【2024年最新】コーヒーの資格おすすめ14選!費用や種類と取得方法をレベル別に紹介

現代社会において、コーヒーは欠くことのできない嗜好品です。

コーヒーが生活の一部となっていて、切り離せないという方も多いのではないでしょうか?

近年は、様々な形態のカフェも増え、1杯100円のコンビニコーヒーから、人気ショップのラテアートなどコーヒーの楽しみ方も多様化してきました。

そんな日常生活に必需品であるコーヒーですが、色々な資格があるのはご存知でしょうか。

コーヒーの資格と一口にいってもたくさんの種類があり、趣味の範囲から世界に通用するレベルの資格まで幅広いレベルで数々の資格が存在しています。

コーヒー好きであれば、コーヒーの知識、資格も気になるところではないでしょうか?

こちらの記事では、コーヒーの資格の種類と取得方法、目的に応じた資格などレベル別に14の資格をご紹介します。

コーヒーの資格に興味があるという方は、ぜひご一読ください。

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目次

コーヒー資格の種類

COFFEE

民間資格であるコーヒーの資格には、団体や協会に認定された様々な資格があります。

まずはコーヒーの資格を認定している団体別に、コーヒーの資格を14種類ご紹介します。

認定する協会・団体名 資格名称・種類
全日本コーヒー商工組合連合会 ・コーヒーインストラクター3級、2級、1級

・コーヒー鑑定士

UCCコーヒーアカデミー ・UCC匠の珈琲講座(ユーキャンの通信講座)

おうちdeカフェ

UCCドリップマスター

・UCCアカデミーの資格

コーヒープロフェッショナル

日本スペシャルティコーヒー協会 ・コーヒーマイスター

・コーヒーマイスター中級資格(SCAJアドバンスド・コーヒーマイスター)

日本安全食料料理協会 ・コーヒーソムリエ
一般財団法人日本能力開発推進協会 (JADP)  ・カーサバリスタ
日本能力教育促進協会(JAFA) ・コーヒースペシャリスト
一般社団法人日本技術開発協会(JASDA) ・コーヒープロフェッショナル
日本創芸学院(日本通信教育振興協会) ・コーヒーコーディネイター
SCA(スペシャルティコーヒー協会) ・CSP(COFFEE SKILLS PROGRAM/コーヒースキルズプログラム)
SCAA(米国スペシャルコーヒー協会) ・Qグレーダー

上記のように複数の団体が、いろいろな資格を認定しています。

ほぼ全ての資格にコーヒーという名前がついており、一見した見ただけでは違いがわかりづらいと思いますので、それぞれについて解説をしていきます。

これらの資格についての費用や受験資格など、紹介しますので、ぜひあなたの資格取得の目的と照らし合わせて、ぴったりの資格を見つけてみてくださいね。

コーヒーインストラクター

コーヒーインストラクターの資格は、全日本コーヒー検定委員会(J.C.Q.A.)認定の資格で、3級、2級、1級、さらにその上にコーヒー鑑定士があります。

費用(すべて税込) 内容 受験資格
3級 講習参加費1,500円~ コーヒーについての基本的な知識 特になし
2級 講習受講費25,000円

受験料5,000円

コーヒーの対面販売などで必要とされる専門的な知識と鑑定技術

学科と実技の試験がある

特になし
1級 講習受講費40,000円

受験料10,000円

コーヒーの製造業者に必要とされる高度で専門的な知識と鑑定技術

学科と実技の試験がある

コーヒーインストラクター2級保持者
コーヒー鑑定士 講習受講費50,000円(1教科)

受験料10,000円(1教科)

コーヒーの原料調達・製造管理・品質管理等の極めて高度で専門的な知識と鑑定技術

商品設計・生豆鑑定・品質管理の3教科あり、全てに合格する必要がある

コーヒーインストラクター1級保持者

2級から上、鑑定士までの講習会には、教本4,000円か別途必要となります。

2級以上は合格すると認定登録料5,000円で認定証・認定カード・ブローチが取得できます。

コーヒーインストラクターバッチ

(引用元:全日本コーヒー商工組合連合会HP)

コーヒーインストラクター検定HPはこちらです。

コーヒーインストラクター3級

3級の検定会は、全日本コーヒー検定委員会(J.C.Q.A.)が直接開催するのではなく、全日本コーヒー商工組合連合会加盟の会員企業、賛助会員企業がそれぞれ独自で開催する形となっています。

小規模な講習会で、コーヒーについての基本的な知識や歴史、おいしい淹れ方などを講習会で学びます。

試験などはなく、講習会に参加すれば誰でも取得できる資格なので、初心者向けといえます。

基本の講習費(認定証交付含む)は1,500円ですが、開催企業によっては内容や、コーヒー豆やドリップ器具などがついたりと費用が多少異なりますので、どの企業のコースに参加するのか事前に確認が必要でしょう。

