英会話を独学で習得したい人は多くいますが、多間違った勉強法を選択してしまうといつまで経っても英語を話せません。
この記事では、英会話を独学で習得する勉強法を解説します。
記事の内容を参考にすれば、英会話教室に通わなくても英語を話せるようになります。
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英会話の独学でおすすめの勉強法!
まずは英会話を独学で習得するにあたって、今すぐにでも始めるべき以下の勉強法を解説します。
- 中学英語をやり直す
- 英語の発音を聞いてリスニング力を高める
- 発音練習する
- 伝えたいことを英語でアウトプットする
それぞれのステップで何が必要か、どのような意図を持って取り組むべきか解説します。
①中学英語をやり直す
英会話を独学で身につけるためには、まず最初にあなたが中学英語をしっかり身につけているかチェックする必要があります。
日本の公立中学校では、英語のアルファベットの大文字・小文字の書き方から、日常会話で最低限必要な単語や言い回しを学ぶのが一般的です。
学生時代に英会話をしっかり学ぶ機会がなかった方は、まず中学英語をやり直さなければその先は見えてきません。
中学英語を復習ではなく、新たに学ぶ分野と捉えてしっかり基礎固めをすれば、難しい単語や熟語以外の文章を頭の中で英訳しやすくなりますよ。
また英会話スキルを伸ばしたい方でも、中学英語をやり直す、あるいは新たに学ぶステップでは文法を発音と同様に重視して覚えてください。
中学生で習う英文法には、文章を日本語から英語に訳すとき、頭の中で自然とできなければならない概念に加えて、英語に対する考え方の仕組みが揃っています。
中学英語で習う疑問系や、動詞の変換系(過去形や未来形など)の仕組みは、どれだけハイレベルな英語のテストにも必ず出現し続ける内容です。
中学英語の教科書に出てくる教室やカフェなど様々なシーンからも、ネイティブも生活の中で自然に使っているフレーズや単語を習得できますよ。
英語そのものに自信がない方は、まず中学英語をしっかり復習して基礎的な文法や、様々なシーンで使われる単語を覚えることから始めましょう。
②英語の発音を聞いてリスニング力を高める
中学英語をしっかり身につけたら、次はリスニングの練習です。
リスニングは聞き流しとは違います。英語を聞いた時に以下のステップを行うことを心がけてください。
- 聞き取った内容を大まかに日本語へ訳す
- 聞き取った内容に対する回答を日本語で考える
- 考えた回答を英語に訳す練習をする
まず最初は、聞き取った英語の内容を頭の中で日本語に変換するステップです。
一言一句丁寧に和訳してしまいがちですが、英語は単語同士を繋げて話す言語のうえ、スピードも早いのでメモや考える時間が圧倒的に足りなくなります。
流れてきた英文を聞き取り「どんな内容を言っているからこう答えるべきだ」と頭の中で思いつけるレベルで問題ありません。
また英会話学習のリスニングでは、聞き取るだけでなく回答を話す練習が必要です。
英会話はその名の通り英語の会話なので、言葉のキャッチボールをスムーズに行える練習をしないと、決して流暢なコミュニケーションとは言えません。
一方的に聞き取れても、返事の内容を英語で口から出せないと意味がないです。
英語のリスニングに慣れてきたら、次は聞き取った内容だけでなく、返しの言葉を日本語で瞬時に頭の中に思い浮かべたのち、英語でも言えるようになりましょう。
中でもバックグラウンドや趣味など自分から質問しやすい無難な話題は、一度話し方を覚えてしまえば使い回しができますよ。
リスニング力を高めるなら、リスニングアプリを利用しましょう。
スクリプト機能がついており、英文と発音を照らし合わせながらリスニング力を鍛えられます。
③発音練習する
リスニングの練習がある程度できたら、発音の練習をしましょう。
英会話を独学で身につけたい方は、ネイティブが話している内容を聞けるだけでなく、話せるようにならないと意味がありません。
話す練習をするときは、正しい発音を身につけると同時に、聞き取った英語に対する回答をスピーディに行い、円滑な会話を心がける必要があります。
英語を話すときに小声になってしまったり、知っていても発音がわからない単語が多かったりすると、会話の相手を不安にさせてしまうので注意が必要です。
