサルタント養成講座
社名・機関名 | 受講期間 |
資格の大原 | 4ヶ月 |
地域連携プラットフォーム | 1.5ヶ月または3ヶ月 |
ヒューマンアカデミー | 最短3ヶ月 |
LEC東京リーガルマインド | 3ヶ月 |
リカレント | 6ヶ月 |
日本マンパワー | 約3ヶ月 |
(各社公式HPを基に作成)
キャリアコンサルタント養成講習の受講期間は、各社おおよそ3ヶ月~6ヶ月です。
最も短い受講期間で修了できるのは、地域連携プラットフォームの「最短最速1.5ヶ月コース」です。
通常スクーリングは、平日夜間であれば週に数日、休日であれば土日のどちらか丸一日という形式が多いですが、最短最速1.5ヶ月コースは週2回・土日両方スクーリングしてその分早く修了します。
仕事の都合などがあり短期集中でみっちり学習し終えたいという方は、地域プラットフォームの1.5ヶ月半の受講が良いでしょう。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
→地域連携プラットフォーム公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
夜間に学べるキャリアコンサルタント養成講座
キャリアコンサルタント養成講座に通学するのに、仕事が終わった後夜間の時間帯を使って受講したいという方も多数います。
社名・機関名 | 夜間クラスの有無 |
資格の大原 | × |
地域連携プラットフォーム | 〇 |
ヒューマンアカデミー | × |
LEC東京リーガルマインド | 〇 |
リカレント | 〇 |
日本マンパワー | × |
(各社公式HPを基に作成)
地域連携プラットフォームは、「土日」「夜間(月・水・金)」「夜間(火・木・土)」「午前(火・水・木・金)」「午後(火・木)」「土日月」「最短」など選べる時間帯が多数あります。
平日は仕事で遅いから土日にするという方も、主婦で子供が幼稚園に行っている間にという午前中の方も、休日が忙しいから平日夜間にという方も、生活時間に合わせて選べるのが地域連携プラットフォームの大きな利点です。
LEC東京リーガルマインドにも夜間コースがあり、リカレントにも「平日夜間」「土or日」「平日昼間短期集中」「平日午前」などさまざまなライフスタイルに合わせた受講方法があります。
→地域連携プラットフォーム公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
→LEC東京リーガルマインド公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
→リカレント公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
オンライン対応のキャリアコンサルタント養成講座
オンライン対応可能なキャリアコンサルタント養成講座は多数あり、今回比較対象にしている6社全てでオンラインサービスを提供しています。
社名・機関名 | オンラインサービス |
資格の大原 | 知識編:Web通信(動画視聴) 演習編:Zoomによる演習参加 |
地域連携プラットフォーム | オンライン完結 |
ヒューマンアカデミー | 通信課程:eラーニング学習 通学課程:Zoom使用でオンライン参加可 |
LEC東京リーガルマインド | 知識編:オンデマンド学習システム 演習編:Zoom |
リカレント | オンライン受講クラス有、オンライン学習サービス |
日本マンパワー | オンライン受講 |
(各社公式HPを基に作成)
今回比較対象とする6社全て、オンラインでの受講スタイルに対応しています。
資格の大原では、学科試験対策にあたる「知識編」はWeb通信でテキストとオンデマンド動画視聴、演習編は通学・Webライブから選択します。
「理論・知識の部分についてはテキスト・動画視聴等で学び、演習部分を通学かオンライン受講を選択できる」受講スタイルはLEC・ヒューマンアカデミー日本マンパワーも採用しています。
地域連携プラットフォームは全てがオンラインで完結し、校舎に通って直接講師・受講生と触れ合うタイプの受講方法はありません。
逆に、オンライン通信による学習がなく全て通学課程で学ぶという方が珍しく、唯一リカレントが全課程通学で学べるシステムがあります。
6社全てにおいてオンライン対応がしており、「リカレントは全て通学が選択可」「地域プラットフォームは通学なし」、その他4社は知識部分をテキスト・動画視聴等で学び、演習部分を「通学」と「オンライン」を選択できます。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
→リカレント公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
通信のみで完結するキャリアコンサルタント講座はある?
