宅建(宅地建物取引士資格試験)取得のための学習の手段として、通信講座は選択肢の一つに入ってくるでしょう。
しかし宅建は毎年20万人以上の人が受験する人気資格であり、宅建の通信講座も豊富に存在します。
そのうちの一つであるスタケン宅建講座は「新スタイルの宅建講座」をうたい、通信と通学のいいとこ取りの「ハイブリッド宅建講座」を行っているのが特徴的な宅建講座です。
そんなスタケン宅建講座ですが、受講を検討するにあたって気になることの一つは、実際にスタケン宅建講座で学習した人たちの評判ではないでしょうか。
そこでこの記事では、スタケン宅建講座の評判をまとめつつ、スタケン宅建講座の概要や他社の宅建通信講座との比較した上での特徴等をご紹介します。
また、スタケン宅建講座がリリースしているアプリの特徴を解説するとともに、アプリだけで宅建の合格が可能かどうかについても説明していきます。
そもそも宅建はアプリだけで合格できる?
そもそも宅建はアプリだけで合格できる? |
---|
・宅建アプリだけで合格は難しい ・スタケン宅建講座なら「インプット」も「アウトプット」も学習できる |
スタケン宅建講座についてご紹介する前に、そもそも宅建はアプリだけで合格ができるかについて考えてみましょう。
スタケン宅建講座はApp Store、Google Playストアなどで、無料の過去問アプリを公開しています。
もしアプリだけで合格ができるのであれば、通信講座を受講するよりも安上がりで済むことは間違いないでしょう。
スタケン宅建講座のアプリであれば安上がりどころかお金をかけずに学習ができ、たとえスタケン宅建講座のアプリ以外の有料のアプリでも通信講座よりも高くつくことはありません。
宅建アプリだけで合格は難しい
しかし結論からいうと、絶対に不可能と断言することも難しいですが、過去問アプリだけで宅建に合格することは難しいでしょう。
スタケン宅建講座と同じくスマホなどのデジタルデバイスによる学習に力を入れているスタディング宅建講座は以下のように述べています。
結論から述べると、「過去問アプリだけ」で合格を目指すことは難しいと言えます。
アプリだけで宅建合格を目指す場合も、勉強のやり方において大事なことは一般的な資格試験の学習と同じです。
合格の鍵は、「基本的な内容のインプット学習」と「問題練習によるアウトプット学習」をセットで行うことです。
(引用:スタディング宅建士講座|宅建アプリだけで合格可能?スマホで過去問・一問一答・聞くだけ学習をする方法)
宅建講座に合格するために重要なことは、知識の「インプット」と「アウトプット」の両方をしっかりとこなすことにあります。
過去問アプリだけで学習すると「問題練習によるアウトプット学習」だけに偏り、「基本的な内容のインプット学習」が不足することになりかねません。
宅建に合格するためには過去問アプリという「アウトプット」だけでなく、講義やテキストなどによる「インプット」を取り入れる必要があるでしょう。
スタケン宅建講座なら「インプット」も「アウトプット」も学習できる
スタケン宅建講座であれば、過去問アプリによる「アウトプット」の学習だけではなく、基本的な知識の「インプット」も可能な講義が組まれています。
スタケン宅建講座の「基本動画講座」という講義では、テキストに『パーフェクト宅建士 基本書』という「定番の教科書」として評価されているものを使用しています。
『パーフェクト宅建士 基本書』を徹底的に読み込み、合格に必要な知識を基礎から固めていくこの講義であれば、たとえ初学者であっても宅建の知識を「インプット」できるでしょう。
また、スタケン宅建講座はただアプリで過去問を解いて「アウトプット」を行うわけではなく、過去問に基づいた「要点まとめ動画講座」という講義を行っています。
スタケン宅建講座のアプリに収録されている過去問から抽出された重要な論点を講義で解説することで、より受講生の実践力を伸ばす「アウトプット」が可能です。
このような質の高い宅建の知識の「インプット」と「アウトプット」は、ただ宅建アプリの過去問を解くだけでは身につけることはできません。
より効率よく学習して宅建に合格ができるように、スタケン宅建講座のような通信講座の受講を検討してみましょう。
スタケン宅建講座とは?
スタケン宅建講座とは? |
---|
・不動産・宅建試験のプロが講師を務める ・スタケン宅建講座の受講プラン ・スタケンの賃貸不動産経営管理士の講座は受付停止中 |
それではここからは、スタケン宅建講座について解説していきます。
スタケン宅建講座は、オーナーズエージェント株式会社が運営する宅建の通信講座です。
もともとオーナーズエージェント株式会社は賃貸管理業の一環として、不動産会社向けのeラーニング教育システムを提供していましたが、2017年に一般向けの資格検定講座である「スタケン」を開講しました。
開講当初は動画形式のWeb講義等による「スマホだけで学べる宅建講座」として話題でしたが、現在はテキストが全宅連推薦の『パーフェクト宅建士』という市販の宅建学習書に変更しました。
また、2023年度のスタケン宅建講義から「ZOOM講義」が導入され、まさに「通信と通学のいいとこ取り」といえる内容に変わりつつあります。
数多い宅建通信講座の中でも高い人気を誇っており、第三者機関調査における宅建合格者への調査の結果、「支持率」「コスパ推奨度」「口コミ評価」の3部門でNo.1に選ばれています。
以上のようにスタケン宅建講座は、2017年開講という比較的新しい宅建通信講座でありながら、一定の評価を得ている宅建講座といえるでしょう。
スタケン宅建講座は不動産・宅建試験のプロが講師を務める
比較的新しい宅建通信講座であることや、動画形式の講義やZOOM講義を実施するなど、スタケン宅建講座は比較的新規性が目立つ宅建通信講座です。
一方で、スタケンの宅建講座には指導面で実績のある二人の講師が就任し、講義を行っています。
スタケン宅建講座で講義を行っている二人の講師がそれぞれどのような経歴や特徴を持っているかについて見ていきましょう。
一人目の講師は、スタケン宅建講座内で「基本動画講座」や「過去問解説動画講座」を担当している、渡邊宏講師です。
渡邊宏講師は、宅建や賃貸不動産経営管理士などの難関資格取得対策のための講座や、日本賃貸住宅管理協会などにおける研修・セミナーを行うなど、講師としての実績は確かでしょう。
一方で、GIC不動産管理株式会社の代表取締役として、賃貸経営・売買・修繕・相続等のコンサルティングに携わるなど、実務経験豊富な不動産のスペシャリストでもあります。
不動産に不慣れな人でも”拒絶反応”を起こさないよう、分かりやすい言葉に置き換えて解説してくれる丁寧な講義に定評あり。
(引用:valuepress|宅建講座『スタケン®』2023年版は通信と通学のハイブリッド!4つのプランで学習を応援。最大1.1万円OFFの先行申込を2022年10月14日(金)受付開始)
初学者にも分かりやすい指導にも定評があり、講義においてはテキストを徹底的に読み込むことで、基礎を着実に固めていく方法をとっており、一から丁寧に実力を積み上げが可能でしょう。
二人目の講師は、スタケン宅建講座内で「ZOOM講義」や「要点まとめ講座」を担当する、鳥海耕二講師です。
鳥海耕二講師は大原法律専門学校で20年以上にわたり宅建講師を勤めた宅建講師のスペシャリストで、講座本部管理職として企画運営も経験したこともありました。
大原法律専門学校から独立した後も、大学や不動産会社における宅建講座の講師としても活躍し、宅地建物取引士の登録実務講習の講師も務めるなど、まさに講師一筋といえる方です。
