結婚式で参考にしたい演出Vol.5「披露宴・パーティー」

結婚式で参考にしたい演出Vol.5「披露宴・パーティー」

今回は、披露宴・パーティーについて書いていきたいと思います。披露宴の位置づけも、お二人の思い描くコンセプトによって異なっていきます。その名の通り、大きな目的としては「結婚したことを皆さんへ報告(お披露目)する」という事になります。ただ、単純にお披露目会をするだけではもったいない!ぜひ参考にしてみてくださいね。写真イメージ:鈴木陽介様&理恵様


どんな披露宴(演出)をしたいのかを考えてみる。

挙式とは別に、披露パーティーになると、参加するゲストによってイメージを変える事が可能です。

例えば、
ご親族様の中で、ご年配の方が多かったり、遠方からいらっしゃる方が多かったりすると、挙式までの参加として、他のゲストだけで堅苦しくないパーティーを開催する場合もあります。友達だけで大騒ぎするようなパーティーにしたい!というお二人もいらっしゃいますね。逆に親族だけで演出を一切なくし、ゆっくり食事会のようなパーティーにすることもあります。また、同じ職場である場合は、会社関係だけで確りとした披露宴を行いたいというお二人もいらっしゃることでしょう。

そのゲストによって、披露宴のコンセプトも変わってくると思います。
ゲスト毎の披露パーティーのイメージを少しご紹介します。決まった事ではありませんので、参考にしていただければ幸いです。

親族がメインの披露パーティー

【食事を楽しむパーティー】
親族の範囲によっては、全国津々浦々から集まってくることも多くあると思います。そのためにホテルやお車代(交通費)を用意されることもあるでしょう。せっかく集まったのだから、ゆっくりとお話しながら、普段とはちょっと違う食事を楽しむという時間もとても素敵です。お二人のうち、どちらかでも一人っ子さんがいる場合、両家のご親族というのは関わりがより深くなってくる場合もあります。少しだけ未来の話をすると、お子様が誕生して困ったときに助けてくれるのが、お相手のご両親やご親族。という話も良く聞きます。感謝の気持ちと、これから「よろしくお願いします」という気持ちを込めたパーティーにすると良いでしょう。そんなときはレストランなどの一室を貸し切り、演出などは省いて、これから家族となる、両家の皆さんでたくさんの会話を楽しめると良いですね。

【ご家族へのサプライズパーティー】
ご親族だけのパーティーでなくても多くみられる演出です。サプライズ方法をご紹介します。

■ご両親にもケーキカットをしてもらう。
例えば、お二人のご結婚は、お二人を育ててくれたご両親のおかげでもあります。そんなご両家のご両親様がご健在でいらっしゃれば、3組みのカップルでケーキカットをするのもインパクトがあります。

■母の日や父の日、敬老の日などをイベント化する。
このイベントはご両家で共通しますので、例えば母の日であれば「カーネーション」。父の日であれば「ひまわり」。敬老の日であれば「りんどう」など、披露宴会場をそのお花で散りばめたりした上で、そのコンセプトのパーティーにするのも素敵です。

■手紙を送る際に、ウェイトベアーをプレゼント
披露パーティーがお開きになる手前、ご両親へお手紙を読むシーンに涙を流す方も多いと思います。その時、感謝の気持ちを込めて花束を贈る演出がありますが、その際に「ウェイトベアー」を贈るサプライズも。ウェイトベアーは、お二人がそれぞれ生まれた時の体重と同じ重さのテディーベアです。そのベアーをお母さまに「生まれたときはこんな重さだったけれど、ここまで育ててくれて本当にありがとう」とプレゼントすると、お母さまはその重さをずっしりと感じながら感動されています。お母さまからお父様へ手渡され、生まれた当時の思い出を胸に、今日という結婚式を寂しくも、嬉しく思ってくれているのです。

お友達がメインの披露パーティー

【友達をおもてなしするパーティー】
ご友人に出し物をしてもらうとかではなく、ご友人に向けたパーティーをされるお二人も多くなりました。ご友人にはゆっくり座ってもらいながら、お二人が各テーブルへ回れる時間を多く取り、写真撮影やお話をする時間を多めに取るパーティーです。ガーデンがあれば、青空の下でデザートビュッフェなどを行うのも良いかもしれませんね。好きなデザートを好きなだけ取り、お二人と一緒に会話をしながら写真撮影も素敵です。そんなご友人に、エプロンを付けたお二人から、デザートのプレートを手渡しするなどのサービスも印象に残ります。