「通信のみのキャリアコンサルタント養成講座はある?」という疑問を持つ方が多くいますが、結論からいうと通信のみで完結するキャリアコンサルタント講座はありません。
ただ、「通信」をどのような意味合いでイメージしているかが人によるため、意味を確認して説明します。
もし、「通信のみ」の意味を「テキストや課題が送られてきて、それを自分のペースで勉強する・配信動画を視聴する・課題を提出して添削してもらう」といった学習サイクルと捉えるのであれば、そのようなキャリアコンサルタント養成講座はありません。
なぜなら、先述の通りキャリアコンサルタント養成講座には演習があり、ロールプレイング・グループワーク・ワークシート作成など人と対面して話すことが必須です。
1人でこもってテキストを読む・問題を解くことでキャリアコンサルタント養成講のカリキュラムは成り立ちません。
ただ、もし「通信のみ」を「校舎・教室に通わずに自宅内で学習する」という意味合いで考えているのであれば、完全オンライン対応の講座で実現可能です。
重要なのは、リアルタイム双方向コミュニケーションが必須だという点です。
「通学」「オンライン」「通信」「Web」などの言葉は、意味合いが使い手によってずれている場面が多々あります。
養成講座の中でも、「通学課程」と分類しながらもZoomを介したオンライン受講も含んでいる場合や、「オンライン」を一方向的なeラーニング学習の意味合いで使うケースもあるなど、非常に曖昧です。
養成講座は、自宅学習で完結することは可能ですが、オンライン通学に関わらず人とリアルタイムでやりとりする演習は必ず参加します。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
キャリアコンサルタント資格の独学取得は可能?
結論からいうと、キャリアコンサルタントは「独学取得も可能だが、養成講習を受講するのがおすすめ」です。
キャリアコンサルタント試験を受けるためには受験資格を満たす必要があるため、まずは受験資格を得るところから始まります。
キャリアコンサルタント受験資格 |
|
(引用元:日本キャリア開発協会公式HP)
1のキャリアコンサルタント受験資格の「厚生労働大臣が認定する講習」とは、今回の記事で説明してきた養成講習を指しています。
2は実務経験による受験資格で、キャリアコンサルティングにあたる業務に3年間従事していれば養成講習を受けずとも受験が可能です。
3は、キャリアコンサルタント試験の上位資格である「キャリアコンサルティング技能検定」に先に合格している方であり、これからキャリアコンサルタントを目指す方にとって3を経由するのは遠回りになるため適していません。
独学でキャリアコンサルタントを取得しようとする方は、2の実務経験がある方でしょう。
とはいえ、受験資格を満たした方であっても養成講習を受けてキャリアコンサルタント試験に臨む方がおすすめで、その理由は3つあります。
キャリアコンサルタント試験において養成講習を受けた方が良い理由 |
|
まず、シンプルにキャリアコンサルタント養成講習を受けた方の合格率が高いことが挙げられます。
実務経験を積んだとしても、日々の業務においてキャリアコンサルティングの理論・カウンセリングスキルについて体系的に学ぶ機会は多くありません。
そして、独学だと養成講習を受けることで受講生同士のつながりができるというメリットを逃してしまうのも惜しい点です。
ですので、実務経験で受験資格を満たしている方でも、養成講習を受講してからキャリアコンサルタント試験に臨むことをおすすめします。
とはいえ、経済的・時間的なコスト等の都合で養成講習を省いた方が良いかどうかは個人によりますので、自分がどのルートで試験を受けるかを考える参考にしてもらえればと思います。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
キャリアコンサルタント養成講座の受講生は合格率が高い
下記の表は、第25回キャリアコンサルタント試験結果で、学科・実技試験それぞれについて受験資格別に合格率を計算したものです。
試験種類 | 受験資格 | 受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) |
学科試験 | 養成講座修了者 | 1,425 | 873 | 61.3 |
実務経験者 | 156 | 70 | 44.9 | |
実技試験 | 養成講座修了者 | 1,329 | 884 | 66.5 |