また、YouTubeにおいても自身のチャンネルから情報を発信しており、宅建関係の動画だけでなく、基本的なビジネススキルの解説も行うなど、精力的な活動を行っています。
スタケン宅建講座の受講プラン
申し込み価格(税込) | 21,780円 ※キャンペーン価格:18,480円【4月30日まで】 |
---|---|
学習指導会(ZOOM) | ○ |
進捗相談会(ZOOM) | ○ |
直前対策会(ZOOM) | ○ |
基本講座 | ○ |
ノウハウ動画講座 | ○ |
過去問解説動画講座 | ○ |
民法解説コント講座 | ○ |
テキスト | ○ |
過去問10年分 | ○ |
予想模試 | 5回 |
音声ダウンロード | ○ |
権利関係まとめ講座 (ZOOM直前特別講義) |
○ |
宅建業法まとめ講座 (ZOOM直前特別講義) |
○ |
法令・税まとめ講座 (ZOOM直前特別講義) |
○ |
10点UP講座 (直前特別講義ZOOM) |
○ |
直前ヤマ当て講座 (ZOOM直前特別講義) |
○ |
(参考:スタケン宅建講座HP)
スタケン賃貸不動産経営管理士の講座は受付停止中
スタケンは宅建講座だけでなく、2021年度版まで賃貸不動産経営管理士の講座も開設していたことがあります。
賃貸不動産経営管理士は宅建士と同じく国家資格であり、令和に入ってから合格率が30%台を前後している難関資格です。
スタケン宅建講座と同じく、スマホ等を利用したWeb講義や、合格特典の「合格者全額返金特典」などを売りにしていました。
しかし2022年版はサービスの一時休止がアナウンスされ、2023年度版についても開講のアナウンスはされていません。
もともとスタケンの運営会社であるオーナーズエージェント株式会社は宅建講座一本でなく、不動産会社向けのeラーニング教育システムも行っていた会社です。
国家試験となり難度が増した賃貸不動産経営管理士の、スタケンによる講座の再開も待たれるところでしょう。
スタケン宅建講座の口コミと評判
スタケン宅建講座の口コミと評判 |
---|
・スタケンの宅建講座の公式インタビュー ・スタケン宅建講座の口コミ・評判 |
ここまでスタケン宅建講座の概要を解説してきましたが、一方でスタケン宅建講座の評判はどうなっているでしょうか。
スタケン宅建講座は公式のYouTubeチャンネルを開設しており、そこで実際に宅建に合格した人たちのインタビューを視聴することができます。
また、公式の発表だけでなく、スタケン宅建講座のSNS上での評判についてもこちらの項目でまとめました。
スタケン宅建講座に限ったことではありませんが、受講・合格した人たち声や評判もあわせて確認することで、それぞれの講座の実際の様子を把握し、ミスマッチを防ぐようにしましょう。
スタケン宅建講座の公式インタビュー
スタケンの公式YouTubeチャンネルはスタケン宅建講座の体験記などを中心に配信を行っているチャンネルです。
同チャンネル内で、実際にスタケン宅建講座を受講した上で宅建に合格した会社員の方のインタビューが配信されていました。
会社の指示で宅建を受けることになった会社員の方は、一度宅建に落ちた上でスタケン宅建講座を受講することになったとのこと。
インタビューの中で会社員の方は、スタケン宅建講座の講義は以前受講した別の会社の講義に比べて、講義の内容が非常に分かりやすかったと述べています。
法律とはなにかというところから「入口から説明してくれた」と述べており、講義にすんなりと入っていくことができたと語っていました。
スタケンの公式YouTubeチャンネルには他にも、レースクイーンの方や主婦の方受験記も公開されており、実際にスタケン宅建講座の受講を通じての学習の様子を視聴できます。
また、他にもスタケンはHP上にスタケン宅建講座を受講して宅建に合格した人たちの声も掲載していますので、そちらも併せて抜粋します。
何度も繰り返し見ることができて、細かく分かれていて自分の不安な分野を重点的に学習することができました。
(引用:スタケン宅建講座HP)
科目ごとに理解度をチェックする小テスト機能。あれがあるおかげで解説→回答を繰り返すことで良い習慣になりました。1本あたりの時間も長すぎないのでちょうどよかったです!
(引用:スタケン宅建講座HP)
動画の学習は隙間時間に見たいものを選択して出来るので良かったです。動画もわかりやすかった。
(引用:スタケン宅建講座HP)
元々不動産業に従事しており、会社が変わったことをきっかけに受験しました。予備校に通う費用はなかったので、リーズナブルでどこでもできると感じたのでスタケンに決めました。
(引用:スタケン宅建講座HP)
渡邊先生の講義動画は分かりやすかったです。テキストの同じところにマーカーをして重要度がひと目で分かった点、単元が細かく分かれていたので、学習の組み立てがし易く、復習もピンポイントで出来た点が良かったです。
(引用:スタケン宅建講座HP)
1単元時間の時間が分かりやすいので、予定を立てやすく、確認テストや進捗が確認できるのもよかったです。
(引用:スタケン宅建講座HP)
全体的にスタケン宅建講座がいかに効率的に学べるかを述べている合格者の声が目立つことが分かるでしょう。
動画による講義形式ならではの、何度も繰り返し見ながらの苦手分野の克服や小テスト機能、隙間時間を利用しての動画学習など、スタケン宅建講座の強みを利用して合格した人たちの意見が並んでいました。
またスタケン宅建講座が他の会社と比べて安価な点や、渡邊宏講師の講義についての評価など、宅建講座を選ぶ上での参考になる意見も並んでいます。
スタケン宅建講座を宅建講座の候補の一つとして考える際には、こうしたスタケン宅建講座の評判も参考にするとより講座の特徴を把握できるでしょう。
スタケン宅建講座の口コミ・評判
ここまでスタケン宅建講座の合格者インタビューや宅建合格者の声を掲載しましたが、これらはあくまでスタケン宅建講座が公式で出しているものです。
SNS上には生の是々非々の声が流れるので、情報の取捨選択の必要こそありますが、公式HPにはない情報を得ることができます。
公式HP上の情報だけで満足するのではなく、SNSなどでも口コミを確認して客観的な情報も収集するようにしましょう。
以上を踏まえた上で、SNS上で確認されたスタケン宅建講座の口コミについて抜粋するとともに、口コミの内容を確認していきます。
本名顔出しは絶対嫌ですね。
仮名、顔出しなしなら…スタケンは合格&宅建士登録したら全額返金らしいけど、
受かって返金=みんな受かったら会社が破綻する=
コレでは受からないのでは?と思って前回候補から外した記憶が…吉野塾いいですよね〜
もちろんダイナマイトも
(引用元:X)
12月から4月くらいまでフォーサイトの通信教育の問題集を3回。
その後はスタケンのアプリ、LECの模試8回を会場で受け復習しました。
フォーサイトは基礎は身につきますが、それだけでは合格できませんので、
早々にスタケンのアプリを繰り返すのをおすすめします。
(引用元:X)
私はスタケン使ってます。見やすいので負担がなく隙間時間を使えるかも?!
(引用元:X)
私が宅建で役に立った
参考書、You Tube、アプリ
・パーフェクト宅建基本書
・同分野別問題集
・TAC直前模試緑
・スタケンアプリ
・棚田行政書士You Tubeお世話になりました。
#宅建
#参考書
#YouTube
#スタケン
#不動産
#資格
(引用元:X)
宅建過去問のオンライン学習、テキスト活用型動画講義と講座音声データの併用「二刀流」学習に、
分析・記録・ランキング機能で学習の自己管理が簡単で勉強の疎外感を払拭でき、
受講料が破格で合格特典全額返還の可能性があるので、
私はスタケン宅建講座をおすすめします!