ネイティブの方々は、日本人を含むアジア系の方を英語が母国語ではない人種と見た目から捉えつつ、耳を傾けて聞き取ってくれるケースも多いです。
英語の発音は完璧でなくても、ある程度の語彙力やコミュニケーション能力があれば英会話自体は成立しやすいものの、あまりに発音が悪いと相手も内容を聞き取れません。
発音自体を完璧に覚える必要はないものの、単語ごとの読み方に加えて英語特有の発音方法は事前に知っておくべきポイントです。
中でも英語のR(巻き舌)やF(下唇を噛む発音)など、日本語にはないアクセントを覚えておく必要があります。
スピーキングの練習は筆記試験やリスニングと異なり、カフェや図書館などの施設では周りを気にしてやりにくいケースが多いです。
独学で英会話を勉強する方は、学習ジャンルを屋外と家の中の2パターンに分類させましょう。
スキマ時間でリスニングを中心に新たな英語の文章を聞き取る練習をしたのちに、帰宅後にそれぞれ復習すると同時に、口から発音や回答の練習を行うのもおすすめです。
発音の練習には発音アプリが最適です。
録音機能や採点機能などがついており、正しい発音を習得できます。
④伝えたいことを英語でアウトプットする
リスニングや発音の練習の中では、伝えたいことが英語で口から出てくるように日頃から訓練する必要があります。
伝えたいことをアウトプットするということは、相手の話した内容に対して違和感のない自分なりの回答をすることです。
アウトプットと聞くと身構える方も多いものの、簡潔に言うと「相手の話したことに対する回答を英語で行う」ことに過ぎません。
現在はAIとのレッスンや、オンライン英会話など様々なアウトプットの方法があります。
あなたがAIやオンライン英会話を使ってスピーキングの練習をするときは、相手が何を聞いて(話して)きて、どうやって答えるのが自然かを考える癖をつけてください。
英会話のアウトプットは、日本語のコミュニケーション能力にも直結する分野でもあります。
日本語で言われたことに対してスピーディな回答ができる方なら、英語での言い回しさえ覚えて慣れれば良いので、学習のハードルは下がります。
普段から人見知りをしたり、聞かれた内容に対して瞬時に答えるのが苦手だったりする方は、まず日本語会話の中で、物怖じせずに自分の意見や答えを言う習慣をつけましょう。
英語を話せるようになるためには、相手の話したことについての回答を頭の中で日本語で思いつくと同時に、英語に訳して文章を組み立てるスキルが必要です。
英会話を学ぶことは、同時にコミュニケーションができる相手や人種を増やす取り組みでもあります。
英会話の学習を通して、日常会話やビジネスなど、まずはあなたが伸ばしたい分野のコミュニケーション能力からどんどん伸ばしていきましょう。
英会話の独学で避けるべき勉強法
英会話を独学で身につけたい人には、避けるべき勉強方法も存在します。
以下の勉強方法は英会話を身につけるどころか、変な癖や悪い覚え方をするリスクが高いので避けておきましょう。
- 英語の聞き流しばかり行う
- 和訳して英語を理解しようとする
- インプットばかり行う
- いきなり大きな目標を立てる
それぞれの方法がおすすめできない理由も併せて解説します。
英語の聞き流しばかり行う
英会話の独学を行うとき、英語の聞き流しばかり行う人は多いです。
英語の聞き流しは学習に役立つ要素を含むのは事実。
しかし、ただ無意識に耳に取り入れているだけでは、英会話自体の向上に直結させるのに物足りません。
英語を聞き流してばかりだと、聞こえてくる内容を頭の中で丸暗記してしまい、少しでも単語やアクセントを変えられると対応できなくなるケースが多いです。
英語の聞き流しを習慣的に行っていると、リスニングが得意と勘違いしてしまい、ネイティブとの会話や資格試験のリスニングで壁にぶつかってしまいます。
英会話を聞き取るためには、頭の中の発音と実際の発音のズレを修正しなければなりません。
英語の聞き流しでは正しい発音がわからないため、いつまで経ってもズレを修正できないままです。
聞き流しではなく、英語の正しい発音を理解しましょう。
和訳して英語を理解しようとする
英会話を学ぶとき、聴き取った内容をいちいち全部和訳するのはおすすめできません。