講習会の詳しい日程は、開催する企業のホームページで確認できます。

コーヒーインストラクター2級

コーヒーを美味しく淹れる技術や、コーヒー豆の取り扱い、コーヒー豆の鑑定など、コーヒーの対面販売に従事する方に求められる基礎的な知識・鑑定技術を学びます。

年2回、春と秋の土日に開催される講習会に参加したうえで、後日実施される試験を受けることができます。

試験は筆記と実技の試験があり、70点以上取得で合格となりますが、再試験の日程も設けられており、80%以上と高い合格率の試験です。

講習会受講料22,000円、検定受験料5,000円、合格後は認定登録料5,000円で認定証・認定カード・ブローチが取得できます。

コーヒーインストラクター1級

コーヒーの製造業者に求められる、プロとして必要となる高度な専門知識と、鑑定技術が求められる難易度の高い資格です。

年に1回、5月から6月頃に開催される講習会に参加した上で、後日実施される試験を受けることができます。

筆記、実技ともに80点以上取得で合格で、再試験日も設けられていますが、合格率は30%前後であり、難関資格といえるでしょう。

講習会受講料37,000円、検定受験料10,000円、合格後は認定登録料5,000円で認定証・認定カード・ブローチが取得できます。

コーヒー鑑定士

コーヒーインストラクタ―の最高位の資格であるコーヒー鑑定士は、商品設計・生豆鑑定・品質管理の3教科の講習会と検定試験合格が必要な超難関資格です。

年1回の講習と試験があり、それぞれの教科は80点以上で合格となります。

講習会受講受験料は1教科につき50,000円、検定受験料10,000円です。

1教科合格ごとに、その強化のマイスターとして認定され、3教科クリアして初めてコーヒー鑑定士として認められますが、合格率は5%以下で、2024年1月まででコーヒー鑑定士として認定されているのはわずか45人でした。

コーヒー鑑定士の資格は、コーヒーのプロと認められる資格であり、生産や商品設計まで手掛ける、世界に通用するレベルの資格といえます。

UCC匠の珈琲講座/ユーキャンの講座(UCC)

UCC匠のコーヒー講座

(引用元:ユーキャンHP)

UCCの資格のうち、UCC匠の珈琲講座おうちdeカフェとUCCドリップマスターは、通信講座王手のユーキャンで学習する資格です。

費用や講座内容は以下の通りです。

おうちdeカフェコース

学習期間4か月、在籍期間8か月 39,000円(税込)

教材

  • テキスト3冊
  • DVD2巻
  • 資料集「UCCコーヒー博物館」
  • DVD「UCCコーヒー博物館紹介」
  • 珈琲手帖・ガイドブック

材料・用具・機器など:コーヒー豆(6種)

おうちdeカフェ

(引用元:ユーキャンHP)

自宅でコーヒーを楽しむためのノウハウや、相性の良いスイーツ、身近な材料で楽しむアレンジメニューなど、フルカラーテキストで学びます。

課題などはなく、自分のペースでゆったりとコーヒーを楽しみながら進められます。

資格認定証の発行はないので、コースの名前通り自宅で楽しむための初心者向け講座です。

UCCドリップマスター/ユーキャンの講座

学習期間4か月、在籍期間8か月 69,000円(税込)

教材

  • テキスト3冊
  • DVD2巻
  • 資料集「UCCコーヒー博物館」
  • DVD「UCCコーヒー博物館紹介」
  • 珈琲手帖・ガイドブック
  • 添削関連書類・その他(質問用紙等)

材料・用具・機器など:細口ポット・ドリッパー・サーバー・ミル・デジタルスケール・ペーパーフィルター・コーヒー豆(6種)

UCCLEマスター

(引用元:ユーキャンHP)

コーヒーを淹れる技術を磨く事に重点を置いた講座で、厳選された器材とオリジナルテキストに加え、3回の添削課題でUCCアカデミーの現役講師の指導が実際に受けられます。

プロの味を再現するためのコーヒーの淹れ方や、コーヒー豆の知識、焙煎方法。相性のよいスイーツなど、実際にコーヒーを提供するお仕事にも活かせる資格です。

講座を修了し、3回の課題をクリアすれば、UCCコーヒーアカデミー公認UCCドリップマスターの認定証が発行されます。

UCCコーヒープロフェッショナル

UCCコーヒーアカデミー

(引用元:UCCコーヒーアカデミーHP)

UCCコーヒーアカデミーでは、コーヒーのテイスティング、品種等の違いによる味の比較、鑑定トレーニング、など専門的な知識と、アレンジコーヒーの作り方、コーヒー豆のブレンド技術など、プロとして必要なテクニックと知識を提供しています。

UCCコーヒーアカデミーが主催するコーヒーセミナーは5種類あります。

  • 体験コーヒーセミナー 3,300円(税込)
  • ベーシックコース 22,000円(税込)
  • プロフェッショナルコース 66,000円(税込)
  • スペシャリストコース (コースによる)
  • 1DAYコース (コースによる)

中でも、アカデミー認定の資格が取得できるのは、コーヒープロフェッショナルコースです。

合格者には、認定証とバッチが与えられます。

UCCロゴ

(引用元:UCCコーヒーアカデミーHP)

全てのコースの申し込みは、UCCコーヒーアカデミーホームページで受け付けています。

体験コーヒーセミナー

コーヒーに興味のある方向けのコースで、コーヒーを楽しみながら、コーヒーの奥深さを知ることができます。

超初心者向けの内容で、コーヒーについてUCCアカデミーではどんなことが学べるのかを体験できるセミナーです。

ベーシックコース

ベーシックコースでは、コーヒー豆についての基本的な知識や味の違い、器材の扱い方、美味しく淹れるテクニック、マナーやフードペアリングなど、コーヒーの基礎を多角的に学びます。