実務経験者 | 164 | 58 | 35.4 |
(日本キャリア開発協会公式HPを基に作成)
学科試験では養成講習修了者の合格率が61.3%に比べ、実務経験者は44.9%、実技試験でも養成講座修了者の合格率が66.5%に比べて実務経験者は35.4%でした。
また、受験者数を見ても、9割程度が養成講座修了者で、実務経験で受験資格を取得して試験に臨んだ人はかなり少数派であることがわかります。
いずれの試験においても実務経験者よりも養成講習修了者として受験資格を取得した場合の方が高い合格率でした。
これは第25回試験に限らず、毎回の試験で同様の傾向が表れています。
GCDF(Global Career Development Facilitator)によると、どの回においても養成講習修了者と実務経験者の合格率の差は大きく、特に実技試験では15%程度の大きな差があります。
資格の大原公式HPにおいても、以下のような解説がされています。
養成講習を受けずに独学で受験する場合は、受験資格としてキャリアコンサルタント業務の経験が3年以上必要であるため、独学で資格取得を目指せる人はごく少数。また、現実的にも、資格もなくコンサルティング業務に就くのは至難の業です。そこで、ほとんどの人が指定のスクールなどに通い、大臣認定の講習(140時間*)を受ける必要があると考えていいでしょう。
また、3年以上の実務経験を持つ人でも、なるべく早く資格を取得するためには、万全を期して試験対策のためにスクールに通う人もたくさんいます。スクールで講習を受けたほうが、合格率が高いという実績があるからです。
(引用元:資格の大原公式HP)
そもそも資格がなくキャリアコンサルタント実務に就くのが難しいこと、もし実務経験があったとしても万全を期すために養成講習を受ける方が多いということです。
早くキャリアコンサルタント資格を取得するためには、養成講習を受けて試験に臨むのが近道といえます。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
養成講座はキャリアに関する理論や技能を体系的に学ぶ機会
合格率とも深く関係する点と考えられますが、養成講座はキャリアに関する理論や技能を体系的に学べる場です。
例えば、日本マンパワーの養成講座の1日~6日目の内容は以下の通りです。
1日目:キャリアコンサルタントの意義・役割 | キャリアコンサルタントの活動領域や倫理基準を学び、少しずつカウンセリングのメカニズムに踏み込んでいきます。 |
2日目:心のメカニズム・キャリアコンサルティングの技能1 | 心のメカニズムを学び、基本的なかかわり方などキャリアコンサルティングの技法やあり方を学んでいきます。 |
3日目:キャリアコンサルティングの技能2 | 相談者の成長を促すメカニズムや、よりかかわりの深いキャリアコンサルティングの技法を習得していきます。 |
4日目:キャリアコンサルティングの技能3 | キャリアコンサルタントのあり方を学び、一連のスキルを習得したところで、本格的なロールプレイングを毎回行っていきます。 |
5日目:キャリア理論1 | 逐語録を取るためのロールプレイングを行います。主要なキャリアカウンセリングの理論の学習を進めていきます。 |
6日目:キャリア理論2 | キャリアカウンセリング理論を理論家のインタビュー映像を見て、実際に演習を行いながら理論を習得します。 |
(引用元:日本マンパワー公式HP)
養成講習では、「キャリアコンサルタントの意義・役割」「心のメカニズム・キャリアコンサルティングの技法」「カウンセリング理論」など、キャリアコンサルタントとしての必要な知識を学びます。
また、知識面はテキスト等を用意して自身で学ぶことも可能ですが、グループワークやロールプレイング、さらに講師からの直接の指導アドバイスを受けられる演習については独学が困難で、養成講習の意義が大きいでしょう。
キャリアコンサルタント試験は、学科だけでなく実技試験があり、実技試験に関しては双方向のやりとりで成り立つものであるため、自身で対策するのが非常に難しい部分です。
地域連携プラットフォームも以下のように学科・実技両面の学びを説明しています。
「学科」ではカウンセリング理論とキャリアコンサルティング理論、労働関係の法制度や社会保険労務の知識、メンタルヘルスの知識と対応、キャリア教育、職業倫理などを学びます。講義も行いますが、自宅学習で問題を解き「回答と解説」を読むことで知識が確実になっていきます。