和訳して英語を理解するのがおすすめでない理由は、日本語と英語の仕組みや話すスピードに大きな違いがあることです。
英語は書き方がアルファベットしかないものの、隣り合う単語同士を繋げて発音することが多いので、話すスピード自体が日本語よりも自然に速くなります。
また、英語は日本語とは違い、主語の次に目的語ではなく動詞、または動詞を修飾する形容詞がきます。
英語の語順で話したいことを考える習慣がついていないと、言語の特性によりスピードが追いつかず、相手の質問や話した内容に回答ができません。
英語のフレーズを単語ごとに和訳する習慣がついてしまうと、2つの単語が繋がって1つの音になっている内容を聞き取りづらくなることも。
英語を日本語に直す練習をするときは、まず日本語との語順の違いについて理解したうえで、大まかな流れを英語の順番で訳せるよう頭の中で仕組みづくりをしましょう。
インプットばかり行う
リスニングや単語の暗記などインプットばかり行い、実際に話したり英語を使う環境へ行ったりしないことも、スピーキング能力が伸びなくなる原因になるので気をつけましょう。
英会話の学習において、自分で新たな単語を覚えたり、リスニングや発音練習を行うことは、全てインプットに分類されます。
対してアウトプットとは、実際にネイティブと英語で会話したり、試験問題を本番環境や時間を想定して解いたりすることです。
たとえインプットだけを続けていても、本当に英会話スキルが伸びているかを判断することはできません。
練習でどれだけ良いパフォーマンスを見せていても、試合に出ないようでは実際にどこまで何が成長したか可視化されないのと同じです。
英会話の学習をするときは、リスニングやスピーキングの学習を習慣づけると同時に、時には第三者とのコミュニケーションなどアウトプットを行う必要があります。
アウトプットのメリットは、あなたの学習状況をその場でしか判断できない第三者から、現状のレベルやスキルアップの状況を客観視してもらえることです。
現在はAIとの対話ができるアプリや、ネイティブ講師がマンツーマンでのレッスンを行ってくれるサービスが多数存在します。
英会話を独学で学びたい方は、インプットの習慣だけでなく、定期的に実践の場や英語を話す環境を手配して、他の人を巻き込んで学習状況をチェックしましょう。
いきなり大きな目標を立てる
英会話は、話せない状態からすぐペラペラになれるほど簡単なものではありません。
英会話を独学で身につけるには、まず基礎固めを行ったのちに学習の習慣化を測る必要があります。
中学英語もままならない状態で、いきなりネイティブのように話せるようになりたいと考えても、方法次第では数年以上かかってしまいます。現実はそんなに甘くはありません。
いきなり大きな目標を立ててしまうと、数日後にモチベーションが下がったり、どこかで壁にぶつかった時にやる気を無くしてしまう原因になります。
英会話の学習のコツは、まず最初の大きなゴールを設定したのちに、勉強のスケジュールを複数のステップに分けるため、3つほど中間地点を用意することです。
日常英会話をマスターしたい!という抽象的なゴールを設定する場合も、以下のように段階的な学習プランを立てましょう。
- 中学英語の復習
- 高校レベルのリスニング・アウトプットの学習
- 英語を使うコミュニティへの参加や海外旅行を通したアウトプット
少しずつ段階的な目標を設定することで、モチベーションの維持だけでなく、どれくらいまで英会話スキルが伸びているか判断できる材料になりますよ。
中でも定期的なアウトプットは、一度行って力試しを行ったのち、足りなかった知識や反省点を踏まえて継続的に努力する必要があります。
英会話を独学で学習するときは、曖昧でも良いのでまず1つ大きな目標を立てましょう。
ステップごとに中間的なゴールを複数用意すると、独学でも無理なく英会話学習を続けられます。
英会話の独学で初心者が押さえておくべきポイント
初心者から英会話を独学で勉強したい方は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 英語は単語と単語を繋げて発音することが多い
- 単語のアクセントを聞き分ける
- 英語と日本語は語順が違う