2回、4回のコースがあり自宅でコーヒーを楽しみたい、美味しいコーヒーを淹れたいという方向けです。

プロフェッショナルコース

コーヒープロフェッショナルコースは、より専門的な知識と高度なテクニック、鑑定技術を学ぶカリキュラムで、コーヒーを究めたい方、実際に仕事やスクールを開きたいという方向けの実践的コースです。

3回、4回、8回のコースがあり、講座修了すると、筆記・実技の認定試験(試験料5,500円)を受けることができ、合格すればアカデミー認定資格が取得できます。

コーヒープロフェッショナルコースを受講するためには、まずベーシックコースを修了する必要があります。

スペシャリストコース

スペシャリストコースは、ベーシックコース、プロフェッショナルコース修了者向けの内容で、各種コーヒーの知識や鑑定士、焙煎技術、カフェ開業ノウハウなど、分野ごとにより深い知識と技術を学べるコースです。

カリキュラムごとに初級から上級、応用編とあり、費用はコースによって4,000円〜20,000円ほどです。

興味のある知識や追求したい技術、実際にカフェ開業を目指す方向けのコースといえます。

コーヒーマイスター

コーヒーマイスター

(引用元:日本スペシャリティコーヒー協会)

コーヒーマイスターは、日本スペシャルティコーヒー協会認定の資格で、日本初のコーヒーの資格です。

  • コーヒーマイスター39,000円(税込)
  • コーヒーマイスター中級資格(SCAJアドバンスド・コーヒーマイスター)16,000円+20,600円〜27,500円(税込)

申し込みは日本スペシャリティコーヒー協会HPからです。

コーヒーマイスター

日本スペシャリティコーヒー協会が主催する養成講座を修了し、認定試験に合格すると、コーヒーマイスターとして認定されます。

養成講座は、1年に2回春秋に開催され、7つのセクションに別れたコーヒーの基礎知識や鑑定技術、焙煎技術、美味しいコーヒーを淹れる技術など学び、消費者にコーヒー生活を提案できるプロのコーヒーマンを目指します。

資格取得すれば、個人でコーヒーを楽しむの事はもちろん、コーヒーを提供するお仕事に活かせる資格です。

受講費39,000円の中にはテキスト・カッピングスプーン、認定ブローチ、試験受験料も含まれていて、他資格に比べると比較的安価な講座といえるでしょう。

マイスターバッチ

(引用元:日本スペシャリティコーヒー協会HP)

コーヒーマイスター中級資格SCAJアドバンスド・コーヒーマイスター)

上位資格であるコーヒーマイスター中級資格(SCAJアドバンスド・コーヒーマイスター)は、消費者により豊かなコーヒー生活を提案できるサービスのプロとして、2012年10月に発足した資格です。

コーヒーマイスター資格を保持していることが、受験資格となります。

コーヒーの歴史や、コーヒー豆の知識、SCAJ協会の成り立ち、コーヒ産業についてなど、より専門的な知識を学ぶ3講座のスクーリングと、焙煎、エスプレッソ抽出、ドリップ・サイフォン抽出、カッピング(コーヒーのテイスティング、鑑定技術)の4つのスキルアップセミナー(実習)のうち1セミナーを修了すると、試験が受けられます。

  • スクーリング16,000円(受験料込)
  • スキルアップセミナー20,600円〜27,500円

コーヒーマイスター中級資格は、さらに専門的な知識と高度な技術を身につけられます。

コーヒーを消費者に提供するだけでなく、コーヒー豆の販売や卸業、輸入業などにも役立つ資格です。

コーヒーソムリエ/諒設計アーキテクトラーニングの講座・SARAの通信講座

コーヒーソムリエ

(引用元:日本安全食糧料理協会HP)

コーヒーソムリエは、JSFCA(日本安全食料料理協会)の認定資格です。

2016年より前は、コーヒーアドバイザーという名称でした。

JSFCAは、その他にもカフェオーナー経営士、紅茶アドバイザー、ワインコンシェルジュ、スーパーフードアドバイザーなどの人気の資格があり、食品・料理の技術の理解や食育、食習慣の向上、人材の育成を目的とした団体です。

コーヒーソムリエの試験に必要とされるのは、コーヒーとコーヒー豆の基本的な知識や、淹れ方と味の関係、カップの選び方、ラテアートなど、専門的な知識と基本的な技術がなど、コーヒーを扱う上での基本的な内容で、受験料10,000円で(在宅受験も可能)独学でも目指せる資格です。

資格を取得することで、個人で楽しむのはもちろん、カフェやコーヒーを提供するお仕事にも活かせる資格です。

しかし、資格対策用の市販テキストはほぼ販売されていないので、初心者の方には独学では学習が困難な資格です。

諒設計アーキテクトラーニング通信講座と、SARAスクール通信講座には、コーヒーソムリエとカフェオーナー経営士の資格がまとめて学習ができる講座があります。

諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
コーヒーソムリエW資格取得講座
・基本講座95,000円(税込)
・スペシャル講座115,000円(税込)