「実技」では、面談(カウンセリング)が一人でできるように、実践的な演習を順を追って行っていきます。体験的にカウンセリング手法を体得していきます。
(引用元:地域連携プラットフォーム公式HP)
面談(カウンセリング)におけるスキルは、実際に人と話してやりとりする中で課題点・改善点を見つけてブラッシュアップしていくしかなく、この点において独学者は非常に難易度が高くなる点です。
キャリアコンサルタントについて、資格は取得できたとしても、業務を続けるにあたって「一度基本を知っているかどうかはその後のキャリアアップにも重要な点」という指摘もありました。
キャリコン面接試験は、独学でも合格可能です。
ただ、それだと「何が良くて何が悪いのか」が分からずに実務をしてしまうことになります。
自己流がダメということではありませんが、基本の型を知っておくことはその後にも影響する大事なことです。
#キャリアコンサルタント
(引用元:X)
普段資格取得は独学で取る方でも、「キャリアコンサルタントに関しては講座を受ける」「受けて良かった」という感想を述べる方が多数いました。
もし、養成講習を受講しないことを選択した場合でも、受験対策講座などを利用して面接・ロールプレイの演習に一度は参加することをおすすめします。
独学では仲間・横のつながりを作れない
キャリアコンサルタント養成講習に参加した方の感想では、「仲間と話し合って刺激がもらえた」「良い出会いがあった」というものが非常に多く見られます。
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座1日目!
色々と発見はあった
何よりも、老若男女、意識高い系が集まって話するのは刺激ありすぎてテンション上がった
次も楽しみでしかない
1日ありがとうございました!
#資格の大原
(引用元:X)
養成講習の演習では、ロールプレイ・グループワークを通じて、相手の話に傾聴する、自分の気持ちを伝える、など受講生同士のやりとりが多くあります。
そして、同じキャリアコンサルタントという目標に向かっているということで仲間意識も芽生えやすく、友人関係やビジネス上のネットワークとして大事なつながりとなることが多いようです。
養成講座で直接的に学ぶ知識だけでなく、演習を通じて得た仲間も自分の貴重な財産と考えられます。
実際に、独学で合格はできたものの、ネットワークがないことを嘆いている方もいました。
キャリアコンサルタント合格はできたけど、これからが悩みどころ。
副業で経験を積みながらが現実的なんでしょうか。
独学だったため、ネットワークがないのが課題です。
(引用元:X)
キャリアコンサルタントという職業上人脈も大きな武器ともいえます。
試験合格だけでなく、キャリアコンサルタントとしての今後を考えたうえでも、養成講習は貴重なネットワーク作りの場となり、受講することでプラスとなるものが大きいでしょう。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
キャリアコンサルタント試験の合格率・難易度
キャリアコンサルタント試験全体の合格率と難易度を見てみましょう。
キャリアコンサルタント試験は「学科試験」と「実技試験」があり、片方のみ合格した際は次回免除されるため、1つずつ合格する方もいます。
試験種類 | 受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) |
学科試験 | 5,698 | 3,627 | 63.7 |
実技試験 | 5,501 | 3,660 | 66.5 |
同時受験 | 4,524 | 2,338 | 51.7 |
(日本キャリアコンサルティング協会・日本キャリア開発協会公式HPを基に作成)
学科試験・実技試験・同時受験と分けて合格率を見てみると、第25回の学科・実技同時に一発合格率は51.7%です。
また、過去のキャリアコンサルタント試験合格率の推移を下記のグラフで確認してみましょう。
試験が開始された頃は回によって上下していますが、ここ数年間の合格率は学科・実技試験共には60%~80%で安定しています。
キャリアコンサルタントは以前民間資格だったものが2017年に国家資格として認定されました。
そもそも国家資格とはどのようなものか、文部科学省は以下のように説明しています。
国家資格とは、国の法律に基づいて、各種分野における個人の能力、知識が判定され、特定の職業に従事すると証明される資格。法律によって一定の社会的地位が保証されるので、社会からの信頼性は高い。
(引用元:文部科学省公式HP)