【友達が多いにはしゃぐパーティー】
お二人のためにめーいっぱい頑張りたい!と言ってくれるご友人がたくさんいるのであれば、出し物や映像上映など含め、ご友人たちが自由にできる時間を多めに取るのも良いですね。硬くならないパーティーは、まるでいつもの食事会のように楽しく進行していくでしょう。お二人が主役!という型にはまらず、ゲストの皆さんも、ナイフとフォークがカチャカチャと音を立てているだけのパーティーよりも断然楽しんでいただけるはずです。

【友達と一緒に演出するパーティー】
例えばバンドを組んでいる、同じダンス仲間など・・・同じ趣味やサークルのご友人が多く参加されるのであれば、お相手に内緒でご友人と一緒に出し物に混ざって盛り上げるというのも素敵です。ドレスでドラムをたたくご新婦様を拝見させていただいた事がありますが、それはそれはとても印象的なパーティーでした。

【友達へのサプライズパーティー】
■結婚式を挙げていないお二人にケーキカットをしてもらう。
稀にご結婚式を執り行っていないというご友人夫婦もいらっしゃるので、そんな方々にも一緒にケーキカットをしてもらうのも良いかもしれません。  

■ブーケトスとは別に、結婚が決まった友人へバトンタッチ。
ご結婚が決まっているご友人へ、1輪のバラをプレゼント。次はあなたが幸せな記念日を迎える番・・・としてサプライズプレゼントをしてみてはいかがでしょうか。もちろんバラでなくても、ご友人の好きなお花で良いと思います。ブーケトスなどを行わない場合にも良い演出になります。

■ケーキに一つだけ「あたり」が入っている
ケーキカットしたケーキをお配りする際に、一つだけドラジェを仕込み、ドラジェが当たった方へプレゼントする演出もあります。わざとお子様へそのケーキを渡らせて、当ててもらうという方法もできる会場もありますので、相談してみてください。

そこにご親族がいるパーティーだとしても、多くのご友人に囲まれて、楽しく過ごしているお二人がいれば、それだけで幸せを感じて頂く事ができます。スポットライトがご親族でなくても、それだけで幸せなのです。

会社関係がメインの披露パーティー

【仲人(なこうど)・媒酌人(ばいしゃくにん)のいるパーティー】
主に、ご両家を仲介するご夫婦の事を言います。また、お二人のご縁を仲介されたご夫婦などになります。主に仲人(なこうど)は結納から結婚式後まで、お付き合いが続いていきます。主にご両家の間に立ち、何か問題が起こった時に相談を受けることもあります。媒酌人(ばいしゃくにん)になると、結婚式当日の見守り役というイメージに近くなります。
同じ会社内で、その間を取り持ってくださった方がいる場合、仲人をお願いする事もあると思います。その場合は、結婚式などの日取りなどから相談、または最低でも3か月ほど前にはお伝えするのがマナーとなります。
仲人や媒酌人を立たせる披露宴は、厳かに進行していくケースが多く、堅苦しくないパーティーにしたい!という方が増えてきている今ではほとんど執り行われなくなってきています。

【食事メインのパーティー】
会社の上司や、先輩が多く列席される場合は、その方々にもよりますが、はしゃぎすぎる演出は避けた方が良いかもしれませんね。ご自身の妻や夫になる人のお披露目式という形になる事が多くなると思いますので、格好つける事はありませんが、今までお世話になった感謝の気持ちを表現できると良いですね。おいしいお食事をふるまい、ゲストの皆様をおもてなしするような演出が良いでしょう。

まとめ

今回はゲストに合わせたパーティーをご紹介しましたが、逆に、●●なパーティーにしたい!というイメージが先にある場合は、そのイメージに合わせたゲスト選びをするという方法もあります。
もしもそのイメージよってゲストが洩れてしまう場合は、1.5次会として別のパーティーを催す場合もあります。

結婚式はどこまでいってもお二人のイメージに合わせてプランニングされていきます。イメージがなくても大丈夫!プランナーさんが色々とヒアリングをしてくれて、そこから提案をしてくれます。

私はご相談にくるお二人に対して、いろいろなパーティーのご紹介をしてきましたが、最終的に決めるのはもちろんお二人です。お話しているうちに「これがしたい!」「あれは必要!」なんて、だんだん具体的になっていくものです。心配いりません。

また、そんな風に、お二人の結婚式をプランニングできるお仕事というのは、幸せのおすそ分けを頂いているようでとても幸せを感じられました。

結婚式とは、お二人も、そのゲストも、そしてプランナーも幸せになれる、そんなイベントなのです。

本記事は2019年08月23日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもとに安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