SARAスクールの通信講座
カフェオーナー
・基本コース95,000円(税込)
・プラチナコース115,000円(税込)

両社とも講座は2コースあり、受験費用10,000円も込みで確実に資格を取得できるコースも用意されています。

R&S

(引用元:諒アーキテクトラーニングHP)

初心者の方には、通信講座はオリジナルのテキストや、コーヒーを淹れるための基本的器材一式、学習サポートも受けられ、効率よく学習ができ、資格も確実に取得できるのでおすすめです。

カーサバリスタ®/キャリカレの講座

カーサバリスタ

(引用元:日本能力会派t推進協会HP)

カーサバリスタ®は日本能力開発推進協会(JADP)の認定資格で、協会の認定講座である、キャリカレのコーヒー&紅茶カフェマスターの講座を修了することで受験が可能です。

試験範囲は
・コーヒー豆に関する知識
・焙煎と風味の関係性
・コーヒーの淹れ方
と、初心者向け基本の内容です。

受験料5,600円で、在宅受験となります。

キャリカレの講座は、カーサバリスタ資格と、ティースペシャリスト資格に対応しており、両資格の取得が目指せ、本格的な技術と知識、開業のノウハウまで学習することができます。

キャリカレ

(引用元:キャリカレHP)

受講料はネット申し込み75,900円(税込)で、コーヒーと紅茶の基本的な器材と、コーヒー豆、茶葉も講座費用に含まれており、初心者の方でも届いたその日からご自宅で本格的コーヒーを楽しめ、資格取得後はコーヒーを提供するお仕事にも活かせる資格です。

 

コーヒースペシャリスト/formieの講座

コーヒースペシャリスト

(引用元:日本能力教育促進協会HP)

コーヒースペシャリストは一般社団法人 日本能力教育促進協会(JAFA)認定資格で、協会の認定講座であるformieの講座を修了すれば、試験を在宅で受験し資格取得を目指します。

全15章、95Lessonで構成され、全てスマホなどデバイスで学習を進め、1ヶ月でコーヒーの基礎知識である豆の知識や、コーヒーの美味しい淹れ方、ラテアート、フードペアリングや、カフェ開業のノウハウまで、コーヒープロの知識と技術を身につけられるカリキュラムです。

個人で本格コーヒーを楽しむだけでなく、おもてなしやコーヒーを提供する仕事にも役立つ資格です。

全てスマホ一つで学習を進められ、安価な講座であるので、お仕事をしながら気軽に自分のペースで学習を進められる講座といえるでしょう。

コーヒープロフェッショナル/ラーキャリの講座

ラーキャリ

(引用元:ラーキャリHP)

コーヒープロフェッショナルは日本技能開発協会(JASDA)の認定資格です。

コーヒーの専門知識と基本的技術を習得し、コーヒーのプロとして認定されます。

コーヒーについて、豆の取り扱いや淹れ方など専門知識と基本的な技術を学び、コーヒーを提供する店舗での勤務だけでなく、コーヒー講座の講師や、Webメディア運営など、資格を掲げる事で幅広く活動ができるようになります。

日本技能開発協会(JASDA)のホームページからでも、テキストや教材の申し込みができますが、ほぼ同一内容で通信講座であるラーキャリでも、コーヒープロフェッショナルの知識を習得することができます。

日本技能開発協会(JASDA)でも、ラーキャリでも講座費用は以下の通りです。

  • テキスト教材+試験
    (効き豆セット・コーヒーミル付き)60,500円(税込)
  • テキスト教材+試験(効き豆セット・コーヒーミル無し)49,500円(税込)
  • 試験のみ
    認定証の発行も含む11,000円
ラーキャリ

(引用元:ラーキャリHP)

受験資格はなく、試験のみの申し込みも可能なので、独学でも取得できる資格ではありますが、学習するための市販テキストはほぼなく、初心者の方であれば講座を受講する方が、効率的に学習できるのでおすすめです。

経験者や、他のコーヒー資格を所持している方であれば独学でも取得できる資格といえます。

コーヒーコーディネイター/ハッピーチャレンジゼミの講座

ハッピーチャレンジゼミ

(引用元:ハッピーチャレンジゼミ)

コーヒーコーディネイターは日本創芸学院(日本通信教育振興協会)認定の資格で、創芸グループのハッピーチャレンジゼミの講座を修了すれば、試験は特になく取得することができます。

4冊のテキストとDVD3巻、添削課題が学科と実習それぞれ4回の計8回あるほか、コーヒーを淹れる器材とコーヒー豆も教材として含まれているので、届いたその日から自宅で本格コーヒーを楽しめ、全ての学習をも進められます。

ハッピーチャレンジゼミ

(引用元:ハッピーチャレンジゼミHP)

テキスト4冊で、コーヒーの専門的な知識から、美味しいコーヒーの淹れ方、抽出技術、焙煎など基礎技術と、フードペアリング、カフェの経営についても学びます。

コーヒーコーディネイターの資格は初心者でも確実に資格を取得できる講座で、個人でコーヒーを楽しむだけでなく、コーヒーを提供するお仕事や、カフェの開業を目指す方にも有効な資格です。