国が認めた各種分野における一定の知識・スキルを証明するもので、社会から信頼されるという点で大きな意味があります。
では、他の国家資格と比べて合格率はどうなのか比較してみましょう。
資格名 | 令和5年度試験合格率(%) |
キャリアコンサルタント | 51.7 |
不動産鑑定士 | 33.6 |
保育士 | 29.9 |
行政書士 | 14.0 |
司法書士 | 5.2 |
(厚生労働省・各試験機関HPを基に作成)
資格により受験資格・試験回数・合格条件など異なるため単純比較はできませんが、合格率をみればキャリアコンサルタントは国家資格の中で比較的取得しやすい資格といえます。
キャリアコンサルタント試験の合格率が高めであることは、日本マンパワーのHPで説明されています。
試験の合格率は、学科試験は56.8%~81.1%。実技試験は58.2%~74.7%で、概ね6~7割付近を推移しています(第11回~20回までの2団体の平均より)。難易度は、国家試験としては高めかもしれません。これは、厚生労働省が国家資格キャリアコンサルタントを入り口レベルと設定しているためです。そのため、資格を取得してから自己研鑽をすることが求められています。
(引用元:日本マンパワー公式HP)
キャリアコンサルタントの資格はスキルを極めた証ではなく、「キャリアコンサルタントとして働きだす入口の資格」です。
「キャリアコンサルタントとして名乗れるほどの知識とスキルを持っている」というのがキャリアコンサルタントの資格で、さらに実務経験を積みキャリアコンサルティングのスキルを高めていくことが求められます。
そして、実務経験をこなしながら2級キャリアコンサルティング技能士・1級キャリアコンサルティング技能士と上位資格を目指すことが、キャリアコンサルタントの中でも差別化になります。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント講座に関するよくある質問
資格の大原キャリアコンサルタント講座に関するよくある質問 |
|
キャリアコンサルタントに関するよくある質問にお答えします。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
おすすめのキャリアコンサルタント養成講座は?
本記事でのおすすめのキャリアコンサルタント養成講座は「資格の大原」です。
受講料が最安値・試験対策が無料で受講可能ということで、受験対策用の費用を抑えたい方に最適です。
また、スクーリングでの演習は2人~3人に1人スタッフが付いて手厚く指導してもらえる点や、2つの試験団体どちらでも選択できるなど、個々の状況に臨機応変に対応してくれる優しい講座でもあります。
社名 | 受講料(税込) | 特徴 |
資格の大原 | 294,000円 (入学金別:6,000円) |
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地域連携プラットフォーム | 297,000円 |
|
ヒューマンアカデミー | 355,300円 (入学金別:55,000円・教材費別) |
|
LEC東京リーガルマインド | 302,500円 |
|
リカレント | 499,400円 (入学金・教材費込み) |
|
日本マンパワー | 396,000円 |
|
(各社公式HPを基に作成)
最短で学びたい方にとっては、地域連携プラットフォームの最短1.5ヶ月で学べるコースがおすすめです。
また、大原のスクーリングは土曜日あるいは日曜日のみでしたが、夜間クラスを希望の方は、地域プラットフォーム・LEC・リカレントのいずれかを選びましょう。
多くの講座が「知識部分を動画視聴やテキストで学ぶ」「演習をスクーリング(通学またはオンライン)で行う」受講形式となっていますが、全て通学課程で学習したいという方にはリカレントがおすすめです。
なお、地方に住んでいて通学で演習を受けたいという場合は、ヒューマンアカデミーや日本マンパワーなど全国でスクーリングを実施するところを受講すると良いでしょう。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
→地域連携プラットフォーム公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
→リカレント公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
おすすめのキャリアコンサルタント更新講習は?