関連する投稿


結婚式で参考にしたい演出Vol.4「ブーケ・ブートニアトス」

結婚式で参考にしたい演出Vol.4「ブーケ・ブートニアトス」

今回ご紹介するのは、「ブーケ・ブートニアトス」についての演出です。花嫁さんが当たり前のように持っているブーケ。そのブーケを受け取った人が次に結婚する!なんてジンクスを聞いたことはありませんか?ブーケの種類から、ブーケトスの演出についてご紹介してまいります。写真イメージ:竿田(さおだ)ご夫妻


結婚式で参考にしたい演出Vol.3「挙式後のフラワーシャワー」など

結婚式で参考にしたい演出Vol.3「挙式後のフラワーシャワー」など

今回ご紹介するのは、挙式の後の演出についてご紹介させていただきたいと思います。一番ポピュラーな演出は「フラワーシャワー」ですが、実は他にも色々な拘りの演出がありますので、参考にしてみてください。写真イメージ:竿田(さおだ)ご夫妻


結婚式で参考にしたい演出Vol.2「結婚式スタイル」教会式、人前式など

結婚式で参考にしたい演出Vol.2「結婚式スタイル」教会式、人前式など

前回、結婚式の「人前式」について記事を書かせて頂きましたが、今回はその時に気になる「会場選び」について少しだけご紹介させて頂きたいと思います。 どんな結婚式にしたいかによって、会場を選ばれるお二人が多く、どんな風に選んでいるかという視点でご紹介していきます。写真イメージ:松原ご夫妻


結婚式で参考にしたい演出Vol.1「人前式」

結婚式で参考にしたい演出Vol.1「人前式」

結婚式場でのお仕事は過去に4年間ほど務めさせて頂きました。土日祝日は、毎日のように幸せなお二人のご案内と、実際の結婚式を何度もお祝いしてきました。 そんな中で、素敵だなぁと思った演出や、こんなのはいかが?という演出をご紹介していきたいと思っています。 写真イメージ:鈴木陽介様&理恵様


最新の投稿


化粧水の重要性とは?

化粧水の重要性とは?

最近、空気が乾燥してきて気になるお悩みのひとつに 「化粧水が肌に入りにくい」 というお悩みがあります。 なぜ、「化粧水が肌に入りにくい」状態になるのかを、個人的な表現でお伝えさせて頂きますね★


小さなサロンの輝かせ方 vol.15 ~運営編~ リピート客の来店頻度を高めるには

小さなサロンの輝かせ方 vol.15 ~運営編~ リピート客の来店頻度を高めるには

こんにちは。吉祥寺でリラクゼーションサロンとスクールを運営しているfroの田本と申します。 最近リラクゼーション業界では、自宅やマンションの一室を改装した小さなサロンが人気を博しています。開業にかかる費用も少なく、技術があればそれなりにやっていくことができるので、新規出店をする人も増加の一途をたどっています。 でも、ちょっと待ってください。どうせやるなら、お客様に本当の満足と感動を与えられて、なおかつ自分で納得とやりがいを実感できるサロンを運営できた方が良いと思いませんか。 ここでは、そんなしっかりとした思いを持った方のために、キラリと光るサロン作りのヒントを与えられればと考えています。


小さなサロンの輝かせ方 vol.14 ~運営編~ 新規客を獲得するためには

小さなサロンの輝かせ方 vol.14 ~運営編~ 新規客を獲得するためには

こんにちは。吉祥寺でリラクゼーションサロンとスクールを運営しているfroの田本と申します。 最近リラクゼーション業界では、自宅やマンションの一室を改装した小さなサロンが人気を博しています。開業にかかる費用も少なく、技術があればそれなりにやっていくことができるので、新規出店をする人も増加の一途をたどっています。 でも、ちょっと待ってください。どうせやるなら、お客様に本当の満足と感動を与えられて、なおかつ自分で納得とやりがいを実感できるサロンを運営できた方が良いと思いませんか。 ここでは、そんなしっかりとした思いを持った方のために、キラリと光るサロン作りのヒントを与えられればと考えています。


書を世界に…VOL.4「書作品創作のヒント」とは…

書を世界に…VOL.4「書作品創作のヒント」とは…

書の「楽しさ」や「素晴らしさ」を伝える海外ツアーの中で、その国、その土地の文化や建築物、そして人柄などを知ることで自らの作品創作の大きなヒントを得ています。自身のプラスになることも数多くあります。


女性が憧れる小顔へ導く「小顔リンパドレナージュ」☆トリートメント ミニレッスン

女性が憧れる小顔へ導く「小顔リンパドレナージュ」☆トリートメント ミニレッスン

リンパドレナージュとは、どんなことをするのか?そもそも「リンパ」ってなに? そんな疑問にお応えして、初めての方でもわかりやすくリンパドレナージュについてお伝えします。さらに今回は顔に注目して「小顔リンパドレナージュ」のポイントをミニレッスンで紹介していきます。