JBAバリスタライセンス

JBA

(引用元:日本バリスタ協会HP)

JBAバリスタライセンスは、日本バリスタ協会の定めるカリキュラムを修了し、試験に合格した方だけが与えられます。
日本バリスタ協会は、バリスタという技術を広め、国内でのバリスタの地位向上や、より高品質なコーヒーを提供するために、知識と技術の普及に努めている団体です。

バリスタライセンスはレベルは1から3までありますが、講座受講の資格条件としてコーヒー関連企業に就業しているか、バリスタとして従事している事があげられ、まさにコーヒー業界従事者の為の本格的な資格といえます。

ライセンス取得は、JBA認定校での2日間のスクーリングを修了し、試験に合格後ライセンス登録するまでが基本的な流れとなります。

受講料(税込) 試験料(税込) 受講資格
レベル1 40,700円 18,700円 エスプレッソ抽出経験がある
レベル2 55,000円 22,000円 レベル1のライセンスがある
レベル3 66,000円 27,500円 レベル2のライセンスがある
インストラクターライセンス 220,000円 27,500円 レベル3のライセンスがある

ライセンス登録(16,500円税込)した方には、認定証とライセンスカード、バッジが発行されます。

レベルは数字が大きいほど、より専門的な知識と高度な技術が求められる上位資格です。

基本的に有効なライセンスを持っていることが、ひとつ上のレベルを受講する資格となります。

申し込みは、日本バリスタ協会ホームページから受付けています。

インストラクターライセンスより上には、JBAマエストロというライセンスがあります。

これは個人が望んで得られるものではなく、業界で大きな功績や、卓越した技術などを有していると、選考委員会に認定された方だけが与えられる名誉ある称号です。

JBAバリスタライセンスは、レベル1の費用や講座の受講期間を考えれば、ハードルは高くないように思われますが、基本的にコーヒー業界に既に身を置いている方のための資格なので、個人でコーヒーを楽しみたい方や、カフェ開業を志す方向けの資格ではありません。

すでに、バリスタとしてお仕事をされている方であれば、スキルアップのためにも取得したいライセンスといえます。

CSP(コーヒースキルズプログラム)

SCA

(引用元:COFFEE SKILLS PROGRAMSHP )

CSP(COFFEE SKILLS PROGRAM/コーヒースキルズプログラム)は、世界最大のコーヒー協会であるSCA(スペシャルティコーヒー協会)が実施しているライセンスで、スペシャルティコーヒー業界における世界的な資格制度です。

日本では、バリスタギルド・オブ・ジャパンが主催しています。

カリキュラムは、基本となるINTRODUCTION TO COFFEEからはじまり、その他5つの専門分野の中から興味のある分野を選んで履修します。

  • バリスタモジュール/コーヒーを淹れるための実践的スキルを学ぶ
  • ブリューイングモジュール/様々なコーヒー抽出の方法やコーヒーの濃度の測定などを学ぶ
  • グリーンコーヒーモジュール/コーヒーの栽培やグレーディング、グリーンコーヒーに関わる専門的な知識を学ぶ
  • ロースティングモジュール/焙煎の肯定や欠点豆の識別、ロースティング全般について学ぶ
  • センサリースキルモジュール/コーヒーの味覚評価の本質を実践的、ビジネス的側面から学ぶ

(グリーンコーヒー、ロースティング、センサリースキルは2024年1月時点では開催していませんでした。)

各モジュールは初級5ポイント、中級10ポイント、上級25ポイントの単位制で、100ポイント取得すると認定証とバッチが与えられます。

100ポイント取るためには、講座によって費用は異なりますが、およそ25万ほどの計算になります。

日本の資格の形態とは異なりわかりずらい点もありますが、コーヒー資格の中では唯一の世界基準資格なので、海外でコーヒーの仕事をしてみたいという方におすすめです。

申し込みは、バリスタギルド・オブ・ジャパンのホームページで受け付けています。

Qグレーダー

Qグレーダー

(引用元:日本スペシャリティコーヒー協会)

Qグレーダーは正式名称Licensed Q Graderといい、米国スペシャルコーヒー協会(SCAA)の定める規程でコーヒーを評価できると、CQI(Coffee Quality Institute)が認めた世界共通資格なので、海外でコーヒーのお仕事をする場合にも役立ちます。

コーヒーを淹れるプロがバリスタであるとしたら、Qグレーダーはコーヒー豆を鑑定、評価するプロです。

コーヒー豆を扱う上で必要な専門的知識だけでなく、味覚、嗅覚、コーヒーの成分を科学的、医学的に追究するレベルの高いカリキュラムを、6日間の連続研修で学習します。

8科目19試験で判定される過酷な試験ですが、年2回開催されており、不合格試験のみのリテイクも可能です。

合格率は明記されていませんが、希少な技能資格であり、Qグレーダー資格保持者によれば、2021年1月時点で世界で約4,000人、日本では約300人しかいないといわれています。