キャリアコンサルタントの資格は取得すれば永続的に効力があるものではなく、資格を継続していきたければ5年ごとに更新を受ける必要があります。
厚生労働省によれば、更新のためには「知識講習」を8時間以上、「技能講習」を30時間以上受けなければなりません。
キャリアコンサルタントの登録を継続するためには5年ごとに更新を受けることが必要となります。
更新を受けるためには、以下のA及びBの講習を受ける必要があります。
A.キャリアコンサルティングを適正に実施するために必要な知識の維持を図るための講習(知識講習)につき8時間以上
B.キャリアコンサルティングを適正に実施するために必要な技能の維持を図るための講習(技能講習)につき30時間以上
(引用元:厚生労働省公式HP)
更新講習は養成講習以上に数多く開講されており、2024時点で厚生労働省による更新講習一覧の数は、知識講習が約20、技能講習は約500講座です。
更新講習の選び方は人それぞれだと思いますが、以下のポイントで探すと良いでしょう。
キャリアコンサルタント更新講習の選び方 |
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一番は自分がどのようなスキルや知識をアップしたいかという点から探すのが理想です。
例えば、面接スキルを磨きたい場合は資格の大原の「模擬面接官体験によるキャリア形成支援」(受講料16,200円)、エントリーシートの添削とカウンセリングスキルアップを目指す方は「就職活動支援のためのエントリーシート活用」(受講料16,200円)などがあります。
現在キャリアコンサルタントして接している対象者や、今後自分がどのようなキャリアコンサルティングを目指していくかという点に関わるテーマを選択するのも良いでしょう。
例えば、日本マンパワーには「治療と職業生活の両立支援」(受講料18,000円)や「就職氷河期世代への労働者への支援」(受講料21,000円)など、特定層の支援に関する講座があります。
自分がシニア層の就職を支援する立場にいるのであれば、(株)パソナの「100年キャリア講座中高年・シニア個人に働きかける生涯キャリアコンサルティング」(受講料18,000円)などシニア層の支援に関係するものが良いでしょう。
とはいえ、現実には「費用をあまりかけられない」「更新時期が迫っているため急いで受けなければならない」という方も多いかもしれません。
更新講習費用の相場はおおよそ1万円~3万円程度ですが、費用が1万円未満の講座をいくつかピックアップしました。
講習名/運営機関 | 講習時間 | 受講料(税込) |
有料職業紹介事業者向けキャリアコンサルティングの手法/雇用開発センター | 3時間 | 5,900円 |
学生指導者向け実務講習/雇用開発センター | 3時間 | 9,000円 |
学生・若者支援に関わるキャリアコンサルタントに本当に必要な面談技術と心がけ/(同)働く楽しさ研究所 | 4時間 | 9,800円 |
仕事と不妊治療の両立支援 ~支援のための基礎知識と事例検討~/(株)ビヨンド・ワーズ | 4時間 | 9,500円 |
ジョブ・カード作成支援講座(企業領域)/(一社)キャリアエデュケー ション |
3時間 | 7,000円 |
【CCA】個別カウンセリング場面のためのカードソート活用セミナー/(特非)キャリアカウンセリング協会 | 3時間 | 5,750 円 |
(厚生労働省公式HP「技能講習一覧」)
最も安いものは5,000円台からあり、費用面で厳しい方はなるべく安いものを探して受けるのが良いでしょう。
ただ、受講料が安いものは時間数も短いものが多く、安さだけで選ぶと結果的に数多く受講が必要になり結局割高になってしまうので、時間数と価格を組み合わせて決める必要があります。
なお講習は、更新講習一覧に掲載されていても常に受講できるわけではなく日程が限られているため、更新時期が迫っている時には「今すぐ受講できる講習」を選ぶしかないでしょう。
キャリアカウンセリング協会・産業カウンセラー協会・日本キャリア開発協会(JCDA)・日本マンパワー・パソナは更新講習の数が多いため、受講したいと思い立った時に何かしらすぐ講習を見つけられます。
5年間の間に受講時間数を満たせば更新できるので、できる限り自分の仕事や興味に活かせて実りある講習を選択できるよう、計画的に受講を進めましょう。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
キャリアコンサルタントの資格は意味ない?資格取得のメリットとは