以上のポイントを意識するだけでも、英語への理解度はグンと上がります。
英語は単語と単語を繋げて発音することが多い
英語は日本語とは異なり、単語の前後を繋げて1つの音として発音することが多い言語です。
文字にすると単語同士が離れているものの、口にするときは繋げて1つの音になります。
「Can I take a break?(休憩しても良いですか?) 」の場合、CanとIを続けて「キャナイ」take aの部分は「テイカ」のように1つの音に繋げます。
単語同士を繋げて発音する練習は、中学校や高校などのカリキュラムには取り入れられていないケースが多いです。
複数の単語が繋げられた内容による聞き取りのハードルの高さは、留学経験なしで英会話を独学で学びたい方がぶつかりやすい壁でも。
単語ごとに英語を訳すのがおすすめできない理由にも直結します。
たとえ単語ごとの正しい発音やスペルを理解していても、複数の単語から成り立つアクセントに慣れていないと、会話の中で混乱しやすくなるので注意が必要です。
英会話のフレーズを学習するときは、AIツールやGoogle翻訳などを通して、可能な限り正しく繋がった発音方法を覚えることを心がけましょう。
ある程度英語のリスニングやスピーキング練習を続けていると、英語は単語同士を繋げた方が読みやすく、話しやすいと感じられるようになりますよ。
単語のアクセントを聞き分ける
英語には、似たようなアクセントが多数存在します。
英語における類似したアクセントとは、日本語のカタカナで書くと全く同じ表記になるものや、似たような読み方をするものなどが挙げられます。
例としてはlead(引導する)とread(読む)の2つの単語は発音が異なるものの、日本語のカタカナに言い換えると、両者とも同じリードです。
中でも英語のRやFなど、日本語には登場しないアクセントを含む音は、聞き分けから発音までしっかり身につける必要があります。
また、以下のように日本語のカタカナでの表記と、実際の発音が異なる単語にも気をつけましょう。
- 現在進行形のing(英語はgを発音しない)
- knife,knowなどの単語(後ろにnが続く場合kを発音しない)
- 動詞の過去形のedの発音(単語によって異なる)
以上のアクセントを聴き分け、真似できるようにするには、とにかく多くの例文や話題についての英会話を練習するしかありません。
似たような音や、スペルの単語の読み方から法則性を見つけつつ、時に自分の発音が本当に正しいかチェックする癖もつけましょう。
英語と日本語は語順が違う
英語と日本語では、語順や文章の作り方が大きく異なります。
日本語ではまず主語を話したあと、次に何をするかを表す目的語が来ますよね。
しかし英語の場合、主語の次に来るのは動詞、あるいは動詞を修飾する形容詞です。
「私は毎日英語を勉強するつもりです」という文章を英語に訳すと「I study English every day」となるように、両者では話す順番が異なります。
語順が異なるということは、同時に意味を訳して整理するのに必要な時間が増えることです。
今まで英語を含む外国語をあまり学んだことのない方の場合、単語ごとに1つずつ和訳してしまう悪い癖が身につきやすくなります。
英会話を学習するときは、まず語順を理解しつつ、頭の中で順序立てて文章を構成するトレーニングをするようにしましょう。
上記の例文の場合、頭の中で訳すときに「私が勉強するのは英語で毎日する」のように、英語の語順のまま意味を訳す練習をするのがおすすめです。
英語の語順で話す内容を考えられる仕組みを身につけると、リスニングだけでなくスピーキングでも英訳する前の内容が自然に出てくるようになりますよ。
英会話の独学を継続させるコツ
英会話の独学を成功させるには、以下3つのコツを押さえておきましょう。
- スキマ時間を活用する
- 普段から英語に触れる
- 独学の成果を客観的に評価してもらう
英会話の学習において、継続は力なりです。
今まで取り入れていなかった習慣をつける努力を大切にしてくださいね。
スキマ時間を活用する
英会話の独学は、1日数分間でも良いので毎日根気強く続ける必要があります。
まず大前提として、スキマ時間は作るのではなく、日常生活から見つけ出す努力が大切です。