資格を持っている方は、カフェを経営する方や、コーヒー豆の工場を経営する方、焙煎士など、コーヒー業界の核をなす職業に従事している方がほとんどです。

コーヒー業界で、世界を舞台に仕事をしたいという方にはぜひおすすめしたい資格といえます。

コーヒーの資格おすすめランキング

数あるコーヒーに関わる資格の中で、目的に応じたレベル別におすすめの資格をご紹介します。
これまでにご紹介した資格を以下の4点で表にまとめました。

  • 受講費用
  • 受験費用・試験の有無
  • 受験資格
  • コーヒー器材がセットになっている
  • 認定証(ディプロマ)やバッチが発行される
資格の種類 受講費用(全て税込) 受験費用(全て税込) 受験資格 器材の有無 認定証
・バッチ
コーヒーインストラクター3級 1,500円
コーヒーインストラクター2級 25,000円 5,000円 なし あり
コーヒーインストラクター1級 40,000円 10,000円 コーヒーインストラクター2級所持 あり
コーヒー鑑定士 40,000円×3教科 10,000円×3教科 コーヒーインストラクター1級所持 あり
UCCおうちdeカフェ 39,000円 あり
UCCドリップマスター 69,000円 課題提出のみ あり あり
UCCコーヒープロフェッショナル 66,000円 5,500円 ベーシックコース受講 あり
コーヒーマイスター 39,000円 あり

受講費用に含まれる

カッピングスプーンのみ あり
コーヒーマイスター中級資格
(SCAJアドバンスド・コーヒーマイスター)
36,600円~42,500円 あり

受講費用に含まれる

コーヒーマイスター取得 カッピングスプーンのみ あり
コーヒーソムリエ 95,000円~115,000円 あり

受講費に含まれる場合あり

あり あり
カーサバリスタ 75,900円(ネット申し込み) あり5,600円 あり あり
コーヒースペシャリスト 38,500円 受講費に含まれる
コーヒープロフェッショナル 49,500円~60,500円 受講費に含まれる

試験のみ可11,000円

あり

(60,500円コースのみ)

あり
コーヒーコーディネイター 64,000円 課題提出のみ あり あり
JBAバリスタライセンスレベル1 40,700円 16,500円 エスプレッソ抽出経験 あり
JBAバリスタライセンスレベル2 55,000円 22,000円 JBAバリスタライセンスレベル1 あり
JBAバリスタライセンスレベル3 66,000円 27,500円 JBAバリスタライセンスレベル2 あり
JBAインストラクターライセンス 220,000円 27,500円 JBAバリスタライセンスレベル3 あり
CSP(COFFEE SKILLS PROGRAM

コーヒースキルズプログラム)

およそ250,000円~ 単位制

試験もあり

コースによって異なる

あり
Qグレーダー およそ300,000円前後 あり

受講料に含まれる

あり

コーヒーの資格には、認定講座があるのが主流ですが、コーヒーソムリエとコーヒースペシャリストは試験のみの受講も可能な資格です。

また、実際に資格を取得したあとお仕事に活かすという場合、認定協会に所属するための登録料、年会費、資格の更新手続きなども必要となる資格もあります。

登録・更新が必要な資格

  • 日本コーヒー商工組合連合会のコーヒーインストラクター2級・1級、コーヒー鑑定士
  • 日本コーヒースペシャリティ協会のコーヒーマイスター、マイスター中級

器材付きが選べる講座の中でも、キャリカレのカーサバリスタ®︎と、諒アーキテクトラーニング・SARAスクールのコーヒーソムリエの講座は、ドリッパーやコーヒーミルだけでなく、エスプレッソやカプチーノが作れるマシンも含まれるコースもあります。

自宅で楽しむコーヒーの資格

自宅でコーヒーを楽しむための、気軽にとれるコーヒーの資格はこちらです。

費用
気軽に学習できる
試験の有無

をポイントにピックアップしました。

資格/講座名 料金(全て税込) 特徴
UCCおうちdeカフェ
ユーキャンUCC匠のコーヒー講座
39,000円
  • 基本的な器材がセットになっている
  • 試験もなくマイペースに学習できる
コーヒースペシャリスト
フォーミーの講座
38,500円
  • 学習期間1ヵ月スマホで手軽に学べる
  • 在宅試験あり
  • 認定証が発行される
コーヒーインストラクター3級 1,500円
  • 企業主催の1DAY セミナー

こちらの3講座は、気軽に自分のペースでコーヒーの基本を学びます。

自分の好きなコーヒーを、自分なりの楽しみ方を見つけて、コーヒーライフに活かすことができるでしょう。

実際に、コーヒーを淹れるための器材も一緒に入手したいという方は、次の項目でピックアップしているこちらの講座もおすすめです。

  • UCC匠のコーヒー講座ドリップマスター
    ユーキャン
  • コーヒーソムリエ
    /諒アーキテクト・SARAスクール諒アーキテクト
  • カーサバリスタ/キャリカレ
  • コーヒープロフェッショナル
    /ラーキャリ
  • コーヒーコーディネーター
    /ハッピーチャレンジゼミ

こちらの5講座には、ドリッパーやコーヒーミル、コーヒー豆なども教材として届きます。なかでも、カーサバリスタ®︎とコーヒーソムリエの講座には、エスプレッソやカプチーノを淹れられるマシンが選べるコースもあります。