(引用元:X)
スタケン宅建講座の評判で特に多いのは、スタケン宅建講座がリリースしているアプリの評判でした。
スタケン宅建講座のアプリはいわゆる過去問集であり、スタケン宅建講座を受講していなくても利用可能です。
以前はアプリは有料で購入する必要がありましたが、2022年版は無料で利用できるようになりました。
スタケン宅建講座のアプリの講座の評判は概ねよく、宅建の受験に辺り特に参考になった教材として多くの人が名前を挙げています。
ただしスタケン宅建講座の講座に対するSNS上の口コミは比較的少なく、どちらかといえば「役に立つ過去問アプリ」をリリースしている会社として認知されている節も見受けられました。
もちろん宅建講座の講座への好評も見受けられましたが、一方で「合格者全額返金特典」に不信感を抱く人も見受けられました。
しかし「合格者全額返金特典」に類する特典は他社も行っているため特別に「合格者全額返金特典」は怪しい特典ではなく、そもそもすべてのプランについている訳でもないので、安心して利用して問題ないでしょう。
スタケンの宅建講座と他社の宅建講座との比較
スタケンの宅建講座と他社の宅建講座との比較 |
---|
・スタケン宅建講座とアガルートの宅地建物取引士試験(宅建試験)講座を比較 ・スタケン宅建講座とフォーサイトの宅建・宅地建物取引士通信講座を比較 ・スタケン宅建講座とスタディングのスタディング 宅建士(宅地建物取引士)講座を比較 ・スタケン宅建講座とユーキャンの宅地建物取引士講座を比較 ・スタケン宅建講座とクレアールの宅地建物取引士通信講座を比較 |
ここからは他社の宅建講座との比較を通じて、スタケン宅建講座がどのような特徴を持っているのかについて検証していきます。
数多くある宅建講座の中でスタケン宅建講座がどのような特徴を持っているのかを把握することは、宅建講座を選ぶにあたり非常に重要です。
宅建講座の中には「全額返金」の特典があるものもありますが、それでも試験が年に一回しかない中で費用や時間を不本意な形で浪費することは避けたいところでしょう。
そこでこの項目では各宅建講座の特徴のうち、特に「費用・講義時間・教材・合格率・サポート体制」の5つ項目でスタケン宅建講座と比較を行い、特徴を分析いたします。
スタケン宅建講座とアガルートの宅地建物取引士試験(宅建試験)講座を比較
アガルート | スタケン | |
---|---|---|
費用(税込) | 32,780円(入門総合カリキュラム ・テキスト無しコース) |
21,780円 |
講義時間総数 | 71.5時間 (講義46時間・過去問模試25.5時間) |
30時間 |
教材 | ・フルカラーオリジナルテキスト(冊子版・Web版) ・過去問テキスト(冊子版・Web版) |
・市販テキスト(『パーフェクト宅建士 基本書』。シルバープラン以外は無料配布) ・過去問集(Web版のみ) |
合格率(令和4年) | 59.5% | 非公表 |
サポート体制 | ・Facebook質問制度(無料・無制限) ・ホームルーム(月一度・アンケートを元にした動画コンテンツ) |
・ZOOM相談会(月一度・プレミアムプランのみ) ・掲示板機能(受講者同士の交流) |
(参考:アガルートアカデミー・スタケン宅建講座HP)
アガルートの宅建試験対策講座は、「テンポの良いメリハリの効いた講義」を行う小林美也子講師と、「少しでもわかりやすく,点をとりやすくなるような講義」を行う林裕太講師による講義が売りです。
講義時間数はスタケン宅建講座よりも比較的長めに取られており、テキストもアガルートオリジナルのフルカラーテキストを使用しています。
費用はスタケンのプレミアムプランよりは安価ですが、一方でZOOM相談会の参加資格を除いただけのプラチナプランよりは高額なことには注意が必要でしょう。
一方でアガルートには合格者合格特典があり、「入門総合カリキュラム」の場合は1万円分、「テキスト無しコース」の場合は5千円分のアマゾンギフト券、または費用全額返金のいずれかの特典を得られます。
そして令和4年の宅建合格率が受験者全体で17.0%であるに対し、アガルートは合格率59.5%と高い水準を誇っていることも強みでしょう。
サポート体制も回数制限のない「Facebook質問制度」や月一度に配信される動画コンテンツである「ホームルーム」など充実しており、受講生を支える体制も万全です。
アガルートの宅建資格対策講座は全体的に内容が充実している講座であり、講義にじっくりと取り組めるのであれおすすめです。
スタケン宅建講座とフォーサイトの宅建・宅地建物取引士通信講座を比較
フォーサイト | スタケン | |
---|---|---|
費用(税込) | 59,800円(バリューセット1) | 21,780円 |
講義時間総数 | 約18時間 (講義約12時間・過去問約6時間) |
30時間 |
教材 | ・フルカラーオリジナルテキスト(冊子版・eラーニングシステム「ManaBun」によるWeb版) ・問題集(冊子版) ・過去問テキスト(eラーニングシステム「過去問一問一答演習」によるWeb版) |
・市販テキスト(『パーフェクト宅建士 基本書』。シルバープラン以外は無料配布) ・過去問集(Web版のみ) |
合格率(令和4年) | 75.0% | 非公表 |
サポート体制 | ・Web上からの質問回答(無料。回数制限あり) | ・ZOOM相談会(月一度・プレミアムプランのみ) ・掲示板機能(受講者同士の交流) |
(参考:フォーサイト・スタケン宅建講座HP)
フォーサイトの宅建・宅地建物取引士通信講座は合格率75%(令和4年)という驚異的な数字を叩き出しつつも、「合格点主義」で作られた教材を使用し、最短3か月の学習期間で合格を実現する講座です。
スタケンの30時間という学習時間も比較的短い方ではありますが、フォーサイトはさらにそれよりも短い、総計約18時間という短さを誇ります。
しかし講義時間が短いからといってフォーサイトの講義が分かりづらいというわけではありません。
フォーサイトは記憶に残りやすく色の使い方が工夫されたフルカラーの冊子版のテキストを使用しており、動画による講義も「82%」の受講者が「非常に満足・満足」と評価するなど、高評価を得ていました。
さらに特筆できるのが講義として「バーチャル講師」を選択できる点で、プロの声優を起用したVtuberにより、プロの講師が監修した講義を受けられるなど、楽しく効果的な講義を行えるように工夫されています。
一方で費用は非常に高額となっており、すべての内容がつまった「バリューセット3」は費用が10万円を超えるなど、スタケンのプレミアムプランと比べても倍近い価格設定がなされています。
フォーサイトにも全額返金保証はありますが、スタケンの全額返金保証が「合格」を条件としているのに対し、フォーサイトは「不合格」が条件であることにも注意が必要でしょう。
フォーサイトはスタケン宅建講座と比べて費用が高額ではありますが、逆に費用に余裕があるのであれば、全体的に内容が充実しているフォーサイトも選択肢に入ってくるでしょう。
スタケン宅建講座とスタディングのスタディング 宅建士(宅地建物取引士)講座を比較
スタディング | スタケン | |
---|---|---|
費用(税込) | 14,960円(ミニマム。冊子版テキストを追加する場合は+7,480円) | 21,780円 |
講義時間総数 | 約31時間 (講義約31時間) |
30時間 |
教材 | ・フルカラーオリジナルテキスト(Web版。冊子版は有料) ・問題集(Web版) ・過去問集(Web版) |
・市販テキスト(『パーフェクト宅建士 基本書』。シルバープラン以外は無料配布) ・過去問集(Web版のみ) |
合格率(令和4年) | 非公表(合格者数は813名) | 非公表 |
サポート体制 | ・質問対応なし | ・ZOOM相談会(月一度・プレミアムプランのみ) ・掲示板機能(受講者同士の交流) |
(参考:スタディング・スタケン宅建講座HP)
「スマホを中心に・スマホだけで学習ができる」宅建講座という意味で、スタディング 宅建士(宅地建物取引士)講座はスタケン宅建講座と比較的コンセプトが似ています。
講義時間は2022年時点ではスタケン宅建講座と同じくらいですが、一方でスタケン宅建講座は2023年度は講義数が増加するため、講義の充実度という意味ではややスタケン宅建講座の方が上になるでしょう。
一方でスタケン宅建講座が市販のテキストを使用するのに対し、スタディングはオリジナルのWebテキストを使用しています。