通勤電車の中、帰宅後の時間、お風呂に入った後など、なにげない習慣の中にも色々なスキマ時間があるのではないでしょうか。
スキマ時間の捉え方は人によって様々です。全て有意義に使うことが正しいわけでもなく、ぼーっとして過ごすことが全て無駄とも言えません。
英会話の独学で大切なのは、日常生活で無限に生まれているスキマ時間にどれだけ気づき、その時間を英会話の学習に当てる仕組みを取り入れられるかです。
スキマ時間を英会話の勉強に当てることで、生活や時間の管理にメリハリをつけやすくなります。
筋トレやランニングを習慣化するようなイメージですね。
英会話のスキルを伸ばすためには、独学や有料サービスなど方法に関わらず、毎日の習慣化が欠かせません。
1回数分からレッスンを受けられるサービスや、ちょっとしたスキマ時間を使ってこなせる問題集があると、英会話の学習を自然と生活に取り入れられますよ。
「英会話学習の習慣付けなんて難しい」とハードルを感じる方は、まずは毎日数分間洋楽を聴く、海外のコンテンツを英語で視聴する習慣をつけることから始めましょう。
新しいことを始めるときは、まず無理のない段階的な計画を立てることがコツですよ。
普段から英語に触れる
独学で英語を学ぶ方は、普段から英語に触れる習慣をつけることも大切です。
机やスマホに向かって英語を頑張るぞ!と考えている時間以外にも、日常生活から自然と英会話に触れる習慣を作る必要があります。
英語を生活に取り入れる習慣とは言っても、方法は決して無理やり机に向かったり、使うアプリを増やしたりするだけではありません。
普段から英語に触れる環境を増やす方法は、例を挙げると以下などがあります。
- SNSを活用してネイティブの方々と繋がる
- 洋楽や海外のドラマやアニメを視聴する
- 外国人の多い繁華街へ出向いてみる
以上の方法は、どれも勉強ではなく趣味や生活の一環として英会話に自然と触れられることです。
自分がインドアだと感じる方は、スマホだけで視聴できるサブスクリプションサービスへ登録し、海外のアニメやドラマを英語で視聴する習慣をつけましょう。
最初は日本語字幕で視聴し、慣れてきたら英語字幕、さらに理解度が増したら字幕なしで資料するなど、着実に少しずつステップを踏んでいくことが大切です。
ドラマやアニメの登場人物が話しているフレーズには、多くの参考書と比べてより一層、口語的な表現を学べるチャンスが多数存在します。
アウトドア志向の方は、SNSを活用してネイティブの方々と仲良くなったのち、実際に会って遊んで英会話の実戦の場を作るのもおすすめです。
ナイトクラブやバーなど、繁華街で外国人と出会って友達になるのも面白いですね。
独学の成果を客観的に評価してもらう
独学で英会話を伸ばしたい方は、定期的に自分以外の誰かから現状や伸び幅を評価してもらう必要があります。
話し相手を見つけるのが難しいことは、独学で英語を学ぶことのデメリットです。
コーチングやレッスン付きの有料サービスの場合、英会話の学習に相応の予算が必要となるものの、常にあなたの学習状況をチェックして助けてくれる講師が存在します。
以上のサービスの場合、あなたが話している英会話を聞きつつ、指摘や新たなクイズ(難しい表現を含む返答)を出す相手の存在にお金を払うといっても過言ではありません。
英語を独学で学ぶ場合、成果を客観的に見てアドバイスやフォローを行ってくれる相手を自力で見つけることが求められます。
英語学習の成果を評価してもらう人を見つける方法は様々ですが、無難なのは身近な友達にお願いして、英語の話せる友達を紹介してもらうことです。
英語が話せる方を紹介してもらえる機会がなさそうな場合、オンライン英会話の利用や英会話交流会などイベントへの参加も検討しましょう。
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英会話の独学に関してよくある質問
英会話の独学に関して、よくある4つの質問を以下にまとめました。
- 英語を話せるようになるまでどのくらいかかる?
- 独学でYouTubeは使える?
- 独学におすすめの本は?
- 社会人がゼロから英語の勉強をするなら何から始めればいい?
それぞれの回答や、押さえておくべき考え方も解説します。
英語を話せるようになるまでどのくらいかかる?