ハードルは少々上がりますが、おうちで本格的なコーヒーを楽しむための器材一式をまとめて揃えたいという方には、効率のよい講座です。

仕事に活かすコーヒーの資格

実際にコーヒーに関わるお仕事に活かしたいという方におすすめの資格はこちらです。

認定団体の信頼性
認定証・バッチがもらえる
試験の有無

をポイントにピックアップしました。

資格/講座名 料金(全て税込) 特徴
コーヒーマイスタ 39,000円

 

  • プロのコーヒーマンを目指す第1
  • 認定証とバッチが発行される
コーヒーマイスター中級 36,600円〜42,500円
  • コーヒーマイスターの資格が必要
  • 実習がある
  • 認定証とバッチが発行される
コーヒーインストラクター2級  22,000円
  • 講習会に参加
  • 認定証とバッチが発行される
コーヒーインストラクター1級  37,000円
  • コーヒーインストラクター2級が必要
  • 認定証とバッチが発行される
JBAバリスタライセンスレベル1  40,700円
  • バリスタの登竜門
  • 認定証とバッチが発行される
UCC匠のコーヒー講座ドリップマスター
ユーキャン
69,000円
  • 試験なし添削課題のみ
  • UCCの認定証が発行される
  • 器材が充実している
コーヒーソムリエ
諒アーキテクトラーニングSARAスクール
95,000円〜115,000円・試験のみは11,000円
  • コーヒーソムリエとカフェオーナー経営士の資格がまとめて学習ができる
  • 上位コースは器材が充実している
  • 在宅受験対応
  • 認定証が発行される
カーサバリスタ/キャリカレ 75,900円
  • カーサバリスタとティースペシャリストの資格がまとめて学習できる
  • 在宅受験対応
  • 認定証が発行される
コーヒープロフェッショナル
ラーキャリ
49,500円〜60,500円

試験のみは11,000円

  • 講座を受講せずに試験のみも受けられる
  • 在宅試験
  • 認定証が発行される
コーヒーコーディネーター
ハッピーチャレンジゼミ
64,000円
  • 試試験なし添削課題のみ
  • 認定証が発行される

こちらの10資格は、認定証に発行がありますが、バッチも取得できるのはこちらの5資格です。

  • コーヒーマイスター
  • コーヒーインストラクター2級
  • コーヒーインストラクター1級
  • JBAバリスタライセンスレベル1
  • UCC匠のコーヒー講座ドリップマスター

コーヒーの資格をお仕事に活かすのであれば、コーヒーを取り扱うことがメインの団体のバッチが胸にあることは、コーヒー業界従事者にとってプロの誇りとなります。

カフェ開業を目指す方や、コーヒー業界で身を立てたいと志す方であれば、資格更新のある認定協会の方が、常に最新の知識や情報も共有できるので、実際の経営にも役立つでしょう。

自宅で本格コーヒーを楽しみたい、カフェで働いてみたい、コーヒーで副業にチャレンジしたいという方でしたら、10講座の中でも器材が充実しているこちらの5講座がおすすめです。

  • UCC匠のコーヒー講座ドリップマスター
    ユーキャン
  • コーヒーソムリエ
    /諒アーキテクト・SARAスクール諒アーキテクト
  • カーサバリスタ/キャリカレ
  • コーヒープロフェッショナル
    /ラーキャリ
  • コーヒーコーディネーター
    /ハッピーチャレンジゼミ

教材が届いたその日から、自宅で本格コーヒーを淹れることができます。

世界に通用するコーヒー資格

コーヒーの知識を極め、世界に通用するレベルの資格を取りたいと志す方におすすめの資格はこちらです。

こちらは上記までの資格とは一線を画す資格であることから、

認定団体の信頼性
知識量
世界基準であるか

に注目してピックアップしました。

資格/講座名 料金(全て税込) 特徴
JBAバリスタライセンスレベル3 講座費用66,000円

+受験料27,500円

  • コーヒー業界従事者のための資格
  • ライセンスレベル2保持が受講資格
コーヒー鑑定士 およそ150,000円
  • コーヒー豆を取り扱うプロフェッショナル
  • コーヒーインストラクター1級保持が受講資格

 

CSP(COFFEE SKILLS PROGRAM) およそ250,000円~
  • 世界基準認定のコーヒー資格
  • 単位制でカリキュラムを選択する
Qグレーダー およそ300,000円前後
  • コーヒー豆を取り扱うプロ
  • 世界共通資格
  • 6日間の連続講習を受講する

コーヒー資格の最高峰となる4資格です。

いずれも、本格的にコーヒー業界に本腰を入れてお仕事をする方向けの資格です。

カフェ経営だけでなく、コーヒー豆の企画生産から工場運営、焙煎士など、コーヒー業界を支える人材を目指す方におすすめの難関希少資格です。

JBAバリスタライセンスと、CSPはコーヒーを提供する技術を究めた資格で、コーヒー鑑定士とQグレーダーは、コーヒー豆の段階から生産、品質管理など生産に特化した資格といえます。

コーヒーの資格は独学で取れる?