テキストを始め、問題集や過去問も含めてすべてが「スマホ(Web)」で完結しますが、7,480円の追加料金を支払えば冊子版テキストの追加も可能です。
「インプット&アウトプット」を効率よく行う講義カリキュラムに、通勤中の隙間時間などを使って学習が可能なビデオ講座など、短い時間で学習が可能なように講義内容に工夫が見られるのも特徴でしょう。
一方で質問対応ができないなど、スタケン宅建講座と比べてややサポート体制が不安視される部分もありますが、価格は全体的にスタディングの方が安価に抑えることができます。
スタケン宅建講座が2017年開講と比較的新しいのに対し、スタディングは2008年の開講と歴史があるため、より安価で実績がある講座を選びたいのであれば、スタディングは候補に入るでしょう。
スタケン宅建講座とユーキャンの宅地建物取引士講座を比較
ユーキャン | スタケン | |
---|---|---|
費用(税込) | 63,000円(一括払い。分割払いの場合は合計63,680円) | 21,780円 |
講義時間総数 | 60時間 (講義30時間・過去問模試30時間) |
30時間 |
教材 | ・フルカラーオリジナルテキスト(冊子版・Web版) ・過去問テキスト(冊子版・Web版) |
・市販テキスト(『パーフェクト宅建士 基本書』。シルバープラン以外は無料配布) ・過去問集(Web版のみ) |
合格率(令和4年) | 非公表(令和3年の合格者数は1,776名) | 非公表 |
サポート体制 | ・質問対応(Web・郵便。回数無制限だが1日3問まで) ・添削課題(全7回) |
・ZOOM相談会(月一度・プレミアムプランのみ) ・掲示板機能(受講者同士の交流) |
(参考:ユーキャン・スタケン宅建講座HP)
「生涯学習のユーキャン」といえば知らない人はいないであろう、ユーキャンの宅地建物取引士講座も候補に入ってくるでしょう。
テキストは長年に渡り通信講座を行ってきた実績のあるユーキャンらしく、合格に必要な内容を徹底的に絞り込みつつ、わかりやすさも追求したオリジナルフルカラーテキストを使用しています。
また昨今はスマホ等のWebを活用した動画講義にも対応しており、WEBテストを活用した弱点対策やスケジュール・課題管理も行える「合格デジタルサポートパック」など、現代的な学習方法も取り入れられています。
サポート体制も回数無制限の質問対応に加えて、全7回の添削課題があるなど手厚く、まさに「ユーキャンらしい」内容の宅建講座といえるでしょう。
費用もスタケン宅建講座のプレミアムプランとほぼ同額で、より丁寧な環境で学習を行いたいのであればユーキャンは有力な選択肢の一つになるでしょう。
スタケン宅建講座とクレアールの宅地建物取引士通信講座を比較
クレアール | スタケン | |
---|---|---|
費用(税込) | 59,800円(2024年合格目標 完全合格パーフェクトコース。講義DVDを追加する場合は+15,000円) ※4月割引価格:52,624円 |
21,780円 |
講義時間総数 | 125時間 (講義67時間・模試問題58時間) |
30時間 |
教材 | ・2色刷りオリジナルテキスト(冊子版・Web版) ・過去問テキスト(冊子版・Web版) ・問題集(冊子版) ・一問一答集(Web版) |
・市販テキスト(『パーフェクト宅建士 基本書』。シルバープラン以外は無料配布) ・過去問集(Web版のみ) |
合格率(令和4年) | 非公表 | 非公表 |
サポート体制 | ・質問対応(Web・FAX。回数無制限) ・カウンセリング(予約制。直接来校) |
・ZOOM相談会(月一度・プレミアムプランのみ) ・掲示板機能(受講者同士の交流) |
(参考:クレアール・スタケン宅建講座HP)
クレアールの宅地建物取引士通信講座の特徴は、2023年度の試験が残念な結果になっても、2024年度分の講義もフォローできる「完全合格セーフティコース」があることでしょう。
また、クレアールの講師は宅建士指導歴20年のキャリアを誇る“宅建士受験界の合格請負人”こと石川秀才講師で、他社の講座と比べても高い密度を誇る講義時間100時間超えの授業を展開しています。
さらに「非常識合格法」という独自の指導メソッドも展開しており、「受験生みんなが解ける問題」を確実に得点することに特化し、逆に出題可能性が低い学習における「無駄な部分」を省いた学習方法が特徴です。
費用は「2024・25年合格目標 完全合格セーフティコース」の場合、スタケン宅建講座のプレミアムよりもやや高額ですが、「費用面の保証」の手厚さはどの他社にも負けていません。
具体例として、合格時に「合格お祝い金」として8,000円がもらえるのを始め、「完全合格セーフティコース」の場合は2024年の本試験合格時には2025年目標の受講料に相当する12,000円が返金されます。
また、クレアールが負担するのは講義費用だけでなく、2024年分の本試験の受験料もクレアールが負担してくれるなど、他社と比べて保証の手厚さが目立ちます。
スタケンの宅建講座がスマホ学習を中心とした「新しさ」が売りなのに対し、クレアールは熟練の講師による指導と手厚い保証が売りといえるでしょう。
スタケン宅建講座の特徴
スタケンの宅建講座の特徴 |
---|
・テキストは実績のある『パーフェクト宅建士 基本書』を使用 ・実績のある講師陣による合格ノウハウが学べる ・合格した際に受講料が全額返金されるコースがある ・公式の解説動画が充実している ・受験直前期にZOOM講義を開催している ・分からない点はZOOM相談会で質問ができる |
ここまで他社の宅建講座の特徴を紹介してきましたが、ここからはスタケン宅建講座の特徴を紹介していきます。
スタケン宅建講座はスマホを中心としたWeb学習が特徴的な講座ではありますが、実績のある講師陣による講義や受験期直前のZOOM講義など、授業の質は確かなものがあります。
他社と比べて比較的安価な価格設定など、内容に対するコストパフォーマンスの優秀さもスタケン宅建講座の特徴といえるでしょう。
以上のようなスタケン宅建講座の内容の特徴についてしっかりと把握した上で、スタケン宅建講座の受講を検討するようにしましょう。
テキストは実績のある『パーフェクト宅建士 基本書』を使用
スタケン宅建講座は2021年度から、住宅新報出版社刊『パーフェクト宅建士 基本書』を講義のテキストとして使用するようになりました。
他社がオリジナルテキストを使用しているのに対し、スタケン宅権講座は市販のテキストを使用して講義を行います。
しかしテキストの質は決してオリジナルテキストには負けておらず、むしろ全宅連(全国宅地建物取引業協会連合会)推薦の宅建学習書であり、いわば「定番の教科書」として定着しているテキストです。
「網羅性・正確性」というコンセプトで制作されている分「堅い印象」があると評されるテキストですが、逆にスタケン宅建講座は実績のある講師陣が講義を行うためにマッチしている部分があるといえるでしょう。
実績のある講師陣による合格ノウハウが学べる
渡邊宏講師 |
---|
・基本動画講座 ・過去問解説動画講座 |
スタケン宅建講座の講師である渡邊宏講師や鳥海耕二講師は、不動産コンサルティングの実務や予備校講師等の実績がある方々で、講師陣の講義を通じて宅建取得ための合格ノウハウを学ぶことができます。
渡邊宏講師と鳥海耕二講師がそれぞれどのような特徴を持つ講義を行うか確認していきましょう。
渡邊宏講師は「基本動画講座」や「過去問解説動画講座」を担当しており、GIC不動産管理株式会社の代表取締役として不動産コンサルティングを行い、難関資格取得の講座や研修、セミナーを行ってきた実績がある方です。
講師と一緒にテキストを読み込み、出題範囲の網羅と、合格の土台と成る知識の醸成を徹底的に行うスタイルを採用。この方法であれば、動画講義とテキストの読み返しで苦手な分野の学習効率も向上。
(引用:スタケン宅建講座HP)
「基本動画講座」では『パーフェクト宅建士 基本書』を講師とともに徹底的に読み込むことで、合格に必要な知識を基礎から固めていく講義を展開しています。
テキストを読み込むうちに出題範囲の網羅や知識の醸成が受講者の中で成されていき、初学者であっても一から知識を蓄積していくことが可能で、また苦手な分野の学習効率も自ずと向上していくでしょう。
難しい権利関係の過去問の解説を渡邊先生が動画で分かりやすく解説してくれるから、より理解度が高まります。