英語を話せるようになるまでかかる時間は、あなたが定めた目標と現状のレベルの差がどれくらいあるかによって大きく異なります。
そして「話せるようになった状態」をどう捉えているかも、必要な学習時間を大きく左右する要素です。
英語が上達したか否かを測る1つの指標に、難しい単語や表現が出てきたとき、日本語ではなく英語で解説してもらって理解できるようになることが挙げられます。
日本語の難しい言い回しやことわざの意味を見たとき、周りの人に簡単な言葉で解説してもらう流れが、英語でも同様にできるかどうかです。
英会話やビジネス英語を極めていくと、次第にネイティブの方でも人によって知らない単語が次々と登場します。
独学でYouTubeは使える?
YouTubeは、独学で英会話を学べる最強の無料ツールです。
動画を時間や場所を問わず好きなだけ視聴できるので、聞き流しから集中的な学習まで幅広く活用できます。
実際にYouTubeだけでTOEICのスコアをアップさせたり、英会話スキルを上達させたりした方も少なくありません。
しかし、YouTubeを通して上記の成果を出した方々は、決して動画を視聴するだけでなく自分なりのアウトプットを実践しています。
インプットのツールはYouTubeだけでも構いません。大切なのはネイティブとの対話で視聴した動画の内容をコピーするだけでなく、自分なりにアレンジして言えるかどうかです。
独学におすすめの本は?
独学で英会話を身につけたい方は、レベルに応じて以下の書籍を読んでみましょう。
- 中学英語を復習したい場合:『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』
- 英語スキルを伸ばしたい方の場合:『ムー公式 実践・超日常英会話』
- TOEICのスコアをアップさせたい場合:『【講義動画・別冊模試・音声DL】増補改訂版 はじめてのTOEIC® L&Rテスト 全パート総合対策』
中学校で学ぶ内容をちゃんと理解しているか不安な方は、『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』を使って復習するのがおすすめです。
ある程度の英会話スキルを持つ方は、アウトアップで使えるフレーズ『ムー公式 実践・超日常英会話』を活用しましょう。
TOEICのスコアをアップさせたい方は、TOEIC® L&Rテストシリーズの参考書を、リスニングやリーディングなど強化したい分野に応じて選んで活用してくださいね。
社会人がゼロから英語の勉強をするなら何から始めればいい?
ゼロから独学で英会話を身につけたい社会人の方は、以下のステップで学習を進めましょう。
- 英会話スキルの確認
- 具体的な目標の設定
- 目標達成をかけたパフォーマンス
まず最初に、あなたの現状における英会話レベルの確認が必要です。
自分が初心者だと感じる方は中学英語の復習、中級者と感じる方はアプリの力試しやTOEICの過去問を活用して、今のレベルを把握しましょう。
今のレベルがわかったら、次は「TOEICスコア〇〇点」「海外旅行へ行く」など、具体的な数字やアクションを含む目標を立ててください。
具体的な目標が定まったら、最後は目標達成へ向けて突き進むのみですよ。
英会話は独学でも習得できる
英会話を独学で身につけるのは、決して簡単なことではありません。
留学やホームステイとは違い、日本で普通に生活していても英語漬けの環境を作るのは難しいので、自分なりに工夫して学ぶ習慣を作る必要があります。
そんな中でも英会話を独学で身につけたい場合、まずあなたが英会話をなぜ身につけたいのか、習得したら何に活かしたいのか言葉にしてください。
英会話を通して海外の友達や恋人を作りたい方は、食事や買い物など日常生活における様々なシーンで英語を話せるよう、具体的なシーンを想定した学習の取り組みが必要です。
TOEICや英検などの資格試験でスコアアップを目指したい場合、公式テキストの問題を解きながら、試験そのものへの知見をつけましょう。
外資系企業への転職やスキルアップに使いたい場合、勤めている企業が属する業界や、あなたの職種に求められる英語のスキルを深掘りして身につける努力が大切です。
英会話を独学で勉強する方は、あなたの中で結果が出たと感じる日を最初のゴールとして設定し、目標からブレない取り組みと学習の習慣化を心がけてくださいね。
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