キャリアコンサルタントの資格について、「取っても意味がないのでは」「取得するメリットって何があるんだろうか」と考える方もいるようです。
結論をいうと、キャリアコンサルタントの資格は社会からの需要が大きく、あらゆる分野で活躍できるため就職・転職に有利なうえ、自分自身の人生も豊かにしてくれる有意義な資格です。
キャリアコンサルタントの資格を取得するメリットを以下にまとめました。
キャリアコンサルタント取得のメリット |
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(引用元:リカレント公式HP)
キャリアコンサルタント資格は、国家資格であり名称独占資格ということで、キャリア支援の仕事をしたい人にとっては必須といえます。
国家資格を保持していることで、相談者や取引先などに安心感を与え、信頼を得やすいというのは大きなメリットです。
また、資格取得の中で「キャリアコンサルティングの理論」「キャリア理論」「カウンセリングの技法」など、ビジネスから日常生活まで役立つスキルが身に付きます。
国家資格であれば当然、就職・転職の際には履歴書に書いてアピールすることで有利になる可能性があり、さらに上位資格を目指してスキルアップできます。
キャリアコンサルタントの活躍は多岐に渡り、限られた分野ではなく、どの業界職種においても重要視される人材です。
キャリアコンサルタントが活躍する場は、職業を紹介する「ハローワーク」や人材コーディネート業務が中心の「人材会社」にとどまらず、教育機関・医療福祉分野、各企業内研修や働き方改革など、働く人・働きたい人がいる場所全てです。
【キャリアコンサルタントの魅力】
社会から求められる資格
社会が激変し、先が見えない状況の中で、どのように自身の働き方、生き方、学び方を選択すればよいのか?今や、自分のキャリアは企業や組織に依存するのではなく自ら開発し、作り上げていく必要があります。この大転換は、私たちにとって初めての経験といえます。この「自分のキャリアを自分で考える」をサポートできる専門人材こそ、キャリアコンサルタントなのです。
(引用元:日本マンパワー公式HP)
社会の変化に応じて人の働き方やライフスタイルも変化して、仕事に対しての考え方も多様化しています。
激動の社会の中で、安定した収入や自分の良さを活かせる仕事に就き、プライベートとのバランスを取りながらキャリアを重ねていくことは簡単ではありません。
キャリアコンサルタントは、そんな中で相談者のニーズと社会が求めているものをうまく合致させ、仕事のみならず人生の生き方にも影響する尊い仕事といえるでしょう。
また、数ある国家資格の中でも、比較的取得のハードルが低いという点でもキャリアコンサルタントは貴重です。
「高い合格率」の国家試験!
キャリアコンサルタント試験の合格率の平均は学科試験・実技試験ともにそれぞれ65%程度です。合格率が高く受験機会も多いことから、早期の資格取得が見込め、チャレンジしやすい国家資格といえます。
(引用元:リカレント公式HP)
先述した通り、キャリアコンサルタントには上位資格があり、キャリアコンサルタントはキャリア支援に携わる者の入り口の資格です。
まず、キャリアコンサルタント資格を取得して、自身のキャリアを積みあげながら相談者のキャリアを一緒に考え、自身も相手も高めていけます。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
キャリアコンサルタント試験の受験資格は?
キャリアコンサルタント試験の受験資格は以下の通りです。
キャリアコンサルタント試験の受験資格 |
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(引用元:厚生労働省公式HP)
リカレントは、もう少しかみ砕いて表現しているのでそちらの方が分かりやすいかもしれません。
キャリアコンサルタント試験の受験資格(1~3のどれか1つを満たせば良い) |
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(引用元:リカレント公式HP)
2は実務経験を3年以上積んだ場合で、3はキャリアコンサルティングの上位資格の合格が条件なので、未経験者が受験資格を得るには1の認定講習修了が最も近道です。
また、2の実務経験を満たしている場合でも、養成講習を受講することで合格率向上や人脈作りなどのメリットがあり、養成講習を受講して受験する方も多数います。
キャリアコンサルタント試験の実施機関「協議会」と「JCDA」の違いは?