(引用:スタケン宅建講座HP)
「過去問解説動画講座」では特に難度が高いとされる権利関係の分野の解説を動画で行っており、特に受講者が苦手意識を持つことが多い民法を分かりやすく解説しています。
鳥海耕二講師 |
---|
・要点まとめ動画講座 ・ノウハウ講座 |
鳥海耕二講師は「要点まとめ動画講座」や「ノウハウ講座」を担当しており、大原法律専門学校で宅建講師・講座本部管理職として20年以上キャリアを積み重ねてきた宅建講師のスペシャリストといえるでしょう。
分野毎の要点をコンパクトにまとめ、要点に対応した過去問を活用した動画講義。ありそうでなかった過去問連動型の講義だから、要点と過去問についての理解を同時に深めることができます。
(引用:スタケン宅建講座HP)
「要点まとめ動画講座」では過去に出題された問題から重要な論点をコンパクトに抽出した上で解説し、短時間で受講生の実践力を伸ばすことができます。
過去問から要点を抽出するため、ただ要点をまとめる講義としてだけではなく、過去問対策にもなる効果的な講義内容です。
宅建講師として20年以上の経験をもつ鳥海先生による、宅建に合格するためのノウハウや、細かなテクニックまでテーマごとに解説。様々な知識を身につけることで、合格のためのスキルを身につけることができます。
(引用:スタケン宅建講座HP)
「ノウハウ講座」では宅建講師として20年以上キャリアを積んだ鳥海耕二講師ならではの、試験本番で1点でも多く加点するためのノウハウやテクニックを受験生に伝授する講義内容です。
スタケン宅建講座には合格した際に受講料が全額返金されるコースがある
スタケン宅建講座には、宅建試験に合格すると講義代金が全額戻ってくる特典がついています。
公式の解説動画が充実している
スタケン宅建講座はYouTube上に公式のチャンネルを開設しています。
公式チャンネルは、講師陣による宅建講座の解説や豆知識を始め、実際にスタケンで学習している人たちの様子など、宅建講座に関する様々な動画を公開してきました。
さらにラフィーネプロモーションに所属しているお笑い芸人「ぷらすわん」による「芸人宅建コント」も公開されており、肩の力を抜きつつ宅建の知識を身につけることができる内容です。
スタケン宅建講座による講義に疲れた際などに、軽い気持ちで眺めながらためにもなる、そんなYouTubeチャンネルといえるでしょう。
受験直前期にZOOM講義を開催している
開催日時 | シルバー | ゴールド | プラチナ(プレミアム) | 講義内容 | |
---|---|---|---|---|---|
権利関係まとめ講座 | 9/16(土) 10:00~17:00 |
× | ○ | ○ | 「権利関係」全範囲から出題頻度が高い項目 |
宅建業法まとめ講座 | 10/4(水) 10:00~17:00 |
× | ○ | ○ | 「宅建業法」全範囲から出題頻度が高い項目 |
法令制限・税まとめ講座 | 10/7(土) 10:00~17:00 |
× | ○ | ○ | 「法令制限・税」全範囲から出題が高い項目 |
10点UP講座 | 10/11(水) 10:00~17:00 |
○ | × | ○ | 「権利関係」「宅建業法」「法令制限・税」の出題頻度が高い項目 |
直前ヤマ当て講座 | 10/14(土) 10:00~17:00 |
× | × | ○ | 「権利関係」「宅建業法」「法令制限・税」の出題される可能性が高い項目 |
スタケン宅建講座の講義は動画を視聴することで受講する形式を取っていますが、2023年度からZOOMによるリアルタイム講義も行うようになりました。
ZOOM講義はすべて宅建講師歴20年以上のベテランである鳥海耕二講師が担当し、9月から10月の受験直前期に集中して合格レベルまで一気に引き上げる講義を展開します。
ZOOM講義は「プラチナ」「プレミアム」プランであればすべて受けられますが、「シルバー」「ゴールド」プランは受けられない講義もあるので事前に確認するようにしましょう。
また、もし当日にリアルタイム講義を視聴できなくても、アーカイブから閲覧できるので講義を見逃していまう心配はありません。
分からない点はZOOM相談会で質問ができる
ズーム相談会開催日時 |
---|
2/15(水)・3/15(水)・4/12(水)・5/17(水)・6/14(水)・7/12(水)・8/16(水)・9/13(水)・10/11(水) |
スタケン宅建講座の「プレミアム」プランには月に一度開催される「ZOOM相談会」への参加権があります。
「ZOOM相談会」は鳥海耕二講師が学習方法や問題の解き方など、受講生が学習する上で疑問に思うポイントに対して直接答える相談会です。
スタケン宅建講座には受験者同士で交流ができる掲示板機能はありますが、講師に直接質問が与えられるのはZOOM相談会だけなことに注意しましょう。
スタケン宅建講座は動画視聴を中心に自分で学習を進めていくスタイルの宅建講座ですので、もし分からない部分を相談できる環境が必要だと感じる場合は「プレミアム」プランへの加入をおすすめします。
スタケン宅建講座の注意点
スタケンの宅建講座の注意点 |
---|
・問題集はスマホアプリのみ ・学習ペースを自分で管理しなくてはならない ・質問は「プレミアム」プランじゃないとできない |
ここまでスタケン宅建講座の特徴を解説しましたが、一方でスタケン宅建講座を受講する上で注意すべきポイントにはどういったものがあるでしょうか?
スタケン宅建講座は原則、自分自身で講義動画などを視聴した上で自分で学習をしていく方針を取っている講座です。
この項目では「自分自身で講義動画などを視聴した上で自分で学習をしていく」という特徴を持つスタケン宅建講座ならではの、注意すべきポイントを解説します。
問題集はスマホアプリのみ
スタケン宅建講座は講義のテキストに住宅新報出版社刊『パーフェクト宅建士 基本書』を使用しています。
講義は『パーフェクト宅建士 基本書』という紙のテキストの内容に基づいて行われますが、一方でスタケン宅建講座にはアプリ版しかなく「紙の問題集」がありません。
宅建の試験は紙で行われるのも含め、どうしても紙の問題集を解きたいと考えている場合は注意が必要でしょう。
ただしスタケン宅建講座のアプリは問題集としての評判はよく、SNS上には「宅建に合格する上で役に立ったテキスト」として名前を挙げいてる人もいるくらいです。
アプリでの学習に苦手意識を持つ人は、これを機会に苦手意識を克服するというくらいの気持ちで受講すればあまり問題になることはないでしょう。
学習ペースを自分で管理しなくてはならない
スタケン宅建講座は隙間時間などを使って自分のペースで勉強ができる一方で、逆にいえば「自分で勉強のペースを管理する必要がある」ことも意味しています。
学習していく中でどうしても分からない部分ができてしまったり、受験に際して不安を抱えたままだとどうしても学習のモチベーションが下がってしまいがちです。
しかしスタケンには受講者同士でコミュニケーションが取れる掲示板機能がありますので、モチベーションが下がってしまった時には、受講者同士の交流を通じてモチベーションを管理するのもいいでしょう。
また、どうしても受講者に相談してもどうしても理解ができない箇所ができてしまった時には、「プレミアム」プランであれば、月に一度、ZOOM相談会で講師に直接相談ができる機会が与えられます。
もし講師に直接相談ができないという不安要素をなくしたいのであれば、「プレミアム」プランへの加入を検討しましょう。
質問は「プレミアム」プランじゃないとできない
学習を進めていく上で分からない箇所や不安な点ができた場合は、「プレミアム」プランに加入していればZOOM相談会で講師に相談することができます。
しかし逆にいえば、「プレミアム」プランに入っていなければ学習内容に不明点があったとしても講師に相談することができません。
スタケン宅建講座は動画講義などを受講して自分で学習していくスタイルを取っていますので、ある程度自己管理を行う必要がある講義です。
「プレミアム」プランはZOOM相談会も含めて「全部入り」のプランである上に、「プレミアム」プランには「プラチナ」プランと同じく、合格時に講義費用が全額戻ってくる特典があります。
「プレミアム」プランはスタケン宅建講座のプランの中でもっとも高額ですが、不安のない状態で受講したいのであれば「プレミアム」プランに入った方が結果的に安上がりで合格率もあがるかもしれません。
スタケン宅建講座はどういう人に向いてる?
