1. 登録販売者資格

平成21年度より改正薬事法が施行されます。
改正薬事法では、一般用医薬品を販売する場合、薬剤師や新しく誕生する「登録販売者」の常駐が義務付けられています。
この新制度により、ドラックストアや薬局が既存の営業を行うためには、
「薬剤師」または「登録販売者」を複数名置くことが必要になります。

登録販売者とは

登録販売者ってどんな仕事?どんなことができるの?
そんな疑問を解決!

登録販売者の魅力

登録販売者のメリットや販売できる医薬品などを紹介。

登録販売者になるには

登録販売者にはどうしたらなれるの?
勉強方法などをおしえちゃいます。

登録販売者の資格・試験情報

登録販売者の資格試験、難易度、試験内容をまとめてお届け!

登録販売者とは

登録販売者とは、都道府県の実施する試験に合格した上で、医薬品の販売に従事する店舗の所在地の都道府県に販売従事登録をした人で、医薬品の店舗販売店などにおいて、医薬品リスク区分の第二類および第三類一般用医薬品を販売することが可能です。2009年6月1日より施行されています。
薬剤師は国から付託された資格に基づき、医薬品の製造・調剤・供給において、人々の健康な生活の確保に努めるのに対し、登録販売者は、医薬品リスク区分の第二類および第三類一般用医薬品を販売することが可能な資格です。
①処方箋に基づく薬の調剤
②第1種医薬品が販売
ができますが、登録販売者はできません。
薬剤師数は年々増加していますが、一般用医薬品のみを扱うチェーン展開をしているドラッグストアや薬店等では薬剤師の不足によりお客様への十分な情報提供などができないといったことが問題になっています。
今後、新たな一般用医薬品販売の専門職として「登録販売者」は大きな期待を寄せられています。

登録販売者の魅力

今までドラックストア・薬店では「薬剤師」がいなければ一般医薬品の販売ができませんでしたが、これからは『登録販売者』がいれば一般医薬品の販売が出来るようになります。
今後、薬店・ドラッグストア・スーパーやコンビニなど一般医薬品を販売するお店が増えますので、この資格を持つあなたがますます必要とされます
第2類 医薬品
副作用
リスク分類
まれに入院相当以上の健康被害が生じる可能性がある成分を含むもの
情報提供 積極的な情報提供を必ず行うよう義務付ける。文書を用いることに努める。

第3類 医薬品
副作用
リスク分類
まれに入院相当以上の健康被害が生じる可能性がある成分を含むもの
情報提供 積極的な情報提供を必ず行うよう義務付ける。文書を用いることに努める。
  • 薬剤師がいなくても薬の販売ができる!

  • ドラッグストアや薬局等、さまざまな小売業への就職が有利

  • 個人に対する資格だから独立開業も可能に

  • 現場責任者、店長やエリアマネージャー等の責任のある立場で仕事ができる

  • 収入に資格手当がプラスされる

  • お客様から一目置かれるようになる

登録販売者になるには

登録販売者になるには、知事が実施する登録販売者試験に合格して、販売に従事する店舗の都道府県の登録を受けることが必要です。
試験は厚生労働省から出された「出願の手引き」および、「出願の形式」に基づいて、都道府県により試験問題が作成されます。試験問題・正答・合格率および合格者受験ナンバーは公表されることになっています。
出題内容は、これまでの薬種商試験とはまったく別の内容であり、「出題の手引き」に基づいて学習し受験しなければなりません

登録販売者の資格・資格情報

■試験概要
[受験資格]
(1) 旧大学令(大正7年勅令第388号)に基づく大学及び旧専門学校令(明治36年勅令第61号)に基づく専門学校において薬学に関する専門の課程を修了した者
(2) 平成18年3月31日以前に学校教育法(昭和22年法律第26号)に基づく大学(短期大学を除く。)に入学し、当該大学において薬学の正規の課程を修めて卒業した者
(3) 学校教育法に基づく高等学校若しくは旧中等学校令(昭和18年勅令第36条)に基づく旧制中学又はこれと同等以上の学校(各種学校及び専修学校は該当しません。)を卒業した者であって、1年以上薬局又は一般販売業(卸売一般販売業を除く。)、薬種商販売業、配置販売業、若しくは店舗販売業で一般用医薬品の販売等に関する実務に従事した者
(4) 4年以上薬局又は一般販売業(卸売一般販売業を除く。)、薬種商販売業、配置販売業、若しくは店舗販売業で一般用医薬品の販売等に関する実務に従事した者
(5) (1)から(4)に掲げる者と同等以上の知識経験を有すると都道府県知事が認めた者 以下のa、bが該当します。
a 外国薬学校卒業者
b 高等学校卒業程度認定試験の合格者であって、1年以上薬局又は一般販売業(卸売一般販売業を除く。)、薬種商販売業、配置販売業、若しくは店舗販売業で一般用医薬品の販売等に関する実務に従事した者

[試験日]年1回 ※受験する都道府県によって異なります。
[受験費用]※受験する都道府県によって異なります。
[お問合せ]※受験する都道府県に確認ください。
試験項目 出題数 時間
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 20 40分
第2章 人体の働きと医薬品 20 40分
第3章 主な医薬品とその作用 20 80分
第4章 薬事関係法規・制度 20 40分
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 20 40分
合計 120 240分

【厚生労働省から示された試験内容】

●出題範囲と試験問題・時間(上表)

●合格点は全体の70%程度
(ただし、各項目のどれかが30%~35%以下の場合、足切りとなり、不合格となる予定)

●出題の手引き・・・
厚生労働省より出された「手引き」1章から5章まで約250ページを越える手引きの内容から出題される。

●出題形式の手引き・・・
厚生労働省より大学入試のためのセンター試験や国家試験などで用いられるような試験形式、6パターンが示されている。

●マークシート記入方式または用紙記入方式のいずれかで解答。

写真提供:三幸医療カレッジ