コーヒーの資格はほとんどが、認定協会の指定する講座を修了することが受験資格となっていますが、受験資格がないコーヒーソムリエと、コーヒープロフェッショナルの資格は、独学でいきなり試験を受けることが可能です。

しかし、独学で学習できるような試験対策テキストがほぼ市販されていないので、初心者の方には独学で学習するのは困難だといえるでしょう。

すでにカフェなどで実務経験があったり、過去コーヒーについての知識と技術を学習したことのある経験者であれば、独学でも十分合格を目指せる資格です。

コーヒーの資格によくある質問

  • コーヒーの資格は実際に使えるの?
  • コーヒーの資格で世界に通用するのはどれ?国家資格はあるの?
  • コーヒーの資格は独学でも取得できる?
  • コーヒーの資格は履歴書に書ける?
  • コーヒーソムリエのおすすめの教材はどれ?
  • コーヒーの資格でバッチがもらえるのはどの資格?

コーヒーの資格は実際に使えるの?

コーヒーの資格はコーヒーを美味しく淹れ方法や、カップ選び、ラテアートなど個人で楽しめる技術を身につけることができます。

個人で普段の生活の中で楽しめるだけでなく、自信を持っておもてなしやカフェでコーヒーを提供するお仕事ができるでしょう。

コーヒーの資格で世界に通用するのはどれ?国家資格はあるの?

CSPとQグレーダーの資格は、世界基準の規定に準じた講座で学び、認定される資格なので、世界に通用する資格です。

その他多くのコーヒーの資格資格は民間資格で、日本国内では企業や技能開発の法人団体により認定されています。

その中でも日本バリスタ協会のJBAバリスタライセンスと、日本スペシャリティコーヒー協会の、コーヒーインストラクターは、日本のコーヒー業界で代表的な協会の認定資格で、世界共通資格ではありませんが、海外でも通用する信頼性の高い資格です。

コーヒーの資格は独学でも取得できる?

コーヒーの資格は、多くは資格を認定する協会の認定講座を修了することで資格取得、もしくは受験資格を得られる形態です。

独学のみで、資格試験を受けられるのはコーヒーソムリエとコーヒープロフェッショナルの資格です。

しかし、試験に向けた学習をするための市販テキストはほとんどなく、初心者が独学のみで合格を目指すのは容易ではありません。

試験の内容はコーヒーの専門的な知識と基本的な技術なので、経験者であれば独学でも合格を目指しやすいといえます。

コーヒーの資格は履歴書に書ける?

コーヒーの資格は胸を張って履歴書に書いて問題ない資格です。

就職でも、アルバイトでもカフェやコーヒーを販売するなどの業種であれは、資格を活かしたお仕事かできるでしょう。

職場によっては、認定証やバッチが役立つこともありますので、認定証やバッチが発行される資格を選ぶとよいでしょう。

コーヒーソムリエのおすすめの教材はどれ?

コーヒーソムリエは独学でも試験を受けられる資格です。

資格対策のテキストというのは、残念ながら販売されていません。

その中でもネットの口コミを調べたところ、「コーヒーの専門的な知識と基本的な技術を学べる」と、コーヒーの資格を取得した方々から高く評価をされていたのがこちらの2冊です。

田口護 コーヒー大全/田口護 3,080円

コーヒーを楽しむ教科書/チュング‐レング トラン セバスチャン・ラシヌー 2,530円

コーヒーソムリエには限らず、コーヒーの知識をより深められ、おすすめの良書です。

また、通信講座の諒アーキテクトラーニングとSARAスクールでは、コーヒーソムリエと、カフェ経営士の資格を取得できるコースがありますので、こちらの教材もおすすめです。

コーヒーの資格でバッチがもらえるのはどの資格?

コーヒーの資格試験に合格、もしくは課題を提出し修了した場合、(資格によっては登録料なども必要となります)認定証や、バッチ(ブローチ)が与えられます。

バッチがもらえる資格はこちらです。

  • コーヒーマイスター
  • コーヒーインストラクター
  • UCCコーヒーアカデミーの資格J
  • BAバリスタライセンス
  • CSP(COFFEE SKILLS PROGRAMコーヒースキルズプログラム)

カフェの店頭でお仕事をされるのに、胸にバッチが光っているのはプロとして誇らしいことです。

コーヒーの販売業に従事される方には、バッチの存在は大きなものとなるでしょう。

コーヒー資格の種類と取得方法!レベル別に13資格をご紹介します:まとめ

ここまで様々なコーヒーの資格を紹介いたしました。

コーヒーの資格と一言にまとめても、たくさんの種類と、資格によってのメリットや講座の特徴など様々です。

個人でコーヒーを楽しむのであれば、気兼ねなく気軽に選んでも問題ありません。

コーヒー業界で働きたい、カフェを開業したいというのであれば、十分な専門的知識や技術も必要となってくるでしょう。

ご自分の目標に最も適したコーヒーの資格を選ぶのに、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

 

コーヒーの初心者で、ご自宅でコーヒーをゆったり楽しみたいという方には

ユーキャンのUCC匠のコーヒー講座おうちdeカフェ

コーヒーの資格をお仕事に活かしたい、カフェで働いてみたいという方には

日本スペシャリティコーヒー協会コーヒーマイスター

コーヒーのプロとしての資格を携えて海外でもお仕事をしてみたいという方には

日本バリスタ協会JBAバリスタライセンス

の資格がおすすめです。(会社名、団体名を選択すると詳細のページに移動します。)

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