それではここまでの紹介を踏まえた上で、スタケン宅建講座の受講するのに向いているのはどういう人でしょうか?
スタケン宅建講座の受講に向いている人について以下の通りにまとめてみました。
- スマホなどを使って効率よく自分のペースで学習したい人
- その上で講師や講義のクオリティの高さを求める人
- そうした講義内容の講座をできるだけ安価で求めたい人
スタケン宅建講座の特徴は、通信と通学のいいとこ取りの「ハイブリッド宅建講座」を売りにしているように、スマホを中心にデジタルデバイスを使った学習が可能である点です。
スマホ等のデジタルデバイスを使用した講義はネット環境さえあれば時間や場所を問わず閲覧できるため、効率よく自分のペースで学習したい人に向いているでしょう。
一方でスタケン宅建講座は学習方法が売りなだけでなく、不動産コンサルティングや宅建講師などの実務経験が豊富な講師陣が揃っており、講義のクオリティの高さも担保されています。
それでいて受講料も他社と比べて安価であるのも特徴的で、講義のクオリティを保った上で自分のペースで学習できる環境をできるだけ安価で手にしたい人におすすめできます。
スタケン宅建講座は講義の進め方の都合上ある程度自己管理が求められる講座ではありますが、逆に自己管理に自信があるのであれば受講を検討してもいいでしょう。
スタケン2024年版宅建講座アプリについて
スタケンの2024年版宅建講座アプリについて |
---|
・スタケンの宅建講座のアプリの特徴 ・スタケンの宅建講座の過去問はアプリだけ ・スタケンの宅建講座のアプリだけで合格できるか |
スタケン宅建講座のアプリはSNS上でも評判の良さが目立つ宅建の過去問アプリです。
スタケン宅建講座のアプリは誰でもインストール可能なだけでなく、問題集を解くだけならスタケン宅建講座に入らなくても利用可能な点も含め、積極的に利用したいところでしょう。
この項目ではスタケン宅建講座のアプリの特徴を解説するとともに、スタケン宅建アプリだけで合格ができるかも解説します。
スタケン宅建講座のアプリの特徴
2023年版のスタケン宅建講座のアプリには以下のような特徴があります。
- スマホ一つで場所や時間にとらわれずに学習が可能
- 約2,400問の問題が収録されており解き放題
- 12年分にも及ぶ過去問が収録されている
- 「弱点克服」機能でもう一度解きたい問題だけを解ける
- 学習内容の分析や記録、ランキング機能がついている
スタケン宅建講座は過去問を収録しているアプリであり、スマホさえあれば場所や時間を問わずに学習に取り組むことができます。
しかも問題数は約2,400問、過去10年間の過去問が収録されていることから決してボリューム不足ということもないでしょう。
しかもただ「問題を豊富に収録しているアプリ」というだけではなく、「弱点克服」機能で苦手な問題を集中的に取り組むこともでき、学習内容の分析や記録ができるなど、効率よく学習できる工夫がなされています。
スタケン宅建講座を受講しない場合も、宅建合格の助けになることは間違いないアプリですので、2023年版もぜひとも利用を検討しましょう。
スタケン宅建講座の過去問はアプリだけ
以上の説明のように内容が充実しているスタケン宅建講座のアプリですが、一方でスタケン宅建講座の過去問はアプリでしか取り組むことができません。
スタケン宅建講座のアプリは内容が充実しているために「アプリの出来が悪い」ことで不便に感じることはないはずですが、一方で「紙の過去問」がないことに不便を感じることはあるかもしれません。
スタケン宅建講座はスマホを中心にWeb環境が整っている環境であることを踏まえた上で講義を行っています。
スタケン宅建講座の受講を機会にデジタルデバイスでの学習に慣れるか、どうしても厳しいなら別の宅権講座の受講を検討したほうがいいかもしれません。
スタケン宅建講座のアプリだけで合格できるか
一方で気になるのは、スタケン宅建講座を受講せずともスタケン宅建講座のアプリを使うだけで合格ができるかどうかです。
2023年版はアプリを無料で使えることもあり、もしアプリだけで合格ができるのであればこれ以上なく安上がりで済むでしょう。
前提としてスタケン宅建講座のアプリはあくまで「過去問集」であり、スタケン宅建講座もアプリ以外に『パーフェクト宅建士 基本書』というテキストを使用しています。
また、スタケン宅建講座の講義の中には「要点まとめ動画講座」という過去問を活用した動画講義もあり、「アプリで過去問を解くだけ」ではなく、それを踏まえた上での講義も行っています。
SNS上でもスタケン宅建講座のアプリをおすすめしている人はいるものの、スタケンのアプリ「だけ」で合格したという人は確認できませんでした。
また、「プラチナ」または「プレミアム」コースを受講して合格すれば、講義費用が全額戻ってくる特典もあるので、スタケン宅建講座のアプリだけ使って受験するのと費用が変わらない可能性もあります。
仮にスタケン宅建講座のアプリだけで受験して不合格になった場合、お金は1円も使っていなくとも、宅建の試験は年に一度しかないため最大で「一年間」もの時間を無駄に使ってしまうことになりかねません。
「絶対に不可能」と言い切ることも難しいにしても、スタケン宅建講座をちゃんと受講するより非効率かつ時間を浪費する可能性も高いため、アプリだけで合格を目指すのはおすすめできません。
宅建の勉強ができるおすすめアプリは?
宅建の勉強ができるおすすめアプリは? |
---|
・宅建 過去問集 2023年版「スタケン」の評判は? ・宅建 過去問 2023の評判は? ・宅建士 過去問題《受験用》の評判は? ・宅建士 SmartAI – 2023年度版の評判は? |
スタケン宅建講座が配信しているような宅建の過去問集アプリは、スマホやタブレットさえあれば場所を選ばずに学習ができるメリットがあります。
スタケン宅建講座のアプリは無料で過去12年間の過去問を解くことができる優良なアプリですが、宅建の学習ができるアプリはスタケン宅建講座のものだけではありません。
またスタケン宅建講座は紙の過去問集がないこともあり、スタケン宅建講座が配信しているアプリに囚われず、自分が学習しやすいと感じるアプリを探してみるのもいいでしょう。
ここではスタケン宅建講座が配信しているアプリも含めて、宅建の勉強ができるおすすめのアプリの概要と評判をご紹介します。
宅建 過去問集 2023版「スタケン」の評判は?