キャリアコンサルタント試験は、試験団体が「特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会(通称:協議会)」と「特定非営利活動法人日本キャリア開発協会(通称:JCDA)」の2つあります。
キャリアコンサルタント試験の受験者は、申込みをどちらにするか決めてから申し込む必要があります。
学科試験については2団体で違いはなく全く同じ試験内容ですが、実技・論述試験においてはそれぞれ若干異なる出題方式・評価方法が採用されています。
項目 | キャリアコンサルティング協議会 | 日本キャリア開発協会 |
論述の出題方式 | 事例記録を使用。キャリアコンサルタントの意図や受験者自身が考える問題、今後の進め方を問われる。 | 逐語記録を使用。2つの逐語記録の違いや応答についてや今後の具体的な展開方法について問われる。 |
面接の評価区分 | 「態度」「展開」「自己評価」 | 「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」 |
(引用元:GCDF公式HP)
2つの試験団体による違いは、資格の大原によれば以下の通りです。
キャリアコンサルタント試験は実施団体が2つあり、学科試験は共通ですが、団体によって実技試験の論述の問題が異なり、面接試験(ロールプレイ+口頭試問)の評価基準も違います。キャリアコンサルティング協議会は「態度」「展開」「自己評価」、日本キャリア開発協会は「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」が評価基準になり、両団体の合格率にも微妙なちがいがあります。スクールなら、どちらの団体を受けるかといった対策も個人ごとにしっかり行ってくれるので、学科、実技試験とも一発合格を目指すうえでも、強い味方になってくれます。
(引用元:資格の大原公式HP)
キャリアコンサルティング協議会の論述試験では、1対1の面談を基に作られた「事例記録」が使われており、相談者とキャリアコンサルタントの応答の中で重要点をピックアップ・キャリアコンサルタントの所感を記載して作られています。
試験では、事例記録を読んで相談者が何を相談したかったか、キャリアコンサルタントの意図、受験者が考える相談者の問題など、今後の方針が問われる点です。
一方、日本キャリア開発協会の論述試験では、面談における相談者とキャリアコンサルタントの応答を一語一句、文字に起こした「逐語記録」が使われます。
試験では、異なる2つの逐語記録を読んで、応答のふさわしさ・受験者自身が考える相談者の問題・今後の展開を問われる試験です。
2つの団体は、実技試験の出題方式や評価区分は異なるものの、試験の出題範囲は共通で基礎をしっかりと学べば合格は可能です。
ただ、論述の過去問や養成講習等で指導者へアドバイスしてもらうなど、それぞれ対策していた方が安心でしょう。
なお、どちらの試験を選べば良いか分からない・迷っているという方は、資格の大原などどちらの試験にも対応する講座を選び、講師等に相談してみるのが良いでしょう。
→資格の大原公式HPでキャリアコンサルタント養成講座の詳細を見る
資格の大原キャリアコンサルタント講座のまとめ
項目 | 内容 |
講座名 | 資格の大原・キャリアコンサルタント養成講習 |
価格(税込) | 受講料:294,000円 入学料:6,000円 |
受講方法 | 教室通学・Webライブ |
受講期間 | 4ヶ月 |
特徴 |
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サイトURL | https://www.o-hara.jp/course/career_consultant |
キャリアコンサルタント試験は、養成講習選びから始まるといっても過言ではありません。
養成講習はたくさんの会社・機関が開講していますが、資格の大原の強みは「2つの試験団体どちらにも対応」「試験対策が無料」「受講料が最安値」という点です。
「知識編」については、高レベルで網羅した内容のオリジナルテキストと、Web通信を使った動画講義でスキマ時間を活用して学習します。
さらにスクーリングでは、20人定員クラスに、講師2人に加えて現役キャリアコンサルタントをオブザーバーとして配置、受講生2人~3人に1人スタッフが付いてサポートしてくれます。
資格の大原キャリアコンサルタントについての口コミも「スクーリングが楽しい」「毎回学びがある」と大好評の声が挙がっていました。
資格の大原キャリアコンサルタント養成講座を受講して、キャリアコンサルタント資格を取得する一歩を踏み出しましょう。
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