「宅建 過去問集 2023年版「スタケン」」は、スタケン宅建講座が配信している公式の過去問集アプリです。
以前は有料でしたが2022年版からは無料で利用することができるようになった上、過去12年間の過去問を解くことができるなど問題数のボリュームもあります。
さらにただ過去問が解けるだけでなく、苦手な問題を集中的に解くことができる「弱点克服」機能など、より効率的な学習を可能とする機能もついています。
そんな「宅建 過去問集 2023年版「スタケン」」の評判について、App Store、Google Playストアに投稿されたレビューから以下に抜粋しました。
試験前、暇さえあればこのアプリで問題を解いていました。一問一答か四択か選べて、さらに苦手な問題だけ復習もできて、解説もついていて、テキストめくって該当箇所を探す手間が省けました(さすがに難しいものなんかはwebで調べる必要がありますが…)とても満足しています。
(引用:App Store)
通勤中に利用しています。
問題数が豊富で、解説も具体的でわかりやすく、大変ありがたいアプリです!
ただ、こちらをダウンロードしてから
電池の消費がとても早く、
それだけは困っています…
(引用:App Store)
レイアウトもシンプルで操作しやすく、コスパ良すぎます。机に向かわなくても、隙間時間にいつもこちらを使っていたので勉強癖がつきました。どのテキストよりもこちらのアプリが一番合格に役に立ちました。このボリュームならもっと高くても買います。
(引用:App Store)
非常に使いやすく重宝しております。 ただ、Android端末より使用しておりますが 分析の学習記録のグラフが動かない不具合のため初めの数日以降はグラフが見れなくなっております。 友人のiPhoneで使用しているものはグラフを動かせているので確認ができるようです。 学習の参考にしているので早めの解決をお願い致します。
(引用:Google Playストア)
参考書とセットで購入。『文章の校正に時間を割いて取り組んで頂きたいです。』とレビューを書いたところ、速やかにご対応いただいた。 文章や説明はわかり易い。なにより、アプリで通勤時間に気軽に勉強できるのがとても良いと思う。
(引用:Google Playストア)
スタケン使い始めましたが、今までした回答の正解率やら何時間勉強したかを「分析」という項目で確認できますが、androidユーザーの私は永遠に読込中との表示が出てしまい利用できません。 それなら他の無料アプリと同じです。 早く直してほしいです。
(引用:Google Playストア)
レビューは2022年版以前の有料だった頃のものが中心ですが、それでもコスパに見合った内容に満足しているものが多い傾向にあるといえるでしょう。
問題数の多さや解説についての好評はもちろん、「弱点克服」機能やレイアウトへの好評も見受けられ、ユーザーに受け入れられていることが伺えます。
一部、androidユーザーを中心に、不具合を訴える声も見受けられましたが、不具合に対応したというデベロッパーの書き込みもありました。
宅建 過去問 2023の評判は?
「宅建 過去問 2023」は広告が入るものの、スタケン宅建講座のアプリと同じく、完全無料で使用できる宅建アプリです。
完全無料なだけあって他のアプリと比べて作りやデザインはシンプルですが、過去10年分の過去問が収録されている上、解説は図解付きのものもあり丁寧です。
問題にチェックを入れられる機能もついており、復習したい箇所を重点的に学習できるようになっているなど、完全無料の宅建アプリとしては高いクオリティだといえるでしょう。
そのことを示す通り、以下のApp Store、Google Playストアに投稿されたレビューでも好評のものが多くみられました。
このアプリのおかげで、いつでもどこでも宅建の勉強が出来ました。文字通りちょっとした隙間時間にチャチャっとできる。一問一択と四択が両方あるのが素晴らしい。すぐ確認できて、すぐに次に行ける。過去問を解くのにこれ以上に効率的な勉強法があるでしょうか。紙媒体の過去問集は1度全体を通ったらめんどくさくなって埃をかぶってます笑
(引用:App Store)
宅建を目指している皆さん、このアプリをやりましょう!
逆にこのアプリだけしかやらなくていいです。
過去10年分の全ての過去問が最新の法令に準拠した形になっているのが、本当に助かりました。
(引用:App Store)
最新の内容への更新、勉強方法の解説もあり、無課金で使用できて大変素晴らしいです。
直前期は時間との勝負なので、1ヶ月だけでも課金をして広告なしで利用することをオススメします。
過去問を2時間かけてひとつづつクリアしていくよりも、こちらのアプリの一問一答を分野別に繰り返すことで自分の苦手問題が可視化でき、効率的です。
また正解時の『ピンポーン』という効果音が気持ちよく、モチベーションアップにつながりました。
良いアプリをありがとうございました。
(引用:App Store)
市販のテキストとこのアプリで勉強しました。特にアプリは毎日続けた結果、今回見事合格することができました。 解説も充実していますし、無料でここまで活用できるアプリには感謝しかありません。悪い点は特にありませんでしたが、間違えた問題の中でランク付けできるようになるともっと効率よく勉強ができるようになるかもしれません。 これからも受験者の強い味方であるアプリであることを願っています。 ありがとうございました。
(引用:Google Playストア)
間違えた問題のチェックもでき使いやすい仕様です。 正解した数がグラフで表示されたり、満点を取るごとに星アイコンも増える(一回満点でgood→二回でperfect→三回でfantastic)など、モチベを高める工夫もされています。スキマ時間で問題を解いたり、机に向かわず布団の中でも勉強できて最高でした。無料で使えるなんてびっくりです! ただ、広告の表示回数は多めです。課金で広告表示を外すことができればもっと快適に使えたはずです。
(引用:Google Playストア)
無料なので広告がでるのは仕方ないですが、動く広告なのでちらちら本当に目障りで気が散ります。 ×を押して消しても、すぐ次の広告が出てくるので消す意味がありません。 家で集中してやるときはマスキングテープを貼って隠してやっています。 広告を消す有料版を出してほしいです。 2000円〜位の価値はあるアプリだと思います。
(引用:Google Playストア)
完全無料で使えることもあってかレビューの数も多くありましたが、その多くが好評の意見であり、このアプリを使って宅建に合格した人も多くいることが分かるでしょう。
問題数の多さはもちろん、間違えた問題の復習のしやすさや正解数をグラフで表せる点など、学習のしやすさについても好評が集まっています。
広告の多さについて言及している人も多くいますが、それを加味しても宅建合格には十分に有用なアプリであることは間違いがないでしょう。
宅建士 過去問題《受験用》の評判は?
次に紹介する「宅建士 過去問題《受験用》」は有料の宅建アプリで、すべての問題・機能を利用するには480円の製品版を購入する必要があります。
ここまで紹介してきたアプリと違い有料ではありますが、問題数は過去22年分と無料の宅建アプリよりも多く、ios版教育売上で1位を獲得するなど確かな人気を誇ります。
単純に過去問を多く収録しているだけでなく、重要知識を整理した「資料」の表示や、重要知識を暗記できる「暗記ノート」機能などもあり、知識を定着させるのに役立つでしょう。
そんな「宅建士 過去問題《受験用》」のApp Store、Google Playストアのレビューにはどのようなものがあるでしょうか。
最初は役に立つのか半信半疑でしたがやってみると解説もわかりやすく、通学中の電車の中や家でも気軽にすることができたので本当に良かったです。使用したのは日建学院の要点整理とこのアプリと市販の模試のみです。初回受験で合格できたのもこのアプリに出会えたおかげだと思います。本当にありがとうございました!来年受験される方にも是非お勧めしたいアプリです!
(引用:App Store)
三ヶ月程度の学習期間で今年の試験に合格できました。問題を解くアウトプットは本当にこのアプリしかやってません。選択肢ごとにしっかりした解説や単元ごとのまとめページもあり知識の整理に役立ちました。また、苦手な問題は繰り返しチェックし易く、使い勝手も非常に良かったです。通勤時間や空き時間の隙間時間を最大限活用できました。
(引用:App Store)
一問一答、四肢択一と切り替え可能で非常にやり込めます。宅建アプリは無料有料いくつか試しましたが今アプリを集中的に進めています。
問題文のフォントサイズがスマホによっては見切れてしまい、画面スクロールさせないと全体が読みにくいのが残念(タブレットならちょうど良い)。
ヒント的な機能として文字強調のON/OFFが出来ますが一問一答だけの機能のようですので四肢択一にも対応してほしいです。
(引用:App Store)
使いやすさ、解説、参考資料は他のアプリ(スタケン等)を圧倒しとても満足度の高いアプリですが、解説の下部分に「参考」(「解説」の右隣の参考資料と別)が付いている解説を、更に増やしてくれたらなお良かったと思います。 あの解説とセットになっている「参考」は類似の問題と比較、区別するのにとても役に立ったので。
(引用:Google Playストア)
合格しました。 こちらのアプリは比較して解説しているものが多く、類似問題での間違いが無くなりました。 短答を繰り返すのがおすすめです。
(引用:Google Playストア)
テキスト付きの過去問演習アプリは珍しく重宝します。難易度別にできたり、重要な言葉への色付け・補図(オンオフ可)もあり効率よく素早く過去問を回せます。最新の法改正にも対応していただけたようで満足です
(引用:Google Playストア)
レビューの傾向として、無料の宅建アプリと比べて解説が充実している点で好印象を抱いている人が多く見受けられます。
アプリとしての使い勝手のよさを述べているレビューもある一方で、一部文字の見切れが発生するなどの改善点を述べているレビューも見受けられました。
無料の宅建アプリよりもより多くの過去問を解きたい方や、よりしっかりした解説が欲しい人などは、「宅建士 過去問題《受験用》」の購入を検討してもいいでしょう。
宅建士 SmartAI – 2023年度版の評判は?
「宅建士 SmartAI – 2023年度版」はTACが配信している宅建過去問アプリで、TACといえば「みんなが欲しかった!」シリーズで馴染みのあるかたも多いのではないでしょうか。
資格系テキストのノウハウがあるTACらしい洗練されたデザインのアプリで、12年分の過去問が収録されているのに加えて、解説も1問ずつ丁寧になされています。
間違えた問題には自動でチェックが入り、その問題を復習することもできる機能もついていますが、最大のネックは値段で、製品版は3,000円と高額です。
そんな「宅建士 SmartAI – 2023年度版」のApp Store、Google Playストアでのレビューを以下にまとめました。
2020年度までは一問一答が残り何問か書いてあったと思います。2021年度は以前より使いやすくなりましたが、その点だけ戻して欲しいです。
(引用:App Store)
SmartAIは抽出機能が優れているので、とても効率的に復習できるアプリだと思います。
マイページで進捗が確認できるのもありがたいです。
(引用:App Store)
他の宅建アプリと比べると使いやすく分かりやすい。できればオプションでもいいのでも練習問題が3年分あれば助かる。
(引用:App Store)
解説図がわかりやすいので助かるんですが、拡大できないので小さくて読めません。去年まではもっと見やすかったと思うのですが…。他はとても満足しています!
(引用:App Store)
問題が分野別に解けるのがいい 似たような問題を何度も解くから勝手に見るポイントがわかってくる 一問一答にできるのも解きやすい (某サイトにはないところ) 参考書なんかよりも手軽に使えるし値段は少々かかるけどこっちの方がいいかも あとは試験形式の過去問や予想問題を数回通したら(アプリじゃなくて紙で)合格しやすい気がする マイナスポイント ・コピペができない ・メモができない ・マーカーがつけられない ・買った年しか対応していない
(引用:Google Playストア)
一問一答やり始めたけど、常に正解してる問題でも短期間に出現しすぎ。毎日でるとかやめてほしい。
(引用:Google Playストア)
他の宅建アプリと比べて高額なこともあってか、そもそものレビューの絶対数が不足している部分もありますが、それでも「他のアプリよりも使いやすい」という声もあったのは確かです。
とりわけ問題を抽出する機能や問題を分野別・形式別に解けるようになっている点などを評価する声があり、一定の評価を受けているとはいえるでしょう。
3,000円という価格は決して安いとはいえませんが、それでも購入を検討する場合は、まずは直近1年分の過去問を利用可能な無料版で試すようにするといいでしょう。
スタケン宅建講座の合格率
宅建講座を選ぶにあたり、講座の「実績」にあたる合格率は非常に気になるところでしょう。
しかし残念ながらスタケン宅建講座の合格率は公表されていませんでした。
ただしこれはスタケン宅建講座の実績が及んでいないが故とは一概には言い切れず、「通信講座」という業務形態である都合上、受講生の実態を掴むことが難しいという実情もあります。
現に宅建の通信講座で合格率を公表しているのはアガルートやフォーサイトなど一部であり、「合格者数」を発表しているところもありますがそれも「全体の受講者数」を公表しているわけではありません。
確かに「合格率」は気になるところですが、それと同じくらいに重要なことは「自分が選ぼうとしている講座が自分にあっていそうかどうかを調べること」です。
あまりにも評判が悪い場合は慎重になる必要はありますが、そうでなければ講座の特徴を把握した上で「自分に合いそう」と思えればそこまで過度に気にする必要はないと思われます。
スタケンの宅建講座に関するよくある質問
スタケンの宅建講座に関するよくある質問 |
---|
・費用は毎月かかる? ・アプリの料金は講座の料金に含まれる? ・返品や中途解約は可能ですか? ・スタケンの無料体験にログインできない ・スタケンの本講座にログインできない ・割引はありますか? ・スタケン宅建講座に限らずアプリだけで宅建に合格できますか? |
ここからはスタケン宅建講座においてよく見かける疑問点について解説していきます。
スタケン宅建講座に限らず、宅建講座を受講する場合、よく分からないままで受講してしまうと思わぬ形でミスマッチが発生してしまうことにもなりかねません。
以下にある「よくある質問」への解説も含め、疑問に思った部分はそのままにせずにきちんと理解した上で講座を選ぶようにしましょう。
費用は毎月かかる?
必要な費用は一番最初に払う分だけで、費用は毎月かかりません。
費用の支払いが完了して以降は、プランに基づいた機能をすべて利用可能です。
アプリの料金は講座の料金に含まれる?
講座の料金にアプリの料金は含まれません。
スマホ用アプリはスマホ利用者に向けて公開されているアプリであるため、講座とは別にインストールする必要があります。
返品や中途解約は可能ですか?
返品や中途解約はできません。
受講する前に講座の特徴を調べ、無料体験等で実際に講義の様子を掴んだ上で受講するようにしましょう。
スタケンの無料体験にログインできない
IDやパスワードが正確に入力されていない可能性があります。
IDやパスワードをコピー&ペーストした際に空白が入ってしまうケースもあるので確認してみましょう。
スタケンの本講座にログインできない
無料体験の時と同じく、コピー&ペーストした際に空白が入っていないか確認してみてください。
それでもログインが出来ない場合は運営にメールで問い合わせてみましょう。
割引はありますか?
スタケン宅建講座のメルマガ登録者はもれなくクーポンが貰えます。
クーポンは「5,000円」「3,000円」「1,000円」の3種類のクーポンがあり、スタケン宅建講座の早割と併用することもできます。
ただし早割以外とは併用できないこととと、「5,000円」のクーポンには1週間、「3,000円」のクーポンには1ヶ月の有効期限があることには注意しましょう。
スタケンの宅建講座に関するまとめ
スタケン宅建講座はスマホを始めとしたWeb・デジタルデバイスを中心に活用した新しいスタイルの宅建講座として売り出している宅建講座です。
一方で決して新規性だけで売り出している講座ではなく、実績のある講師陣による講義や、それによって得ている評価は業界内でも高いほうでしょう。
またスタケン宅建講座が従来やっていた動画による講義だけでなく、2023年度からはZOOMによるリアルタイムの講義を開始することからも、日々改良が重ねられている講座でもあります。
スタケン宅建講座は2017年に一般向けの講座として解説されたばかりで、まだまだ歴史が浅く、実績に乏しいという評価も散見される講座です。
しかし講義の質は決して他の講座に劣ることはなく、むしろ実績のある講師による質の高い講義を、スマホなどを使って効率的に学習できる環境が、比較的安価で得られる講義であるといえるでしょう。
コメント